JP2001030587A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP2001030587A
JP2001030587A JP11202651A JP20265199A JP2001030587A JP 2001030587 A JP2001030587 A JP 2001030587A JP 11202651 A JP11202651 A JP 11202651A JP 20265199 A JP20265199 A JP 20265199A JP 2001030587 A JP2001030587 A JP 2001030587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
document
unit
image
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001030587A5 (ja
Inventor
Kengo Shinozaki
謙吾 篠崎
Shiyuu Watanabe
衆 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP11202651A priority Critical patent/JP2001030587A/ja
Publication of JP2001030587A publication Critical patent/JP2001030587A/ja
Publication of JP2001030587A5 publication Critical patent/JP2001030587A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子情報である元ドキュメントが持つ付加価
値を認識可能に、かつ付加価値を失うことなく、電子情
報として再利用可能に出力する。 【解決手段】 属性マーク挿入部22は、ドキュメント
に関連付けられた元情報を処理可能なアプリケーション
を示す属性マークを、ドキュメントの所定の位置に挿入
する。埋め込みコード情報生成部25は、ドキュメント
に関連する関連情報、上記属性マークに関する情報など
を、指定された埋め込み方式に従ってコード化する。コ
ード情報マージ部26は、属性マークが挿入されたドキ
ュメントに、上記コード化された埋め込み情報を合成す
る。コード情報マージ部26から出力されるドキュメン
トは、上記属性マークおよび埋め込み情報が合成された
形態でプリントアウトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリントアウ
ト、スキャン機能を有する情報処理装置に係り、特に、
電子ドキュメントが持つ関連情報を紙出力した時にも認
識可能とするとともに、スキャンした後、再度同様の関
連情報を持つ電子データとして利用可能とする情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータなどの情報処理
装置においては、種々の情報源から入手した元情報を参
照したり、詳細な情報やデータを簡素化して、作成した
各種ドキュメントに、その内容に対する元情報や、より
詳細な情報、データ、関連ドキュメント、それら情報の
保存場所、情報作成者の情報などの関連情報を、ドキュ
メント自体にリンクさせ、認識可能に管理する技術(ソ
フトウェア)が知られている。しかしながら、上記情報
処理装置において、上記作成したドキュメントをプリン
トアウトする際には、プリントアウトされた紙は基本的
に使用後、ファイルするか廃棄するだけであるので、電
子情報ではリンクされている情報そのものや該情報の保
存場所などはプリントアウトされない。
【0003】また、紙ドキュメントをスキャンし、電子
情報として管理する技術(ソフトウェア)も知られてい
る。しかしながら、プリントアウト、スキャンにより画
質はオリジナルに比べ劣化しており、プリントアウト以
前に持っていた、リンクされている情報そのものや該情
報の保存場所などの関連情報もないため、単に電子上で
ファイルされたり、あるいはメールされることが主で、
再編集などに用いられる例は少ない。
【0004】上述したように、従来の情報処理装置で
は、プリントアウトした時点で電子情報として持ってい
た関連情報(付加価値)が失われてしまい、紙ドキュメ
ントは使用後、ファイル、保管または単なる画像情報と
して電子上で処理されるだけであり、一旦、プリントア
ウトされた情報を効率よく使用することが難しいという
問題があった。そこで、例えば、特開平11−3353
号公報では、元情報がテキスト、音声、画像、動画、イ
ンターネットアドレス等のいずれであるかを示す情報種
別などを埋め込み情報として、元情報とともにプリント
アウトする一方、該プリントアウトした紙ドキュメント
をスキャンして電子情報として入力し、上記埋め込み情
報に従って元情報を最適な形で再生するという技術が開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、プリントアウトされた紙ドキュメント
に文書に関連する情報を載せることはできるが、元々の
電子情報が持つ付加価値、例えばプリントアウトされた
紙ドキュメントの元ドキュメントがどのようなソフトウ
ェアで作られたのか、あるいはどのような関連情報にリ
ンクしているのかなどの電子情報としての付加価値を把
握することができないという問題があった。さらに、紙
ドキュメントをスキャンし、埋め込み情報に従って元情
報を再生する機能は限定されたもので、例えば、元ドキ
ュメント中のグラフを作成したアプリケーションを立ち
上げてデータ編集したり、リンクされた関連情報を呼び
出して表示させるなど、電子情報としての元ドキュメン
トが既に備えている付加価値を再利用することができな
いという問題があった。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、電子情報である元ドキュメントが持つ付加価値
を認識可能に出力することができ、また、元ドキュメン
トが持つ付加価値を失うことなく、出力したドキュメン
トを電子情報として再利用することができる情報処理装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、画像形成の対象と
なる画像に関連する電子情報、または前記電子情報が格
納されている格納場所を示す所在情報を、前記画像に付
加する第1の付加手段と、前記第1の付加手段により付
加された電子情報、または前記所在情報が示す格納場所
に格納されている電子情報を処理可能なアプリケーショ
ンを示すマークを、前記第1の付加手段により前記電子
情報または前記所在情報が付加された画像に付加する第
2の付加手段と、前記第2の付加手段により前記マーク
が付加された画像を出力する出力手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】また、請求項5記載の発明では、請求項1
記載の情報処理装置において、前記入力手段により入力
された画像から、前記第1の付加手段により付加された
前記電子情報または前記所在情報を抽出する抽出手段
と、前記抽出手段により抽出された前記電子情報、また
は前記所在情報が示す格納場所に格納されている電子情
報を処理可能なアプリケーションを起動する起動手段と
を具備することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、第1の付加手段によ
り、画像形成の対象となる画像に関連する電子情報、ま
たは前記電子情報が格納されている格納場所を示す所在
情報を、前記画像に付加するとともに、第2の付加手段
により、前記第1の付加手段により付加された電子情
報、または前記所在情報が示す格納場所に格納されてい
る電子情報を処理可能なアプリケーションを示すマーク
を付加する。そして、出力手段により、前記第2の付加
手段により前記マークが付加された画像を出力する。し
たがって、電子情報である元ドキュメントが持つ付加価
値を認識可能に出力することが可能になる。ユーザは出
力された画像を見た時点で、電子情報の関連付けや、関
連情報を入手できることを把握することができる。ま
た、前記入力手段により入力された画像から、抽出手段
により、前記第1の付加手段により付加された前記電子
情報または前記所在情報を抽出する。そして、抽出され
た前記電子情報、または前記所在情報が示す格納場所に
格納されている電子情報を処理可能なアプリケーション
を起動手段により起動する。したがって、元ドキュメン
トが持つ付加価値を失うことなく、出力したドキュメン
トを電子情報として再利用することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成図1は、本発明の実施形態による情
報処理装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、入力部1は、キーボード、マウスなどのポインティ
ングデバイスであり、ユーザからの動作指示や、ドキュ
メント編集(ドキュメント作成、情報の関連付けなど)
指示を入力する。情報処理部2は、CPU,ROM,R
AM(図示略)などから構成されており、入力部1から
のユーザ指示に応じて、ドキュメント作成やドキュメン
トに対する元情報の関連付け(属性マーク、埋め込み情
報のドキュメントへの合成)などを行う。また、該情報
処理部2は、後述するイメージスキャナ6、FAX7を
介して入力されたイメージデータとしてのドキュメント
を画像処理等の技術を用いて電子データに変換し、ドキ
ュメントにプリントアウトされたリンク情報および埋め
込み情報を抽出して、それらリンク情報や埋め込み情報
を表示可能とする。記憶部3は、ドキュメント自体、該
ドキュメントに関連付けられる元情報のリンク先情報、
該ドキュメントに添付された元情報(関連ドキュメン
ト、画像情報、音声情報など)、情報の関連付けで作成
された属性マーク情報などが記憶される。
【0011】表示部4は、上記情報処理部2で作成・編
集(情報の関連付けを含む)されたドキュメントを表示
する。プリンタ5は、上記情報処理部2で作成・編集
(情報の関連付けを含む)されたドキュメントを用紙に
プリントアウトする。イメージスキャナ6は、プリント
アウトされた紙ドキュメントをスキャンし、イメージデ
ータとして読み込み、情報処理部2へ供給する。また、
FAX7は、2値化データ(イメージデータ)を受信し
て情報処理部2へ供給する。
【0012】上述した情報処理装置は、所定のインター
フェース(図示略)を介して、LANなどのネットワー
クに接続されており、ネットワーク上のファイルサーバ
8、PC(パーソナルコンピュータ)9、W/S(ワー
クステーション)10などと各種情報を授受する。特
に、本実施形態では、電子情報としてのドキュメント
や、元情報、リンク先情報などを、上記ネットワーク上
のファイルサーバ8、PC9、W/S10などに保存し
ておくようにしてもよい。
【0013】上述したように、情報処理部2は、ドキュ
メントに対して、属性マーク、埋め込み情報のドキュメ
ントへの合成を行い、認識可能に出力するドキュメント
編集機能と、入力されたイメージデータとしてのドキュ
メントを電子データに変換し、ドキュメント中の埋め込
み情報を抽出して、属性マークや埋め込み情報に従っ
て、元のドキュメントが持つ付加価値(リンクされた元
情報の表示、ドキュメントを作成したアプリケーション
の起動・データ編集など)を再利用可能とするドキュメ
ント再生機能とを有している。以下、上記ドキュメント
編集機能とドキュメント再生機能とについて説明する。
【0014】図2は、ドキュメント編集機能を実現する
ための構成を示すブロック図である。図において、属性
マーク登録・管理部20は、ドキュメントに他の情報
(他のドキュメント、画像情報、音声情報など)が関連
付けられていることを示す複数の属性マークを登録・管
理する。属性マークは、関連付けられた元情報の所在
(記憶媒体のドライブ、ネットワークアドレス、インタ
ーネットアドレスなど)であるリンク先情報が対応付け
られていることを示すマーク、あるいは例えばドラック
ドロップにより添付されたデータであれば、そのデータ
が作成されたアプリケーションを示すマーク、ドキュメ
ントの要素とは直接関連しない議事録等のドキュメント
の存在を示すマークなどからなる。なお、上記属性マー
クは、予め用意されていても、ユーザによってデザイン
されたものでもよい。
【0015】属性マーク作成部21は、関連付けられた
元情報の種類(情報が作成されたアプリケーション、情
報の所在を表すネットワークアドレス、ホームページア
ドレスなど)に応じて、ドキュメントに合成(挿入)す
べき属性マークを、属性マーク登録・管理部20に登録
されている複数の属性マークの中から選択し、属性マー
ク挿入部22に供給する。ドキュメントに挿入されるべ
き属性マークは、そのドキュメント中の挿入位置、リン
ク先情報があれぱリンク先情報、リンク先情報がなけれ
ば全データに対応付けられて、属性マーク情報として保
存されることになる。保存場所としては、図1に示す記
憶部3でもよいし、ネットワーク上のサーバ8や他のP
C9、W/S10であってもよい。
【0016】属性マーク挿入部22は、上記属性マーク
を、ドキュメントの所定の位置(ユーザ指定位置)に挿
入する。なお、ドキュメントに添付されたデータの種類
(作成したアプリケーション)に応じて、自動的に属性
マークを選択するとともに、挿入位置を決定するように
してもよい。例えば、表計算ソフトウェア(例えばエク
セル:マイクロソフトの登録商標)により作成された表
がリンクされていれば、自動的に該当する表計算ソフト
ウェアであることが認識可能なマーク(上記例ではエク
セルマーク)を貼り付ける。また、ドキュメント中にリ
ンク先情報があれぱ、リンクマークである属性マークを
貼り付ける。
【0017】次に、埋め込み方式選択部23は、ドキュ
メントに埋め込むべき情報(関連情報自体:画像情報、
音声情報など、上述した属性コード情報、必要に応じて
アクセス制御情報、暗号に関する情報のコード情報な
ど)を、どのような形態(バーコード、ウォーターマー
クなど)で埋め込むかを選択する。バーコードリーダー
等を用いてスキャンするニーズがあれぱ、2次元コード
情報として、ドキュメントの質を落とさない(余分な情
報を載せない)ことが要求されれぱ不可視、もしくは不
可視に近い形で埋め込むなど選択する。具体的には、イ
エロードット、イエローラインを用いて不可視に近い形
で情報を埋め込む方式、赤外線を照射させると可視化す
るトナー・インクを用いて2次元バーコード、グリフな
どの技術を用いて情報を記入することなどが考えられ
る。また、上記アクセス制御情報は、プリントアウトさ
れた紙ドキュメントを渡す相手によって、フルアクセ
ス、一部アクセス、オリジナル文書表示/印刷のみな
ど、機能を制限するための情報である。また、暗号は、
リンク先情報を表示させる前に、パスワード等の暗号を
入力させることで、アクセスできる人を制限可能とす
る。
【0018】埋め込み量管理部24は、上記埋め込みコ
ード情報の情報量がドキュメント内(用紙内)に埋め込
み可能であるか否かを判断する。これは、埋め込みコー
ド情報は、プリントアウトされるドキュメントの空白部
分や、印字部分に可視または不可視に印字されるわけで
あるが、その情報量が多すぎると、印字しきれなくなる
場合がある。そこで、埋め込む情報量を管理し、埋め込
み可能であるか否かを把握する。また、埋め込み量管理
部24は、ユーザが指定した埋め込み方式で埋め込める
許容データ容量を、ユーザが指定した埋め込みコード情
報がオーバーした場合には、ユーザに知らせるととも
に、埋め込み方式の変更、関連情報の削除を実施するよ
うになっている。
【0019】埋め込みコード情報生成部25は、埋め込
むべき情報(関連情報自体:画像情報、音声情報など、
上述した属性コード情報、必要に応じてアクセス制御情
報、暗号に関する情報のコード情報など)を埋め込み方
式に従ってコード化し、コード情報マージ部(印刷用)
26へ供給する。コード情報マージ部26は、属性マー
クが挿入されたドキュメントに、上記コード化された埋
め込み情報をマージ(合成)する。ゆえに、コード情報
マージ部26から出力されるドキュメントは、上記属性
マークおよび埋め込み情報が合成された形態でプリンタ
5へ供給され、プリントアウトされることになる。な
お、埋め込み情報は、不可視もしくは不可視に近い形で
用紙全面もしくは用紙の一部に埋め込まれる。用紙全面
に埋め込む場合には、全面スキャンが必要となるが、ド
キュメント上にバーコードのような余分な可視情報を載
せる必要がなくなり、全面にユーザが見る上で必要な情
報を載せることができる。
【0020】次に、図3は、ドキュメント再生機能を実
現するための構成を示すブロック図である。図におい
て、埋め込みコード情報抽出部30は、スキャナ6やF
AX7から入力され、電子情報に変換されたドキュメン
トから、埋め込みコード情報を抽出し、埋め込みコード
情報解析部31へ供給する。埋め込みコード解析部31
は、抽出された埋め込みコード情報を解析して埋め込ま
れた情報から、ドキュメントのリンク先情報、関連ドキ
ュメントのリンク先情報を属性マークに対応付けて格納
するとともに、アクセス制御情報、暗号に関する情報等
を格納する。また、スキャンドキュメント表示部32
は、ドキュメント自体、該ドキュメントに埋め込まれた
情報、また、挿入された属性マークを、オリジナルのド
キュメントと同様に忠実に再現し、表示部4に表示す
る。
【0021】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここ
で、図4は、ドキュメント編集機能における情報処理部
の動作を説明するためのフローチャートである。まず、
ステップSa1で、表示部4にドキュメントを表示させ
る。ここで、情報処理装置は、基本的に、他の情報との
関連付けや、他のアプリケーションで作成したデータな
どを添付する編集操作を自動的に行う。但し、これらの
編集操作は、必要に応じて、ユーザ操作により行われる
場合もある。例えば、ドキュメントの内容に対して関連
文書がある場合には、その位置を指定したり、ドキュメ
ントの表の部分がエクセルで作成されていれば、エクセ
ルのデータをドキュメントの所望する位置にコピー操作
(ドラッグアンドドロップ)する。画像情報などについ
ても同様の動作を行う。また、ドキュメントの要素とは
直接関連しない議事録等のドキュメントがある場合に
は、同様にコピー操作を実施し、マークを“右下”など
と指定する。
【0022】情報処理装置では、ステップSa2で、関
連付けられた情報の種類に応じて、ドキュメントに挿入
すべき属性マークを、ドキュメントの所定の位置(ユー
ザ指定位置)に表示する(図6参照:詳細は後述)。次
に、ステップSa3で、リンク先情報があれぱリンク先
情報であるリンクアドレスを格納し、ステップSa4
で、リンク先情報がなければ全データ(元情報)自体を
保存する。そして、ステップSa5で、属性マーク情報
として、属性マーク、およびリンク先情報あるいは元情
報自体を、対応付けて格納する。
【0023】次に、ステップSa6で、ユーザによって
指定された埋め込み方式で、ユーザに指定された埋め込
むべき情報(必要に応じてアクセス制御情報、暗号に関
する情報のコード情報を含む)をコード化し、属性マー
クが挿入されたドキュメントに、埋め込み情報として合
成する。このとき、ユーザが指定した埋め込みコード情
報がオーバーした場合には、埋め込める許容データ容量
をユーザに知らせ、埋め込み技術の変更、関連情報の削
除などを実施する。そして、ユーザが出力を指示した場
合には、ステップSa7で、関連ドキュメントの属性マ
ークを合わせて、さらに管理ドキュメントのリンク先情
報、関連ドキュメントの情報もしくはリンク先情報、お
よび必要に応じてアクセス制御情報、暗号に関する情報
のコード情報を重畳させてプリンタ5により印刷する。
ここで、属性マークは、指定された位置に印刷される。
【0024】ここで、図6は、プリントアウトされた紙
ドキュメント(または表示部4に表示されるドキュメン
ト)の一例を示す概念図である。図示するように、紙ド
キュメントの上から5行目には、「…法定雇用率が1.
8%に増加」の次に位置に、リンク先情報を示す属性マ
ークMとして「→●」が挿入されている。同様に、16
行目の「…建築の促進に関する法律)」の次の位置にリ
ンク先情報を示す属性マークMとして「→●」が挿入さ
れており、最下行の「詳細情報リンク先: HYPERLINK h
ttp://fujizerox.co.jp http://fujizerox.co.jp」の次
の位置に、リンク先情報を示す属性マークMとして「→
●」が挿入されている。また、ドキュメント下部には、
表計算アプリケーションで作成した2つのグラフがリン
ク(添付)されており、そのグラフ上部には、それらの
グラフを作成した表計算アプリケーションの属性マーク
Mが挿入されている。また、ドキュメントの右下には、
パスワード等の入力が必要であることを示す属性マーク
Mが挿入されている。
【0025】したがって、プリントアウトされた、図6
に示す紙ドキュメントを見ることにより、ユーザは、そ
の紙ドキュメントが電子情報として持っていた関連情報
(付加価値)を容易に認識することができる。すなわ
ち、上記属性マークMの「→●」においては、何らかの
関連情報が存在し、アプリケーションの属性マークMに
おいては、そのグラフを作成するに際しての元データが
存在することが容易に分かる。特に、最下行の属性マー
クMの「→●」においては、当該紙ドキュメントが、イ
ンターネットのホームページアドレス(URL)に閲覧
可能に提供されていることも分かる。さらに、当該ドキ
ュメントの要素とは、直接関連しない議事録等のドキュ
メントが存在することも容易に分かる。
【0026】ここで、図5は、ドキュメント再生機能に
おける情報処理部の動作を説明するためのフローチャー
トである。まず、ステップSb1で、ユーザ操作によっ
て、上述した処理によりプリントアウトされた紙ドキュ
メントがスキャナ6(FAX7でも可)により読み込ま
れると、ステップSb2で、電子情報化されたデータか
ら埋め込みコード情報を抽出する。次に、ステップSb
3で、抽出した埋め込みコード情報を解析し、ステップ
Sb4で、スキャンドキュメント表示部32を立上げ
る。次に、ステップSb5で、ドキュメントおよびドキ
ュメントに挿入された属性マークを、表示部4に表示す
る。このとき、表示部4には、ドキュメント作成・編集
したときと同様の表示形態、すなわち図6に示すような
形態で表示されることになる。なお、必要に応じて、上
記アクセス制御情報、暗号に関する情報に従って、暗号
入力要請などを行い、認証された場合に限って表示する
ようにしてもよい。
【0027】次に、ステップSb6で、埋め込みコード
情報から、ドキュメントのリンク先情報、関連ドキュメ
ントのリンク先情報を属性マークに対応付けて格納する
とともに、アクセス制御情報、暗号に関する情報を格納
する。そして、ユーザが表示されたドキュメント上の属
性マークをポインティングデバイス等で指示した場合に
は、その属性マークに対応して格納されている、例えば
リンク先情報に従って、リンク先の関連情報を読み出し
て表示したり、表計算アプリケーションを立ち上げて元
データを読み出して表示したり、インターネットの所定
のホームページを読み出して表示するなど、ドキュメン
トにリンクされた各種関連情報を見ることができるよう
にする。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、第1の付加手段により、画像形成の対象となる画像
に関連する電子情報、または前記電子情報が格納されて
いる格納場所を示す所在情報を、前記画像に付加すると
ともに、第2の付加手段により、前記第1の付加手段に
より付加された電子情報、または前記所在情報が示す格
納場所に格納されている電子情報を処理可能なアプリケ
ーションを示すマークを付加し、出力手段により、前記
第2の付加手段により前記マークが付加された画像を出
力するようにしたので、電子情報である元ドキュメント
が持つ付加価値を認識可能に出力することができるとい
う利点が得られる。この結果、ユーザは出力された画像
を見た時点で、電子情報の関連付けや、関連情報を入手
できることを把握することができるという利点が得られ
る。
【0029】また、前記入力手段により入力された画像
から、抽出手段により、前記第1の付加手段により付加
された前記電子情報または前記所在情報を抽出し、抽出
された前記電子情報、または前記所在情報が示す格納場
所に格納されている電子情報を処理可能なアプリケーシ
ョンを起動するようにしたので、元ドキュメントが持つ
付加価値を失うことなく、出力したドキュメントを電子
情報として再利用することができるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による情報処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】 ドキュメント編集機能を実現するための構成
を示すブロック図である。
【図3】 ドキュメント再生機能を実現するための構成
を示すブロック図である。
【図4】 ドキュメント編集機能における情報処理部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】 ドキュメント再生機能における情報処理部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 プリントアウトされた紙ドキュメントの一例
を示す概念図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 情報処理部(起動手段) 3 記憶部 4 表示部(出力手段) 5 プリンタ(出力手段) 6 イメージスキャナ(入力手段) 7 FAX(入力手段) 8 ファイルサーバ 9 PC 10 W/S 20 属性マーク登録・管理部(第2の付加手段) 21 属性マーク作成部(第2の付加手段) 22 属性マーク挿入部(第2の付加手段) 23 埋め込み方式選択部 24 埋め込み量管理部(第1の付加手段) 25 埋め込みコード情報生成部(第1の付加手段) 26 コード情報マージ部(第1の付加手段) 30 埋め込みコード情報抽出部(抽出手段) 31 埋め込みコード情報解析部 32 スキャンドキュメント表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成の対象となる画像に関連する電
    子情報、または前記電子情報が格納されている格納場所
    を示す所在情報を、前記画像に付加する第1の付加手段
    と、 前記第1の付加手段により付加された電子情報、または
    前記所在情報が示す格納場所に格納されている電子情報
    を処理可能なアプリケーションを示すマークを、前記第
    1の付加手段により前記電子情報または前記所在情報が
    付加された画像に付加する第2の付加手段と、 前記第2の付加手段により前記マークが付加された画像
    を出力する出力手段とを具備することを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電子情報は、前記画像そのものを生
    成するために必要な情報であることを特徴とする請求項
    1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記電子情報または前記所在情報は、可
    視または不可視のいずれかの方式で、前記画像に付加さ
    れることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、前記画像を紙媒体に印
    字出力する印刷装置であることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段により出力された画像を入
    力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像から、前記第1の付
    加手段により付加された前記電子情報または前記所在情
    報を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記電子情報、または前
    記所在情報が示す格納場所に格納されている電子情報を
    処理可能なアプリケーションを起動する起動手段とを具
    備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP11202651A 1999-07-16 1999-07-16 情報処理装置 Pending JP2001030587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202651A JP2001030587A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202651A JP2001030587A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001030587A true JP2001030587A (ja) 2001-02-06
JP2001030587A5 JP2001030587A5 (ja) 2004-10-28

Family

ID=16460886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202651A Pending JP2001030587A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001030587A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297335A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷方法、プログラム及び記録媒体
US7455216B2 (en) 2002-05-17 2008-11-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Printed-matter issuing managing system, printed-matter verifying device and contents managing device
US7715048B2 (en) 2006-07-31 2010-05-11 Canon Kabushiki Kaisha Print controlling apparatus performing variable printing including watermark image, and method therefor
JP2020126376A (ja) * 2019-02-01 2020-08-20 株式会社リコー 画像処理装置、画像印刷装置、印刷システム、プログラムおよび印刷方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002297335A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Ricoh Co Ltd 印刷装置、印刷方法、プログラム及び記録媒体
JP4646277B2 (ja) * 2001-03-30 2011-03-09 株式会社リコー 印刷システム、情報処理装置、及び、プログラム
US7455216B2 (en) 2002-05-17 2008-11-25 Fuji Xerox Co., Ltd. Printed-matter issuing managing system, printed-matter verifying device and contents managing device
US7715048B2 (en) 2006-07-31 2010-05-11 Canon Kabushiki Kaisha Print controlling apparatus performing variable printing including watermark image, and method therefor
JP2020126376A (ja) * 2019-02-01 2020-08-20 株式会社リコー 画像処理装置、画像印刷装置、印刷システム、プログラムおよび印刷方法
JP7206969B2 (ja) 2019-02-01 2023-01-18 株式会社リコー 画像処理装置、画像印刷装置、印刷システム、プログラムおよび印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3611230B2 (ja) 情報処理方法
US7552381B2 (en) Check boxes for identifying and processing stored documents
US20060126096A1 (en) Image processing method and image processing apparatus
JP4785625B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、記録媒体、システム
US7609396B2 (en) Image processing apparatus for determining whether a scanned image includes a latent pattern and a background pattern, and an image processing method therefor
JP2007305104A (ja) アクセス履歴情報を保存するためにバーコードを用いた文書管理方法
JP2006191624A (ja) マルチメディアドキュメント集合のセキュアスタンピング用の方法、製品及び装置
JPH11184657A (ja) 印刷システム及びそのデータ処理方法
JP2004318867A (ja) マルチメディア書類の共有方法及び装置
JP2007159068A (ja) 画像形成装置およびデータアクセス用データプリントプログラム
JP5100290B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
US7746491B2 (en) Information processing method and apparatus
US7715048B2 (en) Print controlling apparatus performing variable printing including watermark image, and method therefor
JP2001030587A (ja) 情報処理装置
JP2007325196A (ja) 文書管理装置および文書管理方法
JP2006319668A (ja) 情報処理装置、ユーザ端末および画像処理システム
US20050025348A1 (en) Method of and apparatus for processing image data
JP4626297B2 (ja) 画像形成装置および画像処理プログラム
JP2003244424A (ja) 画像形成システム
JP2004112524A (ja) 画像情報蓄積装置、文書出力装置、および画像情報蓄積方法
JP3586156B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び記憶媒体
JP2006146606A (ja) 文書作成装置、文書作成方法、文書作成プログラム、及び記録媒体
JP4148029B2 (ja) 文書処理装置
JP3953060B2 (ja) 情報処理方法、及び情報処理装置
JP4136711B2 (ja) 電子文書処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311