JP4073120B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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JP4073120B2
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    • G09B21/00Teaching, or communicating with, the blind, deaf or mute
    • G09B21/001Teaching or communicating with blind persons
    • G09B21/006Teaching or communicating with blind persons using audible presentation of the information

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置に関し、特に、情報媒体に可読情報とともに印刷された2次元コードを光学的手段により読み取って所定の演算を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、種々の情報(例えば、アプリケーションプログラムや画像データ等)を記録したCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)等を添付して付加価値を高めた雑誌等が市場に流通している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような雑誌に添付されているCD−ROM等に記録されている情報は、雑誌に記載されている内容とは相互に関連付けられていない場合が多いので、雑誌等の記載に対応する情報を参照するためには、検索等の操作が必要となり煩雑であるという問題点があった。
【0004】
また、このようなCD−ROM等に記録されている情報は、過去に配布されたそれとは独立である場合が多く、また、相互の対応付けもなされていないことから、情報を有効に活用できない場合があるという問題点もあった。
【0005】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、情報媒体に印刷されている可読情報と容易に関連付けて参照することが可能な付加情報を記録した情報媒体を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、前述した情報媒体から所望の付加情報を容易に参照することが可能であるとともに、これらの付加情報を有効活用することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、情報媒体10に印刷された2次元コード10aを光学的手段により読み取って所定の演算を行う情報処理装置12において、データの取得履歴を記憶する記憶手段12cと、システムまたはユーザの属性情報を記憶する属性情報記憶手段12eと、1以上のデータと各データの種類および領域を示すヘッダ情報とを含む2次元コード10aが読み取られると、読み取られた2次元コードからヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを抽出すると共に、その後、読み取られた2次元コードから、処理手段12dで判定された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを抽出する抽出手段12aと、抽出手段12aによって抽出されたヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを復号してヘッダ情報を得、抽出手段12aによって抽出された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを復号してデータを得る復号手段12bと、復号手段12bによって得られたヘッダ情報と記憶手段12cに記憶された取得履歴とを比較して、2次元コード10aから取得すべきデータを判定し、更に、属性情報記憶手段12eに記憶された属性情報を参照して、復号手段12bによって得られたデータの少なくとも一部について所定の処理を実行する処理手段12dと、を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0008】
ここで、抽出手段12aは、1以上のデータと各データの種類および領域を示すヘッダ情報とを含む2次元コード10aが読み取られると、読み取られた2次元コードからヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを抽出する。また、読み取られた2次元コードから、処理手段12dで判定された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを抽出する。復号手段12bは、抽出手段12aによって抽出されたヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを復号してヘッダ情報を得る。また、抽出手段12aによって抽出された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを復号してデータを得る。処理手段12dは、復号手段12bによって得られたヘッダ情報と記憶手段12cに記憶された取得履歴とを比較して、2次元コード10aから取得すべきデータを判定する。更に、属性情報記憶手段12eに記憶された属性情報を参照して、復号手段12bによって得られたデータの少なくとも一部について所定の処理を実行する
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図において、情報媒体10は、例えば、新聞や雑誌等のように、可読情報である文字や画像等とともに、光学的方法によって読み取り可能な2次元コード10aが印刷されて構成されている。
【0012】
図2は、2次元コード10aの詳細を示す図である。この図において、領域10bは、2次元コード10aの一部を拡大して示す図である。この図に示すように、2次元コード10aは、ディジタルデータがドットパターンに変換されて2次元面上に配置されて構成されている。このような2次元コードは、可読情報とともに紙面上に印刷することにより作成することが可能である。なお、この図では、理解を容易にするために破線によって各ドットを示しているが、実際にはこのような破線は印刷されていない。
【0013】
情報処理装置12は、抽出手段12a、復号手段12b、記憶手段12c、処理手段12d、および、属性情報記憶手段12eによって構成されており、情報媒体10の2次元コードをハンディタイプのスキャナ(以下、ハンディスキャナと称す)11等のような光学的方法によって読み取り、読み取られた情報に対して所定の演算処理等を施す。
【0014】
ここで、抽出手段12aは、ハンディスキャナ11によって読み取られた2次元コードに含まれている情報から所定の情報を抽出する。
復号手段12bは、抽出手段12aによって抽出された情報に対して復号処理を施すことにより、もとの情報を再生する。
【0015】
記憶手段12cは、復号手段12bによって再生された情報の少なくとも一部を記憶する。
処理手段12dは、記憶手段12cに記憶された情報、復号手段12bによって復号された情報、および、属性情報記憶手段12eに記憶されている情報に基づいて所定の処理を実行する。
【0016】
属性情報記憶手段12eは、例えば、ユーザに関する個人情報や、システム構成情報等を記憶している。
また、情報処理装置12の周辺装置としてのハンディスキャナ11は、情報媒体に印刷されている2次元コードを画像データに変換して出力する。
【0017】
スピーカ13は、処理手段12dから出力される音声信号等を対応する音声に変換して出力する。
CRT(Cathode Ray Tube)モニタ14は、処理手段12dから出力された画像信号を表示する。
【0018】
次に、以上の原理図の動作について説明する。
いま、ユーザが情報媒体10の所定の紙面に印刷されている2次元コード10aを参照するために、ハンディスキャナ11によってこの2次元コード10aをスキャンしたとすると、2次元コード10aに対応する画像データが情報処理装置12に対して供給される。
【0019】
抽出手段12aは、ハンディスキャナ11から供給された画像データから、2次元コード10aに該当する部分を抽出し、復号手段12bに供給する。なお、記憶されている情報の種類とその領域を示す、例えば、ヘッダ情報が2次元コード10aに含まれているような場合には、抽出手段12aはヘッダ情報に該当する領域を先ず抽出して復号手段12bに供給して復号させ、これを参照した処理手段12dからの指令により必要な領域の画像のみを抽出することも可能である。
【0020】
復号手段12bは、抽出手段12aから供給された画像データ(ビットパターン)に対して復号処理を施すことにより、もとの情報(例えば、テキスト情報、画像情報、または、音声情報等)を再生する。
【0021】
記憶手段12cは、復号手段12bによって復号された情報のうち、必要なものを記憶する。
処理手段12dは、記憶手段12cおよび属性情報記憶手段12eに記憶されている情報と、復号手段12bによって復号された情報とに対応して所定の演算処理等を実行する。
【0022】
例えば、処理手段12dは、属性情報記憶手段12eを参照して、情報媒体10から読み取られた情報1,2のうち、ユーザが興味を有していると推定される情報1のみを選択してCRTモニタ14に表示させる。
【0023】
また、情報1,2がそれぞれ音声情報と、テキスト情報であるような場合において、ユーザが視覚障害者であることが属性情報記憶手段12eから判明した場合には、処理手段12dは、音声情報である情報1を選択し、スピーカ13に供給して音声に変換させる。
【0024】
更に、記憶手段12cに記憶されている、過去の情報媒体に係る情報を適宜読み出し、新たな情報媒体から読み出した情報とを総合して種々の処理を実行することも可能である。例えば、過去の情報媒体に示されていた情報が参照されているような場合には、該当する情報を記憶手段12cから検索してCRTモニタ14に表示させることも可能である。
【0025】
以上に説明したように、本発明の情報処理装置および情報媒体によれば、情報媒体に印刷されている可読情報と、付加情報とを相互に関連付けしつつ参照することが可能となる。
【0026】
また、過去に発行された情報媒体に示されていた情報と、現在の情報媒体の情報とを有機的に結合しつつ利用することが可能となるので、情報の価値を一層高めることが可能となる。
【0027】
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態の構成例について説明する。
図3は、本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図である。この図において、ハンディスキャナ50は、情報媒体に記憶されている2次元コードを光学的方法によって読み取り、該当する画像データに変換して出力する。
【0028】
フラットベッドスキャナ51は、ガラス台上に載置された情報媒体に印刷されている2次元コードを、読み取りヘッドが移動して光学的方法によって読み取り、該当する画像データに変換して出力する。
【0029】
なお、これ以外にも、例えば、ディジタルカメラ等によって情報媒体から2次元コードを読み取るようにすることも可能である。
入力装置52は、キーボードやマウス等によって構成され、ユーザの操作に対応した情報を出力する。
【0030】
情報処理装置60は、ハンディスキャナ50、フラットベッドスキャナ51、および、入力装置52から入力された情報に対して所定の処理を施して出力する。
【0031】
ここで、情報処理装置60は、CPU(Central Processing Unit)60a、ROM(Read Only Memory)60b、RAM(Random Access Memory)60c、HDD(Hard Disk Drive)60d、I/F(Interface)60e,60f、および、バス60gによって構成されている。
【0032】
CPU60aは、HDD60dに記憶されたアプリケーションプログラム等に応じて、ハンディスキャナ50、フラットベッドスキャナ51、および、入力装置52から入力された情報に対して所定の処理を施す。
【0033】
ROM60bは、基本的なプログラム(例えば、IPL(Initial Program Loader)等)やデータを記憶している。
RAM60cは、CPU60aが種々の処理を実行する場合に、実行対象のプログラムや演算途中のデータ等を一時的に格納する。
【0034】
HDD60dは、CPU60aが実行するアプリケーションプログラムや、ユーザ情報、システム情報等の種々のデータを記憶しているとともに、ハンディスキャナ50やフラットベッドスキャナ51等から読み込まれた情報を記憶する。
【0035】
I/F60eは、ハンディスキャナ50、フラットベッドスキャナ51、および、入力装置52からの情報を、情報処理装置60の内部の表現形式に対応するように変換する。
【0036】
I/F60fは、画像信号および音声信号を、CRTモニタ70およびスピーカ71に対して供給するとともに、モデム72と情報処理装置60の間でデータを授受する場合に、データ形式を変換する。
【0037】
バス60gは、CPU60a、ROM60b、RAM60c、HDD60d、および、I/F60e,60fを相互に結合し、これらの間でデータの授受を可能にする。
【0038】
CRTモニタ70は、情報処理装置60から出力された画像信号を表示する。スピーカ71は、情報処理装置60から出力された音声信号を対応する音声に変換して出力する。
【0039】
モデム72は、インターネット73との間で情報を送受信する。
インターネット73は、図示せぬサーバと、情報処理装置60との間で情報を伝送する。
【0040】
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図4は、図3に示す実施の形態において実行される第1の処理の一例を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、情報処理装置60のユーザが視覚障害者の場合であって、情報媒体に印刷されている2次元コードが視覚障害者に対応してテキスト情報と、音声情報とを含んでいる場合に実行される処理である。
【0041】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図5に示す情報媒体80の2次元コード80cをスキャンした場合に実行される。以下では、図5に示す情報媒体80について説明した後、図4に示すフローチャートについて説明する。
【0042】
図5は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、画像80aおよびテキスト80b等の可読情報とともに、2次元コード80cが印刷されている。
【0043】
2次元コード80cは、ヘッダ情報80c−1、テキスト/画像情報80c−2、および、音声情報80c−3を含んでいる。
ヘッダ情報80c−1は、2次元コードが含んでいるデータの種類その他を示す情報である。
【0044】
図6は、ヘッダ情報80c−1の一例を示す図である。この図に示すように、ヘッダ情報は、記録データ数85a、記録データ種85b、記録領域85c、処理内容85d、データ属性85e、および、その他85fによって構成されている。
【0045】
記録データ数85aには、2次元コード80cに含まれているデータの個数を示すデータが格納されている。この例では、含まれている情報は、テキスト/画像情報80c−2および音声情報80c−3の2種類であるので、記録データ数85aには“2”が格納されている。
【0046】
記録データ種85bには、2次元コード80cに含まれているデータの種類を示す情報が格納されている。この例では、テキスト/画像情報80c−2は、テキストデータおよび画像データであり、また、音声情報80c−3は、音声情報であるので“テキスト/画像および音声”が格納されている。
【0047】
記録領域85cには、それぞれのデータが印刷されている領域の座標情報が格納されている。この例では、テキスト/画像情報80c−2と音声情報80c−3が格納されている領域のそれぞれの座標データが格納されている。なお、このような座標データは、情報処理装置60が読み取った画像データから所望の情報を抽出する場合に使用され、所望のデータのみに対して復号処理を施すようにすることで、復号処理に必要な時間を短縮することが可能となる。
【0048】
処理内容85dには、それぞれのデータの処理内容を示すデータが格納されている。例えば、テキスト/画像情報80c−2の場合では「JPEG(Joint Photographic Experts Group)デコード処理」が、音声情報80c−3の場合では「MP3(MPEG Audio Layer 3)デコード処理」がそれぞれ格納されている。
【0049】
データ属性85eには、2次元コード80cに格納されているデータの属性を示すデータが格納されている。例えば、図5に示す例では、「視覚障害者対応データ」が格納されており、これらの情報が視覚障害者に対応していることが示されている。
【0050】
その他85fには、前述した以外の種々の情報が格納されている。
次に、図4に示すフローチャートについて説明する。このフローチャートが開始されると以下の処理が実行される。
[S10]CPU60aは、2次元コード80cに対応する画像データを入力する。
【0051】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51から出力された画像データを取得し、RAM60cに一旦格納する。
[S11]CPU60aは、読み取った画像データのうち、ヘッダ情報80c−1に該当する部分を抽出して復号し、データ属性85eを参照することにより、読み込まれたデータが視覚障害者に対応するデータであるか否かを判定し、視覚障害者に対応するデータである場合にはステップS13に進み、それ以外の場合にはステップS12に進む。
【0052】
いまの例では、CPU60aは、図5に示すヘッダ情報80c−1に格納されているデータ属性85e(図6参照)を参照し、このデータが視覚障害者に対応するデータであるか否かを判定するが、視覚障害者対応データであるのでステップS13に進む。
[S12]CPU60aは、通常の処理を実行する。
【0053】
即ち、CPU60aは、2次元コード80cに対応する画像データを復号することにより、もとのデータを再生し、その再生されたデータを、例えば、CRTモニタ70に表示させる等の処理を行う。
[S13]CPU60aは、HDD60dから視覚障害者用音声再生プログラムを検索する。
[S14]CPU60aは、HDD60dに視覚障害者用音声再生プログラムが存在している場合には、ユーザが視覚障害者であると判定し、ステップS17に進み、それ以外の場合にはステップS15に進む。
【0054】
なお、視覚障害者用音声再生プログラムの他に、HDD60dに記憶されているユーザ情報を参照して、ユーザが視覚障害者であるか否かを判定するようにしてもよい。
[S15]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85c(図6参照)を参照し、テキスト/画像情報が格納されている領域を特定する。そして、特定された領域からテキスト/画像情報80c−2に該当する画像データを切り出して復号処理を施す。
[S16]CPU60aは、復号されたテキスト/画像情報をCRTモニタ70に供給して表示させる。
【0055】
図7は、このときCRTモニタ70に表示される画面の表示例である。この例では、画像90aとテキスト90bとが表示されたウィンドウ90が示されている。これらの画像90aおよびテキスト90bは、情報媒体80の可読情報を補足する情報や、更に詳細な情報である。この例では、画像90aとしては、可読情報に示す画像80aの更に詳細な画像(ヘリコプタの画像)が表示されており、テキスト90bとしては画像90aを説明する情報が表示されている。
[S17]CPU60aは、音声情報80c−3を復号する処理を実行する。
【0056】
即ち、CPU60aは、記録領域85cを参照して音声情報が記録されている領域を特定する。そして、特定された領域から音声情報80c−3に該当する画像データを切り出して復号処理を施す。
[S18]CPU60aは、復号された音声情報をスピーカ71に供給して音声を出力させる。
【0057】
その結果、スピーカ71からは、例えば、図7に示すテキスト90bの内容を読み上げた音声が出力されることになる。
以上の実施の形態によれば、ユーザが視覚障害者であるか否かに応じて2次元コードから該当する情報を抽出し、再生するようにしたので、ユーザ毎に適切な情報を選択して提供することが可能となる。
【0058】
なお、以上の実施の形態においては、全ての情報に共通するヘッダ情報80c−1を具備するようにしたが、それぞれの情報の先頭部分にヘッダ情報を付加するようにしてもよい。
【0059】
次に、図8を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第2の処理の一例について説明する。
図8に示すフローチャートは、過去に発行された情報媒体に記載されていた情報であって、未登録の情報を取得する処理の一例を示している。
【0060】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図9に示す情報媒体100の2次元コード100bをスキャンした場合に実行される。以下では、図9に示す情報媒体100について説明した後、図8に示すフローチャートについて説明する。
【0061】
図9は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例は、株式市況を示す情報(テキスト情報100a)が印刷された情報媒体(例えば、新聞)100であり、過去に取得し忘れた情報を補充できるように、4日分の株価データが格納されている。この例では、2次元コード100bには、ヘッダ情報100b−1とともに、4月1日から4月4日までの4日分のデータ(株価を示すデータ)が格納されている。
【0062】
いま、情報処理装置60のユーザが4月2日と4月3日のデータを取得し忘れた状態である場合に、図9に示す情報媒体100の2次元コード100bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S30]CPU60aは、2次元コード100bに対応する画像データを入力する。
【0063】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S31]CPU60aは、ヘッダ情報100b−1を抽出して復号する。
【0064】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像情報から、ヘッダ情報100b−1を抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S32]CPU60aは、復号されたヘッダ情報と、HDD60dに格納されているデータとを比較することにより、未登録のデータが存在するか否かを判定する。その結果、未登録のデータが存在している場合にはステップS33に進み、それ以外の場合にはステップS35に進む。
【0065】
いまの例では、前述したように、4月2日と4月3日のデータは未登録であるので、ステップS33に進むことになる。
[S33]CPU60aは、RAM60cに格納されている画像データから、該当する領域を抽出した後、復号処理を施す。
【0066】
即ち、CPU60aは、ヘッダ情報を参照して目的とするデータ(4月2日と4月3日のデータ)が格納されている領域を特定し、該当する領域の画像データを抽出して復号処理を施すことにより所望のデータを得る。
[S34]CPU60aは、復号したデータをHDD60dに登録する。
[S35]CPU60aは、RAM60cに格納されている画像データから、最新のデータに該当する領域を抽出した後、復号処理を施す。
[S36]CPU60aは、復号したデータをHDD60dに登録する。
[S37]CPU60aは、HDD60dに格納されている全てのデータを表示するか否かを判定し、表示する場合にはステップS38に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0067】
例えば、ユーザが入力装置52を操作して所定のコマンドを入力した場合には、表示が指示されたとしてステップS38に進む。
[S38]CPU60aは、HDD60dに格納されているデータに対して、所定の処理を施した後、CRTモニタ70に供給して表示させる。
【0068】
図10は、ステップS38の処理によって、CRTモニタ70に表示される画面の表示例である。この例では、株価の推移を示すグラフ110aが表示されたウィンドウ110が示されている。
【0069】
前述のように、このユーザは、4月2日と4月3日の株価のデータを取得し忘れているが、この表示例では両日のデータも表示されている。
以上に説明したように、本発明の実施の形態によれば、過去の情報媒体に係る情報であって未登録のものを自動的に取得することが可能になるので、必要な情報を漏らさずに収集することが可能となる。
【0070】
次に、図11を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第3の処理の一例について説明する。
図11に示すフローチャートは、定期的に発行されている情報媒体に連載されている例えば小説等のあらすじを、その購読の頻度に応じて選択して表示する処理の一例を示している。
【0071】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図12に示す情報媒体120の2次元コード120bをスキャンした場合に実行される。以下では、図12に示す情報媒体120について説明した後、図11に示すフローチャートについて説明する。
【0072】
図12は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例は、連載小説が印刷された情報媒体であり、小説の本体であるテキスト120aと、既刊の情報媒体に記載された小説に関する3種類のあらすじが格納された2次元コード120bとが印刷されている。
【0073】
なお、詳細あらすじ120b−2、普通あらすじ120b−3、および、簡略あらすじ120b−4は、それぞれ過去の連載に関する「詳細」、「普通」、および、「簡略」なあらすじである。
【0074】
いま、情報処理装置60のユーザが既刊の情報媒体をほぼ購読している場合に、図12に示す情報媒体120の2次元コード120bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S50]CPU60aは、2次元コード120bに対応する画像データを入力する。
【0075】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S51]CPU60aは、ヘッダ情報120b−1を抽出して復号する。
【0076】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像情報から、ヘッダ情報120b−1を抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S52]CPU60aは、ヘッダ情報のその他85f(図6参照)から、既に刊行されている情報媒体の数を取得し、変数apに代入する。
【0077】
例えば、CPU60aは、ヘッダ情報のその他85fから既刊行数“10”を取得し、これを変数apに代入する。
[S53]CPU60aは、HDD60dに格納されているデータを参照して、既に購読している情報媒体の数を特定し、変数asに代入する。
【0078】
例えば、CPU60aは、HDD60dに格納されている過去の情報を参照して、既購読数“9”を取得し、これを変数asに代入する。
[S54]CPU60aは、変数asと変数apの比(as/ap)が“0.8”以上である場合にはステップS55に進み、それ以外の場合にはステップS56に進む。
[S55]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85cを参照し、RAM60cに格納されている画像データから、簡略あらすじ120b−4に対応する領域のデータを取得して復号する。
[S56]CPU60aは、変数asと変数apの比(as/ap)が“0.5”以上である場合にはステップS57に進み、それ以外の場合にはステップS58に進む。
[S57]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85c(図6参照)を参照し、RAM60cに格納されている画像データから、普通あらすじ120b−4に対応する領域のデータを取得して復号する。
[S58]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85cを参照し、RAM60cに格納されている画像データから、詳細あらすじ120b−2に対応する領域のデータを取得して復号する。
[S59]CPU60aは、該当するあらすじをCRTモニタ70fに供給して表示させる。
【0079】
いまの例では、as/ap=0.9であるので、ステップS55に進み、簡略あらすじが取得されることになる。図13は、簡略あらすじがCRTモニタ70に表示された場合の表示例を示している。この図に示す例では、連載小説「奉教人の死」の第1〜第10回分の簡略なあらすじが表示されたウィンドウ130が示されている。
【0080】
以上に示すように、本実施の形態によれば、情報媒体の購読状況等に応じて、最適な情報を選択して提供することが可能となる。
次に、図14を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第4の処理の一例について説明する。
【0081】
図14に示すフローチャートは、情報媒体に掲載されている懸賞に自動的に応募する処理の一例を示している。
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図15に示す情報媒体140の2次元コード140bをスキャンした場合に実行される。以下では、図15に示す情報媒体140について説明した後、図14に示すフローチャートについて説明する。
【0082】
図15は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、情報媒体140には、「創刊2周年記念懸賞」の詳細を示すテキスト140aと、この懸賞に自動的に応募するための情報が格納された2次元コード140bとが印刷されている。
【0083】
いま、ユーザが図15に示す情報媒体140の2次元コード140bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S70]CPU60aは、2次元コード140bに対応する画像データを入力する。
【0084】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S71]CPU60aは、ヘッダ情報140b−1を抽出して復号する。
【0085】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像情報から、ヘッダ情報140b−1を抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S72]CPU60aは、HDD60dに記録されている履歴情報(同懸賞に既に応募しているか否かを示す情報)を取得する。
[S73]CPU60aは、同懸賞に既に応募しているか否かを判定し、応募している場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS74に進む。
[S74]CPU60aは、ヘッダ情報140b−1の記録領域85cを参照して、応募用フォーマット140b−2が格納されている領域を特定し、特定された領域の画像データを抽出して復号する。そして、復号されたデータから応募用紙をRAM60c上に作成する。
[S75]CPU60aは、HDD60dに格納されているユーザ情報を取得する。
[S76]CPU60aは、作成された応募用紙の該当する位置にユーザの個人情報を挿入する。
【0086】
即ち、CPU60aは、応募用紙中に埋め込まれているタグに該当する情報を個人情報から選択して埋め込む処理を行って応募用紙(電子メール)を作成し、CRTモニタ70に表示させる。
【0087】
図16は、以上の処理によって作成された応募用紙の一例を示す図である。この例では、宛先150a、差出人150b、送信情報150c、送信ボタン150d、および、キャンセルボタン150eが表示されたウィンドウ150が示されている。
【0088】
宛先150aは、懸賞の主催者のメールアドレスである。また、差出人150bは、ユーザのメールアドレスである。
送信情報150cは、ユーザの住所、電話番号、氏名、性別、および、年齢等の情報である。
【0089】
送信ボタン150dは、示された内容によりメールを送信する場合に操作されるボタンである。また、キャンセルボタン150eは、送信をキャンセルする場合に操作されるボタンである。
[S77]CPU60aは、作成した電子メールを送信するか否かを判定し、送信する場合にはステップS78に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0090】
例えば、図16の表示画面において、送信ボタン150dが操作された場合にはステップS78に進み、キャンセルボタン150eが操作された場合には処理を終了する。
[S78]CPU60aは、作成された電子メールをモデム72に供給し、インターネット73を介して送信する。なお、送信処理が無事終了した場合には、既に応募済みである履歴情報を生成して、HDD60dに格納する。
【0091】
以上の実施の形態によれば、情報媒体140に記憶されている情報に応じて電子メールを自動的に生成し、送信することが可能となる。
また、履歴情報を参照して再度の送信を回避するようにしたので、ユーザが重複して応募することを防止することが可能となる。
【0092】
次に、図17を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第5の処理の一例について説明する。
図17に示すフローチャートは、情報媒体に印刷されている可読情報または2次元コードに含まれている情報のキーワードを読み込んで、キーワードテーブルおよびインデックステーブルを作成する処理の一例である。
【0093】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図18に示す情報媒体160の2次元コード160bをスキャンした場合に実行される。以下では、図18に示す情報媒体160について説明した後、図17に示すフローチャートについて説明する。
【0094】
図18は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、情報媒体160には、記事「フッサールの「イデーン」」が記載されている。詳細には記事の内容であるテキスト160aと、関連する情報を含む2次元コード160bとが印刷されている。
【0095】
ここで、2次元コード160bは、ヘッダ情報160b−1、データ160b−2、および、キーワード160b−3によって構成されている。ヘッダ情報160b−1は、2次元コード160bに含まれている情報の詳細を示すデータが格納されている。データ160b−2には、例えば、テキスト160aの内容を補足するデータ等が格納されている。また、キーワード160b−3には、テキスト160aまたはデータ160b−2に含まれているキーワードが格納されている。
【0096】
キーワードは、テキスト160aに対して形態素解析を施すことにより文を構成する単語を抽出し、抽出された単語の中から頻出する名詞を抽出することにより自動的に生成することができる。なお、起稿者または編集者が手動で抽出して作成することも可能である。
【0097】
いま、ユーザが図18に示す情報媒体160の2次元コード160bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S90]CPU60aは、2次元コード160bに対応する画像データを入力する。
【0098】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S91]CPU60aは、ヘッダ情報160b−1を抽出して復号する。
【0099】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像情報から、ヘッダ情報160b−1を抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S92]CPU60aは、ヘッダ情報を参照して、キーワードが含まれている場合にはステップS93に進み、それ以外の場合にはステップS99に進む。
[S93]CPU60aは、キーワード160b−3を抽出して復号する。
【0100】
即ち、CPU60aは、ヘッダ情報を参照し、RAM60cに格納されている画像データから、キーワード160b−3に該当する領域のデータを抽出して、復号する。
[S94]CPU60aは、復号して得られたキーワードをHDD60dに確保されているキーワードテーブルに格納する。
【0101】
図19は、HDD60dに確保されているキーワードテーブルの一例を示す図である。この例では、キーワードとして「エドムンド・フッサール、イデーン、・・・」等が格納されている。
[S95]CPU60aは、データ160b−3を抽出して復号する。
【0102】
即ち、CPU60aは、ヘッダ情報を参照し、RAM60cに格納されている画像データから、データ160b−2に該当する領域のデータを抽出して、復号する。
[S96]CPU60aは、復号されたデータをHDD60dの所定の領域に格納する。
[S97]CPU60aは、キーワードとデータとを関連付けることによりインデックスを生成する。
【0103】
例えば、CPU60aは、図19に示すキーワードと、図18に示すデータ160b−2から抽出された「データ1」とを相互に関連付けてインデックスを生成する。
[S98]CPU60aは、ステップS97において生成したインデックスを、HDD60dに確保されているインデックステーブルに格納する。
【0104】
図20は、インデックステーブルの一例を示す図である。この図の例では、データ名が「データ1」であるデータと、キーワード「エドムンド・フッサール、イデーン、現象学、・・・」とが関連付けられて第1番目の項目として記憶されている。また、第2番目の項目としては、「データ2」とキーワード「ウィトゲンシュタイン、論考、言語ゲーム、・・・」とが関連付けられ、更に、第3番目の項目としては、「データ3」とキーワード「現代音楽、テルミン、シュニトケ、・・・」が関連付けられている。
[S99]CPU60aは、ステップS95において復号したデータを再生する。
【0105】
以上の処理によれば、キーワードを含む2次元コードが読み込まれた場合には、図19に示すキーワードテーブルとともに、図20に示すインデックステーブルが生成されることになる。
【0106】
キーワードテーブルに含まれているキーワード群は、ユーザの興味と密接な関係を有すると推定することができるので、このようなキーワードを用いることにより、後述するような処理を行うことが可能となる。
【0107】
また、インデックステーブルは、過去に参照された情報と、そのキーワードとを関連付けて記憶したものであるので、キーワード検索により過去に参照されたデータの中から所望のデータを選択して参照することが可能となる。
【0108】
次に、図21を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第6の処理の一例について説明する。
図21に示すフローチャートは、情報媒体に印刷されている雑誌のバックナンバーに関する情報が読み込まれた場合に、前述した図17に示す処理によって生成されたキーワードテーブル(図19参照)を用いて、ユーザが興味を示すと推定される情報を選択して提示する処理である。
【0109】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図22に示す情報媒体170の2次元コード170bをスキャンした場合に実行される。以下では、図22に示す情報媒体170について説明した後、図21に示すフローチャートについて説明する。
【0110】
図22は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、情報媒体170には、過去1年間に発行された所定の雑誌の「バックナンバー情報」が記載されており、2次元コード170bとしては過去に発行された雑誌と、その内容等からなるデータ170b−2が格納されている。
【0111】
いま、ユーザが図22に示す情報媒体170の2次元コード170bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S110]CPU60aは、2次元コード170bに対応する画像データを入力する。
【0112】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S111]CPU60aは、ヘッダ情報170b−1を抽出して復号する。
【0113】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像データから、ヘッダ情報170b−1に該当するデータを抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S112]CPU60aは、復号されたヘッダ情報の処理内容85d(図6参照)を参照し、読み込んだデータが関連情報検索処理を必要とするデータであると判定した場合にはステップS114に進み、それ以外の場合にはステップS113に進む。
[S113]CPU60aは、読み込んだデータに対して通常の処理を施し、処理を終了する。
[S114]CPU60aは、復号されたヘッダ情報の記録領域85c(図6参照)を参照し、RAM60cに格納されている画像データから、データ170b−2に対応する領域の画像データを抽出し、復号する。
[S115]CPU60aは、復号したデータと、図19に示すキーワードテーブルに格納されているキーワード群とを比較する。
[S116]CPU60aは、キーワードテーブルに格納されているキーワードと一致するデータが含まれていると判定した場合にはステップS117に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
[S117]CPU60aは、ステップS116において特定された、キーワードテーブルに格納されているキーワードを含むデータ(バックナンバー情報)をCRTモニタ70に供給して表示させる。
【0114】
図23は、このとき、CRTモニタ70に表示される画面の表示例である。この表示例では、図22に示すデータ170b−2に含まれているバックナンバー情報のうち、図19に示すキーワードテーブルに格納されているキーワードの何れかを含むものがウィンドウ180に表示されている。即ち、この例では、キーワード「エドムンド・フッサール」を含む12月号に関する情報と、キーワード「現象学」および「メルロポンティ」を含む2月号に関する情報と、キーワード「現象学」を含む6月号に関する情報が表示されている。
【0115】
なお、このような画面において、所定のバックナンバーが入力装置52によって指定された場合には、図示せぬ注文用のウィンドウが新たに表示され、そのバックナンバーを注文することができるようにしてもよい。
【0116】
即ち、図14に示す処理の場合と同様に、指定されたバックナンバーを注文する電子メールを自動的に作成し、モデム72を介して所定のアドレスに対して送信するようにしてもよい。
【0117】
以上の実施の形態によれば、過去に参照した情報に含まれているキーワードを利用して新たな情報を取捨選択するようにしたので、ユーザにとって価値の高い情報を自動的に選別して提示することが可能となる。
【0118】
次に、図24を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第7の処理の一例について説明する。
図24に示すフローチャートは、雑誌等のインデックス情報を含む2次元コードが読み込まれた場合に、前述した図17に示す処理によって生成されたキーワードテーブル(図19参照)を用いて、ユーザが興味を示すと推定される内容を強調表示する処理である。
【0119】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図25に示す情報媒体190の2次元コード190bをスキャンした場合に実行される。以下では、図25に示す情報媒体190について説明した後、図24に示すフローチャートについて説明する。
【0120】
図25は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、情報媒体190は、例えば、雑誌等の目次であり、2次元コード190bとしては雑誌のインデックスが格納されている。
【0121】
いま、ユーザが図25に示す情報媒体190の2次元コード190bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S130]CPU60aは、2次元コード190bに対応する画像データを入力する。
【0122】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S131]CPU60aは、ヘッダ情報190b−1を抽出して復号する。
【0123】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像情報から、ヘッダ情報190b−1に該当するデータを抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S132]CPU60aは、ヘッダ情報の記録データ種85b(図6参照)を参照し、2次元コード190bに含まれている情報がインデックスであるか否かを判定し、インデックスである場合にはステップS134に進み、それ以外の場合にはステップS133に進む。
[S133]CPU60aは、読み込んだデータに対して通常の処理を施し、処理を終了する。
[S134]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85c(図6参照)を参照し、RAM60cに格納されている画像データから、インデックス190b−2に該当する領域の画像データを抽出して復号する。
[S135]CPU60aは、復号したインデックスをCRTモニタ70に供給し、表示させる。
[S136]CPU60aは、復号したインデックスの内容と、図19に示すキーワードテーブルに格納されているキーワード群とを比較する。
[S137]CPU60aは、インデックスの中に、キーワードが含まれている(該当するデータが存在する)場合には、ステップS138に進み、それ以外の場合にはステップS139に進む。
[S138]CPU60aは、CRTモニタ70に表示したインデックスの構成要素のうち、キーワードを含む部分を強調表示する。
【0124】
図26は、このときCRTモニタ70に表示される画面の一例である。この例では、目次が表示されたウィンドウ200が示されており、表示項目のうち、キーワードが含まれている第2番目の項目「2.シュニトケとカデンツァ −−15」と第4番目の項目「4.テルミンと現代音楽 −−51」とが強調表示されている。なお、ウィンドウ200の右側に表示されているスライダ200c、および、矢印ボタン200a,200bは、表示領域を上下にスクロールさせる場合に操作される。
[S139]CPU60aは、CRTモニタ70に表示されている所定の表示項目が、入力装置52を操作することによって指定されたと判定した場合にはステップS140に進み、それ以外の場合にはステップS141に進む。
[S140]CPU60aは、該当する詳細情報をCRTモニタ70に表示させる。
【0125】
即ち、インデックスはHTML(Hypertext Markup Language)等によって記述されているので、所定の項目が選択された場合にはその部分に存在するタグを参照することにより、該当するデータを特定することができる。
【0126】
図27は、図26に示す表示項目「4.テルミンと現代音楽 −−51」が選択された場合に表示される画面の一例である。この例では、サブウィンドウ210が新たに表示されており、第4番目の項目に関する詳細な情報(テルミンと原題音楽についての説明)が示されている。
【0127】
なお、このようなサブウィンドウ210において、下線が付されている単語「テルミン」が更に指定された場合には、図28に示すサブウィンドウ215が表示され、その内容が雑誌の本文中のどこに記載されているかが示される。この例では、本文の52ページに「テルミン」の説明が、また、53ページの下欄にその画像データが2次元コードとして添付されている旨が示されている。
[S141]CPU60aは、ウィンドウ200、210、215の上部に表示されている、ウィンドウを閉じる場合に操作されるボタン(「×」が表示されたボタン)が操作された場合には表示終了と判定して処理を終了し、それ以外の場合にはステップS139に戻って前述の同様の処理を繰り返す。
【0128】
以上の実施の形態によれば、情報媒体からインデックスが読み込まれた場合にはこれを表示するとともに、キーワードテーブルに含まれているキーワードに該当する項目が存在する場合にはこれを強調表示するようにしたので、ユーザが興味を有する情報を容易に弁別することが可能となる。
【0129】
また、インデックスの一部が指定された場合には、その詳細情報を表示するとともに、情報媒体中において該当する内容が記載された部分を表示するようにしたので、所望の情報をいち早く検索することが可能となる。
【0130】
次に、図29を参照して、図3に示す実施の形態において実行される第8の処理の一例について説明する。
図29に示すフローチャートは、所定のアプリケーションプログラムを含む2次元コードが読み込まれた場合に、このアプリケーションプログラムがHDD60dに既に存在しているか否かを判定し、存在しない場合にはユーザの指示を待ってインストールする処理である。
【0131】
このフローチャートは、ユーザがハンディスキャナ50またはフラットベッドスキャナ51によって、例えば、図30に示す情報媒体220の2次元コード220bをスキャンした場合に実行される。以下では、図30に示す情報媒体220について説明した後、図29に示すフローチャートについて説明する。
【0132】
図30は、読み取りの対象となる情報媒体の一例を示している。この例では、情報媒体220は、例えば、雑誌等の「グルメ情報」が記載されたページであり、2次元コード220bとしてはグルメ情報に関するデータ220b−2と、2次元コードを処理するためのプログラム220b−3とが記録されている。
【0133】
いま、ユーザが図30に示す情報媒体220の2次元コード220bをハンディスキャナ50等によりスキャンすると、以下の処理が実行される。
[S160]CPU60aは、2次元コード220bに対応する画像データを入力する。
【0134】
即ち、CPU60aは、ハンディスキャナ50から供給された画像データを入力して、例えば、RAM60cに格納する。
[S161]CPU60aは、ヘッダ情報220b−1を抽出して復号する。
【0135】
即ち、CPU60aは、RAM60cに格納されている画像データから、ヘッダ情報220b−1に該当するデータを抽出し、復号してもとの情報を再生する。
[S162]CPU60aは、復号されたヘッダ情報の記録データ種85b(図6参照)を参照し、アプリケーションプログラムが含まれているか否かを判定し、含まれている場合にはステップS163に進み、それ以外の場合にはステップS169に進む。
[S163]CPU60aは、アプリケーションプログラムのバージョンを取得する。
【0136】
なお、このバージョン情報は、ヘッダ情報のその他85f(図6参照)等に格納しておくことができる。
[S164]CPU60aは、HDD60dを参照し、同一のバージョンのアプリケーションプログラムが既に存在するか否かを判定し、存在している場合にはステップS169に進み、それ以外の場合にはステップS165に進む。
[S165]CPU60aは、読み込んだ2次元コードに新たなアプリケーションプログラムが含まれているので、これをインストールするか否かを指示するように促すメッセージをCRTモニタ70に表示させる。
【0137】
図31は、このときCRTモニタ70に表示される画面の表示例である。この表示例では、読み込んだデータを再生するためには、画像処理プログラムAP1が必要であり、これをインストールするか否かを指示するように促すメッセージが表示されたウィンドウ230が示されている。なお、ウィンドウ230の下部に表示されているインストールボタン230aは、アプリケーションプログラムをインストールする場合に操作され、また、キャンセルボタン230bは、インストールを実行しない場合に操作される。
[S166]CPU60aは、アプリケーションプログラムをインストール(またはアップデート)するか否かを判定し、インストールする場合にはステップS167に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
【0138】
即ち、CPU60aは、インストールボタン230aが操作された場合にはステップS167に進み、キャンセルボタン230bが操作された場合には処理を終了する。
[S167]CPU60aは、ヘッダ情報の記録領域85cを参照し、RAM60cに格納されている画像データから、プログラム220b−3に該当する領域のデータを抽出して、復号する。
[S168]CPU60aは、復号されたアプリケーションプログラムを、HDD60dに対してインストールする。
[S169]CPU60aは、読み込んだデータに対して通常の処理を施し、処理を終了する。
【0139】
以上の処理によれば、読み込んだ2次元コードにアプリケーションプログラムが含まれている場合には、このアプリケーションプログラムが既にインストール済みであるか否か判定した後、インストールされていない場合にはユーザの指示によりインストールを行うことが可能となる。
【0140】
従って、特殊なアプリケーションプログラムが必要なデータに関しては、アプリケーションプログラムも同時に2次元コードとして印刷しておくことにより、全てのユーザが参照することが可能となる。
【0141】
以上に説明したように、本実施の形態によれば、情報媒体に印刷されている可読情報と、2次元コードとして印刷されている付加情報とを容易に関連付けて参照することが可能となる。
【0142】
また、本実施の形態によれば、情報媒体から所望の付加情報を容易に参照することが可能となるとともに、これらの付加情報を一層有効に活用することが可能となる。
【0143】
最後に、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合には、CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0144】
【発明の効果】
以上説明したように本発明では、情報媒体に印刷された2次元コードを光学的手段により読み取って所定の演算を行う情報処理装置において、データの取得履歴を記憶する記憶手段と、システムまたはユーザの属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、1以上のデータと各データの種類および領域を示すヘッダ情報とを含む2次元コードが読み取られると、読み取られた2次元コードからヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを抽出すると共に、その後、読み取られた2次元コードから、処理手段で判定された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを抽出する抽出手段と、抽出手段によって抽出されたヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを復号してヘッダ情報を得、抽出手段によって抽出された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを復号してデータを得る復号手段と、復号手段によって得られたヘッダ情報と記憶手段に記憶された取得履歴とを比較して、2次元コードから取得すべきデータを判定し、更に、属性情報記憶手段に記憶された属性情報を参照して、復号手段によって得られたデータの少なくとも一部について所定の処理を実行する処理手段と、を有するようにしたので、情報媒体に記録されている情報を有効に活用することが可能となる。
【0145】
また、取得履歴に応じて、必要なデータを適切に収集することが可能となる。更に、必要なデータのみに対して復号処理を施すため、復号処理に必要な時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明する原理図である。
【図2】図1に示す2次元コードの詳細を示す図である。
【図3】本発明の情報処理装置の実施の形態の構成例を示す図である。
【図4】図3に示す実施の形態において実行される第1の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図5】図4に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図6】図5に示すヘッダ情報の一例を示す図である。
【図7】図4に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【図8】図3に示す実施の形態において実行される第2の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図9】図8に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図10】図8に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【図11】図3に示す実施の形態において実行される第3の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図12】図11に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図13】図11に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【図14】図3に示す実施の形態において実行される第4の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図15】図14に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図16】図14に示す処理の結果作成される電子メールの一例を示す図である。
【図17】図3に示す実施の形態において実行される第5の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図18】図17に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図19】図17に示す処理の結果作成されるキーワードテーブルの一例を示す図である。
【図20】図17に示す処理の結果作成されるインデックステーブルの一例を示す図である。
【図21】図3に示す実施の形態において実行される第6の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図22】図21に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図23】図21に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【図24】図3に示す実施の形態において実行される第7の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図25】図24に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図26】図24に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【図27】図26に示す表示項目「テルミンと現代音楽 −−51」が指定された場合に新たに表示されるウィンドウを示す図である。
【図28】図27に示す表示項目「テルミン」が指定された場合に新たに表示されるウィンドウを示す図である。
【図29】図3に示す実施の形態において実行される第8の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図30】図29に示す処理の対象となる情報媒体の一例を示す図である。
【図31】図29に示す処理の結果、CRTモニタに表示される画面の表示例である。
【符号の説明】
10 情報媒体
10a 2次元コード
11 ハンディスキャナ
12 情報処理装置
12a 抽出手段
12b 復号手段
12c 記憶手段
12d 処理手段
12e 属性情報記憶手段
13 スピーカ
14 CRTモニタ
50 ハンディスキャナ
51 フラットベッドスキャナ
52 入力装置
60 情報処理装置
60a CPU
60b ROM
60c RAM
60d HDD
60e,60f I/F
60g バス
70 CRTモニタ
71 スピーカ
72 モデム
73 インターネット

Claims (6)

  1. 情報媒体に印刷された2次元コードを光学的手段により読み取って所定の演算を行う情報処理装置において、
    データの取得履歴を記憶する記憶手段と、
    システムまたはユーザの属性情報を記憶する属性情報記憶手段と、
    1以上のデータと各データの種類および領域を示すヘッダ情報とを含む2次元コードが読み取られると、読み取られた2次元コードから前記ヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを抽出すると共に、その後、読み取られた2次元コードから、処理手段で判定された取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記ヘッダ情報に該当する領域のビットパターンを復号してヘッダ情報を得、前記抽出手段によって抽出された前記取得すべきデータに該当する領域のビットパターンを復号してデータを得る復号手段と、
    前記復号手段によって得られた前記ヘッダ情報と前記記憶手段に記憶された前記取得履歴とを比較して、前記2次元コードから取得すべきデータを判定し、更に、前記属性情報記憶手段に記憶された前記属性情報を参照して、前記復号手段によって得られたデータの少なくとも一部について所定の処理を実行する前記処理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶手段は、前記取得履歴として過去に取得したデータを記憶しており、
    前記処理手段は、前記2次元コードに含まれるデータのうち未取得のデータを取得すべきデータと判定すると共に、取得したデータを前記記憶手段に登録する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、データの取得後、前記記憶手段に記憶された過去に取得したデータと新たに取得したデータとを併せて前記所定の処理を行い、処理結果を表示することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記2次元コードに含まれるデータは、定期刊行されている情報媒体に含まれる文章のあらすじをそれぞれ異なる詳細度で表した文字列であり、前記ヘッダ情報には既に刊行されている情報媒体の数が更に含まれており、前記取得履歴には既に購読している情報媒体の数が含まれており、
    前記処理手段は、前記既に刊行されている情報媒体の数と前記既に購読している情報媒体の数とに基づいて既読割合を計算し、前記既読割合に応じてあらすじの詳細度を決定し、前記2次元コードに含まれるデータのうち決定した詳細度に対応したあらすじの文字列を取得すべきデータと判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記2次元コードに含まれるデータは、前記ユーザの属性情報を埋め込むべき位置が定義された、所定の文書フォーマットであり、
    前記処理手段は、取得したデータが前記文書フォーマットであるとき、前記属性情報記憶手段に記憶された前記ユーザの属性情報を前記文書フォーマット定義された位置に埋め込んで文書を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記2次元コードには、データとして処理プログラムが含まれており、
    前記処理手段は、前記取得履歴に基づいて前記2次元コードに含まれる処理プログラムをインストール済みか判断し、未インストールの場合は当該処理プログラムに相当するデータを取得すべきデータと判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
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