JP2004523271A - 前房距離測定システム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
関連発明の相互引用
本願発明は、2001年1月32日出願のアメリカ仮出願第60/259487号の35U.S.C. 119(e)の適用を要求し、その開示は本出願に引用される。
【0002】
連邦政府援助による調査または開発に関する申告
なし
【背景技術】
【0003】
緑内障は世界でも主要な不可逆性盲目の原因の一つである。早期発見、正確な診断および適切な治療により、緑内障による視力喪失は十分に防止可能である。緑内障は単一の病例ではないが、しかし共通の特徴として視覚神経の損傷を共有する大群の疾患である。視覚神経の損傷は最も多くの場合眼圧に関係し、全ての場合視野の喪失に関係する。
【0004】
緑内障の解剖学上のタイプ分析、すなわち、”開放隅角または狭窄もしくは閉塞隅角”の分析は効果的な処置に必須である。開放隅角または狭隘もしくは閉塞隅角の区別をすることは治療の方針を立てる前に行うべきである。歴史的には前房深度の測定は隅角鏡検査法(gonioscopy)技術によって評価されてきたものであり、そこではレンズが角膜に結合または接触するので患者にとっては不快である。直接(Koeppe)隅角鏡検査法では患者は横臥姿勢をとらされる。隅角鏡検査法はまた患者、レンズ、顕微鏡および光源を協調させるのに熟練が必要でありまたその結果を解剖学的な特徴に解釈することにも経験が必要である。B-scan 超音波検査法の補助技術が最近使用され始めたが、しかし角膜表面との接触が必要である。
【0005】
発明の要約
【0006】
本発明は、容易に、精度良く、正確に患者の眼の前房深度(anterior chamber depth)を光学原理に基づき測定する非接触式測定システムを提供する。初めの本発明の態様では、本願の測定システムは既存の細隙灯眼科検査の試験台(slit lamp ophthalmology examination table)と接続する。この測定システムには移動または固定にしろ適当な方法でしっかりと据え付けられた細隙灯台を有する。細隙灯の水平駆動軸のインターフェースは、ある方向、Y方向へ患者の光軸に沿って駆動軸の軸長さに直交して移動する。インターフェースは、長さ測定機器に結合する直線走行可能なスライド装置に設置される。このようにして、顕微鏡を患者の光軸に沿って移動させると、インターフェースとスライド装置は同じ距離を移動する。
【0007】
直線エンコーダーのような直線測定機器は、長さ測定機器から操作者可読表示機器へ信号を伝達する作用をする適当な回路に接続する。3または4桁表示のLED表示機器のような長さ測定機器と表示機器は、容易に100ミクロメーターまたは10ミクロメーターの精度で距離を示すことが可能である。LED表示機は、LED表示器につながる適当なボタンを押しさえすればいつでもゼロにセットされる。
【0008】
角膜と虹彩間の距離を測定するには使用者はまず最初に細隙灯の操縦桿と立体顕微鏡を使って測定すべき眼の位置を見出す。次に、角膜面に立体顕微鏡の焦点を最も良く合わせ、それから表示機をゼロにするためにゼロ・ボタンを押す。使用者は次に顕微鏡の焦点を虹彩の表面かまたは瞳孔の端に移動させる。使用者は診断が必要な眼の内で他の位置毎にこの測定手順を繰り返す。網膜から角膜までまたは網膜から虹彩または瞳孔までの距離のような眼の中の他の距離を測ることもできる。
【0009】
本発明の他の態様では、本発明の測定システムは適当にプログラムされたコントローラーまたはコンピューターで管理されたデジタルカメラおよびテレビジョンモニターに接続する光学顕微鏡を支持する3軸戴物台を具備する。眼のテレビジョンフレームはオンザフライ(on the fly)で分析され焦点の合った特徴と角膜と虹彩間の測定位置に付随した固有信号特徴をメモリに保存する。このシステムは既存の細隙灯顕微鏡に連動したり開放する連動装置を具備する。かわりにこのシステムは前房距離測定装置として単独で使用される独立型測定装置としても構成することができる。
【0010】
本発明の測定装置は、非接触式で、隅角鏡検査法や接触式超音波検査法とは異なり、眼との接触や前房角または角膜の変形や歪みを起こさせることはない。本発明の系は麻酔剤の使用は不要でまた通常の視覚動作を再開するに長期の回復期間を必要としない。この装置は医者が迅速に簡便に使用でき患者にとって便利である。これは観測者の予断や解釈、観測者間偏差または試験間変動の影響が少ない。
【0011】
発明の詳細な説明
【0012】
本発明の前房測定システムによれば使用者は、進行すると緑内障に至る過程の強膜角閉塞(scleric angle closure)の検査と診断のような目的のために前房における多重距離検査を容易行うことができる。前房測定システム10の初めの態様は、図1Aと図2Aに一般的に示される。この態様では測定システムは既存の細隙灯眼科検査の試験台12に接続する。(図1Bを参照)眼検査に共通の機器である細隙灯14は水平面のXとY方向およびZ方向の垂直方向に対して移動可能な戴物台(stage)18を取り付けた立体光学顕微鏡16を典型的には具備する。戴物台は、典型的には固定台20または他の面に固定して取り付けられ、そして使用者、例えば眼科医により移動可能な顕微鏡を動かす操縦桿22を具備する。水平面の動きに対しては戴物台は水平駆動軸24を具備し、それに沿って顕微鏡がX方向に移動可能となる。典型的には駆動軸は16または18mm径であるが、この径の軸に限られない。軸は更に、典型的には76mm以上にまたは特定の細隙灯により測定される他の距離にまで患者の目の光軸に沿ってY方向に移動するよう働くことができる。典型的には別のハウジング29内に収納されている一組のラックとオピニオン機構28がY方向の移動のために設置されている。図示の細隙灯配置では軸は移動に伴い回転するが、他の細隙灯配置も可能である。
【0013】
図2A−7を参照すると、測定システムは適当な方法でまた振動しないようにしっかりと堅固に細隙灯の台20を据付ける台座30を具備する。図の態様では、台座の延長32は細隙灯台の側面に沿って下方に設けられそしてクランプ板34は台の下に延びている。一つまたはそれ以上の止めネジのようなクランプ材36が、台下面に当接してクランプ板の対応するネジ穴に通っている。好ましくはクランプシート38がクランピング材と台の下面の間にクランピング材の留め圧を分散させそしてクランピング材のマークから台下面を保護するために設けられる。公知の他のいかなる適当なクランプ機構を用いることができる。クランプ機構は、もし望めば、たとえば、測定システムが一つ以上の細隙灯台が使用されるならば、容易に開放可能である。代わりに測定システムは適当ないかなる方法で細隙灯の台に固定されることもできる。
【0014】
測定システムは、駆動軸の軸長さ方向に直交するY方向に駆動軸と共に移動する細隙灯水平駆動軸へのインターフェース40を具備する。駆動軸インターフェースは細隙灯駆動軸24にぴったりとはまるフォーク軸つまみ(a forked shaft pick-up)42を具備する。軸つまみ42は、直線移動可能なスライド装置44に取り付けられ、以下で更に議論されるが、ハウジング29内のラックとオピニオン機構28に重なりそしてY方向の軸24の正確な移動をもたらすものである。このようにして顕微鏡が患者の目の光軸に沿ってY方向に移動すると軸つまみとスライド装置とは同じ距離を移動することになる。
【0015】
スライド装置44は、長さ測定機器60に結合する。好ましい態様では、長さ測定機は直線エンコーダー62を具備する。(図5と6を参照)直線エンコーダーは台30の目盛り取り付け腕金(a scale mount bracket)66に固定される適当な格子を有するスチールテープのような目盛り64を具備する。エンコーダーはまた目盛り64に沿った移動のための腕金72を介してスライド装置44に取り付けられる光電子式走査読み取りヘッドを具備する。例えば20ミクロメーターの格子間隔周期は典型的には1ミクロメーターより小さい直線解像度となる。読み取りヘッド68は、一定の距離、例えば0.75mmだけ目盛りから適宜に離隔し、その距離はエンコーダーにより測定されるようにスペーサーゲージにより精密仕上げとすることができる。望みの解像度の適当な光学目盛り直線エンコーダーは市販品から得ることができる。
【0016】
図の態様ではスライド装置44はつまみフォーク42が取り付けられるスライドヨーク46を具備する。(図2Bを参照)つまみフォークは低摩擦材からなる。一つまたはそれ以上の止めネジのような調節装置48は駆動軸24へのつまみの希望のクランプ圧をセットするように設けられ、そうしてつまみは容易に軸と共にきつくも無く遊びも無く動くことができる。スライドヨークはスライド板50に腕金49を介して固定される。(図2A、5および6を参照)可動台51はスライド板から伸びて横桁52に重なり、それは目盛り取り付け腕金66に固定される。読み取りヘッド68はスライド板50から延びる取り付け用腕金に取り付けられ、それで読み取りヘッドは目盛りに向かい合う。このようにして顕微鏡の駆動軸24がY方向に移動すると、この移動は軸つまみ42とスライド装置44を介して読み取りヘッド68に中継され、順にスケール64の格子を通過し、そうしてY方向の顕微鏡の移動した距離の測定値を読み取る。
【0017】
読み取りヘッド68は適当な電気通信回路を有し、LED表示器のような適当な表示器へ読み取りヘッドから直角位相信号を伝達し、望みの精度で移動距離が得られる。たとえば、3桁表示器は100ミクロメーター精度を与え、4桁表示器は10ミクロメーターの精度を与える。図8は適当な直角位相でLED表示回路の概略図を示す。
【0018】
測定システムはまた5ボルト電源のような電源86を具備し、それは通常の壁のコンセントに接続する。電源は、読み取りヘッド68、LED表示器80および回路機器84に電力を供給する。LED減光電位差計(dimmer potentiometer)88はLED表示器の輝度調整のために設けられる。プッシュボタン82は軸24のどの位置でも全てのLED読み出し桁をゼロにセットする。種々の部品が図9に概略的に示されるように適当な配線とコネクターで電気的に接続される。
【0019】
測定システムは部品を埃や汚れから防止するために適当なカバー90をされ好ましい外観を呈する。適当なハウジングまたはカバーで部品の適当な配列がされると理解されるが、図の態様では別なカバー92が電源といくつかの電気機器に付与されている。
【0020】
測定のための眼の重要な領域は、強膜閉塞を検査して診断するために虹彩により形成される環の全表面およびそれと角膜の内表面間の前方空間にわたる。正常な人の角膜と虹彩間の距離は、目の端で約2mmから目の中心で約3mmの範囲にあり個人によりいくらか変化する。この距離が目の光軸(optical axis)と平行にそして虹彩のほとんどの領域において測定されるならばこの距離の知見は診断に最も価値がある。良好な診断に必要な測定の精度は約0.1mm(100ミクロメーター)、好ましくは0.01mm(10ミクロメーター)の公差である。これらの測定結果を統合すると強膜角(scleric angle)の形状をプロットでき、それは診断と診断医学処理後の決定に実質的な助けとなる。定期的に検査をすると、患者の強膜角閉塞の病歴が長期にわたって追跡できる。その進行を記録しておくと適切で時宜を得た処置が可能となる。
【0021】
角膜と虹彩間の距離の測定のためには使用者はまずはじめに立体顕微鏡と細隙灯の操縦桿を使用して測定されるべき目の位置を見出す。次に使用者は角膜面内で立体顕微鏡により最良の焦点を探し、それからゼロ・ボタンを押し、そうすると表示器上の全ての数字がゼロを示す。使用者はそれから顕微鏡を動かして虹彩表面に焦点を当てる。Y方向の移動距離は測定システムで求められ、角膜から虹彩までの距離として望みの精度でミリメーター表示されるかまたは他の希望する単位で表示される。この目における距離と位置は使用者によりデータシートにまたは自動的に記録される。使用者は診断が必要な目における位置毎にこの測定手順を繰り返す。
【0022】
他の態様では、もしも自動的に記録したいならば、プリンターのような周辺機器への適当な接続、例えばRS 232 シリアル バス インターフェースをこのシステムに接続することができる。プリント コマンド ボタンはこのシステムに記録値を印刷するために測定システムに備えることができる。測定システムはまた測定と前房検査の患者病歴の自動グラフ化もしくはチャート化の可能出力または統計分析を備える適当なコンピューターへのインターフェースに接続するかまたは適当なマイクロプロセッサーおよびメモリを具備することができる。他の面では、予知する眼の位置へ細隙灯を手動で移動させるための細隙灯のXとZ方向戴物台へ接続する測定目盛りが具備されることができ、そこでは上述したY方向の測定がされる。
【0023】
本発明の他の態様では図10―14に図示されるように、測定システム110は、適当にプログラムされたコントローラーまたはコンピューター120でコントロールされるCCDデジタルカメラ116およびテレビジョンモニター118に接続する光学顕微鏡装置114を支持する3軸戴物台装置112を具備する。眼のテレビジョンフレームはフレーム毎に分析され焦点の合った特徴と角膜と虹彩間の測定位置に付随した固有信号特徴をメモリに保存する。このこのシステムは既存の細隙灯顕微鏡に連動したり開放する連動装置122を具備する。かわりにこのシステムは前房距離測定装置として単独で使用される独立型測定装置としても構成することができる。
【0024】
さらに図11に特に言及すると、測定システムは、コンピューター120のコントロールで目140の前部のX、YとZ方向における光学顕微鏡装置の光軸を動かす三つのモーター駆動の精密戴物台を具備する。顕微鏡装置114は互いに先端が重なった三軸モーター駆動の戴物台軸の先に取り付けられている。X軸戴物台130は光軸を何れかの目へとまた測定されるべき目の中の正確な位置へ移動させるのに使用される。Y軸戴物台132は顕微鏡装置の焦点面を距離測定がされる角膜と虹彩へ、または前房内の他の個所へ移動させるのに使用される。Z軸戴物台134は測定がされるべき目における所定の垂直位置に光軸を上下させるのに使用される。
【0025】
光学顕微鏡装置114は目の状況がテレビジョンモニターで観察できるようなデジタルカメラ116に連動して作動する。この態様では接眼鏡を備えた細隙灯の立体顕微鏡は必要ではない。3軸戴物台装置は、顕微鏡の下にあり、測定が必要な両眼の全ての個所へ顕微鏡装置を移動させ支持する。
【0026】
光学顕微鏡114は目の中の特徴を認識し、また目の望みの領域を特定するに必要な倍率のものを選ぶ。この態様では、顕微鏡装置はカメラ116上の像に焦点を合わせる対物レンズ136とチューブレンズ138を具備する。適当な顕微鏡、カメラ、テレビジョンモニターは市販品を利用できる。照明光源はまた顕微鏡装置の一部であり得る。代わりに、細隙灯照明は、このシステムが通常の細隙灯眼試験台124の一部であるようなときには使用され得る。顕微鏡装置114は直接患者の目140の内部を観察し角膜内部表面そして続いて虹彩に焦点を合わせる位置にある。この光学装置は眼の重要な領域に照準を定めるように光学系を操作するために三軸のモーター駆動でコンピューター管理の移動戴物台装置112上部に取り付けられ、使用者の指示に従い測定が行われる。
【0027】
Y軸モーター駆動の戴物台132は患者の目の測定すべき光軸に沿って約40mm規制距離にわたって目を近づけたり離したりして光学機器を移動させる。Y軸モーター駆動戴物台はスライド装置142、光学装置114に取り付けられ、たとえば40mmという適当な距離を移動するたとえば精密直線ボールスライドからなる。たとえば、5mmピッチの精密スクリュー/ナットの組み合わせ144はスライド(およびそれと光学系)をステップモーター146の力で前後に動くよう設置されている。光学スケールの必要はない、何故ならばモーターへのステップは十分正確で駆動電気系により精密距離移動ができるように計数されているからである。モーター移動はマイクロコンピューター120の適当なソフトウエア−により作動される。Y軸戴物台の移動は操縦桿によるコントロールパッド上のプッシュボタンにより手動でまたはマイクロコンピューターで自動でコントロールされ得る。
【0028】
実施時のX−軸移動戴物台130は、Y−移動戴物台に類似する、ただしそれはX方向を指示しそして患者の目の両方の全ての領域に届く長い距離にわたって光学系を移動させる。その移動の範囲は典型的には150mmにまでなる。この移動は、操縦桿またはプッシュボタンにより手動で行うかまたはコンピューターで自動でも行うことができる。
【0029】
Z−軸移動戴物台134は、他と類似する、ただしそれは全ての部分を上下移動させて眼の垂直方向のどこへも光軸を定める配列である。移動の程度は頭支えの患者の頭部に多少適応させて典型的には80mmである。この移動は手動でコントロールもできるしコンピューターで自動でもできる。
【0030】
測定システムの連動装置122は既存の細隙灯試験台124に組み込み可能でありそれによりこのシステムは既存の細隙灯台と連動して作動する。患者の前部空間は細隙灯と顕微鏡で占められているのでシステムは患者の前部ではなく、患者の側面に典型的には右側に光軸をX方向に整列させて配置される。直角鏡148は患者の正面に置かれて光軸を再び目と整列させる。この鏡とこのシステムの装置の全て部品は側に移動して測定システムから開放され立体顕微鏡と細隙灯へ目が従来のようにアクセスするのを可能とする。連動装置122は、使用者がこのシステムを連動位置から開放位置に押し進める、またはその逆をする装置、たとえば精密ボールスライドまたはトラック152とハンドル154の一組とすることができる。スクリューのような適当なロック機構156はこのシステムを他の位置にしっかりと固定するのに用いられる。図12は連動位置にある測定システムをまた図13は開放位置にあるそれを図示する。
【0031】
電気機器とそのサブシステムは図14のブロック線図に表示される。カメラとモニターの電気機器は通常の市販品である。デジタルCCDカラーカメラ(NSTVまたはPAL、アメリカおよびヨーロッパ・テレビ規格)は、カメラの”Genlock”に対して垂直および水平同期信号を発するテレビジョン同期チップ162を経由してこのシステムの時計160に同期する。マイクロコンピューターの時計は同じ時計源から派生し全ての計時部品はこのように互いに、すなわちカメラ、マイクロコンピューター、ステップモーターおよびテレビジョンフレームと同期する。このように配列することによりY軸移動の戴物台132上の測定光学機器はカラーTV系の毎秒30フレーム毎に合わせて進行させることができる。
【0032】
Y軸移動の戴物台132の各ステップ毎に目の特定深度位置におけるビデオ信号分布でもって一つのテレビジョンフレームが1秒の1/30の間隔で発生する。複合ビデオ信号は表示器のモニターへまた分析電気機器へと入力される。電気機器の信号同期部分は同期ストリッペー164により分離されビデオ信号は残る。プリフィルター166にかけて一定のバンド幅のみを含むようにし、それから周波数・電圧変換チップ168へ送られる。その出力は相対的により高周波分が見られる画像領域に本質的に相対的に高電圧を与える。画像のより高周波分は焦点が合った領域かまたは相対的により詳細なイメージ領域を表す。逆により低い電圧は焦点が合ってない領域または画像のない領域から発生する。これらのアナログ電圧はA/Dコンバーター170によりデジタル信号に変換されマイクロコンピューターと互換にする。
【0033】
この配列により目のピント合わせの三次元配置、すなわち、垂直、水平および深度の方向が求められる。垂直および水平面はテレビジョンのフレームから求められ、その一方で各テレビジョンフレームの深さはY軸移動の戴物台で移動するときの光学系の深さ位置で求められる。この結果、更にマイクロコンピューターで処理されるべき三組のデータ−が得られる。角膜から虹彩までの目の地図作成はこのように一連のテレビジョンフレーム(断層撮影)であり、Y軸移動の戴物台が虹彩方向へわずかに一ステップだけ移動しそれぞれ作成されオンザフライ(on the fly)で分析される。このとき、台は、テレビジョンフレームフレームが取られるに相当する短い時間、例えば33.3ミリ秒から垂直の再トレース時間の5ミリ秒を引いた時間または28ミリ秒の間、固定される。テレビジョンフレームの再トレースの間、Y軸移動台はモーターで一ステップだけ進行する。このようにして、多くのフレームが角膜から虹彩まで得られる。小さいステップのサイズはフレームスタックの深度解像と同じく測定終了までの時間を決める。例えばフレームの進行速度がフレーム間隔50μで操作されるならば、これは適当な深度測定であるが、それならば、モーターステップは同じ速度、すなわち一モーターステップ当たり50ミクロメーターで進行しなければならない。Y軸移動の台で使用の2相モーターはスクリュー1回転で200ステップ進行し、各ステップは50ミクロメーターであるので、スクリューピッチは50X200、または5000ミクロメーターまたは5mmである。これは200フレームに対して30ステップ/秒の速度(または30テレビジョンフレーム毎秒)で移動する必要のある距離である。深度測定工程にはそれ故200/30=6.7秒かかる。もしもより高い深度解像度のフレームをより多く必要ならば、比例してより長く深度測定工程を行うことになる。もしもより高い深度解像度が必要ならばより小さいピッチのスクリューが必要でそして深度測定工程につき、より時間を要する。これは患者をより長時間拘束することになる。
【0034】
深度測定工程の時間短縮のために種々の最適化方法が採用できる。たとえば角膜と虹彩間の目の含水空間でフレームを取ることを避ける戦略を採用することができる。分析はこの空間では必要ないのでこの含水空間は各患者毎に認識されそしてスキップできる。この空間を越えてモーターは迅速に移動しそして時間が実質的に短縮できる。当業者に公知の他の計画がさらなる最適化のために採用できる。
【0035】
テレビジョンモニターの画像は典型的には虹彩と周辺空間の一部の輪郭を描写する。操作が開始する前に使用者は検査するべき目の画像領域の分野を決定しそして関心のある領域をカバーする光学機器の倍率設定を決めることになる。この領域は虹彩全体またはその部分、例えば虹彩の1/10を占めるかもしれない。
【0036】
希望のサイズを決めた後で、使用者は画像の中心で角膜内表面に、手動で、プッシュボタンもしくは操縦桿により焦点を合わせる。角膜は湾曲しているので、使用者は画像に見られる最前部に焦点を合わせる。角膜の欠陥は焦点合わせを容易にする。測定はボタンを押して始まり、そしてこのシステムは進行して虹彩までの距離を測定する。
【0037】
全虹彩と可視領域の外側の隠れた虹彩をカバーする目の断層撮影走査をして、特定領域走査は使用者によりキーパッドでまたはテレビジョンのスクリーンにより選択される。この態様では図15に示すように虹彩領域は小さい平方形の配列をする適当な数の領域に分割される。この各領域はテレビジョンフレーム走査が各領域でアクティブなときは、ゲートオンされる(ビデオ信号を通過可能とする)。各領域では周波数成分信号はコンピューターメモリに入力され、深度走査のフレーム数と関連付けされる。このデータは走査が完了して焦点位置に関連する数値とその深度位置がリストされた後にマイクロコンピューターで関連付けられる。このデータから強膜角が計算され、そしてもし望むならば患者が閉塞の程度が上がっているかまたは下がっているかを否かを認識するために以前測定したデータと比較もできる。この計算と比較はマイクロコンピューターまたは使用者の何れかが行うことができる。図16は、目の一領域の焦点値の例を図示する。同様に上面図(図17)およびまたは目の側面図のようにデータはグラフ化して表示することができ、これらは目の角膜およびその背後の虹彩の曲がりを示しそれにつながる強膜角を判定する。経時的に患者の病歴を集めたプロットを、任意に色を変えて、重ねることにより経時的な病歴の良化または悪化を認識することができる。
【0038】
上述のオンザフライ(on the fly)画像分析を使用する代わりに、このシステムにはテレビジョンフレーム取り込み器(television frame grabber)と大容量画像メモリを備えた先進コンピューターを使用することができる。この場合、深度走査は上述のようにして行い、そして各断層画像毎のデータは画素毎にコンピューターメモリに保存される。走査完了後に解析ソフトを用いる。分析モードはメモリからの真正信号処理とより関連し、そして高信頼性を付与するプロット機能がついた病歴比較を使用することができる。このような分析のためのソフトウエアは先進医学画像分析ツールとしてのソフトウエアを適用することができる。
【0039】
本発明の前房測定システムの一次的な医学上の適用は、前房のいかなる部分の深度の測定と瞳孔境界(pupillary border)から前房角(anterior chamber angle)までのいかなる望みの距離測定である。この測定は侠角緑内障(narrow angle glaucoma)の診断と治療および急性角閉塞のような角異常の患者のスクリーニングに有用である。この測定は周辺虹彩切開または虹彩切除の前またはその後における術前と術後の前房深度の記録に、そして角閉塞緑内障が進行する危険にあると認定されたがしかし虹彩切除手術は受けていない患者の容体監視のために有用である。このシステムは虹彩切除、隅角形成または隅角癒着剥離のような処置に続く前房深度の定量的変化を測定するのにも使用される。急速に発展する眼科分野の水晶体埋め込み手術にもまた有用である。このような手術では、特定の患者のインプラント可能性を確認するために前房深度を測定することが重要である。このシステムはまたメラノーマを示すかもしれない毛様体腫瘍を示す疑いのある狭窄を有する部分の測定にも有益である。散孔剤の使用は理論的には視覚発作(ocular crisis)を進行させ得るために、眼科医による散孔剤投与の安全性を高めるために便利である。このシステムは暗室誘発性緑内障試験(provocative glaucoma test)に付属される。このシステムはまた隅角開離(angular recession)のような病例の存在と範囲を調べるのにも使用される。
【0040】
本発明の測定システムの他の変化と態様は予想される。たとえば、赤外および/または紫外照射源を使用できる。さらに距離は非画像化ビーム光学機器を使用して定量できる。たとえば、平行化した、発散したまたは収束したシングルまたはマルチプルビームが眼の種々の表面から反射または発散しこれを検知して定量的に距離を測定することができる。
【0041】
超音波ビームによると目表面の種々の外側または内側からの反射を容易に検知できる。このビームは角膜表面に垂直に向いて戻る反射を定時に結合または単独の検知機で収集し距離に換算することができる。超音波ビームの周波数により、音波源と目の角膜表面間の結合体は必要であるかまたはそうでないかもしれない。さらに、このビームは角膜表面に一定の角度で向き、構造表面反射は一定の角度でもって反射して戻るビームをピックアップするために検知器または検知器アレーで記録される。角方向は目表面に関し種々の三次元方向または方位角を採用することができる。三角法や立体幾何学の原理を内表面距離を計算し、リストし、表示するのに採用できる。
【0042】
可視または非可視スペクトルの波長が画像モードと共にこのような反射非画像モードに使用される。レーザー光または非コーヒーレント光のビームが使用できる。
【0043】
上記方法により目内部の位置の関数として測定された種々の目の膜または構造間の距離は表に列挙されるかまたは測定距離の2次元または3次元マップを描くのに利用されうる。
【0044】
付属のクレームに指示されるのを除き、本発明は特に示されたものや記載されたものに限られない。
【図面の簡単な説明】
【0045】
本発明は次の添付の図面と以下の詳細な説明によりにより十分に理解される:
【図1A】本発明に従う細隙灯眼科検査の試験台に接続してなる前房測定システムの概略前面図である。
【図1B】前房測定システムを除いた図1Aの細隙灯眼科検査の試験台の概略図である。
【図2A】図1の測定システムと細隙灯台の上面図である。
【図2B】図2AのII−II線に沿った部分断面図である。
【図3】図2AのIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図2AのIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図1Aの測定システムの上面図の部分切除図である。
【図6】図3の拡大断面図である。
【図7】図4の拡大断面図である。
【図8】図1Aの測定システムの概略回路図である。
【図9】図1Aの測定システムの概略配線図である。
【図10】本発明に従う測定システムの別の態様の側面図である。
【図11】図10の測定システムの拡大図である。
【図12】拘束位置における図10の測定システムの部分上面図である。
【図13】開放位置における図10の測定システムの部分上面図である。
【図14】図10の測定システムの概略の電気系ブロック線図である。
【図15】本発明に従う眼測量に使用される断層撮影対応のグラフ表示である。
【図16】本発明に従う眼の一領域における焦点値の図表表示である。
【図17】本発明に従う角膜と虹彩間の測定距離を図示する眼の上断面のグラフ表示である。
Claims (39)
- 細隙灯試験台上に据付けられた細隙灯眼科顕微鏡装置に連結して目の前房における距離を測定する測定システムであって;該測定システムは、
目の光軸に沿う顕微鏡装置の移動をピックアップするように働く直線移動可能なインターフェース装置;および
該インターフェースに結合し該インターフェース装置の移動距離を測定する働きの長さ測定装置を具備する。 - 該インターフェース装置が該細隙灯試験台に固定する台座を具備する請求項1の測定システム。
- 該ベースが細隙灯試験台に脱着可能に固定されている請求項1の測定システム。
- 細隙灯試験台に留めるように配列されたクランピング装置を有する請求項1の測定システム。
- インターフェース装置が細隙灯試験台に固定される請求項1の測定システム。
- 直線移動可能なインターフェース装置が目の光軸に沿って駆動軸と移動する顕微鏡装置の駆動軸と一致し得る(matable)部材を具備する請求項1の測定システム。
- 一致する部材が駆動軸部分に嵌合する構造のヨーク部材である請求項6の測定システム。
- 該インターフェース装置がベースとスライド装置を備え、ヨーク部材はスライド装置に据付けられており、そして
長さ測定装置がスライド装置に設けられた読み取りヘッドおよびベースに固定される線状エンコーダーを有し、該読み取りヘッドはスライド装置と共に直線エンコーダー目盛りに沿って移動するように働く請求項7の測定システム。 - 長さ測定装置がインターフェース装置の直線移動を検知するように作動する直線エンコーダーを有する請求項1の測定システム。
- 直線エンコーダーが可動ヘッドと固定目盛りを具備する請求項9の測定システム。
- 長さ測定装置が直線エンコーダーからの信号を変換する働きの回路を有する請求工10の測定システム。
- 該回路が出力機器とつながる請求項11の測定システム。
- 該出力機器が視覚表示器を具備する請求項12の測定システム。
- 該視覚表示器がLED表示器からなる請求項13の測定システム。
- 出力機器がプリンターからなる請求項12の測定システム。
- 長さ測定装置がコンピューターにつながる回路を具備する請求項9の測定システム。
- インターフェース装置がさらに直交三方向の光軸を移動させる構成の3軸移動装置を具備する請求項9の測定システム。
- 長さ測定装置が0.01mmまでの距離を測定するように働く請求項1の測定システム。
- 目の前房における距離を測定する測定システムであって:該システムは、
3軸移動装置;
移動装置上に設けられた光学顕微鏡装置;
患者の目の光軸に平行な初めの水平方向、両目で顕微鏡に整列する初めの水平方向と直交するもう一つの水平方向、そして垂直方向の3軸移動装置のコントロールをする働きのコントローラー;
該コンロローラーがさらに初めの水平方向に光学顕微鏡が移動する距離を測定する働きを有する;および
光学顕微鏡装置からの画像を記録する光学顕微鏡装置と光学的に整合する画像記録装置からなる。 - 画像記録機器がカメラである請求項19の測定システム。
- 画像規則機器がデジタルカメラである請求項20の測定システム。
- 画像記録機器が表示器を具備する請求項19の測定システム。
- 表示器がモニターである請求項19の測定システム。
- 表示器がテレビジョンモニターからなる請求項19の測定システム。
- 3軸移動装置が初めの水平方向に移動する働きの初めの水平モーター駆動の戴物台、もう一つの水平方向に移動する働きのもう一つの水平モーター駆動の戴物台および垂直方向に移動する働きの垂直モーター駆動の戴物台を具備する請求項19の測定システム。
- 第1の水平モーター台、第2の水平モーター台および垂直モーター台のそれぞれが、限定した分量で連動するモーター台を前進および後退させる働きをするステップモーターを具備する請求項25の測定システム。
- コントローラー装置がコンピューターからなる請求項19の測定システム。
- コンピューターが時計および3軸移動装置を具備し、画像記録機器は時計に同期する請求項27の測定システム。
- 3軸移動装置がコントロール装置により限定されたステップで移動するよう働き、そして画像記録計が各ステップ毎に画像フレームを記録するステップと同期するよう働く請求項19の測定システム。
- コントローラー装置が角膜に焦点が合った位置と虹彩に焦点が合った位置の間に光学顕微鏡を移動させるように働く請求項19の測定システム。
- コントローラー装置が角膜に焦点が合った位置と網膜に焦点が合った位置の間に光学顕微鏡を移動させるように働く請求項19の測定システム。
- 3軸移動装置が細隙灯試験台上に取り付けられる請求項19の測定システム。
- 細隙灯顕微鏡の使用位置に3軸移動装置を移動可能に止めるよう構成された連動機構をさらに具備する請求項32の測定システム。
- 3軸移動装置が細隙灯顕微鏡側面に取り付けられ、そしてさらに目の光軸から顕微鏡装置の光軸へ光を通過させる折れ目(fold)を有する光路をさらに具備する請求項32の測定システム。
- 光路が折れ目を与えるように配列した鏡を含む請求項34の測定システム。
- 折れ目が光路中の直角ベント(bend)からなる請求項34の測定システム。
- 目の前房における距離を測定する測定方法であって:該方法は、
細隙灯眼科顕微鏡と連動して使用される細隙灯試験台上に取り付けられる測定システムを備え、
該測定システムは、
目の光軸に沿った方向で顕微鏡装置の動きをピックアップする働きの直線移動可能なインターフェース、および
インターフェース装置に結合しインターフェース装置により移動する距離を測定するように働く長さ測定装置からなり;
目の初めの位置で顕微鏡装置の焦点を合わせ;
目のもう一つの位置に焦点を合わせるために顕微鏡装置とインターフェース装置を目の光軸に沿って移動させ;
インターフェース装置が移動する距離を測定することからなる測定方法。 - さらに視覚表示器上に移動距離が表示されることからなる請求項37の方法。
- 移動距離をメモリに保存することからなる請求項37の方法。
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