JP3843292B2 - パチンコ機の表枠 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はパチンコ機において、ガラス扉を支持する扉枠が装着される表枠に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機では表枠として化粧シ−ト(化粧合板,デコラ板)が前面に貼着された表枠が使用されている。なお、従来技術としては例えば特開平6−198057号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は木質の表枠本体の見栄えを良化して表枠のイメ−ジチェンジを図ることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るパチンコ機の表枠は、方形枠状に形成された木製の表枠本体の開口内周縁に合わせて設けられた金属製で方形枠状の扉枠に、ガラス枠と、上皿が組付けられる前面板とが夫々回動可能に支持されたパチンコ機の表枠において、
前記表枠本体の前面に合成樹脂製の成形枠が接合され、
前記成形枠は、厚さが1.5〜2.0mmの合成樹脂板で成形されて前記表枠本体の正面形状とほぼ等しい方形枠状の正面形状であり、
かつ、前記成形枠は、前記扉枠の前枠部の外回り部位で、前記表枠本体の前面に重ね合わされて貼着される方形枠状の外枠部と、この外枠部の内周囲縁に連接して前方へ膨出して形成されて前記扉枠の前枠部の前面を圧接状態で覆って前記表枠本体に押し付ける方形枠状の内枠部とが段差状に一体形成されるものであり、
また、前記形成枠は、前記外枠部における各枠部に、前記表枠本体の各枠部に形成された夫々の挿通孔に対応する夫々の透孔が形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
請求項1の発明では、厚さが1.5〜2.0mmの合成樹脂板により、表枠本体の前面に重ね合わされて貼着される外枠部と内枠部とが段差状に一体形成され、この形成枠の外枠部によって木製の表枠本体の前面が覆われ、内部枠によって金属製の扉枠の前面が圧接状態で覆れる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、合成樹脂製の成形枠によって表枠の前面における色彩の多様化が可能となるとともに、表枠全体を合成樹脂材によって成形した場合には高価な成形型が必要となるが、本発明によれば型代や成形コストを節減して全体が合成樹脂材で形成された表枠と同様な意匠効果を表枠に付与することができる。
また、合成樹脂製の成形枠の外枠部によって木製の表枠本体の前面を覆い、内枠部によって扉枠の前面を圧接状態で覆うことができるので、表枠の見栄えを良化してイメ−ジチェンジを図ることができるとともに、金属製の扉枠の浮き上りを防止して扉枠を適正な状態で表枠本体に取付けることができる。
【0007】
【実施例】
次に、本発明の第1実施例を図1〜図4にしたがって説明する。パチンコ機の表枠1は上横枠部2aと、下横枠部2bと、左縦枠部2cと、右縦枠部2dとが形成された方形枠状で木製の表枠本体2を備えている。
【0008】
表枠本体2の前面の内端縁付近には前後1対のガラス5およびこの両ガラス5が嵌め込まれたガラス支持枠6を有するガラス扉4と、このガラス扉4の下方に設置されて上皿が組付けられる前面板とをそれぞれ支軸を介して回動可能に支持する金属製で方形枠状の扉枠3がねじによって結合されている。
【0009】
扉枠3には表枠本体2の前面2eに固定されて表枠本体2の前側に設置される方形枠状の前枠部3aと、この前枠部3aの内端縁に連接されて前枠部3aの後内方に設置された後枠部3bとが形成されている。
【0010】
表枠本体2の上横枠部2aにはこの上横枠部2aにランプ基板を介して取付けられた複数個のランプ7が後側から挿通された3つの第1挿通孔8が開設されている。
【0011】
表枠本体2の右縦枠部2dにはこの右縦枠部2dに取付けられたシリンダ錠9が後側から挿通された第2挿通孔10が開設されている。
【0012】
表枠本体2の下横枠部2bにはハンドル28が固定された左ハンドル軸が挿通される第3挿通孔11と、打球機構の一部が挿通される第4挿通孔12と、下皿13の球誘導樋13bが挿通される第5挿通孔14とが開設されている。
【0013】
表枠本体2の前面には表枠本体2の正面形状とほぼ等しい方形枠状の正面形状を有し、上横枠部15aと、下横枠部15bと、左縦枠部15cと、右縦枠部15dとが形成された合成樹脂製の成形枠15が接着剤等によって接合されている。
【0014】
成形枠15は、表枠本体2の前面2eから前方へ膨出して内端縁16aが扉枠3の前枠部3aに圧接した状態で扉枠3の前枠部3aを覆って表枠本体2に押しつける方形枠状の内枠部16と、この内枠部16の外周縁に連接されて表枠本体2の前面2eのうち、扉枠3の前枠部3aの回りの部位に重ね合わされる方形枠状の外枠部17とが段差状に一体成形されて立体形状に形成され、成形枠15は例えば厚さが1.5〜2mmのABS樹脂板等を真空成形して作製される。
【0015】
成形枠15は内枠部16がガラス扉4の回動動作を妨げないような状態でガラス扉4の外側に設置されている。
【0016】
成形枠15の上横枠部15aには各ランプ7を取囲む孔縁を有し、成形枠15の一部を間に挟み込んだ状態で表枠本体2の上横枠部2aに結合されるランプカバ−19によって覆われる横長の第1透孔18が開設されている。
【0017】
成形枠15の右縦枠部15dにはシリンダ錠9を取囲む孔縁を有し、成形枠15の一部を間に挟み込んだ状態で表枠本体2の右縦枠部2dに結合される錠飾り21によって覆われる縦長の第2透孔20が開設されている。
【0018】
成形枠15の下横枠部15bにはハンドル軸および打球機構の一部を取囲む孔縁を有し、成形枠15の一部を間に挟み込んだ状態で表枠本体2の下横枠部2bに結合される下皿13のベ−ス板13aによって覆われる方形孔状の第3透孔22と、下皿13の球誘導樋13bを取囲む孔縁を有し、下皿13のベ−ス板13aによって覆われる方形孔状の第4透孔23とが開設されている。
【0019】
成形枠15はその内枠部16が扉枠3の前枠部3aを覆って表枠本体2に押しつけ、外枠部17が扉枠3の回りの部位で表枠本体2の前面2eに貼着された状態で表枠本体2に結合されている。
【0020】
成形枠15の上横枠部15aの前面には表枠本体2の上横枠部2aにねじ止めされたランプカバ−19が固定され、成形枠15の右縦枠部15dの前面には表枠本体2の右縦枠部2dにねじ止めされた錠飾り21が固定され、成形枠15の下横枠部15bの前面には表枠本体2の下枠部2bにねじ止めされた下皿13が固定されている。
【0021】
続いて、上記した構成を有する実施例の作用と効果について説明する。本例ではガラス扉4を支持する扉枠3が装着される木製の表枠本体2の前面2eには、扉枠3のうち、表枠本体2の前側に設置される前枠部3aを表枠本体2の前面から膨出した状態で覆って表枠本体2に押しつける内枠部16と、表枠本体2の前面2eのうち、前枠部3aの回りの部位に重ね合わされる外枠部17とが段差状に一体成形された合成樹脂製の成形枠15を結合し、成形枠15には表枠本体2に取付けられるランプ7を取囲む孔縁を有する第1透孔18と、シリンダ錠9を取囲む孔縁を有する第2透孔20と、ハンドル軸を取囲む孔縁を有する第3透孔22と、下皿13の球誘導樋13bを取囲む孔縁を有する第4透孔23とを開設してある。
【0022】
このため、木製の表枠本体2の前面2e全体を立体形状に成形された合成樹脂製の成形枠15によって装飾して表枠1の前面における色彩の多様化が可能となり、表枠1の見栄えを良化することができるとともに、表枠1に立体感がある装飾を施して表枠1のイメ−ジチェンジを図ることができる。
【0023】
また、扉枠3の前枠部3aが成形枠15の内枠部16によって覆われるので、扉枠3を表枠本体2に結合する各ねじを成形枠15によって覆い隠して表枠2の表面の見栄えを良化することができる。
【0024】
さらに、扉枠3の前枠部3aが成形枠15の内枠部16によって表枠本体2に押しつけられるので、扉枠3の前枠部3aの浮き上りを防止して扉枠3を適正な状態で表枠本体2に取付けることができる。
【0025】
また、ランプ7、シリンダ錠9、ハンドル軸、下皿13等の部品をその仕様や取付け態様を変えずに表枠本体2に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示す表枠本体,扉枠,成形枠の分解斜視図である。
【図2】 表枠の正面図である。
【図3】 図2のX1−X1線拡大断面図である。
【図4】 図2のX2−X2線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 表枠
2 表枠本体
3 扉枠
3a 前枠部
4 ガラス扉
7 ランプ
8,10,11,12,14 挿通孔
9 シリンダ錠
15,15A,15B 成形枠
16 内枠部
17 外枠部
18,20,22,23 透孔
24 ランプカバ−部
25 錠飾り部
26 下皿部
Claims (1)
- 方形枠状に形成された木製の表枠本体の開口内周縁に合わせて設けられた金属製で方形枠状の扉枠に、ガラス枠と、上皿が組付けられる前面板とが夫々回動可能に支持されたパチンコ機の表枠において、
前記表枠本体の前面に合成樹脂製の成形枠が接合され、
前記成形枠は、厚さが1.5〜2.0mmの合成樹脂板で成形されて前記表枠本体の正面形状とほぼ等しい方形枠状の正面形状であり、
かつ、前記成形枠は、前記扉枠の前枠部の外回り部位で、前記表枠本体の前面に重ね合わされて貼着される方形枠状の外枠部と、
この外枠部の内周囲縁に連接して前方へ膨出して形成されて前記扉枠の前枠部の前面を圧接状態で覆って前記表枠本体に押し付ける方形枠状の内枠部とが段差状に一体形成されるものであり、
また、前記形成枠は、前記外枠部における各枠部に、前記表枠本体の各枠部に形成された夫々の挿通孔に対応する夫々の透孔が形成されていることを特徴とするパチンコ機の表枠。
Priority Applications (1)
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JP08557195A JP3843292B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | パチンコ機の表枠 |
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JPH08280904A JPH08280904A (ja) | 1996-10-29 |
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Families Citing this family (1)
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JP3603124B2 (ja) * | 1995-05-31 | 2004-12-22 | 株式会社平和 | パチンコ機 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP08557195A patent/JP3843292B2/ja not_active Expired - Fee Related
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