JP3616776B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、遊技機に関し、更に具体的には、制御装置や、中継装置や、接続装置を本体キャビネットに対して所定方向に可動可能な状態で、本体キャビネット内部に取付可能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機、例えばスロットマシンとしては、制御基板を収納した制御装置は、通常、遊技機の正面側に開口する箱形の本体キャビネットの上部に取付金具を介在してビス止めなどで取り付けられて固定されている。そして、この制御装置には、電源ユニットや、回転リールの駆動源や、各種スイッチや、ランプ等との間で、電力や電気信号等を入出力するためのハーネスと呼ばれる電気的接続ケーブルが連結されている(例えば、特許文献1、図3及び図6参照。)。
【0003】
そして、制御装置は、遊技者の座る前面側から、遊技機内部にワイヤや、針金や、ピン等を差し込んで操作されないように、また、前面側からの磁力や、振動等に影響されないように、いわゆるゴト防止の為、前面側から、できるだけ離して、本体キャビネット上部の奥側に固定されている(例えば、特許文献2、図2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−224274号公報(第3図、第6図)
【特許文献2】
特開2002−35209号公報(第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の遊技機は、部品交換や、修理等の際、各種部品と連結されているハーネスと呼ばれる電気的接続ケーブルを、本体キャビネット上部奥側に固定した制御装置から外す作業や、再度、連結する作業が生じてくる。その際、制御装置が、本体キャビネット上部奥側に固定してあるため、その本体キャビネット上部の狭い空間の奥に手を差し込んでハーネスと呼ばれる電気的接続ケーブルを制御装置に取り付ける作業や、取り外す作業をしなければならず、かかる電気的な接続作業、いわゆる結線作業が大変、面倒であるといった問題点があった。
【0006】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、制御装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
更に、請求項1記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供しようとするものである。
【0007】
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板ユニットの結線作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
更に、請求項2記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供しようとするものである。
【0008】
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、中継装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
更に、請求項3記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供しようとするものである。
【0009】
(請求項4)
すなわち、請求項4記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接続装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
更に、請求項4記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供しようとするものである。
【0010】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、制御装置が、主制御基板と、副制御基板とのうち、少なくとも一つを収めた遊技機を提供しようとするものである。
【0011】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項1又は請求項5記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6記載の発明は、制御装置の電気的接続作業を容易なものにすることができる上に、制御装置及びリールユニットを一体化して、その取付作業や、交換作業を容易なものにすることができ、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0012】
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項記載の発明は、制御装置の取り付け、取り外し作業を容易に行うことができ、遊技内容の変更を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0013】
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項記載の発明は、制御装置を電気的接続作業に最適な位置に回動させて、所定の回転角度に配置した状態で、電気的接続作業を行うことができ、電気的接続作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0014】
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項記載の発明は、制御装置を電気的接続作業に最適な位置にスライドさせて移動させた状態で、結線作業を行うことができて、結線作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0016】
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
【0017】
すなわち、本発明に係る遊技機は、正面側に開口する本体キャビネット(1)と、前記本体キャビネット(1)の開口部(314)を開閉自在に塞ぐ扉(3)と、複数の図柄が表示された回転リール(23)及びこの回転リール(23)を回転させるための駆動モータを有するリールユニット(20)と、遊技メダルを払い出すための払出装置(具体的には、例えばホッパーユニット(5))と、前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)(具体的には、例えば、主基板(25))と、前記遊技機の部品に電力を供給するための電源装置(具体的には、例えば、電源ユニット(4))と、前記リールユニット(20)、前記払出装置(例えば、ホッパーユニット(5))及び前記電源装置(例えば電源ユニット(4))を、前記制御装置(400)に結線するための電気的接続ケーブル(具体的には、例えば、ハーネス(330))と、前記制御装置(400)を、前記本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット(1)内部に取り付けるための可動取付装置(300)とを少なくとも備え、前記扉 (3) は、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉 (30) と、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉 (40) とを備え、枠体 (21) に少なくとも前記リールユニット (20) 及び前記制御装置 (400) を設置した交換ユニット (2) を、前記本体キャビネット (1) 内部に着脱自在に形成し、前記上扉 (30) には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニット (2) の枠体 (21) には、前記上扉 (30) の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、前記交換ユニット (2) を前記本体キャビネット (1) に収納した状態で、前記本体キャビネット (1) の開口上部を前記上扉 (30) で開閉可能に形成していることを特徴とする。
【0018】
なお、ここで、「本体キャビネット(1)」とは、具体的には、例えば、正面側に開口部を有して、木質からなる全体形状が四角箱状のものを含むものである。
また、「遊技メダル」とは、遊技を開始するための条件の一つとして、遊技者が遊技機内部に投入する円板状のメダルであって、所定の入賞図柄が所定の有効入賞ラインに揃って入賞した場合、所定の枚数の遊技メダルが遊技者に向かって払い出されるものである。
【0019】
また、ここで、「遊技メダルを払い出すための払出装置」とは、具体的には、例えば、本体キャビネット(1)の下部に配置されて、遊技者が投入した遊技メダルを貯留するとともに、所定の図柄の組み合わせが停止して入賞した場合に、遊技者に遊技メダルを払い出すことが可能なホッパーユニット(5)を含む。
また、ここで、「前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)」とは、具体的には、例えば、遊技の当選や、払出等の遊技の主となる制御を行う主制御基板としての主基板(25)自体や、主として、ランプや、液晶表示等の演出関連の部品を制御する副制御基板としてのサブ基板(410)自体や、かかる主基板(25)や、或いは、サブ基板(410)の少なくとも一つを箱状の透明樹脂製の基板ケース(26)に収めた基板ユニット(24)等を含むものである。
【0020】
また、ここで、主制御基板としての主基板(25)とは、回転リール(23)の回転を開始するためのスタートスイッチや、回転を停止させるためのストップスイッチからの信号に基づいて、回転リール(23)の回転や停止を制御するものや、遊技内容や、入賞のための種々の条件等を記憶し、停止図柄を判断して、入賞を判定し、所定の場合に遊技メダルをホッパーユニット(5)から払い出させる払い出しを制御するために電子部品を組み込んで所定の配線を施した基板を意味するものである。そして、これを変更すると、遊技内容を変更することができるものである。そして、副制御基板としてのサブ基板(410)とは、上述したように、当選時や、入賞時等に、飾り部(33)等のランプの点灯、点滅や、表示装置(32)の7セグメントの表示内容や、液晶表示の表示内容等の演出関連の部品を制御するために電子部品を組み込んで所定の配線を施した基板を意味するものである。
【0021】
また、ここで、「遊技機の部品に電力を供給する電源装置」の「遊技機の部品」とは、遊技機内部に配置されて遊技を遂行するための部品であって、具体的には、例えば、リールユニット(20)や、制御装置(400)としての基板ユニット(24)や、払出装置としてのホッパーユニット(5)や、ランプや液晶表示装置等の演出関連の表示装置等を含むものである。そして、「電源装置」とは、かかる部品に外部からの電源を所定の電圧、電流に変換して、各部品に電力を供給するために、遊技機内部に配置された電源ユニット(4)を意味するものである。
【0022】
また、ここで、「電気的接続するための電気的接続ケーブル」とは、内部に銅線や、光ファイバー等の電気信号を伝達可能な部材の回りに外被をかぶせたものを意味する。具体的には、かかる複数の接続ケーブルを一つの束にした、いわゆるハーネスと呼ばれるものを含む。
また、ここで、可動取付装置(300)とは、制御装置(400)を、本体キャビネット(1)に対して可動な状態で、本体キャビネット(1)内部に取り付けることができるようなものであれば良いものである。なお、主制御基板としての主基板(25)や、副制御基板としてのサブ基板(410)等の基板自体を可動取付装置(300)を介して可動させても良く、或いは、主基板(25)等の制御を担う基板を樹脂製等の箱状の基板ケース(26)内部に納めた基板ユニット(24)を、可動取付装置(300)により可動させても良いものである。
【0023】
具体的には、例えば、図6に示すようなヒンジ装置(310)を含むものであって、制御装置(400)(例えば基板ユニット(24))が、回転支持板(311)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定され、そして、その制御装置(400)が固定された回転支持板(311)が、その回転軸部(312)を回転の中心として回動可能に、軸受け部(313)により軸支されているようなものを含むものである。
【0024】
また、具体的には、例えば、図8に示すようなスライド装置(320)を含むものであって、制御装置(400)が、スライド支持板(321)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定されている。そして、その制御装置(400)が固定されたスライド支持板(321)のスライド突部(322)が、周囲の部材に固定されたスライド受け部材(323)のスライド溝部(324)内部を摺動可能に保持されているようなものを含むものである。
【0025】
本発明は、具体的には、可動取付装置(300)により、制御装置(400)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができるため、ハーネス(330)との結線作業を行う場合には、例えば、本体キャビネット(1)の前面側、すなわち作業者の近くに移動や回転させて結線作業を容易なものにし、一方、結線作業終了後の場合には、例えば、本体キャビネット(1)の後方、すなわち、遊技者の位置から離れる方向に移動や回転させて、外部からの異物浸入等のゴト対策を行うことができるようなものを含むものである。
【0026】
(作用)
本発明によれば、可動取付装置(300)により、制御装置(400)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができる。これにより、前記可動取付装置(300)により制御装置(400)を可動させて、ハーネス(330)を制御装置(400)に接続したり、或いは制御装置(400)から外したりする結線作業を行うことができる。したがって、制御装置(400)を電気的接続作業に最適な位置に可動させた状態で、電気的接続作業としての結線作業を行うことができて、制御装置(400)の結線作業を容易なものにすることができる。そして、制御装置(400)の修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
更に、本発明によれば、上扉 (30) や、交換ユニット (2) 等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果を得ることができる。
【0027】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明に係る遊技機は、正面側に開口する箱形の本体キャビネット(1)と、前記本体キャビネット(1)の開口部(314)を開閉自在に塞ぐ扉(3)と、複数の図柄が表示された回転リール(23)及びこの回転リール(23)を回転させるための駆動モータを有するリールユニット(20)と、遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット(5)と、前記回転リール(23)及びホッパーユニット(5)の作動を制御するための主基板(25)を納めた基板ユニット(24)と、電源ユニット(4)と、前記リールユニット(20)、前記ホッパーユニット(5)及び前記電源ユニット(4)を、前記基板ユニット(24)に結線するためのハーネス(330)と、前記基板ユニット(24)を、前記本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動可能な状態で、前記本体キャビネット(1)内部に取り付けるための可動取付装置(300)とを少なくとも備え、前記扉 (3) は、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉 (30) と、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉 (40) とを備え、枠体 (21) に少なくとも前記リールユニット (20) 及び前記基板ユニット (24) を設置した交換ユニット (2) を、前記本体キャビネット (1) 内部に着脱自在に形成し、前記上扉 (30) には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニット (2) の枠体 (21) には、前記上扉 (30) の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、前記交換ユニット (2) を前記本体キャビネット (1) に収納した状態で、前記本体キャビネット (1) の開口上部を前記上扉 (30) で開閉可能に形成していることを特徴とする。
【0028】
なお、ここで、「前記回転リール(23)及びホッパーユニット(5)の作動を制御するための主基板(23)」とは、具体的には、回転リール(23)の回転を開始するためのスタートスイッチや、回転を停止させるためのストップスイッチからの信号に基づいて、回転リール(23)の回転や停止を制御するものや、遊技内容や、入賞のための種々の条件等を記憶し、停止図柄を判断して、入賞を判定し、所定の場合に遊技メダルをホッパーユニット(5)から払い出させる払い出しを制御するもの等を含むものである。そして、これを変更すると、遊技内容を変更することができるものである。また、この基板ユニット(24)には、演出装置の作動を制御させるためのサブ基板を配置させても良く、また、演出装置の作動も、上記主基板(25)により制御させるように設定しても良いものである。
【0029】
また、ここで、可動取付装置(300)とは、基板ユニット(24)を、本体キャビネット(1)に対して可動可能な状態で、本体キャビネット(1)内部に取り付けることができるようなものであれば良いものである。
具体的には、例えば、図6に示すようなヒンジ装置(310)を含むものであって、基板ユニット(24)が、回転支持板(311)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定され、そして、その基板ユニット(24)が固定された回転支持板(311)が、その回転軸部(312)を回転の中心として回動可能に、軸受け部(313)により軸支されているようなものを含むものである。
【0030】
また、具体的には、例えば、図8に示すようなスライド装置(320)を含むものであって、基板ユニット(24)が、スライド支持板(321)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定され、そして、その基板ユニット(24)が固定されたスライド支持板(321)のスライド突部(322)が、周囲の部材に固定されたスライド受け部材(323)のスライド溝部(324)内部を摺動可能に保持されているようなものを含むものである。
【0031】
本発明は、具体的には、例えば、可動取付装置(300)により、基板ユニット(24)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができるため、ハーネス(330)との結線作業を行う場合には、本体キャビネット(1)の前面側、すなわち作業者の近くに移動や回転させて結線作業を容易なものにし、一方、結線作業終了後の場合には、本体キャビネット(1)の後方、すなわち、遊技者の位置から離れる方向に移動や回転させて、外部からの異物浸入等のゴト対策を行うことができるようなものを含むものである。
【0032】
(作用)
本発明によれば、可動取付装置(300)により、基板ユニット(24)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができる。これにより、前記可動取付装置(300)により基板ユニット(24)を可動させて、ハーネス(330)を基板ユニット(24)に接続したり、或いは基板ユニット(24)から外したりする結線作業を行うことができる。したがって、基板ユニット(24)を結線作業に最適な位置に可動させた状態で、結線作業を行うことができて、基板ユニット(24)の結線作業を容易なものにすることができる。そして、基板ユニット(24)の修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
更に、本発明によれば、上扉 (30) や、交換ユニット (2) 等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果を得ることができる。
【0033】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明に係る遊技機は、正面側に開口する本体キャビネット(1)と、前記本体キャビネット(1)の開口部(314)を開閉自在に塞ぐ扉(3)と、複数の図柄が表示された回転リール(23)及びこの回転リール(23)を回転させるための駆動モータを有するリールユニット(20)と、遊技メダルを払い出すための払出装置(具体的には、例えばホッパーユニット(5))と、前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)と、前記遊技機の部品に電力を供給するための電源装置(具体的には、例えば、電源ユニット(4))と、前記リールユニット(20)、前記払出装置(例えば、ホッパーユニット(5))及び前記電源装置(例えば電源ユニット(4))を、前記制御装置(400)に結線するための電気的接続ケーブル(具体的には、例えば、ハーネス(330))と、前記電気的接続ケーブル(具体的には、例えば、ハーネス(330))同士を接続するための中継用の中継装置(430)(具体的には、例えば、中継基板(440)を納めた基板ユニット(24))と、前記中継装置(430)を、前記本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット(1)内部に取り付けるための可動取付装置(300)とを少なくとも備え、前記扉 (3) は、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉 (30) と、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉 (40) とを備え、枠体 (21) に少なくとも前記リー ルユニット (20) 及び前記制御装置 (400) を設置した交換ユニット (2) を、前記本体キャビネット (1) 内部に着脱自在に形成し、前記上扉 (30) には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニット (2) の枠体 (21) には、前記上扉 (30) の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、前記交換ユニット (2) を前記本体キャビネット (1) に収納した状態で、前記本体キャビネット (1) の開口上部を前記上扉 (30) で開閉可能に形成していることを特徴とする。
【0034】
なお、ここで、「本体キャビネット(1)」、「遊技メダル」、「遊技メダルを払い出すための払出装置」、「前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)」、「遊技機の部品に電力を供給する電源装置」の「遊技機の部品」や「電源装置」、「電気的接続するための電気的接続ケーブル」とは、請求項1の手段で説明したものと同一であるため、それらの説明を省略する。
【0035】
また、ここで、「中継装置(430)」とは、電気的接続ケーブル、いわゆるハーネス(330)等同士を接続するための中継用の装置であって、電気的接続ケーブルの端子を接続するための端子を有し、内部に所定の配線が施された中継基板(440)を備えているものである。さらに、具体的には、かかる中継基板(440)は、飾り部(33)を構成するアーチ状のランプや、LEDや、上部のスピーカーや、液晶表示装置等の演出関連の部品と、サブ基板(410)との間を結ぶハーネス(330)の間に配置されているものであって、図15に示すように、上扉(30)の上部背面に取り付けられているものである。なお、かかる「中継装置(430)」は、上述した中継基板(440)自体であっても良いし、或いは、かかる中継基板(440)を納めた箱状の基板ユニット(24)でも良いものである。
【0036】
また、ここで、可動取付装置(300)とは、図15に示すように、中継装置(430)(例えば中継基板(440)を納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して可動な状態で、本体キャビネット(1)内部に取り付けることができるようなものであれば良いものである。なお、中継基板(440)自体を可動取付装置(300)を介して可動させても良く、或いは、中継基板(440)を樹脂製等の箱状の内部に納めた基板ユニット(24)を、可動取付装置(300)により可動させても良いものである。
【0037】
具体的には、例えば、図15に示すような中継装置用ヒンジ装置(472)を含むものであって、中継装置(430)(例えば、中継基板(440)や、中継基板(440)を納めた基板ユニット(24)等)が、回転支持板(311)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定され、そして、その中継装置(430)が固定された回転支持板(311)が、その回転軸部(312)を回転の中心として回動可能に、軸受け部(313)により軸支されているようなものを含むものである。
【0038】
また、具体的には、例えば、図8に示すようなスライド装置(320)を含むものであって、中継装置(430)が、スライド支持板(321)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定されている。そして、その中継装置(430)が固定されたスライド支持板(321)のスライド突部(322)が、周囲の部材に固定されたスライド受け部材(323)のスライド溝部(324)内部を摺動可能に保持されているようなものを含むものである。
【0039】
本発明は、具体的には、可動取付装置(300)により、中継装置(430)(例えば、中継基板(440)自体や、中継基板(440)を納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができるため、ハーネス(330)との結線作業を行う場合には、例えば、本体キャビネット(1)の前面側、すなわち作業者の近くに移動や回転させて電気的接続作業を容易なものにし、一方、電気的接続作業としての結線作業終了後の場合には、例えば、本体キャビネット(1)の背面側、すなわち遊技者の位置から離れる方向に移動や回転させて、外部からの異物浸入等のゴト対策を行うことができるようなものを含むものである。
【0040】
(作用)
本発明によれば、可動取付装置(300)により、中継装置(430)(例えば中継基板(440)自体や、中継基板(440)を納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができる。これにより、前記可動取付装置(300)により中継装置(430)を可動させて、ハーネス(330)を中継装置(430)に接続したり、或いは中継装置(430)から外したりする電気的接続作業を行うことができる。したがって、中継装置(430)を電気的接続作業に最適な位置に可動させた状態で、結線作業を行うことができて、中継装置(430)の結線作業を容易なものにすることができる。そして、中継装置(430)の修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
更に、本発明によれば、上扉 (30) や、交換ユニット (2) 等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果を得ることができる。
【0041】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、本発明に係る遊技機は、正面側に開口する本体キャビネット(1)と、前記本体キャビネット(1)の開口部(314)を開閉自在に塞ぐ扉(3)と、複数の図柄が表示された回転リール(23)及びこの回転リール(23)を回転させるための駆動モータを有するリールユニット(20)と、遊技メダルを払い出すための払出装置(具体的には、例えばホッパーユニット(5))と、前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)と、前記遊技機の部品に電力を供給するための電源装置(具体的には、例えば、電源ユニット(4))と、遊技機外部のコンピューターからの外部接続ケーブルを、遊技機内部の部品に接続するための接続装置(450)と、前記接続装置(450)を、前記本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット(1)内部に取り付けるための可動取付装置(300)とを少なくとも備え、前記扉 (3) は、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉 (30) と、前記本体キャビネット (1) の開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉 (40) とを備え、枠体 (21) に少なくとも前記リールユニット (20) 及び前記制御装置 (400) を設置した交換ユニット (2) を、前記本体キャビネット (1) 内部に着脱自在に形成し、前記上扉 (30) には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニット (2) の枠体 (21) には、前記上扉 (30) の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、前記交換ユニット (2) を前記本体キャビネット (1) に収納した状態で、前記本体キャビネット (1) の開口上部を前記上扉 (30) で開閉可能に形成していることを特徴とする。
【0042】
なお、ここで、「本体キャビネット(1)」、「遊技メダル」、「遊技メダルを払い出すための払出装置」、「前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置(400)」、「遊技機の部品に電力を供給する電源装置」の「遊技機の部品」や「電源装置」とは、請求項1の手段で説明したものと同一であるため、それらの説明を省略する。
【0043】
また、ここで、「接続装置(450)」とは、「遊技機外部のコンピューターからの外部接続ケーブルを、遊技機内部の部品に接続するための」ものであって、具体的には、例えば、内部に所定の配線が施された集中端子基板(460)を意味するものである。ここで、「遊技機外部のコンピューター」とは、具体的には、例えば、遊技ホールにおける管理監督者の管理室に設けたコンピューターであって、当該遊技ホールにおけるスロットマシン等の遊技機からのデータを採取することが可能なものである。そして、「外部接続ケーブル」とは、かかる管理室のコンピューターと、遊技ホール内の多数のスロットマシン等の遊技機1台1台とを結ぶためのケーブルである。そして、接続装置(450)、いわゆる集中端子基板(460)は、かかる遊技機の外部から通された外部接続ケーブルを接続するための装置である。そして、この接続装置(450)と、遊技機内部の部品であるリールユニット(20)や、主基板(25)等にハーネス(330)を介して、接続されている。なお、可動取付装置(300)により所定方向に可動な状態の接続装置(450)は、上述した集中端子基板(460)自体であっても良いし、或いは、かかる集中端子基板(460)を内部に納めた透明樹脂からなる箱状の基板ユニット(24)であっても良いものである。
【0044】
また、ここで、可動取付装置(300)とは、図15に示すように、接続装置(450)(例えば、集中端子基板(460)自体、或いは、集中端子基板(460)を内部に納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して可動な状態で、本体キャビネット(1)内部に取り付けることができるようなものであれば良いものである。
前記可動取付装置(300)は、具体的には、例えば、図15に示すような接続装置用ヒンジ装置(473)を含むものであって、接続装置(450)が、回転支持板(311)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定され、そして、その接続装置(450)が固定された回転支持板(311)が、その回転軸部(312)を回転の中心として回動可能に、軸受け部(313)により軸支されているようなものを含むものである。
【0045】
また、具体的には、例えば、図8に示すようなスライド装置(320)を含むものであって、接続装置(450)が、スライド支持板(321)にワンウェイねじ等により固定され、或いは、更に封印された状態で固定されている。そして、その接続装置(450)が固定されたスライド支持板(321)のスライド突部(322)が、周囲の部材に固定されたスライド受け部材(323)のスライド溝部(324)内部を摺動可能に保持されているようなものを含むものである。
【0046】
本発明は、具体的には、可動取付装置(300)により、接続装置(450)(例えば、集中端子基板(460)自体や、集中端子基板(460)を納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができるため、ハーネス(330)との結線作業を行う場合には、例えば、本体キャビネット(1)の前面側、すなわち作業者の近くに移動や回転させて結線作業を容易なものにし、一方、結線作業終了後の場合には、例えば、本体キャビネット(1)の背面側、すなわち遊技者の位置から離れる方向に移動や回転させて、外部からの異物浸入等のゴト対策を行うことができるようなものを含むものである。
【0047】
(作用)
本発明によれば、可動取付装置(300)により、接続装置(450)(例えば集中端子基板(460)自体や、集中端子基板(460)を納めた基板ユニット(24))を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に可動することができる。これにより、前記可動取付装置(300)により接続装置(450)を可動させて、ハーネス(330)を接続装置(450)に接続したり、或いは接続装置(450)から外したりする結線作業を行うことができる。したがって、接続装置(450)を電気的接続作業に最適な位置に可動させた状態で、電気的接続作業を行うことができて、接続装置(450)の電気的接続作業を容易なものにすることができる。そして、接続装置(450)の修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
更に、本発明によれば、上扉 (30) や、交換ユニット (2) 等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果を得ることができる。
【0048】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記制御装置(400)は、前記回転リール(23)及び前記払出装置(具体的には、例えば、ホッパーユニット(5))の作動を制御するための主制御基板(具体的には、いわゆる主基板(25))と、前記遊技機の演出に関連する部品の作動を制御するための副制御基板(具体的には、いわゆるサブ基板(410))とのうち、少なくとも一つを納めたものであることを特徴とする。
【0049】
なお、ここで、「払出装置」とは、いわゆるホッパーユニット(5)を意味するものである。そして、「主制御基板」とは、いわゆる主基板(25)と呼ばれるものを意味し、また、「副制御基板」とは、いわゆるサブ基板(410)と呼ばれるものを意味するものである。
また、ここで、制御装置(400)は、主制御基板と、副制御基板とのうち、少なくとも一つを納めたものとは、制御装置(400)が主制御装置だけを納めたものからなる場合と、制御装置(400)が副制御装置だけを納めたものからなる場合と、制御装置(400)が主制御装置及び副制御装置の両方を納めたものからなる場合との3つの場合が存在することを意味する。
【0050】
(作用)
本発明は、制御装置(400)が、主制御基板と、副制御基板とのうち、少なくとも一つを納めたものである。このため、制御装置(400)が主制御装置だけを納めたものからなる場合と、制御装置(400)が副制御装置だけを納めたものからなる場合と、制御装置(400)が主制御装置及び副制御装置の両方を納めたものからなる場合との3つの場合に対応することができる。したがって、制御装置(400)が、これらの場合の電気的接続作業を容易なものにすることができる。
【0051】
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項1又は請求項5記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記制御装置(400)は、前記可動取付装置(300)を介して、前記リールユニット(20)に固定したことを特徴とする。
【0052】
なお、ここで、「前記制御装置(400)は、前記可動取付装置(300)を介して、前記リールユニット(20)に固定した」とは、制御装置(400)は、可動取付装置(300)に固定され、その可動取付装置(300)は、リールユニット(20)に固定されているようなものである。したがって、制御装置(400)を固定した可動取付装置(300)が、リールユニット(20)に固定されているものであって、その状態にあっても、前記制御装置(400)は、可動取付装置(300)により、所定方向に可動可能な状態となっていることを意味するものである。
【0053】
本発明は、具体的には、例えば、図6、図7、図8に示すように、リールユニット(20)の上面に可動取付装置(300)が固定されて、その可動取付装置(300)に制御装置(400)が固定されて、その固定された状態にあっても、制御装置(400)は、可動取付装置(300)により、所定方向に可動可能になっているようなものを含むものである。
【0054】
また、ここで、制御装置(400)を、いわゆるワンウェイねじ等により、可動取付装置(300)に固定して封印すれば、かかる封印した状態のままで、制御装置(400)を可動させることができる。これにより、封印した状態のままで、最適な結線作業の位置に可動させて、結線作業を行うことができ、結線作業を容易なものにすることができるようなものを含むものである。
【0055】
(作用)
本発明によれば、制御装置(400)を、可動取付装置(300)を介して、リールユニット(20)に固定した状態で、この可動取付装置(300)により、制御装置(400)を、所定方向に可動することができる。このため、制御装置(400)をリールユニット(20)に固定した状態で、制御装置(400)を可動させて、ハーネス(330)を制御装置(400)に接続したり、或いは制御装置(400)から外したりする結線作業を行うことができる。すなわち、制御装置(400)をリールユニット(20)に取り付けた状態で、その結線作業に最適な位置に可動させて、結線作業を行うことができる。
【0056】
また、本発明では、制御装置(400)を可動取付装置(300)を介して、リールユニット(20)に固定しているため、リールユニット(20)を本体キャビネット(1)に固定する前、予め、リールユニット(20)に制御装置(400)を可動取付装置(300)を介して、固定しておけば、リールユニット(20)を本体キャビネット(1)に固定することにより、同時に、制御装置(400)も本体キャビネット(1)に固定することができる。さらに、リールユニット(20)を本体キャビネット(1)から取り外せば、同時に、制御装置(400)も本体キャビネット(1)から取り外すことができる。これにより、制御装置(400)及びリールユニット(20)を一体化して、その取付作業や、交換作業を容易なものにすることができ、また、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
【0057】
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記遊技機は、前記本体キャビネット(1)内部に横方向に渡した板状の中板(12)を備えている。
【0058】
そして、前記扉(3)は、前記本体キャビネット(1)の前記中板(12)の上側の開口上部(13)を開閉自在に塞ぐ上扉(30)と、前記本体キャビネット(1)の前記中板(12)の下側の開口下部(14)を開閉自在に塞ぐ下扉(40)とを備えている。
そして、前記中板(12)の上には、少なくとも前記リールユニット(20)を載せたことを特徴とする。
【0059】
(作用)
本発明によれば、遊技内容を変更する場合には、上扉(30)を開けて、リールユニット(20)及び制御装置(400)を取り外し、新しいリールユニット(20)及び制御装置(400)を取り付ければ、本体キャビネット(1)や、ホッパーユニット(5)や、電源ユニット(4)等、遊技内容に直接関係ない部品はそのまま利用することができる。そして、その作業の際、制御装置(400)と、他のユニット等の部品とを結ぶハーネス(330)の取り外し作業や、取り付け作業を、可動取付装置(300)により制御装置(400)を可動させて、電気的接続作業としての結線作業等に最適な位置に配置して、良好な作業空間を形成することができ、電気的接続作業としての結線作業等を容易に行うことができる。これにより、制御装置(400)の取り付け、取り外し作業を容易に行うことができ、遊技内容の変更を容易なものにすることができる。
【0060】
さらに、上扉(30)のみを交換して、下扉(40)は、交換せずに、そのまま利用することができる。
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0061】
すなわち、前記可動取付装置(300)は、前記制御装置(400)を所定方向に回動可能に軸支するためのヒンジ装置(310)を備えたことを特徴とする。
なお、ここで、「ヒンジ装置(310)」は、具体的には、例えば、図1に示すように、リールユニット(20)等に固定される軸受け部(313)と、この軸受け部(313)に軸支されて回転可能であるとともに、制御装置(400)が固定される回転支持板(311)とを備えているようなものを含むものである。
【0062】
(作用)
本発明によれば、ヒンジ装置(310)により、制御装置(400)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向に回動可能に軸支することができる。このため、前記ヒンジ装置(310)により制御装置(400)を、回動させて、ハーネス(330)を制御装置(400)に接続したり、或いは制御装置(400)から外したりする結線作業を行うことができる。したがって、制御装置(400)を電気的接続作業としての結線作業に最適な位置に回動させて、所定の回転角度に配置した状態で、電気的接続作業としての結線作業を行うことができて、電気的接続作業としての結線作業を容易なものにすることができる。
【0063】
(請求項
請求項記載の発明は、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記可動取付装置(300)は、前記制御装置(400)を所定方向にスライド可能にするためのスライド装置(320)を備えたことを特徴とする。
【0064】
なお、ここで、「スライド装置(320)」は、具体的には、例えば、図8に示すように、リールユニット(20)等に固定されるスライド受け部材(323)と、このスライド受け部材(323)に沿ってスライド可能であるとともに、制御装置(400)が固定されるスライド支持板(321)とを備えているようなものを含むものである。
(作用)
本発明によれば、スライド装置(320)により、制御装置(400)を、本体キャビネット(1)に対して、所定方向にスライド可能に取り付けることができる。これにより、前記スライド装置(320)により制御装置(400)を、所定位置にスライドさせて、ハーネス(330)を制御装置(400)に接続したり、或いは制御装置(400)から外したりする電気的接続作業としての結線作業を行うことができる。したがって、制御装置(400)を電気的接続作業としての結線作業に最適な位置にスライドさせて移動させた状態で、電気的接続作業としての結線作業を行うことができて、電気的接続作業としての結線作業を容易なものにすることができる。
【0065】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図6は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1は遊技機の概略縦断面図、図2は遊技機の本体キャビネット内部の外観正面図、図3は遊技機の分解斜視図、図4は遊技機の本体キャビネットから扉を外した状態の分解斜視図、図5は基板ユニットの正面図、図6は遊技機の上部の概略縦断面図をそれぞれ示すものである。
【0066】
本実施の形態におけるスロットマシンSは、大きく分けて、正面側に開口部11を有する本体キャビネット1、本体キャビネット1内部に着脱自在に設けられる交換ユニット2、本体キャビネット1を開閉可能に塞ぐ扉3とを備えている。そして、本体キャビネット1の内部には、横方向に渡した中板12を備えている。そして、扉3は、本体キャビネット1の中板12の上側の開口上部13を開閉自在に塞ぐ上扉30と、本体キャビネット1の中板12の下側の開口下部14を開閉自在に塞ぐ下扉40とを備えている。
【0067】
(本体キャビネット1)
上記本体キャビネット1は、底板15、側板16、天板17及び裏板18からなる正面側に開口する筺体であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が渡してある。そして、この中板12の下面には電源装置としての電源ユニット4が設けられ、底板15には払出装置としてのホッパーユニット5が固定されている。この払出装置としてのホッパーユニット5は、遊技メダルを払い出すためのものである。
【0068】
ここで、電源装置としての電源ユニット4は、中板12の下面に、取り付け板等を介して取り付けられており、特に図示しないが電源装置が内装されているとともに、遊技店側が種々の設定を行うためのスイッチ等、店操作部100を有している。
上記電源ユニット4及びホッパーユニット5は、交換ユニット2の交換に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
【0069】
また、側板16の正面左側の下部には、前記下扉40を係合させ、回転自在に支持するための本体係合部62が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、本体係合部62の対向側の側板16には、下扉40を閉めた際、下扉40をロックするための突出片90(ロック機構7)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
【0070】
そして、本体キャビネット1の中板12の向かって右側の上面には、上扉30のローラー210を案内するためのローラーガイド220である上扉用ローラーガイド221が固定されている。
そして、本体キャビネット1の開口下部14の向かって右側の側板16の内面下部には、下扉40のローラー210を案内するためのローラーガイド220である下扉用ローラーガイド222が固定されている。
【0071】
(交換ユニット2)
上記交換ユニット2は、回転リール23を有するリールユニット20と、このリールユニット20の上面に可動取付装置300を介して固定された制御装置400としての基板ユニット24とを備えている。この制御装置400は、スロットマシンSの部品の作動を制御するためのものである。
【0072】
上記交換ユニット2は、本体キャビネット1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収納されるものである。そして、固定装置10により本体キャビネット1に固着される。
(リールユニット20)
ここで、リールユニット20は、四角枠状の枠体21と、この枠体21内部に固定されたリールユニット本体22とから形成されている。この枠体21の上部には、平板状の上面板315が固定されている。そして、この上面板315の上面には、制御装置400としての基板ユニット24を、本体キャビネット1に対して、所定方向に可動可能な状態で、本体キャビネット1内部に取り付けるための可動取付装置300が固定されている。
【0073】
前記枠体21の正面左側の縦枠には、前記上扉30を回転自在に係合するための枠体係合部60が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
さらに、枠体係合部60の対向側の縦枠には、上扉30を閉めた際、上扉30をロックするための突出片90(ロック機構7)が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
【0074】
また、上記リールユニット本体22には、周囲に複数の図柄を表示した三個の回転リール23と、特に図示しないが、回転リール23を回転させるための駆動モータを有している。
(基板ユニット24)
制御装置400としての上記基板ユニット24は、遊技及びスロットマシンの作動を制御するための主制御基板としての主基板25と、各種演出を行うための副制御基板としてのサブ基板(図示せず)と、これら主基板25等の周囲を覆う透明で四角箱状の樹脂からなる基板ケース26とを備えている。すなわち、基板ユニット24は、基板ケース26内部に主基板25とサブ基板とを納めているものである。
【0075】
前記主基板25は、回転リール23及びホッパーユニット5等の作動を制御するためのものであり、前記サブ基板は、演出装置の作動を制御するためのものである。なお、特に図示しないが、主基板25及びサブ基板は、基板ケース26内で直列に配置されている。もちろん、サブ基板は、上述した基板ケース26内部に内包させずに他の別の位置に配置しても良いものである。この主基板25等の表面側には、各種CPU等の部品が装着され、配線が施されている。そして、この主基板25及びサブ基板の裏面側には、ホッパーユニット5やリールユニット20と電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を連結するための連結部27が形成されている。
【0076】
前記基板ケース26は、図5に示すように、前面側に放熱用の多数の孔が形成されてあり、その基板ケース26の裏面側には、特に図示しないが、主基板25の連結部27に電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を連結するために開口されている部分がある。
(可動取付装置300)
上記可動取付装置300は、制御装置400としての基板ユニット24を所定方向に可動な状態で、リールユニット20の上面の奥側に固定するためのものである。具体的には、可動取付装置300は、図1に示すように、基板ユニット24を所定方向に回動可能に軸支するためのヒンジ装置310からなるものである。
【0077】
上記ヒンジ装置310は、基板ユニット24を前面側に固定するための長方形状の回転支持板311と、この回転支持板311を回動可能に軸支するとともに、それ自身、リールユニット20の枠体21上部の上面板315の奥側の上面に固定される軸受け部313とを備えている。そして、回転支持板311は、回転支持板311の左右両側端面から横方向に突出する円柱状の回転軸部312を備えている。そして、前記軸受け部313は、回転支持板311の回転軸部312を回動可能に軸支可能に形成されているものである。
【0078】
また、回転支持板311の中央部には、表裏方向に貫通する開口部314が形成されている。この開口部314は、基板ユニット24の裏面側の連結部27に電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を連結するためのハーネス330の通路となるものである。
(上扉30)
上扉30は、交換ユニット2の枠体21に回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であり、本体キャビネット1の中板12の上側の開口上部13を開閉自在に塞ぐものである。そして、上扉30は、略中央部に前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設けてある。そして、上扉30は、種々の表示を行うための表示装置32が設けられているものである。
【0079】
ここで、前記飾り部33は、ランプ等により形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが点滅するようにしてもよい。また、前記表示装置32は、7セグメントLED等により数字を表示するものや、特に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるいはCRTなどとしてもよい。
さらに、図4に示すように、上扉30の裏面には、前記枠体係合60部に係合可能な上扉係合部61が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉係合部61の対向側には、ロック機構7が設けられている。
【0080】
上記上扉30の向かって右側の下部の裏面側には、回転可能なローラー210である上扉用ローラー211が固定されている。
(下扉40)
下扉40は、本体キャビネット1の開口下部14を塞ぐための、上扉30よりも幅厚の扉であり、本体キャビネット1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。そして、下扉40は、本体キャビネット1の中板12の下側の開口下部14を開閉自在に塞ぐことができるものである。
【0081】
下扉40の上部は、スロットマシンを作動させるための操作部41となっており、下扉40の上面は、閉じた状態においては、上扉30よりも前側に突出するようになっている。もちろん、かかる構造になるように限定されるものではなく、上扉30と、下扉40とが、それぞれ別個独立に開放可能となるように形成しても良いものである。
【0082】
また、下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け43が形成されており、下扉40の略中央部には、遊技内容その他の表示をするための前パネル50が嵌め込まれている。
前記操作部41としては、下扉40の上面右端にはメダル投入口42及び上面左側に設けられたベットスイッチ、正面側にはスタートスイッチ及びストップスイッチ及び鍵穴44が設けられている。なお、ベットスイッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回転リール23の回転を開始及び停止させるためのものである。また、鍵穴44は、下扉40を解錠するためのものであり、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるものである。
【0083】
さらに、図4に示すように、下扉40の裏面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター48が設けられている。そして、下扉40の裏面下部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ49が設けられている。
また、下扉40の裏面には、前記本体係合部62と係合可能な下扉係合部63が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部63の対向側には、ロック機構7が設けられている。
【0084】
そして、上記下扉40の向かって右側の下部の裏面側には、回転可能なローラー210である下扉用ローラー212が固定されている。
(可動取付装置300を使用したハーネス結線作業)
本発明は、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300を介して、リールユニット20に固定している。このため、基板ユニット24を、可動取付装置300を介して、リールユニット20に固定した状態で、この可動取付装置300により、基板ユニット24を、所定方向に可動することができる。これにより、基板ユニット24をリールユニット20に取り付けた状態で、基板ユニット24を可動させて、電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を基板ユニット24に接続したり、或いは基板ユニット24から外したりする電気的接続作業としての結線作業を行うことができる。すなわち、基板ユニット24をリールユニット20に取り付けた状態で、その電気的接続としての結線作業に最適な位置に可動させて、電気的接続としての結線作業を行うことができる。これにより、作業者は、電気的接続としての結線箇所を手元に近づけることができて、結線箇所を間近で見るための最適で作業し易い姿勢をとることができ、電気的接続としての結線作業を確実且つ正確に行うことができる。また、電気的接続としての結線作業時、手でハーネス330を差し込み際や、手でハーネス330を引き抜く際に、作業者が最も力を入れやすい姿勢をとることが可能となり、電気的接続としての結線作業を容易なものにすることができる。
【0085】
また、本発明では、基板ユニット24を可動取付装置300を介して、リールユニット20に固定しているため、リールユニット20を本体キャビネット1に固定する前、予め、リールユニット20に基板ユニット24を可動取付装置300を介して、固定しておけば、リールユニット20を本体キャビネット1に固定することにより、同時に、基板ユニット24も本体キャビネット1に固定することができる。さらに、リールユニット20を本体キャビネット1から取り外せば、同時に、基板ユニット24も本体キャビネット1から取り外すことができる。これにより、部品の取付作業や、交換作業を容易なものにすることができ、また、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
【0086】
そして、本発明によれば、遊技内容を変更する場合には、上扉30を開けて、リールユニット20及び基板ユニット24を取り外し、新しいリールユニット20及び基板ユニット24を取り付ければ、本体キャビネット1や、ホッパーユニット5や、電源ユニット4等、遊技内容に直接関係ない部品はそのまま利用することができる。そして、その作業の際、基板ユニット24と、他のユニット等の部品とを結ぶ電気的接続ケーブルとしてのハーネス330の取り外し作業や、取り付け作業を、可動取付装置300により基板ユニット24を可動させることにより、電気的接続としての結線作業等に最適な位置に配置して、良好な作業空間を形成することができ、電気的接続としての結線作業等を容易に行うことができる。これにより、基板ユニット24の取り付け、取り外し作業を容易に行うことができ、遊技内容の変更を容易なものにすることができる。
【0087】
さらに、上扉30のみを交換して、下扉40は、交換せずに、そのまま利用することができる。
そして、本発明によれば、ヒンジ装置310により、基板ユニット24を、本体キャビネット1に対して、所定方向に回動可能に軸支することができる。これにより、前記ヒンジ装置310により基板ユニット24を、回動させて、電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を基板ユニット24に接続したり、或いは基板ユニット24から外したりする電気的接続としての結線作業を行うことができるものである。すなわち、基板ユニット24を電気的接続としての結線作業に最適な位置に回動させた状態で、電気的接続としての結線作業を行うことができるものである。
【0088】
具体的には、図6の一点鎖線で示すように、基板ユニット24にハーネス330を取り付ける作業を行う場合や、基板ユニット24からハーネス330を取り外す作業を行う場合は、基板ユニット24を固定している回転支持板311を前面側に水平状態となるように回転移動させて行うものである。すなわち、回転支持板311に固定された基板ユニット24の背面側の連結部27に、回転支持板311の開口部314を介して、ハーネス330を連結させ、或いは、取り外すものである。回転支持板311を前面側に倒すことにより、基板ユニット24の背面側に位置するハーネス330の連結部を、前面側から近い位置に露出させることができて、作業箇所を作業者が見やすい位置に設定することができ、また、作業者が手を差し入れて、細かい作業を容易に行うことができる。これにより、ハーネス330と連結部27との取り付け作業や、取り外し作業を、容易なものにすることができる。
【0089】
また、上記基板ユニット24とハーネス330との電気的接続としての結線作業や、取り外し作業が終了した後は、図6の実線で示すように、基板ユニット24を固定している回転支持板311を、背面側に垂直状態となるように回転移動させるものである。そして、その状態で、上扉30を閉めて、鍵を閉めるものである。これにより、基板ユニット24を、遊技者側から最も遠い位置に配置することができる。したがって、遊技者が、上扉30の隙間からワイヤや、ピン等の異物を差し込んで、基板ユニット24に接触することを難しいものにすることができ、また、前面側から磁気や、振動等により、基板ユニット24に何らかの悪影響を与えようとしても、その影響を最小限のものに抑えることができる。
【0090】
(スロットマシンSの交換手順)
以上のように構成されたスロットマシンSについて、遊技内容変更のための台交換は、以下のように行うことができる。
第一に、交換ユニット2のみを取り替えることができる。すなわち、下扉40を解錠してから上扉30のロックを解除し、上扉30を開いて上方向に持ち上げて、枠体係合部60を外し、枠体21から上扉30を取り外す。そして、回転支持板311を手前に倒して水平状態とし、基板ユニット24の連結部27に接続されたハーネス330を引き抜く、しかる後、固定装置10を外し交換ユニット2を取り出す。そして新たな交換ユニット2を本体キャビネット1に取り付け、先ほど、外したハーネス330を、再び基板ユニット24の連結部27に差し込み、先ほど外した上扉30を取り付けるものである。このような交換によれば、スロットマシンの外観をいっさい変えることなく容易に遊技内容を変更することができる。
【0091】
第二に、上扉30及び交換ユニット2のみを取り替えることができる。すなわち、上記した手順において、新たな交換ユニット2を本体キャビネット1に取り付けたのち、新たな上扉30を取り付けるものである。このとき、交換ユニット2と上扉30が一体に形成されていれば、作業効率がなおよいものである。このような交換によれば、遊技の変更に伴い回転リール23の数が変わったり、表示装置32を変更しても、上扉30の形状を同時に変えることができる。かかる場合も、電気的接続としての結線作業を容易に行うことができる。
【0092】
第三に、上扉30、交換ユニット2及び前パネル50のみを取り替えることができる。すなわち、上記した手順に加え、下扉40から前パネル50を取り外し、新たな前パネル50を取り付けるものである。このような交換によれば、外観上上扉30及び前パネル50が変わることにより、最低限のパーツ交換であたかも全く異なるスロットマシンをホールに配置したような効果が得られる。かかる場合も、電気的接続としての結線作業を容易に行うことができる。
【0093】
このほか、外観のみを変化させたいときには上扉30と前パネル50のみを交換してもよいし、場合によっては前パネル50のみを交換することもできる。また、上扉30、下扉40、交換ユニット2のすべてを交換しても、遊技に直接関係のない電源ユニット4やホッパーユニット5を本体キャビネット1に残して、あたかもスロットマシンを一新したかのような効果が得られる。そして、かかる交換作業において、電気的接続としての結線作業を容易なものにすることができ、交換作業を容易に行うことができるものである。
【0094】
(第二の実施の形態)
図7は、第二の実施の形態に係るスロットマシンSであって、スロットマシンSの上部の概略縦断面図を示すものである。
本実施の形態に係るスロットマシンSは、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、リールユニット20の上面の手前側に固定したことを特徴とするものである。その他の構成は、第一の実施の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0095】
本実施の形態では、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、リールユニット20の上面の手前側に固定している。このため、上扉30を開放した状態で、回転支持板311を手前側に倒すと、本体キャビネット1から手前側に向かって突出するような水平状態に保持することができる。これにより、基板ユニット24と、電気的接続ケーブルとしてのハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者の手元で実施することができ、かかる結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0096】
そして、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業が終了した後は、回転支持板311を後ろ側に倒して、基板ユニット24及び回転支持板311を水平状態に維持することができる。これにより、基板ユニット24を、手前側からより後ろ側に遠ざけることができ、前面側からの異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0097】
その他の作用や、効果は、第一の実施の形態で説明したものと同一であって、説明を省略する。
(第三の実施の形態)
図8及び図9は、第三の実施の形態に係るスロットマシンSであって、図8はスロットマシンSの上部の概略縦断面図、図9は基板ユニット24及び可動取付装置300の外観斜視図をそれぞれ示すものである。
【0098】
本実施の形態に係るスロットマシンSは、可動取付装置300が、制御装置400としての基板ユニット24を所定方向にスライド可能にするためのスライド装置320を備えたことを特徴とするものである。その他の構成は、第一の実施の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0099】
上記スライド装置320は、基板ユニット24を上面に固定するための平板状のスライド支持板321と、このスライド支持板321の両端を前後の水平方向にスライド可能に保持するとともに、リールユニット20の上面板315の上面に固定されているスライド受け部材323とを備えているものである。
上記スライド支持板321は、その上面に基板ユニット24がワンウェイねじ等により、固定されている。そして、このスライド支持板321の左右両側端面には、長手方向に沿って、横方向に突出する縦断面形状が四角形状のスライド突部322が形成されている。また、スライド支持板321の上面の後ろ側には、四角板状の当接部326が固定されている。
【0100】
上記スライド受け部材323は、前後方向に長尺方向を有する二本の長尺棒状部材であって、リールユニット20の上面板315の上面の左右に固定されているものである。そして、スライド受け部材323は、それぞれの縦断面形状が略コ字状に形成されている。すなわち、スライド受け部材323は、二本の長尺棒状部材が互いに対面する面の中央長手方向に沿って、前記スライド支持板321のスライド突部322が、その内部に入って前後方向にスライド可能な形状のスライド溝部324を備えている。さらに、スライド受け部材323は、その上面の手前側に上方に向かって突出する四角板状の抜け防止部325を備えている。これは、スライド支持板321が、手前側にスライドして、スライド受け部材323から抜き出されようとしても、この抜け防止部325にスライド支持板321の当接部326が当選することにより、スライド支持板321がスライド受け部材323から抜け出ることを防止することができるものである。これにより、基板ユニット24がスライド支持板321と一緒に取り外されることを防止することができ、いわゆるゴト防止対策とすることができる。
【0101】
本実施の形態に係るスロットマシンSは、スライド装置320を介して、制御装置400としての基板ユニット24をリールユニット20の上面の手前側にスライドさせて移動させることができる。これにより、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者の手前側に引き出して、その手元で実施することができ、かかる電気的接続としての結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0102】
なお、本実施の形態で使用している基板ユニット24は、電気的接続ケーブルとしてのハーネス330を取り付けるための連結部27が、表面側に配置されているものである。これにより、基板ユニット24の上方から各種ハーネス330を取り付け、或いは取り外しすることができる。もちろん、スライド支持板321の中央に表裏に貫通する開口部を設けて、基板ユニット24の裏面側に連結部27を設けて、手前側に引き出した基板ユニット24の下方から各種ハーネス330を取り付け、或いは取り外しするように設定しても良いものである。
【0103】
そして、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業が終了した後は、スライド支持板321を後ろ側にスライドさせて、基板ユニット24及びスライド支持板321を水平状態で後方に維持することができる。これにより、基板ユニット24を、手前側からより後ろ側に遠ざけることができ、前面側からの異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0104】
その他の作用や、効果は、第一の実施の形態で説明したものと同一であって、説明を省略する。
第四の形態
図10は、本発明の理解を助けるために、本発明に関連する第四の形態に係るスロットマシンSであって、スロットマシンSの上部の概略縦断面図を示すものである。
【0105】
本形態に係るスロットマシンSは、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、本体キャビネット1の内側上部の奥側に固定したことを特徴とするものである。すなわち、上述した第一乃至第三の実施の形態では、リールユニット20と、可動取付装置300を介してリールユニット20に固定された基板ユニット24とにより、一体となった交換ユニット2を形成していたが、本形態では、リールユニット20と、基板ユニット24とが、別体となって形成されているものである。その他の構成は、第一の実施の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0106】
本形態では、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、本体キャビネット1の内側上部の奥側に固定している。具体的には、ヒンジ装置310の軸受け部313が、本体キャビネット1の内側上部の内面、すなわち、左右の側板16の内側に固定されているものである。そして、この軸受け部313の孔に、回転支持板311の左右から突出する軸受け部313が回動可能に差し込まれて、回転支持板311がこの軸受け部313を中心として回動可能に設定されているものである。そして、この回転支持板311の手前側の表面に主基板25が、ワンウェイねじ等により固定されているものである。
【0107】
そして、上扉30を開放した状態で、回転支持板311を手前側に倒すと、本体キャビネット1から手前側に向かって突出するような水平状態に保持することができる。これにより、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者のより近くで実施することができ、かかる結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0108】
そして、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業が終了した後は、回転支持板311を本体キャビネット1の奥側に立設させて、基板ユニット24及び回転支持板311を垂直状態に維持することができる。これにより、基板ユニット24を、手前側からより後ろ側に遠ざけることができ、前面側からの異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0109】
第五の形態
図11は、本発明の理解を助けるために、本発明に関連する第五の形態に係るスロットマシンSであって、スロットマシンSの上部の概略縦断面図を示すものである。
本形態に係るスロットマシンSは、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、本体キャビネット1の内側上部の手前側に固定したことを特徴とするものである。その他の構成は、第四の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0110】
本形態では、基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、本体キャビネット1の内側上部の手前側に固定している。このため、上扉30を開放した状態で、回転支持板311を手前側に倒すと、本体キャビネット1から手前側に向かって突出するような水平状態に保持することができる。これにより、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者の手元で実施することができ、かかる結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0111】
そして、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業が終了した後は、回転支持板311を後ろ側に倒して、基板ユニット24及び回転支持板311を水平状態に維持することができる。これにより、制御装置400としての基板ユニット24を、手前側からより後ろ側に遠ざけることができ、前面側からの異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0112】
その他の作用や、効果は、第一の実施の形態で説明したものと同様であって、説明を省略する。
第六の形態
図12及び図13は、本発明の理解を助けるために、本発明に関連する第六の形態に係るスロットマシンSであって、図12はスロットマシンSの上部の概略縦断面図、図13は基板ユニット24及び可動取付装置300の外観斜視図をそれぞれ示すものである。
【0113】
本形態に係るスロットマシンSは、可動取付装置300が、制御装置400としての基板ユニット24を所定方向にスライド可能にするためのスライド装置320を備えるとともに、制御装置400としての基板ユニット24を、そのスライド装置320を介して、本体キャビネット1に固定したことを特徴とするものである。その他の構成は、第一及び第三の実施の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0114】
上記スライド装置320は、基板ユニット24を上面に固定するための平板状のスライド支持板321と、このスライド支持板321の両端を前後の水平方向にスライド可能に保持するとともに、本体キャビネット1の左右の側板16の上部内面に固定されているスライド受け部材323とを備えているものである。
上記スライド支持板321は、その上面に基板ユニット24がワンウェイねじ等により、固定されている。そして、このスライド支持板321の左右両側端面には、長手方向に沿って、横方向に突出する縦断面形状が四角形状のスライド突部322が形成されている。また、スライド支持板321の上面の後ろ側には、四角板状の当接部326が固定されている。
【0115】
上記スライド受け部材323は、前後方向に長尺方向を有する二本の長尺棒状部材であって、それらの外側側面が、本体キャビネット1の内側上部の左右の側板16の内面側に固定されているものである。そして、スライド受け部材323は、それぞれの縦断面形状が略コ字状に形成されている。すなわち、スライド受け部材323は、二本の長尺棒状部材が互いに対面する面の中央長手方向に沿って、前記スライド支持板321のスライド突部322が、その内部に入って前後方向にスライド可能な形状のスライド溝部324を備えている。さらに、スライド受け部材323は、その上面の手前側に上方に向かって突出する四角板状の抜け防止部325を備えている。これは、スライド支持板321が、手前側にスライドして、スライド受け部材323から抜き出されようとしても、この抜け防止部325にスライド支持板321の当接部326が当選することにより、スライド支持板321がスライド受け部材323から抜け出ることを防止することができるものである。これにより、基板ユニット24がスライド支持板321と一緒に取り外されることを防止することができ、いわゆるゴト防止対策とすることができる。
【0116】
本形態に係るスロットマシンSは、スライド装置320を介して、制御装置400としての基板ユニット24を本体キャビネット1の上部の手前側にスライドさせて移動させることができる。これにより、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者の手前側に引き出して、その手元で実施することができ、かかる電気的接続としての結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0117】
なお、本形態で使用している制御装置400としての基板ユニット24は、ハーネス330を取り付けるための連結部27が、表面側に配置されているものである。これにより、基板ユニット24の上方から各種ハーネス330を取り付け、或いは取り外しすることができる。もちろん、スライド支持板321の中央に表裏に貫通する開口部を設けて、基板ユニット24の裏面側に連結部27を設けて、手前側に引き出した基板ユニット24の下方から各種ハーネス330を取り付け、或いは取り外しするように設定しても良いものである。
【0118】
そして、制御装置400としての基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業が終了した後は、スライド支持板321を後ろ側にスライドさせて、基板ユニット24及びスライド支持板321を水平状態で後方に維持することができる。これにより、基板ユニット24を、手前側からより後ろ側に遠ざけることができ、前面側からの異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0119】
第七の形態
図14は、第七の形態に係るスロットマシンSであって、スロットマシンSの上部の概略縦断面図を示すものである。
本形態に係るスロットマシンSは、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、扉3の上部背面側に固定したことを特徴とするものである。すなわち、ヒンジ装置310の軸受け部313が、上扉30の上部背面側に固定されている。そして、この軸受け部313に回転支持板311の回転軸部312が差し込まれて、その回転軸部312を回転中心として、回転支持板311が回動可能に形成されているものである。その他の構成は、第一の実施の形態と同一であって、同一の構成には、同一の部品番号を付して、それらの説明を省略する。
【0120】
本形態では、制御装置400としての基板ユニット24を、可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、上扉30の上部背面側に固定している。このため、上扉30を開放した状態で、回転支持板311を垂直状態にすると、基板ユニット24の後ろ側に配置した連結部27が露出することとなり、基板ユニット24と、ハーネス330との電気的接続としての結線作業を、作業者の手元で実施することができ、かかる結線作業を、より容易なものにすることができる。
【0121】
そして、制御装置400としての基板ユニット24と、電気的接続ケーブルとしてのハーネス330との結線作業が終了した後は、回転支持板311を、後ろ側に倒して、その状態で、上扉30を閉めることにより、基板ユニット24及び回転支持板311を、本体キャビネット1の内部奥側に向かって突出するように水平状態に保持することができる。これにより、基板ユニット24を、上扉30の背面側に立設した状態から、より後ろ側に遠ざけることができ、前面側からのワイヤ等の異物浸入や、磁気操作等のいわゆるゴト対策を、有効なものとすることができる。
【0122】
本形態では、制御装置400としての基板ユニット24を可動取付装置300であるヒンジ装置310を介して、上扉30に固定しているため、上扉30を本体キャビネット1に固定する前、予め、上扉30に基板ユニット24をヒンジ装置310を介して、固定しておけば、上扉30を本体キャビネット1に固定することにより、同時に、基板ユニット24も本体キャビネット1に固定することができる。さらに、上扉30を本体キャビネット1から取り外せば、同時に、基板ユニット24も本体キャビネット1から取り外すことができる。すなわち、上扉30と基板ユニット24とを一体とした交換ユニットとして取り扱うことができ、部品の取付作業や、交換作業を容易なものにすることができて、遊技内容の変更にも簡単に対応することができる。
【0123】
(第八の実施の形態)
図15は、第八の実施の形態に係るスロットマシンSであって、スロットマシンSの上部の概略縦断面図を示すものである。
本実施の形態では、スロットマシンSの部品の作動を制御するための制御装置400を、可動取付装置300を介して、リールユニット20に固定している。ここで、制御装置400は、スロットマシンSの部品の作動を制御するための装置であって、回転リール23と、払出装置であるホッパーユニット5との作動を制御するための主制御基板としての、いわゆる主基板25と、遊技機の遊技の演出に関連する部品の作動を制御するための副制御装置としての、いわゆるサブ基板410とを備えている。すなわち、制御装置400としての主基板25を、可動取付装置300としての主基板用ヒンジ装置470を介して、リールユニット20に固定している。また、制御装置400としてのサブ基板410を、可動取付装置300としてのサブ基板用ヒンジ装置471を介して、リールユニット20に固定している。
【0124】
そして、ハーネス330同士を接続するための中継用の中継装置430を、可動取付装置300としての中継装置用ヒンジ装置472を介して、上扉30の裏面側に固定している。そして、スロットマシンSの外部からのコンピューターからの外部接続ケーブルをスロットマシンS内部の部品に接続するための接続装置450を、可動取付装置300としての接続装置用ヒンジ装置473を介して、ホッパーユニット5の天板17の下面に固定しているものである。
【0125】
すなわち、本実施の形態では、主基板25、サブ基板410、中継装置430及び接続装置450を、それぞれの可動取付装置300としての、主基板用ヒンジ装置470、サブ基板用ヒンジ装置471、中継装置用ヒンジ装置472及び接続装置用ヒンジ装置473を介して、所定方向に可動な状態で、本体キャビネット1内部に取り付けているものである。
【0126】
なお、本実施の形態に係る本体キャビネット1、交換ユニット2、リールユニット20、上扉30及び下扉40は、上述した主基板25、サブ基板410、中継装置430及び制御装置400を有する基板ユニット24を可動取付装置300を介して取り付けていることを除いて、第一の実施の形態で説明したものと同様のものである。
(主基板25)
上記主基板25は、回転リール23及び払出装置としてホッパーユニット5の作動を制御するための主制御基板であって、CPUや、ROMや、RAM等の電子部品が実装され、ハーネス330を接続可能な接続端子を有するとともに、所定の配線が施されているものである。そして、この主基板25は、箱状の透明樹脂からなる基板ケース26の内部に納められて基板ユニット24を形成している。そして、かかる主基板25を有する基板ユニット24は、主基板用ヒンジ装置470により、リールユニット20の上面の奥側に固定されている。そして、かかる主基板25を有する基板ユニット24の背面側には、ハーネス330を連結するための接続端子としての連結部27が形成されている。
【0127】
(サブ基板410)
上記サブ基板410は、スロットマシンSの演出に関連する部品の作動を制御するための副制御基板であって、CPUや、ROMや、RAM等の電子部品が実装され、ハーネス330を接続可能な接続端子を有するとともに、所定の配線が施されているものである。そして、このサブ基板410は、箱状の透明樹脂からなる基板ケース26の内部に納められて基板ユニット24を形成している。そして、かかるサブ基板410を有する基板ユニット24は、サブ基板用ヒンジ装置471により、リールユニット20の上面の手前側に固定されている。そして、かかるサブ基板410を有する基板ユニット24の正面側には、ハーネス330を連結するための接続端子としての連結部27が形成されている。
【0128】
(中継装置430)
上記中継装置430は、電気的接続ケーブルとしての、いわゆるハーネス330同士を接続するための中継用の中継基板440であって、ハーネス330を接続可能な接続端子を有するとともに、所定の配線が施されているものである。そして、この中継基板440は、箱状の透明樹脂からなる基板ケース26の内部に納められて基板ユニット24を形成している。そして、かかる中継基板440を有する基板ユニット24は、中継装置用ヒンジ装置472により、上扉30の上部背面側に固定されている。そして、かかる中継基板440を有する基板ユニット24の背面側には、ハーネス330を連結するための接続端子としての連結部27が形成されている。
【0129】
ここで、上述したハーネス330は、リールユニット20と、払出装置としてのホッパーユニット5と、電源装置としての電源ユニット4とを、制御装置400としての主基板25に電気的接続するための接続ケーブルである。なお、ハーネス330は、上述した部品間同士の電気的接続に限定するものではなく、スロットマシンS内部の他の部品間同士の電気的接続をするようなものでも良いものである。
【0130】
(接続装置450)
上記接続装置450は、当該スロットマシンS外部のコンピューターからの外部接続ケーブルを、スロットマシンS内部の部品に接続するための、いわゆる集中端子基板460であって、外部接続ケーブルを接続可能な接続端子を有するとともに、所定の配線が施されているものである。そして、この集中端子基板460は、箱状の透明樹脂からなる基板ケース26の内部に納められて基板ユニット24を形成している。そして、かかる集中端子基板460を有する基板ユニット24は、接続装置用ヒンジ装置473により、本体キャビネット1の天板17の下面に固定されている。そして、かかる集中端子基板460を有する基板ユニット24の背面側には、ハーネス330を連結するための接続端子としての連結部27が形成されている。
【0131】
(主基板用ヒンジ装置470)
可動取付装置300としての主基板用ヒンジ装置470は、主基板25を納めた基板ユニット24を所定方向に可動な状態で、リールユニット20の上面の奥側に固定するためのものである。具体的には、主基板用ヒンジ装置470は、主基板25を納めた基板ユニット24を所定方向に回動可能に軸支するためのものである。
【0132】
上記主基板用ヒンジ装置470は、主基板25を納めた基板ユニット24をその前面側に固定するための長方形状の回転支持板311と、この回転支持板311を回動可能に軸支するとともに、それ自身、リールユニット20の枠体21上部の上面板315の奥側の上面に固定される軸受け部313とを備えている。そして、回転支持板311は、回転支持板311の左右両側端面から横方向に突出する円柱状の回転軸部312を備えている。そして、前記軸受け部313は、回転支持板311の回転軸部312を回動可能に軸支可能に形成されているものである。
【0133】
また、回転支持板311の中央部には、表裏方向に貫通する開口部314が形成されている。この開口部314は、基板ユニット24の裏面側の連結部27にハーネス330を連結するためのハーネス330の通路となるものである。
(サブ基板用ヒンジ装置471)
可動取付装置300としてのサブ基板用ヒンジ装置471は、サブ基板410を納めた基板ユニット24を所定方向に可動な状態で、リールユニット20の上面の手前側に固定するためのものである。具体的には、サブ基板用ヒンジ装置471は、サブ基板410を納めた基板ユニット24を所定方向に回動可能に軸支するためのものである。
【0134】
上記サブ基板用ヒンジ装置471は、サブ基板410を納めた基板ユニット24をその前面側に固定するための長方形状の回転支持板311と、この回転支持板311を回動可能に軸支するとともに、それ自身、リールユニット20の枠体21上部の上面板315の手前側の上面に固定される軸受け部313とを備えている。そして、回転支持板311は、回転支持板311の左右両側端面から横方向に突出する円柱状の回転軸部312を備えている。そして、前記軸受け部313は、回転支持板311の回転軸部312を回動可能に軸支可能に形成されているものである。
【0135】
また、回転支持板311の中央部には、表裏方向に貫通する開口部314が形成されている。
(中継装置用ヒンジ装置472)
可動取付装置300としての中継装置用ヒンジ装置472は、中継基板440を納めた基板ユニット24を所定方向に可動な状態で、上扉30の上部背面側に固定するためのものである。具体的には、中継装置用ヒンジ装置472は、中継基板440を納めた基板ユニット24を所定方向に回動可能に軸支するためのものである。
【0136】
上記中継装置用ヒンジ装置472は、中継基板440を納めた基板ユニット24をその背面側に固定するための長方形状の回転支持板311と、この回転支持板311を回動可能に軸支するとともに、それ自身、上扉30の上部背面側に固定される軸受け部313とを備えている。そして、回転支持板311は、回転支持板311の左右両側端面から横方向に突出する円柱状の回転軸部312を備えている。そして、前記軸受け部313は、回転支持板311の回転軸部312を回動可能に軸支可能に形成されているものである。また、回転支持板311の中央部には、表裏方向に貫通する開口部314が形成されている。
【0137】
(接続装置用ヒンジ装置473)
可動取付装置300としての接続装置用ヒンジ装置473は、集中端子基板460を納めた基板ユニット24を所定方向に可動な状態で、本体キャビネット1の天板17の下面の奥側に固定するためのものである。具体的には、接続装置用ヒンジ装置473は、集中端子基板460を納めた基板ユニット24を所定方向に回動可能に軸支するためのものである。
【0138】
上記接続装置用ヒンジ装置473は、集中端子基板460を納めた基板ユニット24をその背面側に固定するための長方形状の回転支持板311と、この回転支持板311を回動可能に軸支するとともに、それ自身、本体キャビネット1の天板17の下面に固定される軸受け部313とを備えている。そして、回転支持板311は、回転支持板311の左右両側端面から横方向に突出する円柱状の回転軸部312を備えている。そして、前記軸受け部313は、回転支持板311の回転軸部312を回動可能に軸支可能に形成されているものである。また、回転支持板311の中央部には、表裏方向に貫通する開口部314が形成されている。
【0139】
(作用及び効果)
本実施の形態では、主基板用ヒンジ装置470を鉛直方向に立設すると、連結部27が、背面側に位置して、ハーネス330の抜き差しが難しくなるが、主基板用ヒンジ装置470を手前側に倒して水平方向に設定すると、連結部27が上を向いて、ハーネス330の抜き差しが、背面側にある場合よりも容易となる。
【0140】
また、サブ基板用ヒンジ装置471を、奥側に倒して水平方向に設定すると、連結部27が上を向くが、サブ基板用ヒンジ装置471を手前側に起こして鉛直方向に立設すると、連結部が手前側に向いて、ハーネス330の抜き差しが、水平状態の場合よりも容易となる。
また、中継装置用ヒンジ装置472を、奥側に倒して水平方向に設定すると、連結部27が下を向くが、中継装置用ヒンジ装置472を、鉛直方向に立設すると、上扉30を開いた状態において、連結部27が上扉30の背面側を向いて、ハーネス330の抜き差しが、水平状態の場合よりも容易となる。
【0141】
また、接続装置用ヒンジ装置473を、鉛直方向に立設すると、連結部27が奥側を向いて、ハーネス330の抜き差しが困難となるが、接続装置用ヒンジ装置473を手前側の水平状態に設定すると、連結部27が天板17の下を向いて、ハーネス330の抜き差しが、かかる鉛直状態の場合よりも容易となる。
上述したように本実施の形態に係る可動取付装置300を可動させることにより、ハーネス330の基板ユニット24への抜き差しが容易な位置と、ハーネス330を抜き差しし難い位置とに変換することができる。このため、可動取付装置300を可動して、ハーネス330が抜き差しし易い位置に可動取付装置300を設定すると、ハーネス330の基板ユニット24への抜き差しが容易となり、交換ユニット2の取り付けや、取り外し作業を容易に行うことができる。一方、可動取付装置300を可動して、ハーネス330が抜き差しし難い位置に可動取付装置300を設定すると、ハーネス330の基板ユニット24への抜き差しがし難いので、交換ユニット2の取り付けや、取り外し作業を困難なものにすることができる。このように交換ユニット2の交換作業を困難な状態にしておくことにより、主基板25や、サブ基板410や、中継基板440や、集中端子基板460や、それらに接続されるリールユニット20等を、容易に交換できないので、不正に主基板25や、サブ基板410や、中継基板440や、集中端子基板460や、リールユニット20を交換される危険性を防止することができる。
【0142】
なお、上述した第一乃至第八の実施の形態に係る図面において、基板ユニット24に接続されるハーネス330は、1本若しくは省略されているように記載されているが、実際には、複数のハーネス330が基板ユニット24に接続されているものであって、それらの記載は省略しているものである。
【0143】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0144】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、制御装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項1記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0145】
すなわち、請求項2記載の発明によれば、基板ユニットの結線作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項2記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供することができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0146】
すなわち、請求項3記載の発明によれば、中継装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項3記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供することができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0147】
すなわち、請求項4記載の発明によれば、接続装置の電気的接続作業を容易なものにすることができて、その修理や交換を容易なものとし、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供することができる。
更に、請求項4記載の発明は、上扉や、交換ユニット等の遊技内容に関連する部分を交換可能として、遊技に直接関係のない部分はそのまま残して、あたかも遊技機を一新したかのような効果が得られる遊技機を提供することができる。
(請求項5)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0148】
すなわち、請求項5記載の発明によれば、制御装置が、主制御基板と、副制御基板とのうち、少なくとも一つを収めた遊技機を提供することができる。
(請求項6)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項5記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0149】
すなわち、請求項6記載の発明によれば、制御装置の電気的接続作業を容易なものにすることができる上に、制御装置及びリールユニットを一体化して、その取付作業や、交換作業を容易なものにすることができ、遊技内容の変更にも簡単に対応することができるようにした遊技機を提供することができる。
【0150】
(請求項
請求項記載の発明によれば、上記した請求項1、5、6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0151】
すなわち、請求項記載の発明によれば、制御装置の取り付け、取り外し作業を容易に行うことができ、遊技内容の変更を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項
請求項記載の発明によれば、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0152】
すなわち、請求項記載の発明によれば、制御装置を電気的接続作業に最適な位置に回動させて、所定の回転角度に配置した状態で、電気的接続作業を行うことができ、電気的接続作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供することができる。
(請求項
請求項記載の発明によれば、上記した請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0153】
すなわち、請求項記載の発明によれば、制御装置を結線作業に最適な位置にスライドさせて移動させた状態で、電気的接続作業を行うことができて、結線作業を容易なものにすることができるようにした遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機を示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の本体キャビネット内部を示す外観正面図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の本体キャビネットから扉を外した状態を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態であって、基板ユニットを示す正面図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態であって、基板ユニット及び可動取付装置を示す外観斜視図である。
【図10】本発明に関連する第四の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図11】本発明に関連する第五の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図12】本発明に関連する第六の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図13】本発明に関連する第六の形態であって、基板ユニット及び可動取付装置を示す外観斜視図である。
【図14】本発明に関連する第七の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【図15】本発明の第八の実施の形態であって、遊技機の上部を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
S スロットマシン 1 本体キャビネット
2 交換ユニット 3 扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
7 ロック機構 10 固定装置
11 開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
17 天板 18 裏板
20 リールユニット 21 枠体
22 リールユニット本体 23 回転リール
24 基板ユニット 25 主基板
26 基板ケース 27 連結部
30 上扉 31 表示窓
32 表示装置 33 飾り部
40 下扉 41 操作部
42 メダル投入口 43 メダル受け
44 鍵穴 48 メダルセレクター
49 スピーカ 50 前パネル
60 枠体係合部 61 上扉係合部
62 本体係合部 63 下扉係合部
90 突出片 100 店操作部
210 ローラー 211 上扉用ローラー
212 下扉用ローラー 220 ローラーガイド
221 上扉用ローラーガイド 222 下扉用ローラーガイド
300 可動取付装置 310 ヒンジ装置
311 回転支持板 312 回転軸部
313 軸受け部 314 開口部
315 上面板 320 スライド装置
321 スライド支持板 322 スライド突部
323 スライド受け部材 324 スライド溝部
325 抜け防止部 326 当接部
330 ハーネス 340 演出装置
400 制御装置 410 サブ基板
430 中継装置 440 中継基板
450 接続装置 460 集中端子基板
470 主基板用ヒンジ装置 471 サブ基板用ヒンジ装置
472 中継装置用ヒンジ装置 473 接続装置用ヒンジ装置

Claims (9)

  1. 正面側に開口する本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの開口部を開閉自在に塞ぐ扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すための払出装置と、
    前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置と、
    前記遊技機の部品に電力を供給する電源装置と、
    前記リールユニット、前記払出装置及び前記電源装置を、前記制御装置に電気的接続するための電気的接続ケーブルと、
    前記制御装置を、前記本体キャビネットに対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット内部に取り付けるための可動取付装置とを少なくとも備え、
    前記扉は、前記本体キャビネットの開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉と、前記本体キャビネットの開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    枠体に少なくとも前記リールユニット及び前記制御装置を設置した交換ユニットを、前記本体キャビネット内部に着脱自在に形成し、
    前記上扉には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニットの枠体には、前記上扉の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、
    前記交換ユニットを前記本体キャビネットに収納した状態で、前記本体キャビネットの開口上部を前記上扉で開閉可能に形成していることを特徴とする遊技機。
  2. 正面側に開口する箱形の本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの開口部を開閉自在に塞ぐ扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すためのホッパーユニットと、
    前記回転リール及びホッパーユニットの作動を制御するための主基板を納めた基板ユニットと、
    電源ユニットと、
    前記リールユニット、前記ホッパーユニット及び前記電源ユニットを、前記基板ユニットに結線するためのハーネスと、
    前記基板ユニットを、前記本体キャビネットに対して、所定方向に可動可能な状態で、前記本体キャビネット内部に取り付けるための可動取付装置とを少なくとも備え、
    前記扉は、前記本体キャビネットの開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉と、前記本体キャビネットの開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    枠体に少なくとも前記リールユニット及び前記基板ユニットを設置した交換ユニットを、前記本体キャビネット内部に着脱自在に形成し、
    前記上扉には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニットの枠体には、前記上扉の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、
    前記交換ユニットを前記本体キャビネットに収納した状態で、前記本体キャビネットの開口上部を前記上扉で開閉可能に形成していることを特徴とする遊技機。
  3. 正面側に開口する本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの開口部を開閉自在に塞ぐ扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すための払出装置と、
    前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置と、
    前記遊技機の部品に電力を供給する電源装置と、
    前記リールユニット、前記払出装置及び前記電源装置を、前記制御装置に電気的接続するための電気的接続ケーブルと、
    前記電気的接続ケーブル同士を接続するための中継用の中継装置と、
    前記中継装置を、前記本体キャビネットに対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット内部に取り付けるための可動取付装置とを少なくとも備え、
    前記扉は、前記本体キャビネットの開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉と、前記本体キャビネットの開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    枠体に少なくとも前記リールユニット及び前記制御装置を設置した交換ユニットを、前記本体キャビネット内部に着脱自在に形成し、
    前記上扉には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニットの枠体には、前記上扉の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、
    前記交換ユニットを前記本体キャビネットに収納した状態で、前記本体キャビネットの開口上部を前記上扉で開閉可能に形成していることを特徴とする遊技機。
  4. 正面側に開口する本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの開口部を開閉自在に塞ぐ扉と、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    遊技メダルを払い出すための払出装置と、
    前記遊技機の部品の作動を制御するための制御装置と、
    前記遊技機の部品に電力を供給する電源装置と、
    遊技機外部のコンピューターからの外部接続ケーブルを、遊技機内部の部品に接続するための接続装置と、
    前記接続装置を、前記本体キャビネットに対して、所定方向に可動な状態で、前記本体キャビネット内部に取り付けるための可動取付装置とを少なくとも備え、
    前記扉は、前記本体キャビネットの開口部のうち上側部分を開閉自在に塞ぐ上扉と、前記本体キャビネットの開口部のうち下側部分を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    枠体に少なくとも前記リールユニット及び前記制御装置を設置した交換ユニットを、前記本体キャビネット内部に着脱自在に形成し、
    前記上扉には係合部の一方が設けられるとともに、前記交換ユニットの枠体には、前記上扉の係合部と回転自在に係合する他方の係合部が設けてあり、
    前記交換ユニットを前記本体キャビネットに収納した状態で、前記本体キャビネットの開口上部を前記上扉で開閉可能に形成していることを特徴とする遊技機。
  5. 前記制御装置は、
    前記回転リール及び前記払出装置の作動を制御するための主制御基板と、
    前記遊技機の演出に関連する部品の作動を制御するための副制御基板とのうち、少なくとも一つを納めたものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  6. 前記制御装置は、前記可動取付装置を介して、前記リールユニットに固定したことを特徴とする請求項1又は請求項5記載の遊技機。
  7. 前記遊技機は、
    前記本体キャビネット内部に横方向に渡した板状の中板を備え、
    前記扉は、
    前記本体キャビネットの前記中板の上側の開口上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、
    前記本体キャビネットの前記中板の下側の開口下部を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    前記中板の上には、少なくとも前記リールユニットを載せたことを特徴とする請求項1、5、6のいずれか1項に記載の遊技機。
  8. 前記可動取付装置は、前記制御装置を所定方向に回動可能に軸支するためのヒンジ装置を備えたことを特徴とする請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の遊技機。
  9. 前記可動取付装置は、前記制御装置を所定方向にスライド可能にするためのスライド装置を備えたことを特徴とする請求項1、5、6、7のいずれか1項に記載の遊技機。
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