JPH11164062A - 画像通信装置、画像通信方法及び画像通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像通信装置、画像通信方法及び画像通信プログラムを記録した記録媒体

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JPH11164062A
JPH11164062A JP9324528A JP32452897A JPH11164062A JP H11164062 A JPH11164062 A JP H11164062A JP 9324528 A JP9324528 A JP 9324528A JP 32452897 A JP32452897 A JP 32452897A JP H11164062 A JPH11164062 A JP H11164062A
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JP9324528A
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Kazuo Somiya
和男 宗宮
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信手順や符号化方式にとらわれることなく、
画データとコードデータを一体化して取り扱うことがで
きる画像通信装置、方法等を提供する。 【解決手段】複数の画素データより構成された画データ
の一部をコードデータで置換して、画データにコードデ
ータを埋め込むことにより、画データとコードデータを
一体化して取り扱う。送信時には、1ラインの画データ
の左端16画素、右端16画素を4バイトのコードデー
タと置換してから、符号化して送信する。受信時には、
受信され、復号された画データからコードデータを抽出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像通信装置、方
法及び画像通信プログラムを記録した記録媒体に関す
る。さらに詳しくは画データとともにコードデータの送
受信が可能な画像通信装置、方法及び画像通信プログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置などの画像通信装置
は、画データの送受信を行うことができる。送信側にお
いて、原稿は白と黒に2値化された画データに変換され
る。画データはMH、MR、MMR符号化方式などによ
り、冗長度圧縮符号化され、さらにアナログ信号に変調
され、電話回線を通じて受信側へ送信される。また、受
信側においては、アナログ信号が復調され、さらに、復
号され、画データが再現される。再現された画データは
プリンタで印字出力されたり、画面で表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリでは、も
っぱら画データの伝送を想定しているので、コードデー
タの伝送には適していないが、特別な伝送モード(キャ
ラクタモードやミクストモード)を利用することでコー
ドデータを伝送することが可能である。少量の文字コー
ドデータであれば手順信号を利用して送信することもで
きる。しかし、いずれの場合にも、画データとは別に独
立したコードデータを取り扱う必要があり、画データと
コードデータの関連性は別途管理する必要がある。
【0004】本発明の目的は、通信手順や符号化方式に
とらわれることなく、画データの一部をコードデータで
置換して、画データにコードデータを埋め込むことによ
り、画データとコードデータを一体化して取り扱うこと
ができる画像通信装置、方法等を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の画像通信装置は、原稿画像を読み
取り、複数の画素データより構成される第1の画データ
を生成する手段と、コードデータを生成する手段と、前
記第1の画データの所定位置の画素データを前記コード
データに置換し、第2の画データを生成する手段と、前
記第2の画データを符号化し、符号化データを生成する
手段と、前記符号化データを送信する手段とを備えてい
るので、原稿を読み取って得られた画データの一部をコ
ードデータに置き換えることによって、画データとコー
ドデータを一体化して送信できる。
【0006】請求項2に記載の画像通信装置は、複数の
画素データより構成され、所定位置の前記画素データが
コードデータに置換され、符号化された符号化データを
受信する手段と、前記符号化データを復号し、第3の画
データを生成する手段と、前記第3の画データから前記
コードデータと前記コードデータを含まない第4の画デ
ータに分離する手段とを備えているので、受信した画デ
ータからコードデータと、コードデータを含まない画デ
ータとに分離することができる。
【0007】請求項3に記載の画像通信装置は、請求項
1または2のいずれかに記載の画像通信装置において、
前記画素データは白黒2値データであるので、通常(G
3)のファクシミリ通信にも適用することができる。
【0008】請求項4に記載の画像通信装置は、請求項
1または2のいずれかに記載の画像通信装置において、
前記画素データはカラーデータであるので、カラーデー
タを取り扱う場合にも適用できる。
【0009】請求項5及び6に記載の画像通信装置は、
請求項1または2に記載の画像通信装置において、前記
コードデータは文字コードデータであるので、画データ
とともにファイル名などの文字コード情報を一体に取り
扱うことができる。
【0010】請求項7及び8に記載の画像通信装置は、
請求項2または6に記載の画像通信装置において、さら
に、前記第4の画データを記録紙へ印字する手段を備え
ているので、コードデータを含まない画データを印字で
きる。
【0011】請求項9に記載の画像通信装置は、請求項
8に記載の画像通信装置において、さらに、文字コード
データを文字パターンデータに変換する文字パターン発
生手段を備えているので、画データから分離、抽出され
た文字コードデータを文字パターンに展開して印字手段
で印字することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による画データの
構成を示す図である。ITU−T勧告T.4によれば、
ファクシミリの主走査方向の解像度は、A4サイズ(2
15mm)の場合で1728画素、つまり、1728画
素でA4巾の1ラインを構成している。しかし、1ライ
ンの両端は有効に利用することが困難である。つまり、
読取部や記録部の両端は物理的に読取、記録が不安定で
あること、原稿や記録紙の斜行などにより読取部や記録
部でズレが生じることがあること、などに起因して両端
の数ミリの画素は正確な読取、記録ができない。そのた
め、読取時または送信時に両端の数ミリ(20画素程
度)に相当する画データを強制的に白データに置き換え
て、送信することが行われている。そうすれば、受信側
でも両端に不正確な画データが再生されることもない。
【0013】本発明では、通常は白画素で置換される1
ラインの両端を、コードデータで置換することによっ
て、画データにコードデータを埋め込むことを特徴とし
ている。コードデータには、文字コードデータと制御コ
ードデータがある。具体的には、1ラインの左端16画
素、右端16画素をコードデータ用の領域として使用す
る。つまり、1ラインあたり32ビットをコードデータ
用の領域とし、ASCIIコードを使用すれば、1ライ
ンあたり4文字分のコードデータを送信することができ
る。副走査方向の標準解像度は、3.85ライン/mm
であるから、A4サイズの場合、副走査方向は297m
mであるので、およそ1140ラインとなり、A4原稿
1枚当たり、4500文字分のコードデータを送信する
ことができる。
【0014】図2は本発明の画データの構成を詳細に示
す図である。1ラインの左端にある第1及び第2領域、
右端にある第4及び第5領域にはそれぞれ8画素つま
り、8ビットを有し、ASCIIコード1文字分のコー
ドデータを格納することができるので、合計で1ライン
あたり4文字分のコードデータを埋め込むことができ
る。第1領域は第1画素から第8画素までを占め、第1
画素がMSB(Most Significant bit)、第8画素がLS
B(Least significant bit) となっている。例えば、文
字“A”のASCIIコードは41hであるので、第1
画素をMSB、第8画素をLSBとして2進数表示すれ
ば、“01000001”となるので、これを画データ
と置換する。第2、4、5領域についても同様である。
第3領域は、本来の画データが格納される。
【0015】図3は本発明により、画データの一部を文
字コードデータで置換し、ファイル名を埋め込んだ例で
ある。第1〜3ラインの第1、2、4、5領域を使用し
て“ABCDEFGH.BMP”の計12文字を埋め込
んでいる。ここでは、コードデータとして文字コードデ
ータを使用しているが、制御コードデータを埋め込むこ
ともできる。1ライン毎に制御コードデータを付与する
ことにより、1ライン毎に色や濃淡などの属性情報を持
たせることができる。
【0016】
【実施例】本発明の第1の実施例について説明する。図
4は本発明の画像通信装置の一例であるファクシミリ装
置Fの概略構成を示すブロック図である。1は回線制御
部(NCU)であり、電話回線L1から到来する呼び出
し信号を検出して、後述のCPU12に通知する一方、
CPU12からの指令にもとづいて電話回線L1の閉
結、開放を行う。また、回線制御部1にはハンドセット
HSが接続され、電話回線L1を使用した通話ができる
ようになっている。
【0017】2はモデムであり、電話回線L1から到来
するアナログ信号をデジタル信号に変換するとともに、
デジタル信号をアナログ信号へ変換して電話回線L1へ
送出する。3はダイヤラであり、本発明のファクシミリ
装置Fから発呼する場合に、ダイヤルパルス又はDTM
F信号の電話回線L1への送出を制御する。
【0018】4は操作部であり、相手先の電話(ファク
シミリ)番号の入力のためのテンキー41、短縮ダイヤ
ルキー42、ワンタッチダイヤルキー43やスタートキ
ー44などを備える。ワンタッチダイヤルキー43は少
なくともA〜Zの英文字、英記号のキーを備え、テンキ
ー41と合わせて英数字、英記号の入力にも使用され
る。操作部4は、さらに、入力された英数字、英記号の
ASCIIコードデータを発生する。
【0019】5はROMであり、ファクシミリ装置Fを
制御するために必要なプログラム、データなどを記憶す
る。また、6はRAMであり、MH、MR、MMR符号
化方式等によって符号化された画データを記憶する画像
メモリおよびこれらを管理する管理領域として使用され
る。さらに、短縮ダイヤル番号データ等の電子電話帳デ
ータ等も記憶する。
【0020】7はLCD等で構成された表示部であり、
ファクシミリ装置Fの動作状態や設定された機能等の
他、操作部4から入力された英数字、英記号などを表示
する。8は読取部であり、CCD等のイメージセンサに
よって原稿を読取走査し、2値化された画データを出力
する。9はコーデックであり、2値化された画データを
MH、MR、MMR符号化方式等によって符号化する。
また、その逆である復号化をする。ここでは、コーデッ
ク9はハードウェアとしたが、ソフトウェアにより実現
しても差し支えない。
【0021】10は記録部であり、回線L1から受信し
た画データやRAM6に記憶された画データ等を、感熱
記録方式や電子写真記録方式などによって、記録紙に記
録する。11は文字パターン発生部であり、与えられた
文字コードデータに対する文字パターンデータを発生す
る。12はCPUであり、ROM5に記憶されたプログ
ラムに基づいて、バス13で接続された上述の各部を制
御する。
【0022】図5及び図6は、本発明によるファクシミ
リ通信の手順を示すフローチャートである。ファクシミ
リ通信手順はITU−T勧告T.30に基づく。ファク
シミリ装置Fを送信側に使用した場合について、図5を
参照しながら説明する。まず、操作者によって送信原稿
が原稿台(不図示)にセットされると、原稿が繰り込ま
れて読取位置で待機状態となる(T1)。次に、操作部
4のテンキー41、ワンタッチダイヤルキー43を使用
してファイル名が入力される(T2)。ここでは、一例
としてファイル名としたが、文字コードデータあれば、
キーワードなどでもよく、また、2バイト系の漢字コー
ドも使用可能である。
【0023】次に、送信相手先のファクシミリ番号の入
力を操作部4のテンキー41、短縮ダイヤルキー42、
ワンタッチダイヤルキー43を使用して行う。テンキー
入力、短縮番号入力を行った場合には、引き続いてスタ
ートキー44を押下する(T3)。その後、NCU1が
回線Lを閉結して(T4)、ダイヤラ3はNCU1又は
モデム2を制御してダイヤル信号(ダイヤルパルス又は
DTMF)を出力して発呼する(T5)。発呼後、相手
機からの応答を待ち(T6)、所定時間内に応答がなけ
れば回線を開放して(T18)、通信を終了する。応答
があれば、ファクシミリ前手順を開始する(T7)。
【0024】ファクシミリ前手順では、送信側と受信側
とで、互いに通信条件の設定、確認を行う。本発明で
は、伝送中の伝送誤りによって、文字コードデータを含
む画データが1ラインでも消滅すると、受信側で文字コ
ードデータを正しく再現できなくなるので、誤り訂正機
能(ECMモード)を使用する。また、非標準手順を使
用して、互いに、文字コードデータを含む画データが伝
送されることを認識しておく。
【0025】前手順が完了すると、画データの送信を行
う。まず、読取部8で原稿の1ラインが読み取られ(T
8)、2値化されると1ラインに1728画素(A4の
場合)の画データが生成される(T9)。T2で入力さ
れた文字コードデータのうち、まだ置換が完了していな
い文字コードデータがあるかどうか判断する(T1
0)。全ての置換が完了していれば、左端16画素、右
端16画素をすべて“0”(NULL)で置換する(T
11)。置換が必要な文字コードデータがあれば、左端
16画素、右端16画素を文字コードデータの4文字と
置換する(T12)。一部を文字列と置換された画デー
タは、MMR符号化方式で符号化される(T13)。こ
こでは、誤り訂正機能を使用しているので、MMR符号
化方式を用いたが、MH、MR符号化方式でも差し支え
ない。
【0026】符号化された画データはモデム2で変調さ
れ、ECMモードにより回線L1を通じて相手先ファク
シミリ装置へ送出される(T14)。1枚の原稿の処理
がすべて完了したかどうかを判断し(T15)、完了し
ていなければ、T8へ戻る。1枚の原稿の処理がすべて
完了したら、さらに、全頁の原稿の処理がすべて完了し
たかどうかを判断する(T16)。完了していなけれ
ば、T8へ戻るが、完了していれば、ファクシミリ後手
順を実行し(T17)、NCU1が回線L1を開放する
(T18)。
【0027】次に、ファクシミリ装置Fを受信側に使用
した場合について、図6を参照しながら説明する。ファ
クシミリ装置Fは回線Lを通じて交換機から到来する呼
出信号を検出する状態で待機している(R1)。NCU
1が呼出信号を検出すると、CPU12に通知し、CP
U12はNCU1に回線L1を閉結させる(R2)。閉
結後、発呼側がファクシミリ手順を実行しているかどう
かを判断する(R3)。発呼側がファクシミリ手順を実
行していなければ、アラーム(不図示)を鳴動させて、
着信があることを周囲に知らせる。アラームに気付いた
者がハンドセットHSを取り上げると、通話が可能とな
り(R14)、通話後に回線L1を開放して(R15)
終了する。発呼側がファクシミリ手順を実行していれ
ば、前手順を開始する(R4)。前手順では、誤り訂正
を行うことを確認する。また、非標準手順により、画デ
ータの一部に文字コードデータが含まれていることを認
識する。
【0028】前手順を完了後、ECMモードにより画デ
ータを受信し(R5)、復号する(R6)。復号された
画データは1ラインに1728画素(A4の場合)を有
する。R4の前手順において、画データの一部に文字コ
ードデータが含まれていることが分かっているので、画
データの左端16画素の第1及び第2領域、右端16画
素の第4及び第5領域から文字コードデータを抽出し、
抽出後の第1、第2、第4、第5領域は“0”(NUL
L)データで置換する(R7)。
【0029】1頁分の画データが全て受信され(R
8)、かつ、全頁の画データが全て受信されていれば
(R9)、R10へ進むが、そうでなければ、R5へ戻
る。R11では、文字コードが抽出された後の画データ
に、R7で抽出されたファイル名を付けて、RAM6へ
記憶する(R10)。すべての画データの受信を完了し
たら後手順を行い(R11)、NCU1に回線L1を開
放させ(R12)、受信を終了する。受信後に、R10
で記憶された画データを記録部10から印字出力する
(R13)。この時点では、既に画データに埋め込まれ
ていた文字コードデータはファイル名として判明してい
るので、ファイル名を文字パターン発生部11で文字パ
ターンに変換して、画データとともに印字出力する。
【0030】次に、本発明の第2の実施例ついて説明す
る。第2の実施例では、本発明をパーソナルコンピュー
タ等のファクシミリ通信ソフトウェアに適用している。
図7は一般的なパーソナルコンピュータPCのハードウ
ェア構成を示すブロック図である。CPU21は後述の
各部を制御する。RAM22はソフトウェア実行中に必
要な記憶領域を提供する。ROM23はファームウェア
や文字パターンデータ(フォント)などを記憶する。
【0031】CD−ROMドライブ24はCD−ROM
(コンパクト・ディスク−ROM)41の読み取りを行
う。固定ディスク25はランダムアクセスが可能な大容
量記憶装置であり、プログラム(オペレーティング・シ
ステムや応用ソフトウェアなど)や様々なデータを記憶
する。フロッピーディスクドライブ26は、フロッピー
(フレキシブル)ディスク42に対してデータの読み取
り/書き込みを行う。
【0032】モデム27、NCU28、ハンドセットH
S2及び回線L2は、図4のファクシミリ装置Fのモデ
ム2、NCU1、ハンドセットHS及び回線L1に相当
する。CRT29は、図4のファクシミリ装置Fの表示
部7に相当するが、表示面積、解像度、表現力などの点
でより優れており、画データの表示も可能である。プリ
ンタ30、スキャナ31は、それぞれ図4のファクシミ
リ装置Fの記録部10、読取部8に相当する。
【0033】キーボード32とマウス33は、図4のフ
ァクシミリ装置Fの操作部4に相当する。短縮ダイヤル
キー42等は備えていないが、ソフトウェアにより同一
の機能を実現できる。入出力I/F34は上述の24〜
33の各部の入出力を制御する。また、パーソナルコン
ピュータPCは、図4のファクシミリ装置Fが有するダ
イヤラ3及びコーデック9に相当するハードウェアを有
していないが、ソフトウェアによって実現される。ま
た、文字パターン発生部11に相当する機能は、ROM
23に記憶された文字パターンデータとソフトウェアに
よって実現される。
【0034】上述のCD−ROM41又はフロッピーデ
ィスク42は、本発明のプログラムが記録された記録媒
体であり、それぞれCD−ROMドライブ24又はフロ
ッピーディスクドライブ26にセットされることによ
り、読み取りが可能となる。
【0035】パーソナルコンピュータPCに電源(不図
示)が投入されると、オペレーティング・システムが固
定ディスク25からRAM22に、読み込まれ、実行さ
れる。その後、オペレーティング・システムから、CD
−ROM41又はフロッピーディスク42にセットされ
た本発明のプログラムが記録された媒体に対して、プロ
グラムの起動を指示することにより、プログラムが実行
される。
【0036】本発明の記録媒体に記録されたプログラム
では、第1の実施例で説明した図5、図6の処理を実行
する。パーソナルコンピュータPCではデータファイル
の保存や保守が容易なので、図5及び図6のように一連
の処理を連続して実行しないで、分割して実行すること
も可能である。つまり、送信側においては画データの読
取及びファイル生成処理、コードデータの入力及び置換
処理、画データファイルの送信処理に分割して、独立し
た処理として実行可能である。また、受信側においては
画データを受信する処理、画データファイルからコード
データを抽出する処理、画データファイルから画データ
を印字出力する処理に分割できる。
【0037】上述の実施の形態に限定されることなく、
次のようにして実施することも可能である。 (1)ファイル名以外に、画データに関するさまざまな
情報、例えば、キーワード、作成者名、作成日時などを
埋め込むこと。文字コードデータを画データに埋め込む
ことができるので、文字コードデータであればファイル
名に限定されることはない。
【0038】(2)そのラインに関する色情報等の属性
情報を埋め込むこと。文字コードデータの代わりもしく
は、文字コードデータとともに、ラインの属性を示す制
御コードデータを画データに埋め込むことにより、ある
ラインに特有の情報を与えることができる。記録部1
0、プリンタ30にカラープリンタまたは高解像度プリ
ンタを用いることにより、特定のラインに色を付けた
り、印字濃度に濃淡をつけたりできる。
【0039】(3)コードデータ領域を適宜増減させる
こと。上述の実施例では、1ラインの左端16画素、右
端16画素にコードデータを埋め込んだが、それぞれ2
4画素、32画素またはそれ以上の領域にコードデータ
を埋め込むことも可能である。コードデータ領域を増加
させることによって、伝送できるコードデータの量を増
加させることができる。
【0040】(4)白黒2値以外の画データ、例えばカ
ラーデータに埋め込むこと。カラーデータの表現にR
(赤)、G(緑)、B(青)の3原色を、それぞれ25
6階調で用いた場合には、1画素あたり3バイトを必要
とする。カラーデータの場合には、少ない画素でより多
くのコードデータを埋め込むことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の画像通信装置は、画データの一
部をコードデータと置換することによって、画データに
コードデータを埋め込むので、コードデータを画データ
と一体に取り扱うことが可能となり、画データを伝送す
るときと全く同じ要領でコードデータを伝送することが
できる。また、コードデータを画データと一体に取り扱
うことにより、ファイルの管理が容易になる。さらに、
画データからコードデータを抽出、分離しないで画デー
タを表示又は印字させたとしても、画データの両端に本
来の画データとは異なるデータが再生されることになる
が、本来の画データに比べてその割合はごく僅かである
ので、実用上問題にはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画データの構成を示す図である。
【図2】本発明の画データの構成を示す図である。
【図3】本発明に画データの構成を示す図である。
【図4】本発明の画像通信装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明の画像送信動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の画像受信動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の媒体に記録されたプログラムを実行す
るハードウェア構成図である。
【符号の説明】
1 NCU 2 モデム 3 ダイヤラ 4 操作部 41 テンキー 42 短縮ダイヤルキー 43 ワンタッチキー 44 スタートキー 5 ROM 6 RAM 7 表示部 8 読取部 9 コーデック 10 記録部 11 文字パターン発生部 12 CPU 13 バス HS ハンドセット L1 回線 F ファクシミリ装置 21 CPU 22 RAM 23 ROM 24 CD−ROMドライブ 25 固定ディスク 26 フロッピーディスクドライブ 27 モデム 28 NCU 29 CRT 30 プリンタ 31 スキャナ 32 キーボード 33 マウス 34 入出力I/F 41 CD−ROM 42 フロッピーディスク HS2 ハンドセット L2 回線 PC パーソナルコンピュータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読み取り、複数の画素データよ
    り構成される第1の画データを生成する手段と、 コードデータを生成する手段と、 前記第1の画データの所定位置の画素データを前記コー
    ドデータに置換し、第2の画データを生成する手段と、 前記第2の画データを符号化し、符号化データを生成す
    る手段と、 前記符号化データを送信する手段と、 を備えたことを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】複数の画素データより構成され、所定位置
    の前記画素データがコードデータに置換され、符号化さ
    れた符号化データを受信する手段と、 前記符号化データを復号し、第3の画データを生成する
    手段と、 前記第3の画データから前記コードデータと前記コード
    データを含まない第4の画データに分離する手段と、 を備えたことを特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の画像
    通信装置において、 前記画素データは白黒2値データであることを特徴とす
    る画像通信装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2のいずれかに記載の画像
    通信装置において、 前記画素データはカラーデータであることを特徴とする
    画像通信装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の画像通信装置において、 前記コードデータは文字コードデータであることを特徴
    とする画像通信装置。
  6. 【請求項6】請求項2に記載の画像通信装置において、 前記コードデータは文字コードデータであることを特徴
    とする画像通信装置。
  7. 【請求項7】請求項2に記載の画像通信装置において、
    さらに、 前記第4の画データを記録紙へ印字する手段を備えたこ
    とを特徴とする画像通信装置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の画像通信装置において、
    さらに、 前記第4の画データを記録紙へ印字する手段を備えたこ
    とを特徴とする画像通信装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の画像通信装置において、
    さらに、 文字コードデータを文字パターンデータに変換する文字
    パターン発生手段を備え、 前記文字コードデータを文字パターンデータに変換して
    前記印字手段により印字することを特徴とする画像通信
    装置。
  10. 【請求項10】送信側においては、 複数の画素データより構成される画データの所定位置の
    画素データをコードデータに置換し、 前記置換された画データを符号化し、送信し、 受信側においては、 受信した複数の画素データより構成され符号化された画
    データを復号し、 前記画データの所定位置の画素データからコードデータ
    を抽出することを特徴とする画像通信方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の画像通信方法におい
    て、 前記画素データは白黒2値データであることを特徴とす
    る画像通信方法。
  12. 【請求項12】請求項10に記載の画像通信方法におい
    て、 前記画素データはカラーデータであることを特徴とする
    画像通信方法。
  13. 【請求項13】送信時においては、 複数の画素データより構成される画データの所定位置の
    画素データをコードデータに置換し、 前記置換された画データを符号化し、送信し、 受信時においては、 受信した複数の画素データより構成され符号化された画
    データを復号し、 前記画データの所定位置の画素データからコードデータ
    を抽出することを特徴とする画像通信プログラムを記録
    した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090340A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
CN112995761A (zh) * 2021-03-08 2021-06-18 广州敏视数码科技有限公司 一种目标检测结果与图像原始数据混合传输方法

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