JP2009112141A - 回転機の固定子 - Google Patents

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Tatsuya Imai
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Abstract

【課題】固定子巻線の占積率を向上させ、回転機の出力トルク性能を改善することが可能な回転機の固定子を提供する。
【解決手段】固定子巻線を巻き付ける絶縁ボビンのコイル巻き付け部10の形状として、固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部11と固定子巻線の巻き付けスロットを形成するスロット側面部12とを接続するためのコーナ部13の形状を、コイルエンド部11からスロット側面部12に向かって、半径を段階的に変化させた複数の円弧間を互いに滑らかに接続した曲面形状とする。例えば、コーナ部13のコイルエンド部11に近い位置には、半径が小さい円弧r1を、スロット側面部12に近い位置には、半径が大きい円弧r2を形成し、両者の間を滑らかな曲面でつなぎ合わせる。あるいは、コーナ部13の形状を、連続的に半径が変化する場合に相当する楕円形状を用いた曲面形状としても良い。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転機の固定子に関し、特に、固定子巻線を巻装するために回転機の固定子鉄心上に嵌め込まれる絶縁ボビンの形状に関する。
回転機は、ケース内に固定された固定子と、回転軸に回動自在に取り付けられた円柱形状の回転子とから構成されている。固定子は、円筒形状の固定子鉄心と固定子巻線とからなり、固定子鉄心を構成するティース部(極歯部)に絶縁ボビンが嵌め込まれて、固定子巻線は、該絶縁ボビンを介してティース部に巻装されるように構成される。
ここで、絶縁ボビンは、断面矩形形状のティース部に嵌め込まれる矩形枠体のコイル巻き付け部と、該コイル巻き付け部の内周縁と外周縁とに沿って一体的に設けられた内側鍔部と外側鍔部とからなっており、矩形枠体のコイル巻き付け部は、固定子巻線を絶縁して巻き付けるための巻き付けスロットを形成するスロット側面部と固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部とが接続されるコーナ部を有している。このコーナ部においては、固定子巻線が巻装される際の張力によって、絶縁ボビンと固定子巻線とが強く接触してしまって、固定子巻線の絶縁被膜が損傷したり、固定子巻線の押圧による絶縁ボビンの損傷(圧縮窪み)が生じたりする。この結果、固定子巻線の絶縁不良や、着磁工程においてかかる大きな応力により絶縁ボビンの損傷箇所を起点とした内側鍔部の折損が生じる。
また、絶縁ボビンのスロット側面部は、一般に肉厚を薄く形成しているため、モールド加工時の離型が難しく、コーナ部においてクラックが発生して、絶縁ボビンの絶縁不良が生じ易い。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1の特許第3679305号公報「冷媒圧縮機」では、直巻き方式における絶縁ボビンのコイル巻き付け部のコーナ部に対して固定子巻線の屈曲による応力がかかることを緩和するために、コイル巻き付け部のコーナ部に固定子巻線の線径の(1/2)以上でかつ4倍以下の円弧形状による面取り加工を施すという提案がなされている。かくのごとき面取り加工を施すことにより、固定子巻線の絶縁被膜や絶縁ボビンの損傷が改善され、絶縁不良や着磁時の絶縁ボビンの折損を防止することができるものとしている。
特許第3679305号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のように、絶縁ボビンのコイル巻き付け部のコーナ部に対して固定子巻線の線径の(1/2)以上でかつ4倍以下の円弧形状の面取り加工を施した場合であっても、単純な1個の円弧形状のみによって面取り加工を施したコーナ部としているため、面取り加工を施したコーナ部にて固定子巻線を折り曲げて巻き付ける際に、固定子巻線の反力によって、固定子巻線の巻き付けスロットを形成するスロット側面部や、固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部において、絶縁ボビンと固定子巻線との間に、いわゆる「巻き太り」と称する空隙が生じてしまう。「巻き太り」として生じた該空隙は、熱伝導率が低いため、固定子巻線で発熱した熱が放熱されず、そのまま、固定子巻線内に残ってしまう。このため、固定子巻線の占積率を向上させることができず、回転機の出力トルク性能が悪化してしまうという問題がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、絶縁ボビンと固定子巻線との間の空隙の発生を防止し、固定子巻線内の発熱を抑えることによって、固定子巻線の占積率を向上させ、回転機の出力トルク性能を改善することが可能な回転機の固定子を提供することを、その目的としている。
本発明は、前述の課題を解決するために、絶縁ボビンのコーナ部の形状を、コイルエンド部からスロット側面部に向かって、半径を段階的に変化させた複数の円弧間を互いに滑らかに接続してなる曲面形状とすることを特徴としている。
本発明の回転機の固定子によれば、絶縁ボビンのコーナ部の形状を、コイルエンド部からスロット側面部に向かって、半径を段階的に変化させた複数の円弧間を互いに滑らかに接続してなる曲面形状としているので、固定子巻線と絶縁ボビンとの間に、いわゆる「巻き太り」による空隙が生じる可能性を低減することができ、而して、熱抵抗を低下させて、固定子巻線の発熱を抑えることにより、固定子巻線の占積率(収容体積)を向上させ、回転機の出力トルク性能を改善することができる。
以下に、本発明による回転機の固定子の最良の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用する回転機は、ケース内に固定された固定子と、該固定子の内側に、所定の間隙を介して配置され、回転軸により回転する円柱形状の回転子と、から構成されている。固定子は、円筒形状の固定子鉄心と固定子巻線とから構成されており、一般に、固定子鉄心を構成するティース部(極歯部)に絶縁ボビンが嵌め込まれて、固定子巻線は、直巻き方式として、該絶縁ボビンを介してティース部に巻装されるように構成されている。
ここで、本発明による回転機の固定子に適用される絶縁ボビンは、図1に示すような構造からなっている。図5は、本発明による回転機の固定子に適用される絶縁ボビンの上半分の構造の一例を示す斜視図である。
図5に示すように、絶縁ボビンは、固定子巻線を巻装するコイル巻き付け部10、固定子(ステータ)の内周縁に沿ってコイル巻き付け部10に取り付けられる内側鍔部20、固定子(ステータ)の外周縁に沿ってコイル巻き付け部10に取り付けられる外側鍔部30から構成されている。コイル巻き付け部10は、その下面が固定子鉄心を構成する断面矩形状のティース部(極歯部)に嵌め込まれる矩形枠体の形状とされている。
また、コイル巻き付け部10は、固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部11、固定子巻線の巻き付けスロットを形成するスロット側面部12、コイルエンド部11とスロット側面部12とを滑らかに接続するためのコーナ部13からなっている。コイル巻き付け部10に巻装される固定子巻線は、上面のコイルエンド部11から端部に接続されたコーナ部13にて折り曲げられて、スロット側面部12に巻き付けられ、ティース部(極歯部)の反対側の位置に嵌め込まれた下半分の絶縁ボビンを経由して、先の面とは反対側のスロット側面部12に戻ってきて、コーナ部13にて折り曲げられて、上面のコイルエンド部11に巻きつけられることによって、1周目の巻線が形成され、以降、所要の回数分、巻き付けが繰り返されて、所要の巻数の固定子巻線が得られる。
以下の説明においては、回転機の固定子に搭載される図1の絶縁ボビンの構造について、図1の矢印A方向から矢視した場合のコイル巻き付け部10の断面を示す図を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明による回転機の固定子の第1の実施形態について、図2を用いて説明する。図2は、本発明による回転機の固定子の第1の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図であり、図1に示す矢印A方向から矢視した絶縁ボビンのコイル巻き付け部10の断面構造を示している。
図2に示すように、本実施形態においては、コイル巻き付け部10のコーナ部13の形状を、従来のような単一の円弧形状だけで面取りを施すものではなく、上面側のコイルエンド部11から側面側のスロット側面部12に向かって、順次、コーナ部13の径方向の半径を段階的に変化させた複数の円弧(少なくとも2個の円弧)間を互いに滑らかに接続してなる曲面形状により面取りを施して、曲率半径が異なる複数の曲面が合成された曲面形状とする例を示している。例えば、コイルエンド部11からスロット側面部12に向かって、順次半径を大きくした複数の円弧の間を滑らかに接続した曲面として形成する。
図2においては、2個の円弧を用いる場合を示しており、コーナ部13を、上面側のコイルエンド部11に近い位置の円弧r1と、側面側のスロット側面部12に近い位置の円弧r2との2つの円弧の間を滑らかな曲面でつなぎ合わせる例を示している。ここで、例えば、スロット側面部12よりも小さな表面のコイルエンド部11に近い位置の円弧r1の半径よりも、大きな表面を有するスロット側面部12に近い位置の円弧r2の半径を、より大きい長さの半径とする。
図2のように、コイルエンド部11に近い位置の円弧r1の半径よりもスロット側面部12に近い位置の円弧r2の半径を大きい長さとして、両者の円弧間を滑らかに接続した曲面形状のコーナ部13を形成することによって、固定子巻線がコーナ部13で折り曲げられる際に、半径が大きいスロット側面部12に近い位置では、コイルエンド部11側よりも、固定子巻線の反力が弱められることになる。
この結果、固定子巻線をスロット側面部12に密着するように折り曲げることが可能になり、コイルエンド部11よりも大きい表面を有するスロット側面部12と固定子巻線との間に空隙を生じにくくすることができる。つまり、いわゆる「巻き太り」を小さくして、絶縁ボビンと固定子巻線との間に空隙が生じにくくすることができる。而して、熱伝達率の低い空隙(空気層)の厚みが薄くなることにより、熱抵抗を低下させ、回転機の出力トルク性能を改善することができる。
例えば、本実施形態の実験例として、図3のような構造のコーナ部を形成した場合、図4に示すような巻き太り低減効果が得られ、その結果、図5に示すような熱抵抗の低減効果を得ることができる。
ここに、図3は、本実施形態における絶縁ボビンの実験例を示す構造図であり、図4は、図3の絶縁ボビン構造による巻き太りの低減効果を説明するための説明図であり、図5は、図3の絶縁ボビン構造による熱抵抗の低減効果を説明するための説明図である。なお、図4の巻き太り低減効果を説明する説明図には、本実施形態の絶縁ボビンの効果と比較するために、単一の半径3mmの円弧形状によりコーナ部を形成した場合の従来例も合わせて、それぞれ、3個ずつの実験例について、その実験結果を示している。
ここで、本実験例における絶縁ボビンの構造は、図3に示すように、コイルエンド部11に近い位置の円弧r1の半径を2mmとし、スロット側面部12に近い位置の円弧r2の半径を9mmとし、コーナ部13の高さ(つまり、上面のコイルエンド部11からスロット側面部12の上端部までの垂直方向の間隔)を4mmとしたコーナ部13を形成している。
図3のように、コーナ部13を半径が異なる2つの円弧r1,r2による滑らかな曲面形状とした場合、巻き太りによる固定子巻線と絶縁ボビンとの間の空隙は、図4の説明図に示すように、最も巻き太りによる空隙が多い場合で、0.28mmとなった。一方、単一の円弧(半径3mm)によるコーナ部を形成した従来の絶縁ボビンの場合には、最も巻き太りによる空隙が少ない場合であっても、0.55mmとなっており、本実験例の最も多い場合に比しても、約2倍も大きい厚みの空隙が生じている。
図4に示すように、半径が異なる複数の円弧の間を滑らかに接続した曲面形状からなるコーナ部13を形成することにより、従来のような単一の円弧によりコーナ部を形成する場合に比し、巻き太りによる空隙の厚みを大幅に低減することができる。
この結果、図5に示すように、本実験例において最も巻き太りによる空隙が多い隙間0.28mmの場合であっても、最も巻き太りによる空隙が少ない隙間0.55mmの従来例(半径3mmのコーナ部)の場合に比し、熱抵抗を約28%低減することができる。
かくのごとく、上面のコイルエンド部11から側面のスロット側面部12に向かって、コーナ部13を形成するための複数の円弧の径方向の半径を段階的に変化させ、該円弧間を滑らかに接続した曲面形状のコーナ部13を形成することにより、巻き太りによる空隙の幅を少なくし、熱抵抗を低減することができるので、固定子巻線の占積率を向上させることにより、回転機の出力トルク性能を改善することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明による回転機の固定子の第2の実施形態について、図6を用いて説明する。図6は、本発明による回転機の固定子の第2の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図であり、図1に示す矢印A方向から矢視した絶縁ボビンのコイル巻き付け部10Aの断面構造を示している。
第1の実施形態として説明した図2のように、上面のコイルエンド部11から側面のスロット側面部12に向かってコーナ部13を形成する円弧の半径を段階的に変化させた曲面形状とした場合であっても、図4の実験結果(2mmと9mmとの2つの円弧を用いた曲面形状の実験例では、最大0.28mmの空隙が残る)にも示したように、いわゆる「巻き太り」による空隙が、ごく僅かではあるが、残ってしまう場合があるため、まだ熱抵抗を十分には低減することができない場合が存在している。
本実施形態は、かかる状況を改善するために、絶縁ボビンに固定子巻線を実際に巻き付ける前に、巻き太りによる生じる可能性がある空隙の量をあらかじめ予測しておき、あらかじめ予測した空隙の量だけ、絶縁ボビンの上面のコイルエンド部11と側面のスロット側面部12との両者に肉厚設定部を形成する場合を示している。
つまり、図6に示すコイル巻き付け部10Aにおいては、円弧の半径を段階的に変化させて形成した曲面形状のコーナ部13のみならず、さらに、上面および下面のコイルエンド部11には、当該部位における巻き太りによる空隙の量に相当する肉厚設定部11a,11bを、それぞれのコイルエンド部11に一体化させて形成し、右側面および左側面のスロット側面部12には、当該部位における巻き太りによる空隙の量に相当する肉厚設定部12a,12bを、それぞれのスロット側面部12に一体化させて形成した構造とする。
ここで、肉厚設定部11a,11bおよび肉厚設定部12a,12bのそれぞれの肉厚は、前述のように、各部位における巻き太りによる空隙発生量として予測される厚みに相当している。したがって、肉厚設定部11a,11bおよび肉厚設定部12a,12bのそれぞれの表面の形状は、滑らかな曲面形状となり、コーナ部13に接する部位における厚みは、いずれも、ゼロであり、コイルエンド部11の中央部、スロット側面部12の中央部に近づくにつれて、厚みが厚くなっていき、コイルエンド部11の中央部、スロット側面部12の中央部において、最も厚くなる。
なお、肉厚設定部11a,11bおよび肉厚設定部12a,12bのそれぞれとコーナ部13とは、互いに、それぞれの曲面の接線方向が同一となるように配置されており、滑らかに接続される。
また、発生すると予測される空隙量の如何に応じて、コイルエンド部11、スロット側面部12の双方に、それぞれ、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bを設けるようにしても良いし、あるいは、場合によっては、いずれか一方のみに設けるようにしても良い。
かくのごとく、コイルエンド部11、スロット側面部12のそれぞれに、各部位における巻き太りにより生じると予測される空隙の量に相当する肉厚を有する肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bを一体化して形成することにより、第1の実施形態において説明した、巻き太りによる空隙よりも、空隙の隙間を狭くすることができ、熱抵抗をさらに低減させることが可能となる。この結果、固定子巻線の占積率をさらに向上させるが可能となるので、回転機の出力トルク性能をさらに改善することができる。
例えば、本実施形態の実験例として、図7のような構造のコーナ部を形成した場合、図8に示すような熱抵抗の低減効果を得ることができる。
ここに、図7は、本実施形態における絶縁ボビンの実験例を示す構造図であり、図8は、図7の絶縁ボビン構造による熱抵抗の低減効果を説明するための説明図である。
図7に示すように、本実験例における絶縁ボビンの構造としては、コーナ部の形状を、図3の場合と同様、コイルエンド部11に近い位置の円弧r1の半径を2mmとし、スロット側面部12に近い位置の円弧r2の半径を9mmとし、コーナ部13の高さを4mmとする以外に、コイルエンド部11およびスロット側面部12のそれぞれには、半径71mmの円弧による曲面形状の肉厚設定部11a,11b、半径1,270mmの円弧による曲面形状の肉厚設定部12a,12bをそれぞれ一体化して形成している。
ここで、コイルエンド部11に近いコーナ部13を形成する半径2mmの円弧r1と肉厚設定部11a,11bの半径71mmの円弧とは、接線方向を同一方向として滑らかに接続され、スロット側面部12に近いコーナ部13を形成する半径9mmの円弧r2と肉厚設定部12a,12bの半径1,270mmの円弧とは、接線方向を同一方向として滑らかに接続されている。
図7のように、コーナ部13を半径が異なる2つの円弧r1,r2による滑らかな曲面形状とする以外に、コイルエンド部11、スロット側面部12それぞれの表面形状を、巻き太りにより生じると予測される空隙の量を埋め合わせる肉厚を追加した滑らかな曲面形状とした場合の実験結果として、巻き太りによる固定子巻線と絶縁ボビンとの間に生じる空隙を、最も巻き太りによる空隙が多い場合であっても、0.05mmと、大幅に低減することができた。つまり、単一の円弧(半径3mm)によるコーナ部を形成した従来の絶縁ボビンの場合の最も空隙が少ない場合(0.55mmの隙間)の約(1/10)となり、また、図3の第1の実施形態の実験例の場合の最も空隙が多い場合(0.28mmの隙間)の約(1/6)に低減されることになり、極めて狭い幅の空隙に抑えることができる。
この結果、図8に示すように、本実験例において最も巻き太りによる空隙が多くなる場合の隙間0.05mmの場合であっても、最も巻き太りによる空隙が少ない場合の隙間0.55mmの従来例(半径3mmのコーナ部)の場合に比し、熱抵抗を約49%まで低減することができる。
かくのごとく、円弧の径方向の半径を段階的に変化させた曲面形状のコーナ部13を形成するととともに、コイルエンド部11、スロット側面部12の表面に、巻き太りにより生じると予測される空隙の量を埋め合わせる肉厚を追加した滑らかな曲面形状とする肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bを一体化して形成することにより、巻き太りによる空隙の幅を大幅に低減し、熱抵抗をさらに低減することができるので、固定子巻線の占積率をさらに向上させることにより、回転機の出力トルク性能をさらに改善することができる。
なお、前述の実施形態では、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bとしてコイルエンド部11、スロット側面部12と分けて、一体化形成するとの説明を行ったが、一体化形成するために、肉厚設定部11a,11bとコイルエンド部11とを、また、肉厚設定部12a,12bとスロット側面部12とを、互いに貼り付ける場合に限るものではなく、コイルエンド部11、スロット側面部12の本体そのものを、肉厚の曲面形状を有する形状に形成するようにしても、もちろん、かまわないことは言うまでもない。
(第3の実施形態)
次に、本発明による回転機の固定子の第3の実施形態について、図9を用いて説明する。図9は、本発明による回転機の固定子の第3の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図であり、図1に示す矢印A方向から矢視した絶縁ボビンのコイル巻き付け部10Bの断面構造を示している。
本実施形態は、第1の実施形態において説明したコーナ部13の形状、第2の実施形態において説明した肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bの形状のさらに異なる形状を説明するものである。つまり、図9には、コーナ部13Aの形状を、円弧の半径が連続的に変化する場合に相当する楕円形状とし、楕円の長辺幅と短辺幅との比率をあらかじめ定めた範囲内に収まるように設定する場合、および/または、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bそれぞれが一体化形成されるコイルエンド部11、スロット側面部12の最大肉厚と最小肉厚との差があらかじめ定めた範囲内に収まるような曲面形状に肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bの表面形状を設定する場合、の双方について示している。
なお、本実施形態においても、肉厚設定部11a,11bおよび肉厚設定部12a,12bのそれぞれとコーナ部13Aとは、互いに、それぞれの曲面の接線方向が同一となるように配置し、滑らかに接続する。
まず、コーナ部13Aの形状について説明する。図9に示すコイル巻き付け部10Bにおけるコーナ部13Aは、第1の実施形態の図3のコーナ部13のように、半径が異なる円弧を滑らかな曲面により接続する曲面形状とは異なり、楕円の長辺側の頂点と短辺側の頂点との間のほぼ(1/4)周分の楕円弧を用いた曲面形状に形成されている。さらに、楕円弧を用いた曲面形状からなるコーナ部13Aは、コイル巻き付け部10Bの左右方向(つまり、スロット側面部よりも小さな表面のコイルエンド部と平行な方向)に短辺側を、上下方向(つまり、大きな表面を有するスロット側面部と平行な方向)に長辺側を配置した楕円形状として形成されている。
ここで、該楕円形状の長辺幅をA、短辺幅をBとした場合、A:Bの比率は、固定子巻線を巻き付けた際に、コイルエンド部11および/またはスロット側面部12において巻き太りにより生じると予測される空隙の量に基づいてあらかじめ定めた範囲内の比率に設定することとする。例えば、コーナ部13Aの曲面形状による巻き太りに伴う空隙の厚みを低減して熱抵抗の増加を十分に抑制するためには、A:Bの比率を、
(4:1)〜(6:1)
の範囲内の比率に設定することが望ましく、さらには、
A:B≒5:1
程度とすることが最も望ましい。
さらに、図9に示すコイル巻き付け部10Bには、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bの第2の実施形態とは異なる例も合わせて示している。
図9の場合も、コイルエンド部11および/またはスロット側面部12の表面形状をそれぞれ形成する肉厚設定部11a,11bおよび/または肉厚設定部12a,12bの表面の形状は、第2の実施形態の場合と同様に、曲面形状としている。しかし、図9に示す本実施形態の場合には、一体化形成された肉厚設定部11a,11bおよび/または肉厚設定部12a,12bをそれぞれ含むコイルエンド部11および/またはスロット側面部12それぞれの各部位における肉厚のうち、最大になる肉厚と最小になる肉厚との差を、固定子巻線を巻き付けた際に、コイルエンド部11および/またはスロット側面部12において巻き太りにより生じると予測される空隙の量に基づいてあらかじめ定めた範囲内の値に設定する場合を示している。
つまり、コイルエンド部11と一体形成される肉厚設定部11a,11bの表面形状として、最も肉厚になるコイルエンド部11の中央部上の頂点aまでのコイルエンド部11の厚みつまり最大肉厚T1と、肉厚が最も薄くなるコイルエンド部11の端部つまりコーナ部13Aとの接続点bまでのコイルエンド部11の厚みつまり最小肉厚T2との両者の差を、あらかじめ定めた範囲内に収まる値にするとともに、コーナ部13Aとの接続部位も含めて滑らかな曲面形状になるように形成する。
例えば、肉厚設定部11a,11bと一体化したコイルエンド部11の表面の曲面形状として、コイルエンド部11の中央部上の頂点aと両端のコーナ部13Aとの接続点bの3点を通過する円弧形状とするようにしても良い。
なお、最大肉厚T1と最小肉厚T2との差については、前述のように、あらかじめ定めた範囲内に収まる値とするが、コイルエンド部11の表面の曲面形状による巻き太りに伴う空隙の厚みを低減して熱抵抗の増加を十分に抑制するためには、最大肉厚T1と最小肉厚T2との差を、0.1〜0.3mm程度に設定することが望ましい。
同様に、スロット側面部12と一体形成される肉厚設定部12a,12bの表面形状として、最も肉厚になるスロット側面部12の中央部上の頂点cまでのスロット側面部12の厚みつまり最大肉厚t1と、肉厚が最も薄くなるスロット側面部12の端部つまりコーナ部13Aとの接続点dまでのスロット側面部12の厚みつまり最小肉厚t2との両者の差を、あらかじめ定めた範囲内に収まる値にするとともに、コーナ部13Aとの接続部位も含めて滑らかな曲面形状になるように形成する。
例えば、肉厚設定部12a,12bと一体化したスロット側面部12の表面の曲面形状として、コイルエンド部11側の場合と同様、スロット側面部12の中央部上の頂点cと両端のコーナ部13Aとの接続点dの3点を通過する円弧形状とするようにしても良い。
なお、最大肉厚t1と最小肉厚t2との差については、前述のように、あらかじめ定めた範囲内に収まる値とするが、スロット側面部12の表面の曲面形状による巻き太りに伴う空隙の厚みを低減して熱抵抗の増加を十分に抑制するためには、最大肉厚t1と最小肉厚t2との差についても、コイルエンド部11側の場合と同様、0.1〜0.3mm程度に設定することが望ましい。
ここで、巻き太りによる空隙の発生量の如何に応じて、コイルエンド部11、スロット側面部12の双方に、それぞれ、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bを設けるようにしても良いし、あるいは、場合によっては、いずれか一方のみに設けるようにしても良い。
図9に示すコイル巻き取り部10Bのように、コーナ部13Aの形状を、円弧の半径が連続的に変化する楕円形状とし、楕円の長辺幅Aと短辺幅Bとの比率をあらかじめ定めた範囲内に収まるように設定することにより、および/または、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bそれぞれが一体化形成されるコイルエンド部11、スロット側面部12の最大肉厚と最小肉厚との差があらかじめ定めた範囲内に収まるような曲面形状とすることにより、第1、第2の実施形態における場合と同様の効果を得ることができる。つまり、巻き太りによる空隙の幅を低減し、熱抵抗を低減することができるので、固定子巻線の占積率を向上させることにより、回転機の出力トルク性能を改善することができる。
なお、本実施形態においても、第2の実施形態の場合と同様、肉厚設定部11a,11b、肉厚設定部12a,12bとしてコイルエンド部11、スロット側面部12と分けて、一体化形成するとの説明を行ったが、一体化形成するために、肉厚設定部11a,11bとコイルエンド部11とを、また、肉厚設定部12a,12bとスロット側面部12とを、互いに貼り付ける場合に限るものではなく、コイルエンド部11、スロット側面部12の本体そのものを、肉厚の曲面形状を有する形状に形成するようにしても、もちろん、かまわないことは言うまでもない。
本発明による回転機の固定子に適用される絶縁ボビンの上半分の構造の一例を示す斜視図である。 本発明による回転機の固定子の第1の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図である。 本発明による回転機の固定子の第1の実施形態における絶縁ボビンの実験例を示す構造図である。 図3の絶縁ボビン構造による巻き太りの低減効果を説明するための説明図である。 図3の絶縁ボビン構造による熱抵抗の低減効果を説明するための説明図である。 本発明による回転機の固定子の第2の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図である。 本実施形態における絶縁ボビンの実験例を示す構造図である。 図7の絶縁ボビン構造による熱抵抗の低減効果を説明するための説明図である。 本発明による回転機の固定子の第3の実施形態における絶縁ボビンの断面構造を示す断面図である。
符号の説明
10,10A,10B…コイル巻き付け部、11…コイルエンド部、11a,11b…肉厚設定部、12…スロット側面部、12a,12b…肉厚設定部、13,13A…コーナ部、20…内側鍔部、30…外側鍔部、A…長辺幅、a,c…頂点、B…短辺幅、b,d…接続点、r1,r2…円弧。T1,t1…最大肉厚、T2,t2…最小肉厚。

Claims (9)

  1. 固定子鉄心と絶縁ボビンを介して該固定子鉄心に巻装される固定子巻線とからなる回転機の固定子であって、固定子巻線を巻き付ける前記絶縁ボビンのコイル巻き付け部が、固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部と固定子巻線の巻き付けスロットを形成するスロット側面部と前記コイルエンド部と前記スロット側面部とを滑らかな曲面により接続するためのコーナ部とからなる回転機の固定子において、前記コーナ部の形状を、前記コイルエンド部から前記スロット側面部に向かって、半径を段階的に変化させた複数の円弧間を互いに滑らかに接続してなる曲面形状とすることを特徴とする回転機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転機の固定子において、前記コーナ部の曲面形状を形成する複数の円弧の半径が、前記コイルエンド部から前記スロット側面部に向かって、段階的に、大きくなることを特徴とする回転機の固定子。
  3. 固定子鉄心と絶縁ボビンを介して該固定子鉄心に巻装される固定子巻線とからなる回転機の固定子であって、固定子巻線を巻き付ける前記絶縁ボビンのコイル巻き付け部が、固定子巻線の端部が位置するコイルエンド部と固定子巻線の巻き付けスロットを形成するスロット側面部と前記コイルエンド部と前記スロット側面部とを滑らかな曲面により接続するためのコーナ部とからなる回転機の固定子において、前記コーナ部の形状を、楕円の長辺側の頂点と短辺側の頂点との間の少なくとも(1/4)周分の楕円弧を用いた曲面形状とすることを特徴とする回転機の固定子。
  4. 請求項3に記載の回転機の固定子において、前記コーナ部の楕円弧を用いた曲面形状が、前記コイルエンド部と平行な方向に、該楕円弧の短辺側が配置された形状であることを特徴とする回転機の固定子。
  5. 請求項4に記載の回転機の固定子において、前記コーナ部の楕円形状の長辺側の幅と短辺側の幅との比率を、固定子巻線を巻き付けた際に、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部において巻き太りにより生じると予測される空隙の量に基づいてあらかじめ定めた範囲内の比率に設定することを特徴とする回転機の固定子。
  6. 請求項5に記載の回転機の固定子において、前記コーナ部の楕円形状の長辺側の幅と短辺側の幅との比率を、4:1ないし6:1の範囲内の比率に設定することを特徴とする回転機の固定子。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の回転機の固定子において、固定子巻線を巻き付けた際に、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部において巻き太りにより生じると予測される空隙の量を埋め合わせる肉厚を有する曲面形状に、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部の表面を形成することを特徴とする回転機の固定子。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の回転機の固定子において、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部の表面を曲面形状とし、かつ、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部それぞれの各部位における肉厚のうち、最大になる肉厚と最小になる肉厚との差を、固定子巻線を巻き付けた際に、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部において巻き太りにより生じると予測される空隙の量に基づいてあらかじめ定めた範囲内の値に設定することを特徴とする回転機の固定子。
  9. 請求項7または8に記載の回転機の固定子において、前記コイルエンド部および/または前記スロット側面部の表面に形成された曲面形状と、前記コーナ部に形成された曲面形状とが、互いの接続部において、同一の接線方向となる形状であることを特徴とする回転機の固定子。
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