JP3603124B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、パチンコ機の機枠に蝶着される前枠前面にこれを被うように蝶着される飾り枠の改善に関するもので、詳しくは前枠及び/或いは飾り枠を閉塞状態に拘束する施錠装置の錠穴を上記飾り枠で被われる前枠の前面部に飾り枠の特性を損なうことなく装備できるように改善したパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の遊技板の前面はガラスで被って打球の飛び出しや、ゲームの不正行為が行われないようにしているが、このガラスは通常金属製のガラス枠に収めて額縁形に形成される前枠の一側縁に蝶着し、開閉できる様にしてある。従来このガラス枠はスチール製の帯板をプレス成形によって2条のガラス装着溝をもった枠材を成形して、この枠材を装着溝を内側にして矩形に折り曲げて枠本体を形成し、次にこの枠本体の前縁部に沿って額縁形をなす飾り前面枠を一体に組付けて構成し、通常は上に向け開放する上記装着溝の端部からそれぞれガラスを落とし込んでガラス枠としていた。
【0003】
このガラス枠による前枠開口部の閉塞は金属枠の縁取りによる意匠効果からそれなりの美観があり永年広く愛用されてきたが、反面デザインが単純化して飽きられる傾向にあり、またこの金属製ガラス枠による場合はその他の飾り部品類を前枠前面に個別に装着する必要があることから製造性に問題があり、またデザイン面においても統一性に欠けるところがあるため遊技板前面に施されるデザインと一致しない等の不具合があった。
【0004】
そこで、近時ガラス枠を装飾性をもたせた飾り枠に蝶着してこの飾り枠を前枠に蝶着し、前枠の開口部を塞ぐ方法が提案されるようになった。この飾り枠による方法は飾り枠全体で前枠の前面を被い、この飾り枠の表面に施す意匠で前枠の前面を飾るものであり、同時に前枠に装備する飾りの或いは表示のランプ類をこの飾り枠に予め組込むことによって従来個別に装着していた作業を省き、製造性を高めることができるものとなっている。
【0005】
またこの飾り枠による場合は枠全体を合成樹脂を材料に一体的に製造できることから任意の形状に成形することができ、立体的にも又着色することも容易であり前枠の前面に意匠を施す上において有利であり、更には前枠の開口部を被い包むことからこの開口部を通して行なわれる不正行為を効果的に防止できる等の利点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】
しかし、この飾り枠による前枠前面の装飾はこの前枠乃至ガラス枠(本発明では飾り枠になる。)を施錠する錠前の鍵穴を被うことになり、結果的に錠前を設置する場所がなくなる問題があった。
本発明はこの問題に鑑み飾り枠を装着してなるパチンコ機において、飾り枠の防犯性、意匠性、製造性等の効果を損なうことなく前枠前面に錠前の鍵穴を設けられるようにしたパチンコ機を提供せんとするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
即ち、本発明が提供しようとするパチンコ機の特徴とするところを詳述すると、本発明は背面側にガラス枠を備える飾り枠を前枠の一側縁に蝶着しその前面に対して開閉自由に備えてなるパチンコ機において、上記飾り枠は当該飾り枠と対面する前記前枠の前面の全域を被う大きさに形成し、その一方該飾り枠の自由端側の縁部には前記前枠の一側枠部の前面の一部を露出する切り欠き部を形成し、該切り欠き部に対応する上記側枠部前面に前枠乃至飾り枠を施錠する錠前の鍵穴を飾る鍵穴飾りを設置してなることを特徴としたパチンコ機を提供することにある。
【0008】
また本発明は、前記鍵穴飾りについて錠前の鍵の操作摘みの回転範囲を包含できる広さを有した大きさに形成し、他方飾り枠の自由端側縁部に形成される切り欠き部は当該鍵穴飾りを受け入れる広さに形成することを特徴としたパチンコ機を提供することにある。
【0009】
また本発明は前記鍵穴飾りについて、その表面を飾り枠の自由端側縁部の表面と面一になるように形状を揃え、飾り枠の閉塞時に切り欠き部の全域を埋めて外観を揃えられるようにしてなることを特徴としたパチンコ機を提供することにある。
【0010】
また更に本発明は、前記鍵穴飾りの表面には飾り枠の表面に施す意匠に揃えた共通の意匠を施し双方一体化してなることを特徴としたパチンコ機を提供することにある。
【0011】
【作 用】
本発明は上述の構成から前枠の前面を飾り枠で被った場合において、飾り枠の自由端側縁部に形成する切り欠き部を通して前枠前面に装着する鍵穴飾りが前方に露出することからここに錠前の鍵穴を設けることができる。
そしてまた、本発明によれば、飾り枠と鍵穴飾りの形状、色彩等両者に施される意匠を共通させ揃えることができることから鍵穴飾りを表面に露出させることによって飾り枠に施す意匠を損なうことがない。
次に、本発明の特徴とするところを図面に示す実施例に従って詳細に説明することにする。
【0012】
【実施例】
図1は本発明に係るパチンコ機のガラスを取り外した状態の斜視図、図2は機枠から外した前枠の正面図、図3は前枠に組付ける諸種の部材を外した状態を示す分解斜視図である。図面において1aはパチンコ機の機枠であり、1bは前枠である。
前枠1bは上下の枠部分2,3と左右の枠部分4,5によって縦長矩形の額縁形に形成してあり、各枠部分を平板にすることによって全体を扁平に形成してある。この前枠は合成樹脂を素材に一体成形してあり、左枠部分4側の上端と下端には前記機枠1aに開閉自由に蝶着するための上下の蝶着片6,7を止め付ける金属製の当板8,9を取付け、また開口部10に臨む右枠部分5の内側縁部には後述する飾り枠を施錠する錠前の錠装置11を止め付ける金属製当板12,13を取付けてある。
【0013】
この前枠1bは前記機枠の前面を被う大きさに形成してあり、下枠部分3の前面には後述する下皿基板14を止着する取付部として平滑な面に形成してある。そして、その中央部分には賞球の出口となる窓15を開設し、左右及び中央部の適所には下皿基板14の背面から突出する後述する鉤形の係止爪を掛け止める係止孔16を設けている。
【0014】
前枠の開口部10は後述する遊技板の前面と打球発射装置の前面を覗かせるもので、この開口部には飾り枠17と上皿基板18が組付けられる。
左枠部分4には上下の端部に設けられる蝶着片6,7の中間に位置するように中間の蝶着片19が設けてある。この蝶着片19と上蝶着片6に飾り枠17の左側縁の上下両縁を枢着し、これを開閉自由に蝶着し、その一方上記中間蝶着片19とこの蝶着片と向い合う下皿基板14の上端部の間に上皿基板18の左側縁部を割り込ませ、これの上下両端を各枢着して同じく開閉自由に蝶着し、この両者を揃えて閉じることによって開口部10を塞ぐことができるようにしてある。
【0015】
上記飾り枠17は図10に示したように蝶着側一側縁の上端部にバネによって上方に突出するように付勢する枢着軸20を備え、この枢着軸20を上蝶着片6に設ける軸受孔に嵌合することによって、また下端部に下向きに突出する軸21を中間蝶着片19の軸受孔に嵌合させることによってそれぞれ蝶着するようにしてある。他方、上皿基板18は蝶着側下端部に設ける下向きの軸22を下皿基板14の一側縁上端部に設ける軸受孔23に嵌合させ、上端部に設ける軸受孔24に前記飾り枠17の軸21を嵌合させて同じく蝶着するようにしてある。
【0016】
上記上皿基板18は軸22を引き上げ軸受孔23から抜き取ることによって蝶着を解除することができ、これによって前枠1bから取り外すことができるものとなっている(これについては後記詳述する。)。
また飾り枠17はバネに抗して軸20を引き下げ上蝶着片6から外したのち、枠体17を持ち上げて軸21を中間蝶着片19から外すことによって前枠1から取り外せるものとなっている。勿論、飾り枠17、上皿基板18の両者は上述した取り外しの逆の作業によって前枠1bに組付けることができることになる。
【0017】
ところで、上記飾り枠17は合成樹脂を材料に額縁形に形成してあり、閉じたとき前枠1bの略上半部の前面を被い隠せる大きさに形成してある。ここに示す飾り枠は上縁部17aと左右の縁部17b,17cの各中央部分を長手方向に沿って前方に膨出させて立体化してあり、背面の中央部に中空部25を形成してランプのリード線の配線空間を設けてある。また上記各縁部の前面中央部に沿って合成樹脂を材料にして着色した半透明のレンズカバー26,27,28を装着し、各縁部に形成する透孔29を通して後方からレンズカバー背面の中空部に向け臨ませる表示乃至照明用ランプを被うようにしてある。
【0018】
上記レンズカバー26,27,28はそれぞれの縁部17a,17b,17cの前面に形成する縁取りした装着部30に嵌め付けるようにして取付けられ、それぞれのカバーの縁から後方に向け突出する爪31を上記装着部30の縁に沿って設ける切欠き係止部32に素材の弾性を利用して係入し取付けるようにしてある。尚、ここでは左右のカバー27,28を装着したのち上部のカバー26を装着し、この三者の端部同志を継ぎ合せて飾り枠17の前面を門形に飾るようにしてある。
【0019】
図中、33は上記飾り枠17の背面からその開口部34を塞ぐガラス枠である。このガラス枠33は2枚のガラス35,35を間隔をおいて対面状に装着するもので、一側縁を飾り枠17の左縁部17bの背面に蝶着し開閉自由に取付けてある。
【0020】
ここに示したガラス枠33は防犯効果を高めると共に装着時のガタ付きを防止するためアルミの押出型材を素材に形成して精度を高めたもので、ここに使用される型材は図16に示したように一面の中央部に中心部分に沿って円形の貫通穴を設ける突条36を長さ方向に沿って隆設し、この突条を挟んで2条のガラス装着溝37,37を設けて実質的に断面E字型をなすように形成してある。
この型材を長さの途中において図示するようにコ字形に屈曲させ、一側枠たる左縦枠33aと上下の側枠たる横枠33b,33cを形成し、更にこの両横枠33b,33cの自由端間に別の断面コ字型をなすアルミの型材の他の側枠たる右縦枠33dを渡して矩形の枠体に組み立てガラス枠を構成している。
【0021】
上記右縦枠33dは図14,15に示すようにコ字形に屈曲する型材の突条36の幅員に合わせた細身の型材であって上下の横枠33b,33cの端部に臨む突条36,36間に両端を渡してビス(図示せず)を前記円形の貫通穴に揉み込むことによって連結し矩形に組立ててある。この右縦枠33dの連結によって上下の横枠33b,33cのガラス装着溝37,37の端部を開放し(図15参照)、ここからガラス35の挿入が行えるようにしてある。
【0022】
上記ガラス枠33を構成する型材は前述した様に一側枠たる左縦枠33aを中心にその両端を直角に折り曲げることによって上下の側枠たる横枠33b,33cを形成するものとしているが、この折曲げによって形成されるコーナー部38,38は直角とはならず弧状を呈することから矩形に切り出すガラス35を前記装着溝37の端部から差し入れ装着すると、直角をなすガラスの隅部が弧状をなす上記コーナー部38に一致せず、その結果左縦枠33aとガラス35の側縁との間に隙間が出来ることになる。
【0023】
上記の問題はガラス35の隅部をコーナー部38に合わせて弧状に隅取りすれば解決されるが、ガラスにこの様な前加工を施すことはコスト高になると同時に、ガラスの一側縁上下両隅部についてのみ加工することになることからガラス35のはめ込みに方向性が生じ、取扱い上不便である。
そこでこの実施例では両コーナー部38,38に当たるガラス装着溝37,37の底部の弧状をなす部分について長さ方向に添って切除し、長孔状の突出し穴39、39を開設し、ガラスの隅部が抜き出るようにしてあり、これによって矩形に形成されるガラス35の隅部がガラス枠の弧状のコーナー部38に対してぴったり正確に収まるようにしてある。
【0024】
図中、40はガラス枠内に嵌め入れるガラス35のガタ付きを止めるため上下の横枠33b,33cに取付けたガタ止め部材である。このガタ止め40部材は弾性を有した合成樹脂を素材に成形してあり、図示するように断面コ字形をなす取付部40aとこの取付部40aの両端部から延設する二股のバネ片40bからなっており、取付部40aを各横枠の突条36に被せるように嵌め付け、これに突設する突起40cを突条36に設ける穴41に圧入することで取付き、各バネ片40bをそれぞれの装着溝37内に長さ方向に沿って嵌め入れるようにしてある。
【0025】
図19及び図20は上記ガタ止め40部材の装着と、このガタ止めによるガラス35のガタ付き防止の実際を下横枠33cにおいて示したものである。ガラス装着溝37の端部から挿入されるガラス35は横枠の途中に取付けられるガタ止め部材40に達したところで、溝37に横たわるバネ片40bを溝側壁に押し付けて侵入し、左縦枠33aの装着溝37に一側縁を嵌め入れるまでスライドさせて装着される。
【0026】
2枚のガラス35は同様にしてそれぞれの装着溝37に差し入れられ、それぞれのガタ止め部材40のバネ片40bを押し潰し、その反発力で溝の側壁に押圧されガタ止めされることになり、且つガラス相互の間隔を保つことになる。このガタ止め部材40は上横枠33bにも相対向するように装着され、上下においてガタ止めすることになる。
【0027】
尚、このガタ止め部材40の装着のため、この実施例ではガラス枠の各装着溝37の幅をガラス35の板厚よりやや広幅に形成してあり、ガラス35と共にバネ片40bが収まるようにしてある。またこの幅の拡張によってガラス35の嵌め付けが楽に行えるようにしてある。そして、またガラス35を内外方向から押圧した場合、その力をバネ片40bが吸収してくれるようにしてある。
特に上記バネ片40bによる押圧の吸収はこのガラス枠33を前記飾り枠17に背後から閉じ合わせたとき、開口部34の後方に向って突き出す縁34aを前方のガラス35の前面に当接させ密着させることができ、またこの閉じ合わせに当たって双方の位置関係に誤差がある場合これを吸収することができるものとなっている。
【0028】
尚、上記ガタ止め部材40は当該実施例において取付部40aの両端にバネ片40bを一対宛備えた例につき説明しているが、一端側のバネ片40bのみであっても、また両端から派生する2つのバネ片のうち一方を省略して2条の装着溝37に1つづつのバネ片が介入するようにしても実施できることは言うまでもない。
このガタ止め部材40は前述したように主としてガラス枠に嵌め込まれるガラス35の板厚と装着溝37の溝巾の差から生ずるガタ付きを防止するためにあるが、その外ガラス枠を飾り枠17に閉じ合わせたとき両者間の閉じ合わせの誤差から生ずるガタ付きを防止するためにもあり、その取付位置、個数或いはバネ片の数等はその都度設計者等によって任意選択されることになる。
【0029】
図中、符号42,43はガラス枠33を飾り枠17に蝶着するための枢着片である。この枢着片は帯状の金属片をクランク状に屈曲させ形成したもので、ガラス枠33のコーナー部38の外側に添わせてリベット等を使って一体に止め付けられる。この枢着片の取付けによりコーナー部38の突出し穴39から外に突出するガラス35の隅部が被われることになり取扱い時の危険が回避されることになる(図17参照)。
【0030】
上記ガラス枠33は飾り枠17の左縁部17bの背面の上下に備えられる枢着軸44,45に上記枢着片42,43の軸受片42a,43aを各枢着させることによって開閉自由に取付き、自由端側の右縦枠33dに設けるピン46を係止爪47に係合させることによって閉塞状態に保持される。
【0031】
係止爪47は右縁部17cの背面に立設する取付台48にビス49で止め付け立ち上げてあり、ガラス枠33の閉塞によって上方(実際には後方水平方向)から近付いてくるピン46を爪50の頭部に受けてその傾斜面に透導して一旦撓ませたのち掛け止めるられる。
図中、51はこのガラス枠の閉塞に際してピン46を係止爪47に真直に衝合させ係合するよう誘導するためのガイドであり、飾り枠の右縁部17cの背面部から壁状に立設し、縦に切込むスリット52にピン46を滑合させ係止爪47に誘導できるようにしてある。尚、図中、53は上記係止爪47を位置決め固定する突起である。
【0032】
ガラス枠33を背面に備えた飾り枠17は前述したように枢着軸20,21を支点に前枠1bの前面に接面するように閉じ合わされ、自由端側となる右縁部17cの背面に備える係止爪(図示せず)を前記前枠1aの開口部10の一側縁に添わせて設ける施錠装置11に掛け止め施錠される。そして、このとき前枠1bの右枠部5の前面部に設ける鍵穴飾り54を右縁部17cに設ける切欠き部55に受け入れ両者の衝突を避けるようにしてある。
【0033】
鍵穴飾り54は前枠1bを機枠1aに、またこの前枠に飾り枠17を施錠してそれぞれ任意に開放しないようにする錠前(シリンダ錠)56を前枠1bに取付けるための取付部材である。この鍵穴飾りは前方から錠前56の鍵穴56aに鍵を差し入れ開錠操作したとき、この鍵を差し入れたまゝ飾り枠17を自由に開閉操作できるように鍵の操作摘みの幅より広幅に形成してある。そして、切欠き部55はこの鍵穴飾り54を受け入れると同時に両者の間に不要の間隙が生じない大きさに整合させて形成してある。
【0034】
上記鍵穴飾り54は飾り枠17を閉じ合せたとき両者の一体感を出すため右縁部17cの前面膨出形状に揃えた膨らみをもたせてあり、且つ表面にはカバー28に調子を揃えて一体となるレンズカバー57を装着してある(図1、図2、図4及び図8参照)。
【0035】
図中、58aは錠前56の第一の操作回転片で、58bは第二の操作回転片である。第一の回転片は前枠1bの背面に一体に設けられる機構枠体(後述する)の側面に取付けられて前枠1bを機枠1aに閉じ合わせたときこれを閉塞状態に拘束する施錠装置59を解錠するための操作片であり、第二の回転片58bは飾り枠17を拘束する前記前枠1bの開口部10の縁に沿って設けられる施錠装置11を解錠するための操作片である。尚、施錠装置11及び59はロック手段であって実質的には錠前56の一部となる。
【0036】
上記2つの操作回転片58a、58bは錠前56の背後に突き出す回転軸に軸着してあり、鍵によって錠前56を右に(時計方向に)回したとき第一の回転片58aが施錠装置59を解錠し前枠1bの開放を許し、逆に回したとき第二の回転片58bが施錠装置11を解錠し飾り枠17を開放することができるようになっている。
【0037】
この鍵穴飾り54は別体に形成するレンズカバー57をその表面に装着して組付け、同じく別体の前記前枠1bの前面に添わせて取付けられる。そして、前枠1bの背後から錠前56を臨ませてこれに設ける透孔を通してシリンダー部分を上記鍵穴飾りに差し入れ鍵穴56aを前方に臨ませ、シリンダー部分後部に設ける取付片を前枠背面にねじ止めすることによって取り付けられる。
【0038】
一方、前記上皿基板18は前述したように軸22を下皿基板14の軸受孔23に軸着し、左側上端部の軸受孔24に中間蝶着片19に枢着した軸21を嵌入させることによって蝶着され開閉自由に前枠1bに組付けられるが、この基板は前記飾り枠17に合せて合成樹脂を素材に成形し、上部前面の中央部に賞球装置から放出される賞球を受ける受皿60を一体に設け、基板背面の適所には打球供給樋61や、放出賞球を賞球樋から受け取る連絡樋62を装備する裏基板(図示せず)を止め付けるためのビス受け63が設けてある。そして、蝶着端側の背面には軸22を支持し、また軸受孔24を補強する金属製補強材64が、そして自由端側の背面には係止部材65がそれぞれ取付けてある。
【0039】
補強材64は帯状の金属板の両端を直角に折り曲げ、一方を軸受孔24の補強片66とし、他方を軸22の支持片67とするもので、片66には軸受孔24に対応した位置に透孔68を設け、支持片67には軸22を受け入れる挿通孔を設けてある。
軸22は金属丸棒をL字形に折り曲げ形成したもので、一方の軸を摘みとして補強材に縦に開設するスリット69に滑合させて上記支持片67の挿通孔に通した他方の軸をこの摘みにより上下に操作できるようにしてある。
【0040】
上記軸22の上下の移動は上皿基板18の装着に便ならしめるためのもので、前述したように中間蝶着片19に通した軸21を軸受孔24、透孔68に挿通したのち、軸22を引き上げて下皿基板14の軸受孔23の直上に臨ませ、その後スリット69に滑合する軸部(摘み)を操作して引き下げ軸受孔23に突入させることによって上皿基板18の組付けが行えるようにしてある。
【0041】
一方、係止部材65は取付片70とスライド係止片71からなっており、取付片70を介して基板の自由端側背面に設けられる取付部72に装着される。
スライド係止片71はこの片に設ける爪73と取付片70に設ける爪74との間に縮設するバネ(図示せず)によって常時上方に付勢され、前記軸21,22を支点に上皿基板18を回動し閉塞したとき、このスライド係止片71から後方に向けて突設する係止爪75を前枠1bの右枠部5に設ける係止部76に上記バネに抗して掛け止められるようにしてある。
【0042】
上記係止部76は金属板を打抜き形成したものであり、係止爪75はこの係止部76に開設する穴77に突入し掛け止められる。そして、係止部材65は上皿基板の自由端側上端に頭を出すスライド係止片71の上端78を押圧することによって係止爪75の係合を解き上皿基板の開放を許すことになる。
【0043】
上皿基板18の前面に設けられる受皿60の前面には飾り枠17の左縁部17bの前面に沿って縦長に配置されるレンズカバー27に揃えてこれに連続するように横長の飾りレンズカバー79を配設し、また、前面右側縁には同じくレンズカバー28の下端に接続するように飾りレンズカバー80を配設してこの上皿基板18と飾り枠17とが一つの統一した意匠の中にあるように揃えてある。
【0044】
下皿基板14は前枠1bの下枠部3の前面に固定されるが、上皿基板と同様に合成樹脂を材料に成形されており、前面には受皿81と灰皿82の取付部83と打球発射用の操作グリップ84を装置する装着部85が一体に備えられ、上記受皿81の前面にはレンズカバー80に続く飾りのレンズカバー86を装着して上皿基板と一体となる意匠が施してある。
【0045】
図中、87は前枠1bの背面に取付けられる機構枠体である。この機構枠体87は金属板で浅い箱形に形成してあり、内部下方には上下に仕切るように遊技板88の受台89が設けてあり、その前面部には打球発射装置90aと発射レール90bが備えられる。この機構枠体の背面上部には賞球タンク91が取付けられ、窓92を開設した背板93の背面には賞球装置、賞球放出樋、セーフ球集合室、セーフ球通路等の機構装置、部品類が設備され、更にこれら部品類を被う合成樹脂製のカバー94が取付けられ、また機構枠体の下方には賞球箱95が取付けられ、前記下皿基板14の背後から受皿81に対して賞球が送り出せるようにしてある。
【0046】
遊技板88は前枠1bの開口部10を塞ぐ飾り枠17、上皿基板18を開放して前方から機構枠体内部に持込み、機構枠体87に備える止めクリップ(図示せず)で遊技板の周縁部を固定し着脱自由に取付けられ、常には閉塞される飾り枠17の開口部34に装着されるガラス枠33を通して前方から覗けるものとなっている。
【0047】
ところで、前記飾り枠17及び上皿基板18は使用時塞閉状態におかれ、前枠1bの開口部10を閉ざすことになるが、両者の召し合せ部分を通しておこなはれる遊技板に対する不正行為を防止するため、前枠1bの前面外周縁には縁に沿って段部96を設け、また飾り枠17と上皿基板18の周縁部には上記段部96に嵌り付く後向きの縁部97,98が設けてある。
【0048】
飾り枠17と上皿基板18の横幅を前枠1bの横幅に揃えてその前面を被う大きさに形成してある理由の一つは両者の召し合わせ部分を前枠1bの開口部10から離して不正行為を防止することにあるが、更にここでは段部96と縁部97,98の噛み合せを加えることによってその効果を高めてある。
【0049】
本発明における不正行為の防止策について更に説明すると、前枠1bの右枠部5の前面に取付けられる前記鍵穴飾り54とこれに臨む飾り枠17の自由端となる右縁部17cに設けられる切欠き部55との間にも同じく噛み合せ関係が形成されている。
即ち、図8に示した如く鍵穴飾り54には内側の縁99を断面コ字形に形成して前方に開放する溝形に形成し、この縁に切欠き部55の後向きの縁100を嵌め入れて両者の召し合せ部分からのピアノ線等の不正部材の侵入が阻止できるようにしてある。
【0050】
また、飾り枠17と上皿基板18とが向い合う縁部には図5及び図7に示したように上皿基板の上縁101を断面コ字形にして前方に開放する溝を設け、他方飾り枠17の下縁部17dは後向きの縁102にして両者を閉じ合せたとき噛み合って前後方向に真直な空隙が出来ないようにしてある。
【0051】
本発明を図面に従って説明したが、前述した各部は組立製造する前に、各独立のものとして構成し、機枠1aについては矩形の枠体として、また前枠1bは扁平な額縁形に、飾り枠17、上皿基板18及び下皿基板14はそれぞれ合成樹脂を素材に個別に形成し、機構枠体87については金属板により別体に形成することになる。
【0052】
この個別に形成される各部につき、機枠1aについては前枠1bを蝶着する蝶着片103を予め取付け、また前枠1bには同じく機枠1aの蝶着片に対応させて上下の蝶着片6,7と中間蝶着片19及び施錠装置11を予め取付けてそれぞれ基本構成体として準備しておくことになる。尚、前枠に取付られる鍵穴飾り54については前枠の前面に突き出ることから後述する全体の組立時に取付るようにして前枠は扁平な板枠のままにしておくとよい。
【0053】
その一方、飾り枠17は前面を飾るレンズカバー26,27,28を装着しておくと共に表示若しくは照明のランプを装着し、上皿基板及び下皿基板についても同様にレンズカバー79,86を装着しておくことになる。
機構枠体87は貯留タンク91を始めとして諸種の機構部品類を装着し、前面には発射装置90a、発射レール90b等を組付けておくことになる。
【0054】
この様に各部材を個別に、しかもそれぞれ予め定められた部品類を装着した部材は独立した状態で保管、管理し、製造の最終組立の段階で順次集めて前述した組合せ関係において結合組立て完成することになる。この組立時には相互の組立調整と電気関係並びに入賞に伴う賞球の放出等の諸調整、検査が行われる。
【0055】
尚、飾り枠17、上皿基板18、下皿基板14は組立完成時にパチンコ機の前面に現れ、パチンコ機のデザインを決定することから前枠1bとの組立に先立って三者の取り合せが決定され、この段階でパチンコ機そのもののデザインが確定することになる。このことから本発明においては前枠1bと機構枠体87を同一にして飾り枠17、上皿下皿の基板14,18の取り合わせを変えることによってデザインを違えた複数種のパチンコ機を製造することができることになる。勿論、パチンコ機は遊技板88の選択によって、またこの遊技板に組込まれる入賞装置に関連するゲームソフトの変更によって機種が変化し、異なるパチンコ機として組立られることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】
以上本発明を図示する実施例につき詳述したが、本発明によれば前枠の前面を被う飾り枠17の一部を切り欠いて切欠き部55を形成し、これによって露出した前枠の前面部分に鍵穴飾り54を設けると共に、この鍵穴飾り54を飾り枠17の形状に揃え、且つ前記切欠き部55の形状に整合するように設けることから飾り枠を閉塞したとき上記鍵穴飾り54をその一部とすることができ、従って外観上飾り枠の意匠効果、防犯効果等その趣旨を損なうことなく前枠1bの前面位置に錠前56の鍵穴を臨ませて設置することができる。
しかも本発明によれば、上記鍵穴飾り54は飾り枠を閉塞したときこれと一体になると共に、所要の大きさに形成して鍵の操作摘みの回転操作範囲をカバーできることから鍵を鍵穴に差し入れたまま飾り枠の開閉作業が行え、従って前枠を開放したときそのままこの前枠1bから飾り枠17を開放することができ作業上極めて便利である。
また本発明は、前枠に対して鍵穴飾りを別体に形成して組立作業の段階で組付けるものとしたことから前枠を保管管理の段階では扁平な平板の枠のままにしておくことができ、従って量産に当たって保管の空間を大幅に節減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス並びに遊技板を取り除いた状態の本発明にかかるパチンコ機の斜面図。
【図2】前枠の正面図。
【図3】前枠に組付けられる諸種の部材を外した状態を示す分解斜視図。
【図4】前枠本体の正面図。
【図5】図2のA−A線拡大断面図。
【図6】図5のイの円で囲んだ部分の拡大断面図。
【図7】図5のロの円で囲んだ部分の拡大断面図。
【図8】図2のB−B線拡大断面図。
【図9】図2のC−C線拡大断面図。
【図10】飾り枠の背面図。
【図11】飾り枠の分解斜視図。
【図12】飾り枠からガラス枠を外した状態の背面側から見た斜視図。
【図13】一部欠截したガラス枠の拡大背面図。
【図14】一部欠截したガラス枠の拡大平面図。
【図15】一部欠截したガラス枠の拡大右側面図。
【図16】ガラス枠を構成する型材の拡大断面図。
【図17】ガラス枠の一部断面としたコーナー部を中心とした部分拡大背面図。
【図18】ガラス枠の部分の分解拡大斜視図。
【図19】ガタ止めを装着したガラス枠の部分拡大平面図。
【図20】ガタ止めとガラスとの関係を示すガラス枠の部分拡大平面図。
【図21】ガラス枠の閉塞状態におけるピンと係止片との関係を示す拡大背面図。
【図22】図20のD−D線断面図。
【図23】上皿基板の分解拡大斜視図。
【図24】上皿基板の平面図である。
【符号の説明】
1a 機枠
1b 前枠
2 前枠の上枠部分
3 前枠の下枠部分
4 前枠の左枠部分
5 前枠の右枠部分
6 上の蝶着片
7 下の蝶着片
10 前枠の開口部
11 施錠装置
14 下皿基板
17 飾り枠
17c 飾り枠の右縁部
18 上皿基板
19 中間の蝶着片
28 レンズカバー
35 ガラス
54 鍵穴飾り
55 飾り枠に形成する切欠き部
56 錠前
56a 鍵穴
57 レンズカバー
58a,58b 操作回転片
59 施錠装置
99 鍵穴飾りの内側の縁
100 切欠き部の後向きの縁

Claims (4)

  1. 背面側にガラス枠を備える飾り枠を前枠の一側縁に蝶着し該前枠の前面に対して開閉自由となるよう備えてなるパチンコ機において、
    前記飾り枠は閉塞したとき前記前枠の前面を被うと共に、該飾り枠はその自由端側の縁部に前記前枠の自由端側の一側枠部に設ける錠前に対応する部分を切欠いて該一側枠部の前面の一部を露出する切欠き部を形成し、その一方前記切欠き部に対応する前記一側枠部の前面には前記錠前の鍵穴を飾る鍵穴飾りを設置し、前記飾り枠の閉塞時に該鍵穴飾りを前記切欠き部に嵌め入れ埋めるようにしてなることを特徴としたパチンコ機。
  2. 請求項1の記載において、鍵穴飾りは錠前の鍵の操作摘みの回転範囲を包含する広さを有する大きさに形成し、他方前記飾り枠の自由端側縁部に形成される切欠き部は当該鍵穴飾りを受け入れる広さに形成することを特徴としたパチンコ機。
  3. 請求項1又は2の記載において、鍵穴飾りは表面を飾り枠の自由端側縁部の表面と面一になるように形状を揃え、前記飾り枠の閉塞時に切欠き部の全域を埋め外観を揃えるようにしてなることを特徴としたパチンコ機。
  4. 請求項1乃至3の記載において、鍵穴飾りの表面には飾り枠の表面に施す意匠に揃えた意匠を施し一体化してなることを特徴としたパチンコ機。
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