JP6656845B2 - 手書き内容集約装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の装置にて書き込まれた手書きの内容を集約する手書き内容集約装置およびプログラムに関する。
表示中の文書に対して、手書きで文字や図形を追記可能な情報閲覧装置が普及しており、近年、会議等においてこのような情報閲覧装置を使用することが増えている。たとえば、前述の情報閲覧装置は会議において以下のように使用される。
会議において、Power Point(登録商標)のスライドなどを使用してプレゼンテーションを行う場合に、各参加者は、該プレゼンテーションに使用されるファイルが保存されている前述の情報閲覧装置を所持しておくとともに、該情報閲覧装置にて該ファイルのスライドを表示させながらプレゼンテーションを聞く。各参加者は該プレゼンテーション中に自分が気づいた点などのメモ書きを、自身が操作する情報閲覧装置が表示中のスライドに対して手書きで追記する。
特開2005−223863号公報 特開2005−74724号公報
ところで、プレゼンテーションが終わった後、各参加者がプレゼンテーション用のファイル(スライド)に対して追記した書き込みの内容を集約したい場合がある。しかし、該内容は、参加者が所持している情報閲覧装置内の個別のファイルに管理されているので、該集約には非常に手間がかかるという問題がある。
なお、特許文献1および特許文献2には、手書きによる書き込みの内容を管理する方法が記載されているが、特許文献1および特許文献2では、書き込みは紙媒体に対して行われており、また書き込みの内容を集約するものではないので、前述の問題には対応していない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、同じ元ファイルに対して複数の装置で個別に書き込まれた手書きの内容を、容易に集約することができる手書き内容集約装置およびプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]同じ元ファイルに手書きの内容を示す書き込み情報がそれぞれ書込情報ファイルとして付加された第1ファイルと第2ファイルを取得する取得部と、
前記第1ファイルと前記第2ファイルを解析して、それぞれの前記書込情報ファイルから前記書き込み情報を抽出する抽出部と、
前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれているか否かを判断し、含まれていなければ、前記取得部で取得した書込情報ファイルを解析して、前記元ファイルに、前記抽出部が前記第1ファイルと前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報を集約した第3ファイルを作成する集約部と、
前記第3ファイルを出力する出力部と、
を備えことを特徴とする手書き内容集約装置。
上記[1]または下記[9]に記載の発明では、同じ元ファイルに対して手書きの内容を示す書き込み情報がそれぞれ書込情報ファイルとして付加された第1ファイルと第2ファイルから該書き込み情報を抽出し、その書き込み情報を集約した第3ファイルを作成する。これにより同じ元ファイルに対して複数の装置で個別に書き込まれた手書きの内容を、容易に集約することができる。
[2]前記集約部は、前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれている場合は、前記元ファイルに含まれる書込情報ファイルと、前記取得部で取得したそれぞれの書込情報ファイルとを比較し、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分と、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分を前記元ファイルに集約した第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[1]に記載の手書き内容集約装置。
[2]前記集約部は、前記元ファイルが手書きの内容を示す前記書き込み情報を含む場合は、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分と、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分を前記元ファイルに集約した第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[1]に記載の手書き内容集約装置。
上記[2]または下記[10]に記載の発明では、元ファイルにもともと手書きの内容が含まれている場合、集約対象となるファイルの手書き内容には、元ファイルの手書き内容がそのまま含まれているので、これらの差分が集約対象のファイルに追記された手書きの内容を示している。そこで、元ファイルに含まれる書き込み情報と集約対象のファイルから抽出した書き込み情報との差分を、元ファイルに付加した第3ファイルを作成する。
[3]前記集約部は前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第1ファイルを関連付けするとともに、前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第2ファイルを関連付けした前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の手書き内容集約装置。
上記[3]または下記[11]に記載の発明では、各書き込み情報は、抽出元のファイル別に関連付けられて管理される。たとえば、第1ファイルから抽出した書き込み情報の格納場所の名称(フォルダ名)として、第1ファイルの識別情報(ファイル名のうち元ファイルとの共通部分を除く部分など)を設定する。また、第2ファイルから抽出した書き込み情報の格納場所の名称として、第2ファイルの識別情報を設定する。
[4]前記取得部は、所定の場所に格納されているファイルと前記元ファイルのファイル名を比較し、前記元ファイルのファイル名を含むファイル名のファイルを前記第1ファイルおよび第2ファイルとして取得する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
上記[4]または下記[12]に記載の発明では、所定の場所に格納されているファイルと元ファイルのファイル名を比較し、元ファイルのファイル名を含むファイル名のファイルを集約対象のファイルとして認識する。たとえば、元ファイルの格納場所などを所定の場所としてもよい。
[5]前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対する前記手書きの内容を、前記元ファイルにおける前記一のページに集約させた前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
上記[5]または下記[13]に記載の発明では、第1ファイルと第2ファイルの同じ一のページに対する手書きの内容は、元ファイルにおける同じ一のページに集約されるので、ユーザは、手書きの内容がどの部分に対するものなのかを容易に認識することができる。
[6]前記集約部は、前記手書きの内容が書き込まれている前記第1ファイルのページおよび前記第2ファイルのページを含む前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
上記[6]または下記[14]に記載の発明では、書き込み情報の抽出元のページを含む第3ファイルを作成する。これにより、ユーザは集約した各書き込み情報の抽出元のページをそのまま第3ファイルにて視認することができる。
[7]前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記1つのページ内にて前記手書きの内容を反映させる位置を前記重なる部分が減るように変更した前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[5]に記載の手書き内容集約装置。
上記[7]または下記[15]に記載の発明では、第1ファイルと第2ファイルの同じ一のスライドに対して書き込まれた手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに元ファイルの1つのページに集約した場合に、その手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、該スライド内にてその手書きの内容を反映させる位置を重なる部分が減るように変更して(ずらして)第3ファイルを作成する。これにより、各書き込み情報の視認性を確保することができる。
[8]前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記第1ファイルの前記一のページと前記第2ファイルの前記一のページを含む前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[5]に記載の手書き内容集約装置。
上記[8]または下記[16]に記載の発明では、第1ファイルと第2ファイルの同じ一のスライドに対して書き込まれた手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに元ファイルの1つのページに集約した場合に、その手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、書き込み情報の抽出元のページを含む第3ファイルを作成する。これにより書き込み情報の示す内容が重なるものに関しては別個のページにて、その内容を確認することができる。
[9]情報処理装置で実行されるプログラムであって、
同じ元ファイルに手書きの内容を示す書き込み情報がそれぞれ書込情報ファイルとして付加された第1ファイルと第2ファイルを取得する取得ステップと、
前記第1ファイルと前記第2ファイルを解析して、それぞれの前記書込情報ファイルから前記書き込み情報を抽出する抽出ステップと、
前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれているか否かを判断し、含まれていなければ、前記取得ステップで取得した書込情報ファイルを解析して、前記元ファイルに、前記抽出ステップにて前記第1ファイルと前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報を集約した第3ファイルを作成する集約ステップと、
前記第3ファイルを出力する出力ステップと、
を有することを特徴とするプログラム。
[10]前記集約ステップでは、前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれている場合は、前記元ファイルに含まれる書込情報ファイルと、前記取得ステップで取得したそれぞれの書込情報ファイルとを比較し、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出ステップにて前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分と、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出ステップにて前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分を前記元ファイルに集約した第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[9]に記載のプログラム。
[11]前記集約ステップでは、前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第1ファイルを関連付けするとともに、前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第2ファイルを関連付けした前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[9]または[10]に記載のプログラム。
[12]前記取得ステップでは、所定の場所に格納されているファイルと前記元ファイルのファイル名を比較し、前記元ファイルのファイル名を含むファイル名のファイルを前記第1ファイルおよび第2ファイルとして取得する
ことを特徴とする[9]乃至[11]のいずれか1つに記載のプログラム。
[13]前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対する前記手書きの内容を、前記元ファイルにおける前記一のページに集約させた前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[9]乃至[12]のいずれか1つに記載のプログラム。
[14]前記集約ステップでは、前記手書きの内容が書き込まれている前記第1ファイルのページおよび前記第2ファイルのページを含む前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[9]乃至[13]のいずれか1つに記載のプログラム。
[15]前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記1つのページ内にて前記手書きの内容を反映させる位置を前記重なる部分が減るように変更した前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[13]に記載のプログラム。
[16]前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記第1ファイルの前記一のページと前記第2ファイルの前記一のページを含む前記第3ファイルを作成する
ことを特徴とする[13]に記載のプログラム。
本発明に係る手書き内容集約装置およびプログラムによれば、同じ元ファイルに対して複数の装置で個別に書き込まれた手書きの内容を、容易に集約することができる。
本発明の実施の形態に係る手書き内容集約システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係るタブレットPCの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 元ファイルにおける一のスライドの例を示す図である。 第1ファイルと第2ファイルにおいて図4の元ファイルのスライドと同じスライドを示す図である。 第3ファイルにおいて、図4の元ファイルのスライドと同じスライドを示す図である。 元ファイルと第1ファイル、第2ファイルが格納されているフォルダの画面を示す図である。 元ファイルのファイル構造を示す図である。 集約ファイルのファイル構造の例を示す図である。 元ファイルのファイル名と、第1ファイルおよび第2ファイルのファイル名の差分をユーザの識別情報として認識する様子を示す図である。 第3ファイルを作成する場合に行われる処理を示す流れ図である。 元ファイルのスライドの例を示す図である。 図12の元ファイルから作成した集約ファイルのスライドの例を示す図である。 作成例1の出力ファイルの印刷プレビューを示す図である。 作成例2の出力ファイルの印刷プレビューを示す図である。 作成例3の出力ファイルの印刷プレビューを示す図である。 作成例1〜3の出力ファイルのいずれを作成するかを選択するための画面を示す図である。 図17の画面で受けた選択に従って、出力ファイルを作成する処理を示す流れ図である。 集約ファイルにおいて集約した書き込み情報の示す手書きの内容どうしが重なっている場合の例を示す図である。 書き込み情報の示す手書きの内容が重なっていた部分を減らすように手書きの内容が反映される位置を変更した出力ファイルを示す図である。 集約ファイルにおいて集約した書き込み情報の示す手書きの内容どうしが重なっている場合に、各書き込み情報の抽出元のスライドを挿入した出力ファイルを示す図である。 変形例1または変形例2を考慮して出力ファイルの作成を行う場合の処理を示す流れ図である。 変形例3にて、各書き込み情報を異なる線の色で集約した出力ファイルを作成する様子を示す図である。 各書き込み情報を異なる線の色で集約して出力ファイルを作成する場合の処理を示す流れ図である。 変形例4において、各書き込み情報の示す手書きの内容の側に、抽出元の識別情報を付加した出力ファイルの例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の手書き内容集約装置としての役割を果たすタブレットPC40を含む手書き内容集約システム7を示す。
手書き内容集約システム7は、LAN(Local Area Network)3などのネットワークを通じて、複数台(この例では3台)のタブレットPC40と、該タブレットPC40から出力された印刷データに従って印刷を行う少なくとも1台(この例では2台)の画像形成装置10とを通信可能に接続して構成される。
画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイル(スキャン画像)にして保存したりするスキャンジョブ、タブレットPC40から送出された印刷データに係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブ(印刷ジョブ)などのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。
タブレットPC40は、画面がタッチパネルになっている所謂、携帯型情報処理端末であり、文書ファイル等の作成、および手書きによる書き込みを含む編集が可能である。本発明の実施の形態では、まず、いずれか一台のタブレットPC40が他の2台にOOXMLファイルである元ファイルを配布する。また、元ファイルが配布された2台のタブレットPC40は、その元ファイルに対して手書きによる書き込みを行い、その書き込みが完了したファイル(第1ファイル、第2ファイルとする)を、配布元のタブレットPC40内に設けられた所定のフォルダに入れる。
その後、配布元のタブレットPC40(以後、集約タブレットPCと呼ぶ。)では、上記のフォルダに格納されている第1ファイルと第2ファイルを解析して、手書きの内容を示す書き込み情報を抽出する。その後、第1ファイル、第2ファイルのそれぞれから抽出した書き込み情報を元ファイルに集約させた集約ファイルを作成する。また、この集約ファイルに基づいて、表示データや印刷データの形式の出力ファイルを作成し、画像形成装置10などの外部装置に出力する機能を有する。このようにして、配布元のタブレットPC40は、他の複数のタブレットPC40において元ファイルに書き込まれた手書きの内容を1つのファイルに集約する。
図2は、タブレットPC40の概略構成を示すブロック図である。タブレットPC40は、当該タブレットPC40の動作を統括制御する制御部49に、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、不揮発メモリ44、ハードディスク装置45、通信部46、操作パネル50などが接続されて構成されている。
制御部49は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。CPU41は、制御部49に代わって演算処理を行う。
ROM42には、タブレットPC40を起動させるためのプログラムが格納されており、これらのプログラムに従って起動した後は、ハードディスク装置45に格納されているプログラムをRAM43にロードし、そのロードされたプログラムに従って制御部49が各種処理を実行することでタブレットPC40の各機能が実現される。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、各種のジョブ履歴等が保存される。また、ハードディスク装置45には、タブレットPC40の一連の制御を制御部49が実行するためのプログラム、タブレットPC40に手書き内容集約装置として各手順を実行させるプログラムなどが格納されている。なお、ハードディスク装置45は、SSD(Solid State Drive)等の他の記憶媒体であってもよい。
通信部46は、入力I/Fや出力I/Fとしての機能を果たす。具体的には、通信部46は、LAN3などのネットワークを通じて、画像形成装置10や、その他の外部装置との間で通信する機能を果たす。また通信部46は、SDカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記憶装置と接続するための接続口を備えており、その接続口を介して接続された記憶装置に対してデータの書き込みや読み取りを行う。
操作パネル50は、表示部51と、操作部52とを備えている。このうち操作部52は、スタートボタンなどのスイッチ部53とタッチパネル部54とを備えている。表示部51は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作パネル50が表示する表示内容の制御、操作パネル50による操作の受け付けに関する制御は制御部49が行う。
タッチパネル部54は、表示部51上に設けられている。タッチパネル部54は、タッチペンや指などで押下された表示部51上のタッチ位置(座標位置)や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。また、制御部49は、継続的に検出されるタッチ位置の変化(操作情報)から、ユーザによる手書き(手書きのストローク)の入力等を認識する。
本発明の実施の形態では、制御部49がハードディスク45に格納されているアプリケーションプログラムを実行することで、前述の集約ファイルおよび出力ファイルの作成等を行う。
図3は、画像形成装置10の概略構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括的に制御するCPU11を有している。CPU11にはバスを通じてROM12と、RAM13と、不揮発メモリ14と、ハードディスク装置15と、画像処理部16と、スキャナ部17と、プリンタ部18と、ファクシミリ通信部19と、通信部20と、操作パネル30とを備えている。
CPU11は、OSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで画像形成装置10の各機能が実現される。また、ROM12には、画像形成装置10の一連の制御をCPU11が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ14は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置15は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ユーザ情報、印刷データや画像データ等のファイル、ジョブに係る情報履歴などが保存される。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
スキャナ部17は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部17は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読み取り位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部18は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
通信部20は、入力I/Fや出力I/Fとしての機能を果たす。具体的には、LAN3などのネットワークを通じて外部の装置との間でデータを送受信する。また、通信部20は、SDカードやUSBメモリ等の記憶装置と接続するための接続口を備えており、その接続口を介して接続された記憶装置に対してデータの書き込みや読み取りを行う。
操作パネル30は、表示部31と、操作部32とを備えている。このうち操作部32は、スタートボタンなどのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイなどで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作パネル30が表示する表示内容の制御、操作パネル30による操作の受け付けに関する制御はCPU11が行う。
タッチパネル部34は、表示部31上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指などで押下された表示部31上のタッチ位置(座標位置)や、フリック操作やドラッグ操作等を検出する。また、CPU11は、継続的に検出されるタッチ位置の変化(操作情報)から、ユーザによる手書き入力等を認識する。
画像形成装置10は、集約タブレットPCから、手書きの内容が集約された前述の出力ファイルを受信した場合に、該出力ファイルに従って印刷を行う。
次に、第1ファイルと第2ファイルから抽出された書き込み情報を集約する場合の具体例について図4〜図6を参照しつつ説明する。図4は、Power Point(登録商標)の形式の元ファイルにおける一のスライド(ページ)70を示す。図5は、第1ファイルにおいて図4のスライド70と同じスライドに手書きによる追記が行われたスライド71と、第2ファイルにおいて図4のスライド70と同じスライドに手書きによる追記が行われたスライド72を示す。
スライド71では、スライド70に手書きの追記である描画情報81が付加されている。スライド72では、スライド70に手書きの追記である描画情報82が付加されている。
図6は、図4のスライド70と同じスライドにスライド72、73に含まれている手書きの追記が集約されたスライド73を示す。スライド73は前述した集約ファイルの中の1つのスライド(ページ)として作成される。スライド73では、スライド70に、描画情報81と描画情報82がスライド71、72内での位置をそのままにして付加されている。ユーザは、スライド71とスライド72を個別に確認しなくとも、スライド73を確認するだけで、描画情報81と描画情報82の双方を一度に確認することができる。
次に、集約ファイルの作成について詳細を説明する。図7は、集約タブレットPCの所定のフォルダに格納されているファイルの一覧を表示する画面100を示す。このフォルダには、元ファイルである「サンプル資料.pptx」と、第1ファイルである「サンプル資料 書き込みA.pptx」、第2ファイルである「サンプル資料 書き込みB.pptx」が格納されている。
集約タブレットPCは、このフォルダ(所定の場所)に格納されている元ファイルと他のファイルのファイル名を比較し、元ファイルのファイル名を含むファイル名の他のファイルを、手書きの内容を集約する対象のファイル(ここでは第1ファイルおよび第2ファイル)として認識する。この例では、所定の場所は、元ファイルが格納されているフォルダとしたが、元ファイルは、手書きの内容を集約する対象のファイルとは別の場所に格納されていてもよい。
図8は元ファイルのファイル構造の例を示す。ここでは、複数種類のデータ(ファイル)がその種類ごとのフォルダに格納されるとともに、そのデータが格納されたフォルダが木構造に階層化されて一のファイルを構成している。図8に示すファイル構造では、「ink1.xml」と「ink2.xml」などの「inkファイル130」が手書きの内容を示すデータ(書き込み情報)であり、inkファイル130(書き込み情報)は、これら専用のフォルダ(inkフォルダ)130fに格納されている。集約タブレットPCは、第1ファイルおよび第2ファイルから手書きの内容を示す書き込み情報として「inkファイル」を抽出する。
集約ファイルを作成する場合、元ファイルに、手書きの内容を示す書き込み情報である「inkファイル130」が含まれていない場合は、inkフォルダ130fの中に(inkフォルダ130fが元ファイルになければこれを作成して)、第1ファイルから抽出したinkファイルと、第2ファイルから抽出したinkファイルを格納する。
元ファイルに「inkファイル」が含まれている場合は、該「inkファイル130」と第1ファイルから抽出したinkファイルとの差分を抽出し、該差分を第1ファイルに追記された手書きの内容を示すinkファイルとしてinkフォルダ130fの中に格納する。第2ファイルについても同様である。
図9は、もともとinkファイルが含まれていた図8の元ファイルに基づいて作成した集約ファイルのファイル構造を示す。図9では、「inkファイル130」と第1ファイルから抽出したinkファイルの差分を「inkファイル131」、「inkファイル130」と第2ファイルから抽出したinkファイルの差分を「inkファイル132」とする。「inkファイル131」と「inkファイル132」は、「inkファイル130」の下位の下位層に付加されている。
なお、集約タブレットPCは、抽出したinkファイルを元ファイルに付加する場合、まず、第1ファイルから抽出したinkファイル131を格納するためのフォルダ(第1サブフォルダ131f)を、inkフォルダ130fの中(下位)に作成し、該第1サブフォルダ131fの名称に、第1ファイルの識別情報(たとえば、ファイル名のうち元ファイルとの共通部分を除く部分)を設定する。また、第2ファイルから抽出したinkファイル132を格納するためのフォルダ(第2サブフォルダ132f)を作り、該第2サブフォルダ132fの名称に、第2ファイルの識別情報(たとえば、ファイル名のうち元ファイルとの共通部分を除く部分)を設定する。そして、その第1サブフォルダ131fに第1ファイルから抽出した(あるいは差分を取った)inkファイル131を格納し、第2サブフォルダ132fに第2ファイルから抽出した(あるいは差分を取った)inkファイル132を格納する。このようにして、集約ファイルに付加される各inkファイルは、その抽出元のファイル(第1ファイル、第2ファイル)に関連付けられて管理される。
図10は、第1ファイルの識別情報、および第2ファイルの識別情報を取得する具体例を示す。図10では、元ファイルのファイル名(サンプル資料.pptx)と第1ファイルのファイル名(サンプル資料_書き込みA.pptx)との差分(書き込みA)を、第1ファイルの識別情報(第1ファイルに書き込みを行ったユーザの識別情報(ユーザ名))として認識する。そしてこれを第1ファイルから抽出した書き込み情報(inkファイル)を格納するフォルダの名称として設定する。また、元ファイルのファイル名と第2ファイルのファイル名(サンプル資料_書き込みB.pptx)との差分(書き込みB)を、第2ファイルの識別情報(第2ファイルに書き込みを行ったユーザの識別情報(ユーザ名))として認識する。そしてこれを第2ファイルから抽出した書き込み情報(inkファイル)を格納するフォルダの名称として設定する。
図11は、集約ファイルを作成する場合の処理について説明する流れ図である。まず、第1ファイルおよび第2ファイルから、書き込み情報であるinkファイルを取得する(ステップS101)。
次に、ステップS101にて取得した各inkファイルと元ファイルに基づいて集約ファイルの作成を開始する(ステップS102)。まず、元ファイルにinkファイルが含まれているか否かを判断し(ステップS103)、含まれていなければ(ステップS103;No)、ステップS101で取得したinkファイルを解析して、元ファイルに該inkファイルを付加した集約ファイルを作成し(ステップS106)、本処理を終了する。
具体的には、元ファイルのinkフォルダの中に、第1ファイルから抽出したinkファイルを格納するためのフォルダを作成し、その中に、第1ファイルから抽出したinkファイルを格納し、このフォルダのフォルダ名として第1ファイルのユーザ名を設定する。さらに元ファイルのinkフォルダの中に、第2ファイルから抽出したinkファイルを格納するためのフォルダを作成し、その中に、第2ファイルから抽出したinkファイルを格納し、このフォルダのフォルダ名として第2ファイルのユーザ名を設定する。
元ファイルに既にinkファイルがある場合は(ステップS103;Yes)、その元ファイルに含まれるinkファイルと、ステップS101にて取得した各inkファイルを比較して、ステップS101で取得したそれぞれのinkファイルについて元ファイルとの差分を取得し(ステップS104)、その差分を元ファイルに付加した集約ファイルを作成して(ステップS105)、本処理を終了する。
すなわち、元ファイルにもともと手書きの内容が含まれている場合、集約対象となるファイルの手書き内容には、元ファイルの手書き内容がそのまま含まれているので、これらの差分が集約対象のファイルに追記された手書きの内容を示している。そこで、元ファイルのinkファイルと集約対象のファイルから抽出したinkファイルとの差分を、該集約対象のファイルのユーザが手書きで追記した内容を示すinkファイル(差分のinkファイル)とし、これを、元ファイルに付加する。
ここでは、元ファイルのinkフォルダの中に、第1ファイルから抽出したinkファイルと元ファイルのinkファイルの差分のinkファイルを格納するためのフォルダを作成し、その中に、該差分のinkファイルを格納し、このフォルダのフォルダ名として第1ファイルのユーザ名を設定する。さらに元ファイルのinkフォルダの中に、第2ファイルから抽出したinkファイルと元ファイルのinkファイルの差分のinkファイルを格納するためのフォルダを作成し、その中に、該差分のinkファイルを格納し、このフォルダのフォルダ名として第2ファイルのユーザ名を設定する。
次に、集約ファイルに基づいて作成される、表示データや印刷データの形式の出力ファイルについて、元ファイルおよび集約ファイルの具体例を挙げて説明する。なお、出力ファイルは、表示データと印刷データのうちいずれであってもよいが、以下の説明では印刷データである場合を例に説明する。
図12は、元ファイルを構成しているスライドの例を示す。図12の例では、元ファイルに6枚のスライドが含まれている。6枚のスライドには左から順に順番が振られている。3番目のスライドは、図4のスライド70である。
図13は、図12の元ファイルから作成された集約ファイルのスライドを示す。図13では、3番目のスライドは、図4のスライド70に第1ファイルと第2ファイルから抽出された書き込み情報が付加された図6のスライド73に変更されている。
次に、図13の集約ファイルに基づいて作成される出力ファイルについて複数の作成例を挙げて説明する。集約タブレットPCは、ユーザから印刷設定を受け付け、該印刷設定に従って集約ファイルから印刷データ形式の出力ファイルを作成する。なお、以下に説明する作成例では、図13の集約ファイルを、4in1(1ページに4つ分のスライドを配置する設定)で印刷する場合に作成される印刷データ(出力ファイル)について説明する。
(作成例1、通常の出力)
作成例1では、集約ファイルの各スライドの内容を変更することなく印刷データ(出力ファイル)を作成する。図14は、作成例1で作成される出力ファイルの印刷プレビューを示す。図14の出力ファイルでは、図13に示す6つのスライドのうち、1〜4番目のスライドは1ページ目に、5、6番目のスライドは2ページ目に配置されている。
(作成例2、集約ファイルに抽出元のスライドを加えて出力)
作成例2では、集約ファイルに集約された書き込み情報が書き込まれている第1ファイルのスライドと第2ファイルのスライド(抽出元のスライド)を、それぞれ個別のスライドとして集約スライドに加えて印刷データ(出力ファイル)を作成する。図15は、作成例2で作成される出力ファイルの印刷プレビューを示す。
図15の出力ファイルは、集約ファイルの作成時にスライド70に集約して付加された書き込み情報(描画情報81、描画情報82(図5参照))の抽出元のスライドであるスライド71とスライド72(図5参照)を元ファイルの6つのスライドに付加した8つのスライドで構成される。
抽出元のスライドであるスライド71とスライド72は集約ファイルにおける3番目のスライド(スライド73)の前に、加えられている。図15の出力ファイルでは、これら8つのスライドは先頭から順に4つずつが1ページに収められている。すなわち、図13に示す6つのスライドのうち、1、2番目のスライドおよびスライド71とスライド72が1ページ目に、図13に示す6つのスライドのうちの3〜6番目のスライドが2ページ目に配置されている。
このように作成例2の出力ファイルでは、手書きの書き込み情報が集約されたスライド73だけでなく、さらにスライド73に集約された書き込み情報の抽出元の各スライドを、1つの印刷物において確認することができる。
(作成例3、スライドの配置を変更して出力)
作成例3では、作成例2と同じく、抽出元のスライド(第1ファイルのスライド71と第2ファイルのスライド72)を、集約ファイルに加えて印刷データ(出力ファイル)を作成する。その際、書き込み情報を含むスライド(集約されたスライド73および抽出元のスライド71、72)を、1ページ(図16)に集約した配置にする。
図16は、作成例3で作成される出力ファイルの印刷プレビューを示す。ここでは、図13に示す集約ファイルの6つのスライドのうち、1、2番目のスライドが1ページ目に、抽出元のスライド71、72および集約後のスライド73が2ページ目に、集約ファイルにおける4〜6番目のスライドが3ページ目に配置されている。
なお、図16では、1ページ目および2ページ目の空き領域に白紙スライド74が挿入されている。ユーザは、このスライドを見ることで、その白紙スライド74があるページの後ろに次のページがあることを認識することができる。白紙スライド74はなくてもよい。
図17は、集約ファイルに基づいて印刷を行う場合に、作成例1〜3のうち、いずれの態様で印刷を行うかを選択するための印刷設定画面110の一例を示す。
ここでは、集約ファイルを作成し、さらに該集約ファイルから出力ファイルを作成して画像形成装置10に出力するまでの処理を、タブレットPC40にインストールされている本発明に係るプログラムが行う。該プログラムは、たとえば、プリンタドライバとすることができる。該プログラムは、上記の処理を行うに際して、印刷設定画面をタブレットPCの表示部51に表示し、印刷に係る各種の設定を受け付ける。画面110は、Nin1印刷を行う場合に表示される印刷設定画面である。
画面110では、「一頁に集約する」と「一頁に集約しない」の2つの選択肢が表示されており、「一頁に集約する」が選択された場合は、作成例1の態様の出力ファイルを作成して印刷を行う。「一頁に集約しない」が選択された場合はさらに「該当スライドを同じページに印刷する」と「該当スライドを同じページに印刷しない」の2つの選択肢からいずれか1つの選択を受けつける。「該当スライドを同じページに印刷する」が選択された場合は、作成例3の態様の出力ファイルを作成して印刷を行う。「該当スライドを同じページに印刷しない」が選択された場合は、作成例2の態様の出力ファイルを作成して印刷を行う。
図18は、作成例1〜3の態様の出力ファイルのうち、いずれを作成して印刷を行うかの選択を受ける場合に、集約タブレットPCが行う処理を示す流れ図である。まず、画面110にて、印刷形式の選択を受ける(ステップS201)。
「一頁に集約する」と「一頁に集約しない」の2つの選択肢のうち、「一頁に集約する」が選択された場合は(ステップS202;Yes)、作成例1の態様の出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS203)、本処理を終了する。
「一頁に集約しない」が選択された場合は(ステップS202;No)、集約ファイルに集約された書き込み情報の抽出元の各スライドをそのまま、出力ファイルに追加挿入する用意をする(ステップS204)。
「該当スライドを同じページに印刷する」と「該当スライドを同じページに印刷しない」の2つの選択肢のうち、「該当スライドを同じページに印刷する」が選択された場合は(ステップS205;Yes)、作成例3の態様で出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS206)、本処理を終了する。「該当スライドを同じページに印刷しない」が選択された場合は(ステップS205;No)、作成例2の態様で出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS207)、本処理を終了する。
次に、出力ファイルの変形例について説明する。
(変形例1、重なる部分がある場合の対応その1)
図19は、集約ファイルにおいて第1ファイルから抽出した書き込み情報(描画情報81A)と第2ファイルから抽出した書き込み情報(描画情報82A)を1つのスライドに集約したスライド73Aの一例を示す。スライド73Aでは、描画情報81Aと描画情報82Aが重なってしまい、ユーザにとってそれらの手書きの内容が視認しにくくなっている。
そこで、変形例1では、元ファイルの同じ1つのスライドに対応する第1ファイルのスライドと第2ファイルのスライドから抽出した手書きの内容を、各スライド内での位置を変更せずに1つのスライドに集約した場合に、その手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、該スライド内にてその手書きの内容を反映させる位置を、重なる部分が減るように変更して(ずらして)出力ファイルを作成する。これにより、各書き込み情報の視認性を確保することができる。
図20は、変形例1にて作成された出力ファイルにおいて、図19と同じスライド73Aを示す。図19のスライド73Aに比べて、描画情報81Aと描画情報82Aの重なる部分が減っているので、ユーザにとってその内容がより視認しやすくなっている。
(変形例2、重なる部分がある場合の対応その2)
変形例1では、手書きの内容を反映させる位置をずらすことで各書き込み情報の示す手書きの内容の視認性を確保していたが、変形例2では、元ファイルの同じ1つのスライドに対応する第1ファイルのスライドと第2ファイルのスライドから抽出した手書きの内容を、各スライド内での位置を変更せずに1つのスライドに集約した場合に、その手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前述の作成例2のように、各書き込み情報の抽出元のスライドをそのまま含む出力ファイルを作成する。
図21は、第1ファイルにおいて描画情報81Aの抽出元となるスライドと、第2ファイルにおいて描画情報82Aの抽出元となるスライドを示す。変形例2では、この2つのスライドを含むようにして出力ファイルを作成する。なお、図19に示すスライド73Aは出力ファイルに含めてもよいし、含めなくてもよい。
図22は、集約ファイルに基づいて出力ファイルを作成して印刷を行う場合に、変形例1および変形例2の場合も考慮して出力ファイルを作成する処理を示す流れ図である。
まず、集約ファイルの一のスライドに対して抽出元が異なる複数の書き込み情報が付加されていることを認識したら(ステップS301)、それらの重なる部分が一定以上か否かを調べる(ステップS302)。
重なる部分が一定以上か否かの判断は、たとえば、重なっている線の面積が一定以上であるか否かで判断してもよいし、各書き込み情報の示す手書きの内容の中心部分が、他の書き込み情報の示す手書きの内容と重なっている場合は重なる部分が一定以上であると判断してもよい。判断方法はこれに限らず適宜適当な方法を採用すればよい。
重なる部分が一定以上である場合は(ステップS302;Yes)、ステップS301で認識されたスライドについては、変更例1または変更例2の方法にて、出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS303)、本処理を終了する。重なる部分が一定未満である場合は(ステップS302;No)、変更例1および変更例2の方法を採用することなく出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS304)、本処理を終了する。
(変形例3、各書き込み情報を識別可能にする)
第1ファイルから抽出した書き込み情報と、第2ファイルから抽出した書き込み情報を一のスライドに集約した場合に、その集約された書き込み情報のうち、どこからどこまでが同じファイルから抽出された部分であるかを容易に判断することができない場合がある。そこで、変形例3では、第1ファイルから抽出した書き込み情報と第2ファイルから抽出した書き込み情報が示す線など手書きの内容が異なる色になるようにして出力ファイルを作成する。
図23は、図6のスライド73と、該スライド73に集約された各書き込み情報(描画情報81、描画情報82)を異なる色にしたスライド73Bを示す。スライド73Bでは、スライド73に比べて描画情報82の線の色が、描画情報81の線の色と異なる色に変更されている。これにより、ユーザは、描画情報81と描画情報82が、異なるタブレットPC40にて書き込まれたものであることを容易に認識することができる。
図24は、集約ファイルに基づいて出力ファイルを作成して印刷を行う場合に、変形例3の場合も考慮して出力ファイルを作成する場合の処理を示す流れ図である。
まず、集約ファイルの一のスライドに対して抽出元が異なる複数の書き込み情報が付加されていることを認識したら(ステップS401)、それらの書き込み情報の線の色が同じであるか否かを調べる(ステップS402)。
両者の線の色が同じ色であれば(ステップS402;Yes)、各書き込み情報を区別できるように線の色を異なる色にして出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS403)本処理を終了する。
両者の線の色が異なる色であれば(ステップS402;No)、各書き込み情報を、線の色は変更せずに出力ファイルを作成して印刷を行い(ステップS404)本処理を終了する。
(変形例4、各書き込み情報に、抽出元の識別情報を追加)
変更例4では、集約ファイルにて集約させた手書きの内容の近傍に、その手書きの内容の抽出元の識別情報を表記する。ここでは、各書き込み情報は、その抽出元のファイルに関連付けられているので、これを利用する。具体的には、抽出元の識別情報は、その手書きの内容に対応する書き込み情報が格納されているフォルダの名称を使用する。
図25は、変形例4の出力ファイルにおけるスライド73を示す。図25のスライド73では、手書きの描画情報81の近くに、描画情報81の抽出元である第1ファイルの識別情報(書き込みA)が、描画情報82の近くに、描画情報82の抽出元である第2ファイルの識別情報(書き込みB)が付加されている。これにより、ユーザは各書き込み情報の抽出元を容易に確認することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明が作成するファイル(第3ファイル)は、集約ファイルであってもよいし、集約ファイルにさらに処理を施した出力ファイルであってもよい。
本発明の実施の形態では、集約ファイルに基づいて作成される出力ファイルは、任意の形式のデータでかまわない。たとえば、PDFなどの画像ファイルや、OOXMLファイルなどであってもよい。出力ファイルが前述のPDFファイルなどの場合、画像形成装置10は、受信した出力ファイルに基づいてダイレクトプリント等を行えばよい。
本発明の実施の形態では、集約ファイルを作成し、該集約ファイルからさらに出力ファイルを作成していたが、元ファイルと、第1ファイルと第2ファイルから抽出した書き込み情報に基づいて、集約ファイルを途中で作成することなく、直接に出力ファイルを作成してもよい。
本発明の実施の形態では、第1ファイルおよび第2ファイルのみから書き込み情報を抽出して集約していたが、より多くのファイルから書き込み情報を抽出して集約してもよい。
本発明の実施の形態では、タブレットPC40が本発明の手書き内容集約装置としての機能を果たしていたが、手書き内容集約装置はこれに限らず、他の装置であってもよい。たとえば、手書き内容集約装置としての機能を画像形成装置10が果たしてもよい。タブレットPC40から制御部49とCPU41と、ROM42とRAM43と通信部46を抜き出して構成される情報処理装置であってもよい。また本発明は、情報処理装置を、本発明の手書き内容集約装置として機能させるプログラムであってもよい。
本発明の実施の形態では、タブレットPC40が、元ファイルに、手書きの内容を示す書き込み情報を付加する装置としての役割を果たしていたが、他の装置が元ファイルに対して書き込み情報の付加を行ってもよい。
本発明の実施の形態では、第1ファイルと第2ファイルの同じ一のページ(スライド)に対する手書きの内容を、元ファイルにおけるその一のページに集約させて集約ファイルや出力ファイルを作成したが、元ファイルにおいて異なるページに集約させてもよい。
本発明の実施の形態では、所定のフォルダ内にあるファイルを集約対象のファイルとしたが、集約対象のファイルを、ユーザが個別に指定してもよい。
3…LAN
7…手書き内容集約システム
10…画像形成装置
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…不揮発メモリ
15…ハードディスク装置
16…画像処理部
17…スキャナ部
18…プリンタ部
19…ファクシミリ通信部
20…通信部
30…操作パネル
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…タブレットPC
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…通信部
49…制御部
50…操作パネル
51…表示部
52…操作部
53…スイッチ部
54…タッチパネル部
70…スライド
71…スライド
72…スライド
73…スライド
73A…スライド
73B…スライド
74…白紙スライド
81…描画情報
81A…描画情報
82…描画情報
82A…描画情報
100…画面
110…画面
130…inkファイル
130f…inkフォルダ
131…inkファイル
131f…第1サブフォルダ
132…inkファイル
132f…第2サブフォルダ

Claims (16)

  1. 同じ元ファイルに手書きの内容を示す書き込み情報がそれぞれ書込情報ファイルとして付加された第1ファイルと第2ファイルを取得する取得部と、
    前記第1ファイルと前記第2ファイルを解析して、それぞれの前記書込情報ファイルから前記書き込み情報を抽出する抽出部と、
    前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれているか否かを判断し、含まれていなければ、前記取得部で取得した書込情報ファイルを解析して、前記元ファイルに、前記抽出部が前記第1ファイルと前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報を集約した第3ファイルを作成する集約部と、
    前記第3ファイルを出力する出力部と、
    を備えことを特徴とする手書き内容集約装置。
  2. 前記集約部は、前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれている場合は、前記元ファイルに含まれる書込情報ファイルと、前記取得部で取得したそれぞれの書込情報ファイルとを比較し、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分と、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出部が前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分を前記元ファイルに集約した第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手書き内容集約装置。
  3. 前記集約部は前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第1ファイルを関連付けするとともに、前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第2ファイルを関連付けした前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の手書き内容集約装置。
  4. 前記取得部は、所定の場所に格納されているファイルと前記元ファイルのファイル名を比較し、前記元ファイルのファイル名を含むファイル名のファイルを前記第1ファイルおよび第2ファイルとして取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
  5. 前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対する前記手書きの内容を、前記元ファイルにおける前記一のページに集約させた前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
  6. 前記集約部は、前記手書きの内容が書き込まれている前記第1ファイルのページおよび前記第2ファイルのページを含む前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の手書き内容集約装置。
  7. 前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記1つのページ内にて前記手書きの内容を反映させる位置を前記重なる部分が減るように変更した前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の手書き内容集約装置。
  8. 前記集約部は、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記第1ファイルの前記一のページと前記第2ファイルの前記一のページを含む前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の手書き内容集約装置。
  9. 情報処理装置で実行されるプログラムであって、
    同じ元ファイルに手書きの内容を示す書き込み情報がそれぞれ書込情報ファイルとして付加された第1ファイルと第2ファイルを取得する取得ステップと、
    前記第1ファイルと前記第2ファイルを解析して、それぞれの前記書込情報ファイルから前記書き込み情報を抽出する抽出ステップと、
    前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれているか否かを判断し、含まれていなければ、前記取得ステップで取得した書込情報ファイルを解析して、前記元ファイルに、前記抽出ステップにて前記第1ファイルと前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報を集約した第3ファイルを作成する集約ステップと、
    前記第3ファイルを出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  10. 前記集約ステップでは、前記元ファイルに書込情報ファイルが含まれている場合は、前記元ファイルに含まれる書込情報ファイルと、前記取得ステップで取得したそれぞれの書込情報ファイルとを比較し、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出ステップにて前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分と、前記元ファイルに含まれる前記書き込み情報と前記抽出ステップにて前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報の差分を前記元ファイルに集約した第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記集約ステップでは、前記第1ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第1ファイルを関連付けするとともに、前記第2ファイルから抽出した前記書き込み情報と前記第2ファイルを関連付けした前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 前記取得ステップでは、所定の場所に格納されているファイルと前記元ファイルのファイル名を比較し、前記元ファイルのファイル名を含むファイル名のファイルを前記第1ファイルおよび第2ファイルとして取得する
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1つに記載のプログラム。
  13. 前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対する前記手書きの内容を、前記元ファイルにおける前記一のページに集約させた前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1つに記載のプログラム。
  14. 前記集約ステップでは、前記手書きの内容が書き込まれている前記第1ファイルのページおよび前記第2ファイルのページを含む前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1つに記載のプログラム。
  15. 前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記1つのページ内にて前記手書きの内容を反映させる位置を前記重なる部分が減るように変更した前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  16. 前記集約ステップでは、前記第1ファイルと前記第2ファイルの同じ一のページに対して書き込まれた前記手書きの内容を、ページ内での位置を変更せずに前記元ファイルの1つのページに集約した場合に、前記手書きの内容どうしが重なる部分が一定以上となる場合は、前記第1ファイルの前記一のページと前記第2ファイルの前記一のページを含む前記第3ファイルを作成する
    ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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