JP3601276B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3601276B2
JP3601276B2 JP33746297A JP33746297A JP3601276B2 JP 3601276 B2 JP3601276 B2 JP 3601276B2 JP 33746297 A JP33746297 A JP 33746297A JP 33746297 A JP33746297 A JP 33746297A JP 3601276 B2 JP3601276 B2 JP 3601276B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
control
engine
state
hill hold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33746297A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11166614A (ja
Inventor
和宏 巳上
一人 山田
慈郎 西脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP33746297A priority Critical patent/JP3601276B2/ja
Priority to DE19856137A priority patent/DE19856137A1/de
Priority to US09/206,152 priority patent/US6039673A/en
Publication of JPH11166614A publication Critical patent/JPH11166614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3601276B2 publication Critical patent/JP3601276B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/02Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
    • F16H61/0202Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric
    • F16H61/0204Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being electric for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signal
    • F16H61/0206Layout of electro-hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/20Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2540/00Input parameters relating to occupants
    • B60W2540/12Brake pedal position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18109Braking
    • B60W30/18118Hill holding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/20Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
    • F16H2061/205Hill hold control, e.g. with torque converter or a friction device slightly engaged to keep vehicle stationary

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動変速機においては、エンジンによって発生させられた回転を、流体伝動装置を介して変速装置に伝達し、該変速装置において変速を行うようになっている。そして、前記流体伝動装置と変速装置との間に、第1クラッチ(入力クラッチ)が配設され、該第1クラッチを係脱することによってニュートラルレンジと前進走行レンジとのレンジの切換えを行うことができるようになっている。
【0003】
また、前記自動変速機においては、前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、ブレーキペダルが踏み込まれ、かつ、車速がほぼ0である車両停止状態において、リニアソレノイドバルブによって調圧された油圧に基づいて第1クラッチを解放することによって、ニュートラル制御を行い、エンジン側に加わる負荷を小さくして燃費を良くするとともに、エンジンに振動が発生するのを防止するようにしている。
【0004】
ところで、前記ニュートラル制御においては、登坂路等において車両を停止させた後、発進させようとしてブレーキペダルから足を離しても、車両を停止させておくことができるようにヒルホールド制御が行われる。
そのために、車両が前記車両停止状態になったと判断されると、ヒルホールド出力が発生させられ、例えば、第1ブレーキが係合させられるとともに、所定のワンウェイクラッチがロックされ、変速装置にヒルホールド状態が形成されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の自動変速機においては、ヒルホールド出力が発生させられた後、極めて短時間のうちに第1ブレーキが係合させられると、該第1クラッチが係合させられたまま、前記ヒルホールド状態が形成されてしまう。
その場合、自動変速機は、前記ヒルホールド状態が形成される前から受けていた反力トルクによって、入力軸を中心にして一方向にわずかに回転した姿勢に保持される。そして、この状態で、第1クラッチの解放に先行して第1ブレーキの係合が行われると、自動変速機は、前記反力トルクを受けたままの状態でロックされてしまう。そして、自動変速機と連結されたエンジンも同じ姿勢に保持されてしまう。
【0006】
その結果、エンジンのマウント状態に負荷が加わった状態でニュートラル制御が行われることになる。
したがって、ニュートラル制御の環境条件の変化に伴って、エンジン側に加わる負荷が大きくなり、燃費を十分に良くすることができなかったり、エンジンに発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができなかったりしてしまう。
【0007】
本発明は、前記従来の自動変速機の制御装置の問題点を解決して、エンジンのマウント状態に負荷が加わらない状態でニュートラル制御を行うことができ、燃費を十分に良くすることができ、エンジンに発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができる自動変速機の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の自動変速機の制御装置においては、エンジンと連結された流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチと、係合時に車両の後退を阻止して変速装置にヒルホールド状態を形成するブレーキと、前記前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれているときに、車両停止状態を検出する停止状態検出手段と、前記車両停止状態が検出されたときに、前記クラッチをほぼ解放された状態にしてニュートラル制御を行うクラッチ解放手段と、該クラッチ解放手段によって前記クラッチがほぼ解放された状態にされたときに、前記ブレーキを係合させてヒルホールド制御を行うブレーキ係合手段と、前記ニュートラル制御が開始されるタイミングに対して、前記クラッチが係合させられたままでヒルホールド状態が形成されることがないように遅延させたタイミングで、前記ヒルホールド制御を開始するためのヒルホールド出力を発生させる遅延手段とを有する。
【0009】
本発明の他の自動変速機の制御装置においては、さらに、前記遅延手段は、車両停止状態が検出された後、あらかじめ設定されたヒルホールド時間が経過したときに前記ヒルホールド出力を発生させる。
【0010】
本発明の更に他の自動変速機の制御装置においては、さらに、前記遅延手段は、車両停止状態が検出された後、前記クラッチの状態に対応して変化する変量に基づいて前記ヒルホールド出力を発生させる。
本発明の更に他の自動変速機の制御装置においては、さらに、前記エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、非走行レンジが選択されているときのエンジンの作動状態、及びヒルホールド制御が行われているときのエンジンの作動状態に基づいて、前記ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御を行う学習制御手段とを有する。
【0011】
本発明の更に他の自動変速機の制御装置においては、さらに、前記エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、非走行レンジが選択されているときのエンジンの作動状態、及びヒルホールド制御が行われているときのエンジンの作動状態に基づいて、前記ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御を行う学習制御手段とを有する。
【0012】
そして、該学習制御手段は、ヒルホールド時間の初期値を0にして、学習に伴ってヒルホールド時間を更新する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動変速機の制御装置の機能ブロック図である。
図において、10はエンジン、12は該エンジン10と連結された流体伝動装置としてのトルクコンバータ、16は変速装置、C1は前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチとしての第1クラッチ、B1は、係合時に車両の後退を阻止して変速装置16にヒルホールド状態を形成するブレーキとしての第1ブレーキである。
【0014】
また、102は前記前進走行レンジが選択され、図示されないアクセルペダルが解放され、かつ、図示されないブレーキペダルが踏み込まれているときに車両停止状態を検出する停止状態検出手段、103は前記車両停止状態が検出されたときに前記第1クラッチC1をほぼ解放された状態にしてニュートラル制御を行うクラッチ解放手段、104は該クラッチ解放手段103によって前記第1クラッチC1がほぼ解放された状態にされたときに、前記第1ブレーキB1を係合させてヒルホールド制御を行うブレーキ係合手段、105は前記ヒルホールド制御を開始するためのヒルホールド出力としての2速の変速出力を発生させるタイミングを前記ニュートラル制御が開始されるタイミングに対して遅延させる遅延手段である。
【0015】
図2は本発明の第1の実施の形態における自動変速機の概略図、図3は本発明の第1の実施の形態における自動変速機の作動を示す図である。
図に示されるように、エンジン10によって発生させられた回転は、出力軸11を介してトルクコンバータ12に伝達される。該トルクコンバータ12はエンジン10の回転を、流体(作動油)を介して出力軸14に伝達するが、車速が設定値以上になると、ロックアップクラッチL/Cが係合させられ、出力軸14に直接伝達することができるようになっている。なお、前記出力軸14は変速装置16の入力軸を構成する。
【0016】
前記出力軸14には、前進4段後進1段の変速を行う変速装置16が接続される。そして、該変速装置16の回転は、カウンタドライブギヤ21及びカウンタドリブンギヤ22を介してカウンタシャフト23に伝達され、該カウンタシャフト23の回転は、出力ギヤ24及びリングギヤ25を介してディファレンシャル装置26に伝達される。
【0017】
該ディファレンシャル装置26においては、前記出力ギヤ24及びリングギヤ25を介して伝達された回転が分配され、分配された回転が左右の駆動軸27、28を介して図示されない駆動輪に伝達される。
前記変速装置16は、第1のプラネタリギヤユニット31及び第2のプラネタリギヤユニット32を有するとともに、前記第1のプラネタリギヤユニット31及び第2のプラネタリギヤユニット32の各要素間においてトルクの伝達を選択的に行うために、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッチC0、第1ブレーキB1、第2ブレーキB2及びワンウェイクラッチF1、F0を有する。
【0018】
前記第1のプラネタリギヤユニット31は、互いに直列に配設された第1クラッチC1及び第4クラッチC0を介して前記出力軸14と連結され、互いに並列に配設された第2ブレーキB2及びワンウェイクラッチF1を介して駆動装置ケース34と連結されたリングギヤR、出力軸14に外嵌(かん)されるとともに、回転自在に支持されたサンギヤ軸39に形成されたサンギヤS、前記カウンタドライブギヤ21と連結されたキャリヤCR、並びに前記リングギヤRとサンギヤSとの間において噛(し)合させられるとともに、前記キャリヤCRによって回転自在に支持されたピニオンP1A、P1Bから成る。
【0019】
前記サンギヤ軸39にはドラム38が固定され、該ドラム38は、前記第2クラッチC2を介して前記出力軸14と連結されるとともに、外周が第1ブレーキB1を介して駆動装置ケース34と連結される。
一方、前記第2のプラネタリギヤユニット32は、互いに並列に配設された第3クラッチC3及びワンウェイクラッチF0を介して第1クラッチC1と連結され、かつ、該第1クラッチC1を介して出力軸14と連結されたリングギヤR、前記サンギヤ軸39に形成されたサンギヤS、前記キャリヤCRと連結されたキャリヤCR、並びに前記リングギヤRとサンギヤSとの間において噛合させられるとともに、前記キャリヤCRによって回転自在に支持されたピニオンPから成る。
【0020】
次に、前記構成の自動変速機の動作について説明する。
図3において、S1は第1ソレノイドバルブ、S2は第2ソレノイドバルブ、S3は第3ソレノイドバルブ、C1は第1クラッチ、C2は第2クラッチ、C3は第3クラッチ、C0は第4クラッチ、B1は第1ブレーキ、B2は第2ブレーキ、F1、F0はワンウェイクラッチ(O.W.C)である。また、Pはパーキングレンジを、Rは後進走行レンジを、Nはニュートラルレンジを、Dは前進走行レンジを、1STは1速の変速段を、2NDは2速の変速段を、Nはニュートラル制御状態を、3RDは3速の変速段を、4THは4速の変速段を示す。 そして、○は第1ソレノイドバルブS1、第2ソレノイドバルブS2及び第3ソレノイドバルブS3をそれぞれ開閉する第1ソレノイド信号SL、第2ソレノイド信号SL及び第3ソレノイド信号SLがオンの状態を、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッチC0、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2が係合させられた状態を、ワンウェイクラッチF1、F0がロックされたことを示す。また、×は前記第1ソレノイド信号SL、第2ソレノイド信号SL及び第3ソレノイド信号SLがオフの状態を、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッチC0、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2が解放された状態を、ワンウェイクラッチF1、F0がフリーの状態を示す。
【0021】
なお、◎は所定のリリース圧によって第1ブレーキB1を解放させる状態を、△はニュートラル制御時にオン・オフさせられる状態を、(○)はエンジンブレーキ時に係合させられる状態を示す。
この場合、1速時においては、第1クラッチC1、第3クラッチC3が係合させられ、ワンウェイクラッチF1、F0がロックされる。そして、出力軸14の回転は第1クラッチC1及びワンウェイクラッチF0を介してリングギヤRに伝達されるが、この状態でワンウェイクラッチF1によってリングギヤRの回転が阻止されているので、サンギヤSを空転させながらキャリヤCRの回転が大幅に減速させられ、減速させられた回転がカウンタドライブギヤ21に伝達される。
【0022】
また、2速時においては、第1クラッチC1、第3クラッチC3及び第1ブレーキB1が係合させられ、ワンウェイクラッチF0がロックされる。そして、出力軸14の回転は第1クラッチC1及びワンウェイクラッチF0を介してリングギヤRに伝達されるが、第1ブレーキB1によってサンギヤSの回転が停止させられているので、前記リングギヤRの回転が減速させられてキャリヤCRに伝達され、該キャリヤCRの回転はリングギヤRを空転させながらカウンタドライブギヤ21に伝達される。
【0023】
次に、3速時においては、第1クラッチC1、第3クラッチC3及び第4クラッチC0が係合させられ、ワンウェイクラッチF0がロックされ、第1ブレーキB1が解放される。そして、出力軸14の回転は、ワンウェイクラッチF0及び第3クラッチC3を介してリングギヤRに伝達されるとともに、第4クラッチC0を介してリングギヤRに伝達され、第1、第2のプラネタリギヤユニット31、32が直結状態になる。したがって、出力軸14の回転はそのままカウンタドライブギヤ21に伝達される。
【0024】
さらに、4速時においては、第1クラッチC1、第4クラッチC0及び第1ブレーキB1が係合させられる。そして、出力軸14の回転は第4クラッチC0を介してリングギヤRに伝達されるが、第1ブレーキB1によってサンギヤSの回転が停止させられているので、前記リングギヤRの回転はリングギヤRを空転させながらキャリアCRを高速で回転させ、該キャリアCRの回転がカウンタドライブギヤ21に伝達される。
【0025】
ところで、前記自動変速機には、第1クラッチC1、第2クラッチC2、第3クラッチC3、第4クラッチC0、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2を係脱して各変速段を達成するために油圧制御装置40が配設される。
また、前記エンジン10は、エンジン制御装置43によって制御することができるようになっている。
【0026】
そして、前記油圧制御装置40及びエンジン制御装置43は、自動変速機制御装置(ECU)41に接続され、該自動変速機制御装置41の制御プログラムに従って作動させられる。
また、前記自動変速機制御装置41には、ニュートラルスタートスイッチ45、油温センサ46、回転数センサ47、ブレーキスイッチ48、エンジン回転数センサ49、スロットル開度センサ50及び車速センサ51がそれぞれ接続される。
【0027】
そして、前記ニュートラルスタートスイッチ45によって図示されないシフトレバーのシフトポジション、すなわち、選択されたレンジを、前記油温センサ46によって油圧制御装置40内の油の温度を、前記回転数センサ47によって第1クラッチC1の入力側の回転数、すなわち、クラッチ入力側回転数NC1を検出することができる。
【0028】
また、前記ブレーキスイッチ48によって図示されないブレーキペダルが踏み込まれているかどうかを、前記エンジン回転数センサ49によってエンジン回転数Nを、前記スロットル開度センサ50によってスロットル開度θを、前記車速センサ51によって車速を検出することができる。
次に、前記油圧制御装置40について説明する。
【0029】
図4は本発明の第1の実施の形態における油圧制御装置を示す図である。
図において、S2は1速で開放され、2速で閉鎖される第2ソレノイドバルブであり、該第2ソレノイドバルブS2は、油路L−1を介して図示されないプライマリバルブに、油路L−2を介して1−2シフトバルブ57に接続され、前記プライマリバルブによって発生させられたライン圧Pを受けるとともに、閉鎖時に信号油圧を発生させ、該信号油圧を油路L−2を介して1−2シフトバルブ57に供給する。また、S3はニュートラル制御を行うときに閉鎖される第3ソレノイドバルブであり、該第3ソレノイドバルブS3は、油路L−3を介して前記プライマリバルブに接続され、該プライマリバルブによって発生させられたライン圧Pを受けるとともに、閉鎖時に信号油圧を発生させ、該信号油圧を油路L−4を介してニュートラルリレーバルブ64に供給する。
【0030】
第2ソレノイドバルブS2及び第3ソレノイドバルブS3を開閉するための第2ソレノイド信号SL及び第3ソレノイド信号SLは、自動変速機制御装置41(図2)からの切換信号を受けてオン・オフさせられる。
また、前記1−2シフトバルブ57は、前記第2ソレノイドバルブS2から信号油圧を受け、1速時に上半位置を、2〜4速時に下半位置を採るとともに、該下半位置において、油路L−5を介して図示されないマニュアルバルブからのDレンジ圧Pを受け、油路L−6を介して油圧サーボB−1に供給する。
【0031】
そして、B−1モジュレータバルブ56は、ヒルホールド制御時に前記1−2シフトバルブ57から油路L−6、L−7を介してDレンジ圧Pを受け、減圧して油路L−8を介して油圧サーボB−1に供給する。その結果、第1ブレーキB1が係合させられ、登坂路等において車両にクリープ力に相当するヒルホールド力が発生させられる。
【0032】
また、リニアソレノイドバルブ66は、油路L−9を介して前記プライマリバルブに、油路L−10を介してC−1コントロールバルブ67にそれぞれ接続される。そして、前記リニアソレノイドバルブ66は、自動変速機制御装置41からの制御信号を受けて制御され、前記プライマリバルブからのライン圧Pに基づいてスロットル圧PTHを発生させ、該スロットル圧PTHを信号油圧としてC−1コントロールバルブ67に供給する。該C−1コントロールバルブ67は、油路L−11を介してDレンジ圧Pを受け、前記リニアソレノイドバルブ66からのスロットル圧PTHに対応したC−1油圧PC1に調圧する。そして、該C−1油圧PC1は、油路L−12を介してニュートラルリレーバルブ64に供給される。
【0033】
ところで、該ニュートラルリレーバルブ64は、ニュートラル制御時に上半位置を採り、ニュートラル制御において、油路L−12に発生させられたC−1油圧PC1を油路L−13を介して油圧サーボC−1に供給する。
そして、前記ニュートラルリレーバルブ64は、1速〜4速時において下半位置を採り、油路L−14を介してDレンジ圧Pを受け、該Dレンジ圧Pを油圧サーボC−1に供給する。また、油路L−15を介してライン圧Pを受け、該ライン圧Pを油路L−16を介してB−1モジュレータバルブ56に供給する。その結果、該B−1モジュレータバルブ56はDレンジ圧Pの減圧を停止する。
【0034】
なお、68は油路L−13に配設されたダンパバルブであり、該ダンパバルブ68は、油圧サーボC−1に供給されるC−1油圧PC1に脈動が発生するのを防止するとともに、アキュムレータとして機能する。
次に、前記構成の自動変速機の制御装置の動作について説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるニュートラル制御処理のフローチャートである。
ステップS1 リリース制御処理を行う。この場合、車速ゼロ推定を行い、設定されたタイミングでC−1油圧PC1をスイープダウンしてニュートラル制御を行い、かつ、設定されたタイミングで2速の変速出力を発生させ、第1ブレーキB1(図2)を係合させてヒルホールド制御を行う。
【0035】
そのために、自動変速機制御装置41のクラッチ解放手段103(図1)は、変速装置16の入力トルクに対応するエンジン回転数Nを求め、該エンジン回転数Nに対応するC−1油圧PC1を出力した後、該C−1油圧PC1を徐々に低くする。
ステップS2 前記クラッチ解放手段103は、インニュートラル制御処理を行い、ニュートラル制御状態を形成する。この場合、エンジン回転数N及びクラッチ入力側回転数NC1が安定するのを待機し、前記エンジン回転数N及びクラッチ入力側回転数NC1が安定した後、エンジン回転数N及びクラッチ入力側回転数NC1に対応させてC−1油圧PC1を高くしたり低くしたりする。その結果、第1クラッチC1からエンジン10側に加わる負荷を小さくして燃費を良くするとともに、エンジン10に発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができる。
ステップS3 前記クラッチ解放手段103は、第1クラッチ係合制御処理を行う。この場合、C−1油圧PC1をスロットル開度θ、エンジン回転数N等に基づいて設定された設定圧ずつ高くし、油圧サーボC−1(図4)のピストンストロークにおける図示されないピストンの移動を終了させる。そして、前記油圧サーボC−1のピストンストロークにおけるピストンの移動が終了した後、C−1油圧PC1を設定圧ずつ高くし、係合ショックが発生するのを防止する。
【0036】
次に、図5のステップS1におけるリリース制御処理のサブルーチンについて説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるリリース制御処理のサブルーチンを示す第1のフローチャート、図7は本発明の第1の実施の形態におけるリリース制御処理のサブルーチンを示す第2のフローチャート、図8は本発明の第1の実施の形態におけるエンジン回転数と入力トルク及びC−1油圧との関係図である。なお、図8において、横軸にエンジン回転数Nを、縦軸に入力トルクT(=t・C・N )及びC−1油圧PC1を採ってある。
ステップS1−1 クラッチ入力側回転数NC1の変化量に基づいて車速ゼロ推定処理を行う。
ステップS1−2 ニュートラル制御の開始条件が成立するのを待機する。同時に図示されない第1タイマの計時を開始する。この場合、前記クラッチ入力側回転数NC1がほぼ0になったこと、図示されないアクセルペダルが解放されていてスロットル開度θが所定値以下であること、油温センサ46(図2)によって検出された油温が所定値以上であること、図示されないブレーキペダルが踏み込まれていてブレーキスイッチ48がオンであることの各条件のすべてが満たされると、ニュートラル制御の開始条件が成立したと判断される。なお、クラッチ入力側回転数NC1がほぼ0になったかどうかは、回転数センサ47が検出限界点を検出したかどうかによって判断される。本実施の形態においては、実際の車速が設定値(2〔km/h〕)になったときに検出限界点を検出したと判断する。
ステップS1−3 前記第1タイマの計時による時間Tが経過するのを待機する。ここで、時間Tは、ステップS1−1における車速ゼロ推定処理によって計算され、時間Tが経過したときに車速が0になると推定される。このようにして、停止状態検出手段102(図1)は、車両が車両停止状態になったことを検出する。そして、ニュートラルリレーバルブ64(図4)を上半位置に置き、C−1油圧PC1を制御可能な状態にするとともに、図示されない第2タイマの計時を開始する。
ステップS1−4 図8に示されるように、入力トルクTに対応するエンジン回転数Nを検出し、該エンジン回転数Nの値を参照エンジン回転数NEmにセットする。
ステップS1−5 エンジン回転数Nに対応させて、第1クラッチC1が解放を開始する直前のC−1油圧PC1を発生させて、出力する。
ステップS1−6 入力トルクTに対応するエンジン回転数Nを再び検出する。
ステップS1−7 エンジン回転数Nが参照エンジン回転数NEmと比較して変化しているかどうかを判断する。エンジン回転数Nが参照エンジン回転数NEmと比較して変化している場合はステップS1−8に、変化していない場合はステップS1−9に進む。
ステップS1−8 ステップS1−7においてエンジン回転数Nが参照エンジン回転数NEmと比較して変化したと判断されたときのエンジン回転数Nの値を参照エンジン回転数NEmにセットし、新たな参照エンジン回転数NEmに対応するC−1油圧PC1を発生させて、出力する。
ステップS1−9 C−1油圧PC1を、設定時間が経過するごとに所定の油圧幅から成る設定圧ずつ低くして、スイープダウンさせる。
ステップS1−10 自動変速機制御装置41のブレーキ係合手段104は、ヒルホールド制御を開始するためにヒルホールド出力発生処理を行う。該ヒルホールド出力発生処理において、所定のタイミングで2速の変速出力を発生させ、第2ソレノイドバルブS2を開閉するための第2ソレノイド信号SLをオンにする。その結果、油圧サーボB−1に油圧が供給され、第1ブレーキB1が係合させられる。
【0037】
このようにして、ヒルホールド制御が開始され、変速装置16において2速の変速段が形成され、第1クラッチC1、第3クラッチC3及び第1ブレーキB1が係合させられ、ワンウェイクラッチF1がロックする。この状態において、登坂路等において車両を発進させる場合、カウンタシャフト23に逆方向の回転が伝達され、リングギヤRを正方向に回転させようとするが、前記ワンウェイクラッチF1がこの回転を阻止するので、車両は後退しない。
ステップS1−11 速度比e(=NC1/N)が設定値eになったかどうかを判断する。速度比eが設定値eになった場合は処理を終了し、速度比eが設定値eにならない場合はステップS1−6に戻る。前記設定値eは、第1クラッチC1を解放したときの油圧の操作に対するクラッチ入力側回転数NC1の変化の遅れを考慮して、例えば0.75とする。なお、速度比eに代えてクラッチ入力側回転数NC1を使用してもよい。
【0038】
ところで、トルクコンバータ12の入力側回転数であるエンジン回転数Nと出力側回転数であるクラッチ入力側回転数NC1との差、すなわち、差回転ΔNが変化したかどうかを判断することによって第1クラッチC1の係合状態を検出しようとすると、例えば、第1クラッチC1が完全に係合している状態及びほぼ解放された状態のいずれにおいても差回転ΔNは変化しない。したがって、第1クラッチC1が完全に係合している状態と第1クラッチC1がほぼ解放された状態とを区別するのが困難になってしまう。
【0039】
そこで、速度比eが設定値eになるのを待機することによって、確実に第1クラッチC1の係合が開始される直前の状態、すなわち、第1クラッチC1をほぼ解放された状態にすることができる。
次に、図6のステップS1−1における車速ゼロ推定処理のサブルーチンについて説明する。
【0040】
図9は本発明の第1の実施の形態における車速ゼロ推定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
ステップS1−1−1 現在のクラッチ入力側回転数NC1(i) から時間Δtだけ前のクラッチ入力側回転数NC1(i−1) を減算することによって回転数差ΔNC1(i) を算出する。この場合、前記時間Δtは前記自動変速機制御装置41(図2)内のクロックによって設定され、時間Δtごとにクラッチ入力側回転数NC1が検出されるようになっている。
ステップS1−1−2 回転数差ΔNC1(i) を時間Δtで除算することによって車両の減速度Aを算出する。
ステップS1−1−3 現在のクラッチ入力側回転数NC1(i) を減速度Aで除算することによって車両が車両停止状態になるまでの時間Tを算出する。
【0041】
ところで、2速の変速出力が発生させられた後、極めて短時間のうちに第1ブレーキB1が係合させられたときに、第1クラッチC1が係合させられたまま変速装置16にヒルホールド状態が形成されると、アイドリング状態にあるエンジン10に、前記変速装置16から反力トルクが伝わるので、自動変速機は、前記ヒルホールド状態が形成される前から受けていた反力トルクによって、出力軸14を中心にして一方向にわずかに回転した姿勢に保持される。そして、この状態で、第1クラッチC1の解放に先行して第1ブレーキB1の係合が行われると、自動変速機は、前記反力トルクを受けたままの状態でロックされてしまう。そして、自動変速機と連結されたエンジン10も同じ姿勢に保持されてしまう。
【0042】
その結果、エンジン10のマウント状態に負荷が加わった状態でニュートラル制御が行われることになる。
その場合、ニュートラル制御の環境条件の変化に伴って、エンジン10側に加わる負荷が大きくなり、燃費を十分に良くすることができなかったり、エンジン10に発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができなかったりしてしまう。
【0043】
そこで、本実施の形態においては、車両が車両停止状態になった後、あらかじめ設定されたヒルホールド時間τ1が経過したときに、2速の変速出力を発生させ、第2ソレノイド信号SLをオンにするようにしている。
次に、図7のステップS1−10におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンについて説明する。
【0044】
図10は本発明の第1の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャート、図11は本発明の第1の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のタイムチャートである。
この場合、図11に示されるように、車両が車両停止状態になったときに、C−1油圧PC1のスイープダウンを開始するとともに、第2タイマの計時を開始する。そして、ヒルホールド時間τ1が経過すると、自動変速機制御装置41(図2)の遅延手段105(図1)は、2速の変速出力を発生させ、第2ソレノイド信号SLをオンにする。
【0045】
このように、2速の変速出力が発生させられるタイミングが遅延されるので、2速の変速出力が発生させられた後、極めて短時間のうちに第1ブレーキB1が係合させられても、第1クラッチC1が係合させられたまま変速装置16がヒルホールド状態になることはない。
すなわち、変速装置16がヒルホールド状態になるときには、エンジン10のマウント状態はニュートラルレンジが選択されているときと同じ状態になっている。
【0046】
したがって、アイドリング状態にあるエンジン10に、変速装置16から反力トルクが伝わることがなくなるので、エンジン10のマウント状態に負荷が加わった状態でニュートラル制御が行われるのを防止することができる。
その結果、ニュートラル制御の環境条件の変化に伴って、エンジン10側に加わる負荷が大きくなることがないので燃費を十分に良くすることができ、エンジン10に発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができる。
【0047】
なお、前記ヒルホールド時間τ1が経過するタイミングをtとし、前記速度比eが設定値eになり、第1クラッチC1がほぼ解放されるタイミングをtとし、微小時間をδとしたとき、前記タイミングtは、
−δ<t<t+δ
の範囲に収まるように設定される。なお、前記微小時間δは、第1クラッチC1がほぼ解放された後、2速の変速出力が発生させられるタイミングを更に遅延させても、車両が後退することがないような時間に設定される。
【0048】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1−10−1 第2タイマの計時によるヒルホールド時間τ1が経過するのを待機する。
ステップS1−10−2 2速の変速出力を発生させる。
ステップS1−10−3 第2ソレノイド信号SLをオンにする。
【0049】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図12は本発明の第2の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この場合、図示されない第2タイマの計時は行われず、遅延手段105(図1)は、第1クラッチC1の状態に対応して変化する変量に基づいて、ヒルホールド出力としての2速の変速出力を発生させるタイミングを遅延させる。そして、変量としての速度比eが設定値eになったときに、第1クラッチC1がほぼ解放されたと判断し、2速の変速出力を発生させるようになっている。
【0050】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1−10−11 速度比eが設定値eになるのを待機する。
ステップS1−10−12 2速の変速出力を発生させる。
ステップS1−10−13 第2ソレノイド信号SLをオンにする。
なお、本実施の形態においては、前記速度比eに基づいて第1クラッチC1がほぼ解放されたと判断するようにしているが、速度比eに代えてクラッチ入力側回転数NC1を使用することもできる。
【0051】
ところで、前記第1の実施の形態においては、ヒルホールド時間τ1は固定値にあらかじめ設定されるようになっているが、車両の機種、自動変速機の機種等によって最適なヒルホールド時間τ1にばらつきが生じる。
そこで、ニュートラルレンジ又はパーキングレンジが選択されたときのエンジン10の作動状態、例えば、燃費又は運転席に伝達される振動を目標値として設定し、2速の変速出力が発生させられた時点における燃費又は振動が目標値になるように2速の変速出力を発生させるタイミングの学習制御を行い、ヒルホールド時間τ1を更新するようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0052】
図13は本発明の第3の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のタイムチャート、図14は本発明の第3の実施の形態における目標値設定処理を示すフローチャート、図15は本発明の第3の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この場合、図13に示されるように、車両が車両停止状態になったときに、C−1油圧PC1のスイープダウンを開始するとともに、図示されない第3タイマの計時を開始する。そして、ヒルホールド時間τ2が経過すると、ヒルホールド出力としての2速の変速出力が発生させられ、第2ソレノイド信号SLがオンにされる。
【0053】
また、前記ヒルホールド時間τ2は、初期値が0にされて、車両が車両停止状態になったときに2速の変速出力が発生させられる。その後、自動変速機制御装置41(図2)の図示されない学習制御手段によって、2速の変速出力を発生させるタイミングの学習制御が行われ、前記ヒルホールド時間τ2は更新されて徐々に長くされる。そして、2速の変速出力が発生させられた時点における燃費、又はエンジン10に発生する振動が目標値になると、前記ヒルホールド時間τ2は最適な値とされる。
【0054】
そのために、図14に示されるように、目標値設定処理が行われ、前進走行レンジを選択して車両を走行させているときに、車両を停止させ、ニュートラルレンジ又はパーキングレンジを選択すると、そのときの燃費又は振動が目標値として図示されないメモリに格納される。
また、図15に示されるように、ヒルホールド出力発生処理が行われ、学習制御によって前記ヒルホールド時間τ2が更新される。
【0055】
すなわち、ヒルホールド時間τ2の学習値をαとしたとき、該学習値αに従ってヒルホールド時間τ2が経過したかどうか判断され、該ヒルホールド時間τ2が経過すると、2速の変速出力が発生させられ、第2ソレノイド信号SLがオンにされる。
このとき、前記2速の変速出力が発生させられた時点における燃費、又は振動が検出され、検出された値が指標値f(i=1、2、…、n−1、n、…)とされる。なお、前記燃費は、自動変速機制御装置41の図示されない第1の作動状態検出手段によって、前記エンジン10における燃料噴射量のデータを読み込むことにより検出され、前記振動は、図示されない第2の作動状態検出手段としての振動計によって検出される。
【0056】
そして、今回の検出タイミングにおける指標値fと前回の検出タイミングにおける指標値fn−1 とが比較され、
>fn−1
であるときに、前記学習値αに値Δtが加算される。
このように、指標値fが目標値になるように学習制御が行われるので、車両の機種、自動変速機の機種等に対応させて、前記ヒルホールド時間τ2を最適な値にすることができる。
【0057】
その結果、ニュートラル制御の環境条件の変化に伴って、エンジン10側に加わる負荷が大きくなることがないので燃費を十分に良くすることができ、エンジン10に発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができる。
本実施の形態においては、学習制御を行うことによってヒルホールド時間τ2を更新するようにしているが、学習制御を行うことによって前記第2の実施の形態における設定値e及びクラッチ入力側回転数NC1を更新することもできる。
【0058】
次に、図14のフローチャートについて説明する。
ステップS11 ニュートラルレンジ又はパーキングレンジが選択されるのを待機する。
ステップS12 目標値をメモリに格納する。
次に、図15のフローチャートについて説明する。
ステップS1−10−21 指標値fが更新されたかどうかを判断する。指標値fが更新された場合はステップS1−10−22に、更新されない場合はステップS1−10−23に進む。
ステップS1−10−22 ヒルホールド時間τ2に学習値αをセットする。
ステップS1−10−23 学習値αに0をセットする。
ステップS1−10−24 ヒルホールド時間τ2が経過するのを待機する。
ステップS1−10−25 2速の変速出力を発生させる。
ステップS1−10−26 第2ソレノイド信号SLをオンにする。
ステップS1−10−27 今回の検出タイミングにおける指標値fが前回の検出タイミングにおける指標値fn−1 より大きいかどうかを判断する。今回の検出タイミングにおける指標値fが前回の検出タイミングにおける指標値fn−1 より大きい場合はステップS1−10−28に、今回の検出タイミングにおける指標値fが前回の検出タイミングにおける指標値fn−1 以下である場合は処理を終了する。
ステップS1−10−28 学習値αに値Δtを加算し、更新する。
【0059】
前記各実施の形態においては、第1ブレーキB1を係合させ、ワンウェイクラッチF1をロックさせることによって変速装置16にヒルホールド状態を形成するようにしているが、第1ブレーキB1及び第2ブレーキB2を係合させることによって変速装置16にヒルホールド状態を形成することもできる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、自動変速機の制御装置においては、エンジンと連結された流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチと、係合時に車両の後退を阻止して変速装置にヒルホールド状態を形成するブレーキと、前記前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれているときに、車両停止状態を検出する停止状態検出手段と、前記車両停止状態が検出されたときに、前記クラッチをほぼ解放された状態にしてニュートラル制御を行うクラッチ解放手段と、該クラッチ解放手段によって前記クラッチがほぼ解放された状態にされたときに、前記ブレーキを係合させてヒルホールド制御を行うブレーキ係合手段と、前記ニュートラル制御が開始されるタイミングに対して、前記クラッチが係合させられたままでヒルホールド状態が形成されることがないように遅延させたタイミングで、前記ヒルホールド制御を開始するためのヒルホールド出力を発生させる遅延手段とを有する。
【0061】
この場合、前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれているときに車両停止状態が検出されると、ニュートラル制御が開始され、続いて、ヒルホールド出力が発生させられてヒルホールド制御が開始される。
したがって、ヒルホールド出力が発生させられた後、極めて短時間のうちにブレーキが係合させられたときに、クラッチが係合させられたまま変速装置がヒルホールド状態になることはない。
【0062】
すなわち、変速装置がヒルホールド状態になるときには、エンジンのマウント状態はニュートラルレンジが選択されているときと同じ状態になっている。
したがって、アイドリング状態にあるエンジンに、変速装置から反力トルクが伝わることがなくなるので、エンジンのマウント状態に負荷が加わった状態でニュートラル制御が行われるのを防止することができる。
【0063】
その結果、ニュートラル制御の環境条件の変化に伴って、エンジン側に加わる負荷が大きくなることがないので燃費を十分に良くすることができ、エンジンに発生した振動が運転席に伝達されるのを十分に防止することができる。
本発明の他の自動変速機の制御装置においては、さらに、前記エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、非走行レンジが選択されているときのエンジンの作動状態、及びヒルホールド制御が行われているときのエンジンの作動状態に基づいて、前記ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御を行う学習制御手段とを有する。
【0064】
この場合、ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御が行われるので、車両の機種、自動変速機の機種等に対応させて、最適なタイミングでヒルホールド制御を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における自動変速機の制御装置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における自動変速機の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における自動変速機の作動を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における油圧制御装置を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるニュートラル制御処理のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるリリース制御処理のサブルーチンを示す第1のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態におけるリリース制御処理のサブルーチンを示す第2のフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態におけるエンジン回転数と入力トルク及びC−1油圧との関係図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における車速ゼロ推定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のタイムチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のタイムチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態における目標値設定処理を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるヒルホールド出力発生処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 エンジン
12 トルクコンバータ
41 自動変速機制御装置
102 停止状態検出手段
103 クラッチ解放手段
104 ブレーキ係合手段
105 遅延手段
B1 第1ブレーキ
C1 第1クラッチ
e 速度比
設定値
τ1、τ2 ヒルホールド時間

Claims (5)

  1. エンジンと連結された流体伝動装置と、前進走行レンジが選択されたときに係合させられるクラッチと、係合時に車両の後退を阻止して変速装置にヒルホールド状態を形成するブレーキと、前記前進走行レンジが選択され、アクセルペダルが解放され、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれているときに、車両停止状態を検出する停止状態検出手段と、前記車両停止状態が検出されたときに、前記クラッチをほぼ解放された状態にしてニュートラル制御を行うクラッチ解放手段と、該クラッチ解放手段によって前記クラッチがほぼ解放された状態にされたときに、前記ブレーキを係合させてヒルホールド制御を行うブレーキ係合手段と、前記ニュートラル制御が開始されるタイミングに対して、前記クラッチが係合させられたままでヒルホールド状態が形成されることがないように遅延させたタイミングで、前記ヒルホールド制御を開始するためのヒルホールド出力を発生させる遅延手段とを有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. 前記遅延手段は、車両停止状態が検出された後、あらかじめ設定されたヒルホールド時間が経過したときに前記ヒルホールド出力を発生させる請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  3. 前記遅延手段は、車両停止状態が検出された後、前記クラッチの状態に対応して変化する変量に基づいて前記ヒルホールド出力を発生させる請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
  4. 前記エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、非走行レンジが選択されているときのエンジンの作動状態、及びヒルホールド制御が行われているときのエンジンの作動状態に基づいて、前記ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御を行う学習制御手段とを有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動変速機の制御装置。
  5. 前記エンジンの作動状態を検出する作動状態検出手段と、非走行レンジが選択されているときのエンジンの作動状態、及びヒルホールド制御が行われているときのエンジンの作動状態に基づいて、前記ヒルホールド出力を発生させるタイミングの学習制御を行う学習制御手段とを有するとともに、該学習制御手段は、ヒルホールド時間の初期値を0にして、学習に伴ってヒルホールド時間を更新する請求項2に記載の自動変速機の制御装置。
JP33746297A 1997-12-08 1997-12-08 自動変速機の制御装置 Expired - Fee Related JP3601276B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33746297A JP3601276B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 自動変速機の制御装置
DE19856137A DE19856137A1 (de) 1997-12-08 1998-12-04 Steuersystem für ein Automatikgetriebe
US09/206,152 US6039673A (en) 1997-12-08 1998-12-07 Control system for automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33746297A JP3601276B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11166614A JPH11166614A (ja) 1999-06-22
JP3601276B2 true JP3601276B2 (ja) 2004-12-15

Family

ID=18308877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33746297A Expired - Fee Related JP3601276B2 (ja) 1997-12-08 1997-12-08 自動変速機の制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6039673A (ja)
JP (1) JP3601276B2 (ja)
DE (1) DE19856137A1 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010059437A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 이계안 차량용 자동 변속기의 변속제어 방법
BR0110807A (pt) 2000-05-17 2003-02-11 Luk Lamellen & Kupplungsbau Processo e dispositivo para o acionamento automático de um freio de veìculo
JP2002168331A (ja) 2000-11-28 2002-06-14 Aisin Seiki Co Ltd 自動変速機の制御装置
JP2002168333A (ja) * 2000-11-28 2002-06-14 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車のヒルホールド制御装置
DE10063062A1 (de) 2000-12-18 2002-06-20 Lucas Varity Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Bremsausrüstung eines Kraftfahrzeuges
JP2003247634A (ja) * 2002-02-21 2003-09-05 Aisin Seiki Co Ltd 自動変速機の制御方法
JP3849615B2 (ja) * 2002-08-27 2006-11-22 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
US7051859B2 (en) * 2002-08-27 2006-05-30 General Motors Corporation Methods and apparatus for hill-holding transmission
DE10244024A1 (de) * 2002-09-21 2004-04-01 Zf Friedrichshafen Ag Verfahren und Vorrichtung zum Verhindern eines unbeabsichtigten Wegrollens eines stillstehenden Fahrzeuges
DE50305923D1 (de) * 2002-11-09 2007-01-18 Daimler Chrysler Ag Verfahren und vorrichtung zur ansteuerung wenigstens einer radbremseinrichtung eines fahrzeugs
JP2004190756A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP3855966B2 (ja) * 2003-05-28 2006-12-13 トヨタ自動車株式会社 車両用自動変速機のニュートラル制御装置
JP2004353844A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機のニュートラル制御装置
JP4172345B2 (ja) * 2003-07-15 2008-10-29 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
US7136735B2 (en) * 2003-10-02 2006-11-14 General Motors Corporation Adaptive hill hold for automobile applications by redundant clutch apply
DE102004006790A1 (de) * 2004-02-12 2005-09-08 Zf Friedrichshafen Ag Vorrichtung zur Steuerung von Funktionen eines Mobilfahrzeugs und Verfahren zur Steuerung dieser Funktionen
JP4524568B2 (ja) * 2004-03-09 2010-08-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の油圧制御装置
JP2006001338A (ja) * 2004-06-16 2006-01-05 Hitachi Ltd 自動クラッチを備えた車両の制御装置,制御方法および車両
DE102004045829A1 (de) * 2004-09-22 2006-04-06 Zf Friedrichshafen Ag Einlegen eines Anfahrgangs bei einem automatisierten Synchrongetriebe
JP4701698B2 (ja) * 2004-12-14 2011-06-15 マツダ株式会社 車両のエンジン始動装置
US9302666B2 (en) 2012-12-07 2016-04-05 Deere & Company Application of braking force during engine force disengagement
JP4876634B2 (ja) * 2006-03-01 2012-02-15 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置
DE102011084339B4 (de) * 2011-10-12 2021-01-28 Zf Friedrichshafen Ag Steuerungseinrichtung eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zum Betreiben desselben
JP6106946B2 (ja) * 2012-04-23 2017-04-05 マツダ株式会社 自動変速機の制御方法及び制御装置
GB2510807B (en) * 2012-12-07 2019-08-21 Deere & Co Application of braking force during engine force disengagement
JP2017114246A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 制御装置及び制御方法
DE102016208077B4 (de) 2016-05-11 2022-06-02 Ford Global Technologies, Llc Verfahren zum Betrieb eines Kraftfahrzeugs mit einem Bremshalteassistenten
US9944288B1 (en) * 2017-03-27 2018-04-17 Ford Global Technologies, Llc Vehicle idle and launch control
JP6557697B2 (ja) * 2017-04-05 2019-08-07 株式会社Subaru 電動車両の制御装置
KR102322294B1 (ko) * 2017-09-26 2021-11-05 현대자동차주식회사 아이들 소음 향상성 유지방법 및 차량

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2866812B2 (ja) * 1994-10-31 1999-03-08 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP2878976B2 (ja) * 1994-10-31 1999-04-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP2876110B2 (ja) * 1995-05-12 1999-03-31 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP2828613B2 (ja) * 1995-05-12 1998-11-25 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP2876112B2 (ja) * 1995-06-30 1999-03-31 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP3631534B2 (ja) * 1995-07-26 2005-03-23 トヨタ自動車株式会社 自動変速機の制御装置
JP2878993B2 (ja) * 1995-08-31 1999-04-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP2917875B2 (ja) * 1995-10-17 1999-07-12 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置
JP3301296B2 (ja) * 1995-12-28 2002-07-15 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11166614A (ja) 1999-06-22
DE19856137A1 (de) 1999-06-10
US6039673A (en) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3601276B2 (ja) 自動変速機の制御装置
US7954581B2 (en) Drive state shift control apparatus and method for vehicle
US8002059B2 (en) Controlling device and method for hybrid vehicle
US7771310B2 (en) Drive state shift control apparatus for hybrid vehicle
JP4404911B2 (ja) 自動変速機
US7878281B2 (en) Transmitting state switching control apparatus for hybrid vehicle
JP2002213266A (ja) 車両の駆動力制御装置
JP3301344B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH08178047A (ja) 自動変速機の制御装置
JP2808550B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JPH08303568A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3417505B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP4453735B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3634947B2 (ja) 自動変速機のニュートラル制御装置
US5672138A (en) Control system for automatic transmission
JPS6283537A (ja) 車輛用自動変速機のアイドル運転時制御方法
US6736757B2 (en) Speed shift control apparatus of automatic transmission
US6543593B2 (en) Shift control apparatus for automatic transmission
JP2878976B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP4244986B2 (ja) 車両の回生制動装置
JPH10103464A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH10131778A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4066598B2 (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JP2001116125A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4675039B2 (ja) 車両用駆動力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees