JPH07220035A - 光学的読み取り可能レコード - Google Patents

光学的読み取り可能レコード

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JPH07220035A
JPH07220035A JP6313743A JP31374394A JPH07220035A JP H07220035 A JPH07220035 A JP H07220035A JP 6313743 A JP6313743 A JP 6313743A JP 31374394 A JP31374394 A JP 31374394A JP H07220035 A JPH07220035 A JP H07220035A
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JP
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code
glyph
pattern
sync
glyphs
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JP6313743A
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Inventor
David L Hecht
エル.ヘックト デービッド
G Sterns Richard
ジー.スターンズ リチャード
L Noah Flores
ノア フローレス エル
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/14Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation using light without selection of wavelength, e.g. sensing reflected white light
    • G06K7/1404Methods for optical code recognition
    • G06K7/1408Methods for optical code recognition the method being specifically adapted for the type of code
    • G06K7/143Glyph-codes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/06009Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
    • G06K19/06037Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking multi-dimensional coding

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自己クロッキング符号の同種型視覚的外観を
保持しながら幾何学的ひずみや物理的損傷に対してグリ
フ符号の許容範囲を増大させるための技法。 【構成】 符号化された情報を記憶するための光学的に
読み取り可能な記録があり、(1)記録媒体を有し、
(2)前記情報を符号化するための自己クロッキングデ
ータ符号を有し、このデータ符号は予め定められた空間
的なフォーマティング規則に名目的に従って、空間的に
分散される中心に前記記録媒体上の2次元フィールドに
書き込まれるグリフから構成され、この場合、グリフが
前記情報を符号化するために光学的に識別可能なシンボ
ルの有限セットから選択されるそれぞれのシンボルによ
って定義され、(3)前記データ符号の少なくとも一部
分を十分に枠にはめる(frame) ために前記記録媒体上に
書き込まれる自己クロッキング同期符号パターンを有
し、この前記同期符号パターンが同期符号パターンのあ
らゆる所与のグリフに同期符号パターンのあらゆる他の
グリフから到達するために自己クロッキンググリフの複
数パス(経路)を定義すること、とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通紙の様なグラフィ
ック(図形)記録媒体上へデジタル情報を記録するため
の自己クロッキンググリフ符号(self-clocking glyph c
odes) に関する。更に詳細には、本発明は自己クロッキ
ング符号の同種型視覚的外観を保持しながら幾何学的ひ
ずみや物理的損傷に対してこのようなグリフ符号の許容
範囲を増大させるための技法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1に
示される様な基本的な自己クロッキンググリフ符号(コ
ード)は一般的に長く伸びたスラッシュのようなシンボ
ル(記号)、即ち”グリフ(glyph) ”22及び23のア
レイ21から構成される。これらは、記録媒体25の垂
直方向の軸24に関して約−45°及び+45°の角度
に傾斜される長い軸で書き込まれ、”1”及び”0”の
ビット値をそれぞれグリフの各々に符号化する又は反対
にグリフの各々をビット値に復号化する。これらの符号
は”自己クロッキング”である。なぜならばこれらの符
号はそれらが符号化する値毎に光学的に検出可能なシン
ボル(”グリフ”)を含んでいるからである。この”自
己クロッキング”は、1度復号化処理が符号に関して適
切に空間的に配向されると、グリフの検出が復号(デコ
ード)処理をその符号と明示的に同期させることを意味
する。明白になるように、この暗示的な(暗黙の)同期
はグリフ全体が正しい論理的順序で検出されるか、そう
でない場合は正しい論理的順序でカウントされる限り有
効である。一方、もし同期が失われると、暗示的な同期
を復元するものはないので、一般的に同期の喪失により
暗示的に同期された復号化プロセスが致命的誤り(エラ
ー)を受ける原因となる。
【0003】グリフ22及び23の各々は、一般的に”
オン”及び”オフ”ピクセルの認識可能なパターンをピ
クセル位置の2次元アレイ(即ち、”シンボルセル(sym
bolcell) ”)中に書き込むことによって定義される。
一般規則として、グリフのボディ(本体)を形成するピ
クセル(即ち”オン”ピクセル)は、シンボルセル内の
ほぼ中心にある継続的ピクセル位置に書き込まれる。そ
して、他の、即ち”オフ”ピクセルはシンボルセルの残
りのピクセル位置に書き込まれて、グリフのエッジを区
別し、そのグリフの近隣からグリフを分離するコントラ
スト囲み(contrast surround) を提供する。
【0004】続いて、シンボルセルは通常、予め選択さ
れた空間的なフォーマティング規則に従って記録媒体上
にタイル(tile)されるので、グリフが符号化するデータ
値の論理的順序は、グリフが記録媒体上にマッピングさ
れる空間的順序で維持される。例えば、シンボルセル
は、正則(regular) 及び反復(repeat)空間フォーマティ
ング規則に従って記録媒体上に書き込まれる。その規則
はグリフ符号化を16シンボルセルX16シンボルセル
のフォーマットを有するデータブロックのような、予め
定められた大きさの論理的データブロックの2次元の矩
形アレイにマップするために選択される。これらのデー
タブロックは左部から右部、頂部から底部の論理的順序
で記録媒体上に適切に編成される。
【0005】自己クロキンググリフ符号を復号化するた
めに既存の技法は、参照(基準)グリフの中心で又は中
心付近で初期化されるように設計されて、その参照グリ
フがグリフ符号の残りの符号(例えば、グリフの矩形ア
レイの上部左側コーナー)に関して周知の空間的位置を
専有する。従って、この参照グリフを正確に位置付ける
ことは、明確にグリフ符号による復号処理のような空間
的な同期化のキー(鍵)となる。
【0006】復号化処理の同期初期化は、自己クロッキ
ンググリフ符号を順序通りに復号化するのに必要な条件
であるが、符号を正確に復号化するのに十分な条件には
なりえない。その理由は、グリフ符号パターンのスキャ
ン−イン画像は、スキュー及び/又はスケーリング(sca
ling) (拡大/縮小)の誤りのためにしばしば歪むから
である。この理由のために、従来の復号化処理は一般的
に認識可能な位置に3つ以上の参照(基準)グリフの相
対的な空間位置を決定することを試みていた。そして、
これらの位置がスキュー及びスケーリング訂正ファクタ
を計算するのに十分な精度で互いに関して(例えばグリ
フの矩形アレイのコーナーアレイ等)周知の名目非共直
線的な関係を有する。次にこれらの訂正ファクタを使用
して、グリフからグリフへ進みながら復号処理が行う飛
び越し(ジャンプ)の方向及び大きさを示すベクトルの
角度及び大きさを調節する。
【0007】認識されるように、復号化処理がグリフ符
号との適切な空間的な同期を確立して維持するのを妨げ
るものはいかなるものでも、復号化を失敗させるという
恐れがある。実際に、一般規則として、同期して読むこ
とができるグリフから隔離されるあらゆるグリフは、特
にグリフ符号パターンの内側において非同期的である。
空間的な同期は勿論、復号化処理がグリフに符号化され
るデータの論理的な順序を維持できることを必要とす
る。符号が結果として得られる復号化誤りを訂正するた
めに十分な誤り訂正機能(即ち、誤り訂正符号保護)を
有していれば、グリフの限られた数に悪影響を及ぼす少
ない同期誤りは許容可能であるが、より拡張した同期誤
りは一般的に符号化情報の不完全な読み取りの原因とな
ってしまう。最終的に、この性能の劣化は十分に深刻に
なり、許容できなくなり得る。
【0008】従って、矩形のグリフパターンのコーナー
(角)グリフのような、ある種のキー(鍵)グリフの空
間的なロケーション(位置)から計算される広域の想像
上の参照(想像上の基準)(imaginal reference)を用い
ることによってグリフ復号化処理を空間的に同期化する
ことの重要な欠点の1つは、様々なファクタのためにそ
れらのキーグリフの1つ以上の空間的なロケーションが
有効参照(基準)を計算するだけの十分な精度で決定で
きないことであり、このことによって復号化処理はグリ
フ符号との空間的な同期を得る及び/又は維持すること
ができないということは明白だろう。更に、有効で広域
な参照(基準)を計算できる時でさえ、復号化処理には
同期を喪失するかもしれないという明らかなリスクをが
ある。例えば、グリフ符号のスキャン−イン画像は著し
く劣化されて、復号化処理がグリフのある行から隣接す
る行へ間違って分岐する、又はグリフをカウント(考
慮)せずにグリフを飛ばす、又は画像の損傷領域の読み
取り不能グリフの数を数え間違える等の原因となる可能
性がある。不運にも、周知の自己クロッキンググリフ符
号またはその関係する復号化処理のどれも、同期が一度
喪失されると、復号化処理が適切な同期を再確立するこ
とはできない。従って、同期の喪失のために、一般的に
これらの既存の復号化処理は不可逆の失敗モード(irrev
ersible failure mode) になってしまう。
【0009】自己クロッキンググリフ符号の復号化中に
適切な空間的な同期を確立して且つ維持するのに伴う問
題は、復号器(decoder) の非同期的動作を検出するため
の信頼できる技法の欠如のために一層ひどくなっている
(混ぜ合わされた)。フォーマットされた符号のあらゆ
る予め定められたセグメントの数え間違いが同期喪失を
示すとういう理論に基づいて、グリフの中心はこれらの
符号の復号化中に数えられていた。これは、グリフ符号
パターンの部分(例えば、その周囲の一部分など)が見
つからない、あるいは検出不可能である場合、弱同期検
査処理となる。従って、復号化処理は、結果が無効であ
るという注意(警告)を発することなく無効な結果を提
供する。
【0010】90°、180°、270°の画像回転及
び反射は、グリフ符号パターンの回転画像変形及び鏡像
変形となり、これらの変形はグリフの外見上の空間的順
序、及び/又は個々のグリフの外見上の回転的な配向を
変更できる。実際にこのことは、例えばグリフが記録媒
体の長手方向軸に関して±45°で配向されるスラッシ
ュ状のシンボルであり、それぞれハイ(”1”)及びロ
ー(”0”)論理レベルビットを符号化する場合のよう
な、グリフがデータ値をグリフの回転的な配向に符号化
する場合に、特に重要な問題になる。その理由は、この
ようなグリフは回転的な対称性を有するパターンに書き
込まれることがよくあるからである。不運にも、スキャ
ン−イングリフ符号パターンの配向はしばしば、幾らか
の曖昧性を伴う。例えば、正方形のシンボルセルに書き
込まれる上述されたタイプのスラッシュ状のグリフの正
方形アレイから構成されるグリフ符号の場合、一般的に
4倍の回転的曖昧性があると共に、このようなグリフの
矩形アレイから構成されるグリフ符号の場合2倍の曖昧
性がある。
【0011】商業的に利用可能な2次元データ符号の幾
つかは、1つ以上の符号の境界線に沿って特有の(区別
できる)参照(基準)マークを有し、これらのマークは
スケーリングのため及びその復号化を明示的で空間的に
同期化するために使用され得る。しかしながらこれらの
参照マークは視覚的に特有なので、これらの符号の視覚
的などぎつさを増してしまいがちである。自己クロッキ
ンググリフ符号の主要な利点の1つは、符号のどぎつく
ない視覚的外観により、その符号が美的に好ましくなる
傾向があるということである。従って、そられの符号を
このような強い視覚的インパクトを有する参照パターン
で補うことは逆効果である。
【0012】
【課題を解決するための手段と作用】本発明に従って、
符号化された情報を記憶するための光学的に読み取り可
能な記録があり、(1)記録媒体を有し、(2)前記情
報を符号化するための自己クロッキングデータ符号を有
し、このデータ符号は予め定められた空間的なフォーマ
ティング規則に名目的に従って、空間的に分散される中
心に前記記録媒体上の2次元フィールドに書き込まれる
グリフから構成され、この場合、グリフが前記情報を符
号化するために光学的に識別可能なシンボルの有限セッ
トから選択されるそれぞれのシンボルによって定義さ
れ、(3)前記データ符号の少なくとも一部分を十分に
枠にはめる(frame) ために前記記録媒体上に書き込まれ
る自己クロッキング同期符号パターンを有し、この前記
同期符号パターンが同期符号パターンのあらゆる所与の
グリフに同期符号パターンのあらゆる他のグリフから到
達するために自己クロッキンググリフの複数パス(経
路)を定義すること、とを備える。
【0013】
【実施例】本発明に従って、図2に示されるように、自
己クロッキンググリフ符号31は2次元の分散同期符号
パターン(distributed sync code pattern) 33と共に
データ符号32を含む。明確に示すために、データ符号
32は記録媒体35の長手方向の軸(処理方向矢印36
参照)に関して−45°に傾斜されるスラッシュ状のシ
ンボル又は”グリフ”34から構成されて示されると共
に、同期符号パターン33がその長手方向軸に関して+
45°に傾斜されるグリフ37から構成されて示され
る。実施において、もちろんデータグリフ34の角度的
な配向(angularorientation) は、そのグリフ34が符
号化するそれぞれのデータ値に従って変更される。更
に、同期符号グリフ37の角度的な配向はまた、本明細
書中で後で十分に説明されるように、値の巡回的な(cyc
lic)又は非巡回的な(acyclic) 系列(シーケンス)に従
って変更され得る。従って、所与のデータグリフ34と
所与の同期グリフ37の間の記号的な区別(symbolic di
stinction)は全くなくなくてもよい。実際に、本発明の
より詳細な特徴の1つと一致して、データグリフ34及
び同期グリフ37は好ましくは同一有限シンボルセット
(集合)の潜在的に同一のメンバ(member) である。そ
の理由は、この同一メンバであることによって、同期符
号パターン33はデータ符号32と視覚的に有効に混合
(ブレンド)されるからである(図8参照)。更に複合
符号(composite code)31の視覚的な同種性を高めるた
めに、同期符号パターン33は同一記号の長いラン(ru
n) のような視覚的に特色のあるグリフパターンを避け
るように良好に選択される。
【0014】更に詳細には本発明と一致して、同期符号
で符号化されたグリフパターン33(本明細書におい
て”同期符号パターン”と呼ばれることもある)は、グ
リフの予め定められた巡回的な又は非巡回的なパターン
から構成され、このパターンは十分に特色があり、許容
可能な高い統計的信頼性によってデータ符号32から曖
昧性が取り除かれる。この同期符号パターン33はデー
タ符号32と同じ空間フォーマッティング規則に従って
記録媒体35に書き込まれるが、同期符号パターン33
のフォーマッティングは更に、少なくとも1つの追加の
規則によって支配される。そしてその規則は同期符号パ
ターン33のグリフ37の空間的な位置決めと近くのデ
ータグリフ34の空間的な位置決めとの間の局所化され
た幾何学的関係を確立する。同期符号パターン33のグ
リフが符号化する同期符号値の論理的順序付けは、予め
決められる。従って、同期符号パターン33は、データ
グリフ34の論理的な順序付けを決定するために局所化
された空間参照(基準)を定義する。
【0015】明らかになるように、同期符号パターン3
3の複製性(replicability) は、そのパターンが提供す
る空間的参照が、元の画像及び/又はそれらの複合符号
31のコピーが損傷される場合に生じる喪失を受けるに
過ぎない複合符号31(複合符号31がハードコピーの
複製(replica) を提供するためにフォトコピー( 電子写
真)若しくはファクシミリ伝送によって、又は電子表現
を提供するビットマップ入力走査によって複製される時
のような)の写しを残すことを確実にする。良好に、同
期符号パターン33は複合符号31中に分散されて、そ
れは、提供される空間参照の密度がデータグリフ34の
全てを局所的に参照するのに十分なように選択される。
その事象において、複製されている間にデータ符号32
が受けるあらゆる非線形歪みは、同期符号パターン33
の対応する局所化された非線形歪みによって追跡され
る。
【0016】理論上、同期符号パターン33は多くの異
なる形態(フォーム)をとることができる。一方、実施
に際し、同期符号パターン33は線形パターン(又は非
線形実現では隣接グリフセル領域内)として書き込まれ
ることが都合がよい。その理由はこれらのタイプの部分
パターン(サブパターン)は空間的に分散されたグリフ
の非線形パターンよりもより容易に識別されるからであ
る。例えば、同期符号パターン33はグリフ37の線形
部分パターンから構成され、これらの部分パターンは、
空間的にフォーマットされるグリフ符号31(又はその
論理部分セット−図4参照)を一方向(図2参照)又は
複数の異なる方向(図3参照)にスパンする(またが
る)ためデータグリフ34と同一の中心間の間隔で書き
込まれる。
【0017】線形同期符号グリフパターン(即ち、線形
空間系列(シーケンス)で書き込まれる同期符号符号化
グリフのパターン)に焦点をあてると、このような同期
符号パターンは、線形同期符号部分パターンの2次元ア
レイによって多少概略的に定義されることが理解されよ
う。この場合、部分パターンの各々は予め決められた同
期方向と平行して走るほぼ真っ直ぐな線に沿ってm番目
(この場合、mは整数である)のグリフ全てで構成され
る。m=1の縮退的な場合は微細な粒度の明示的な同期
を提供する。その理由は同期符号パターンは隣接グリフ
から構成されるからである。一方、荒い粒度の明示的な
同期の場合、データグリフ34の自己クロッキング特性
によって提供される暗示的な同期が、データグリフの存
在が確実に検出できる時は何時でも、又は検出されたデ
ータグリフが正確に暗号化され得るか否かに関係なく、
有効であるので満足できる。あらゆる事象において、所
与の細分性mの線形同期符号部分パターンが使用される
時、(1)同期方向に位置合わせ(整合)されて、
(2)m−1の中間グリフによって互いから分離される
グリフから構成されるグリフの各々のセットは、同期解
除誤り(desynchronizingfault) (即ち、同期エラー(sy
nchronization errors)が見られる場合を除き、適切な
系列内に全同期グリフを含む又は同期グリフを含まない
のいずれかである。
【0018】図2におけるパターン33のような平行
で、長手方向に分離された線形部分パターンから構成さ
れる同期符号パターンは、自己クロッキング符号32の
復号化中に同期符号符号化グリフのパターンの内包がど
の様に容易に同期を確立して且つ維持するかについての
興味深い例である。この実施例において、同期符号部分
パターン33a−33dはデータ符号32の主軸(即
ち、標準的な直交座標空間における横方向又はx軸方
向)と平行位置合わせされて書き込まれ、且つこれらの
部分パターン33a−33dは同期符号符号化グリフ3
7から構成され、それらがデータグリフ34と同じx軸
に沿った中心間のスペーシング(間隔)に書き込まれ
る。更に、同期符号部分パターン33a−33dは各々
がそのx軸方向に沿ってデータ符号32をスパンするの
に十分な長さがある。そして、これらの同期符号部分パ
ターン33a−33dは、データ符号32の行(ライ
ン)の所定の定数によって複合符号パターン31の直交
軸(即ち長手方向のx軸又はy軸)に沿って互いから空
間的に変位される。
【0019】あらゆる2つの隣接する同期符号部分パタ
ーン(例えば部分パターン33aと33bのような)の
グリフ37が中心に置かれるx、y座標が与えられる
と、その隣接する同期符号部分パターン同士の間にあ
る、データグリフ34の予想される中心位置(ロケーシ
ョン)は、2つの同期符号部分パターンの互いに論理的
に対応する位置を占有するグリフ37を対にすることに
よって、及び次にこれらの論理的対のグリフのxとy座
標の間を線形補間することによって識別され得る。この
処理は同期符号部分パターン33a−33dの強い明示
的な同期を軸方向に提供する。その理由はその軸に沿っ
た非線形歪みを感知できるからである。より弱い同期
は、補間によって直交位置が隣接同期符号部分パターン
33a−33dの間隔から決定されるので、部分パター
ン33a−33dと直交するように提供される。
【0020】幸いにも、データグリフ34の自己クロッ
キング特性によって提供される暗示的な同期は、平行な
同期符号部分パターン33a−33dの間に配されるデ
ータグリフ34を読み込みながら、復号化処理の同期を
維持するのに十分である。例えば2つの隣接する同期符
号部分パターンに論理的に対応する位置を占有する同期
符号グリフ37同士の間に論理的に位置合わせされるデ
ータグリフ34は、(1)論理対同期符号グリフ37の
1つで復号化処理を明示的に再同期化するすることによ
って、そして(2)次に、データグリフ毎に同期符号グ
リフ37の対の第2番目に向けて復号化処理を進めるこ
とによって、”最善努力ベーシス(bestefforts basis)"
によって好適に識別される。この処理は、同期符号グ
リフ37の論理的な組み合わせ化(pairing;ペアリン
グ) が交互に(順々に)繰り返される。局所的な損傷
が、データグリフ34の幾つかを、それらグリフの論理
的な順序付けを確実に決定するるのに要求される精度で
識別するという試みを失敗させるので、この処理は最善
努力処理であることが理解される。一方、同期喪失(ロ
ス)は容易に検出される。その関係において、復号化処
理が2つの論理的に対にされた同期符号グリフ37の間
で論理的に位置合わせされるデータグリフ34をサーチ
している間に読み込まれるデータグリフ34の数は、予
想されたデータグリフ34の数が検出されたか否かの信
頼性のある指標(indication)であるということが留意さ
れるだろう。更に、論理的に対にされた同期符号グリフ
37を一方から他方へ追跡する場合の復号化処理の成功
又は失敗は、介在するデータグリフ34の読み込み中に
同期が保持されたか否かの強力な指標である。従って、
同期誤り(エラー)が生じれば、適切な矯正的な及び/
又は訂正的な動作を取ることができる。この動作は、例
えば誤りを訂正できるだけの誤り訂正能力があるような
場合ユーザには見えなくてもよい、又はこの動作は例え
ば復号結果が無効及び/又は不完全であることをユーザ
に知らせるような徹底的な手段(drastic measures)を伴
ってもよい。
【0021】図3に示されるように、暗示的な空間同期
参照(基準)としてデータグリフ34に頼ることの計算
的な不確実性は、同期符号パターン43を用いることに
よって回避できる。この場合、同期符号パターン43
は、共同して複合符号パターン(composite code patter
n)31を(そのx軸及びy軸に沿って)スパンする複数
の非平行線形同期符号部分パターン43a及び43bか
ら構成される。2つのこのような部分パターン43a及
び43bは、例えば複合符号パターン31の画像の1次
元又は2次元の歪みの結果として生じやすい同期誤りを
十分減少できる。更に、使用される同期符号が、以下に
更に詳細に説明されるデジタル符号の幾つかによって提
供されるような同期符号部分パターンの各々のある程度
一定のスパンに対して独特のアドレスを提供する場合、
1対の非平行同期線は、個々のデータグリフ34、近隣
データグリフの群(グループ)、及び/又はデータグリ
フの全ての線の落伍(ドロップアウト)によって生じた
同期誤りを更に減少できる。
【0022】複合符号パターン31の同期符号部分パタ
ーン43a及び43bのグリフ37のx及びy座標から
のx軸及びy軸に平行する方向への線形的な補外は、デ
ータグリフ34の予想中心位置で交差する線を提供し、
それによってデータグリフ34の明示的な空間同期参照
を提供する。実施に際し、複合符号パターン31のスキ
ャンイン画像(scanned in image)は幾分スキューされる
が、複合符号パターン31のx軸及びy軸に関して同期
符号部分パターン43a及び43bの角度的な配向が周
知である場合、あらゆるわづかのスキュー誤りは取り除
かれる。特に、その情報は広域の又は局所的なスキュー
補正ファクタを計算するために使用可能であり、このフ
ァクタは、同期符号ストリング43a及び43bを複合
符号パターン31のx軸及びy軸に関して適切な角度で
配向する。主軸に沿って複合符号パターン31に共同し
てスパンするあらゆる2つの非平行同期符号ストリング
は満足するものであるが、そのx軸及びy軸に沿って複
合符号パターン31をスパンする2つの直交する同期符
号ストリング43a及び43bはそれぞれ、わかりやす
い例を提供するために示される。
【0023】更に図4乃至11に示されるように、平行
な線形同期符号部分パターンの内の2つの非共直線組
は、格子状の同期符号パターン53を形成するために使
用可能であり、このパターン53は矩形又は平行四辺形
のような構成を有する同期符号セル54a−54iの2
次元のタイル(タイル張りされた)アレイから構成され
る。このような同期符号パターンのグリフ37が中心と
なるx,y座標は識別でき、グリフ37は同期符号の格
子に従うこうとによって複合符号パターン31全体がシ
ステム的に復号化され得る。この格子の最も多い頂点へ
のパスは4つのあるので、1つ以上の別のパスに沿って
グリフ37の論理的な順序付けを決定するというあらゆ
る試みが損傷によって失敗する時でさえ、同期符号パタ
ーン53の殆ど全ての所与のグリフ37は論理的に順序
付けられた同期符号グリフ(同期符号パターン53の近
隣グリフの値に対して予め定められた論理的順序を課せ
るこの概念については、以下で更に詳細に説明される)
のパスに従うことによって到達可能である。例えば図1
0を参照すると、重ね書き81、82及び83は格子状
の符号パターン53の部分を部分的に消す。重ね書き8
1の閉じた線の形状(closed lines geometry) のために
その内側の同期グリフに到達することは阻止されるが、
同期符号グリフ上の開いた線の重ね書き82及び83の
回りに移動させることは可能である。
【0024】明らかになるように、同期符号パターン5
3のような2次元の同期符号の格子を使用することによ
り、同期符号グリフ37で終端される両端部を有するデ
ータグリフ34の行又は列(row or column)のようなグ
リフの線形アレイに読み込まれるデータグリフ34の数
の積極的検査(positive verification) を可能にする。
このことは、このような同期符号パターンが同期符号格
子により完全に閉じ込められたデータグリフ34の読み
込み中に、グリフの隣接行への枝分かれが生じなかった
という実質的な検査を可能にするということを意味す
る。格子セル54a−54iの寸法は(同期符号グリフ
の計数によって測定されるように)均一であることが便
利である。その理由は、これが巡回同期符号の周期性を
許容するからであり、これらの符号については以下で説
明されるが同期符号パターン53の周期性と整合(突合
せ)される。図4は同期符号パターン53のそれぞれの
セル54a−54iがデータグリフ34の6×6のアレ
イを含んで示されるが、実施する場合には、あらゆるM
×Nの格子を使用できることは理解されるだろう。例え
ば、格子パターン53のセル54a−54iの各々は、
データグリフ34の16×16のアレイから構成される
論理的なデータブロックを好適に構成し、そのことによ
って同期符号パターン53を含むことのオーバーヘッド
(over-head)費用を減少でき、データグリフ34の復号
化を明示的に同期するために必要とされる空間参照を提
供する。
【0025】周知であるように、色々な記述(descripti
on) のデジタル符号は、通信信号を同期するために、広
範囲にわたって利用されてきた。これは一般的に一次元
同期の問題である。一方、本発明は二次元同期の問題で
処理する。一方、理解されるように、極めて効果的な二
次元の同期符号パターンは、一次元のデジタル符号の組
み合わせを用いて実現され得る。更に、これらの二次元
同期符号パターンの幾つかは、自己クロッキンググリフ
符号の構造及び/又は情報内容の絶対的及び相対的論理
アドレス指定、このような自己クロッキンググリフ符号
の情報内容の配向的な曖昧性除去、及び損傷及び/又は
歪みに対する許容範囲の向上を含むより詳細なアプリケ
ーションに関する興味深い属性を有する。
【0026】デジタル同期符号を空間的に適切に順序付
けられて且つ比較的容易に識別されるグリフパターンと
関連付けることが基本的に有利であることは明確であ
る。上述された線形グリフ符号パターンはこれらの一般
的な基準を満足させるパターンの良い例である。
【0027】更に、思い出されるように、平行線の同期
符号パターン(図2参照)でさえ、二次元に関して、即
ちその線に沿って且つその線を横切るように同期情報を
提供できる。さらに、線上のグリフの系列(シーケン
ス)が予め定義されたデジタル同期符号を符号化すると
いう積極的確認(positive confirmation)が、例えばグ
リフの部分領域のエッジ等の横断位置に関してその行
(ライン)を位置合わせ符号にするということは明白に
なる。11111111... 又は10101010...
のような単純な繰り返しのデジタル符号はこの目的のた
めに使用可能である。明確なようにこれらの符号を検出
することは容易であるが、これらは線に沿って限定され
るアドレス指定情報及び最小の絶対アドレス指定情報を
提供する。さらに、これらの反復性の符号の高度な対称
性は配向の曖昧性を解決するのに少ししか役立たない
(このことについては更に詳細に後述される)。
【0028】たとえデジタル符号自体が上述された単純
な符号系列(シーケンス)のような特有のアドレス指定
を欠くとしても、同期符号の非平行線形ストリング(図
3乃至11)から構成される同期符号パターンの交点
は、同期の参照として役立つことができることは理解さ
れるだろう。例えば、図4のような同期符号を符号化す
るグリフの2組の交差する線形部分パターンは二次元の
絶対的な位置合わせ機能を提供できる。特に、これらの
線形グリフストリングの各々が同期符号を符号化する確
認は、同期符号グリフにより構成されるグリフ領域又は
セルの線形境界を確立して、且つその構成(フレーム)
された領域は内側グリフ位置の予め定められたパターン
を有することで知られている(その理由は、空間的なフ
ォーマティング規則が周知であるからである)。
【0029】いわゆる極大長系列(MLS;maximal len
gth sequences)に従う巡回デジタル符号系列は、適切に
構成されたデジタルシフトレジスタによって、又はのぞ
ましいMLSのビットレベル記述(Solomom W. Golomb
による" シフトレジスタ系列(Shift Register Sequence
s)" 、Holden-Day,Inc. 1967年を参照) を参照すること
によって生成され得る。次に、これらのMLSデジタル
系列は、そのMLSデジタル系列を二次元グリフ符号の
より複雑な処理のために極めて有益にするという特性を
有することがわかっている。
【0030】更に詳細には、MLSを生成するnステー
ジ(段)シフトレジスタが、長さL=2n −1の2進系
列を生成することは周知であり、ここにおいて長さnの
それぞれの部分列(subsequence) は固有である。従っ
て、少なくとの長さ1=nのあらゆる部分列は、系列に
沿った位置を定義し、従って局所同期参照及びLの周期
的な曖昧さを備える局所アドレスを定義する。このよう
なシフトレジスタ系列の継続は期間Lを有する巡回周期
的である。例えば、n=3である場合、L=7となり且
つ対応するMLSシフトレジスタビット系列はS=0011
1010011101... となる。従って、所望されれば、nが容
易に選択されて、あらゆる所与の有限長さのビットスト
リング内でビット系列Sを繰り返さないほどの大きさに
なることは明白であろう。更に一般的には、グリフの空
間的に順序付けられたアレイが、非反復シフトレジスタ
部分列のビットの1つずつの値を論理的順序に符号化す
ると、グリフによって符号化されるビット値はグリフの
アレイを横切るように絶対1次元アドレス指定を提供す
ることが観測される。明らかになるように、この絶対ア
ドレス指定特性は、論理的に順序付けられた非反復シフ
トレジスタの部分列のマッピングからグリフの空間的に
順序付けられたパターンへ続くので、同期符号グリフの
線形パターンに限定されるわけではない。
【0031】一般規則として、MLS系列はn>2に対
して対称的(symmetric) ではない。長さnのMLS部分
列を定義するアドレスは順方向及び逆方向(例えば10
1)に対称的になり得るが、長さ2nより小に延出する
系列は対称性をブレーク(破壊)するだろう。理解され
るように、このMLS符号の特性は、グリフパターンの
対称性の曖昧さ除去を援助できる。
【0032】既に指摘されたように、nステージシフト
レジスタ極大長系列はビット長L=2n −1の巡回周期
(cyclic period) を有し、これは”丸められた(round)
”2進数よりも正確に1だけ少ない。従って、n=
1、2、4、5、6、7、... の場合、L=1、3、
7、15、31、63、127... となる。これらのビ
ット長は、例えばニブル(4)、バイト(8)、ブロッ
ク(512×8)等のデジタルデータが一般的にアセン
ブルされる丸め2進単位とは自然には一致しない。この
ことは、MLS符号が、便利な2進単位に配列されるデ
ータブロックを高精度にスパンしないという欠点を有す
ることを示すので意義がある。
【0033】一方、幸いにも、2n −1の極大長系列を
備えるnステージシフトレジスタに関して、1と2nの
間のどの巡回周期も非線形シフトレジスタへの2n −1
の単純な標準的な変更のうちの1つによってそれから得
ることができることが示された〔Golomb,op,
ページ192から194〕。多くの場合、その結果とし
てえられた系列は、極大長系列の部分列となる。例え
ば; 極大(Maximal) n=4, L=15, S=11100010011010111100
0.... 打ち切り(Truncated) L'=8, S=11100010.111000.... 極大(Maximal) n=5, L=31, S=0000100101100111110001
101110101. 打ち切り(Truncated)L'=17, S=00001001011001111.0000
1... (各5ビット部分列は固有であることに留意せよ)
【0034】一般的に巡回打ち切り系列(cyclic trunca
ted sequences)を含むこれらの巡回符号(cyclic code)
は、各サイクル内に(即ち、印刷されたグリフ符号の各
局所領域内に)固有のnビット部分列アドレス指定を提
供する。
【0035】L=2n −1の極大長系列を備えるnステ
ージシフトレジスタは一般的にn個の1に隣接する(n
−1)個の0の部分列を含む。従ってこのような系列は
(n−1)個の0に隣接する1個以上(即ち、”r”)
の追加の0を挿入することによって、埋め込まれること
ができる。1つの0の加算は、丸め2進値である周期長
(period length) (L’=2n )の系列を与える。従っ
て、グリフ符号においてこのタイプの埋め込み(paddin
g)を使用して、同期符号の各サイクルを、便利な2進フ
ォーマットに書き込まれたデータ符号のブロックと位置
合わせ(整合)することができる。2つ以上の0を挿入
することによって、(1)”偶数”2進フォーマットを
備えるデータブロック、と共に(2)同期符号グリフ横
方向(横切る)線のような別の目的のために使用可能な
追加グリフの1つ以上の領域と、位置合わせ可能であ
る。理解されるように、この0の埋め込みは、n個の1
が直ぐ後に続き且つn個の1が曖昧でなく明瞭に識別さ
れる0のストリングを除いて、符号に沿った明瞭なアド
レスとして、全部のnビット部分列の固有性(uniquenes
s)を保持する有用な特性を有する。
【0036】例: n=2, r=0, L'=3, S=011011 ( 注意:対照的) n=2, r=1, L'=4, S=00110011 ( 注意:ビット反転=系
列の逆転;対称的) n=2, r=2, L'=5, S=0001100011. n=3, r=0, L'=7, S=00111010011101 n=3, r=1, L'=8, S=0001110100011101 [ 注意:ビット
反転=系列の逆転] n=3, r=2, L'=9, S=000011101000011101. n=4, r=0, L'=15, S=000111101011001000111101011001 n=4, r=1, L'=16, S=0000111101011001000011110101100
1 n=4, r=2, L'=17, S=0000011110101100100000111101011
001.
【0037】(MLS符号のような)予め定められた長
さの部分列内で固有のアドレス指定できる周期的な同期
符号を用いて、同期グリフの交差する横(横切る)方向
のパターンのグリフ位置に方向的な操舵(directional s
teering)を提供できることは認識された。従って、前記
のタイプの周期的な同期符号を使用する時、同期グリフ
の横方向の線の間隔を周期的な同期符号の周期(期間)
に整合させることは有用であり、従って、周期的な同期
符号と横方向の同期グリフとの間の横方向参照は一貫す
る。
【0038】同期符号の交差するストリング同士の間の
一貫した横方向参照のメンテナンスは、勿論、図4乃至
8に示される格子状のグリフ符号パターンを含むより興
味深いグリフ符号パターンの幾つかまで拡張できる。更
に詳細には、周期的な同期符号を符号化する平行なグリ
フ符号部分パターンの2つの交差するセットが両方の同
期符号に適合する周期的な時間間隔(interval)で間隔(s
pacing) を空けることができることは明白である。更
に、その両方の符号の周期的な間隔を整合させる(突き
合わせる)間隔が、同期のインタロックする周期的な格
子(grid)を各交点の近隣の同一ビットパターンで生じる
ことが示される。実際に、このことは正方形の格子内の
符号0011101 に関して、図5に示される。更にこれは図
6乃至8にも適用され、ここで同期符号パターンは、上
述された2つの0ビット埋め込みで17ビットの巡回符
号(cycle code)を符号化する正方形の格子のグリフスト
リングである。図6及び図7は、別々に印刷された同期
格子及びデータグリフを示す。一方、図8は組み合わさ
れた又は複合グリフ符号を示し、このグリフ符号は同期
符号が可変データによって符号化されたグリフと目に見
えるように均一にブレンドすることを示す。
【0039】幾分、より一般的なレベルで、交差ストリ
ンググリフが線形アドレス情報を符号化し、且つ共通の
グリフを共有する場合、共有グリフに符号化された値
は、好ましくは符号化された系列の両方と一致する。一
方、そうでなければ同期符号が、単純な符号(111 又は
1010) のような明らかな固有のアドレス指定を提供しな
い場合、例えば1111101111111 又は101010001010等の交
差位置の識別を容易にするために同期化系列の一方又は
両方と一致しないように交点グリフを配置することが有
利である。
【0040】図9に示されるように、繰り返し周期的同
期系列の変換の曖昧性は、”予約(reserved)”グリフ5
8a乃至58iに追加の予め定められたデータを書き込
むことによって克服できる。この場合、これらの予約グ
リフは周知の順序を有し、且つ符号化された同期符号グ
リフに関して予め定められた位置にある。耐久性(robus
tness)のために、この追加情報を符号化する場合に好ま
しくは予約されるグリフは、同期符号グリフ37と空間
的に隣接する。これらの予約グリフに符号化される追加
情報は物理的及び/又は論理的データブロックの識別を
含む。例えば本発明が意図する巡回同期符号は、適切な
データブロックの特定の情報をこれらの予約グリフ58
a−58iに符号化することによって補われ、同期符号
がデータブロックベースでデータグリフ及び予約グリフ
58a−58iを同期化するために使用可能であり、全
体のグリフ符号パターンに関して物理的にデータブロッ
クを識別するために用いられる。従って、図9は9つの
データブロック54a−54iがあり、これらのブロッ
クは、巡回MLS符号〔n=4、L’=16(1つの0
で埋められる)〕で囲まれて、且つ例えば23(これは
タイル状フォーマットの2列3行のデータブロックの適
切な識別子である)に対応する00100011等の2つの16
進符号数の形式でブロック座標を与える上部左コーナー
にある1バイトのデータでラベル付けされる。
【0041】データブロック54a−54iの物理的な
アドレス指定は、データブロック54a−54iのあら
ゆるブロックに記録されるデータへランダムアクセス
(乱呼び出し)のためのパワフル(強力な)索引付けメ
カニズムを提供する。更に所望されれば、この索引付け
は階層的に拡張され、例えばページ索引値(インデック
ス)、ボリューム索引値、及び予約グリフ58a−58
i中に書き込まれるデータ内の同様の論理的な相関器(c
orrelators) 等を含むことができる。次に、標準ランダ
ムアクセス技法を用いて、グリフ読み取り処理を1つの
データブロックから同じグリフ符号パターン又は異なる
グリフ符号パターン内の別のデータブロックへ進めるこ
とができる。
【0042】明らかになるように、本明細書において先
に提案された線形同期グリフパターンは、グリフのこの
論理的に順序付けられたソーティング(分類)を容易に
するが、以下でより詳細に説明されるように、可能性の
ある全体の回転曖昧性、及びグリフの整数による変換(t
ranslation) の不確実性はなお存在する。従って、Lビ
ットの周期(期間)を有する巡回同期符号が使用される
と、この同期符号で符号化されるグリフを識別するため
の検査は、周知の同期符号に整合するkビットの論理的
に順序付けられた部分列を符号化するグリフを探索す
る。この場合、kの長さはは同期符号の1周期内の同期
化されたアドレスを固有に十分に定義できる。次に、k
+Lがm又はmよりも大きくなる場合、同期符号の変換
段階(translation phase) にランダムに整合するこの部
分列の確率は、L/2k となる。なお、この場合、mは
同期符号の全線(full line) 中の同期グリフの総数であ
る。次に、有効系列の数はLから(m−k)へ減らさ
れ、(m−k)/2k のランダムな整合確率をもたら
す。
【0043】一度、試験的に有効同期符号の部分列がわ
かると、次に行われる検査は、部分列が空間的なフォー
マッティング規則に従って部分列を論理的に拡張するグ
リフのそれぞれの復号値によって拡張されるので、一般
的に特定の部分列が周知の同期符号に対して整合し続け
ることを確認するために行われる。言い換えると、明白
な同期符号パターンは更に、kを増大する部分列をもた
らす復号値が周知の同期符号に整合し続けることを確認
することによって、描写(delineate) 及び検査される。
一般的に適切な同期識別は、データを同期と誤って識別
する確率が許容可能であるとみなされると、得られる。
殆どのアプリケーションの場合、kに依存する指数確率
(exponential probability) の急成長のために、この状
況は満足され、同時に同期検査のために適度にサイズ形
成されたkを使用する。
【0044】図10及び11に示されるように、同期符
号のこのクラスの双方向及びインタロッキング論理属性
によって提供される追加の同期検査ツールは、同期符号
パターンがグリフ符号の局所的な損傷及び/又は劣化に
よって分裂(即ち、間違って論理的に壊される)する時
に、グリフ符号の復号化のための指数の明示的な空間同
期を再確立するのに、特に役立つ。
【0045】理解されるように、同期の絶対検査はま
た、図3に示されるようにグリフ中心の合同のパターン
(congruent pattern) がない場合の同期符号グリフの幾
何学的に固有の部分列を予め定め、検出することによっ
て、グリフ符号パターンに境界をなしている有限領域内
で得られ得る。グリフがない”落伍(dropout)"の場合に
は、このような同期符号パターンをビットレベル(即
ち、デジタル領域内)でのあらゆるパターン整合を実行
する必要はなく画像領域内で検査できる。例えば、グリ
フ符号がグリフ中心の矩形アレイ上に書き込まれる場
合、グリフの予め定められた行列に書き込まれ、完全に
アレイをスパンする(図3のように、境界グリフを含
む)同期符号パターンは、同期符号と幾何学的に識別可
能である。このような幾何学的に識別可能な同期符号パ
ターンはまた、境界特徴を参照するというよりもむし
ろ、グリフを同期パターンから数えて分けることで参照
される絶対2次元アドレス指定の度合いを提供する。
【0046】予め定められた同期符号を符号化するグリ
フ及び可変データグリフを含むグリフアレイを復号化す
る場合、予め定められた同期符号グリフが最初に復号化
される。例えば、格子状の同期符号パターンの場合、復
号化はあらゆる所望されるロケーション(位置)で開始
されることができる。同期符号符号化グリフのそばで位
置付けするために、グリフのあり得る同期部分列は、同
期パターンのセクション(部分)を確実に含むほど十分
に大きな局所領域において検査される。配向の曖昧性に
関する問題がある場合、これらのあり得る同期部分列は
満足ゆく結果が見つかるまであり得る配向の各々に関し
て評価される。周知の同期パターンの初期セクションが
見つかると、同期パターンは次に1グリフずつ拡張され
る。グリフ符号系列が損傷によって塞がれる場合は、別
の同期パターンパス(経路)に続いてもよい。隣接領域
への飛び越しが要求されると、それはデジタル同期符号
アドレス指定特性によって論理的に接続され得る。同期
グリフができる限り完全に位置づけされると、可変デー
タは局所同期グリフ符号が参照し、且つ確認する論理的
な順序で読み込むことができる。任意であるが、同期グ
リフロケーションの格子は、可変データグリフの予想さ
れる画像位置を補間するために使用可能である。
【0047】或いは、同期符号は、データ符号が復号化
値の2次元アレイに変形された後だけに使用されてもよ
い。この事象の場合、同期符号は記録装置のフィードフ
ォワードモード(feed forward mode) で使用され、デー
タの追加、落伍、共有のような復号化誤りを訂正するた
めに要求されるような復号化値を訂正する。
【0048】
【発明の効果】本発明によって自己クロッキング符号の
同種型視覚的外観を保持しながら幾何学的ひずみや物理
的損傷に対してこのようなグリフ符号の許容範囲を増大
させるための技法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的な2次元のフォーマッティング規則に従
って書き込まれた標準的な自己クロッキンググリフ符号
の略拡大図。
【図2】本発明に従って同期的符号パターンを含むブロ
ックフォーマトされた自己クロッキンググリフ符号の略
拡大図。
【図3】本発明の更に詳細な態様に従って非共直線的な
同期符号パターンを含むブロックフォーマトされた自己
クロッキンググリフ符号の略拡大図。
【図4】本発明の更に詳細な態様に従って2次元の同期
符号系列の格子状のフレーム構を有するグリフ符号パ
ターンの略拡大図。
【図5】重なり合う2次元の同期符号の格子状の構成を
有するグリフ符号パターンの略拡大図。
【図6】図4に示されたタイプのグリフ符号パターンの
同期符号構成要素及びデータ符号構成要素のフルサイズ
の図である。
【図7】図5に示されたタイプのグリフ符号パターンの
同期符号構成要素及びデータ符号構成要素のフルサイズ
の図である。
【図8】図6及び図7に示される同期符号及びデータ符
号の構成要素から構成される復号グリフ符号パターンの
フルサイズの図である。
【図9】アドレス可能に延出された2次元同期符号及び
内部ブロックラベルの格子状の構成を有する多数の論理
データのブロックフォーマットされたグリフ符号パター
ンの略拡大図。
【図10】グリフ符号パターンの損傷の回りを移動する
ための格子状の同期符号パターンの使用を示す。
【図11】歪んだグリフ符号パターンを明示的に同期化
するための格子状同期符号パターンの使用を示す。
【符号の説明】
31 復号符号 32 データ符号 33 同期符号パターン 34 データグリフ 35 記録媒体 37 同期符号グリフ
フロントページの続き (72)発明者 リチャード ジー.スターンズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94040 マウンテン ビュー シャワーズ ドライヴ 49 ナンバー イー−243 (72)発明者 エル ノア フローレス アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95063 サンタ クルーズ ピー.オー. ボックス 5219

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された情報を記憶するための光
    学的に読み取り可能なレコードであり、 記録媒体を有し、 前記情報を符号化するための自己クロッキングデータ符
    号を有し、前記データ符号が予め定められた空間的なフ
    ォーマティング規則に名目的に従って、空間的に分散さ
    れる中心に前記記録媒体上の2次元フィールドに書き込
    まれるグリフから構成され、前記グリフが前記情報を符
    号化するために光学的に識別可能なシンボルの有限セッ
    トから選択されるそれぞれのシンボルによって定義さ
    れ、 前記データ符号の少なくとも一部分を十分に枠にはめる
    ために前記記録媒体上に書き込まれる自己クロッキング
    同期符号パターンを有し、前記同期符号パターンが前記
    パターンのあらゆる所与のグリフに前記パターンのあら
    ゆる他のグリフから到達するために自己クロッキンググ
    リフの複数パスを定義する、 ことを備える光学的読み取り可能レコード。
JP6313743A 1993-12-22 1994-12-16 光学的読み取り可能レコード Pending JPH07220035A (ja)

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