JP3601117B2 - ステアリングコラムシャフトのホールカバー構造 - Google Patents

ステアリングコラムシャフトのホールカバー構造 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は,ステアリングコラムシャフトが貫通するダッシュパネルの貫通孔から,エンジンルーム側の水,ダスト,騒音等が車室側へ侵入するのを防止するためのステアリングコラムシャフトのホールカバー構造に関し,特に,ステアリングギヤボックスを取り付ける際の作業性の向上を図ったステアリングコラムシャフトのホールカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両においては,ホールカバーを用いて,ステアリングコラムシャフトが貫通するダッシュパネルの貫通孔から,エンジンルーム側の水,ダスト,騒音等が車室側へ侵入するのを防止している。
【0003】
図6は,一般的なダッシュパネル601と貫通孔602との関係を示している。ステアリングコラムシャフトを取り付ける際の作業として,この貫通孔602にエンジンルーム側からステアリングギヤボックスに連結された中間シャフトを挿入し,車室側でステアリングコラムと連結する作業があるが,このとき,エンジンルーム側には,既に,駆動部の部品が装着されているため,作業スペースを十分に確保することが困難であり,実際にはダッシュパネル601のエンジンルーム側下方から車室側上方に向かって中間シャフトを挿入する作業となる。
【0004】
したがって、中間シャフトの挿入作業のみを考えれば、ダッシュパネル601の傾斜を点線で示すダッシュパネル601aまで傾斜させて、エンジンルーム側下方から見た場合の貫通孔602の開口を拡大することが望ましいが、ダッシュパネル601をダッシュパネル601aまで傾斜させると、運転席の足元が狭くなり、特にペダルレイアウト(乗員位置)に悪影響を与えるという不具合や、車体構造、車両サイズの大幅変更等を招来するという不都合が発生する。
【0005】
このため、これを解決するものとして、例えば、実開平4−91571号公報『操向装置のホールカバー』に開示されているように、ダッシュパネルの貫通孔部分の縁にエンジンルーム側に突出したフランジを設けて、該フランジに別体のホールカバーを取り付けるとともに、該ホールカバーの中間シャフトの挿入孔(開口部)をエンジンルーム側下方に傾斜させて設けることにより、中間シャフトの挿入作業を容易に行えるようにしたものがある。
【0006】
すなわち、ホールカバーの中間シャフトの挿入孔(開口部)をエンジンルーム側下方に傾斜させて設けることにより、図6に示したように、ダッシュパネル601を傾斜して貫通孔602の開口を拡大したのと同様の効果を得られるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記実開平4−91571号公報によれば、ダッシュパネルにフランジを設けて、エンジンルーム側にホールカバーを取り付けることにより、中間シャフトの挿入作業が容易に行えるようになるものの、一体成形でダッシュパネルにフランジを形成する必要があるため、フランジ形成のための工程が必要となるという問題点や、車室側のホールカバーとは別にエンジンルーム側にホールカバーを設ける必要があるため、部品点数および作業工数が増えるという問題点があった。
【0008】
さらに,中間シャフトの挿入作業時または挿入後の中間シャフトとダッシュパネルとの接触によって,錆の発生が懸念されるため,防錆対策を施す必要があり,コストアップを招来するという問題点もあった。
【0009】
この発明は上記に鑑みてなされたものであって,低価格かつ簡単な構成でダッシュパネルを傾斜した時と同様の作業性を確保するとともに,中間シャフトの接触による錆の発生を回避し,さらに車室側から取り付けたホールカバーによってダッシュパネルとインシュレータとの間の水密性の向上を図ったステアリングコラムシャフトのホールカバー構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係るステアリングコラムシャフトのホールカバー構造は、ダッシュパネルにステアリングコラムシャフトが貫通する貫通孔が設けられ、この貫通孔部にステアリングコラムシャフトの下部を固定する筒状の本体と、この本体から径方向に延びかつ前記貫通孔を閉塞可能な鍔部とを有するホールカバーを設けることによりエンジンルーム側と車室側とを隔成するホールカバー構造において、前記筒状本体の少なくとも上部をエンジンルーム側にかつ下方に傾斜させて延長し、上部側が下部側よりエンジンルーム側に突出する上部側突出部と、
前記筒状本体の下端部を前記ダッシュパネルの貫通孔の縁部まで延長した下部側突出部と、を備え、
前記上部側突出部の内周部には、前記筒状本体の内周面に連続したガイド面が形成され、前記ガイド面は、開放された車室内側端部を有し、エンジンルーム側端部から車室内側端部まで連続した平坦面となっていることを特徴とするものである
【0012】
また、請求項2に係るステアリングコラムシャフトのホールカバー構造は、前記鍔部を、鍔部とダッシュパネルとの間に配されたシール部材と、鍔部を覆うフレーム部材とともに、締結部材を介してダッシュパネルに取り付けられたものである。
【0013】
また、請求項3に係るステアリングコラムシャフトのホールカバー構造は、前記フレーム部材を、少なくとも前記締結部材の近傍にフランジを形成し、このフランジの高さを前記鍔部と前記シール部材の厚さより小さな寸法に設定したものである。
【0014】
【作用】
この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項1)は、ホールカバーの突出部をダッシュパネルに設けられた貫通孔に嵌合すると、突出部がダッシュパネル面よりエンジンルーム側に突出する。このとき、突出部は、車両上下方向の上部側突出部が下部側突出部より長くダッシュパネル面よりエンジンルーム側に突出するので、ダッシュパネルを傾斜して貫通孔の開口を拡大したのと同様の効果が得られる。さらに、突出部に中間シャフトを挿入すると、上部側突出部の内周面を筒状本体の内周面に略連続して形成したガイド面に沿って中間シャフトが移動し、容易にダッシュパネルの貫通孔を通過する。
【0015】
また,ダッシュパネル面よりエンジンルーム側に突出した突出部によって,ホールカバーとダッシュパネルとの接合部位が覆われて,エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなる。さらに,中間シャフトとダッシュパネルとの間には,常に,ホールカバーの突出部が存在するので,中間シャフトとダッシュパネルとが直接接触することがない。
【0016】
また、ダッシュパネルの貫通孔の縁部まで延長した筒状本体の下部によって、ホールカバーとダッシュパネルとの接合部位が覆われて、エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなる。また、該筒状本体の下部によって、ホールカバーを貫通孔へ仮止めすることができる。
【0017】
また、この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項2)は、鍔部が、鍔部とダッシュパネルとの間に配されたシール部材と、鍔部を覆うフレーム部材とともに、締結部材を介してダッシュパネルに取り付けられているので、シール部材をダッシュパネルに効果的に密着させて、防水性を高めることができる。
【0018】
また、この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項3)は、少なくとも締結部材の近傍にフランジを形成し、このフランジの高さを鍔部とシール部材の厚さより小さな寸法に設定したフレーム部材を用いることにより、シール部材への不要な圧縮力付与を回避できる。
【0019】
【実施例】
以下,この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造の一実施例について,図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1は、本実施例のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造を有したホールカバー100の取り付け状態を示す。ホールカバー100は、図示の如く、筒状の本体100aと、この本体100aから径方向に延びかつダッシュパネル104の貫通孔101aを閉塞可能な鍔部100bとを有し、さらに貫通孔104aに嵌合する突出部101が設けられている。この突出部101は、少なくとも上部側突出部101aをエンジンルーム側にかつ下方に傾斜させて延長し、上部側突出部101aが下部側突出部101bよりエンジンルーム側に突出させた形状である。なお、このとき上部側突出部101aと下部側突出部101bの長さは、必要とする開口寸法Lによって決定される。また、ホールカバー100の内周面には、上部側突出部101aの内周面を筒状本体100aの内周面に略連続させて形成したガイド面100cが設けられている。
このガイド面100cは、開放された車室内側端部を有し、エンジンルーム側端部から車室内側端部まで連続した平坦面となっている。
【0021】
上記ホールカバー100は,ダッシュパネル104上にシールパッキン部材であるラバーシール102を配置し,次に,車室側からホールカバー100の突出部101を貫通孔104aに嵌合し,さらにホールカバー100の外側にフレーム103を配置した後,ダッシュパネル104に設けられたスタッドボルト105とナット106で固定することにより,ダッシュパネル104に取り付けられている。
【0022】
このように取り付けられたホールカバー100の突出部101によって、ホールカバー100のエンジンルーム側の開口部が傾斜し、開口寸法Lが拡大するので、ダッシュパネル104を傾斜させて貫通孔104aの開口を拡大したのと同様の効果を得ることができる。
【0023】
また,ダッシュパネル104面よりエンジンルーム側に突出した突出部101によって,ホールカバー100とダッシュパネル104との接合部位が覆われて,エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなるので,接合部位の水密性が向上する。また,さらにダッシュパネル104の貫通孔104a側の縁107が接合部位を覆うように折り曲げられているので,水密性がさらに高まる。
【0024】
図2は、本実施例のホールカバー100、ラバーシール102およびフレーム103の形状を示す。ホールカバー100の突出部101は、図示の如く、上部側が下部側より長くなった円筒形状である。ただし、突出部101の形状の自由度は大きく、例えば、開口寸法Lの拡大や、後述する中間シャフト402(図4参照)のガイド形状、ガイド角度等を考慮し、作業性が向上する任意の形状とすることができる。また、ホールカバー100には、スタッドボルト105を貫通する貫通孔とラバーシール102の突起部102aを貫通する貫通孔が設けられている。なお、ホールカバー100は、防錆対策および加工の容易な点から樹脂等を用いることが望ましい。
【0025】
シールパッキン部材であるラバーシール102は,ホールカバー100とダッシュパネル104が当接する面と同一の形状をしており,水密性を確保する上でその材質の選択が重要となるが,前述したように本実施例では,突出部101によって,ホールカバー100とダッシュパネル104との接合部位が覆われて,エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなるので,従来と比較してシールパッキン部材の安価・簡素化を図ることも可能である。
【0026】
また,ラバーシール102には,ホールカバー100とフレーム103とを一体に支持するための複数の突起部102aとスタッドボルト105を貫通する貫通孔が設けられている。
【0027】
フレーム103は,ホールカバー100およびラバーシール102をダッシュパネル104に隙間なく当接させるための部材であり,金属等の剛性の高い材質からなる。フレーム103には,スタッドボルト105を貫通する貫通孔の近傍にフランジ103aが形成されており,かつ,このフランジ103aの高さが鍔部100bとラバーシール102の厚さより小さな寸法に設定されている。したがって,スタッドボルト105を用いてラバーシール102,鍔部100bおよびフレーム103を締め付けた際に,このフランジ103aによってラバーシール102への不要な圧縮力付与を回避することができる。
【0028】
図3は,車室側から見たダッシュパネル104および貫通孔104aの形状を示し,ダッシュパネル104にはスタッドボルト105が植え込まれている。また,貫通孔104aの形状は,ホールカバー100の突出部101を嵌め込んだ場合に貫通孔104aの縁と突出部101が殆ど隙間なく当接する形状である。換言すれば,貫通孔104aの形状に合わせて突出部101の断面形状が形成される。
【0029】
次に,図4を参照して,エンジンルーム側から先端部にセレーションを形成した中間シャフト402を挿入する作業について説明する。エンジンルーム側からロアジョイント401を介して図外のステアリングギヤボックスに連結された中間シャフト402を挿入する。このとき,エンジンルーム側には,既に,駆動部の部品が装着されているため,作業スペースを十分に確保することが困難であり,実際にはダッシュパネル104のエンジンルーム側下方から車室側上方に向かって中間シャフト402を挿入する作業となる。
【0030】
このとき,図4に示すように,突出部101によってホールカバー100のエンジンルーム側の開口部が傾斜しているので,中間シャフト402をエンジンルーム側下方から車室側上方に向かって持ち上げると,中間シャフト402の先端が容易に突出部101内に挿入されて,上部側突出部101aに接触する。この状態からさらに中間シャフト402を持ち上げると,中間シャフト402の先端がガイド面100cに沿って導かれ,図中の点線で示すように移動し,ホールカバー100の車室側の開口部に容易に到達する。
【0031】
また,中間シャフト402とダッシュパネル104との間には,常に,ホールカバー100の突出部101が存在するので,中間シャフト402とダッシュパネル104とが直接接触することがない。したがって,中間シャフト402の接触による錆の発生を回避することができる。
【0032】
一方、車室側での作業として、ステアリングコラムシャフトの連結部であるチューブインチューブ403にホールカバージョイント404通し、次にチューブインチューブ403に中間シャフト402の先端部のセレーションに嵌合させて固定した後、ホールカバージョイント404をホールカバー100に固定する。
【0033】
図5は,本実施例のホールカバー100にステアリングコラムシャフトを連結した状態を示す。ホールカバージョイント404の内側はニードルベアリングが配設されており,チェーブインチューブ403の動きを妨げないように保持している。また,ホールカバージョイント404は図外のベルトによってホールカバー100に固定される。
【0034】
前述したように本実施例では、ホールカバー100の突出部101がダッシュパネル104面よりエンジンルーム側に突出し、かつ、上部側突出部101aが下部側突出部101bより長いので、ダッシュパネル104を傾斜して貫通孔104aの開口を拡大したのと同様の効果を得ることができ、作業性の向上を図ることができる。また、ホールカバー100の取り付けのみで良いので、従来と比較して簡単な構成および低価格で作業性の向上を図ることができる。
【0035】
また,ホールカバー100の内周面であるガイド面100cがガイドの役割を果たすため,貫通孔104aを通して中間シャフト402を容易に車室側へ導くことができる。
【0036】
また,ダッシュパネル104面よりエンジンルーム側に突出した突出部101によって,ホールカバー100とダッシュパネル104との接合部位が覆われているため,エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなり,水密性を向上させることができる。したがって,従来のようにエンジンルーム側にホールカバーを設けて二重シール構造とする必要がなく,部品点数および取り付け作業工数の低減によって,低価格にすることができる。
【0037】
さらに,中間シャフト402とダッシュパネル104との間には,常に,ホールカバー100の突出部101が存在するので,中間シャフト402とダッシュパネル104とが直接接触することがなく,中間シャフトの接触による錆の発生を回避できる。したがって,従来と比較して防錆対策のコストを低減することができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項1)は、筒状本体の少なくとも上部をエンジンルーム側にかつ下方に傾斜させて延長し、上部側突出部が下部側突出部よりエンジンルーム側に突出する突出部を形成するとともに、この上部側突出部の内周面を筒状本体の内周面に略連続させて形成したガイド面を設けたため、低価格かつ簡単な構成でダッシュパネルを傾斜した時と同様の作業性を確保するとともに、中間シャフトの接触による錆の発生を回避し、さらに車室側から取り付けたホールカバーによってダッシュパネルとインシュレータとの間の水密性の向上を図ったステアリングコラムシャフトのホールカバー構造を提供することができる。
【0039】
また、ダッシュパネルの貫通孔の縁部まで延長した筒状本体の下部によって、ホールカバーとダッシュパネルとの接合部位が覆われるため、エンジンルーム側からの水やダストが直接接合部位にかからなくなり、スプラッシュの進入防止による防錆効果を奏することができる。また、該筒状本体の下部によって、ホールカバーを貫通孔へ仮止めすることができるので、取付け作業性の向上を図ることができる。
【0040】
また、この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項2)は、鍔部が、鍔部とダッシュパネルとの間に配されたシール部材と、鍔部を覆うフレーム部材とともに、締結部材を介してダッシュパネルに取り付けられているため、シール部材をダッシュパネルに効果的に密着させて、防水性の向上を図ることができる。
【0041】
また、この発明のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造(請求項3)は、少なくとも締結部材の近傍にフランジを形成し、このフランジの高さを鍔部とシール部材の厚さより小さな寸法に設定したフレーム部材を用いるため、シール部材への不要な圧縮力付与による劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のホールカバー構造を有したホールカバーの取り付け状態を示す説明図である。
【図2】本実施例のホールカバー,ラバーシールおよびフレームの形状を示す説明図である。
【図3】車室側から見たダッシュパネルおよび貫通孔の形状を示す説明図である。
【図4】エンジンルーム側から中間シャフトを挿入する作業について示す説明図である。
【図5】本実施例のホールカバーでステアリングコラムシャフトを保持した状態を示す説明図である。
【図6】従来のホールカバー構造を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ホールカバー 100a 筒状本体
100b 鍔部 100c ガイド面
101 突出部 101a 上部側突出部
101b 下部側突出部 102 ラバーシール
103 フレーム 103a フランジ
104 ダッシュパネル 105 スタッドボルト
401 ロアジョイント 402 中間シャフト
403 チューブインチューブ

Claims (3)

  1. ダッシュパネルにステアリングコラムシャフトが貫通する貫通孔が設けられ、この貫通孔部にステアリングコラムシャフトの下部を固定する筒状の本体と、この本体から径方向に延びかつ前記貫通孔を閉塞可能な鍔部とを有するホールカバーを設けることによりエンジンルーム側と車室側とを隔成するホールカバー構造において、
    前記筒状本体の少なくとも上部をエンジンルーム側にかつ下方に傾斜させて延長し、上部側が下部側よりエンジンルーム側に突出する上部側突出部と、
    前記筒状本体の下端部を前記ダッシュパネルの貫通孔の縁部まで延長した下部側突出部と、を備え、
    前記上部側突出部の内周部には、前記筒状本体の内周面に連続したガイド面が形成され、前記ガイド面は、開放された車室内側端部を有し、エンジンルーム側端部から車室内側端部まで連続した平坦面となっていることを特徴とするステアリングコラムシャフトのホールカバー構造。
  2. 前記鍔部は、鍔部とダッシュパネルとの間に配されたシール部材と、鍔部を覆うフレーム部材とともに、締結部材を介してダッシュパネルに取り付けられたことを特徴とする請求項1記載のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造。
  3. 前記フレーム部材は、少なくとも前記締結部材の近傍にフランジを形成し、このフランジの高さを前記鍔部と前記シール部材の厚さより小さな寸法に設定したことを特徴とする請求項2記載のステアリングコラムシャフトのホールカバー構造。
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