JP2008284000A - 制御基板ユニット及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御基板のROM(データ格納部材)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる制御基板ユニット及び遊技機を提供しようとするものである。
【解決手段】データ格納部材(140)の突起(143)を装着溝(151)の開放部(152)に差し込み、スライド板(150)を案内レール(133)に沿って移動させて、突起(143)が曲折部(153)内を制御基板(100)側へ移動することにより、外部接続部(144)と基板接続部(123)とが接続して、データ格納部材(140)を制御基板(100)に装着可能に形成され、装着後、スライド板(150)を案内レール(133)に沿って逆方向に移動させて、突起(143)が曲折部(153)内を反制御基板(100)側へ移動することにより、データ格納部材(140)が制御基板(100)側とは反対方向に移動し、データ格納部材(140)を制御基板(100)から取り外し可能に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、分離型スロットマシンなどの、遊技装置と制御基板とを一体に取り扱い可能とした交換ユニットを、遊技機の筐体に対して着脱自在かつ交換可能とした制御基板ユニット及び遊技機に関するものである。
従来、資源の有効利用、遊技機交換作業の簡易化及び経費節減の観点から、回転リール及び主制御基板を支持体に搭載した交換ユニットを、遊技機の筐体から着脱自在に形成した分離型スロットマシンが考案されている。そして特許文献1に示すように、この分離型スロットマシンの着脱作業を容易にするため、筐体側の内装部材と交換ユニット側の搭載部品との間の電気的接続が、着脱作業と同時に行われるようにした技術も考案されている。
特開2005−342196号公報
上記したような分離型遊技機においては、交換側に配置される部品点数を極力少なくして、交換作業にかかる労力を軽減し交換費用をより削減することが求められる。例えば、演出表示部として液晶表示装置を用いた遊技機の場合には、液晶画面に表示される動画等の演出内容が変更されれば、装置自体は交換する必要がない。同様に、遊技機の正面に設けられる装飾ランプ等の電飾装置も、遊技機のデザインが大幅に変更される場合以外には、複数の機種に共通して使用可能である。しかし、従来の分離型遊技機においては、演出装置を制御する制御装置(制御基板)も交換側に配置されていた。
上記問題点を解決すべく、複数機種に共通して使用可能な演出装置を筐体側に据え置くようにし、演出装置に行わせる演出内容のみを変更することが考えられる。すなわち、演出制御装置(制御基板)のうち、演出装置を作動させるための部分は演出装置とともに筐体側に残し、機種毎に異なる演出データを記憶したROM(ROMを搭載したカセット)のみを交換するものである。このように形成した場合には、交換作業を効率的にするために迅速な着脱方法が求められる。しかし、ROMを基板に取り付ける作業は、全ての結合部のピンを一度に均一に挿入する必要があるため、力を有するものであり、また、結合部のピンが変形しないように傾かず均一の大きな力を加えることは繊細且つ慎重な作業を必要とするものであり、かなりの技量を要するものであった。更に、何度も着脱作業が繰り返されるため、不慣れな作業者が行うと、演出制御装置のROM装着部の損傷が発生してしまうという問題点もあった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1) すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、制御基板のROM(データ格納部材)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる制御基板ユニットを提供しようとするものである。
(請求項2) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、スライド板を可動できないようにして、不正行為を防止可能な制御基板ユニットを提供しようとするものである。
(請求項3) 請求項3記載の発明は、次の点を目的とする。すなわち、請求項3記載の発明は、制御基板(演出制御基板)のROM(データ格納部材)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる制御基板ユニットを有する遊技機を提供しようとするものである。
(請求項1)
(特徴点) 請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、外装箱(130)と、前記外装箱(130)に収納される制御基板(100)と、前記制御基板(100)で使用する所定のデータを記憶した記憶装置を内蔵するデータ格納部材(140)と、前記データ格納部材(140)を前記制御基板(100)に装着するためのスライド板(150)とを備えた制御基板ユニット(70)であって、前記データ格納部材(140)は、一方の端面に外部接続部(144)を有し、この外部接続部(144)のある端面に隣接する面には外方向に突出する突起(143)を備え、前記制御基板(100)は、前記データ格納部材(140)の前記外部接続部(144)を挿入することにより、前記外部接続部(144)に接続可能な基板接続部(123)を備え、前記外装箱(130)は、前記基板接続部(123)に対応する位置に、前記データ格納部材(140)を挿入可能な挿入口(131)を有するとともに、前記挿入口(131)付近に位置し前記データ格納部材(140)の挿入方向と平行する方向に設けられた案内板(132)を備え、前記案内板(132)は、前記スライド板(150)を、前記データ格納部材(140)の挿入方向に直角な方向に案内する案内レール(133)を備え、前記スライド板(150)は、前記データ格納部材(140)の前記突起(143)を差し込み可能な装着溝(151)を備え、前記装着溝(151)は、一方の端部に開放する開放部(152)と、前記データ格納部材(140)を装着する際、前記制御基板(100)側に臨む端面からの距離が、前記開放部(152)側から他方の端部側に向かって、徐々に短くなるように曲折した曲折部(153)とを少なくとも備え、前記データ格納部材(140)の前記突起(143)を前記装着溝(151)の開放部(152)に差し込み、前記スライド板(150)を前記案内レール(133)に沿って移動させて、前記装着溝(151)に差し込まれた前記突起(143)が前記曲折部(153)内を前記制御基板(100)側へ移動することにより、前記データ格納部材(140)が前記制御基板(100)側に移動し、前記外部接続部(144)と前記基板接続部(123)とが接続して、前記データ格納部材(140)を前記制御基板(100)に装着可能に形成され、装着後、前記スライド板(150)を前記案内レール(133)に沿って逆方向に移動させて、前記装着溝(151)に差し込まれた前記突起(143)が前記曲折部(153)内を反制御基板(100)側へ移動することにより、前記データ格納部材(140)が前記制御基板(100)側とは反対方向に移動し、前記外部接続部(144)と前記基板接続部(123)とが離反して、前記データ格納部材(140)を前記制御基板(100)から取り外し可能に形成されていることを特徴とする。
(作用) 本発明は、先ず、データ格納部材(140)を装着する際、データ格納部材(140)を外装箱(130)の挿入口(131)に挿入する。これにより、データ格納部材(140)は、挿入方向或いは取り外し方向、いわゆる進退方向には自由に可動可能となるが、それ以外の方向への移動が制限される。そして、データ格納部材(140)の突起(143)を、装着溝(151)の一方の端部に開放する開放部(152)から差し込む。そして、スライド板(150)を案内レール(133)に沿って移動させる。この案内レール(133)は、スライド板(150)をデータ格納部材(140)の挿入方向に直角な方向に案内する。このため、スライド板(150)は、データ格納部材(140)の挿入方向に直角な方向に移動する。そして、このスライド板(150)を移動させることにより、装着溝(151)に差し込まれた突起(143)の装着溝(151)内部における相対的位置は、装着溝(151)内部を開放部(152)側から他方の端部側の曲折部(153)側へ移動する。そして、この曲折部(153)は、制御基板(100)側に臨む端面(具体的には、図7に示す前端面(155))からの距離が、開放部(152)から他方の端部側に向かって徐々に短くなるように曲折するように形成されている。このため、装着溝(151)内部に差し込まれた突起(143)は、装着溝(151)の曲折部(153)の内面に押されて、曲折部(153)に沿って移動して、制御基板(100)側に臨む端面(前端面(155))側へ近づいていく。これにより、突起(143)の移動とともに、データ格納部材(140)を、制御基板(100)側へ移動させることができる。そして、データ格納部材(140)が制御基板(100)側へ移動することにより、データ格納部材(140)の外部接続部(144)と、制御基板(100)の基板接続部(123)とが接続して、結果として、データ格納部材(140)を制御基板(100)に装着することができる。
一方、装着後、データ格納部材(140)を制御基板(100)から取り外す際には、その状態からスライド板(150)を案内レール(133)に沿って装着したときと逆方向に移動させると、装着溝(151)に差し込まれた突起(143)の装着溝(151)内部における相対的位置は、曲折部(153)側から開放部(152)側へ移動することになる。
そして、この曲折部(153)は、制御基板(100)側に臨む端面(前端面(155))からの距離が、開放部(152)から他方の端部側に向かって徐々に短くなるように曲折するように形成されている。すなわち、曲折部(153)は、制御基板(100)側に臨む端面(前端面(155))からの距離が、曲折部(153)側の端部から開放部(152)側へ向かって徐々に長くなるように形成されていることになる。このため、装着溝(151)内部に差し込まれた突起(143)は、装着溝(151)の曲折部(153)の内面に押されて、曲折部(153)の形状に沿って移動して、制御基板(100)側に臨む端面(前端面(155))側から離れていく。これにより、突起(143)の移動とともに、データ格納部材(140)を、反制御基板(100)側へ移動させることができる。そして、データ格納部材(140)が制御基板(100)側とは反対方向に移動し、データ格納部材(140)の外部接続部(144)と、制御基板(100)の基板接続部(123)とが離反して、結果として、データ格納部材(140)を制御基板(100)から取り外すことができる。
したがって、本発明に係る制御基板ユニット(70)は、制御基板(100)のデータ格納部材(140)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる。
(請求項2)
(特徴点) 請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記データ格納部材(140)を、前記制御基板(100)に装着した後、前記スライド板(150)が可動しないように、前記スライド板(150)と前記外装箱(130)とをロックするためのロック手段(160)を備えたことを特徴とする。
なお、ここで、「スライド板(150)と外装箱(130)とをロックするためのロック手段(160)」とは、スライド板(150)と、外装箱(130)との相互位置が可動しないように鍵のようなもので固定するものや、相互位置が簡単に可動してしまうが、相互位置が可動するとロック状態が解除され、ロック状態が解除されたことが記録に残ってしまうようなもの、いわゆる封印状態のようなものも含むものである。
(作用) 本発明は、ロック手段(160)が、スライド板(150)と外装箱(130)とをロックする。これにより、スライド板(150)を移動させて、データ格納部材(140)が取り外されることを防止することができる。
また、かかるロック手段(160)を、解除したらロック手段(160)が破断する等により再ロックすることができないような封印手段とすることにより、装着したデータ格納部材(140)が不正に取り替えられることのないよう、不正交換を簡単に発見することが可能となり、不正行為を防止することができる。
(請求項3)
(特徴点) 請求項3記載の発明は、次の点を特徴とする。すなわち、複数機種に共通して使用可能な非交換部材を備え遊技場に据え置かれる本体部(10)と、遊技機(S)の機種毎に対応する交換部材を搭載し前記本体部(10)に着脱自在に取り付けられる交換ユニット(2)とを備えた遊技機(S)において、前記本体部(10)は、前記非交換部材として、音声画像その他の表示方法により演出表示を行うための演出表示装置(170)と、後述するデータ格納部材(140)を除く、前記演出表示装置(170)の作動を制御するための演出制御基板ユニット(90)とを少なくとも備え、前記交換ユニット(2)は、前記交換部材として、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表手段を有するリールユニット(20)と、前記リールユニット(20)の作動を制御するとともに、抽選、遊技機(S)の作動その他の遊技内容に関する制御を行うための主制御基板ユニット(80)と、後述するデータ格納部材(140)とを少なくとも備え、前記演出制御基板ユニット(90)は、外装箱(130)と、前記外装箱(130)に収納される演出制御基板(120)と、前記演出制御基板(120)で使用する機種に対応する演出データを記憶した記憶装置を内蔵するデータ格納部材(140)と、前記データ格納部材(140)を前記演出制御基板(120)に装着するためのスライド板(150)とを備え、前記データ格納部材(140)は、一方の端面に外部接続部(144)を有し、この外部接続部(144)のある端面に隣接する面には外方向に突出する突起(143)を備え、前記演出制御基板(120)は、前記データ格納部材(140)の前記外部接続部(144)を挿入することにより、前記外部接続部(144)に接続可能な基板接続部(123)を備え、前記外装箱(130)は、前記基板接続部(123)に対応する位置に、前記データ格納部材(140)を挿入可能な挿入口(131)を有するとともに、前記挿入口(131)付近に位置し前記データ格納部材(140)の挿入方向と平行する方向に設けられた案内板(132)を備え、前記案内板(132)は、前記スライド板(150)を、前記データ格納部材(140)の挿入方向に直角な方向に案内する案内レール(133)を備え、前記スライド板(150)は、前記データ格納部材(140)の前記突起(143)を差し込み可能な装着溝(151)を備え、前記装着溝(151)は、一方の端部に開放する開放部(152)と、前記データ格納部材(140)を装着する際、前記演出制御基板(120)側に臨む端面からの距離が、前記開放部(152)側から他方の端部側に向かって、徐々に短くなるように曲折した曲折部(153)と少なくとも備え、前記データ格納部材(140)の前記突起(143)を前記装着溝(151)の開放部(152)に差し込み、前記スライド板(150)を前記案内レール(133)に沿って移動させて、前記装着溝(151)に差し込まれた前記突起(143)が前記曲折部(153)内を前記演出制御基板(120)側へ移動することにより、前記データ格納部材(140)が前記制御基板(100)側に移動し、前記外部接続部(144)と前記基板接続部(123)とが接続して、前記データ格納部材(140)を前記演出制御基板(120)に装着可能に形成され、装着後、前記スライド板(150)を前記案内レール(133)に沿って逆方向に移動させて、前記装着溝(151)に差し込まれた前記突起(143)が前記曲折部(153)内を反演出制御基板(120)側へ移動することにより、前記データ格納部材(140)が前記制御基板(100)側とは反対方向に移動し、前記外部接続部(144)と前記基板接続部(123)とが離反して、前記データ格納部材(140)を前記演出制御基板(120)から取り外し可能に形成されていることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載の制御基板ユニット(70)を主制御基板ユニット(80)として備えた遊技機(S)である。本発明に係る遊技機(S)は、遊技ホール(遊技場)に設置される遊技機(S)であって、例えばスロットマシンに適している。遊技機としては、上記構成の他に、遊技機の主電源を入れるための電源ユニット(4)や、遊技メダルなどの遊技媒体を払い出すためのホッパーユニット(5)を備えていてもよい。
ここで、「本体部(10)」とは、遊技機(S)の遊技場に据え置かれる部分であって、筐体(1)や筐体(1)に取り付けられる前扉(3)あるいは前扉(3)の骨組み部分を含む。
前記交換ユニット(2)は、リールユニット(20)及び主制御基板ユニット(80)を一体的に取り扱い可能とするための支持体(21)を備えたものとすることができ、上記構成の他にも、例えば交換ユニット(2)を筐体(1)に収納固定したときに筐体(1)の正面開口部(6)の一部(例えば開口上部(13))を塞ぐことができる前扉(3)(上扉(7))や、前扉(3)(上扉(7))に形成された透視部(41)から視認可能となるパネルユニット(30)などを備えていてもよい。
また、前記「図柄表示手段(24)」は、リールテープに複数の図柄を表示し駆動モータ(26)によって回転する回転リール(23)や、表示画面に画像としての図柄を変動表示又は停止表示可能な液晶表示装置とすることができる。すなわち、リール装置を搭載していなくても、前記したような図柄表示手段(24)を備えていればリールユニット(20)に含まれるものである。
前記主制御基板ユニット(80)は、交換部材のうち主としてリールユニット(20)などの遊技装置の作動を制御するための制御装置として機能するものである。具体的には、スロットマシン(S)の場合には、複数の図柄配列からなる当選役の抽選処理を行なったり、スタートスイッチ(42B)及びストップスイッチ(42C)の操作信号に基づく回転リール(23)の回転及び回転停止処理を行なったり、回転リール(23)の図柄の停止位置から入賞の有無を判定し、入賞の場合にはホッパーユニット(5)を作動させてメダルを払い出したりするためのものである。主制御基板ユニット(80)は、例えば交換ユニット(2)の支持体(21)の上面部に固定することができる。
前記演出制御基板ユニット(90)は、所定の演出データに基づいて本体部に据え置かれる演出表示装置(170)(スピーカ47、液晶表示装置(48))の作動を制御するための制御装置として機能するものであって、例えば液晶表示装置(48)の液晶画面の表示制御を行うための制御基板ユニットが含まれる。この演出制御基板ユニット(90)は、筐体(1)に配置されていてもよいし、前扉(3)に配置されていてもよい。なお、演出制御基板ユニット(90)の機構的構成は、請求項1の説明において述べた「制御基板ユニット(70)」と同様である。
本発明においては、演出データを記憶したデータ格納部材(140)を交換ユニット(2)に着脱自在に取り付けてある。遊技機の機種交換の際には、交換ユニット(2)を新しい機種に対応した交換ユニット(2)に取り替えるとともに、演出制御基板ユニット(90)に装着されている旧機種用のデータ格納部材(140)を取り外して、代わりに新しい機種に対応したデータ格納部材(140)を交換ユニット(2)とともに装着する。
本発明によれば、所定の演出表示装置(170)と、データ格納部材(140)を除いた演出制御基板ユニット(90)を非交換部品とすることによって、機種変更における交換部品をよりコンパクトにでき、機種交換にかかる労力及び費用を削減することができるとともに、データ格納部材(35)の装着を容易かつ確実に行うことができる。
なお、演出制御基板ユニット(90)の演出制御基板(120)に、スライド板(150)を移動させてデータ格納部材(140)を装着し、或いは取り外す作用及び効果は、請求項1に記載した発明の作用及び効果と同一であるため、それらの説明は省略する。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1) 請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれば、制御基板のROM(データ格納部材)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる制御基板ユニットを提供することができる。
(請求項2) 請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2記載の発明によれば、スライド板を可動できないようにして、不正行為を防止可能な制御基板ユニットを提供することができる。
(請求項3) 請求項3記載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわち、請求項3記載の発明によれば、制御基板(演出制御基板)のROM(データ格納部材)のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる制御基板ユニットを有する遊技機を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機Sとしてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1から図12までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は遊技機の外観斜視図、図2は交換ユニットを取り付ける前の前扉を開いた状態の遊技機の外観斜視図、図3は交換ユニットを取り付けて、前扉を開いた状態の遊技機の外観斜視図、図4はスライド板を押し込む前の状態の演出制御基板ユニットの外観斜視図、図5はスライド板を押し込んだ状態の演出制御基板ユニットの外観斜視図、図6は演出制御基板の外観斜視図、図7はスライド板の外観斜視図、図8はデータ格納部材の外観斜視図、図9はスライド板を段階的に押し込んでいる状態の演出制御基板ユニットの外観上面図であって、図9(A)はスライド板を押し込む前の状態の演出制御基板ユニットの外観上面図、図9(B)はスライド板を押し込んでいる途中の状態の演出制御基板ユニットの外観上面図、図9(C)はスライド板を押し込んだ最終状態の演出制御基板ユニットの外観上面図、図10はスライド板を段階的に押し込んでいる状態の演出制御基板ユニットの一部拡大外観上面図であって、図10(A)は、図9(B)の一部拡大図、図10(B)は図9(C)の一部拡大図、図11はスライド板を引き出そうと引っ張っている状態の演出制御基板ユニットの外観上面図であって、図11(A)はスライド板を引き出そうと引っ張っている最初の状態の演出制御基板ユニットの外観上面図、図11(B)はスライド板を引きだそうと引っ張っている途中の状態の演出制御基板ユニットの外観上面図、図12は、スライド板を引き出そうと引っ張っている状態の演出制御基板ユニットの一部拡大上面図であって、図12(A)は図11(A)の一部拡大図、図12(B)は図11(B)の一部拡大図をそれぞれ示すものである。
本実施の形態における遊技機Sは、図2に示すように、大きく分けて、正面側に正面開口部6を有する筐体1と、この筐体1の正面開口部6を開閉可能に塞ぐ前扉3と、前記筐体1の内部に着脱自在に取り付けられ機種毎に対応して交換する交換ユニット2とから構成されている。
そして、本形態に係る遊技機Sは、複数機種に共通して使用可能な非交換部材を備え遊技場に据え置かれる本体部10と、遊技機Sの機種毎に対応する交換部材を搭載し本体部10に着脱自在に取り付けられる交換ユニット2とを備えている。
前記本体部10は、非交換部材として、音声画像その他の表示方法により演出表示を行うための演出表示装置170と、後述するデータ格納部材140を除く、演出表示装置170の作動を制御するための演出制御基板ユニット90と、前記筐体1と、前記前扉3と、ホッパーユニット5と、電源ユニット4とを備えている。
前記交換ユニット2は、交換部材として、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表手段を有するリールユニット20と、リールユニット20の作動を制御するとともに、抽選、遊技機Sの作動その他の遊技内容に関する制御を行うための主制御基板ユニット80と、後述するデータ格納部材140とを備えている。
なお、ここで、本明細書における「正面」や「前面」や「前方向」や「手前方向」とは、作業者(或いは遊技者)が、遊技機1の正面側の前に遊技機1の方に顔を向けて座って、或いは、立っているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見た場合の奥から手前への方向を意味する。したがって、正面側や前面側や前方向や手前方向とは、かかる作業者から見た場合の遊技機1の奥から正面へ向かう方向を意味する。
また、「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、交換作業者(或いは遊技者)が、遊技機1の正面側に遊技機1の方を向いて位置しているような場合のかかる交換作業者(或いは遊技者)から見たときの手前から奥への方向を意味する。したがって、後方向とは、遊技機1の正面から奥(後ろ)へ向かう方向を意味する。また、本明細書における「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかる遊技機1の前面の方を向いて位置している者から見た場合の右方向や、左方向を意味する。
(筐体1)
筐体1は、図2に示すように、底板15、側板16、天板17及び裏板18からなる前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する正面開口部6を有する箱体であり、左右二つの側板16の間の高さ方向略中央部には水平方向に平板状の中板12が渡されている。そして、底板15には、遊技機Sの主電源の入切を行うための電源ユニット4と、遊技開始の条件として投入された遊技メダルや、入賞時に払い出すための遊技メダルを貯留するとともに、入賞時に貯留している遊技メダルをメダル皿45へ払い出すことが可能なホッパーユニット5とが設置されている。そして、向かって正面左側の側板16の手前側には、前扉3を係合させ、回転自在に支持するための扉ヒンジ19が、上下方向に間隔をおいて二つずつ設けられている。
ここで、前記電源ユニット4は、電源装置が内装されていると共に、ホール管理者が種々の設定を行うためのスイッチ等を有しているものである。前記ホッパーユニット5は、遊技メダルを貯留可能であるとともに入賞時等に遊技メダルを払い出すためのものである。
前記筐体1は、電源ユニット4及び演出制御基板120やその他の筐体1内部の部品と電気信号が双方向に送信可能に接続される非交換中継基板63と、この非交換中継基板63の電気信号の出入り口になるとともに、この筐体1の内部奥側に位置して前面側に臨む接続端子(非交換接続端子65)とを備えている。
具体的には、非交換中継基板63は、図2に示すように、筐体1の開口上部13の裏板18の前面側に固定されている。そして、非交換接続端子65は、その非交換中継基板63の前面側に2個形成されている。この非交換接続端子65は、その接続ピン等が前面側に延びて、前面側に臨むように形成されている。
前記非交換接続端子65は、交換ユニット2を筐体1の正面開口部6から奥側に向かって押し込んで差し込むことにより、この非交換中継基板63の接続端子と後述する交換中継基板64の交換接続端子66とが接続されて、電源ユニット4と、駆動モータ26、主制御基板110その他の部品とが電気信号が双方向に送信可能に接続されるように形成されているものである。なお、部品によっては、双方向に送信可能とせずに、不正行為防止のため、意図的に、電気信号が一方通行のみに送信可能にしても良いものである。
そして筐体1は、遊技機Sの機種交換に際して、遊技場に設置したままにしておけるものである。なお、この機種交換とは、かかるスロットマシンである遊技機Sが、遊技ホールに設置されて、所定期間経過した後、いわゆる「新台入れ替え」と称して、遊技内容が異なる機種の遊技機Sに変更するものである。
(前扉3)
前記前扉3は、筐体1の左側端に回動自在に軸支されて正面開口部6を開閉自在に塞ぐとともに筐体1内部を正面側から視認可能な透視部41を有するものである。そして、前扉3は、筐体1の正面開口部6を塞ぐための板状の扉体であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。
前記前扉3の周囲には、四角枠状の扉枠40が形成されている。
前記前扉3は、前記筐体1の左側端の上部に扉ヒンジ19により回動自在に軸支されて、正面開口部6のうち、中板12の上部の開口上部13を開閉自在に塞ぐ上扉7と、前記筐体1の左側端の下部に扉ヒンジ19により回動自在に軸支されて、正面開口部6のうち、中板12の下部の開口下部14を開閉自在に塞ぐ下扉8とを備えている。
(上扉7)
前記上扉7は、筐体1の左側端に扉ヒンジ19により回動自在に軸支されて、開口上部13を開閉自在に塞ぐためのものである。
前記上扉7は、動画等により種々の演出表示を行うための演出表示装置170としての液晶表示装置48と、ランプ等の電飾を含む飾り部49が設けられている。
前記上扉7の中央には、後述する交換ユニット2を筐体1内部の中板12の上に固定した状態で、交換ユニット2の正面側に設けられたパネルユニット30の正面パネル31を、遊技機Sの手前側から見ることができる透視部41が形成されている。
ここで、前記透視部41は、図2に示すように、前扉3の正面側から背面側に貫通する開口部として形成されている。なお、前扉3の正面側から背面側を透視可能であれば、透視部41は開口部でなくともよい。例えば上扉7の正面中央に形成された開口部を透明なアクリル板で塞いである構成としてもよい。また、図示した例では、透視部41は、前扉3に装着した交換ユニット2のパネルユニット30のほぼ全面を視認可能な大きさに形成されているが、少なくともパネルユニット30の図柄表示窓32が視認可能であればよい。
前記上扉7は、上扉7の裏面側に固定されるとともに演出用の部材を制御するための演出制御基板120を備えている。この演出制御基板120としては、図2に示すように、上扉7の裏面上部(液晶表示装置48の裏側)にサブ制御基板121及び液晶制御基板122が形成されている。なお、サブ制御基板121は、後述するサブ制御基板ユニット91の外装箱130の内部に収納され、液晶制御基板122は、後述する液晶制御基板ユニット92の外装箱130の内部に収納されているものである。このサブ制御基板ユニット91及び液晶制御基板ユニット92により、演出制御基板ユニット90を構成しているものである。
ここで、サブ制御基板121は、前扉3に設けられたランプやスピーカ47などの演出表示装置を制御するためのものであり、液晶制御基板122は液晶表示装置48の表示を制御するためのものである。そして、サブ制御基板121及び液晶制御基板122には、後述するデータ格納部材140としてのROMカセット34を差し込むための挿入口131が設けられており、この挿入口131に演出データを記録したROMカセット34を差し込んで、演出制御基板120の基板接続部123と、データ格納部材140の外部接続部144とを接続することにより、機種に応じた演出表示を行わせることができるようになっている。
前記上扉7は、機種交換に際して、筐体1に残しておける。そして、交換ユニット2を交換することにより、異なる機種にも対応させることができるものである。
(下扉8)
前記下扉8は、上扉7の下に位置して、筐体1の左側端に扉ヒンジ19により回動自在に軸支されて、開口下部14を開閉自在に塞ぐためのものである。
前記下扉8は、図1に示すように、その上部に、正面側に張り出すカウンター状の操作部42が設けられている。そして、下扉8の下部にはホッパーユニット5から払い出された遊技メダルを貯めておくことができる下皿45が形成されている。また、前記操作部42と下皿45の間には、遊技内容その他の表示をするための下パネル44が嵌め込まれている。
前記操作部42には、上面右端にはメダル投入口43が設けられているとともに、遊技機Sを作動させるための操作スイッチとして、上面左側にはベットスイッチ42A、正面側にはスタートスイッチ42B、ストップスイッチ42C及び精算スイッチ42Dが設けられている。なお、ベットスイッチ42Aは、クレジットとして貯留されている遊技メダルをメダル投入に代えるためのものであり、スタートスイッチ42B及びストップスイッチ42Cは、リールユニット20に設けられた回転リール23(図2参照)の回転を開始及び停止させるためのものである。また精算スイッチ42Dは、遊技開始の条件として予め投入して貯留されたクレジットメダルを払い戻すためのものである。
なお遊技機Sは、遊技メダルの投入又はベットスイッチ42Aの操作によりスタートスイッチ42Bの操作が有効となり、スタートスイッチ42Bの操作によって回転リール23が回転開始する。そして後述する主制御基板110により行われる当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選している場合に、ストップスイッチ42Cの操作により当選図柄が入賞の態様となるように回転リール23を停止させることができると入賞となり、ホッパーユニット5から遊技メダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利な遊技が開始されるようになっている。
前記下パネル44は、下扉8の前面側に着脱自在に取り付けられており、内部には特に図示しない照明装置が設けられ、パネル部分を内側から照射するようになっている。パネル部分には、当該遊技機Sの名称や遊技方法、キャラクターの表示など、機種に対応した表示がなされている。もちろん、機種に対応せずに共通のデザインからなる絵柄を表示するようにすることもできる。
さらに、前扉3の裏側には、図2に示すように、前記メダル投入口43から投入された遊技メダルを誘導しながら遊技メダルの正偽を判断するためのメダルセレクター46と、音声を出力するためのスピーカ47が設けられている。そして、下扉40を閉めると、ラッチ錠により自動的にロックされ、筐体1の正面開口部6が密閉されるものである。また、前記操作部42の正面右端に設けられた鍵穴40Aに所定の鍵を差し込んで回すと、下扉40のロックが解除されるようになっている。
前記下扉8は、機種交換に際して、筐体1にそのまま残しておけるものである。そして、機種に対応した下パネル44を交換することにより、異なる機種にも対応させることができるものである。
(交換ユニット2)
前記交換ユニット2は、筐体1の開口上部13の内部に着脱自在に取り付けられて機種毎に対応して交換するためのものである。なお、筐体1、前扉3、及び筐体1内部に設置される交換ユニット2以外の部品は、複数機種に共通して使用可能に形成されているものである。
前記交換ユニット2は、複数の図柄が表示された回転リール23及び回転リール23を回転させるための駆動モータ26を備えたリールユニット20と、リールユニット20に取り付けられて、駆動モータ26その他の機器の作動を制御するための主制御基板110と、リールユニット20の正面側の正面から見て向かって左側の側端にパネルヒンジ25(図2)で回動可能に軸支されたパネルユニット30とを備えている。
(リールユニット20)
前記リールユニット20は、骨組み状態の複数の枠部材からなり、リールユニット20内部の部材を支持するための支持体21と、この支持体21に収納されるとともに複数の図柄が周囲に表示される3個の回転リール23と、この回転リール23を回転させるための駆動モータ26とを備えている。
そして、リールユニット20は、特に図示しない中板12の上面に設けられたガイド手段(例えばガイドレール)により、リールユニット20の下面を支持しながらリールユニット20を前後方向にスライド可能となるように形成されている。そして、回転リール23は、支持体21の内部に収納固定した状態で、支持体21の正面側から、回転リール23が3個並んで見えるようになっている。
前記支持体21の正面左側の縦枠部材には、図2に示すように、パネルヒンジ25が設けられており、このパネルヒンジ25により、パネルユニット30が回動可能となるように支持体21の左側の縦枠部材に軸支されている。
前記リールユニット20の背面側には、図2に示すように、駆動モータ26及び主制御基板110と電気的に接続される交換中継基板64と、この交換中継基板64の電気信号の出入り口となるとともに交換ユニット2の背面側に臨む接続端子(交換接続端子66)とが形成されている。
(交換中継基板64及び非交換中継基板63)
前記非交換中継基板63は、図2に示すように、筐体1の裏板18の手前側に位置して、筐体1に据え置かれる電源ユニット4、演出制御基板120、ホッパーユニット5と電気的に接続するためのものであり、また、前記非交換接続端子65は、非交換中継基板63の電気信号の出入り口になるとともに、この筐体1の内部奥側に位置して前面側に臨むものである。
前記交換中継基板64は、図2に示すように、リールユニット20の裏面側に位置して、機種毎に交換される駆動モータ26及び主制御基板110と電気的に接続するためのものであり、また、交換接続端子66は、交換中継基板64の電気信号の出入り口となるとともに、リールユニット20の背面側に臨むものである。
交換ユニット2を筐体1の正面開口部6から差し込むことにより、同時に、非交換中継基板63の非交換接続端子65と交換中継基板64の交換接続端子66とが接続されて、筐体1に据え置かれる電源ユニット4、ホッパーユニット5その他の据え置き機器と、機種毎に交換される駆動モータ26、主制御基板110その他の交換機器とが電気的に接続されるように形成されている。
(主制御基板110)
前記主制御基板110は、リールユニット20の上面に回動可能な状態で取り付けられて、駆動モータ26その他の機器の作動を制御するためのものである。また、この主制御基板110は、遊技を中心的に司るものであって、乱数発生手段や当選抽選手段等を内部に備えて、乱数抽選を行い、その結果に従って、駆動モータ26等の制御を進めて、主に遊技を進行させるものである。
前記主制御基板110は、リールユニット20の上面に回動可能な状態で固定されている。図2に示すように、リールユニット20上に水平状態に配置された主制御基板110の奥側には、主制御基板110を水平状態から立設状態まで回動可能な回転軸53をリールユニット20との間に形成している。主制御基板110は、図2の実線で示すような水平状態から、図2の点線で示すように回転軸53の周りに90度回転させて、立設状態へすることができるように形成されている。交換ユニット2を筐体1内部へ装着する前は、主制御基板110を図2の実線に示すように水平状態に維持し、交換ユニット2を筐体1内部へ装着した後は、図2の点線で示すように主制御基板110を回転軸53で回転させて立設状態に回動させることができるものである。
(パネルユニット30)
前記パネルユニット30は、リールユニット20の支持体21の正面側の左側の側端の縦枠にパネルヒンジ25で回動可能に軸支されているものである。なお、このパネルユニット30は、前扉3の筐体1への軸支方向と同一方向である左側に軸支されている。
前記パネルユニット30は、方形枠状のパネル枠33と、このパネル枠33に取り付けられる正面パネル31と、前記パネル枠33の上面に可動可能に取り付けられるデータ格納部材140とを備えている。
前記正面パネル31は、前扉3の透視部41から視認可能できるような位置に配置されるものである。更に、正面パネル31は、回転リール23を正面側から視認可能に開口する図柄表示窓32を有している。
前記データ格納部材140は、演出制御基板120へ接続して演出データを記憶するためのものであり、機種毎に演出データは異なるものであるため、機種毎に対応して交換する必要があるものであり、簡単に着脱可能なROMカセット34から構成されているものである。このデータ格納部材140としてのROMカセット34は、サブ制御基板121用の演出データを記憶するためのサブ制御基板用ROMカセット141と、液晶制御基板122用の演出データを記憶するための液晶制御基板用ROMカセット142とを備えている。これらのROMカセット34は、パネルユニット30の上面の所定位置に嵌め込んで載置しているだけであって、簡単に手で掴んで取り外すことができるように形成されている。そして、これらのROMカセット34は、後述するスライド板150を使用して、簡単に制御基板100への着脱が可能となるように形成されているものである。着脱する際には、交換者が、パネルユニット30の上面に載置されているROMカセット34を手で取り外し、スライド板150を可動させることにより、制御基板100へ取り付け、また取り外しをすることができるように形成されている。
前記正面パネル31は、パネルユニット30を前扉3に固定したとき透視部41の裏側に位置し、透視部41を裏面側から塞ぐパネル部材である。すなわち、正面パネル31の外形寸法は、透視部41の内径寸法よりもやや大きく形成されており、パネル枠33を前扉3に固定すると、正面パネル31の正面側が透視部41の縁部裏側に当接し、透視部41を正面から見て隙間無く塞ぐようになっている。
また、正面パネル31の正面中央部には、回転リール23の図柄を視認可能な図柄表示窓32が設けられている。図柄表示窓32は、正面パネル31に形成された透明な窓部である。そして、図柄表示窓32の周囲には、特に図示しないが、当選役の種類の表示や当該遊技機Sの名称、キャラクターなど、その機種に対応する表示がなされている。
なお、正面パネル31には、特に図示しないが、前記図柄表示窓32の他にも、例えば遊技回数や払い出し遊技メダル数やクレジット数を表示するための表示部を設けてもよい。これらの表示部は、図柄表示窓32と同様の透明な窓部であって、正面パネル31の裏側に設けられた7セグメント表示器や液晶表示器の表示を正面側から見えるようにしたものとすることができる。
なお、前記主制御基板110及びROMカセット34に格納された演出データは、機種ごとに異なるものであって、これらを変更することにより遊技内容及びそれに付随する演出が変更される。そして、交換ユニット2を交換することにより、遊技を行わせるためのソフト部分(主制御基板110等)とハード部分(リールの図柄配列等)が同時に交換されることとなる。
交換ユニット2は、中板12の上に取り付けた状態で前扉3を閉じることにより、交換ユニット2が筐体1の中板12の上方に収納される。そして、機種変更の際には、少なくとも交換ユニット2を交換することにより遊技内容が変更され、筐体1はそのままで新たな遊技機として使用できるものである。
(演出制御基板ユニット90) 前記演出制御基板ユニット90は、図2に示すように、上扉7の裏面側の上部に2個、形成されている。この液晶制御基板ユニット92は、上扉7の裏面側の上部の右側に位置してサブ制御基板121を内部に収納したサブ制御基板ユニット91と、上扉7の裏面側の上部の左側に位置して液晶制御基板122を内部に収納した液晶制御基板ユニット92とを備えている。これらの液晶制御基板ユニット92は、外装箱130と、外装箱130に収納される演出制御基板120と、演出制御基板120で使用する機種に対応する演出データを記憶した記憶装置を内蔵するデータ格納部材140と、データ格納部材140を演出制御基板120に装着するためのスライド板150とを備えているものである。なを、図4及び図5には、演出制御基板ユニット90として、サブ制御基板ユニット91を表示して説明しているが、液晶制御基板ユニット92の場合も、サブ制御基板121の代わりに、液晶制御基板122が収納されているだけで、データ格納部材140の装着の構造や、作用及び効果は同一である。
(データ格納部材140) 前記データ格納部材140は、いわゆる記憶装置を有するROMカセット34であって、サブ制御基板121で使用する演出データを記憶したサブ制御基板用ROMカセット141と、液晶制御基板122で使用する演出データを記憶した液晶制御基板用ROMカセット142とを備えている。このデータ格納部材140は、機種毎に交換する必要があるものであり、交換ユニット2のパネルユニット30の上部に簡単に着脱可能な状態で載置することができるように形成されている。これらのデータ格納部材140は、図8に示すように、一方の端面に外部接続部144を有し、この外部接続部144のある端面に隣接する面には外方向に突出する突起143を備えている。具体的には、突起143は、外部接続部144を設けた端面の上端縁に隣接する上面には、上方向に2個、突出するように形成され、また、外部接続部144を設けた端面の下端縁に隣接する下面には、下方向に2個、突出するように形成されている。前記外部接続部144は、制御基板100の基板接続部123に接続可能な接続端子であって内部に複数のピンが形成されているものである。そして、この外部接続部144は、かかるピンを差し込み可能な孔を有する基板接続部123に接続することができるように形成されている。前記突起143は、図8に示すように、データ格納部材140の上面に2個、対角線上に位置して、上方に向かって突出する円柱状のものである。この突起143の径は、スライド板150の装着溝151の巾より僅かに小さな寸法形状に形成されている。
(演出制御基板120) 前記演出制御基板120は、演出表示装置170のうち、液晶表示装置48を除く、スピーカ47やランプやLED等の種々の演出表示装置170を制御するためのサブ制御基板121と、液晶表示装置48を制御するための液晶制御基板122とを備えている。これらは、いずれも透明樹脂からなる外装箱130の内部に収納されているものである。これらの演出制御基板120は、上述したデータ格納部材140の外部接続部144を挿入することにより、外部接続部144に接続可能な基板接続部123を備えている。
(外装箱130) 前記外装箱130は、透明樹脂からなり、制御基板100を内部に収納しているものである。この外装箱130は、制御基板100の基板接続部123に対応する位置に、データ格納部材140を挿入可能な挿入口131を有している。この挿入口131にデータ格納部材140としてのROMカセット34が挿入されることにより、ROMカセット34は挿入方向(前後方向)、いわゆる進退方向のみの移動が可能となって、左右方向等のそれ以外の方向への移動を制限することができるように形成されている。そして、この外装箱130は、挿入口131付近の上下にそれぞれ位置して、データ格納部材140の挿入方向と平行する方向に設けられた2枚の長方形の板状の案内板132を備えている。この案内板132は、スライド板150を、データ格納部材140の挿入方向に直角な方向に案内する案内レール133を備えている。この案内レール133は、後述するスライド板150の上下面から突出するスライド凸部134がスライド可能に形成されている。
案内板132の一方の端部には、リング状のロック手段160を通すことが可能な案内板ロック用孔161が形成されている。
(スライド板150) 前記スライド板150は、図7に示すように、縦断面が略コ字状に形成されている。このコ字状の内部には、データ格納部材140が入り込み可能な隙間が形成されているものである。前記スライド板150の一方の端部には、手で持つことが可能な取っ手154が形成されている。前記スライド板150は、データ格納部材140の突起143を差し込み可能な装着溝151を備えている。この装着溝151は、スライド板150の長手方向と平行に2本形成されてあり、制御基板100側に臨む端面(前端面155)に近い方の装着溝151が、前端面155から遠い方の装着溝151よりも長手方向に長く形成されている。
前記装着溝151は、取っ手154を形成していない方の端部に開放する開放部152と、データ格納部材140を装着する際、演出制御基板120側に臨む端面(前端面155)からの距離が、開放部152側から他方の端部側に向かって、徐々に短くなるように曲折した曲折部153とを備えている。
スライド板150の上下面には、外方に向かって突出する円柱状のスライド凸部134が形成されている。スライド板150の上面のスライド凸部134は、上方に向かって突出し、上側の案内板132の案内レール133に差し込まれて案内レール133に沿ってスライド可能に形成されている。また、スライド板150の下面のスライド凸部134は、下方に向かって突出し、下側の案内板132の案内レール133に差し込まれた案内レール133に沿ってスライド可能に形成されている。
スライド板150の取っ手154が無い方の端部には、リング状のロック手段160を通すことが可能なスライド板ロック用孔162が形成されている。
そして、データ格納部材140の突起143を装着溝151の開放部152に差し込み、スライド板150を案内レール133に沿って移動させて、装着溝151に差し込まれた突起143が曲折部153内を演出制御基板120側へ移動することにより、データ格納部材140が制御基板100側に移動し、外部接続部144と基板接続部123とが接続して、データ格納部材140を演出制御基板120に装着可能に形成されているものである。
また、装着後、スライド板150を案内レール133に沿って逆方向に移動させて、装着溝151に差し込まれた突起143が曲折部153内を反演出制御基板120側へ移動することにより、データ格納部材140が制御基板100側とは反対方向に移動し、外部接続部144と基板接続部123とが離反して、データ格納部材140を演出制御基板120から取り外し可能に形成されているものである。
(データ格納部材140の着脱)
次に、以上のような構成を有する遊技機Sにおける制御基板ユニット70へのデータ格納部材140の着脱手順を説明する。
先ず、サブ制御基板用ROMカセット141及び液晶制御基板用ROMカセット142からなるデータ格納部材140を装着する際、交換ユニット2のパネルユニット30の上面に載置されているデータ格納部材140を手で取り外す。これらは載置されてあるだけなので簡単に取り外すことができる。そして、次に、図4及び図9(A)に示すように、2枚の案内板132の間にデータ格納部材140を差し込み、データ格納部材140を外装箱130の挿入口131に挿入する。これにより、データ格納部材140は、挿入方向或いは取り外し方向、いわゆる進退方向(前後方向)には自由に可動可能となるが、左右方向や、上下方向等のそれ以外の方向への移動が制限される。その際には、スライド板150は、図9(A)に示すように左方向に引っ張りだしている状態となっている。そして、引っ張りだしてあるスライド板150を案内板132の内部へ押し込んで、データ格納部材140の突起143を、装着溝151の一方の端部に開放する開放部152から差し込む。そして、スライド板150を案内板132の案内レール133に沿って移動させる。具体的には、スライド板150のスライド凸部134が案内レール133の内部に入り込んだ状態となっているので、スライド凸部134が案内レール133内部をスライドするようにスライド板150を右側に押し込む。この案内レール133は、スライド板150をデータ格納部材140の挿入方向に直角な方向に案内する。このため、スライド板150は、データ格納部材140の挿入方向に直角な方向(左右方向)に移動する。そして、このスライド板150を図9(A)から図9(B)及び図10(A)に示すように、右側へ移動させることにより、装着溝151に差し込まれた突起143の装着溝151内部における相対的位置は、装着溝151内部を開放部152側から他方の端部側の曲折部153側へ移動することになる。そして、この曲折部153は、制御基板100側に臨む前端面155からの距離が、開放部152から他方の端部側に向かって徐々に短くなるように曲折するように形成されている。このため、装着溝151内部に差し込まれた突起143は、図9(C)及び図10(B)に示すように、装着溝151の曲折部153の奥側(反前端面155側)の内面に押されて、曲折部153に沿って手前側に移動して、制御基板100側に臨む前端面155側へ近づいていく。このような突起143の手前側への移動とともに、データ格納部材140を、制御基板100側へ移動させることができる。そして、データ格納部材140が手前側の制御基板100側へ移動することにより、データ格納部材140の外部接続部144と、制御基板100の基板接続部123とが接続する。すなわち、外部接続部144のピンが、基板接続部123のピン孔に押し込まれてしっかりと挿入結合されることになる。結果として、データ格納部材140を制御基板100に装着することができ、両者の電気的接続が完了する。
一方、装着後、データ格納部材140を制御基板100から取り外す際には、かかる状態からスライド板150を案内レール133に沿って装着したときと逆方向(左方向)に移動させると、図11(A)及び図12(A)から図11(B)及び図12(B)に示すように、装着溝151に差し込まれた突起143の装着溝151内部における相対的位置は、曲折部153側から開放部152側へ移動することになる。
この曲折部153は、制御基板100側に臨む前端面155からの距離が、開放部152から他方の端部側に向かって徐々に短くなるように曲折するように形成されている。すなわち、曲折部153は、制御基板100側に臨む前端面155からの距離が、曲折部153側の端部から開放部152側へ向かって徐々に長くなるように形成されていることになる。このため、装着溝151内部に差し込まれた突起143は、装着溝151の曲折部153の手前側(前端面155側)の内面により奥方向(図11及び図12の矢印方向)に押されて、曲折部153の形状に沿って移動して、制御基板100側に臨む前端面155側から離れていく。これにより、突起143の移動とともに、データ格納部材140を、反制御基板100側へ移動させることができる。したがって、データ格納部材140が制御基板100側とは反対方向に移動し、データ格納部材140の外部接続部144と、制御基板100の基板接続部123とが離反して、外部接続部144のピンが、基板接続部123のピン孔から抜け出して、両者の係合状態が解除されることになる。結果として、データ格納部材140を制御基板100から取り外すことができ、両者の電気的接続状態が解除される。
したがって、本発明に係る制御基板ユニット70は、制御基板100のデータ格納部材140のみを交換する際に、容易かつ確実に交換を行うことができる。
本形態では、データ格納部材140の上面に2個の突起143を配置し、データ格納部材140の下面に2個の突起143を配置し、合計4個の突起143を形成している。そして、スライド板150の上面側の板には、2個の装着溝151を形成し、スライド板150の下面側の板には、2個の装着溝151を形成し、合計4個の装着溝151を形成している。そして、4個の突起143のそれぞれが、対応する4個の装着溝151に1個ずつ挿入され、装着溝151の曲折部153の形状によって、スライド板150の移動とともに、データ格納部材140を移動させている。そして、突起143の配置や、装着溝151の形状は、上下において一致したものであり、左右においても、スライド板150の移動量と、突起143の移動量とが同一となるような形状に形成されているものである。これにより、データ格納部材140は、上下左右4個の点において、均一の力により、且つ、均一の移動量により、基板接続部123へ押し込み或いは引き抜かれるものである。これにより、ROMカセット34全体が、制御基板100に対して、何れの方向に対しても傾かずに垂直に抜き差しすることができる。また、データ格納部材140を着脱の際、ROMカセット34の左右上下の一部に異なる力が加わることを回避することができ、ROMカセット34の着脱作業を安全且つ確実に実施することができる。また、曲折部153の形状をスライド板150の長手方向の移動量に対して、突起143の進退方向の移動量が例えば10分の1の小さなものにすることにより、スライド板150を10mm左右方向に移動させることで、突起143を1mmだけ進退方向へ移動させるようにすると、一種のてこの理論によりスライド板150を移動させる僅かな力で、データ格納部材140を、大きな力で移動させることができる。
また、スライド板150を右側に押し込んで、データ格納部材140を装着すると、スライド板150のスライド板ロック用孔162と、案内板ロック用孔161とが整合する位置に重なる。その状態で、図5に示すようなリング状のロック手段160を、スライド板ロック用孔162及び案内板ロック用孔161の整合する孔に通すことにより、スライド板150を案内板132にロックすることができる。このリング状のロック手段160は、一端リング状に閉じた状態にすると、当該部材を切断等の破壊をしなければ、リング状を解除することができないような構造になっているものであり、一種の封印状態を形成することができるものである。
このようにロック手段160が、データ格納部材140を装着した後で、スライド板150と外装箱130とをロックする。これにより、スライド板150を移動させて、データ格納部材140が取り外されることを防止することができる。
また、かかるロック手段160を、解除したらロック手段160が破断する等により再ロックすることができないような封印手段としての機能を有しているため、装着したデータ格納部材140が不正に取り替えられることのないよう、不正交換を簡単に発見することが可能となり、不正行為を防止することができる。
本形態においては、演出データを記憶したデータ格納部材140を交換ユニット2に着脱自在に取り付けてある。遊技機の機種交換の際には、交換ユニット2を新しい機種に対応した交換ユニット2に取り替えるとともに、演出制御基板ユニット90に装着されている旧機種用のデータ格納部材140を取り外して、代わりに新しい機種に対応したデータ格納部材140を交換ユニット2とともに装着する。これにより、機種変更が完了する。
本形態によれば、所定の演出表示装置170と、データ格納部材140を除いた演出制御基板ユニット90を非交換部品とすることによって、機種変更における交換部品をよりコンパクトにでき、機種交換にかかる労力及び費用を削減することができるとともに、データ格納部材35の装着を容易かつ確実に行うことができる。
(交換ユニット2の着脱)
次に、以上のような構成を有する遊技機Sにおける交換ユニット2の着脱手順を説明する。
まず、交換ユニット2を筐体1に固定する場合には、上扉7を開放してから、中板12の上に交換ユニット2を載置して固定する。その際、交換ユニット2の主制御基板110は、水平状態にしておくと、交換ユニット2全体がコンパクトとなって、交換ユニット2の移動を楽に行うことができる。また、同時に、このとき、パネルユニット30はリールユニット20の前面側を閉じた状態にしてある。なお、パネルユニット30が支持体21に仮固定されるような係止部(例えばフックや板バネによる接合部)を設けると好適である。
そして、交換ユニット2を筐体1の内部に押し込むことにより、交換ユニット2の裏面側の交換接続端子66と、筐体1の裏板18の非交換接続端子65とが互いに接続する。これにより、交換ユニット2の駆動モータ26や主制御基板110と、筐体1側に据え置かれている電源ユニット4や、ホッパーユニット5との間の電気的接続が完了する。
次に、交換ユニット2のパネルユニット30を、リールユニット20から開いて、前扉3の裏面側の凹部に押し入れて、パネルユニット30で透視部41を塞ぐ。そして、データ格納部材140を、パネルユニット30の上部から取り外し、既に説明したように、スライド板150を移動させることにより、データ格納部材140を制御基板100へ装着する。これらの接続によって、交換ユニット2の搭載部品と筐体1及び前扉3の設置装置とが電気的に接続される。
このようにしてパネルユニット30をリールユニット20に軸支された状態のままで前扉3に固定し、そのまま前扉3を閉じれば、パネルユニット30は、リールユニット20の前面側に位置して、前扉3が完全に閉じられたときには、交換ユニット2は中板12の上面に載置された状態となる。また前扉3の透視部41には、パネルユニット30の正面パネル31が表出する。透視部41と正面パネル31との間は前後方向の隙間が生じることなくぴったりくっついている。また、透視部41の周囲に、正面パネル31との間に隙間を作らせないためのパッキンを貼付しておいてもよい。
一方、前扉3及び筐体1に固定されている交換ユニット2を取り外す場合には、パネルユニット30はリールユニット20に軸支された状態のままで上扉7をパネルユニット30とともに開いて、パネルユニット30と上扉7との固定を解除する。そして、パネルユニット30を軸支された状態のままで回動させて、リールユニット20の前面側を覆うような位置に固定する。そして、データ格納部材140(サブ制御基板用ROMカセット141及び液晶制御基板用ROMカセット142)を、既に説明したようにスライド板150を引き抜くことにより、演出制御基板120から引き抜いて取り外す。そして、取り外したデータ格納部材140は、パネルユニット30の上面の所定位置に嵌め込んで載置する。なお、パネルユニット30上面のデータ格納部材140を嵌め込む箇所の位置は特に図示していないが、上方に向かって、データ格納部材140を載置することができるような寸法形状の凹部が形成されているものである。これにより、データ格納部材140、パネルユニット30、リールユニット20及び主制御基板110が一体となった交換ユニット2を手前側に引き出せば、交換接続端子66は、非交換接続端子65から抜け出るとともに、交換中継基板64と非交換中継基板63との接続が解除され、交換ユニット2を分離することができる。
このように、本実施の形態によれば、データ格納部材140、主制御基板110、リールユニット20及びパネルユニット30を一体化した交換ユニット2を着脱自在としてあるので、機種交換の際、前扉3において新機種に対応させるために最低限必要な部材のみを交換することができる。すなわち、前扉3に設けられているランプや液晶表示装置48など、機種交換の度に取り替える必要のない装置を筐体側に据え置くことができ、交換部品をより少なくすることができ、機種交換の際のコストを軽減することができる。
また、本実施の形態では、サブ制御基板121及び液晶制御基板122を前扉3側に据え置き、演出データを記憶したデータ格納部材140としてのROMカセット34だけを交換するようにしたので、交換部品をより少なくすることができるとともに、ROMカセット34を交換ユニット2の上面に載置しておくことにより、カセットの紛失や付け間違いなどを防ぐことができる。
加えて、交換ユニット2と前扉3との電気的接続を、交換接続端子66及び非交換接続端子65の接続のみで完了させるようにしてあるので、ハーネスの接続など面倒な作業を行う必要がない。
さらに、前扉3には、パネルユニット30だけを取り付けているため、交換ユニット2全体を前扉3に取り付けるようなものと比較して、前扉3に負荷が掛かり扉ヒンジ19が緩んだり前扉3に歪みが生じることを回避することができる。このため、前扉3に重量がかからず、前扉3を長期間筐体1に据え置いても、前扉3の変形により扉と筐体1との間に隙間が生じることがない。
なお、本実施の形態においては、交換ユニット2を下方から支える支持部材として、筐体1に中板12を設けてあったが、支持部材としては、前扉3の開閉操作時及び閉扉時に支持体21の重量を支持可能なものであれば、板状のものでなくてもよい。例えば支持体21の少なくとも一部が載置される枠体や張り出し部であってもよい。
また、本実施の形態においては、前扉3を、上扉7及び下扉8の2枚の上下分離したもので形成されていたが、このように上扉7及び下扉8のように上下に分離せず、前扉3を、上扉7及び下扉8を一体にしたもので形成しても良い。
本形態では、上扉7と下扉8はそれぞれ筐体1にロック可能とし、下扉8を開放しないと上扉7を解錠及び開放することができない構成となっている。このように形成しているため、ホッパーユニット5への遊技メダル補給やメダルセレクター46のメダル詰まりなどで前扉3を開放する必要がある場合、下扉8だけ開放すれば事足りる。すなわち、主制御基板110を外部に晒すことがないのでセキュリティ上も好ましい。
また、本形態は、パネルユニット30は、リールユニット20に軸支された状態のままで、前扉3に固定されているため、パネルユニット30を前扉3の裏面側に固定した状態で、前扉3を開放することができる。これにより、パネルユニット30が邪魔になることなく、リールユニット20を筐体1に固定した状態のままで、リールユニット20の正面側からメンテナンスを行うことができ、便利である。
上述したように、遊技内容を変更する機種変更の際、交換不要な部品を最大限、筐体1側に据え置き可能とし、よりコストパフォーマンスに優れ、また、機種変更の際の作業労力を削減可能な遊技機を提供することができる。
本形態は、リールユニット20を筐体1内部に装着する前は、主制御基板110を回転軸53により水平状態に維持して、交換ユニット2の表面から立設して突出させるようなことなく配置することができて、交換ユニット2を全体としてコンパクトにすることができる。これにより、交換ユニット2を移動させる際、主制御基板110が邪魔にならないように配置することができる。
一方、リールユニット20を筐体1へ装着した後は、主制御基板110を回転軸53で回転させて、立設状態にすることができる。これにより、立設した状態の主制御基板110を正面側から見ることができ、主制御基板110のメンテナンス等の維持管理をし易くすることができる。また、主制御基板110を奥側の回転軸53で立設させているため、主制御基板110を筐体1の背面側に沿って立設させることができ、正面側から遠ざけることができ、前扉3の隙間等からワイヤ等の異物を差し込んで行うゴト行為(不正行為)をし難くすることができる。
本発明の形態であって、遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、交換ユニットを取り付ける前の前扉を開いた状態の遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、交換ユニットを取り付けて、前扉を開いた状態の遊技機を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、スライド板を押し込む前の状態の演出制御基板ユニットを示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、スライド板を押し込んだ状態の演出制御基板ユニットを示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、演出制御基板を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、スライド板を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、データ格納部材を示す外観斜視図である。 本発明の形態であって、スライド板を段階的に押し込んでいる状態の演出制御基板ユニットであって、(A)はスライド板を押し込む前の状態の演出制御基板ユニットを示す外観上面図、(B)はスライド板を押し込んでいる途中の状態の演出制御基板ユニットを示す外観上面図、(C)はスライド板を押し込んだ最終状態の演出制御基板ユニットを示す外観上面図である。 本発明の形態であって、(A)は図9(B)を示す一部拡大図、(B)は図9(C)を示す一部拡大図である。 本発明の形態であって、スライド板を引き出そうと引っ張っている状態の演出制御基板ユニットであって、図11(A)はスライド板を引き出そうと引っ張っている最初の状態の演出制御基板ユニットを示す外観上面図、図11(B)はスライド板を引きだそうと引っ張っている途中の状態の演出制御基板ユニットを示す外観上面図である。 本発明の形態であって、(A)は図11(A)を示す一部拡大図、(B)は図11(B)を示す一部拡大図である。
符号の説明
S 遊技機 1 筐体
2 交換ユニット 3 前扉
4 電源ユニット 5 ホッパーユニット
6 正面開口部 7 上扉
8 下扉 10 本体部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 19 扉ヒンジ
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 24 図柄表示手段
25 パネルヒンジ 26 駆動モータ
30 パネルユニット 31 正面パネル
32 図柄表示窓 33 パネル枠
34 ROMカセット 40 扉枠
40A 鍵穴 41 透視部
42 操作部 42A ベットスイッチ
42B スタートスイッチ 42C ストップスイッチ
42D 精算スイッチ 43 メダル投入口
44 下パネル 45 メダル皿
46 メダルセレクター 47 スピーカ
48 液晶表示装置 49 飾り部
53 回転軸 63 非交換中継基板
64 交換中継基板 65 非交換接続端子
66 交換接続端子 70 制御基板ユニット
80 主制御基板ユニット 90 演出制御基板ユニット
91 サブ制御基板ユニット 92 液晶制御基板ユニット
100 制御基板 110 主制御基板
120 演出制御基板 121 サブ制御基板
122 液晶制御基板 123 基板接続部
130 外装箱 131 挿入口
132 案内板 133 案内レール
134 スライド凸部 140 データ格納部材
141 サブ制御基板用ROMカセット 142 液晶制御基板用ROMカセット
143 突起 144 外部接続部
150 スライド板 151 装着溝
152 開放部 153 曲折部
154 取っ手 155 前端面
160 ロック手段 161 案内板ロック用孔
162 スライド板ロック用孔 170 演出表示装置

Claims (3)

  1. 外装箱と、前記外装箱に収納される制御基板と、前記制御基板で使用する所定のデータを記憶した記憶装置を内蔵するデータ格納部材と、前記データ格納部材を前記制御基板に装着するためのスライド板とを備えた制御基板ユニットであって、
    前記データ格納部材は、一方の端面に外部接続部を有し、この外部接続部のある端面に隣接する面には外方向に突出する突起を備え、
    前記制御基板は、前記データ格納部材の前記外部接続部を挿入することにより、前記外部接続部に接続可能な基板接続部を備え、
    前記外装箱は、前記基板接続部に対応する位置に、前記データ格納部材を挿入可能な挿入口を有するとともに、前記挿入口付近に位置し前記データ格納部材の挿入方向と平行する方向に設けられた案内板を備え、
    前記案内板は、前記スライド板を、前記データ格納部材の挿入方向に直角な方向に案内する案内レールを備え、
    前記スライド板は、前記データ格納部材の前記突起を差し込み可能な装着溝を備え、
    前記装着溝は、
    一方の端部に開放する開放部と、
    前記データ格納部材を装着する際、前記制御基板側に臨む端面からの距離が、前記開放部側から他方の端部側に向かって、徐々に短くなるように曲折した曲折部とを少なくとも備え、
    前記データ格納部材の前記突起を前記装着溝の開放部に差し込み、前記スライド板を前記案内レールに沿って移動させて、前記装着溝に差し込まれた前記突起が前記曲折部内を前記制御基板側へ移動することにより、前記データ格納部材が前記制御基板側に移動し、前記外部接続部と前記基板接続部とが接続して、前記データ格納部材を前記制御基板に装着可能に形成され、
    装着後、前記スライド板を前記案内レールに沿って逆方向に移動させて、前記装着溝に差し込まれた前記突起が前記曲折部内を反制御基板側へ移動することにより、前記データ格納部材が前記制御基板側とは反対方向に移動し、前記外部接続部と前記基板接続部とが離反して、前記データ格納部材を前記制御基板から取り外し可能に形成されていることを特徴とする制御基板ユニット。
  2. 前記データ格納部材を、前記制御基板に装着した後、前記スライド板が可動しないように、前記スライド板と前記外装箱とをロックするためのロック手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の制御基板ユニット。
  3. 複数機種に共通して使用可能な非交換部材を備え遊技場に据え置かれる本体部と、遊技機の機種毎に対応する交換部材を搭載し前記本体部に着脱自在に取り付けられる交換ユニットとを備えた遊技機において、
    前記本体部は、
    前記非交換部材として、音声画像その他の表示方法により演出表示を行うための演出表示装置と、
    後述するデータ格納部材を除く、前記演出表示装置の作動を制御するための演出制御基板ユニットとを少なくとも備え、
    前記交換ユニットは、
    前記交換部材として、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表手段を有するリールユニットと、
    前記リールユニットの作動を制御するとともに、抽選、遊技機の作動その他の遊技内容に関する制御を行うための主制御基板ユニットと、
    後述するデータ格納部材とを少なくとも備え、
    前記演出制御基板ユニットは、外装箱と、前記外装箱に収納される演出制御基板と、前記演出制御基板で使用する機種に対応する演出データを記憶した記憶装置を内蔵するデータ格納部材と、前記データ格納部材を前記演出制御基板に装着するためのスライド板とを備え、
    前記データ格納部材は、一方の端面に外部接続部を有し、この外部接続部のある端面に隣接する面には外方向に突出する突起を備え、
    前記演出制御基板は、前記データ格納部材の前記外部接続部を挿入することにより、前記外部接続部に接続可能な基板接続部を備え、
    前記外装箱は、前記基板接続部に対応する位置に、前記データ格納部材を挿入可能な挿入口を有するとともに、前記挿入口付近に位置し前記データ格納部材の挿入方向と平行する方向に設けられた案内板を備え、
    前記案内板は、前記スライド板を、前記データ格納部材の挿入方向に直角な方向に案内する案内レールを備え、
    前記スライド板は、前記データ格納部材の前記突起を差し込み可能な装着溝を備え、
    前記装着溝は、
    一方の端部に開放する開放部と、
    前記データ格納部材を装着する際、前記演出制御基板側に臨む端面からの距離が、前記開放部側から他方の端部側に向かって、徐々に短くなるように曲折した曲折部と少なくとも備え、
    前記データ格納部材の前記突起を前記装着溝の開放部に差し込み、前記スライド板を前記案内レールに沿って移動させて、前記装着溝に差し込まれた前記突起が前記曲折部内を前記演出制御基板側へ移動することにより、前記データ格納部材が前記制御基板側に移動し、前記外部接続部と前記基板接続部とが接続して、前記データ格納部材を前記演出制御基板に装着可能に形成され、
    装着後、前記スライド板を前記案内レールに沿って逆方向に移動させて、前記装着溝に差し込まれた前記突起が前記曲折部内を反演出制御基板側へ移動することにより、前記データ格納部材が前記制御基板側とは反対方向に移動し、前記外部接続部と前記基板接続部とが離反して、前記データ格納部材を前記演出制御基板から取り外し可能に形成されていることを特徴とする遊技機。
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