JP3610133B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3610133B2
JP3610133B2 JP27695595A JP27695595A JP3610133B2 JP 3610133 B2 JP3610133 B2 JP 3610133B2 JP 27695595 A JP27695595 A JP 27695595A JP 27695595 A JP27695595 A JP 27695595A JP 3610133 B2 JP3610133 B2 JP 3610133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optometry
eye
examined
unit
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27695595A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0994226A (ja
Inventor
聡 嶋下
好正 濱野
浩治 内田
俊文 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP27695595A priority Critical patent/JP3610133B2/ja
Publication of JPH0994226A publication Critical patent/JPH0994226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3610133B2 publication Critical patent/JP3610133B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、眼科診療所や眼鏡店等で使用される眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1) 従来、検眼部を被検者の左右眼方向に移動する駆動部を有する眼屈折計等の眼科装置では、検眼開始時に検眼部を一方の被検眼近傍に移動して初期位置としたり、左右の被検眼を切換えるために検眼部を検査する方の被検眼に移動したりする制御を駆動部が行っている。
【0003】
(2) また、超音波プローブを被検眼に接触させて眼軸長を測定する眼軸長計等の眼科装置では、駆動部により検眼部を被検眼に対して前後方向に移動して、超音波プローブの先端を消毒するモードと、被検眼の角膜の屈折力、曲率半径、乱視度、乱視軸角度等を測定するケラト測定モードとを切換えるように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(イ) しかしながら、上述の従来例(1) 、(2) のような場合は、左右眼の瞳孔間距離は個々の被検者によって異なり、片眼から他眼に検眼部を移動する際に、検眼部は予め決まっている特定の位置に移動されるので、瞳孔間距離が長い被検者では特定位置に対し他眼が外側となり、逆に短い被検者では内側となるという欠点があり、更にアライメント時に検眼部の移動距離が大きくなるために、検眼に多くの時間が掛かって効率が悪くなり、特に集団検診等で問題となっている。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、被検眼の両眼を片眼ずつ検眼するに際して、一方の検眼が終了すると他方の被検眼への速やかな検眼手段の移動を可能とする眼科装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る眼科装置は、被検者の両眼を片眼ずつ順次に検眼する眼科装置であって、被検眼を検眼する検眼手段と、該検眼手段を移動する駆動手段と、前記検眼手段の移動位置を検出する位置検出手段と、前記検眼手段による一方の被検眼に対する検眼時の前記位置検出手段による前記検眼手段の移動位置に基づいて移動すべき他方の被検眼位置を演算し、前記一方の被検眼の検眼終了後に前記検眼手段を他方の被検眼側に前記駆動手段により移動させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は第1の実施例の眼圧計、眼底カメラ、眼屈折計、眼軸長計等の眼科装置の側面図を示している。装置筐体1の被検者Pが位置する側には、被検者Pの顔を固定するために額に当接する額当て部2と顎を固定する顎受け台3が設けられており、顔を固定された被検者Pの被検眼Eの前方に検眼部4が配置されている。
【0012】
装置筐体1の検者が操作する側には、被検眼Eの映像や測定値を表示する液晶モニタ5、被検眼Eに検眼部4をアライメントする際に内部のボール6を回転させて二次元的に検眼部4を動かすトラックボール7、同様にアライメント時に回転させて検眼部4を一次元的に動かすローラ8が配置されており、ローラ8にはその回転方向と回転量を検知するロータリエンコーダ9がベルト10を介して連結されている。
【0013】
液晶モニタ5、トラックボール7、ローラ8の出力は、それぞれの信号を処理する信号処理回路11、12、13にそれぞれ接続されている。更に装置筐体1には、検眼部4を初期位置に移動する初期位置移動スイッチ14、検眼を開始する検眼スイッチ15、片眼を検眼後に他眼に検眼部4を移動する他眼位置移動スイッチ16が配置されている。
【0014】
また、装置筐体1の内部には、検眼部4を上下方向、前後方向、左右方向に移動するための3個のユニット17a、17b、17cが、それぞれ下側から順次に配置されている。上下方向の移動を行うユニット17aには、断面がコの字状のテーブル18aが設けられ、テーブル18aの側面には鉛直方向を向く雄ねじ19aが回転可能に保持され、雄ねじ19aの端部に雄ねじ19aを回転させるステッピングモータ20aが連結されている。更に、テーブル18aには雄ねじ19aと略平行に回転防止部材21aが固定され、雄ねじ19aを回転したときの検眼部4の回転を防止するようになっている。
【0015】
雄ねじ19aには、その回転により上下方向に直線移動するL字状の移動部材22aが設けられ、移動部材22aの雌ねじ部が雄ねじ19aと噛み合っており、移動部材22aの孔部が回転防止部材21aに挿通されている。また、テーブル18aには位置センサ23aが固定されており、移動部材22aの端部の突出片を検知して移動部材22aの上下位置を検出するようになっており、位置センサ23aの出力は位置検出回路24aに接続されている。
【0016】
ステッピングモータ20aはモータ駆動回路25aに接続され、モータ駆動回路25aから送信される1パルスに対し所定角度だけ回転するようになっている。従って、この1パルス当りの回転角と雄ねじ19aのピッチとから、モータ駆動回路25aが送信するパルス数に応じた上下方向の検眼部4の移動量が分かるようになっている。
【0017】
移動部材22aの他端は被検部4の前後方向の移動を行うユニット17bのテーブル18bの底面に固定されており、テーブル18bの側面には雄ねじ19bと回転防止部材21bが検眼部4と被検眼Eを結ぶ前後方向に略平行に保持されていて、テーブル18bの底面には位置センサ23bが固定され、その出力が位置検出回路24bに接続されている。雄ねじ19bの一端はステッピングモータ20bに連結され、ステッピングモータ20bはモータ駆動回路25bに接続されている。雄ねじ19bには移動部材22bの雌ねじ部が噛み合っており、移動部材22bの他端は左右方向移動用のユニット17cのテーブル19cの背面に固定されている。
【0018】
図2はユニット17cの平面図を示し、テーブル18cには雄ねじ19cと回転防止部材21cが被検眼ER、ELを結ぶ水平方向に略平行に保持されており、雄ねじ19cの一端にはステッピングモータ20cが連結され、ステッピングモータ20cはモータ駆動回路25cに接続されている。また、テーブル18cには位置センサ23cが固定され、その出力は位置検出回路24cに接続されている。そして、雄ねじ19cには移動部材22cの雌ねじ部が噛み合っており、移動部材22cの他端は検眼部4に固定されている。
【0019】
装置筐体1内には、装置全体の制御を行う演算処理制御回路26が設けられ、演算処理制御回路26には、位置検出回路24a〜24c、トラックボール信号処理回路12、ロータリエンコーダ信号処理回路13、初期位置移動スイッチ14、検眼スイッチ15、他眼位置移動スイッチ16のそれぞれの出力と検眼部4の入出力部が接続され、演算処理制御回路26の出力はモータ駆動回路25a〜25c、表示信号処理回路11に接続されている。
【0020】
演算処理制御回路26は検眼部4の前後方向、上下方向、左右方向のそれぞれの位置を把握して記憶し、記憶した位置データを演算して、その信号に基づいて検眼部4を移動させる。即ち、演算処理制御回路26は位置センサ23bが検出した移動部材22bの位置から、モータ駆動回路24bがステッピングモータ20bに送信したパルス数を知り、これよって検眼部4の前後方向の位置を把握し、同様にして上下方向、左右方向の位置も把握する。
【0021】
トラックボール7とローラ8を操作することにより、被検眼部4は次のように移動する。トラックボール7の内部のボール6を被検者Pの方向即ち紙面に対して左回転させると、その信号はトラックボール信号処理回路12、演算処理制御回路31に送信され、モータ駆動回路25a、ステッピングモータ20aに伝わり、検眼部4は被検眼Eに対し上方向に動き、逆にボール6を検者の方向即ち紙面に対して右回転させると、同様にして検眼部4は被検眼Eに対し下方向に動く。
【0022】
また、トラックボール7の内部のボール6を被検者Pから見て左回転即ち紙面の奥行き方向に回転させると、その信号はトラックボール信号処理回路12、演算処理制御回路26に送信され、モータ駆動回路25c、ステッピングモータ20cに伝わり、検眼部4は被検眼Eに対し左方向に動き、逆にボール6を被検者Pから見て右回転即ち紙面の手前方向に回転させると、同様にして検眼部4は被検眼Eに対し右方向に動く。
【0023】
ローラ8を被検者Pの方向即ち紙面に対して左回転させると、その回転はベルト10を介してロータリエンコーダ9に伝達され、その回転に応じた信号がロータリエンコーダ9からロータリエンコーダ信号処理回路13、演算処理制御回路26に送信され、モータ駆動回路25b、ステッピングモータ20bに伝わり、検眼部4は前方向即ち被検眼Eに近付く方向に動き、逆にロータ8を検者の方向即ち紙面に対し右回転させると、同様にして検眼部4は後方向即ち被検眼Eに対して遠退く方向に動く。
【0024】
被検者Pの額と顎をそれぞれ額当て部2と顎受け台3で規定することにより、被検者Pの頭部を固定する。検眼部4には図示しないテレビカメラが設けられており、被検眼Eの映像はテレビカメラに結像し、その信号は演算処理制御回路26、表示信号処理回路11、液晶モニタ5に送信され、液晶モニタ5に表示される。検者は液晶モニタ5を見ながら、上述のようにトラックボール7とローラ8を操作して、被検眼Eに対する検眼部4の上下、左右、前後の3方向のアライメントを合わせる。
【0025】
検眼は初めに右眼ERについて行い、次に左眼ELについて行う。3方向のアライメントを合わせた後に、検眼スイッチ15を押して被検者Pの右眼ERの検眼を開始する。このときの検眼開始信号は検眼スイッチ15から演算処理制御回路26、検眼部4に送信され、検眼が終了すると演算処理制御回路26はこのときの検眼部4の3方向の位置である右眼位置表示線LR、被検眼高さ表示線LV、被検眼Eとの距離DWを記憶し、図2に示すように右眼位置表示線LRと予め記憶している左右眼中心線LHとから、中心線LHから右眼ERまでの距離DRを演算して求める。また、演算処理制御回路26は表示信号処理回路11を経て液晶モニタ5に検眼結果を表示する。
【0026】
次に、左眼ELを検眼するために他眼位置移動スイッチ16を操作すると、演算処理制御回路26は距離DRに等しい中心線LHから左眼ELまでの距離DLと中心線LHとから、左眼ELを検眼する際の検眼部4の位置を示す左眼位置表示線LLの位置を演算して求め、モータ駆動回路25cから所定数のパルスをステッピングモータ20cに送信し、ステッピングモータ20cにより雄ねじ19cを回転し、移動部材22cと共に検眼部4を右眼位置表示線LRの位置から左眼位置表示線LLの位置に移動する。
【0027】
そして、上下方向、前後方向の位置に関しても、左眼位置表示線LLへの移動と同時に、右眼ERの検眼時に演算処理制御回路26が記憶した被検眼高さ位置表示線LV、被検眼Eとの距離DWの位置に検眼部4を移動する。このようにして、検眼部4を容易に左眼の検眼位置に配置することができるので、その移動量は少なくて済み、短時間でのアライメントを行うことができる。
【0028】
演算処理制御回路26は右眼ER及び左眼ELを検眼したときの検眼部4のそれぞれの3方向の位置を記憶し、この記憶位置に基づいて初期位置移動スイッチ14を操作して、右眼ER位置の近傍に検眼部4を移動し、トラックボール7とローラ8を操作してアライメントを行った後に検眼を行い、次に他眼位置移動スイッチ16を操作して左眼EL位置近傍に検眼部4を移動し、同様にしてアライメント後に検眼を行う。
【0029】
また、検眼が複数回行われた場合には、過去に検眼したときの検眼部4の位置の3方向の位置データのそれぞれについて相加平均や相乗平均を演算して記憶し、この記憶した位置データに基づいて検眼部4を移動してアライメント及び検眼を行う。
【0030】
このように、右眼ERや左眼ELを検眼するために記憶した検眼部4の検眼位置を演算し、その演算した位置に検眼部4を移動させることにより、右眼ERや左眼ELに検眼部4を移動する距離が短くなり、アライメントが短時間でできるようになる。
【0031】
図3は第2の実施例の眼圧計、眼底カメラ、眼屈折計、眼軸長計等に用いられる眼科装置の側面図を示し、装置筐体30の被検者Pが位置する側には、被検者Pの顔を固定するために手動式の額当て板31と電動式の顎受け台32が設けられ、被検眼Eの前方には検眼部33が位置している。一方、装置筐体30の検者側には、図1と同様に、液晶モニタ34、内部にボール35を有するトラックボール36、ベルト37を介してロータリエンコーダ38に連結されたローラ39と、初期位置への移動スイッチ40、検眼スイッチ41、他眼への移動スイッチ42とが配置されている。そして、液晶モニタ34、トラックボール36、ローラ39はそれぞれの信号処理回路43、44、45に接続されている。
【0032】
図4は額当て板31の側面図を示し、額当て板31には支柱46が水平方向に延在され、支柱46内の雌ねじ部に雄ねじ47が噛み合っており、雄ねじ47の他端には、手動操作で額当て板31を前後方向に動かして被検眼Eの位置決めを行うための額当て板用位置決め部材48が設けられ、この位置決め部材48は装置筐体30の外部から操作できるようになっている。また、支柱46にはキー49が設けられ、キー49に対応するキー溝50とキー49とによって額当て板31の移動範囲を制限し、また額当て板31が雄ねじ47と共に回転することを防止している。
【0033】
位置決め部材48の近傍には距離センサ51が固定され、距離センサ51は支柱46の端部の突出片46aを検知して額当て板31の位置を検出する。そして、距離センサ51の出力は距離検出回路52に接続されている。
【0034】
図5は顎受け台32の側面図を示し、顎受け台32には支柱53が鉛直方向に延在されており、支柱53内部の雌ねじ部が雄ねじ54と噛み合っており、雄ねじ54はDCモータ55に連結されており、DCモータ55の出力はモータ駆動回路56に接続されている。更に、支柱53にはキー57が設けられ、キー57に対応するキー溝58とキー57とにより顎受け台32の移動範囲を制限し、また顎受け台32が雄ねじ54と共に回転することを防止している。
【0035】
DCモータ55の近傍には、支柱53端部の突出片53aを検知して顎受け台32の位置を検出する距離センサ59が配置され、距離センサ59の出力は距離検出回路60に接続されている。そして、装置筐体30には顎受け台32の上昇スイッチ61aと下降スイッチ61bが設けられている。
【0036】
装置筐体30の内部には、図1と同様に検眼部33を上下前後左右に移動するそれぞれのユニット62a、62b、62cが配置されている。図6は上下方向移動用ユニット62aの側面図を示し、上下方向移動用ユニット62aにはテーブル63aが設けられ、テーブル63aには鉛直方向を向く雄ねじ64aと回転防止部材65aが取り付けられ、雄ねじ64aにはDCモータ66aが連結され、DCモータ66aの出力はモータ駆動回路67aに接続されている。
【0037】
また、雄ねじ64aと回転防止部材65aには移動部材68aが保持されており、移動部材68aは雄ねじ64aの回転により直線移動するようになっている。一方、移動部材68aの他端は前後方向用移動ユニット62bのテーブル63bに固定されている。更に、テーブル63aには移動部材68aとの距離を検出する距離センサ69aが固定されており、距離センサ69aの出力は距離検出回路70aに接続されている。
【0038】
図7は前後方向移動用ユニット62bの側面図を示し、前後方向移動用ユニット62bもユニット62aと同様に形成されており、テーブル63bには前後方向を向く雄ねじ64bと回転防止部材65bが取り付けられ、雄ねじ64bと回転防止部材65bに移動部材68bが保持されている。雄ねじ64bにはDCモータ66bが連結され、テーブル63bには距離センサ69bが固定されており、DCモータ66bと距離センサ69bは、それぞれモータ駆動回路67bと距離検出回路70bに接続されている。そして、移動部材68bの他端は左右方向移動用ユニット62cのテーブル63cに固定されている。
【0039】
図8は左右方向移動用ユニット62cの平面図を示し、このユニット62cも同様に、テーブル63cに水平方向を向く雄ねじ64cと回転防止部材65cが取り付けられ、雄ねじ64cと回転防止部材65cに移動部材68cが保持されている。そして、雄ねじ64cにはDCモータ66cが連結され、テーブル63cには距離センサ69cが固定されており、DCモータ66cと距離センサ69cはそれぞれモータ駆動回路67cと距離検出回路70cに接続されている。そして、移動部材68cの他端は検出部33に固定されている。
【0040】
装置筐体33内には演算処理制御回路71が設けられ、演算処理制御回路71は初期位置移動スイッチ40、検眼スイッチ41、他眼位置移動スイッチ42、トラックボール信号処理回路44、ロータリエンコーダ信号処理回路45、額当て板距離検出回路52、顎受け台距離検出回路60、顎受け台上昇スイッチ61a、顎受け台下降スイッチ61b、上下方向距離検出回路70a、前後方向距離検出回路70b、左右方向距離検出回路70cの出力と検眼部33の入出力が接続され、演算処理制御回路71の出力は表示信号処理回路43、上下方向移動用モータ駆動回路67a、前後方向移動用モータ駆動回路67b、左右方向移動用モータ駆動回路67cに接続されている。
【0041】
演算処理制御回路71は検眼部33の前後方向、上下方向、左右方向のそれぞれの位置を把握して記憶演算し、それらの位置データを基にして検眼部33を移動させる。即ち、演算処理制御回路71は距離センサ69bが移動部材68bとの距離を検出することによって、検眼部33の前後方向の位置を把握する。そして、検眼部33の上下方向、左右方向の位置も同様にして把握する。
【0042】
また、演算処理制御回路71は額当て板31の前後方向と顎受け台32の上下方向の位置を把握して記憶し、それらの位置データを基にして検眼部33を移動させる。即ち、演算処理制御回路71により、距離センサ51が支柱46との距離を検出して額当て板31の前後方向の位置を把握し、距離センサ59が支柱53との距離を検出して顎受け台32の上下方向の位置を把握するようになっている。
【0043】
被検者Pの頭部が検眼可能な位置となるように、額当て板位置決め部材48を回転して額当て板31を前後方向に移動し、また顎受け台上昇スイッチ61a又は下降スイッチ61bを操作して、演算処理制御回路71によりモータ駆動回路56を介してDCモータ55を駆動し、顎受け台32を上方向又は下方向に移動する。
【0044】
このとき、額当て板31の位置については、支柱46と距離センサ51の距離が距離センサ51に検知され、その信号が距離検出回路52を介して演算処理制御回路71で把握されて移動距離等が記憶演算される。また、顎受け台32の位置については、支柱53と距離センサ59の距離が距離センサ59に検知され、その信号が距離検出回路60を介して演算処理制御回路71で把握されて移動距離等が記憶演算される。
【0045】
このようにして、被検者Pの額と顎をそれぞれ額当て板31と顎受け台32で規定して被検者Pの頭部を固定した後に、検者は液晶モニタ34を見ながらトラックボール36とローラ39を使用して、被検眼Eと検眼部33の上下、左右、前後の3方向のアライメントを合わせる。
【0046】
アライメントが合った後に検眼スイッチ41を操作すると、始めに右眼ERの検眼が行われて、検眼結果が液晶モニタ34に表示される。これとほぼ同時に、演算処理制御回路71は距離センサ70a〜70cの信号から把握した検眼部33の3方向の位置である右眼位置表示線LR、被検眼高さ位置表示線LV、被検眼Eとの距離DWを記憶する。
【0047】
次に、他眼位置移動スイッチ42を操作すると、図8に示すように右眼位置表示線LRが示す右眼ERを検眼した位置Kから、左眼位置表示線LLが示す左眼ELを検眼する位置Lへ検眼部33を移動する。即ち、演算処理制御回路71は記憶している検眼部33の位置を基に演算した信号を、モータ駆動回路67cを介してDCモータ66cに送り、検眼部33の左右方向の移動を開始する。このときの検眼部33の位置は逐一距離センサ69cに検出され、その信号は距離検出回路70cを介して演算処理制御回路71に送られ、左眼位置表示線LLの位置に検眼部33がきたときに、演算処理制御回路71は停止信号をモータ駆動回路67cを介してDCモータ66cに送り、検眼部33は左眼位置表示線LLの位置に停止する。
【0048】
また、上下方向に関しては、演算処理制御回路71が記憶する被検眼高さ位置表示線LVの位置に検眼部33を移動する。そして、前後方向に関しては、演算処理制御回路71は記憶した被検眼Eからの距離DWと所定値αから演算を行って、その信号をモータ駆動回路67bを介してDCモータ66bに送り、距離DWから更に所定値αだけ被検眼Eから離れた位置に検眼部33を移動する。
【0049】
なお、検眼部33を位置Kから位置Lに移動する際に、前後方向のみ変化量αだけ被検眼Eから後退させたのは、右眼ERより左眼ELが眼科装置に近付いている場合に、前後方向の位置を左右眼で等しくすると、検眼部33が左眼EL近傍に移動させたときに検眼部33が接触して怪我をする事故を防止するためのものであり、例えば3mm、5mm、10mm等の所定の変化量αだけ移動位置をずらしてある。
【0050】
このとき、検眼部33の前後方向の位置を距離センサ69bで逐一検出し、その信号を距離検出回路70bを介して演算処理制御回路71に送信し、距離DWから変化量αだけ左眼ELから遠去かった位置に検眼部33がきたときに、演算処理制御回路71は停止信号をモータ駆動回路67bを介してDCモータ66bに送信する。
【0051】
このようにして、被検眼Eに検眼部33を接触させることなく、検眼部33を右眼ERを検眼した位置Kから、左眼ELを検出するための位置Lの近傍に移動することができるので、検眼部33を移動させる距離が少なくて済み、短時間でアライメントを行うことができる。
【0052】
右眼ER及び左眼ELを検眼したときの検眼部33、額当て板31、顎受け台32のそれぞれの位置から、演算処理制御回路71は額当て板31と顎受け台32に対する検眼部33の相対的な位置を記憶する。また、過去に検眼した複数の相対的位置の平均値を計算記憶しておき、額当て板31と顎受け台32の位置を変更した場合に、初期位置移動スイッチ40や他眼位置移動スイッチ42を操作して、これらの相対的位置に検眼部33を移動させる。
【0053】
即ち、被検者Pの頭部が検眼可能な位置になるように、検者は額当て板用位置決め部材48を回転して額当て板31を移動し、顎受け台上昇スイッチ61a及び顎当て台下降スイッチ61bを操作して顎受け台32を移動する。額当て板31の位置は距離センサ51が検知し、その信号が距離検出回路52を介して演算処理制御回路71に送信されて把握される。また、顎受け台32の位置は距離センサ59が検知し、その信号が距離検出回路60を介して演算処理制御回路71に送信されて把握される。
【0054】
右眼ERのアライメントを合わせて、検眼スイッチ37を操作すると右眼ERが検眼され、ほぼ同時に演算処理制御回路71は検眼部33の3方向の位置である右眼位置表示線LR、被検眼高さ位置表示線LV、被検眼との距離DWを記憶し、更に額当て板31と顎受け台32の位置についても記憶する。そして、過去に複数回検眼した検眼部33、額当て板31、顎受け台32のそれぞれの位置の平均位置と、額当て板31に対する検眼部33の相対的位置の平均位置と、顎受け台32に対する検眼部33の相対的位置の平均位置とを演算処理制御回路71で計算し記憶する。
【0055】
図4に示す額当て板31の前後方向の位置をC、図5に示す顎受け台32の上下方向の位置をG、図7に示す検眼部33の前後方向の位置を示す移動部材68bの位置をM、図6に示す検眼部33の上下方向の位置を示す移動部材68aの位置をIとし、額当て板31の前後方向の位置Cに対する検眼部33の前後方向の位置Mの相対的な位置関係と、顎受け台32の上下方向の位置Gに対する検眼部33の上下方向の位置Iの相対的な位置関係とを演算処理制御回路71に記憶する。
【0056】
そして、新たに検眼する際に、額当て板31と顎受け台32を移動させて、被検者の頭部を固定したときの額当て板31の前後方向の位置をD、顎受け台32の上下方向の位置をHとして、初期位置移動スイッチ40を操作すると、先ず図4に示すように額当て板31が位置Cから位置Dに移動したことが距離センサ51に検知され、この検出信号は距離検出回路52を介して演算処理制御回路71に送信され、額当て板31の移動量DAが演算される。そして、演算処理制御回路71はモータ駆動回路67bを介してDCモータ66bを駆動し、図7に示すように、額当て板31に対して相対的な位置関係にある検眼部33の前後方向の位置を支配する移動部材68bを、移動量DAと等しい移動量DHだけ動かして位置Mから位置Fに移動する。
【0057】
このとき、移動部材68bの位置を距離センサ69bで逐一検知し、移動部材68bが位置Fに着いたことを距離検出回路70bを介して演算処理制御回路71が認知すると、モータ駆動回路67bを介してDCモータ66bの駆動が停止し、移動部材68bは位置Fにくる。
【0058】
次に、図5に示すように顎受け台32が位置Gから位置Hに移動したことが距離センサ59が検知し、この検出信号を距離検出回路60を介して演算処理制御回路71に送信し、顎受け台32の移動量DBを計算する。演算処理制御回路71はモータ駆動回路67aを介してDCモータ66aを駆動し、図6に示すように、顎受け台32に対して相対的位置にある検眼部33の上下方向の位置を支配する移動部材68aを、移動量DBと等しい移動量DVだけ動かして位置Iから位置Jへ移動する。
【0059】
このとき、移動部材68aの位置を距離センサ69aで逐一検知し、移動部材68aが位置Jに着いたことを距離検知回路70aを介して演算処理制御回路71が認知すると、モータ駆動回路67aを介してDCモータ66aの駆動が停止し、移動部材68aは位置Jにくる。
【0060】
このように、額当て板31と顎受け台32に対する検眼部33の相対的な位置を記憶し、この位置データに基づいてユニット62a、62b、62cにより検眼部33を移動してアライメントを行うことにより、検眼部33を移動させる距離が短くなり、短時間でアライメントができるようになる。
【0061】
また、検眼時の顎受け台32の位置を記憶しておいて、検者が初期位置移動スイッチ40を操作したときに、この顎受け台32を記憶した位置に移動する。また、複数回の検眼による顎受け台32の位置を記憶しておき、それらの位置の相加平均や相乗平均等の演算を行ってその平均値に顎受け台32を移動する。
【0062】
即ち、被検者Pの頭部が検眼可能な位置となるように顎受け台32を移動し、このときの顎受け台32の位置を支柱53との距離から距離センサ59が検知し、その信号が距離検出回路60を介して演算処理制御回路71に送信されて把握される。そして、被検者Pの額と顎をそれぞれ額当て板31と顎受け台32で規定して被検者Pの頭部を固定する。
【0063】
アライメントが合った後に、検眼スイッチ37を操作すると被検眼Eが検眼され、ほぼ同時に演算処理制御回路71が把握した顎受け台32の位置を記憶する。また、過去に複数回検眼した顎受け台32の位置の平均を演算処理制御回路71で演算して記憶する。
【0064】
図5に示すように、演算処理制御回路71で平均値を演算して記憶したときの顎受け台32の位置をGとし、その後の検眼までの間に何らかの理由で移動した顎受け台32の位置をHとし、初期位置移動スイッチ40を操作すると、ほぼ同時に顎受け台32が位置Hにあることを距離センサ59が検知し、距離検出回路60を介して演算処理制御回路71に送信される。そして、顎受け台32を位置Hから平均値である位置Gに移動させるために、モータ駆動回路56を介してDCモータ55が駆動され支柱53を移動する。顎受け台32が位置Gにくると支柱53の位置を距離センサ59が検知し、この信号を距離検出回路60を介して演算処理制御回路71が認知し、モータ駆動回路56を介してDCモータ55の駆動が停止する。
【0065】
このようにして、顎受け台32と額当て板31を演算記憶した位置に移動することによって、アライメント時の検眼部33の移動距離が短くなるので短時間でのアライメントが可能となる。
【0066】
なお、上述のような顎受け台32を演算記憶した位置に移動する制御を額当て板31について行うようにしてもよい。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る眼科装置は、一方の検眼が終了すると他眼に検眼手段を迅速に移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面図である。
【図2】左右方向移動部材の平面図である。
【図3】第2の実施例の側面図である。
【図4】額当て板駆動部の側面図である。
【図5】顎受け台駆動部の側面図である。
【図6】上下方向移動部材の側面図である。
【図7】前後方向移動部材の側面図である。
【図8】左右方向移動部材の平面図である。
【符号の説明】
1、30 装置筐体
2、31 額当て板
3、32 顎受け台
4、33 検眼部
5、34 液晶モニタ
7、36 トラックボール
8、39 ローラ
14、40 初期位置移動スイッチ
15、41 検眼スイッチ
16、42 他眼位置移動スイッチ
20a、20b、20c ステッピングモータ
23a、23b、23c 位置センサ
26、71 演算処理制御回路
51、59、69a、69b、69c 距離センサ
55、66a、66b、66c DCモータ

Claims (5)

  1. 被検者の両眼を片眼ずつ順次に検眼する眼科装置であって、被検眼を検眼する検眼手段と、該検眼手段を移動する駆動手段と、前記検眼手段の移動位置を検出する位置検出手段と、前記検眼手段による一方の被検眼に対する検眼時の前記位置検出手段による前記検眼手段の移動位置に基づいて移動すべき他方の被検眼位置を演算し、前記一方の被検眼の検眼終了後に前記検眼手段を他方の被検眼側に前記駆動手段により移動させる制御手段とを有することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記制御手段は、前記検眼手段を水平方向でかつ該検眼手段の検眼軸に対して垂直の方向に移動する場合に前記位置検出手段の出力及び前記被検者の左右眼の中心位置に基づいて前記検眼手段を移動する位置を演算することを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記制御手段は、前記検眼手段を水平方向でかつ検眼軸に対して垂直の方向に移動する場合に、前記一方の被検眼の検眼時における前記検眼手段の位置と前記検眼軸に平行な左右眼中心線に対して対称な位置に前記検眼手段を移動すことを特徴とする請求項1又は2に記載の眼科装置。
  4. 前記制御手段は、同一の被検者を複数回検眼する場合にそれぞれの検眼時における前記検出手段の出力値を記憶し、該出力値の相加平均又は相乗平均に基づいて前記検眼手段を移動する位置を演算することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の眼科装置。
  5. 前記検眼手段は、眼圧計、眼底カメラ、眼屈折計、眼軸長計の何れかであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼科装置。
JP27695595A 1995-09-29 1995-09-29 眼科装置 Expired - Fee Related JP3610133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27695595A JP3610133B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 眼科装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27695595A JP3610133B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 眼科装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0994226A JPH0994226A (ja) 1997-04-08
JP3610133B2 true JP3610133B2 (ja) 2005-01-12

Family

ID=17576747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27695595A Expired - Fee Related JP3610133B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 眼科装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3610133B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2074937A1 (en) * 2007-12-25 2009-07-01 Kabushiki Kaisha Topcon Ophthalmologic apparatus
WO2010067764A1 (ja) 2008-12-08 2010-06-17 株式会社トプコン 眼科用計測装置
JP2013150696A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Canon Inc 眼科装置および制御方法並びにプログラム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4879632B2 (ja) * 2006-04-12 2012-02-22 株式会社ニデック 眼科装置
JP6098094B2 (ja) * 2012-09-28 2017-03-22 株式会社ニデック 眼科装置
JP6220254B2 (ja) * 2013-12-13 2017-10-25 株式会社トプコン 眼科装置
CN111657854A (zh) * 2020-06-25 2020-09-15 宁波市眼科医院 一种眼压仪

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06327633A (ja) * 1993-05-25 1994-11-29 Canon Inc 眼科装置
JP2814051B2 (ja) * 1993-09-17 1998-10-22 株式会社シード プリセット装置付の眼科用光学装置
JPH07124112A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Canon Inc 眼科装置
JP3431969B2 (ja) * 1993-11-19 2003-07-28 キヤノン株式会社 眼科装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2074937A1 (en) * 2007-12-25 2009-07-01 Kabushiki Kaisha Topcon Ophthalmologic apparatus
US7909462B2 (en) 2007-12-25 2011-03-22 Kabushiki Kaisha Topcon Ophthalmologic apparatus
WO2010067764A1 (ja) 2008-12-08 2010-06-17 株式会社トプコン 眼科用計測装置
JP2010131286A (ja) * 2008-12-08 2010-06-17 Topcon Corp 眼科装置
JP2013150696A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Canon Inc 眼科装置および制御方法並びにプログラム
US8851674B2 (en) 2012-01-25 2014-10-07 Canon Kabushiki Kaisha Ophthalmologic apparatus, control method therefore, and recording medium storing method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0994226A (ja) 1997-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769365B2 (ja) 眼科装置、及びそのオートアライメント方法
US6045503A (en) Method of and apparatus for determining the topology of a cornea
JP5954982B2 (ja) 眼科装置および制御方法並びに制御プログラム
JP2004523271A (ja) 前房距離測定システム
JP3385055B2 (ja) 検眼装置
JP3507204B2 (ja) 眼科装置
JP2003153862A5 (ja)
JP3610133B2 (ja) 眼科装置
JP3935834B2 (ja) 眼科装置
CN107320067A (zh) 眼压仪
JP2002238852A (ja) 検眼装置
JP4136690B2 (ja) 眼科装置
JP2004329872A (ja) 眼科用検査装置
JP4878604B2 (ja) 眼科用検査装置
JP7369001B2 (ja) 眼科装置
JP4136691B2 (ja) 眼科装置
WO2006033171A1 (ja) 眼科用検査装置
JP3610152B2 (ja) 眼科装置
JP3542176B2 (ja) 近点計
JP2005095355A (ja) 眼科装置
JPH09224911A (ja) 眼科装置
JP3504380B2 (ja) 眼科装置
CN212972912U (zh) 一种眼科检测装置
JP6934218B1 (ja) 眼科複合健診検査装置
JP2002360517A (ja) 眼科装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071022

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081022

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091022

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101022

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111022

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121022

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131022

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees