JP3622459B2 - 電磁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気機器のカレントトランスやノイズフィルタなどに用いられるリング状コアを有する電磁装置に関し、とくにリング状コアの表面に電気絶縁性樹脂をコーティングした絶縁膜を有する電磁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
表面にエポキシ樹脂等の電気絶縁樹脂の絶縁膜をコーティングしてなるフェライトを用いたリング状コアはボビン等を用いずに巻線できることから、小型化の要望に適したものといえる(たとえば特開平3−12906 号) 。
その製造方法は、図11および図12に示すように、リング状フェライトコア50を加熱後、絶縁樹脂の粉体中に通し、リング状フェライトコア50の熱により絶縁樹脂の粉体を表面に付着させ、絶縁膜53を形成している。
【0003】
この場合、リング状フェライトコア50の外周部51と内周部52では、内周部52の方が熱がたまりやすく、放熱性の違いにより、加熱後の熱保存性の高い内周部52の膜53aの方が外周部51の膜53bよりも膜厚が厚くなる。逆に、外周部51の膜53bは内周部52の膜53aに対し膜厚が薄くなる。とくにこの傾向は、カレントトランスなどに用いられるような小型のものになれば、当然リング状フェライトコア50の内径が小さくなるので強く現れる。
【0004】
また、絶縁膜53のリング状フェライトコア50等へのコーティングは、リング状フェライトコア50のコーナ部の膜厚が最も薄くなることはよく知られている。
もちろん、絶縁樹脂のコーティングはリング状フェライトコア50とそれに巻回されるコイル等の充電部との絶縁を目的として成されるが、その絶縁性能(レベル)はコーティング膜厚によって決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようにリング状フェライトコア50の外周部51と内周部52により形成される膜厚が異なれば、以下のような問題点が生じる。
絶縁膜53が必要な絶縁性能を有するためには、膜厚が薄くなる外周部51とくにそのコーナ部となる外周エッジ部51aの膜厚を必要な厚みとすることが必要となる。このとき、内周部52は必要以上の膜厚を形成してしまうことになり、そのために内径が小さくなり、コイル巻数の作業性の劣化や、複数の巻線が成される場合に線間距離の不足といった問題が生じる。この問題は、小型なもの程大きくなる。また当然、絶縁樹脂量の増大に伴い、材料費がアップする。
【0006】
逆に、形状が小型なものについては、内径を確保するために内周部52の樹脂厚みを極力抑制するため、外周部51、特にコーナ部の膜厚が薄くなり、絶縁性能が確保できない問題となる。
従来例に示したように、十分な絶縁性能の確保と磁気性能の劣化の防止を目的として、二重コーティングを実施することは、上記したように小型形状のものには内径を小さくするので適さない。またコーティング作業が2回かかるといった問題もある。
【0007】
したがって、この発明の目的は、リング状コアの外周部と内周部のコーティング膜厚の最小部分の差異を極力抑制できる電磁装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電磁装置は、断面角形の略リング状コアに熱的処理により樹脂をコーティングして表面に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜の表面にコイルを巻回してなる電磁装置において、前記略リング状コアの内周エッジ部よりも外周エッジ部を大きな面で面取りしていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項1記載の電磁装置によれば、略リング状コアの外周エッジ部を内周エッジ部よりも大きな面で面取りしているので、絶縁膜のとくに薄くなりがちな外周エッジ部の膜厚と内周エッジ部のコーティング膜厚の差異を極力抑制でき、内外周部の膜厚の均一化が図れ、小型のリング状コアにとくに有効である。また内周エッジ部にもCカット面または曲面等の面取りを設けることにより、コイル巻線時のストレスによる絶縁樹脂の劣化(薄化)やコイルへの傷等を防止できる。そのため電気絶縁樹脂の絶縁膜をコーティングしてなる略リング状コアの外周エッジ部の膜厚確保のために、二重コーティング等を必要とせず工程の簡略化が図れ、他の部分とくに内周部が必要以上の樹脂膜厚になることを防止できる。また内周部の樹脂膜厚が必要以上に付着しないことにより樹脂材料費を低減でき、仕上がり内径の縮小を防止できることにより、コイル巻線の作業性の劣化を防止でき、複数のコイルの巻線時のコイル間距離の確保も可能となり、コア形状の大型化を防止できる。
【0010】
請求項2記載の電磁装置は、略リング状コアに熱的処理により樹脂をコーティングして表面に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜の表面にコイルを巻回してなる電磁装置において、前記略リング状コアの内周部は、前記内周部と外周部の放熱性がほぼ同等になるように放熱用突出部を設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の電磁装置によれば、放熱用突出部を設けたため、内周部の放熱製の向上により、内周部と外周部の放熱の差異を抑制でき、内外周の絶縁膜の膜厚を均一化できる。その他請求項1と同様な効果がある。
【0011】
請求項3記載の電磁装置は、請求項2において、前記放熱用突出部が前記略リング状コアの周方向に複数形成され、前記放熱用突出部間の凹所をコイル巻線の配置部としたものである。
請求項3記載の電磁装置によれば、請求項2と同様な効果のほか、放熱用突出部によりコイルの位置を固定することができる。
【0012】
請求項4記載の電磁装置は、請求項2において、前記放熱用突出部が前記略リング状コアに巻かれる複数のコイル間の間隔を維持するものである。
請求項4記載の電磁装置によれば、請求項2と同様な効果のほか、複数のコイルの位置決めとなり、コイル間の絶縁間隔を確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1および図2により説明する。すなわち、この電磁装置は、断面角形の略リング状コア1に熱的処理により電気絶縁樹脂の絶縁膜4をコーティングし、絶縁膜4の表面にコイル(図示せず)を巻回してなるものである。
【0014】
略リング状コア1は、内周面2の内周エッジ部2a,2bよりも外周エッジ部3a,3bを大きな面でたとえばCカット面により面取りしている。
絶縁膜4のコーティング方法は、略リング状フェライトコア1を加熱後、電気絶縁樹脂たとえばエポキシ等の粉体中に通して、略リング状フェライトコア1の熱により粉体を付着させ、略リング状フェライトコア1の表面にコーティングし樹脂製の絶縁膜4を形成するものである。ここで、内外周の各エッジ部2a,2b,3a,3bの放熱性あるいはコーティング膜厚寸法を考慮して、外周部のコーナ部3a,3bのCカット面と内周エッジ部2a,2bのCカット面の比率を決定すると、内外周エッジ部2a,2b,3a,3bの膜厚の均一化を図ることができる。また内周面2の内周エッジ部2a,2bと外周面3の外周エッジ部3a,3bの放熱性がほぼ同等となるように面取りすると、膜厚の均一化がより一層向上する。
【0015】
第1の実施の形態によれば、略リング状コア1の外周エッジ部3a、3bを内周エッジ部2a、2bよりも大きな面で面取りしているので、絶縁膜4のとくに薄くなりがちな外周エッジ部3a、3bの膜厚と内周エッジ部2a、2bのコーティング膜厚の差異を極力抑制でき、内外周部の膜厚の均一化が図れ、小型のリング状コアにとくに有効である。また内周エッジ部2a、2bにもCカット面または曲面等の面取りを設けることにより、コイル巻線時のストレスによる絶縁樹脂の劣化(薄化)やコイルへの傷等を防止できる。そのため電気絶縁樹脂の絶縁膜をコーティングしてなる略リング状コア1の外周エッジ部3a、3bの膜厚確保のために、二重コーティング等を必要とせず工程の簡略化が図れ、他の部分とくに内周部2が必要以上の樹脂膜厚になることを防止できる。また内周部2の樹脂膜厚が必要以上に付着しないことにより樹脂材料費を低減でき、仕上がり内径の縮小を防止できることにより、コイル巻線の作業性の劣化を防止でき、複数のコイルの巻線時のコイル間距離の確保も可能となり、コア形状の大型化を防止できる。
【0016】
なお、内周エッジ部2a、2bおよび外周エッジ部3a、3bの面取りは、R面すなわち曲面により形成し、R面の半径を外周エッジ部3a、3b側が大となるように形成してもよい。
この発明の第2の実施の形態を図3により説明する。すなわち、第1の実施の形態ではフェライトコアを用いたリング状コア1について述べたが、図3(b)に示す箔帯5を巻回してなるトロイダル構造の磁心でも第1の実施の形態と同様のコア形状とすることにより、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。箔帯5を図3(a)に示すように巻回しトロイダル磁心を形成する場合、図3(b)に示すようにトロイダルの外周部(巻終側)7の幅を内周部(巻始側)6の幅よりも小さく、除々に幅を大きし中間部8の幅に近づける構造の箔帯5とする。これにより、形成されたトロイダル磁心すなわち略リング状コア1は、図3(c)に示すように外周エッジ部7a、7bの面取りの表面積が内周エッジ部6a、6bの面取りの表面積よりも大きくなる。
【0017】
もちろん、膜厚の均一化を実施するためには、トロイダル形状を考慮し、箔帯5の幅の増加度合いを選定すれば可能となる。
この発明の第3の実施の形態を図4および図5により説明する。すなわち、この電磁装置は、たとえば断面角形の略リング状コア1に熱的処理により樹脂をコーティングして表面に絶縁膜4を形成し、絶縁膜4の表面にコイル9を巻回してなるものである。フェライトコアを用いたリング状コア1の内周部1aは、内周部1aと外周部1bの放熱性がほぼ同等になるように放熱用突出部11を設けている。この放熱用突出部11は周方向に複数形成され、実施の形態では略波状の凹凸を設けている。また放熱用突出部11間の凹所12をコイル9の配置部となすように凹所12にコイル巻線を位置させて巻線している。
【0018】
電気絶縁樹脂を熱的方法によりコーティングしたとき、内外周のコーティング膜厚4a、4bは、リング状コア1の内外周の放熱性が同等であるためほぼ等しくなる。また内周部1aに形成された凹凸に沿って凹所12を通るようにコイル9を巻回し、コイル9の均等な位置に巻回する均等巻きを達成できる。
なお内周部1aの構造決定は、内外周部の放熱性を考慮して成されている。
【0019】
第3の実施の形態によれば、電気絶縁樹脂の絶縁膜4をコーティングしてなるリング状コア1の外周部1bおよび内周部1aの膜厚が同等寸法となるため外周部1bの膜厚確保のために、内周部1aの膜厚が必要以上に付着しないことにより、樹脂材料費の低減、および仕上がり内径の縮小を防止でき、コイル巻線の作業性の劣化を防止することができる。また前記したように巻回されるコイル9の均一巻線が可能である。その他、第1の実施の形態と同様な効果がある。
【0020】
この発明の第4の実施の形態を図6により説明する。すなわち、この電磁装置は、第3の実施の形態において、たとえば1次巻線および2次巻線からなる複数のコイル9、10を巻回したものであり、複数のコイル9、10の巻線時のコイル9、10間の距離の確保が可能となるほか、その他は第3の実施の形態と同様である。
【0021】
この発明の第5の実施の形態を図7により説明する。すなわち、この電磁装置は、第3の実施の形態および第4の実施の形態において、内周部1aに形成された複数の放熱用突出部11からなる凹凸の各コーナ部13、14を面取りしている。面取りは曲面にして丸みを持たせたり、平面でカットしてもよい。
この発明の第6の実施の形態を図8により説明する。すなわち、この電磁装置は、フェライト製の略リング状コア1の内周部15aと外周部15bの放熱性が同等となるように略リング状コア1を軸方向に切断したときの内周部15aの破断面が略波状になるように凹凸を設けている。電気絶縁樹脂の絶縁膜4を第1の実施の形態と同様な熱的方法によりコーティングしたとき、内外周のコーティング膜4a,4bの膜厚は、略リング状コア1の放熱性が同等であるためほぼ等しくなる。
【0022】
その他、第3の実施の形態と同様な効果がある。
この発明の第7の実施の形態を図9により説明する。すなわち、この電磁装置は、第3の実施の形態において、放熱用突出部11aが略リング状コア1に巻かれる複数のコイル9、10、15間の間隔をも維持するものである。フェライト製の略リング状コア1の内周部1aと外周部1bの放熱性が同等となるように内周部1aに複数のコイル9、10、15の本数分(図では3次巻線)だけ放熱用突出部11aを設けている。電気絶縁樹脂2を熱的方法によりコーティングしたとき、内外周の絶縁膜4のコーティング膜厚4a,4bは略リング状コア1の放熱性が同等であるためほぼ等しくなる。
【0023】
これにより、内周部4aの放熱用突出部11aにより形成された3箇所の凹部11bに、3本のコイル9、10、15を巻回し、コイル9、10、15の位置を固定し、コイル9、10、15間の距離を確保することができる。
その他、第3の実施の形態と同様な効果がある。
この発明の第8の実施の形態を図10により説明する。すなわち、この電磁装置は、第7の実施の形態において、コイル9、10、15が巻回される内周部1bの凹部11bにさらに凹凸16を設けている。この凹凸16を有するリング状コア1に絶縁膜4をコーティングしたものも放熱用突出部としての第3の実施の形態と同様な作用効果がある。その他、第7の実施の形態と同様である。
【0024】
【発明の効果】
請求項1記載の電磁装置によれば、略リング状コアの外周エッジ部を内周エッジ部よりも大きな面で面取りしているので、絶縁膜のとくに薄くなりがちな外周エッジ部の膜厚と内周エッジ部のコーティング膜厚の差異を極力抑制でき、内外周部の膜厚の均一化が図れ、小型のリング状コアにとくに有効である。また内周エッジ部にもCカット面または曲面等の面取りを設けることにより、コイル巻線時のストレスによる絶縁樹脂の劣化(薄化)やコイルへの傷等を防止できる。そのため電気絶縁樹脂の絶縁膜をコーティングしてなる略リング状コアの外周エッジ部の膜厚確保のために、二重コーティング等を必要とせず工程の簡略化が図れ、他の部分とくに内周部が必要以上の樹脂膜厚になることを防止できる。また内周部の樹脂膜厚が必要以上に付着しないことにより樹脂材料費を低減でき、仕上がり内径の縮小を防止できることにより、コイル巻線の作業性の劣化を防止でき、複数のコイルの巻線時のコイル間距離の確保も可能となり、コア形状の大型化を防止できる。
【0025】
請求項2記載の電磁装置によれば、放熱用突出部を設けたため、内周部の放熱製の向上により、内周部と外周部の放熱の差異を抑制でき、内外周の絶縁膜の膜厚を均一化できる。その他請求項1と同様な効果がある。
請求項3記載の電磁装置によれば、請求項2と同様な効果のほか、放熱用突出部によりコイルの位置を固定することができる。
【0026】
請求項4記載の電磁装置によれば、請求項2と同様な効果のほか、複数のコイルの位置決めとなり、コイル間の絶縁間隔を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の部分断面図である。
【図2】略リング状コアの外観斜視図である。
【図3】第2の実施の形態を示し、(a)はコアとなる箔心をリング状に巻いた状態の斜視図、(b)は箔心を展開した状態の中央破断平面図、(c)は略リング状コアに絶縁膜をコーティングした状態の部分断面図である。
【図4】第3の実施の形態の略リング状コアの平面図である。
【図5】略リング状コアの絶縁膜上にコイルを巻いた状態の平面図である。
【図6】第4の実施の形態の平面図である。
【図7】第5の実施の形態の略リング状コアの内周面の凹凸を示す部分拡大図である。
【図8】第6の実施の形態の略リング状コアの断面図である。
【図9】第7の実施の形態を示し、(a)は略リング状コアの平面図、(b)は略リング状コアの絶縁膜上にコイルを巻回した状態の平面図である。
【図10】第8の実施の形態の平面図である。
【図11】従来例の一部破断斜視図である。
【図12】(a)は従来例の軸方向と直交する切断面で切断した横断面図、(b)は軸方向に切断した部分断面図である。
【符号の説明】
1 略リング状コア
1a 内周部
1b 外周部
2 内周部
2a、2b 内周エッジ部
3 外周部
3a、3b 外周エッジ部
4 絶縁膜
5 箔帯
6 内周部
6a、6b 内周エッジ部
7 外周部
7a、7b 外周エッジ部
9 コイル
10 コイル
11 放熱用突出部
11a 放熱用突出部

Claims (4)

  1. 断面角形の略リング状コアに熱的処理により樹脂をコーティングして表面に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜の表面にコイルを巻回してなる電磁装置において、前記略リング状コアの内周エッジ部よりも外周エッジ部を大きな面で面取りしていることを特徴とする電磁装置。
  2. 略リング状コアに熱的処理により樹脂をコーティングして表面に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜の表面にコイルを巻回してなる電磁装置において、前記略リング状コアの内周部は、前記内周部と外周部の放熱性がほぼ同等になるように放熱用突出部を設けたことを特徴とする電磁装置。
  3. 前記放熱用突出部が前記略リング状コアの周方向に複数形成され、前記放熱用突出部間の凹所をコイル巻線の配置部とした請求項2記載の電磁装置。
  4. 前記放熱用突出部は前記略リング状コアに巻かれる複数のコイル間の間隔を維持する請求項2記載の電磁装置。
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