JP4393140B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置で印刷された原稿に手書きで追記した部分を抽出して保存するとともに、それを使用して画像を合成できる画像形成装置及び画像形成システムに関する。
従来から、画像形成装置で印刷された原稿に手書きで注釈などを加えたり、また、所定の書式に手書きでデータを書き込んだりしている。英文などの原稿の場合は、手書きのみならず、タイプライタなどで上書きや追記が行われている。そして、これらの注釈やデータが書き込まれた原稿を更にスキャンして、注釈やデータが書き加えられた新たな原稿を印刷することも行われている。
反面、そのように手書きによって変更された用紙形態の原稿は、それ自身が原本にもなるため、紛失や破損などによって、そこに書かれている手書き情報が部分的に、或いは全てにわたって消失する危険性がある。最近の画像形成装置では、印刷のためにスキャンされた画像をファイル名を付与して保存できる機能を有するものが存在する。そのため、そのような画像形成装置を使用すれば、手書きで追記された画像が、画像形成装置に保存されているため再生は可能である。しかし、画像のような膨大なデータを保存する記憶容量に制約があるため、様々な利用者が手書きで追記された様々な原稿を、元の原稿とは別に新たに保存すると、短期間に記憶容量を使い切ってしまうことになる。
そのため、特許文献1では、原本を特定付けるマークシートを付加して印刷するとともに、その原本の画像データを保存しておき、手書きで追記した原稿の画像と、その手書きの原稿に付加されているマークシートから特定した原本の画像とを比較し、差異があるページを新たな原本として記憶する技術が報告されている。
特開平10−255027号公報(第6頁−第8頁、図6、図7)
しかし、特許文献1による技術のように、差異のあるページを別ファイルとして記憶させることは、手書きで追記したページが画像データとして保存されるという意味では有効であるが、このように手書きで追記して保存されたページの印刷物に、更に手書きで追記すると、最初の原稿との関連性を保つことができなくなってしまうという問題がある。また、差異のある部分ではなく差異のあるページを保存するため、記憶装置の保存容量の大幅な節約にはならない。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであり、保存される画像データごとにIDを付与し、その画像データが印刷されるときに、付与されているIDとその画像データの属性が記録されたID記録媒体を印刷物に付加して出力し、手書きで追記された印刷物がスキャンされると同時に、そのIDを読み取って、保存されている元画像データと比較して差分画像データを抽出し、その差分画像データに新たなIDを付与して、元画像データのIDと関連付けて保存することが可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、画像データに識別符号を付与して保存し、保存されている画像データを印刷するときには、識別符号を用紙に付加して印刷を行う画像形成装置において、前記画像データが印刷された印刷物を原稿とする場合、その原稿を読み取った画像データと、前記保存されている元の原画像データ又はそれに関連付けされている他の画像データのいずれかの一方から利用者が選択した画像データとを比較して、それらの画像データの差分画像データを抽出し、この差分画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、この新たな識別符号と差分画像データを抽出する元となった前記選択された画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存し、前記保存されている画像データの中から、識別符号を入力することによって複数の画像データが合成元画像データとして選択後重畳されて合成画像データが作成され、この合成画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、その新たな識別符号と前記合成元画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存することを特徴とする。
また上記画像形成装置は、保存されている画像データの中から、識別符号を入力することによって画像データが編集前画像データとして選択され、その編集前画像データに画像編集が施され、この編集後画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、その新たな識別符号と前記編集前画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存することを特徴としている。
また上記画像形成装置は、保存されている画像データの中から、識別符号を指定することによって選択された画像データを用紙に印刷する。
また上記画像形成装置は、印刷時に用紙に付加される識別符号が、用紙に貼付されるRFID(RadioFrequency IDentification)形式の非接触型で読み書き可能なタグメモリに記憶されることを特徴としている。
また上記画像形成装置は、印刷時に用紙に付加される識別符号が、上記タグメモリに代えて、用紙に画像データとともに印刷されるバーコード化された識別符号であることを特徴としている。
また上記画像形成システムは、画像データが保存されるサーバと、そのサーバに通信媒体を介して接続された像形成装置とからなる。
本発明の像形成装置を使用すると、画像データが印刷された印刷物に、例えば手書きで追記が行われた場合、その追記部分のみ自動的に抽出し識別符号を付与して保存することが可能になり、画像データの保存容量を大幅に節約できる。
また本発明の画像形成装置を使用すると、画像データが印刷された印刷物に、例えば複数回に渡って手書きで追記が行われた場合、希望する追記部分のみ抽出できるように、差分画像データを抽出するための比較対象となる1つ以上の画像データを利用者が選択可能になるため、希望する追記部分のみ抽出でき、画像データの保存容量が更に節約可能になる。
また本発明の画像形成装置は、保存されている画像データを選択して編集可能にするため、例えば、保存されている手書きの追記部分を所望するように編集でき、印刷物上の手書き部分を修正して再度画像形成装置に抽出を行わせる必要が無くなり、作業性が向上する。

また本発明の画像形成装置は、利用者が選択した画像データを合成するため、例えば、保存されている手書きの追記部分と原画像とを合成して、印刷物に手書きで追記した画像を画像データとして保存しておくことも可能になり、後述する印刷機能を利用すると、通常1通しか存在しない手書きで追記された印刷物を、所望する部数印刷することができる。
また本発明の画像形成装置は、通常の画像データとともに、抽出、編集、或いは合成された画像データを選択して印刷することを可能にする。
また本発明の画像形成装置は、印刷物に付加される識別符号を、RFID形式の非接触型で読み書き可能なタグメモリに記憶させて印刷物に貼付できるため、識別符号の読み取り装置を、原稿を読み取るスキャナ部分から離れた画像形成装置の内部に配置できるとともに、原稿を読み取る前に、識別符号の読み取りが行われてその識別符号に関連付けられた識別符号の表示がされる。そのため、その原稿と対比させて差分画像データを抽出したり合成画像データを作成したりするための画像データの選択が原稿読み取り前に行うことが可能で、作業性が向上する。
また本発明の画像形成装置は、印刷物に付加される識別符号を、タグメモリに代えてバーコード形式で用紙の隅に印刷するため、識別符号を印刷物に付加するための新たな装置と識別符号を読み取るための新たな装置とを省略することが可能になり、装置の簡素化とコストの削減を図ることができる。
また本発明の画像形成システムは、画像データを保存するために画像形成装置と通信媒体で接続されたサーバを使用するため、上記の効果とともに、保存容量の拡大と拡張増設を容易に行うことが可能になる。
以下、本発明の詳細を添付図面に基づいて説明する。図1は、ネットワークに接続された画像形成装置を示す図である。LANなどのネットワーク4に、本実施形態で説明する画像形成装置1と、画像データを格納するハードディスクなどからなる大容量の記憶部2aを有するサーバ2と、利用者が使用する情報処理装置3が接続されている。また、ネットワーク4は、図示しない構内や社内のイントラネット、或いはインターネット網に接続されていてもよい。なお、同図では、それぞれ1台の画像形成装置1とサーバ2と情報処理装置3がネットワーク4に接続されているが、それぞれ複数であってもよい。
次に、図2と図3を使用して、本実施形態に係わる画像形成装置1を具体的に説明する。図2は、本発明が適用される画像形成装置1の構成を示す正面模式図である。画像形成装置1は、原稿給送台12にセットされた原稿の束を1枚ずつ給送する原稿自動送り装置11と、給送された原稿を読み取って画像データに変換するスキャナ13と、表示部14と操作入力部15とからなる操作部16と、被記録媒体となる用紙Pを収納して1枚づつ給紙する給紙部17と、画像を形成する画像形成部18と、画像を用紙に定着する定着部19と、複数の用紙排出ビン20aを備えて排出される用紙の丁合などの後処理を行う後処理部20と、これらの全ての制御を行う制御部21とから概略構成されている。また、参照符号24は用紙Pの搬送経路を表している。
また、定着部19の用紙P搬送の下流側に、印刷時にタグメモリを所定の用紙に貼付して付加するタグメモリ付加部22を備えている。その上方には、アンテナ23aを有したタグメモリのリーダライタ23が配させている。リーダライタ23は、タグメモリ付加部22が用紙にタグメモリを付加する際、特定のID番号と属性をタグメモリのメモリに書き込むライタ機能を有している。更に、スキャナ13上に、原稿読み取りのために原稿が配された場合、その原稿にタグメモリが付加されていると、タグメモリに記憶されているID番号と属性とを読み取るリーダ機能も有している。尚、タグメモリとリーダライタ23の詳細は後述する。
図3は、画像形成装置1とサーバ2の本発明に係わる主要部の制御に係わる構成を示すブロック図である。尚、図1に示す構成要素と同一のものには同一の参照符号を付与して、その詳細な説明は省略する。画像形成装置1の制御に係わる主要部は、印刷データや各種制御データなどが流れるデータバス25と、それぞれがデータバス25に接続された、原稿を読み取るスキャナ13と、画像形成部18と、表示部14と操作入力部15とからなる操作部16と、スキャナ13によって読み取られた画像データを格納する画像メモリ31と、各種制御データなどが記憶される記憶部30と、アンテナ23aを介してタグメモリの読み書きを行うリーダライタ23と、タグメモリを用紙の所定の場所に付加するタグメモリ付加部22と、画像形成装置1全体の制御をつかさどる制御部21と、ネットワーク4との通信を制御する通信制御部33と、ネットワーク4を経由して、例えば情報処理装置3(図1)から入力される印刷データに基づいて印刷のための制御と処理を行うとともに印刷データを画像形成装置1が印刷可能な画像データに変換するプリンタコントローラ32とで概略構成されている。また、サーバ2はネットワーク4を介して画像形成装置1と通信が可能で、画像データやそのIDを大量に記憶できる記憶部2aを備えている。
画像形成装置1で、原稿のスキャンと保存、後述する画像データの差分抽出と保存、画像データの編集と保存、画像データの合成と保存、画像データの印刷を行うには、情報処理装置3に搭載された、それぞれの処理用のドライバプログラムを介して必要な設定をして処理を実行させるか、或いは、画像形成装置の操作部16の表示部14と操作入力部15を介して必要な設定をして処理を実行させる方法がある。図4は、情報処理装置3に搭載され、画像形成装置1で原稿の読み取りと画像データの保存を行わせるためのスキャナドライバプログラムのスキャン設定画面を示す図である。
スキャン設定画面40内の装置選択ボックス41で、スキャンした画像データの保存先となる装置、本実施例ではサーバ2(図1)を選択する。スキャン範囲ボックス42では、複数のページからなる原稿をスキャンする場合のスキャンされるページが選択される。関連付けボックス43では、「ID自動読み取り」が選択されると、スキャンされる原稿にタグメモリが添付されている場合、自動的にそのタグメモリに記憶されているIDと属性が読み取られ、選択されている装置に保存されている同じIDを有する画像データ及びそのIDに関連付けられた他の画像データを自動的に検索する。「関連付け保存」が選択されると、保存する画像データに関連付けられた他の画像データのIDを関連付けて保存する。その他のスキャンに係わる図示しない設定を行ってOKボタン44を押すと、画像形成装置1で原稿の読み取りが開始する。なお、同様なスキャン設定画面40は、画像形成装置1の表示部14(図2、図3)にも表示され、操作入力部15を介して設定が行える。説明を簡単にするため、本実施形態では、画像形成装置1の表示部14と操作入力部15を介して操作する手順について説明する。
次に、図5を参照して、本実施形態で使用されるタグメモリについて詳説する。図5は、RFID(Radio Frequency IDentification)タイプの非接触型タグメモリの動作を説明するための図で、(a)は構造図、(b)は記憶内容の例、(c)は動作を説明するためのブロック図である。従って、本実施形態で説明される非接触型のタグメモリは、電波でデータの読み取りや書き込みが行われるラベル形状のRFIDタグメモリに基づいているが、これに限定されるものではない。
図5(a)中、タグメモリ50は、粘着面を有するラベル51と、ループ状のアンテナ52と、そのアンテナ52が接続されているICメモリ53とから構成されており、ICメモリ53は、不揮発性のROM、或いはEEPROMなどの不揮発性の書き込み可能なメモリと、図示しないリーダやライタが発する磁波や電波に、アンテナ52を介して同調することで電力が供給され、データの交信が行われる同調回路と、検波整流回路と、制御回路などから構成されている。タグメモリは1辺が数mm〜数十mmのように様々な寸法を有するものがあるが、用紙の隅に貼付できるサイズであれば、使用する状況に応じて選択すればよい。また、読み取りや書き込みの有効距離も、数mm〜数mのものが存在するが、図2に示すリーダライタ23と、タグメモリ付加部22及びスキャナ13の上面に配される原稿の位置関係に応じて選択すればよい。
次に、図5(b)を使用して、用紙に貼付されるタグメモリ50に書き込まれる識別情報の例を説明する。この例では、タグメモリ50自身の「識別コード」と、用紙に印刷されている画像データの「ID」と、その画像データの属性の一例として、その画像が処理された「日付」を示している。識別コードは、タグメモリ付加部22でタグメモリ50が貼付される際に、識別情報を書き込む際に貼付されようとしているタグメモリ50を特定するために必要な情報である。本実施形態では、属性の例として日付のみ示したが、その他の属性として、時間、画像のファイル名、画像形成装置1などのような画像を処理した装置名、サーバ2などのような保存先装置名、画像データのサイズ、利用者の識別情報など、必要に応じて書き込まれる属性情報を構成するとよい。
図2の画像形成装置1のスキャナ13の図示しない原稿読み取り面上にタグメモリ50が貼付された原稿が配されると、リーダライタ23がそのタグメモリ50から、上記した識別情報を読み取る。また、タグメモリ付加部22の下部を用紙が通過するときに、貼付されるタグメモリ50に必要な識別情報をリーダライタ23が書き込む。図5(c)を参照して、その読み取りと書き込み動作の概略を説明する。
図5(c)に示すようにリーダライタ23に備わったアンテナ23aが、タグメモリ50のアンテナ52と磁気結合或いは電磁波結合することで、リーダライタ23からタグメモリ50の動作に必要な電力が供給される。今、画像形成装置1の本体側に備わった、制御部21(図2、図3)から読み取り或いは書き込み命令とデータがリーダライタ23に送られると、リーダライタ23はアンテナ23aから、読み取り或いは書き込み命令とデータを電波に重畳して放射する。タグメモリ50は、その電波をアンテナ52で受けて、図示しない同調回路で同調するとともに図示しない検波整流回路で検波整流して電力をまかなって、読み取り或いは書き込み命令とデータを分離し、図示しない制御回路で解析する。
読み取り命令の場合は、ICメモリ53の図示しないメモリ部からIDと属性が読み取られる。ICメモリ53の図示しない制御回路は、例えばICメモリ53のインピーダンスをそのデータに応じて変化させることで、リーダライタ23が放射する電波の状態がデータに応じて変化する。リーダライタ23はこの電波の変化を検知して、タグメモリ50から送出されるデータを抽出し、IDと属性を読み取る。書き込み命令の場合は、リーダライタ23から前記の書き込み命令とともに書き込むIDと属性を電波に重畳して送信する。タグメモリ50は、その電波をアンテナ52で受けて、図示しない同調回路で同調するとともに、図示しない検波整流回路で検波して、書き込み命令及びIDと属性を分離し、図示しない制御回路で解析して、ICメモリ53にIDと属性を書き込む。
尚、用紙にタグメモリ50を貼付する場合、用紙の貼付面に印刷された画像が欠けないように、また、タグメモリ50が貼付された用紙を原稿としてスキャンするときに、タグメモリ50が画像の一部としてスキャンされないように、画像が形成されない所謂マージンという用紙の隅の位置に貼付するか、或いは、用紙の裏面に貼付するとよい。また、タグメモリ50が画像の一部としてスキャンされる場合は、その貼付位置を限定し、その部分のみスキャンされないように画像形成装置1を制御するとよい。
次に、図6〜図14に基づいて、本実施形態に係わる原稿のスキャンと保存、画像データの差分抽出と保存、画像データの編集と保存、画像データの合成と保存、画像データの印刷のそれぞれの手順と動作について説明する。図6は、原稿のスキャンと保存に関する手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。図6に示されるように、画像データを保存する場合、(1)タグメモリが貼付されていない原稿60をスキャンして保存する場合、(2)図1の情報処理装置3からサーバ2に送信して画像データを保存する場合、(3)画像形成装置1或いは情報処理装置3から図1のサーバ2を検索して読み出した画像データを新たに保存する場合、(4)タグメモリ60aが貼付されている原稿60をスキャンして保存する場合がある。
上記の(1)〜(3)の場合は、それぞれの画像データが新たな画像データとして、新たなIDと属性(例:EXP001、2003.8.13)が付与されて保存先であるサーバ2(図1)に保存される。上記(4)の場合は、タグメモリ60a付きの原稿60がスキャンされて画像データに変換され、新たな画像データとして、新たなIDと属性(例:EXP001、2003.8.13)が付与されて保存先であるサーバ2に保存されるとともに、タグメモリ60aに記憶されているID(例:EXP000)などの識別情報がリーダライタ23(図2〜図4)によって読み取られ、同じID(例:EXP000)を有する画像データがサーバ2の記憶部2a(図3)内で検索されて、同じID(EXP000)がサーバ2に存在する場合は、新たなID、EXP001とID、EXP000どうしが相互に関連付けられる。この手順と動作が終了すると、図6(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000に関連付けられている。
以上のことを、図11を参照して詳説する。図11は、原稿のスキャンと保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。まず、S1(ステップ1)で、図4に示すように、スキャン設定画面40の装置選択ボックス41で保存先装置としてサーバ2を選択して指定する。次に、S2で上記(1)〜(4)に基づいて、それぞれ異なった動作が行われる。(1)タグメモリが貼付されていない原稿60をスキャンする場合、S10で、その原稿がスキャンされて画像データに変換され、S11で、新たなIDと属性(例えば保存日付)とともにサーバ2に保存される。
(2)図1の情報処理装置3からサーバ2に送信して画像データを保存する場合、S20で、その画像データが送信され、S21で、新たなIDと属性とともにサーバ2に保存される。(3)サーバ2を検索して読み出した画像データを新たに保存する場合、S30で、入力されたIDや属性をもとに画像データが検索され、S31で、その画像データが新たなIDと属性とともにサーバ2に保存される。(4)タグメモリ60aが貼付されている原稿60をスキャンする場合、S40で、タグメモリ60aのIDと属性が読み取られ、S41でサーバ2から同じIDを有する原画像データが読み出される。次に、S42で原稿60がスキャンされて画像データに変換され、S43で、この画像が原画像と比較され、S44で同じ画像か否かの判断が行われる。異なる画像の場合かつ両画像の差分の処理が必要な場合は、S45に分岐して、後述する差分画像の処理が行われる。同じ画像の場合は、S46で、スキャンされた画像データに新たなIDと属性が付与され、S47で、このスキャンされた画像データのIDと原画像データのIDどうしが相互に関連付けられて、S48で、スキャンされた画像データとともにサーバ2に保存される。
上記のように原稿60に貼付されているタグメモリ60aのIDと属性を読み取るか否かは、図4に示すスキャンドライバプログラムの関連付けボックス43の「ID自動読み取り」が選択されているか否かによる。図示して説明しないが、予め原画像データのIDが分かっている場合は、そのIDを入力することにより上記(4)のタグメモリ60aから自動的に読み取ったIDの代わりとして扱うことも可能である。また、上記のIDどうしの関連付けに関する説明は、関連付けボックス43の「関連付け保存」が選択されている場合であり、この項目が選択されていない場合、画像どうしのIDの関連づけは行われない。
次に、画像データの差分抽出と保存の手順と動作について説明する。図7は、画像データの差分抽出と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。この場合、印刷物61は、図6で新ID、EXP001が付与されて保存されている画像データが印刷されたものであり、印刷の際、その新ID、EXP001と、属性2003.8.13が記憶されたタグメモリ61aが印刷物61の隅に貼付されたものである。この印刷物61に手書きで「First」と追記した原稿が62であるが、同じ用紙であるため、原稿62に貼付されているタグメモリ61aは同一であり、同一IDと属性を記憶している。この原稿62がスキャンされると同時に、タグメモリ61aの内容が読み出される。そして、読み出されたID、EXP001と同じIDを有する原画像がサーバ2から読み出されて、両者が比較される。比較後、両画像データの差分「First]という差分画像63に、新たなID、EXP002と属性2003.8.14が付与され、EXP002とEXP001どうしが相互に関連付けられて、サーバ2に保存される。図6と図7で示した手順と動作が終了すると、図7(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000とEXP002に、新たに保存された差分画像63の画像データのID、EXP002はEXP001に関連付けられる。
以上のことを、図12を参照して詳説する。図12は、画像データの差分抽出と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。まず、S100(ステップ100)で、図4に示すように、スキャン設定画面40の装置選択ボックス41で保存先装置としてサーバ2を選択して指定する。次に、S101で、画像形成装置1のスキャナ13上に配された原稿62のタグメモリ61aからIDと属性が読み取られる。S102で、IDが識別不可、或いはS103で、そのIDと同じIDを有する画像データがサーバ2に保存されていない場合は、2つの画像の差分を取ることができないため、S120に分岐して原稿62のスキャンが行われ、S121で、そのスキャンされた原稿62の画像データに新たなIDが付与されてサーバ2に保存されるが、新たな保存になるため、IDどうしの関連付けは行われない。
読み取ったID(EXP001)と同じIDがサーバ2に保存されている場合は、S104で、同じIDを有する原画像データとそのIDに関連付けされているIDを有する画像データがサーバ2から読み出される。同時に、S105で、それらが画像形成装置1の表示部14(図2、図3)に表示される。利用者は、S106で、スキャンされる原稿62に対して差分を取る画像データを、表示されたIDを選択して指定する。図7に示す例では、原稿62に対して、サーバ2内のEXP001を有する原画像データが差分を取るデータとして選択されている。その後、S107で、原稿62がスキャンされ、S108で差分データ抽出のためのパターン比較が行われる。S109で、差分画像データの抽出が行われ、S110で、その差分画像データに新たなIDと属性(EXP002、2003.8.14)が付与される。S111で、その差分画像データのIDと、差分抽出のために使用された画像データのIDが関連付けられる。この例では、EXP002とEXP001どうしが相互に関連付けられる。S112で、差分画像データと、そのID及び属性と、差分画像データのIDに関連付けられた他のIDとが関連付けられて、サーバ2に保存される。
次に、画像データの編集と保存の手順と動作について説明する。図8は、画像データの編集と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。この処理は、画像形成装置1の操作部16(図2、図3)或いは情報処理装置3(図1)を介して行われる。まず、編集元になる画像データを指定するため、そのID(例:EXP002)を入力し、この例では差分画像63を表示させる。画像形成装置1の操作部16或いは情報処理装置3で、この差分画像63を編集して編集画像64にする。その後、編集画像64の画像データに新たなIDと属性(EXP003、2003.8.14)が付与され、編集画像64のID、EXP003と編集元画像である差分画像63のID、EXP002とが相互に関連付けられて、編集画像64の画像データとともにサーバ2に保存される。図6〜図8で示した手順と動作が終了すると、図8(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000とEXP002に、EXP002はEXP001とEXP003に関連付けられ、新たに保存されたEXP003は、EXP002に関連付けられている。
以上のことを、図13を参照して詳説する。図13は、画像データの編集と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。まず、S200(ステップ200)で、図4に示すように、スキャン設定画面40の装置選択ボックス41で保存先を選択して指定する。次に、S201で、編集元になる画像データのIDを入力する。S202で、そのIDがサーバ2に存在しない場合は終了し、存在する場合は、S203で、入力されたIDの画像、すなわち編集元の画像が表示される。S204でその編集元画像に編集を行う。その後、S205で、編集後の編集画像の画像データに新たなIDと属性が付与され、S206で、その新たなIDと、編集元の画像データのIDどうしが相互に関連付けられて、編集画像データとそのIDとともに保存される。
次に、1つの原稿に対して、2つ以上の画像データを比較して差分画像データを抽出する差分抽出と保存の手順と動作について図9を参照して説明する。尚、基本的な手順と動作は図7と図12を参照して説明したとおりなので、ここでは異なる部分に重点を置いて説明する。図9は、1つの原稿に対して2つ以上の画像データを比較して差分画像データを抽出する差分抽出と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。この場合、原稿62は、図7の原稿62と同一である。この原稿62に更に手書きで「Second」と追記した原稿が65であるが、原稿62と同じ用紙であるため、原稿65に貼付されているタグメモリ61aは同一である。この原稿65がスキャンされると同時に、タグメモリ61aの内容、すなわちID、EXP001と属性、2003.8.13が読み出される。また、これまでの手順と動作によって図8(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000とEXP002に、EXP002はEXP001とEXP003に、EXP003はEXP002に関連付けられている。
そのため、読み出されたID、EXP001と関連するIDは、EXP000とEXP002であるため、ID、EXP000、EXP001、EXP002と、それらの画像が画像形成装置1に表示される。この例では、EXP000とEXP001の画像は同一なので、スキャンされた原稿65の画像データに対して、利用者は、例えばEXP001とEXP002の2つの画像データを選択して差分を抽出させる。すると、差分画像66が得られるので、これに対して新たなID、EXP004と属性、2003.8.15とが自動的に付与されて差分画像66の画像データとともにサーバ2に保存され、同時にEXP004とEXP001とEXP002とが相互に関連付けられてサーバ2に保存される。図6〜図9で示した手順と動作が終了すると、図9(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000とEXP002とEXP004に、EXP002はEXP001とEXP003とEXP004に、EXP003はEXP002に、新たなEXP004はEXP001とEXP002に関連付けられている。
次に、画像データの合成と保存の手順と動作について説明する。図10は、画像データの合成と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。この処理は、画像形成装置1の操作部16(図2、図3)或いは情報処理装置3(図1)を介して行われる。まず、合成元の画像データを選択して指定する。図10は、サーバ2に保存されている、合成元画像データの1つであるID、EXP001を有する画像データを選択すると、それに関連付けられているEXP000とEXP002とEXP004のIDが表示される。ここで、利用者は合成元画像データのIDとして、既に選択されているEXP001に加えてEXP004を選択し、新たにID、EXP003を入力して合成元画像の1つとして指定する。すなわち、ID、EXP001とEXP003とEXP004を有する画像データが、最終的に合成元画像データとして利用者によって指定される。以上の3件の画像データを合成処理すると合成画像67が得られ、その画像データに新たなID、EXP005と属性2003.8.15とが付与されてサーバ2に保存される。同時に、合成元の画像データのIDと相互の関連付けが行われて保存される。図6〜図10で示した手順と動作が終了すると、図10(b)に示すように、EXP000はEXP001に、EXP001はEXP000とEXP002とEXP004とEXP005に、EXP002はEXP001とEXP003とEXP004に、EXP003はEXP002とEXP005に、EXP004はEXP001とEXP002とEXP005に、新たなEXP005は、EXP001とEXP003とEXP004に関連付けられている。
以上のことを、図14を参照して詳説する。図14は、画像データの合成と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。まず、S300(ステップ300)で、図4に示すように、スキャン設定画面40の装置選択ボックス41で保存先装置としてサーバ2を選択して指定する。次に、利用者は、S301で、合成元になる複数の画像データのIDを選択して指定する。この場合、選択されたIDに関連付けられているIDも表示されるので、それらのIDも選択して指定可能である。又、IDや属性を入力して画像データを検索して指定することもできる。その後、S302で、指定された合成元画像データによる合成処理が行われ、S303で、合成された画像データに新たなIDが付与される。S304で、新たなIDと合成元画像データのIDとの相互の関連付けが行われ、S305で、合成画像とそのID、及びIDの関連付け情報がサーバ2に保存される。
次に、画像データの印刷の手順と動作について説明する。利用者が印刷を行おうとする場合、まず、図4に示すように、スキャン設定画面40の装置選択ボックス41で保存先装置としてサーバ2を選択して指定する。その後、そのサーバ2に保存されている画像データを、IDや属性を入力して検索後表示させ、複数表示される場合は1件を選択し、図示しない印刷ボタンを押すと選択された画像データが印刷される。
尚、これまでの手順と動作の説明では、説明を簡単にするため、原稿のスキャンと保存、画像データの差分抽出と保存、画像データの編集と保存、画像データの合成と保存、画像データの印刷のように、それぞれのステップに分けて説明したが、例えば、原稿の読み取りと保存後に画像データの印刷、画像データの差分抽出と保存後に画像データの印刷、画像データの合成と保存後に画像データの印刷、或いは、画像データの差分抽出と保存後、画像データの合成と保存を行い、続いて合成された画像データの印刷を行うなどのように各ステップを組み合わせて一連のジョブとして行わせることも可能である。
これまで説明した実施形態はRFIDタイプのタグメモリを印刷物に貼付し、そのタグメモリに画像データのIDと属性を記憶させる例であるが、図2と図3に示したタグメモリ付加部22とリーダライタ23を省略でき、同様の機能を果たすことが可能な方法を、図15を参照して簡単に説明する。
図15は、画像データのIDと属性をバーコード形式にして印刷した印刷物の例である。画像形成装置1が印刷物70を印刷するときに、タグメモリに記憶させたのと同じIDと属性をバーコード形式にして、画像71とともにバーコード72を用紙の隅に印刷する。このようにすると、画像形成装置1の制御プログラムでバーコードを発生させて画像に変換して印刷する画像に重畳すればよく、新たな部品を追加することなくタグメモリ付加部22を省略できる。また、画像処理プログラムにバーコード認識プログラムを追加すれば、この印刷物70を図2のスキャナ13上に載置してスキャンすれば、画像71とともに読み込まれたバーコード72を識別して解読することが可能となり、新たな部品を追加することなくリーダライタ23を省略できる。尚、バーコードの種類によって、前記したIDと属性の両者をコード化することが不可能な場合、属性はIDとともにサーバ2(図1)に書き込まれているので、IDのみバーコード化するとよい。
尚、バーコード72が印刷された用紙を原稿としてスキャンするときに、バーコード72が画像の一部としてスキャンされないように、画像として形成されず、またスキャンが行われない所謂マージンという用紙の隅の位置に印刷するとよい。また、バーコード72が画像の一部としてスキャンされる場合は、その印刷位置を限定し、その部分のみスキャンされないように画像形成装置1を制御するとよい。
以上の実施形態では、画像形成装置1が白黒印刷を行うことを前提として説明したが、画像形成装置1がカラー印刷を行う場合も同様にして実施が可能である。更に、画像形成装置1がカラー画像形成装置の場合、或いは少なくとも原稿の特定の色の認識が可能なスキャナを搭載している画像形成装置の場合は、原稿の画像、或いはサーバ2に保存されている画像の特定の色部分のみを抽出する機能を持たせることにより、通常の手書き部分とは別に、特定の色、例えば赤ペンなどで手書き追記した部分のみを抽出して保存、編集、合成に利用することもできる。
また、それぞれの画像データのIDを関連付けて保存する機能と同時に、画像データ以外のID、例えばインターネットのホームページのアドレスや、書類などがダウンロード可能なFTPのアドレスなどのURL(Uniform Resource Locater)に関連付ける機能を持たせると、それらのアドレスにあるファイルを画像データとしてダウンロードして、差分画像データ抽出、合成、保存、印刷に利用することができ、サーバ2の記憶容量の負担を減らすことも可能になる。
更に、図1と図3を参照して説明した画像データ及びIDと属性が保存されるサーバ2の記憶部2aと同規模の記憶容量を、図3を参照して説明した画像形成装置1の画像メモリ31或いは記憶部30に持たせ、画像データ及びそのIDと属性の保存と検索に関して、サーバ2と同様の制御を行うことにより、サーバ2を省略し、画像形成装置1単体で、これまで説明した機能を実現することも可能である。この場合、情報処理装置3から送信されてサーバ2に保存される画像データは、画像形成装置1に送信されて保存されることになる。すなわち、本実施形態の説明で、サーバ2を画像形成装置1に置き換えて解釈するとよい。
ネットワークに接続された画像形成装置を示す図である。 本発明が適用される画像形成装置1の構成を示す正面模式図である。 画像形成装置1とサーバ2の本発明に係わる主要部の制御に係わる構成を示すブロック図である。 情報処理装置3に搭載され、画像形成装置1で原稿の読み取りと画像データの保存を行わせるためのスキャナドライバプログラムの設定画面を示す図である。 RFIDタイプの非接触型タグメモリの動作を説明するための図で、(a)は構造図、(b)は記憶内容の例、(c)は動作を説明するためのブロック図である。 原稿のスキャンと保存に関する手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。 画像データの差分抽出と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。 画像データの編集と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。 1つの原稿に対して2つ以上の画像データを比較して差分画像データを抽出する差分抽出と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。 画像データの合成と保存の手順と動作を示す模式図であり、(a)は手順と動作を示し、(b)は動作終了後のIDの関連付けを示す図である。 原稿のスキャンと保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。 画像データの差分抽出と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。 画像データの編集と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。 画像データの合成と保存に関する手順と動作を示すフローチャートである。 画像データのIDと属性をバーコード形式にして印刷した印刷物の例である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 サーバ
2a 記憶部
3 情報処理装置
4 ネットワーク
11 原稿自動送り装置
12 原稿給送台
13 スキャナ
14 表示部
15 操作入力部
16 操作部
17 給紙部
18 画像形成部
19 定着部
20 後処理部
20a 用紙排出ビン
21 制御部
22 タグメモリ付加部
23a、52 アンテナ
23 リーダライタ
24 搬送経路
25 データバス
30 記憶部
31 画像メモリ
32 プリンタコントローラ
33 通信制御部
40 スキャン設定画面
41 装置選択ボックス
42 スキャン範囲ボックス
43 関連付けボックス
44 OKボタン
50、60a,61a タグメモリ
51 ラベル
53 ICメモリ
60 原稿
61,70 印刷物
62,65 原稿
63、66 差分画像
64 編集画像
67 合成画像
71 画像
72 バーコード
P 用紙

Claims (6)

  1. 画像データに識別符号を付与して保存し、保存されている画像データを印刷するときには、識別符号を用紙に付加して印刷を行う画像形成装置において、
    前記画像データが印刷された印刷物を原稿とする場合、その原稿を読み取った画像データと、前記保存されている元の原画像データ又はそれに関連付けされている他の画像データのいずれかの一方から利用者が選択した画像データとを比較して、それらの画像データの差分画像データを抽出し、この差分画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、この新たな識別符号と差分画像データを抽出する元となった前記選択された画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存し、
    前記保存されている画像データの中から、識別符号を入力することによって複数の画像データが合成元画像データとして選択後重畳されて合成画像データが作成され、この合成画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、その新たな識別符号と前記合成元画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存することを特徴とする画像形成装置。

  2. 前記保存されている画像データの中から、識別符号を入力することによって画像データが編集前画像データとして選択され、その編集前画像データに画像編集が施され、この編集後画像データに新たな識別符号を付与して保存するとともに、その新たな識別符号と前記編集前画像データの識別符号とを相互に関連付けして保存することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記保存されている画像データの中から、識別符号を指定することによって選択された画像データを用紙に印刷することを特徴とする請求項1または請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 印刷時に前記用紙に付加される識別符号は、用紙に貼付されるRFID(RadioFrequency IDentification)形式の非接触型で読み書き可能なタグメモリに記憶されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 印刷時に前記用紙に付加される識別符号は、用紙に画像データとともに印刷されるバーコード化された識別符号であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記画像データが保存されるサーバと、そのサーバに通信媒体を介して接続された請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置とからなることを特徴とする画像形成システム
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