JPH0312906A - フェライトコア - Google Patents
フェライトコアInfo
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- JPH0312906A JPH0312906A JP1149135A JP14913589A JPH0312906A JP H0312906 A JPH0312906 A JP H0312906A JP 1149135 A JP1149135 A JP 1149135A JP 14913589 A JP14913589 A JP 14913589A JP H0312906 A JPH0312906 A JP H0312906A
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- Japan
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- resin
- ferrite core
- outer layer
- enriched
- resins
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は表面に絶縁コーティングを施したフェライトコ
アに関するものである。コーティング層は二重構造をな
し、内側は弾力性に富む樹脂からなり、外側は電気絶縁
性に富む樹脂からなる。この技術は、特にＭｎ−Ｚｎ（
マンガン亜鉛）系フェライト等、表面抵抗の低い材質を
使用するコアの表面処理に有用である。
アに関するものである。コーティング層は二重構造をな
し、内側は弾力性に富む樹脂からなり、外側は電気絶縁
性に富む樹脂からなる。この技術は、特にＭｎ−Ｚｎ（
マンガン亜鉛）系フェライト等、表面抵抗の低い材質を
使用するコアの表面処理に有用である。
［従来の技術］
特にＭｎ−Ｚｎ系フェライトのように表面抵抗が低い材
質のフェライトコアに直接巻線するような場合には、電
気絶縁性を確保するためコア本体の表面を樹脂でコーテ
ィングすることが行われている。従来技術では、フェラ
イトコア本体の表面にエポキシ樹脂の１層コーティング
を施していた。
質のフェライトコアに直接巻線するような場合には、電
気絶縁性を確保するためコア本体の表面を樹脂でコーテ
ィングすることが行われている。従来技術では、フェラ
イトコア本体の表面にエポキシ樹脂の１層コーティング
を施していた。
［発明が解決しようとする課題］
フェライトコアにエポキシ樹脂をコーティングする場合
、樹脂を塗布した後、キュア処理を行う。この時、エポ
キシ樹脂が収縮してフェライトコアに応力を与え、その
磁気特性を劣化させることが生じる。またエポキシ樹脂
の収縮によってコーティング層にひび割れが生し、フェ
ライトコアが露出してコイル線材の被覆剥がれが起きる
こともあり、絶縁の意味をなさなくなることがあった。
、樹脂を塗布した後、キュア処理を行う。この時、エポ
キシ樹脂が収縮してフェライトコアに応力を与え、その
磁気特性を劣化させることが生じる。またエポキシ樹脂
の収縮によってコーティング層にひび割れが生し、フェ
ライトコアが露出してコイル線材の被覆剥がれが起きる
こともあり、絶縁の意味をなさなくなることがあった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、キュア処理の際の樹脂の収縮によるコアへの応力を緩
和し、磁気特性の低下を防くとともに、コーティングの
ひび割れや、コイル線材の被覆剥がれが生しないように
した信頼性の高いフェライトコアを提供することにある
。
、キュア処理の際の樹脂の収縮によるコアへの応力を緩
和し、磁気特性の低下を防くとともに、コーティングの
ひび割れや、コイル線材の被覆剥がれが生しないように
した信頼性の高いフェライトコアを提供することにある
。
［課題を解決するための手段］
上記のような目的を達成できる本発明は、フェライトコ
ア本体の表面を、弾力性に富む樹脂からなる内側層と、
電気絶縁性に富む樹脂からなる外側層とによって二重に
コーティングしてなるフェライトコアである。
ア本体の表面を、弾力性に富む樹脂からなる内側層と、
電気絶縁性に富む樹脂からなる外側層とによって二重に
コーティングしてなるフェライトコアである。
［作用］
電気絶縁性に富む樹脂は、−船釣に硬質でありキュア処
理の際に収縮が大きく、大きな力を及ぼす。本発明では
内側層の樹脂の弾力性により、外側層の樹脂が収縮した
時の応力が吸収される。このため外側層のひび割れを防
止でき、その上に施すコイル線材を傷付けることはない
。
理の際に収縮が大きく、大きな力を及ぼす。本発明では
内側層の樹脂の弾力性により、外側層の樹脂が収縮した
時の応力が吸収される。このため外側層のひび割れを防
止でき、その上に施すコイル線材を傷付けることはない
。
またフェライトコア本体に加わる応力も緩和され磁気特
性の低下が抑えられる。
性の低下が抑えられる。
［実施例］
第１図は本発明に係るフェライトコアの一実施例を示す
一部破断斜視図であり、第２図はその■部分の拡大断面
図である。この実施例は本発明をリングコアに適用した
ものである。
一部破断斜視図であり、第２図はその■部分の拡大断面
図である。この実施例は本発明をリングコアに適用した
ものである。
リング状をなすフェライトコア本体１０の表面が、弾力
性に富む樹脂からなる内側層１２と電気絶縁性に富む樹
脂からなる外側層１４とで二重にコーティングされる。
性に富む樹脂からなる内側層１２と電気絶縁性に富む樹
脂からなる外側層１４とで二重にコーティングされる。
弾力性に富む樹脂としては、例えばトリテトラフルオロ
エチレン樹脂９０％とエポキシ樹脂１０％との混合物が
好適である。電気絶縁性に富む樹脂としては、エポキシ
樹脂あるいはポリパラキシリレン樹脂（高分子真空蒸着
膜）などが好適である。
エチレン樹脂９０％とエポキシ樹脂１０％との混合物が
好適である。電気絶縁性に富む樹脂としては、エポキシ
樹脂あるいはポリパラキシリレン樹脂（高分子真空蒸着
膜）などが好適である。
フェライトコアの材質は特に制限はない。表面に直接巻
線を施す場合に、十分な電気絶縁性を確保するため絶縁
コートを行っている材料、例えばＭ ｎ −Ｚ ｎ系な
どに適用すると効果が大きい。コアの形状についても特
に制限はない。
線を施す場合に、十分な電気絶縁性を確保するため絶縁
コートを行っている材料、例えばＭ ｎ −Ｚ ｎ系な
どに適用すると効果が大きい。コアの形状についても特
に制限はない。
上記リングコアの他、ドラムコアなど任意の形状のもの
に適用できる。本発明は、コア表面全体にコーティング
を施さずに、巻線に関係した個所など、必要な個所のみ
部分的にコーティングするような場合にも適用できる。
に適用できる。本発明は、コア表面全体にコーティング
を施さずに、巻線に関係した個所など、必要な個所のみ
部分的にコーティングするような場合にも適用できる。
［発明の効果］
本発明は上記のようにフェライトコア本体の表面に弾力
性のある内側層と電気絶縁性のある外側層を設けたから
、樹脂のキュア処理の際に収縮が生じても内側層で緩和
されるため、外側層にひび割れ等が生じることはなく、
またフェライトコア本体に過大な応力が加わることもな
い。
性のある内側層と電気絶縁性のある外側層を設けたから
、樹脂のキュア処理の際に収縮が生じても内側層で緩和
されるため、外側層にひび割れ等が生じることはなく、
またフェライトコア本体に過大な応力が加わることもな
い。
このためフェライトコアへの応力による磁気特性の劣化
（透磁率の減少や損失の増大など）を防止できる。また
外側層によって電気絶縁性は十分確保され、外側層の破
損がないため、コイル線材に被覆剥がれなどが生じず、
信頼性が向上する。
（透磁率の減少や損失の増大など）を防止できる。また
外側層によって電気絶縁性は十分確保され、外側層の破
損がないため、コイル線材に被覆剥がれなどが生じず、
信頼性が向上する。
第１図は本発明に係るフェライトコアの一実施例を示す
一部破断斜視図、第２図はその■部分の拡大断面図であ
る。 １０・・・フェライトコア本体、１２・・・内側層、１
４・・・外側層。 代 理 人 茂 見 穣 第 ２図 ０ ３７一
一部破断斜視図、第２図はその■部分の拡大断面図であ
る。 １０・・・フェライトコア本体、１２・・・内側層、１
４・・・外側層。 代 理 人 茂 見 穣 第 ２図 ０ ３７一
Claims (1)
- １． フェライトコア本体の表面を、弾力性に富む樹脂
からなる内側層と、電気絶縁性に富む樹脂からなる外側
層とでコーティングしたことを特徴とするフェライトコ
ア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1149135A JPH0312906A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | フェライトコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1149135A JPH0312906A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | フェライトコア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312906A true JPH0312906A (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=15468511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1149135A Pending JPH0312906A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | フェライトコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0312906A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06151203A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-31 | Sanken Electric Co Ltd | コイル装置 |
| JPH11162745A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置 |
| WO2002023563A2 (en) * | 2000-09-13 | 2002-03-21 | Pulse Engineering | Advanced electronic microminiature coil and method of manufacturing |
| US8237532B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-08-07 | Sanken Electric Co., Ltd. | Electronic circuit device |
| JP2021158161A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 零相変流器 |
| JP2022545704A (ja) * | 2020-02-04 | 2022-10-28 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびこれを含む電池パック |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1149135A patent/JPH0312906A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06151203A (ja) * | 1992-11-06 | 1994-05-31 | Sanken Electric Co Ltd | コイル装置 |
| JPH11162745A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 電磁装置 |
| WO2002023563A2 (en) * | 2000-09-13 | 2002-03-21 | Pulse Engineering | Advanced electronic microminiature coil and method of manufacturing |
| WO2002023563A3 (en) * | 2000-09-13 | 2002-08-15 | Pulse Engineering | Advanced electronic microminiature coil and method of manufacturing |
| US6642827B1 (en) | 2000-09-13 | 2003-11-04 | Pulse Engineering | Advanced electronic microminiature coil and method of manufacturing |
| US8237532B2 (en) | 2008-12-11 | 2012-08-07 | Sanken Electric Co., Ltd. | Electronic circuit device |
| JP2022545704A (ja) * | 2020-02-04 | 2022-10-28 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびこれを含む電池パック |
| JP2021158161A (ja) * | 2020-03-25 | 2021-10-07 | 三菱電機株式会社 | 零相変流器 |
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