JPH0887562A - 情報記録装置 - Google Patents
情報記録装置Info
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- JPH0887562A JPH0887562A JP6224871A JP22487194A JPH0887562A JP H0887562 A JPH0887562 A JP H0887562A JP 6224871 A JP6224871 A JP 6224871A JP 22487194 A JP22487194 A JP 22487194A JP H0887562 A JPH0887562 A JP H0887562A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録紙に記録された文書や画像等に関する符
号化情報に固有の付随情報を簡単に得ることができ、符
号化情報の機密保持にも有効な情報記録装置を提供す
る。 【構成】 符号データ入力部１に入力された文書や画像
等に関する符号データは判定処理部４１を介してバーコ
ード変換部４２に転送され、バーコードデータに変換さ
れた後、記録部６に転送されて記録紙にバーコード画像
として記録されるが、その際、操作部２等から暗証番号
や書式情報等の変換情報が入力されると、それらの情報
も記録部６に転送されて記録紙に記録される。一方、読
取部５で記録紙に記録された変換情報が読み取られる
と、判定処理部４１で操作部２等から入力された変換情
報と比較され、適切でないと判定された時は記録部６に
おける符号データのバーコード情報記録が禁止される。
号化情報に固有の付随情報を簡単に得ることができ、符
号化情報の機密保持にも有効な情報記録装置を提供す
る。 【構成】 符号データ入力部１に入力された文書や画像
等に関する符号データは判定処理部４１を介してバーコ
ード変換部４２に転送され、バーコードデータに変換さ
れた後、記録部６に転送されて記録紙にバーコード画像
として記録されるが、その際、操作部２等から暗証番号
や書式情報等の変換情報が入力されると、それらの情報
も記録部６に転送されて記録紙に記録される。一方、読
取部５で記録紙に記録された変換情報が読み取られる
と、判定処理部４１で操作部２等から入力された変換情
報と比較され、適切でないと判定された時は記録部６に
おける符号データのバーコード情報記録が禁止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は文書や画像等に関する符
号化情報のデータをバーコードデータに変換し、このバ
ーコードデータに基づいてバーコード画像を記録紙に記
録するようにした情報記録装置に関する。
号化情報のデータをバーコードデータに変換し、このバ
ーコードデータに基づいてバーコード画像を記録紙に記
録するようにした情報記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワードプロセッサー（文書作成機）やパ
ーソナルコンピューター（個人用小型計算機）で作成し
た文書は通常は磁気記憶媒体に記憶されるが、この文書
情報を余所の者に送るのに最も手軽な方法は文書情報を
記録紙に印字して、それを郵送したりファクシミリ装置
で送信することである。しかし、文書を受け取った者が
文書情報を再び電子情報に変換しようとする場合は、そ
の文書を受け取った者が読み取って入力装置で入力し直
すか、あるいは、活字認識機能を具えた読取装置に文書
を読み取らせて電子情報に変換しなければならない。活
字認識機能を具えた読取装置は高価で一般的でないばか
りでなく、文書はファクシミリ装置で送信されたり、複
写機で複写されると画像が劣化するため、文書の読み取
りが不能になることがある。かかる不具合を解消する手
段として、例えば、特開平５−１２２８８号公報に文書
情報をバーコードに変換し、このバーコードを記録紙に
記録して保存し、電子情報に変換しようとする場合には
記録紙にバーコードで記録された文書情報を比較的安価
なバーコード読取装置で読み取るようにした情報処理装
置の発明が開示されている。
ーソナルコンピューター（個人用小型計算機）で作成し
た文書は通常は磁気記憶媒体に記憶されるが、この文書
情報を余所の者に送るのに最も手軽な方法は文書情報を
記録紙に印字して、それを郵送したりファクシミリ装置
で送信することである。しかし、文書を受け取った者が
文書情報を再び電子情報に変換しようとする場合は、そ
の文書を受け取った者が読み取って入力装置で入力し直
すか、あるいは、活字認識機能を具えた読取装置に文書
を読み取らせて電子情報に変換しなければならない。活
字認識機能を具えた読取装置は高価で一般的でないばか
りでなく、文書はファクシミリ装置で送信されたり、複
写機で複写されると画像が劣化するため、文書の読み取
りが不能になることがある。かかる不具合を解消する手
段として、例えば、特開平５−１２２８８号公報に文書
情報をバーコードに変換し、このバーコードを記録紙に
記録して保存し、電子情報に変換しようとする場合には
記録紙にバーコードで記録された文書情報を比較的安価
なバーコード読取装置で読み取るようにした情報処理装
置の発明が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の情報処
理装置においては文書情報がバーコードに変換されて記
録紙に記録されるだけなので、機密保持の目的で文書情
報をバーコードで記録紙に記録しても、他人がバーコー
ド読取装置で簡単に読み取ることができるために機密文
書の管理形態としては不十分であった。本発明は従来技
術におけるかかる問題点を解消すべく成されたものであ
り、記録紙にバーコードで記録された文書や画像等に関
する符号化情報の機密保持に有効な情報記録装置を提供
することを目的とする。
理装置においては文書情報がバーコードに変換されて記
録紙に記録されるだけなので、機密保持の目的で文書情
報をバーコードで記録紙に記録しても、他人がバーコー
ド読取装置で簡単に読み取ることができるために機密文
書の管理形態としては不十分であった。本発明は従来技
術におけるかかる問題点を解消すべく成されたものであ
り、記録紙にバーコードで記録された文書や画像等に関
する符号化情報の機密保持に有効な情報記録装置を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、文書や画像等に関する符号化情報のデータ
を入力するための入力手段と、該入力手段に入力された
符号化情報のデータをバーコードデータに変換するバー
コード変換手段と、該バーコード変換手段が出力したバ
ーコードデータに基づいて該バーコードデータに対応す
るバーコード画像を記録紙に記録する記録手段を具えた
情報記録装置において、前記バーコード変換手段が符号
化情報のデータをバーコードデータに変換する際の変換
形式情報を入力するための変換形式情報入力手段を有し
たものである。さらに、好ましくは、記録紙に記録され
た画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段
と、記録紙に記録されたバーコード画像を検出するバー
コード画像検出手段と、該バーコード画像検出手段がバ
ーコード画像を検出した位置の画像データをバーコード
データに変換するバーコード画像変換手段と、該バーコ
ード画像変換手段が変換したバーコードデータを符号化
情報のデータに変換するバーコード逆変換手段を有した
ものである。
するために、文書や画像等に関する符号化情報のデータ
を入力するための入力手段と、該入力手段に入力された
符号化情報のデータをバーコードデータに変換するバー
コード変換手段と、該バーコード変換手段が出力したバ
ーコードデータに基づいて該バーコードデータに対応す
るバーコード画像を記録紙に記録する記録手段を具えた
情報記録装置において、前記バーコード変換手段が符号
化情報のデータをバーコードデータに変換する際の変換
形式情報を入力するための変換形式情報入力手段を有し
たものである。さらに、好ましくは、記録紙に記録され
た画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段
と、記録紙に記録されたバーコード画像を検出するバー
コード画像検出手段と、該バーコード画像検出手段がバ
ーコード画像を検出した位置の画像データをバーコード
データに変換するバーコード画像変換手段と、該バーコ
ード画像変換手段が変換したバーコードデータを符号化
情報のデータに変換するバーコード逆変換手段を有した
ものである。
【０００５】
【作用】入力手段に符号化情報のデータが入力される
と、バーコード変換手段は変換形式情報入力手段により
入力された変換形式情報に従って符号化情報のデータを
バーコードデータに変換する。バーコード記録手段はバ
ーコード変換手段が出力したバーコードデータに基づい
て該バーコードデータに対応するバーコード画像を記録
紙に記録する。好ましい手段にあっては、画像読取手段
は記録紙に記録された画像を読み取って画像データに変
換する。また、バーコード画像検出手段は記録紙に記録
されたバーコード画像を検出する。そして、バーコード
画像変換手段はバーコード画像検出手段がバーコード画
像を検出した位置の画像データをバーコードデータに変
換する。バーコード逆変換手段はバーコード画像変換手
段が変換したバーコードデータを符号化情報のデータに
変換する。
と、バーコード変換手段は変換形式情報入力手段により
入力された変換形式情報に従って符号化情報のデータを
バーコードデータに変換する。バーコード記録手段はバ
ーコード変換手段が出力したバーコードデータに基づい
て該バーコードデータに対応するバーコード画像を記録
紙に記録する。好ましい手段にあっては、画像読取手段
は記録紙に記録された画像を読み取って画像データに変
換する。また、バーコード画像検出手段は記録紙に記録
されたバーコード画像を検出する。そして、バーコード
画像変換手段はバーコード画像検出手段がバーコード画
像を検出した位置の画像データをバーコードデータに変
換する。バーコード逆変換手段はバーコード画像変換手
段が変換したバーコードデータを符号化情報のデータに
変換する。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図１は本発明の実施例に係る情報読取記
録装置のブロック図である。同図において、１は文書作
成機等で作成した文書、音楽等の音声または撮像装置で
光電変換した画像の情報をデジタルデータの状態で、あ
るいは符号化して圧縮した状態で入力される符号データ
入力部、２はバーコード変換に伴う変換形式や機密保持
のための機密変換形式を入力するための操作部、３は操
作情報や文章等の画像の情報を表示するＣＲＴ（陰極線
管）で構成された表示部、４は各種の変換形式に従って
符号データをバーコードデータに変換したり、バーコー
ドデータを符号データに逆変換する情報処理部、５は紙
に記録された記号、バーコード等の画像を読み取る読取
部、６は記録紙に記号、バーコード等の画像を記録する
記録部、７は音声または画像の情報をバーコードデータ
の状態で変換形式情報と共に記憶する画像メモリであ
る。情報処理部４は変換形式に従った変換態様を判定
し、記録画像の変換処理を行う判定処理部４１、符号デ
ータをバーコードデータに変換するバーコード変換部４
２およびバーコードデータを符号データに逆変換するバ
ーコード逆変換部４３から成っている。バーコード等の
記録画像の変換形式としては、斜体変換、白黒反転、上
下反転、左右反転、回転変換、拡大・縮小変換等の画像
変換処理の外に、偽装記号の付加や記号の部分的な置換
等の装置や操作者に固有の形式が選択できるようになっ
ている。この記号あるいは記号の組合せは第３者には意
味不明の形態になっている。また、本実施例で扱われる
バーコードは二次元構成のものであるが、もちろん、一
次元構成のものや濃淡差、色相差等で階調処理された多
次元構成のものであっても構わない。文章等の画像の情
報は接続線を介して電子情報として符号データ入力部１
に直接入力されたり、あるいは、磁気ヘッドや光電変換
器を介して電気信号に変換されたり、読取部５で光電変
換された電子情報が情報処理部４に転送される。符号デ
ータ入力部１で電子化された電子情報や読取部５で光電
変換された電子情報は情報処理部４で符号データに変換
される。また、各種の変換形式情報は操作部２での入力
操作や、読取部５で記録紙に記録された変換形式を表す
バーコードまたは記号の読み取り動作により入力され
る。操作部２で入力された変換形式情報はバーコード変
換部４２でバーコードデータに変換される際の変換デー
タとして用いられ、さらに、疑似コードの付加やコード
置換等の機密処理が施されたり、バーコード様式の変換
が行われる。バーコードデータに変換された後、機密処
理が施され、あるいは様式変換されたバーコードデータ
は変換形式情報と共に画像メモリ７に格納される。画像
メモリ７に格納された入力情報が記録紙に記録される時
は機密処理されたバーコードデータまたは様式変換され
たバーコードデータが変換形式情報と共に、あるいは単
独で画像メモリ７から読み出され、記録部６に転送さ
れ、記録紙にバーコード画像、あるいは変換形式記号と
して記録される。一方、バーコードが記録された記録紙
が読取部５で読み取られて得たバーコードを含む画像情
報は判定処理部４１でバーコード画像の有無が判別さ
れ、バーコードの逆変換の際の変換形式を表す変換形式
記号が読み取られる。記録紙から読み取られた変換形式
情報は判定処理部４１で操作部２で入力された操作者の
識別情報または装置の識別データと比較され、それらが
一致した時、バーコードデータの逆変換処理が許可され
る。読取部５で読み取られた画像情報にバーコード画像
が含まれていた場合は、その画像データはバーコード逆
変換部４３に転送され、そこで符号データに逆変換さ
れ、判定処理部４１で必要な処理を受ける。バーコード
逆変換部４３で逆変換された符号データは記録部６に転
送されて記録紙上に記録させることもできる。もちろ
ん、画面表示機器や複写機、印刷機等の印刷装置、スピ
ーカー等を具えた音声出力機器に転送することもでき
る。また、バーコード画像が様式変換されていた時には
光電変換された電子情報は判定処理部４１での画像処理
により通常の形態のバーコード様式のバーコードデータ
に変換された後、バーコード逆変換部４３に転送され
る。従って、かかるバーコード様式の変換機能を有しな
い情報読取装置では様式変換されたバーコードの画像か
ら記録情報を読み取ることができない。なお、バーコー
ド変換部４２およびバーコード逆変換部４３における変
換処理においては、それぞれデータの圧縮および伸長処
理が施される。
細に説明する。図１は本発明の実施例に係る情報読取記
録装置のブロック図である。同図において、１は文書作
成機等で作成した文書、音楽等の音声または撮像装置で
光電変換した画像の情報をデジタルデータの状態で、あ
るいは符号化して圧縮した状態で入力される符号データ
入力部、２はバーコード変換に伴う変換形式や機密保持
のための機密変換形式を入力するための操作部、３は操
作情報や文章等の画像の情報を表示するＣＲＴ（陰極線
管）で構成された表示部、４は各種の変換形式に従って
符号データをバーコードデータに変換したり、バーコー
ドデータを符号データに逆変換する情報処理部、５は紙
に記録された記号、バーコード等の画像を読み取る読取
部、６は記録紙に記号、バーコード等の画像を記録する
記録部、７は音声または画像の情報をバーコードデータ
の状態で変換形式情報と共に記憶する画像メモリであ
る。情報処理部４は変換形式に従った変換態様を判定
し、記録画像の変換処理を行う判定処理部４１、符号デ
ータをバーコードデータに変換するバーコード変換部４
２およびバーコードデータを符号データに逆変換するバ
ーコード逆変換部４３から成っている。バーコード等の
記録画像の変換形式としては、斜体変換、白黒反転、上
下反転、左右反転、回転変換、拡大・縮小変換等の画像
変換処理の外に、偽装記号の付加や記号の部分的な置換
等の装置や操作者に固有の形式が選択できるようになっ
ている。この記号あるいは記号の組合せは第３者には意
味不明の形態になっている。また、本実施例で扱われる
バーコードは二次元構成のものであるが、もちろん、一
次元構成のものや濃淡差、色相差等で階調処理された多
次元構成のものであっても構わない。文章等の画像の情
報は接続線を介して電子情報として符号データ入力部１
に直接入力されたり、あるいは、磁気ヘッドや光電変換
器を介して電気信号に変換されたり、読取部５で光電変
換された電子情報が情報処理部４に転送される。符号デ
ータ入力部１で電子化された電子情報や読取部５で光電
変換された電子情報は情報処理部４で符号データに変換
される。また、各種の変換形式情報は操作部２での入力
操作や、読取部５で記録紙に記録された変換形式を表す
バーコードまたは記号の読み取り動作により入力され
る。操作部２で入力された変換形式情報はバーコード変
換部４２でバーコードデータに変換される際の変換デー
タとして用いられ、さらに、疑似コードの付加やコード
置換等の機密処理が施されたり、バーコード様式の変換
が行われる。バーコードデータに変換された後、機密処
理が施され、あるいは様式変換されたバーコードデータ
は変換形式情報と共に画像メモリ７に格納される。画像
メモリ７に格納された入力情報が記録紙に記録される時
は機密処理されたバーコードデータまたは様式変換され
たバーコードデータが変換形式情報と共に、あるいは単
独で画像メモリ７から読み出され、記録部６に転送さ
れ、記録紙にバーコード画像、あるいは変換形式記号と
して記録される。一方、バーコードが記録された記録紙
が読取部５で読み取られて得たバーコードを含む画像情
報は判定処理部４１でバーコード画像の有無が判別さ
れ、バーコードの逆変換の際の変換形式を表す変換形式
記号が読み取られる。記録紙から読み取られた変換形式
情報は判定処理部４１で操作部２で入力された操作者の
識別情報または装置の識別データと比較され、それらが
一致した時、バーコードデータの逆変換処理が許可され
る。読取部５で読み取られた画像情報にバーコード画像
が含まれていた場合は、その画像データはバーコード逆
変換部４３に転送され、そこで符号データに逆変換さ
れ、判定処理部４１で必要な処理を受ける。バーコード
逆変換部４３で逆変換された符号データは記録部６に転
送されて記録紙上に記録させることもできる。もちろ
ん、画面表示機器や複写機、印刷機等の印刷装置、スピ
ーカー等を具えた音声出力機器に転送することもでき
る。また、バーコード画像が様式変換されていた時には
光電変換された電子情報は判定処理部４１での画像処理
により通常の形態のバーコード様式のバーコードデータ
に変換された後、バーコード逆変換部４３に転送され
る。従って、かかるバーコード様式の変換機能を有しな
い情報読取装置では様式変換されたバーコードの画像か
ら記録情報を読み取ることができない。なお、バーコー
ド変換部４２およびバーコード逆変換部４３における変
換処理においては、それぞれデータの圧縮および伸長処
理が施される。
【０００７】以下に、実施例の動作の流れを示す各種の
流れ図を参照して実施例の動作を説明する。図２はコー
ド情報機密処理(1) の流れ図である。まず、他の情報処
理装置から符号データ入力部１に文章等の画像の符号デ
ータが入力されたり、符号データ入力部１や読取部５で
電子化された後、符号データに変換された情報が入力さ
れると共に（Ｓ１）、操作部２での操作者の操作により
変換形式情報が入力される（Ｓ２）。判定処理部４１は
操作部２で入力された変換形式情報が符号データを機密
化してバーコードデータに変換する情報であった場合
は、その変換形式情報に従ったバーコード変換情報をバ
ーコード変換部４２に転送する（Ｓ３）。バーコード変
換部４２は判定処理部４１から転送されたバーコード変
換情報に従って、符号データ入力部１等から入力された
文章等の画像の符号データをバーコードデータに変換す
る（Ｓ４）。そして、判定処理部４１は操作部２で入力
された変換形式情報を符号化する（Ｓ５）。変換された
バーコードデータおよび符号化された変換形式情報は画
像メモリ７に出力される（Ｓ６）。前述のように、本実
施例では変換形式情報は符号化され、変換形式記号とし
て記録紙に記録されるが、入力情報と同様にバーコード
データに変換して記録するようにしても良い。図３は変
換形式情報をバーコードデータに変換して記録するよう
にした本実施例の変形例に係るコード情報機密処理(2)
の流れ図である。コード情報機密処理(1) の処理と同様
に、符号データ入力部１等に符号データが入力され（Ｓ
１１）、操作部２での操作者の操作により変換形式情報
が入力される（Ｓ１２）。判定処理部４１は変換形式情
報に従ったバーコード変換情報をバーコード変換部４２
に転送する（Ｓ１３）。バーコード変換部４２は符号デ
ータ入力部１等から入力された符号データと共に変換形
式情報をバーコード変換情報に従ってバーコードデータ
に変換する（Ｓ１４）。バーコードデータに変換された
入力情報と変換形式情報は画像メモリ７に出力される
（Ｓ１５）。
流れ図を参照して実施例の動作を説明する。図２はコー
ド情報機密処理(1) の流れ図である。まず、他の情報処
理装置から符号データ入力部１に文章等の画像の符号デ
ータが入力されたり、符号データ入力部１や読取部５で
電子化された後、符号データに変換された情報が入力さ
れると共に（Ｓ１）、操作部２での操作者の操作により
変換形式情報が入力される（Ｓ２）。判定処理部４１は
操作部２で入力された変換形式情報が符号データを機密
化してバーコードデータに変換する情報であった場合
は、その変換形式情報に従ったバーコード変換情報をバ
ーコード変換部４２に転送する（Ｓ３）。バーコード変
換部４２は判定処理部４１から転送されたバーコード変
換情報に従って、符号データ入力部１等から入力された
文章等の画像の符号データをバーコードデータに変換す
る（Ｓ４）。そして、判定処理部４１は操作部２で入力
された変換形式情報を符号化する（Ｓ５）。変換された
バーコードデータおよび符号化された変換形式情報は画
像メモリ７に出力される（Ｓ６）。前述のように、本実
施例では変換形式情報は符号化され、変換形式記号とし
て記録紙に記録されるが、入力情報と同様にバーコード
データに変換して記録するようにしても良い。図３は変
換形式情報をバーコードデータに変換して記録するよう
にした本実施例の変形例に係るコード情報機密処理(2)
の流れ図である。コード情報機密処理(1) の処理と同様
に、符号データ入力部１等に符号データが入力され（Ｓ
１１）、操作部２での操作者の操作により変換形式情報
が入力される（Ｓ１２）。判定処理部４１は変換形式情
報に従ったバーコード変換情報をバーコード変換部４２
に転送する（Ｓ１３）。バーコード変換部４２は符号デ
ータ入力部１等から入力された符号データと共に変換形
式情報をバーコード変換情報に従ってバーコードデータ
に変換する（Ｓ１４）。バーコードデータに変換された
入力情報と変換形式情報は画像メモリ７に出力される
（Ｓ１５）。
【０００８】このように、本変形例では文章等の画像の
情報のように本質的な意味のある符号化情報と変換形式
情報は記録紙に記録される際には共にバーコード画像と
して記録され、また、記録紙から情報が読み取られる際
にも共にバーコード画像として読み取られるから、読取
部５および記録部６の構成を簡素化できるが、記録紙の
記録情報を読み取った時に本質的な符号化情報と変換情
報を区別しなければならないと共に、読み取った変換情
報を一旦、バーコード逆変換部４３に転送して符号デー
タに逆変換させなければならないので、制御プログラム
が複雑になる。次に、バーコード画像の形態を変化させ
ることにより、機密化処理を簡素化したバーコード様式
変換モードを選択した時のバーコード様式変換処理を説
明する。図４はバーコード様式変換処理の流れ図であ
る。前述のコード情報機密処理(1) ，(2) の処理と同様
に、符号データ入力部１等に文章等の画像の情報が入力
され（Ｓ２１）、操作部２より変換形式情報が入力され
る（Ｓ２２）。バーコード変換部４２は符号データ入力
部１等から入力された符号データをバーコード変換情報
に従ってバーコードデータに変換する（Ｓ２３）。バー
コードデータは判定処理部４１に転送された後、操作部
２で入力された変換形式情報に従って斜体処理、回転等
のバーコード画像を変形あるいは変化させる画像処理が
施される（Ｓ２４）。そして、操作部２で入力された変
換形式情報の符号化と（Ｓ２５）。変換されたバーコー
ドデータおよび符号化された変換形式情報の画像メモリ
７への出力が行われる（Ｓ２６）。図５はバーコード様
式変換処理の具体例としてバーコード画像に斜体処理を
施して記録する操作と、記録画像を読み取って符号デー
タに逆変換して出力する操作を示す模式図である。
（ａ）は入力情報として「製造番号１０８０３０＊＊」
の符号データが入力した時、バーコード変換部４２でバ
ーコード変換情報に従って対応するバーコードデータに
変換され、さらに、判定処理部４１で斜体処理された
後、記録部６で斜めに傾斜したバーコード画像として記
録紙に記録される過程を示したものである。この記録紙
が読取部５で読み取られると、（ｂ）に示すように、傾
斜したバーコード画像のデータが判定処理部４１で垂直
なバーコード画像のデータに変換され、さらに、バーコ
ード逆変換部４３でバーコード変換情報に従って、対応
する「製造番号１０８０３０＊＊」の符号データに逆変
換されて出力される。
情報のように本質的な意味のある符号化情報と変換形式
情報は記録紙に記録される際には共にバーコード画像と
して記録され、また、記録紙から情報が読み取られる際
にも共にバーコード画像として読み取られるから、読取
部５および記録部６の構成を簡素化できるが、記録紙の
記録情報を読み取った時に本質的な符号化情報と変換情
報を区別しなければならないと共に、読み取った変換情
報を一旦、バーコード逆変換部４３に転送して符号デー
タに逆変換させなければならないので、制御プログラム
が複雑になる。次に、バーコード画像の形態を変化させ
ることにより、機密化処理を簡素化したバーコード様式
変換モードを選択した時のバーコード様式変換処理を説
明する。図４はバーコード様式変換処理の流れ図であ
る。前述のコード情報機密処理(1) ，(2) の処理と同様
に、符号データ入力部１等に文章等の画像の情報が入力
され（Ｓ２１）、操作部２より変換形式情報が入力され
る（Ｓ２２）。バーコード変換部４２は符号データ入力
部１等から入力された符号データをバーコード変換情報
に従ってバーコードデータに変換する（Ｓ２３）。バー
コードデータは判定処理部４１に転送された後、操作部
２で入力された変換形式情報に従って斜体処理、回転等
のバーコード画像を変形あるいは変化させる画像処理が
施される（Ｓ２４）。そして、操作部２で入力された変
換形式情報の符号化と（Ｓ２５）。変換されたバーコー
ドデータおよび符号化された変換形式情報の画像メモリ
７への出力が行われる（Ｓ２６）。図５はバーコード様
式変換処理の具体例としてバーコード画像に斜体処理を
施して記録する操作と、記録画像を読み取って符号デー
タに逆変換して出力する操作を示す模式図である。
（ａ）は入力情報として「製造番号１０８０３０＊＊」
の符号データが入力した時、バーコード変換部４２でバ
ーコード変換情報に従って対応するバーコードデータに
変換され、さらに、判定処理部４１で斜体処理された
後、記録部６で斜めに傾斜したバーコード画像として記
録紙に記録される過程を示したものである。この記録紙
が読取部５で読み取られると、（ｂ）に示すように、傾
斜したバーコード画像のデータが判定処理部４１で垂直
なバーコード画像のデータに変換され、さらに、バーコ
ード逆変換部４３でバーコード変換情報に従って、対応
する「製造番号１０８０３０＊＊」の符号データに逆変
換されて出力される。
【０００９】バーコード様式変換モードにおいては、記
録紙に記録された画像が読取部５で読み取られた時に、
読取画像中にバーコード画像が含まれているかどうかを
判別して、その情報を読み取ることができるようになっ
ている。従って、本質的な意味のある符号化情報だけが
バーコード画像として記録され、また、記録紙のバーコ
ード画像から読み取られる。図６はバーコード画像検出
読み取り処理の流れ図である。読取部５で読み取られた
記録紙面全体の画像のデータを読み取って（Ｓ３１）、
画像圧縮する（Ｓ３２）。なお、画像圧縮するのは必要
となる画像メモリの容量が大きくなるのを防ぐためと、
処理速度を高めるためである。次に、圧縮した画像の中
で黒画素の連結部分を抽出し、その外接矩形を作る（Ｓ
３３）。そして、その外接矩形大きさ、縦横比、ランの
数と内部の状態、外接矩形の大きさに対して長いランの
数とその状態、外接矩形同士の重なり具合、他のバーコ
ード画像の一部と思われる矩形に対する孤立度合い等を
調べて、外接矩形を分類し、不適当な矩形を取り除く
（Ｓ３４）。その後、単一の矩形でバーコード画像の一
つの線画像を構成しているものを除いて、バーコード画
像の一部と思われる矩形画像を統合する（Ｓ３５）。こ
うして得られた統合矩形領域の集団をバーコード画像と
判定するが、バーコード画像と判定された統合矩形領域
の集団が実際にバーコード画像なのかどうかを確認する
（Ｓ３６）。これはこうしてバーコード画像と判定され
たバーコードデータを一旦、バーコード逆変換部４３に
転送して符号データに逆変換させて、逆変換されるかど
うかにより判定される。バーコード画像が複数個形成さ
れた画像にはバーコードの先端部にヘッダー部が設けら
れており、このヘッダー部に読み取り順番の情報が含ま
れている。そこで、ヘッダー部の読み取り順番の情報に
基づいてバーコード画像と判定された統合矩形領域の集
団の読み取り順番を適切な順番に並び替えて（Ｓ３
７）、それらの位置の情報と共に判定処理部４１に転送
する。その後、読取部５で再度記録紙の読取走査が行わ
れ、バーコード形成位置の画像が読み取られてバーコー
ド逆変換部４３に転送される（Ｓ３８）。
録紙に記録された画像が読取部５で読み取られた時に、
読取画像中にバーコード画像が含まれているかどうかを
判別して、その情報を読み取ることができるようになっ
ている。従って、本質的な意味のある符号化情報だけが
バーコード画像として記録され、また、記録紙のバーコ
ード画像から読み取られる。図６はバーコード画像検出
読み取り処理の流れ図である。読取部５で読み取られた
記録紙面全体の画像のデータを読み取って（Ｓ３１）、
画像圧縮する（Ｓ３２）。なお、画像圧縮するのは必要
となる画像メモリの容量が大きくなるのを防ぐためと、
処理速度を高めるためである。次に、圧縮した画像の中
で黒画素の連結部分を抽出し、その外接矩形を作る（Ｓ
３３）。そして、その外接矩形大きさ、縦横比、ランの
数と内部の状態、外接矩形の大きさに対して長いランの
数とその状態、外接矩形同士の重なり具合、他のバーコ
ード画像の一部と思われる矩形に対する孤立度合い等を
調べて、外接矩形を分類し、不適当な矩形を取り除く
（Ｓ３４）。その後、単一の矩形でバーコード画像の一
つの線画像を構成しているものを除いて、バーコード画
像の一部と思われる矩形画像を統合する（Ｓ３５）。こ
うして得られた統合矩形領域の集団をバーコード画像と
判定するが、バーコード画像と判定された統合矩形領域
の集団が実際にバーコード画像なのかどうかを確認する
（Ｓ３６）。これはこうしてバーコード画像と判定され
たバーコードデータを一旦、バーコード逆変換部４３に
転送して符号データに逆変換させて、逆変換されるかど
うかにより判定される。バーコード画像が複数個形成さ
れた画像にはバーコードの先端部にヘッダー部が設けら
れており、このヘッダー部に読み取り順番の情報が含ま
れている。そこで、ヘッダー部の読み取り順番の情報に
基づいてバーコード画像と判定された統合矩形領域の集
団の読み取り順番を適切な順番に並び替えて（Ｓ３
７）、それらの位置の情報と共に判定処理部４１に転送
する。その後、読取部５で再度記録紙の読取走査が行わ
れ、バーコード形成位置の画像が読み取られてバーコー
ド逆変換部４３に転送される（Ｓ３８）。
【００１０】記録紙中のバーコード画像の形成位置が予
め決められている時には、直ちにバーコード形成位置の
画像が読み取られる。図７はバーコード形成位置画像読
み取り処理の流れ図である。まず、記録紙の画像が読取
部５で読み取られ（Ｓ４１）、同時に、記録紙に記録さ
れた変換形式情報が読み取られる（Ｓ４２）。そして、
予め決められたバーコード画像の形成位置情報がメモリ
から読み出される（Ｓ４３）。変換形式情報は判定処理
部４１に転送され、操作部２から入力された変換形式の
データと比較され、同一か否かが判断される。それらが
同一のものであると判断された時は以後の操作が許可さ
れ、変換形式情報がバーコード逆変換部４３に転送され
る（Ｓ４４）。読取部５で読み取られたバーコード画像
の形成位置の画像データがバーコード逆変換部４３に転
送され（Ｓ４５）、そこで符号データに逆変換され（Ｓ
４６）、符号データとして、例えば、表示部３の陰極線
管に表示される（Ｓ４７）。
め決められている時には、直ちにバーコード形成位置の
画像が読み取られる。図７はバーコード形成位置画像読
み取り処理の流れ図である。まず、記録紙の画像が読取
部５で読み取られ（Ｓ４１）、同時に、記録紙に記録さ
れた変換形式情報が読み取られる（Ｓ４２）。そして、
予め決められたバーコード画像の形成位置情報がメモリ
から読み出される（Ｓ４３）。変換形式情報は判定処理
部４１に転送され、操作部２から入力された変換形式の
データと比較され、同一か否かが判断される。それらが
同一のものであると判断された時は以後の操作が許可さ
れ、変換形式情報がバーコード逆変換部４３に転送され
る（Ｓ４４）。読取部５で読み取られたバーコード画像
の形成位置の画像データがバーコード逆変換部４３に転
送され（Ｓ４５）、そこで符号データに逆変換され（Ｓ
４６）、符号データとして、例えば、表示部３の陰極線
管に表示される（Ｓ４７）。
【００１１】バーコード画像の形成位置が様々な複数の
バーコード記録文書を読み取る場合には、バーコード画
像検出モードによって読取操作を行うと効率的である
が、高級な演算装置と長い処理時間が必要になるという
欠点がある。単一形式の大量のバーコード記録文書を読
み取る場合には、バーコード形成位置画像読み取りモー
ドで読取操作を行うと高速処理が可能になる。
バーコード記録文書を読み取る場合には、バーコード画
像検出モードによって読取操作を行うと効率的である
が、高級な演算装置と長い処理時間が必要になるという
欠点がある。単一形式の大量のバーコード記録文書を読
み取る場合には、バーコード形成位置画像読み取りモー
ドで読取操作を行うと高速処理が可能になる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
によれば、バーコード変換手段が符号化情報のデータを
バーコードデータに変換する際の変換形式情報を入力す
るための変換形式情報入力手段を有し、該変換形式情報
入力手段により入力された変換形式情報に従ってバーコ
ード変換手段が符号化情報のデータをバーコードデータ
に変換して記録手段がバーコードを記録紙に記録するよ
うにしたので、操作者が変換形式情報入力手段に入力し
た変換形式情報を内密にすることにより、記録紙に記録
された文書や画像等に関するバーコードで表された情報
の機密性を保持することができる。請求項２記載の発明
によれば、変換形式情報をバーコード記録手段が記録紙
に記録するバーコード画像の斜体処理等の形態情報とし
たので、所定の高級な装置を用いなければ記録紙に記録
された情報を元の符号化情報に復元することができない
から、簡便な手段で情報の機密性をある程度、高めるこ
とができる。請求項３記載の発明によれば、記録手段は
バーコード変換手段が符号化情報のデータをバーコード
データに変換する際の変換形式情報をも記録紙に記録す
るようにしたので、記録紙に記録された文書や画像等に
関するバーコードで表された情報を元の符号化情報に復
元する際に、バーコードデータを符号化情報のデータに
逆変換する時の変換形式情報として用いることができ
る。
によれば、バーコード変換手段が符号化情報のデータを
バーコードデータに変換する際の変換形式情報を入力す
るための変換形式情報入力手段を有し、該変換形式情報
入力手段により入力された変換形式情報に従ってバーコ
ード変換手段が符号化情報のデータをバーコードデータ
に変換して記録手段がバーコードを記録紙に記録するよ
うにしたので、操作者が変換形式情報入力手段に入力し
た変換形式情報を内密にすることにより、記録紙に記録
された文書や画像等に関するバーコードで表された情報
の機密性を保持することができる。請求項２記載の発明
によれば、変換形式情報をバーコード記録手段が記録紙
に記録するバーコード画像の斜体処理等の形態情報とし
たので、所定の高級な装置を用いなければ記録紙に記録
された情報を元の符号化情報に復元することができない
から、簡便な手段で情報の機密性をある程度、高めるこ
とができる。請求項３記載の発明によれば、記録手段は
バーコード変換手段が符号化情報のデータをバーコード
データに変換する際の変換形式情報をも記録紙に記録す
るようにしたので、記録紙に記録された文書や画像等に
関するバーコードで表された情報を元の符号化情報に復
元する際に、バーコードデータを符号化情報のデータに
逆変換する時の変換形式情報として用いることができ
る。
【００１３】請求項４記載の発明によれば、記録紙に記
録されたバーコード画像を検出し、バーコード画像を検
出した位置の画像データをバーコードデータに変換し、
このデータを符号化情報のデータに変換するようにした
ので、バーコード画像の形成位置の情報が予め得られて
いなくても、記録紙に記録されたバーコード画像を自動
的に検出して符号化情報に復元することができる。請求
項５記載の発明によれば、記録紙に記録されるバーコー
ド画像の予め決められた形成位置の画像データをバーコ
ードデータに変換したデータを符号化情報のデータに変
換するようにしたので、安価な読取手段を用いて記録紙
に記録されたバーコード画像を高速で読み取ることがで
きる。請求項６記載の発明によれば、バーコード逆変換
手段がバーコードデータを符号化情報のデータに変換す
る際の変換形式情報を入力し、入力された変換形式情報
と読取手段が読み取った記録紙に記録された変換形式情
報を比較して、両者が一致した時、バーコード逆変換手
段のバーコード逆変換処理を許可するようにしたので、
記録紙に記録された文書や画像等に関するバーコードで
表された情報の機密性を完全に保持することができる。
録されたバーコード画像を検出し、バーコード画像を検
出した位置の画像データをバーコードデータに変換し、
このデータを符号化情報のデータに変換するようにした
ので、バーコード画像の形成位置の情報が予め得られて
いなくても、記録紙に記録されたバーコード画像を自動
的に検出して符号化情報に復元することができる。請求
項５記載の発明によれば、記録紙に記録されるバーコー
ド画像の予め決められた形成位置の画像データをバーコ
ードデータに変換したデータを符号化情報のデータに変
換するようにしたので、安価な読取手段を用いて記録紙
に記録されたバーコード画像を高速で読み取ることがで
きる。請求項６記載の発明によれば、バーコード逆変換
手段がバーコードデータを符号化情報のデータに変換す
る際の変換形式情報を入力し、入力された変換形式情報
と読取手段が読み取った記録紙に記録された変換形式情
報を比較して、両者が一致した時、バーコード逆変換手
段のバーコード逆変換処理を許可するようにしたので、
記録紙に記録された文書や画像等に関するバーコードで
表された情報の機密性を完全に保持することができる。
【図１】本発明の実施例に係る情報読取記録装置のブロ
ック図
ック図
【図２】本発明の実施例に係るコード情報機密処理の流
れ図
れ図
【図３】本発明の実施例の変形例に係るコード情報機密
処理の流れ図
処理の流れ図
【図４】バーコード様式変換処理の流れ図
【図５】バーコード画像に斜体処理を施して記録する操
作と記録画像を逆変換して出力する操作を示す模式図
作と記録画像を逆変換して出力する操作を示す模式図
【図６】バーコード画像検出読み取り処理の流れ図
【図７】バーコード形成位置画像読み取り処理の流れ図
１ 符号データ入力部 ２ 操作部 ３ 表示部 ４ 情報処理部 ５ 読取部 ６ 記録部 ７ 画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 1/413 Ｄ
Claims (6)
- 【請求項１】 文書や画像等に関する符号化情報のデー
タを入力するための入力手段と、該入力手段に入力され
た符号化情報のデータを変換形式情報に従ってバーコー
ドデータに変換するバーコード変換手段と、該バーコー
ド変換手段が出力したバーコードデータに基づいて該バ
ーコードデータに対応するバーコード画像を記録紙に記
録する記録手段を具えた情報記録装置において、前記バ
ーコード変換手段が符号化情報のデータをバーコードデ
ータに変換する際の前記変換形式情報を入力するための
変換形式情報入力手段を有したことを特徴とする情報記
録装置。 - 【請求項２】 変換形式情報はバーコード記録手段が記
録紙に記録するバーコード画像の形態情報であることを
特徴とする請求項１記載の情報記録装置。 - 【請求項３】 記録手段はバーコード変換手段が出力し
たバーコードデータに対応するバーコード画像と共にバ
ーコード変換手段が符号化情報のデータをバーコードデ
ータに変換する際の変換形式情報をも記録紙に記録する
ものであることを特徴とする請求項１または２記載の情
報記録装置。 - 【請求項４】 記録紙に記録された画像を読み取って画
像データに変換する画像読取手段と、記録紙に記録され
たバーコード画像を検出するバーコード画像検出手段
と、該バーコード画像検出手段がバーコード画像を検出
した位置の画像データをバーコードデータに変換するバ
ーコード画像変換手段と、該バーコード画像変換手段が
変換したバーコードデータを符号化情報のデータに変換
するバーコード逆変換手段を有したことを特徴とする請
求項１または３記載の情報記録装置。 - 【請求項５】 記録紙に記録された画像を読み取って画
像データに変換する画像読取手段と、記録紙に記録され
るバーコード画像の予め決められた形成位置の画像デー
タをバーコードデータに変換するバーコード画像変換手
段と、該バーコード画像変換手段が変換したバーコード
データを符号化情報のデータに変換するバーコード逆変
換手段を有したことを特徴とする請求項１または３記載
の情報記録装置。 - 【請求項６】 バーコード逆変換手段がバーコードデー
タを符号化情報のデータに変換する際の変換形式情報を
入力するための変換形式情報入力手段と、該変換形式情
報入力手段から入力された変換形式情報と読取手段が読
み取った記録紙に記録された変換形式情報を比較して、
両者が一致した時、バーコード逆変換手段のバーコード
逆変換処理を許可する変換形式情報判定手段を有したこ
とを特徴とする請求項４または５記載の情報記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224871A JPH0887562A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6224871A JPH0887562A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 情報記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887562A true JPH0887562A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16820481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6224871A Pending JPH0887562A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | 情報記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887562A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123258A (en) * | 1997-06-12 | 2000-09-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information embedding and resolving method and apparatus |
| JP2003203196A (ja) * | 2002-01-04 | 2003-07-18 | Sharp Corp | バーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体、並びにバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体 |
| WO2013099989A1 (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-04 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | コードパターン記録装置、それが適用されたゲーム機、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム |
| JP2016106290A (ja) * | 2015-12-24 | 2016-06-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | コードパターン記録装置、それが適用されたゲーム機、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム。 |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6224871A patent/JPH0887562A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6123258A (en) * | 1997-06-12 | 2000-09-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Information embedding and resolving method and apparatus |
| JP2003203196A (ja) * | 2002-01-04 | 2003-07-18 | Sharp Corp | バーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体、並びにバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体 |
| WO2013099989A1 (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-04 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | コードパターン記録装置、それが適用されたゲーム機、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム |
| JP2013138757A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | コードパターン記録装置、それが適用されたゲーム機、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム。 |
| JP2016106290A (ja) * | 2015-12-24 | 2016-06-16 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | コードパターン記録装置、それが適用されたゲーム機、それに用いられる制御方法及び、コンピュータプログラム。 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040430 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041124 |