JP3611230B2 - 情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばファイリング装置等に登録されている文書識別子、文書に関連する説明文、音声情報、画像情報、動画情報等の各情報を用紙等の媒体上に機械認識可能な形で印刷した後、その印刷された情報を小型の読み取り装置により読み取り、該読み取り結果から当該情報を認識して当該情報に最適な形で再生する情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、例えば文書ファイルを紙などの媒体に印刷する際、当該文書ファイルのある部分に関する説明文、音声,画像,動画等の各種情報を当該文書ファイルのデータに対して埋め込み印刷し、その後、この媒体を読み取り走査することにより当該媒体上に埋め込み印刷された情報を認識し、一緒に印刷された文書ファイルデータ等の検索や説明文等の再生を行うシステムが種々提案されている。この種の従来システムの代表的な例としては、以下のものがあった。
【0003】
(1)特開平7−262216号公報
この画像情報処理装置は、バーコードが印字された文書をスキャンインし、この文書イメージをCRT上に表示すると共に、この表示された文書イメージ内のバーコードエリアをマウスなどで指定することでバーコード部分と判断し、バーコードの復号化/認識を行い、その結果を文書検索情報として使用するファイリング装置である。
【0004】
(2)特開平8−87562号公報
この情報記憶装置は、バーコードなどを用いて情報を紙に記述する際、記録したい情報とその情報をバーコードに変換する時の形式を指定する変換形式情報を入力し、この変換形式情報が正しくない場合は、バーコードの復号化を中止する装置である。
【0005】
(3)特開平8−185533号公報
この音声情報処理装置は、文書内の部分領域についての音声や画像による補足説明情報、及びその補足説明情報が関連する本文の部分領域を示す領域情報を関連付けし、その文書内にバーコードまたは高密度二次元バーコードなどを用いて記述し、スキャン/認識した時に、その文書内の補足説明情報が存在する部分領域が、何らかの形で補足説明があることが表現され、更にその部分領域を選択した場合に、この部分領域に関連する音声や画像などの説明情報を再生する装置である。また、同公報の関連技術としては、特開平8−254987号公報、特開平8−255258号公報、特開平8−314486号公報等がある。
【0006】
(4)特開平4−111140号公報
このマルチメディア文書ファイリング装置では、音声や画像、動画を符号化し文書内に埋め込み、更にこれらのデータを埋め込む際に音声マークや動画マーク、動画マークを埋め込むデータと所定の位置関係に印刷する。また、これらのマークデータは埋め込むデータの位置情報を持っている。このような文書をスキャンインし、音声マークや画像マーク、動画マークを検出し、この検出されたマークから埋め込まれたデータの位置を特定して復号化するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来装置のうち、(1)のものでは、文書内のバーコードエリアを認識して検索情報を抽出するために、文書全てをスキャンインしなければならず、スキャンインに時間がかかる。更に、バーコード認識を行うために、文書画像内でどこにバーコードがあるかをユーザ自身が指定しなければならず、表示/指定するための装置や指定するための手間がかかる。
【0008】
また、(2)のものでは、バーコードの変換形式情報を用いてバーコード内に記述した情報のセキュリティを確保しようとしているが、この種の装置では、入れる情報によっては、セキュリティが要らない(つまり邪魔になる)場合も存在し、必ず変換形式を入力しなければならない同装置では、セキュリティの要否に柔軟に対応できず、手間がかかる。更に、一つのバーコードエリアに複数の情報を記述しようとした場合、変換形式情報はバーコードの復号化そのものを左右するため、複数のそれぞれに合ったセキュリティをつけることができず、単一のセキュリティしか得ることができない。
【0009】
また、(3)のものでは、本文の部分領域の補足説明情報及びその補足説明が本文のどの部分に対応するかを示す領域情報、及び補足説明情報とこの領域情報との関連情報を別々に記述しており、このために、一つの文書内に複数の補足説明を設定した場合、ユーザが補足説明を参照するには、どの補足説明を参照するかを指定しなければならず、そのための指定手段が画像入力装置とは別に必要となる。
【0010】
特に、同装置の実施例中では、文書全部をスキャンして全体画像を入力し、バーコードなどの情報を認識して補足説明情報とこの領域情報との関連情報を抽出し、これらの情報に基づいて、例えば、CRT上で表現された文書イメージ上で補足説明のある部分を特別なマーク表現し、そのマークをチェックすることで、補足説明を参照するようになっている。このため、手元にある紙文書をわざわざCRT上でも参照しなければならず非常に手間がかかる。また、CRT及びCRT上で補足説明のある部分のマーク表現手段や、マーク表現された部分をチェックする手段などが余分に必要となる。更に、同装置では、本文のどの部分に補足説明があるかを、関連情報を用いて設定するため、スキャンするまでどの部分に補足説明があるかが分からない。
【0011】
更に、(4)のものでは、マークを用いて音声、画像、動画などの区別を行っているが、このマークはマークをつける位置に自由度がなく、例えば、文書内の補足説明を行いたい部分に付けることができない。更に、このマークによって埋め込み情報の記述されている位置を特定しているために、このマークがノイズ等の影響でうまく認識できなかった場合、埋め込みデータも再生不可能となる。
【0012】
このように、上記従来装置では、文書全体をスキャンインした後でないと埋込情報の再生処理に移れなかったり、再生処理に移るにも再生しようとする埋込情報をユーザ自らがしかも特別の指定手段を用いて選択する等の制約が多く、ユーザが埋込情報の内容や種類を予め知ったうえでないと円滑な運用ができないという問題点があった。
【0013】
また、上記従来装置では、埋込情報の位置やセキュリティの要否等を必要に応じて変更することができず、ユーザの希望に応じた柔軟な運用ができないという問題点があった。
【0014】
更に、上記従来装置では、埋め込み印刷された元情報(埋込情報)として特殊なインクや磁気を用いるものが主流であって、通常の画像入力装置や画像出力装置を用いて処理できないという問題点があった。
【0015】
本発明は、上記課題を解決し、特殊なインクや磁気を用いる必要が無く、通常の画像入力装置や画像出力装置を用いて埋込情報の印刷及び再生処理に対応できる情報処理方法を提供することを目的とする。
【0016】
また、本発明は、埋込情報をその埋込情報領域をスキャンするだけで当該埋込情報に最適な形で再生可能とする情報処理方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、入力装置から元情報を入力する情報入力ステップと、前記元情報の入力時、該元情報の発生元の入力装置の装置種別情報を入力する装置種別情報入力ステップと、前記元情報の属性情報として、少なくとも該元情報の埋込位置情報を入力する属性情報入力ステップと、前記元情報と前記属性情報及び前記装置種別情報とをその対応関係に応じて組み込んだ被埋込情報を生成する情報組立ステップと、前記被埋込情報から埋込情報を生成する埋込情報生成ステップと、前記装置種別情報に基づき当該元情報の再生先の出力装置を示す装置マーク情報を生成する装置マーク生成ステップと、前記埋込情報と前記装置マーク情報を合成し、記録媒体の前記埋込位置情報に対応する位置に前記埋込情報を印刷すると共に、当該記録媒体に前記装置マーク情報を併せ印刷する画像出力ステップとを具備することを特徴とする。
【0019】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記装置マーク情報を定義する装置マーク定義ステップを有し、前記装置マーク生成ステップでは、前記装置マーク定義ステップでの定義内容に従って前記装置マーク情報を生成することを特徴とする。
【0020】
請求項3記載の発明は、入力装置から元情報を入力する情報入力ステップと、前記元情報の入力時、該元情報の発生元の入力装置の装置種別情報を入力する装置種別情報入力ステップと、前記元情報の属性情報として、少なくとも該元情報の埋込位置情報を入力する属性情報入力ステップと、前記元情報と前記属性情報及び前記装置種別情報とをその対応関係に応じて組み込んだ被埋込情報を生成する情報組立ステップと、前記被埋込情報から埋込情報を生成する埋込情報生成ステップと、記録媒体の前記埋込位置情報に対応する位置に前記埋込情報を印刷する画像出力ステップと、前記記録媒体上に印刷された前記埋込情報を読み取り走査し画像情報を入力する画像入力ステップと、前記入力画像情報から前記埋込情報を認識する埋込情報認識ステップと、認識された前記埋込情報を前記元情報と前記属性情報とに分解する情報分解ステップと、前記属性情報に含まれる前記埋込位置情報に従って前記元情報の再生先の出力装置を決定する再生先出力装置決定ステップと、前記元情報を前記出力装置に出力する情報出力ステップとを具備することを特徴とする。
【0021】
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明において、前記属性情報は、前記元情報を複数格納する場合における当該各元情報のファイル名、前記元情報の情報種別を示す拡張子、前記元情報に対応する認証情報のうちの少なくともいずれか1つを更に含むこと特徴とする。
【0022】
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、前記元情報の情報種別は、少なくとも音声、映像、画像、テキスト、識別子、インターネットアドレスのうちのいずれか1つ以上であることを特徴とする。
【0023】
請求項6記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、前記再生先出力装置決定ステップは、前記埋込情報中の元情報に付加された前記認証情報を認識することにより当該認証情報の入力を促すステップと、入力された認証情報と前記元情報に付加された認証情報とを比較し、両者が合致しない場合、前記元情報の再生を禁止するステップとを具備することを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係わる情報処理装置100の機能構成を示すブロック図である。この情報処理装置100は、入力装置10からの情報を元情報として入力する情報入力部101、必要に応じて上記元情報に関連する属性情報をユーザ情報として入力するユーザ情報入力部102、情報入力部101から入力する元情報とユーザ情報入力部102から入力する属性情報を関連付けて整理すると共に、後述する埋め込み情報認識部107から入力する認識結果を基にその認識された埋込情報を元情報と属性情報とに整理するといった、入力情報の属性の管理を行う情報属性管理制御部103、上記属性管理に基づく処理の1つとして情報属性管理制御部103から送出される被埋め込み情報を実際に印刷する画像データ(埋め込み情報:バーコードデータやグリフデータ等が用いられる)に変換する埋め込み情報生成部104、上記画像データをバーコードやグリフとして用紙等の媒体に埋め込み情報として印刷する画像出力部105、上記媒体上の埋め込み情報印刷領域を読み取り走査することにより画像データを入力する画像入力部106、画像入力部106から入力する画像データから埋め込み情報を認識する埋め込み情報認識部107、その認識結果に対する情報属性管理制御部103での属性管理に基づき選択される出力装置20に対して元情報を出力する情報出力部108とを具備して構成される。
【0034】
この情報処理装置100において、情報入力部101を通じて元情報を入力可能な入力装置10としては、例えばキーボードやマウス等の情報入力機器10a、マイク10b、カメラ10c、スキャナ10d、フロッピーディスクドライブ(FDD),光磁気ディスク(MO),ハードディスクドライブ(HDD)等の情報記憶媒体10e、ネットワーク10f等がある。また、情報出力部108を通じて元情報を再生可能な出力装置20として、スピーカ20a、ディスプレイ20b、プリンタ20c、FDD,MO,HDD等の情報記憶媒体20d、ネットワーク20e等がある。
【0035】
同図に示す如く、この情報処理装置100の構成は、情報入力部101、埋め込み情報生成部104、画像出力部105等を主体とする印刷処理部と、画像入力部106、埋め込み情報認識部107等を主体とするスキャン/認識処理部とに大きく分けられる。
【0036】
第1の実施の形態では、上記印刷処理部とスキャン/認識処理部とが1つの情報属性管理制御部103を共有する構造を成している。この場合の印刷処理部とスキャン/認識処理部の具体的構造の一例として、例えば、前者には通常のプリンタ装置を用い、後者としてはハンディスキャナを用いることができる。また、本実施の形態では、印刷処理部とスキャン/認識処理部とをそれぞれハンディプリンタとハンディスキャナ相当のものとしかつこれらを一体化した構造とすることもできる。この一体型構造の具体的例としては、例えば一端がハンディプリンタの印刷部(画像出力部105に相当)として機能し、他端がハンディスキャナの読取部(画像入力部106に相当)として機能するようなペン型構造体とすることができる。また、この場合において、上述した入力装置10や出力装置20までも当該ペン型構造体内に組み込むようにしても良い。
【0037】
以下、第1の実施の形態に係わる情報処理装置100の動作について説明する。この動作説明では、特に、印刷処理部とスキャン/認識処理部とが上記ペン型構造体のような形態で一体化されているものとする。
【0038】
この場合における情報処理装置100での埋め込み情報の印刷処理は、例えば図4に示すフローチャートに沿って実行される。埋め込み情報を印刷しようとする時、ユーザは、まず、キーボード/マウス(10a)、マイク10b、カメラ10c、スキャナ10d、FDD/MO/HDD(10e)、ネットワーク10fなどの入力装置10から情報入力部101を通じて埋め込みたい元情報を入力する。この時、情報入力部101は、上記元情報と一緒に、当該元情報を入力した入力装置10の装置種別〔入力装置10と出力装置20(再生手段)が対応付けて設定されている場合には、再生手段情報であっても良い〕を情報属性管理制御部103に通知する。
【0039】
また、入力装置10からの元情報の入力に際し、ユーザは、必要があれば、ユーザ情報入力部102を用いて、当該元情報に関連する属性情報としてファイル名、認証情報、装置情報等の情報を入力する。更に必要な場合(例えば、印刷処理部がハンディプリンタでない場合)には、ユーザは、ユーザ情報入力部102から上記埋め込み情報を埋め込む位置を示す位置情報を入力する。
【0040】
かかるユーザの情報入力操作に対し、情報属性管理制御部103は、情報入力部101を通じて元情報を入力し(ステップ401)、元情報が存在するかどうかを判断する(ステップ402)。ここで、元情報が存在すれば(ステップ402YES)、この元情報に付随して情報入力部101から通知される装置種別情報(再生手段情報)を取り込む(ステップ403)。
【0041】
次いで、情報属性管理制御部103は、ユーザ情報入力部102を通じて上記元情報に関連する属性情報のうちのファイル名を入力し(ステップ404)、ファイル名が存在するかどうかを判断する(ステップ405)。ここで、ファイル名が存在すれば(ステップ405YES)、次いで情報属性管理制御部103はユーザ情報入力部102を通じて認証情報を入力し(ステップ406)、認証情報が存在するかどうかを判断する(ステップ407)。
【0042】
ここで、認証情報が存在すれば(ステップ407YES)、情報属性管理制御部103はユーザ情報入力部102を通じてその認証情報を取得し(ステップ408)、ステップ401,ステップ403,ステップ404,ステップ406で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名、認証情報を1つにまとめたパッケージデータを生成する(ステップ409)。
【0043】
また、上記処理において、ファイル名が存在しない場合(ステップ405NO)、情報属性監視制御部103は、対応するファイル名を自動で設定する(ステップ410)。その後、情報属性管理制御部103は、ステップ407において認証情報が存在しないと判定されることにより、ステップ401,ステップ403,ステップ405で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名を1つにまとめ、認証情報を持たないパッケージデータを生成する(ステップ411)。
【0044】
以後、元情報を複数生成する必要がある場合には、上記ステップ401〜ステップ411の処理を当該元情報数の回数分だけ繰り返し実施する。
【0045】
上記元情報の入力が終了すると(ステップ402NO)、情報属性管理制御部103は、ユーザ情報入力部102を通じて上記元情報を埋め込むための位置情報を入力し(ステップ412)、位置情報が存在するかどうかを判断する(ステップ413)。なお、この位置情報は、ステップ401で入力した元情報毎に入力することができる。
【0046】
ここで、位置情報が存在する場合(ステップ413YES)、上記ステップ409またはステップ411で生成されたパッケージデータ内の1または複数のデータに位置情報を挿入し、1つのブロックデータとして整理する(ステップ414)。
【0047】
また、位置情報が存在しない場合(ステップ413NO)、上記ステップ409またはステップ411で生成されたパッケージデータ内のデータを位置情報を持たない形で1つのブロックデータとして整理する(ステップ415)。
【0048】
図2は、ステップ414及び415の処理により整理されたブロックデータのフレーム構成の一例を示すものであり、例えば先頭部には埋め込み符号書き込み位置がオプションとして存在し、以降、上記各処理を経て入力された複数の入力情報1,2,3,…が順次配列されたフレーム構造となっている。これら入力情報1,2,3,…のそれぞれの内容は、ファイル名、ファイル属性、元情報によって構成される。更に、ファイル属性には、対応する元情報がどのような種類(音声、映像、画像、テキスト、識別子、インターネットアドレス等)の情報かを示すファイル種別(拡張子)が挿入され、また認証情報がオプションとして挿入される。
【0049】
情報属性管理制御部103は、上記ステップ414若しくはステップ415で生成したブロックデータを、被埋め込み情報として埋め込み情報生成部104に送出する。この時、位置情報が存在すれば、この位置情報も一緒に送出される(ステップ416)。
【0050】
こうして情報属性管理制御部103から送出されたブロックデータに対して、埋め込み情報生成部104及び画像出力部105は、図5に示すフローチャートに沿って印刷処理を行う。まず、埋め込み情報生成部104は、上記被埋め込み情報を受け取った後(ステップ501YES)、この被埋め込み情報を実際の埋め込み符号に変換し画像データとして画像出力部105に送出する(ステップ502)。画像出力部105は、上記画像データを紙などの印刷媒体に埋め込み情報として印刷する。この時、印刷位置の指定は、ユーザが実際の媒体上で画像出力部105を書き込みたい位置に合わせることで行う(ステップ503)。
【0051】
上記印刷処理によって、入力装置10から入力された元情報を、例えば、図1に示す如く、紙などの印刷可能な媒体上に埋め込み情報として印刷できる。この埋め込み情報は、入力装置10からの元情報によって、音声情報であったり、あるいは映像情報、説明文(テキスト)、文書識別子等であったりする。特に、この例では、ハンディプリンタを用いているため、上記埋め込み情報の埋め込み位置を画像出力部105を当接した任意の位置に決定できる。
【0052】
なお、通常のプリンタを用いる場合、ユーザは元情報の入力に際してその元情報を埋め込む位置の位置情報を入力する。情報属性管理制御部103は、その位置情報を挿入したブロックデータ(図2参照)を生成し、これを被埋め込み情報として埋め込み情報生成部104に送る。埋め込み情報生成部104は、上記ステップ502において、被埋め込み情報内の位置情報を認識し、この位置情報に従って埋め込み符号の埋め込み領域のレイアウトを行う。画像出力部105は上記埋め込み領域に埋め込み情報を印刷する。
【0053】
次に、この情報処理装置100における印刷された埋め込み情報のスキャン/認識処理を図6に示すフローチャートを参照して詳述する。この例では、ハンディスキャナを用いているため、媒体上に印刷された埋め込み情報を再生する場合、ユーザは、その埋め込み情報領域に画像入力部106を当てながらスキャン動作させる。特に、媒体上の複数の領域に埋め込み情報が印刷されている場合、ユーザは、どの領域の埋め込み情報を認識するかを自分の意志で選択し、その選択した埋め込み情報領域に画像入力部106を当てながらスキャン動作を行う。
【0054】
上記スキャン動作により、画像入力部106では、1または複数の埋め込み情報に相当する画像データが得られ、この画像データが埋め込み情報認識部107に送られる。埋め込み情報認識部107は、画像入力部106から入力する画像データの認識処理を行い、これにより埋め込まれた情報の全てを抽出した後、該抽出結果を情報属性管理制御部103に送出する。
【0055】
情報属性管理制御部103は、上記抽出結果を基に例えば図6に示すようなフローチャートに沿った再生処理を実行する。まず、情報属性管理制御部103は、埋め込み情報認識部107で抽出されたデータ(認識結果)を解析し、図2に示すようなフォーマットに従ってそれぞれのデータを抽出して分類整理する。
【0056】
次に、情報属性管理制御部103は、上記分類整理した結果から、入力データすなわち埋め込まれた元情報が複数あるか否かを判断する(ステップ601)。ここで、入力データが複数ある場合(ステップ601YES)、その入力データを検索してこれら入力データのファイル一覧(ファイルリスト)を生成する(ステップ602)。次いで、この入力データのファイルリストをユーザ情報入力部102を通じて表示させる等によってユーザに示し、そのうちのどの入力データ(元情報)を再生するかの選択を促す。これに応答してユーザによりユーザ情報入力部102を通じて指示された元情報を再生対象として選択する(ステップ603)。なお、ここでのユーザによる元情報の選択方法としては、上記ファイルリストからの選択の他、ユーザ情報入力部102からのファイル名の入力や、ワイルドカード指定等が考えられる。
【0057】
更に、ステップ603で選択された元情報に認証情報が付加されている場合(ステップ604YES)、ユーザ情報入力部102を通じて認証情報の入力を促し、これに応答して入力された認証情報をユーザ情報入力部102を通じて取り込み(ステップ605)、両方の認証情報が合致するか否かを判断する(ステップ606)。
【0058】
ここで、ユーザ情報入力部102より入力された認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致しない場合(ステップ606NO)、既に選択されているファイルの処理を中断し、次のファイル選択処理(ステップ603)に戻る。これに対して、ユーザ情報入力部102から入力された認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致した場合(ステップ606YES)、既に選択されているファイルの属性情報を参照することにより、当該ファイルを再生するための出力装置20を判定する(ステップ607)。この判定は、例えば上記選択されたファイル〔入力データ(元情報)〕に挿入される属性情報のうちのファイル種別(装置種別)の拡張子を参照して行うことができる。
【0059】
次に、情報属性管理制御部103は、再生手段として判定された出力装置20が接続されているかどうかを情報出力部108に対して問い合わせる(ステップ608)。ここで、その問い合わせた出力装置20が接続されていれば(ステップ608YES)、情報属性管理制御部103は、ステップ607で判定された出力装置20の装置種別と対応する元情報とを情報出力部108に送出し、情報出力部108において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う(ステップ610)。
【0060】
一方、再生手段として判定された出力装置20が接続されていない場合(ステップ608NO)、ユーザよりユーザ情報入力部102を通じて再生手段としての出力装置20を入力させる(ステップ609)。以後、情報属性管理制御部103は、その入力された出力装置20の装置種別と元情報とを情報出力部108に送出し、情報出力部108において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う(ステップ610)。なお、上記ステップ609に代わる処理としては、予め決められている出力装置20を自動的に選択する方法もある。この場合、例えば、上記選択された元情報をハードディスク(20d)に記憶する等の処理が考えられる。
【0061】
その後、情報属性管理制御部103は、全ての入力データが処理されたどうかを監視し(ステップ611)、未処理の入力データがある場合(ステップ611NO)、上記ステップ603〜ステップ611の処理を、全ての入力データの処理が終了するまで(ステップ611YES)繰り返し実施する。また、ユーザ情報入力部102でのファイル選択に際して、ワイルドカード指定された場合、上記ステップ603でのファイル(元情報)選択を自動的にシステムが行い、上記ステップ603〜ステップ611の処理を繰り返せば良い。また、入力データ(元情報)が単一の場合(ステップ601NO)、情報属性管理制御部103は、入力データが複数の場合における上記ステップ604〜ステップ610と同等の処理を、ステップ620〜ステップ626を経て実施する。
【0062】
なお、上記画像入力部106でのスキャン動作時、媒体上の例えば長方形の埋め込み情報領域を左右どちらからスキャン動作させても正しい画像が得られるように、図3に示す如く、画像入力部106にロータリエンコーダ部106bを付加し、画像生成部106cにおいて、センサ部106aから得られる画像データを上記ロータリエンコーダ部106bからの回転信号を利用して補正するように構成することができる。また、画像入力部106は、例えばディジタルカメラ、ビデオカメラなどの装置を用いて数10センチから数メートル離れた位置から撮影し、埋め込み情報領域を含む画像データを生成する装置によっても実現できる。更に、画像入力部106の別の例としては、例えば、レーザスキャナなどの非接触型のスキャナを用い、埋め込み情報領域を含む画像データを生成する装置も考えられる。
【0063】
次に、この情報処理装置100の応用例について述べる。本実施の形態では、印刷処理部とスキャン/認識処理部とを例えばハンディプリンタとハンディスキャナとして一体化して構成できることは上述した通りである。かかる構成の場合、ハンディスキャナでスキャンして認識した情報をエンコードし直すことによりそのままハンディプリンタで印刷するといった機能を持たせることができる。
【0064】
図7は、この機能を付加した場合の情報処理装置100の運用イメージを示すものである。この運用においては、埋め込み符号付きの文書a上で例えば音声・映像から成る埋め込み符号領域及び説明文から成る埋め込み符号領域を、また埋め込み符号付きの文書b上で説明文から成る埋め込み符号領域を、更に埋め込み符号付きの文書c上で画像から成る埋め込み符号領域をそれぞれハンディスキャナによりスキャンし、この時のこれら各埋め込み符号の認識結果を保持しておき、その後に、この認識結果を再度符号化しハンディプリンタにより別の用紙の各位置に印刷し、埋め込み符号だけを集めた文書を作成する様子が分かる。
【0065】
図8は、この運用時における情報処理装置100の処理動作を示すフローチャートである。まず、ハンディスキャナのスキャン動作により画像入力部106から画像データが入力し、この入力画像データに対する埋め込み情報認識部107での認識結果が情報属性管理制御部103に転送される。情報属性管理制御部103は、埋め込み情報認識部107からの入力データを検出すると(ステップ801)、非再生モードが設定されているかどうかを判断し(ステップ802)、非再生モードが設定されていない場合(ステップ802NO)、通常の再生処理(図6参照)に移行する。これに対して、非再生モードが設定されている場合(ステップ802YES)、上記入力データを元情報、ファイル名、装置種別、認証情報等の形で整理し1つのパッケージデータ(図2参照)として保持する(ステップ803)。
【0066】
次に、印刷指示があったかどうかを判断し(ステップ804)、印刷指示がない場合(ステップ804NO)、次の入力データの認識処理に移行する。また、印刷指示があった場合(ステップ804YES)、保持中のパッケージデータのうちの1つを被埋め込み情報として埋め込み情報生成部104に送出する(ステップ805)。埋め込み情報生成部104では、上記被埋め込み情報を用いて埋め込み情報が生成され、画像出力部105ではその埋め込み情報を媒体上の当該画像出力部105が当接された位置に印刷する。その後、情報属性管理制御部103は、残りのパッケージデータがあるかどうかを判断し(ステップ806)、残りのパッケージデータがあれば(ステップ806YES)、印刷指示待ちの状態(ステップ804)に戻り、残りのパッケージデータがなければ(ステップ806NO)、処理を終了する。
【0067】
次に、本発明の第2の実施の形態について述べる。図9及び図10は本発明の第2の実施の形態に係わる装置の機能構成を示すブロック図である。第1の実施の形態に係わる情報処理装置100は印刷処理部とスキャン/認識処理部が一体化されていたのに対し、本実施の形態に係わる装置はこれらが分離された構成を有する。すなわち、第2の実施の形態では、図9に示す情報印刷処理装置200と、図10に示す情報再生処理装置300とが完全に別体として存在する。前者は例えば通常のプリンタ装置のような装置を用いることができ、後者は例えばハンディスキャナにより実現できる。
【0068】
図9に示す如く、情報印刷処理装置200は、第1の実施の形態に係わる装置100の各部とそれぞれ同等の機能を有する入力装置20、情報入力部201、ユーザ情報入力部203、情報属性管理制御部204、埋め込み情報生成部204、画像出力部207の他、元情報の埋め込み先に相当する印刷元データを入力する印刷情報入力部205と、該印刷元データに埋め込み情報生成部204からの埋め込み情報(画像データ)を合成する画像合成部206を具備して構成される。また、図10に示す情報再生処理装置300は、第1の実施の形態に係わる装置100の各部とそれぞれ同等の機能を有する画像入力部301、埋め込み情報認識部302、情報属性管理制御部303、ユーザ情報入力部304、情報出力部305、出力装置20を具備して構成される。
【0069】
まず、情報印刷処理装置200の印刷動作について図11に示すフローチャートを参照して説明する。この情報印刷処理装置200における印刷処理の基本は第1の実施の形態に係わる装置100の印刷処理と同等であるが、特に、本装置200では、通常のプリンタを用い、ある文書の所望の部分に埋め込み符号を印刷することを前提としているため、埋め込み情報の印刷処理において該埋め込み情報を埋め込む領域を示す埋め込み領域情報(位置情報)を指定する、
この情報印刷処理装置200において、埋め込み情報を印刷しようとする時、ユーザは、まず、入力装置10から情報入力部201を通じて埋め込みたい元情報を入力する。この時、情報入力部201は、上記元情報と一緒に、当該元情報を入力した入力装置10の装置種別(再生手段情報)を情報属性管理制御部203に通知する。また、入力装置10からの元情報の入力に際し、ユーザは、必要に応じてユーザ情報入力部202により当該元情報に関連する属性情報としてファイル名、認証情報、装置情報等の各情報を入力する。更に、ユーザは、ユーザ情報入力部202から上記埋め込み情報を埋め込む位置を示す位置情報(埋め込み領域情報)を入力する。
【0070】
かかるユーザの情報入力操作に対し、情報属性管理制御部203は、情報入力部201を通じて元情報を入力し(ステップ1101)、元情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1102)。ここで、元情報が存在すれば(ステップ1102YES)、この元情報に付随して情報入力部201から通知される装置種別情報(再生手段情報)を取り込む(ステップ1103)。
【0071】
次いで、情報属性管理制御部203は、ユーザ情報入力部202を通じて上記元情報に関連する属性情報のうちのファイル名を入力し(ステップ1104)、ファイル名が存在するかどうかを判断する(ステップ1105)。ここで、ファイル名が存在すれば(ステップ1105YES)、次いで情報属性管理制御部203はユーザ情報入力部202を通じて認証情報を入力し(ステップ1106)、認証情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1107)。ここで、認証情報が存在すれば(ステップ1107YES)、情報属性管理制御部203はユーザ情報入力部202を通じてその認証情報を取得し(ステップ1108)、ステップ1101,ステップ1103,ステップ1104,ステップ1106で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名、認証情報を1つにまとめたパッケージデータを生成する(ステップ1109)。
【0072】
また、上記処理において、ファイル名が存在しない場合(ステップ1105NO)、情報属性監視制御部203は、対応するファイル名を自動で設定する(ステップ1110)。その後、情報属性管理制御部203は、ステップ1107において認証情報が存在しないと判定されることにより、ステップ1101,ステップ1103,ステップ1105で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名を1つにまとめ、認証情報を持たないパッケージデータを生成する(ステップ1111)。以後、元情報を複数生成する必要がある場合には、上記ステップ1101〜ステップ1111の処理を当該元情報数の回数分だけ繰り返し実施する。
【0073】
上記元情報の入力が終了すると(ステップ1102NO)、情報属性管理制御部203は、ユーザ情報入力部202を通じて上記元情報を埋め込むための位置情報を入力し(ステップ1112)、位置情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1113)。ここで、位置情報(埋め込み領域情報)が存在する場合(ステップ1113YES)、上記ステップ1109またはステップ1111で生成されたパッケージデータ内の1または複数のデータに位置情報を挿入し、図2に示すようなフレーム構成から成る1つのブロックデータとして整理する(ステップ1114)。また、位置情報が存在しない場合(ステップ1113NO)は、上記ステップ1109またはステップ1111で生成されたパッケージデータ内のデータを位置情報を持たない形で図2に示すようなフレーム構成から成る1つのブロックデータとして整理する(ステップ1115)。
【0074】
次いで、情報属性管理制御部203は、上記ステップ1114またはステップ1115で生成したブロックデータを、被埋め込み情報として埋め込み情報生成部204に送出する。この時、位置情報が存在すれば、この位置情報(埋め込み領域情報)を画像合成部206に対して送出する(ステップ1116)。
【0075】
こうして情報属性管理制御部203から送出されたブロックデータに対して、埋め込み情報生成部204、画像合成部206及び画像出力部207は、図12に示すフローチャートに沿って印刷処理を行う。まず、埋め込み情報生成部204は、上記被埋め込み情報を受け取った後(ステップ1201YES)、この埋め込み情報を実際の埋め込み符号に変換し埋め込み画像データとして画像合成部206に送出する(ステップ1202)。画像合成部206には、上記埋め込み画像データの他、印刷情報入力部205を通じて埋め込み符号を埋め込むべき文書に相当する印刷元データ(ファイルデータ)が入力され、更に情報属性管理制御部203からは埋め込み領域情報が入力される。これにより、画像合成部206は、埋め込み情報生成部204からの埋め込み情報と印刷情報入力部205からの印刷元データとを情報属性管理制御部203からの埋め込み領域情報を用いて合成し、画像データとして画像出力部207に送出する(ステップ1203)。次いで、画像出力部207は、上記画像データを紙などの印刷媒体に印刷する(ステップ1204)。
【0076】
上記書き込み処理によって、例えば、図9に示す如く、文書情報と共に、当該文書情報の所定位置(上記埋め込み領域情報に対応する位置)に埋め込み情報が印刷された媒体を得ることができる。当然ながら、この埋め込み情報は入力装置10からの元情報によって、音声情報であったり、あるいは映像情報、説明文(テキスト)、文書識別子等であったりする。なお、上記ステップ1112の処理で、位置情報(埋め込み領域情報)が入力されなかった場合の措置としては、この時の入力データ(元情報)を上記文書中の予め設定した一定の位置に印刷するようにしても良い。その後、この媒体上の埋め込み情報を対象とした情報再生処理装置300での認識処理が行われるが、その基本的な処理は上記第1の実施の形態に係わる装置100とほぼ同様である(図6参照)ため、ここでの詳しい説明は割愛する。
【0077】
但し、この第2の実施の形態に係わる情報再生処理装置300では、当該装置300とともに用いられる情報印刷処理装置200が元情報と一緒に当該元情報を埋め込む位置を示す位置情報を格納し、この位置情報に基づき埋込情報を印刷可能な構成である点に着目して以下のような運用にも対応できる。
【0078】
すなわち、上記情報印刷処理装置200の構成によれば、当該装置200により媒体上に印刷された埋込情報は元情報とその位置情報とを一緒に格納した情報形態であるため、情報再生処理装置300側では、上記埋込情報をスキャンして得た画像データから上記位置情報を抽出でき、たとえ本装置300としてハンディスキャナを用いて埋込情報をスキャンしたとしても、上記位置情報から媒体のどの領域をスキャンしたかを判別できる。このスキャン位置判別機能を利用することにより、情報再生処理装置300では、例えば、媒体上のどの領域をスキャンしたかによって、当該スキャン対象の埋込情報中の元情報を再生する手段(出力装置20)を選択するといった運用が実現できる。この場合、情報再生処理装置300は、位置情報と再生手段との対応関係を示す情報を格納した位置/再生手段対応テーブルを持つ必要がある。この位置/再生手段対応テーブルは、例えば、情報属性管理制御部303に設けることができる。
【0079】
かかる構成の情報再生処理装置300において、媒体上に印刷された埋め込み情報を再生する場合、ユーザは、その埋め込み情報領域に画像入力部301を当てながらスキャン動作させる。特に、媒体上の複数の領域に埋め込み情報が印刷されている場合、ユーザは、どの領域の埋め込み情報を認識するかを自分の意志で選択し、その選択した埋め込み情報領域に画像入力部301を当てながらスキャン動作を行う。
【0080】
上記スキャン動作により、画像入力部301では、1または複数の埋め込み情報に相当する画像データが得られ、この画像データが埋め込み情報認識部302に送られる。埋め込み情報認識部302は、画像入力部301から入力する画像データの認識処理を行い、これにより埋め込まれた情報の全てを抽出した後、該抽出結果を情報属性管理制御部303に送出する。情報属性管理制御部303は、埋め込み情報認識部302で抽出されたデータ(認識結果)を解析し、図2に示すようなフォーマットに従ってそれぞれのデータを抽出して分類整理する。
【0081】
次に、情報属性管理制御部303は、上記分類整理した結果から、入力データすなわち埋め込まれた元情報が複数あるか否かを判断し、入力データが複数ある場合は、その入力データを検索してこれら入力データのファイル一覧(ファイルリスト)を生成する。次いで、この入力データのファイルリストをユーザ情報入力部304を通じて表示させる等によってユーザに示し、そのうちのどの入力データ(元情報)を再生するかの選択を促す。これに応答してユーザによりユーザ情報入力部304を通じて指示された元情報を再生対象として選択する。
【0082】
更に、その選択された元情報に認証情報が付加されている場合、ユーザ情報入力部304を通じて認証情報の入力を促し、これに応答して入力された認証情報をユーザ情報入力部304を通じて取り込み、両方の認証情報が合致するか否かを判断する。ここで、ユーザ情報入力部304より入力された認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致しない場合、既に選択されているファイルの処理を中断し、次のファイル選択処理に戻る。
【0083】
一方、ユーザ情報入力部304から入力された認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致した場合、情報属性管理制御部303は、上記分類整理した結果から、上記選択された元情報に位置情報が付加されているか否かをチェックする。ここで、位置情報が付加されている場合、情報属性管理制御部303は上記位置/再生手段対応テーブルを参照することにより当該位置情報に対応する再生手段(出力装置20)を特定する。
【0084】
次に、情報属性管理制御部303は、上記特定された出力装置20が接続されているかどうかを情報出力部305に対して問い合わせる。ここで、その問い合わせた出力装置20が接続されていれば、当該出力装置20の装置種別と対応する元情報とを情報出力部305に送出し、情報出力部305において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う。
【0085】
一方、上記特定された出力装置20が接続されていない場合、ユーザよりユーザ情報入力部304を通じて再生手段としての出力装置20を入力させる。以後、情報属性管理制御部303は、その入力された出力装置20の装置種別と元情報とを情報出力部305に送出し、情報出力部305において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う。なお、上記特定された出力装置20が接続されていない場合の別の処理としては、予め決められている出力装置20を自動的に選択する方法もある。この場合、例えば、上記選択された元情報をハードディスク(20d)に記憶する等の処理が考えられる。
【0086】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図13及び図14は本発明の第3の実施の形態に係わる装置の機能構成を示すブロック図である。この実施の形態は第2の実施の形態の変形例であり、情報印刷処理装置200aと、情報再生処理装置300aとが別体で設けられる。図13に示す如く、情報印刷処理装置200aは、第2の実施の形態に係わる装置200に装置マーク生成部208を追加して構成され、図14に示す情報再生処理装置300aは、第2の実施の形態に係わる装置300に装置マーク識別部306を追加して構成される。この第3の実施の形態は、埋め込み情報に関連してその埋め込み情報を再生する装置を示す装置マークを上記埋め込み情報と関連付けて印刷し、その後に当該埋込符号をスキャンしその装置マークを認識することで対応する元情報を再生する機能を有するものである。
【0087】
まず、情報印刷処理装置200aの印刷動作について図16に示すフローチャートを参照して説明する。この情報印刷処理装置200aの印刷処理の基本は第2の実施の形態に係わる装置200aの印刷処理と同等であるが、特に、本装置200aでは、埋め込み情報を再生するための装置マークを埋め込み情報と一緒に印刷する処理が加わる。この情報印刷処理装置200aにおいて、埋め込み情報を印刷しようとする時、ユーザは、まず、入力装置10から情報入力部201を通じて埋め込みたい元情報を入力する。この時、情報入力部201は、上記元情報と一緒に、当該元情報を入力した入力装置10の装置種別(再生手段情報)を情報属性管理制御部203に通知する。また、入力装置10からの元情報の入力に際し、必要に応じて、ユーザは、ユーザ情報入力部202を用いて、当該元情報に関連する属性情報としてファイル名、認証情報、装置情報等の情報を入力する。更に、ユーザは、ユーザ情報入力部202から上記埋め込み情報を埋め込む位置を示す位置情報(埋め込み領域情報)を入力する。
【0088】
かかるユーザの情報入力操作に対し、情報属性管理制御部203は、情報入力部201を通じて元情報を入力し(ステップ1601)、元情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1602)。ここで、元情報が存在すれば(ステップ1602YES)、この元情報に付随して情報入力部201から通知される装置種別情報(再生手段情報)を取り込み(ステップ1603)、この装置種別情報を装置マーク生成部208に通知する(ステップ1604)。次いで、情報属性管理制御部203は、ユーザ情報入力部202を通じて上記元情報に関連する属性情報のうちのファイル名を入力し(ステップ1605)、ファイル名が存在するかどうかを判断する(ステップ1606)。ここで、ファイル名が存在すれば(ステップ1606YES)、次いで情報属性管理制御部203はユーザ情報入力部202を通じて認証情報を入力し(ステップ1607)、認証情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1608)。
【0089】
ここで、認証情報が存在すれば(ステップ1608YES)、情報属性管理制御部203はユーザ情報入力部202を通じてその認証情報を取得し(ステップ1609)、ステップ1601,ステップ1603,ステップ1605,ステップ1607で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名、認証情報を1つにまとめたパッケージデータを生成する(ステップ1610)。また、上記処理において、ファイル名が存在しない場合(ステップ1606NO)、情報属性監視制御部203は、対応するファイル名を自動で設定する(ステップ1611)。その後、情報属性管理制御部203は、ステップ1608において認証情報が存在しないと判定されることにより、ステップ1601,ステップ1603,ステップ1607で取り込んだ元情報、装置種別、ファイル名を1つにまとめ、認証情報を持たないパッケージデータを生成する(ステップ1612)。以後、元情報を複数生成する必要がある場合には、上記ステップ1601〜ステップ1612の処理を当該元情報数の回数分だけ繰り返し実施する。
【0090】
上記元情報の入力が終了すると(ステップ1602NO)、情報属性管理制御部203は、ユーザ情報入力部202を通じて上記元情報を埋め込むための位置情報を入力し(ステップ1613)、位置情報が存在するかどうかを判断する(ステップ1614)。ここで、位置情報(埋め込み領域情報)が存在する場合(ステップ1614YES)、上記ステップ1610またはステップ1612で生成されたパッケージデータ内の1または複数のデータに位置情報を挿入し、図2に示すようなフレーム構成から成る1つのブロックデータとして整理する(ステップ1615)。また、位置情報が存在しない場合(ステップ1614NO)は、上記ステップ1610またはステップ1612で生成されたパッケージデータ内のデータを位置情報を持たない形で図2に示すようなフレーム構成から成る1つのブロックデータとして整理する(ステップ1616)。次いで、情報属性管理制御部203は、上記ステップ1615またはステップ1616で生成したブロックデータを、被埋め込み情報として埋め込み情報生成部204に送出する。この時、位置情報が存在すれば、この位置情報(埋め込み領域情報)を画像合成部206に対して送出する(ステップ1617)。
【0091】
こうして情報属性管理制御部203から送出されたブロックデータに対して、装置マーク生成部208、埋め込み情報生成部204、画像合成部206及び画像出力部207は、図17に示すフローチャートに沿って印刷処理を行う。まず、埋め込み情報生成部204は、上記被埋め込み情報を受け取った後(ステップ1701YES)、この埋め込み情報を実際の埋め込み符号に変換し埋め込み画像データとして画像合成部206に送出する(ステップ1702)。また、装置マーク生成部208は、上記ステップ1704の処理により情報属性管理制御部203から通知された装置種別情報分の装置マーク画像(再生手段画像)を生成し、画像合成部206に送出する(ステップ1703)。
【0092】
画像合成部206には、上記埋め込み画像データの他、装置マーク生成部208から装置マーク画像が入力され、印刷情報入力部205を通じて埋め込み符号を埋め込むべき文書に相当する印刷元データ(ファイルデータ)が入力され、更に情報属性管理制御部203からは埋め込み領域情報が入力される。これにより、画像合成部206は、埋め込み情報生成部204からの埋め込み画像データと、装置マーク生成部208からの装置マーク画像と、印刷情報入力部205からの印刷元データとを情報属性管理制御部203からの埋め込み領域情報を用いて合成し、画像データとして画像出力部207に送出する(ステップ1704)。次いで、画像出力部207は、上記画像データを紙などの印刷媒体に印刷する(ステップ1705)。
【0093】
上記書き込み処理によって、例えば、図15(a)に示す如く、文書情報と共に、当該文書情報の所定位置(上記埋め込み領域情報に対応する位置)に埋め込み情報及び装置マークが印刷された媒体を得ることができる。ここで、埋め込み情報は入力装置10からの元情報によって、音声情報であったり、あるいは映像情報、説明文(テキスト)、文書識別子等であったりするが、本装置200aによれば、これらの埋め込み情報の再生手段を示す音声マーク、テキストマーク、動画マーク、IDマーク等が当該各埋め込み情報に隣接して印刷される結果、ユーザは、各埋め込み情報の再生にあたって、音が鳴るのか、画像が見れるのか、文字列により説明なのかを一目で確認できる。
【0094】
なお、この情報印刷処理装置200aでは、装置マークを埋め込み情報の近隣に印刷する他、例えば、図15(b)に示す如く、埋め込み情報のみは媒体の任意の位置に印刷し、装置マークは媒体の下部の規定位置にまとめて印刷するといった運用もできる。かかる運用は、例えば、上記ステップ1614において、位置情報(埋め込み領域情報)が入力されなかった場合に行う方法がある。更に、この情報印刷処理装置200aでは、図15(c)に示す如く、装置マークを媒体の任意の位置に印刷し、埋め込み情報は媒体上の一カ所にまとめて印刷する等の運用も可能である。
【0095】
一方、本実施の形態に係わる情報再生処理装置300a(図14参照)において、情報印刷処理装置200aにより印刷された埋め込み情報を再生する場合、ユーザは、その埋め込み情報領域に画像入力部301を当てながらスキャン動作させる。媒体上の複数の領域に埋め込み情報が印刷されている場合、ユーザは、どの領域の埋め込み情報を認識するかを自分の意志で選択し、その選択した埋め込み情報領域に画像入力部301を当てながらスキャン動作を行う。特に、本実施の形態では、スキャン対象となる媒体は、情報印刷処理装置200aに印刷処理によって、例えば図15(a)に示す如く、埋め込み情報が記述されている領域のすぐそばに装置マークが印刷されたものであり、再生しようとする埋め込み情報領域に対してその領域中にどのような種類(装置)の情報が埋め込まれているかをその装置マークによってすぐ認識できる。これにより、ユーザは、埋め込まれた情報の中身を知らなくても予め再生する情報の種類を知ることができ、ユーザによるどの情報を再生するかの選択を極めて容易に行うことができる。
【0096】
上記スキャン動作により、画像入力部301からは、そのスキャン対象の1または複数の埋め込み情報に対応する画像データが入力され、この画像データが埋め込み情報認識部302及び装置マーク識別部306に送られる。埋め込み情報認識部302は、画像入力部301から入力する画像データの認識処理を行い、埋め込まれた情報の全てを抽出した後、その抽出結果を情報属性管理制御部303に送出する。
【0097】
一方、装置マーク識別部306は、画像入力部301から入力する画像データの認識処理を行い、該画像データが装置マーク情報であると認識した場合にのみその認識結果である装置マーク情報を情報属性管理制御部303に送出する。情報属性管理制御部303において、上記装置マーク情報は、埋め込み情報認識部302から複数の埋め込み情報の認識結果(入力データ:元情報)が取り込まれた場合における当該入力データ中の再生すべきデータを選択するための情報として利用される。これにより、この情報再生処理装置300aでは、埋め込み情報を1つだけスキャンして当該埋め込み情報中の元情報をその属性情報に従って再生することの他、複数の埋め込み情報を順次スキャンした後、再生手段に対応する装置マーク情報を逐次スキャンし、この装置マークに応じて元情報を選択してその再生を行うといった運用ができる。
【0098】
以下、この情報再生処理装置300aの情報属性管理制御部303における上記埋め込み情報認識部302及び装置マーク識別部306での認識結果に基づく再生処理を図18に示すフローチャートを参照して詳述する。まず、情報属性管理制御部303は、埋め込み情報認識部302で抽出されたデータ(認識結果)を解析し、図2に示すようなフォーマットに従ってそれぞれのデータを抽出して分類整理する。次に、情報属性管理制御部303は、上記分類整理した結果から、入力データすなわち埋め込まれた元情報が複数あるかどうかを判断する(ステップ1801)。ここで、入力データが一つしか存在しない場合(ステップ1801NO)、その入力データ(元情報)に認証情報が付加されているかどうかを判断し(ステップ1820)、認証情報が付加されている場合(ステップ1820YES)、ユーザ情報入力部304を通じて認証情報の入力を促し、これに応答して入力された認証情報をユーザ情報入力部304を通じて取り込み(ステップ1821)、両認証情報が合致するか否かを判断する(ステップ1822)。
【0099】
ここで、ユーザがユーザ情報入力部304から入力した認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致しない場合(ステップ1822NO)、以後の処理を中断する。一方、ユーザがユーザ情報入力部304から入力した認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致した場合(ステップ1822YES)、この選択されたファイル〔入力データ(元情報)〕の属性情報を参照することにより、当該ファイルを再生するための出力装置20を判定する(ステップ1823)。この判定は、例えば上記選択されたファイルの属性情報のうちのファイル種別(装置種別)の拡張子を参照して行うことができる。
【0100】
次に、情報属性管理制御部303は、再生手段として判定された出力装置20が接続されているかどうかを情報出力部305に対して問い合わせる(ステップ1824)。ここで、その問い合わせた出力装置20が接続されていれば(ステップ1824YES)、情報属性管理制御部303は、ステップ1823で判定された出力装置20の装置種別と対応する元情報とを情報出力部305に送出し、情報出力部305において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う(ステップ1826)。また、再生手段として判定された出力装置20が接続されていない場合(ステップ1824NO)、ユーザよりユーザ情報入力部304を通じて再生手段としての出力装置20を入力させる(ステップ1825)。以後、情報属性管理制御部303は、その入力された出力装置20の装置種別と元情報とを情報出力部305に送出し、情報出力部305において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う(ステップ1826)。
【0101】
これに対して、入力データすなわち埋め込まれた元情報が複数ある場合(ステップ1801YES)、情報属性管理制御部303は、その入力データを検索してこれら入力データのファイル一覧(ファイルリスト)を生成する(ステップ1802)。次いで、この入力データファイルリストをユーザ情報入力部304を通じて表示させる等によりユーザに示し、そのうちのどの入力データ(元情報)を再生するかの選択を促す。上述したように、情報再生処理装置300aでは、複数の入力データの中から再生しようとする入力データを選択するには、この時のスキャン対象である媒体上の装置マーク(例えば、埋め込み情報領域の近くに印刷されている。また、各ページの隅、特別なページ、あるいは本文の補足したい部分に印刷されている。)をスキャン動作することによって対処できる。ここで、ユーザが媒体上のある装置マーク領域をスキャンしたものとすると、画像入力部301を通じて当該装置マークに対応する画像データ(装置マーク画像)が装置マーク識別部306に送出される(ステップ1803)。装置マーク識別部306は、その入力画像データから装置マークがどの装置を指しているかを識別し、その識別結果としての装置マーク情報を情報属性管理制御部303に送出する。
【0102】
情報属性管理制御部303は、装置マーク識別部306より装置マーク情報を取得し(ステップ1804)、この取得した装置マーク情報に適合する元情報(ファイル)を上記ファイルリスト中から選択する(ステップ1805)。次いで、情報属性管理制御部303は、ステップ1805で選択された元情報に認証情報が付加されているかどうかを判別し(ステップ1806)、認証情報が付加されている場合(ステップ1806YES)、ユーザ情報入力部304を通じて認証情報の入力を促し、これに応答して入力された認証情報をユーザ情報入力部304を通じて取り込み(ステップ1807)、両方の認証情報が合致するか否かを判断する(ステップ1808)。なお、認証情報が付加されていない場合(ステップ1806NO)、上記ステップ1807及び1808の処理を飛ばして次の処理に移行する。
【0103】
上記ステップ1808において、ユーザがユーザ情報入力部304から入力した認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致しない場合(ステップ1808NO)、ステップ1805で選択されたファイルの処理を中断し、次のファイル選択処理(ステップ1803)に戻る。これに対して、ユーザがユーザ情報入力部304から入力した認証情報と元情報に付加されている認証情報が合致した場合(ステップ1808YES)、既に選択されているファイル〔入力データ(元情報)〕の属性情報〔装置属性(拡張子)〕を参照することにより、当該ファイルを再生するための出力装置20を判定し、その出力装置20が接続されているかどうかを情報出力部305に対して問い合わせる(ステップ1809)。ここで、その問い合わせた出力装置20が接続されていれば(ステップ1809YES)、情報属性管理制御部303は、ステップ1809で判定された出力装置20の装置種別と対応する元情報とを情報出力部305に送出し、情報出力部305において当該装置種別に対応する出力装置20により上記元情報を再生させる制御を行う(ステップ1811)。一方、再生手段として判定された出力装置20が接続されていない場合(ステップ1809NO)、エラー処理として、再生手段として判定された出力装置20が存在しない旨をユーザ情報入力部304への表示等によってユーザに通知する(ステップ1810)。なお、このステップ1810に代わる処理としては、予め決められている出力装置20を自動的に選択する方法もある。この場合、例えば、上記選択された元情報をハードディスク(20d)に記憶する等の処理が考えられる。
【0104】
その後、情報属性管理制御部303は、全ての入力データが処理されたどうかを監視し(ステップ1812)、未処理の入力データがある場合(ステップ1812NO)、上記ステップ1803〜ステップ1811の処理を、全ての入力データの処理が終了するまで(ステップ1812YES)繰り返し実施する。なお、この情報再生処理装置300aにおいて、上記ステップ1802で示されるファイルリストに対する元情報の選択方法としては、当該ファイルリストに対するワイルドカード指定等の方法も考えられる。このワイルドカード指定がなされた場合、その後におけるファイル(元情報)選択を自動的にシステムが行い、上記ステップ1820〜ステップ1826の処理を繰り返せば良い。
【0105】
なお、第3の実施の形態では、上記第1の実施の形態と同様、画像入力部301を図3に示すようなロータリエンコーダ部106を有する構成とし得ることは勿論である。また、画像入力部301は、例えばディジタルカメラ、ビデオカメラなどの装置、更には、レーザスキャナなどの非接触型のスキャナによっても実現できることも第1の実施の形態と同様である。
【0106】
このように、第3の実施の形態では、画像入力部301による埋め込み情報領域のスキャン動作により複数の入力データを情報属性管理制御部303に取り込んだ後、所望の再生手段に対応する装置マークをスキャンし、該スキャンによる入力画像データからどの装置を再生装置とするかを認識し、該再生装置に適合する元情報を当該再生装置により再生処理するようにしている。ここで、装置マークがノイズ等によりうまく認識できない場合は、他のページについている同一の装置マークをスキャンすれば、その誤認識を生じた装置マークのスキャン時と同様の認識結果を得ることが可能である。なお、本実施の形態で使用する装置マークは予め設定してあるものでも良く、あるいは、ユーザ情報入力部304等から所定の設定情報を入力することによりシステムに応じてユーザが任意に設定できるような構成とすることも可能である。このように、ユーザが装置マークを定義し、その定義された装置マークをシステム自体で使用できるように設定する装置マーク定義手段を付加することによって、ユーザが装置マークを自由に定義して使用でき、汎用性を高めることが可能となる。
【0107】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力装置からの元情報の入力時、該元情報の発生元の入力装置の装置種別情報を入力し、かつ元情報の属性情報として、少なくとも該元情報の埋込位置情報を入力すると共に、元情報と属性情報及び装置種別情報とをその対応関係に応じて組み込んだ被埋込情報を生成し、更に、該被埋込情報から埋込情報を生成し、装置種別情報に基づき当該元情報の再生先の出力装置を示す装置マーク情報を生成した後、埋込情報と装置マーク情報を合成し、記録媒体の上記埋込位置情報に対応する位置に上記埋込情報を印刷すると共に、当該記録媒体に上記装置マーク情報を併せ印刷するようにしたため、記録媒体上の元情報を埋め込む位置をユーザ自らが自由に設定でき、元情報が関係することが分かるように媒体上の関連する部分の近隣に埋込情報を印刷できると共に、当該記録媒体に併せ印刷された装置マーク情報を見ることで、印刷された埋込情報中の元情報の種類が画像であるのか、音であるのか、文字列であるのか等の判断が容易に行える。
【0108】
また、本発明によれば、上記印刷処理により埋込情報と装置マーク情報が併せ印刷された記録媒体上に印刷された埋込情報を読み取り走査して画像情報を入力し、該入力画像情報から認識される埋込情報を元情報と属性情報とに分解したうえで、属性情報に含まれる埋込位置情報に従って元情報の再生先の出力装置を決定して該元情報を当該出力装置に出力するようにしたため、たとえハンディスキャナで読み取り走査(スキャン)しても、媒体のどの領域をスキャンしたかが分かり、該スキャン位置に対応する出力装置で当該スキャンした埋込情報中の元情報を確実に再生できると共に、該出力装置による埋込情報の再生にあたり、該記録媒体上に併せ印刷されている装置マーク情報を目印にしてどの情報(音、画像、文字列等)を再生するかをユーザが容易に選択できる。
【0109】
また、本発明では、埋込情報として特殊なインクや磁気などを使用する必要がなく、スキャナ、カメラ、ディジタルカメラ、ビデオカメラ等の通常の画像入力装置、及びレーザプリンタ、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタ等の通常の画像出力装置を使用して埋込情報の印刷及び再生処理に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係わる情報処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図2】図1における装置の情報属性管理制御部で生成される被埋込情報のフォーマットの一例を示す図。
【図3】図1における装置の情報入力部の一構成例を示す概念図。
【図4】図1における装置の印刷時の情報属性管理制御部の処理動作を示すフローチャート。
【図5】図1における装置の印刷時の埋め込み情報生成部及び画像出力部の処理動作を示すフローチャート。
【図6】図1における装置の埋込情報再生処理動作を示すフローチャート。
【図7】第1の実施の形態の変形例装置の運用イメージを示す図。
【図8】第1の実施の形態の変形例装置の処理動作を示すフローチャート。
【図9】第2の実施の形態に係わる情報印刷処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図10】第2の実施の形態に係わる情報再生処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図11】図9における情報印刷処理装置の情報属性管理制御部の処理動作を示すフローチャート。
【図12】図9における情報印刷処理装置の埋め込み情報生成部、画像合成部及び画像出力部の処理動作を示すフローチャート。
【図13】第3の実施の形態に係わる情報印刷処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図14】第3の実施の形態に係わる情報再生処理装置の機能構成を示すブロック図。
【図15】図13における情報印刷処理装置の印刷結果のそれぞれの例を示す図。
【図16】図13における情報印刷処理装置の情報属性管理制御部の処理動作を示すフローチャート。
【図17】図13における情報印刷処理装置の埋め込み情報生成部、装置マーク生成部、画像合成部及び画像出力部の処理動作を示すフローチャート。
【図18】図14における情報再生処理装置の埋込情報再生処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…入力装置、10a…(キーボード/マウス)、10b…マイク、10c…カメラ、10d…スキャナ、10e…FDD(フロッピーディスクドライブ)/MO(光磁気ディスク)/HDD(ハードディスクドライブ)、10f…ネットワーク、20…出力装置、20a…スピーカ、20b…ディスプレイ、20c…プリンタ、20d…FDD/MO/HDD、20e…ネットワーク、100…情報処理装置、101…情報入力部、102…ユーザ情報入力部、103…情報属性管理制御部、104…埋め込み情報生成部、105…画像出力部、106…画像入力部、106a…センサ部、106b…ロータリエンコーダ部、106c…画像生成部、107…埋め込み情報認識部、108…情報出力部、200,200a…情報印刷処理装置、201…情報入力部、202…ユーザ情報入力部、203…情報属性管理制御部、204…埋め込み情報生成部、205…印刷情報入力部、206…画像合成部、207…画像出力部、208…装置マーク生成部、300,300a…情報再生処理装置、301…画像入力部、302…埋め込み情報認識部、303…情報属性管理制御部、304…ユーザ情報入力部、305…情報出力部、306…装置マーク識別部

Claims (6)

  1. 入力装置から元情報を入力する情報入力ステップと、
    前記元情報の入力時、該元情報の発生元の入力装置の装置種別情報を入力する装置種別情報入力ステップと、
    前記元情報の属性情報として、少なくとも該元情報の埋込位置情報を入力する属性情報入力ステップと、
    前記元情報と前記属性情報及び前記装置種別情報とをその対応関係に応じて組み込んだ被埋込情報を生成する情報組立ステップと、
    前記被埋込情報から埋込情報を生成する埋込情報生成ステップと、
    前記装置種別情報に基づき当該元情報の再生先の出力装置を示す装置マーク情報を生成する装置マーク生成ステップと、
    前記埋込情報と前記装置マーク情報を合成し、記録媒体の前記埋込位置情報に対応する位置に前記埋込情報を印刷すると共に、当該記録媒体に前記装置マーク情報を併せ印刷する画像出力ステップと
    を具備することを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記装置マーク情報を定義する装置マーク定義ステップを有し、
    前記装置マーク生成ステップでは、
    前記装置マーク定義ステップでの定義内容に従って前記装置マーク情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理方法。
  3. 入力装置から元情報を入力する情報入力ステップと、
    前記元情報の入力時、該元情報の発生元の入力装置の装置種別情報を入力する装置種別情報入力ステップと、
    前記元情報の属性情報として、少なくとも該元情報の埋込位置情報を入力する属性情報入力ステップと、
    前記元情報と前記属性情報及び前記装置種別情報とをその対応関係に応じて組み込んだ被埋込情報を生成する情報組立ステップと、
    前記被埋込情報から埋込情報を生成する埋込情報生成ステップと、
    記録媒体の前記埋込位置情報に対応する位置に前記埋込情報を印刷する画像出力ステップと、
    前記記録媒体上に印刷された前記埋込情報を読み取り走査し画像情報を入力する画像入力ステップと、
    前記入力画像情報から前記埋込情報を認識する埋込情報認識ステップと、
    認識された前記埋込情報を前記元情報と前記属性情報とに分解する情報分解ステップと、
    前記属性情報に含まれる前記埋込位置情報に従って前記元情報の再生先の出力装置を決定する再生先出力装置決定ステップと、
    前記元情報を前記出力装置に出力する情報出力ステップと
    を具備することを特徴とする情報処理方法。
  4. 前記属性情報は、
    前記元情報を複数格納する場合における当該各元情報のファイル名、前記元情報の情報種別を示す拡張子、前記元情報に対応する認証情報のうちの少なくともいずれか1つを更に含む
    こと特徴とする請求項3記載の情報処理方法。
  5. 前記元情報の情報種別は、
    少なくとも音声、映像、画像、テキスト、識別子、インターネットアドレスのうちのいずれか1つ以上である
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理方法。
  6. 前記再生先出力装置決定ステップは、
    前記埋込情報中の元情報に付加された前記認証情報を認識することにより当該認証情報の入力を促すステップと、
    入力された認証情報と前記元情報に付加された認証情報とを比較し、両者が合致しない場合、前記元情報の再生を禁止するステップと
    を具備することを特徴とする請求項4記載の情報処理方法。
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