JP3600708B2 - 電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置 - Google Patents

電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置に関し、一層詳しくは電子内視鏡とTVモニタ、画像処理用コンピュータ等の周辺機器との間に介在される映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電子内視鏡は可撓性導管からなるスコープを具備し、このスコープの先端部には固体撮像デバイス例えばCCD(charge coupled device)イメージセンサが設けられ、このCCDイメージセンサは対物レンズ系と組み合わされる。また、かかるスコープ内には光ファイバー束からなる照明用光ガイドが挿通させられ、その先端部の端面は電子内視鏡のスコープの先端に位置し、その他方の端部は光源に接続させられる。患者の体腔内へのスコープの挿入時にその先端側の対物レンズ系の前方が光ガイドの先端部端面からの射出光によって照明され、これにより対物レンズ系によって捉えられた被写体像は固体撮像デバイスの受光面に結像させられる。電子内視鏡は更に固定撮像デバイスで得られる映像信号を処理してビデオ信号を作成するプロセッサを具備し、このビデオ信号に基づいてTVモニタ装置上で映像が再現される。
【0003】
通常は、電子内視鏡はカラーモニタ装置と組み合わされて、フルカラー映像を再現するように構成される。電子内視鏡で用いるCCDイメージセンサ等の固体撮像デバイスの画素数は通常の固体撮像素子の画素数に比べて少ないので、いわゆる面順次方式が採用される。即ち、光源と照明用光ガイドとの間には例えば回転式RGBカラーフィルタが介在させられ、その光ガイドの先端の端面からは赤色光、緑色光及び青色光が順次射出させられ、被写体像が赤色光、緑色光及び青色光でもってCCDイメージセンサの受光面に順次結像され、そこから赤色画像信号、緑色画像信号及び青色画像信号が所定の時間間隔で読み出される。次いで、個々の色の映像信号は上述のプロセッサで処理されてカラービデオ信号とされ、このカラービデオ信号に基づいてフルカラー映像がカラーモニタ装置上で再現される。
【0004】
近年、電子内視鏡で得られる映像信号については、映像再現のためにTVモニタ装置だけで使用するのではなく、ビデオテープレコーダ、プリンタ、画像処理用コンピュータ等の周辺機器でも使用することが望まれており、このため電子内視鏡のプロセッサは少なくとも二系統のビデオ信号を出力するように構成される。この場合、TVモニタ装置として、患者に対する電気的な安全策を配慮した医療用TVモニタ装置が知られているが、しかし実際の医療現場では業務用あるいは民生用のTVモニタ装置が導入されることもある。一方、ビデオテープレコーダ、プリンタ、画像処理用コンピュータ等の周辺機器の場合には特に医療用に開発されているものはなく、このため電子内視鏡とその周辺機器との間に患者に対する電気的な安全策が施されるべきである。
【0005】
一方、例えば、手術室で電子内視鏡を用いる場合などでは、手術室だけでTVモニタ装置によって映像再現を行なうだけでなく、手術室から離れた別室でもリアルタイムで映像再現を行なうことも望まれる。電子内視鏡のプロセッサから出力されるビデオ信号はアナログ信号であり、手術室から遠く離れた別室まで転送する際にはアナログビデオ信号の減衰問題が生じる。なお、フルカラー映像の再現性に最も優れたコンポーネントビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換して転送する場合には信号の減衰問題は解消し得るけれども、そのようなデジタルビデオ信号の転送には、デジタルビデオ信号のビット数に応じた多数の信号線を含む転送ケーブルが必要となり、コンポーネントビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換してその侭で転送することは現実的ではない。
【0006】
そこで、電子内視鏡とその周辺機器との間に介在するインターフィース処理装置として映像信号処理装置が提案され、この映像信号処理装置は電子内視鏡のプロセッサから出力されるビデオ信号のすべてを周辺機器に対して絶縁処理するように構成されると共にフルカラー映像の再現性に最も優れたコンポーネントビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換して出力するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
フルカラー映像の再現性に最も優れたコンポーネントビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換して出力するようになった映像信号処理装置では、信号の減衰問題を伴うことなく、単一の信号線からなる転送ケーブルでもってシリアルデジタルビデオ信号を遠くまで転送し得る。しかしながら、シリアルデジタルビデオ信号の転送によって適正な再現映像を得るためには、シリアルデジタルビデオ信号の出力周波数の位相をコンポーネントビデオ信号の同期信号の位相に一致させなければならず、そのためにはフェーズロックループ(PLL(phase−locked loop))回路が必要となる。
【0008】
周知のように、PLL回路はそこへの入力信号の位相を所定の位相となるように制御してロックするものである。従って、同期信号をPLL回路に入力してその位相とパラレル/シリアル変換器の駆動周波数の位相とを一致させるまでの間、シリアルデジタルビデオ信号の転送によって得られる再現映像は乱れたものとなる。特に、電子内視鏡のプロセッサと映像信号処理装置との接続に際して、コンポーネントビデオ信号の同期信号線の接続が最後となる場合には、再現映像の乱れは長時間にわたって続くという問題が発生する。
【0009】
一方、映像信号処理装置から出力される少なくとも2つの系統のビデオ信号の全ての出力あるいはその一方の出力を強制的に阻止することが要請される場合がある。そのような場合として、例えば、2つの手術室で2台の電子内視鏡が同時に使用されているとき、集中モニタ室で1台のTVモニタ装置で2台の電子内視鏡から転送されて来るビデオ信号に基づく映像を交互に切り換える場合、あるいは電子内視鏡の使用現場で被写体像の外部での映像再現が好ましくないと考えられる場合等が挙げられる。
【0010】
従って、本発明の目的は、電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置であって、電子内視鏡から得られる少なくとも二系統のビデオ信号が該電子内視鏡に対して絶縁処理され、少なくとも二系統のビデオ信号のうちの一方の系統のビデオ信号がアナログコンポーネントビデオ信号とされ、このアナログコンポーネントビデオ信号がシリアルデジタルビデオ信号に変換されて外部に出力されるようになった映像信号処理装置において、電子内視鏡と映像信号処理装置との間の信号線の接続がどのような順序で行なわれようとも乱れた再現映像がTVモニタ装置に現れないようにすると共に少なくとも二系統のビデオ信号の全ての出力あるいはその一方の出力を必要に応じて強制的に阻止し得るようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による映像信号処理装置は電子内視鏡に接続可能なものであって、そこから出力されるアナログコンポーネントビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換して外部に出力するように構成されるものにおいて、シリアルデジタルビデオ信号の出力周波数の位相をアナログコンポーネントビデオ信号に含まれる同期信号の位相に一致させてロックする位相ロック手段と、この位相ロック手段の位相ロックを検出する位相ロック検出手段と、この位相ロック検出手段が位相ロックを検出するまでシリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を阻止する第1の出力阻止手段と、シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第2の出力阻止手段とを具備して成るものである。本発明による映像信号処理装置は、更に、シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を外部からの出力阻止指令信号に基づいて強制的に阻止する第3の出力阻止手段を具備してもよい。
【0012】
アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含む場合、好ましくは、本発明による映像信号処理装置は、更に、かかる成分信号に基づいて輝度信号及び二種類の色差信号を作成する演算手段と、この演算手段から得られる輝度信号及び二種類の色差信号をそれぞれデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で出力させる出力制御手段と、この出力制御手段から所定の順序で出力されるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号をシリアルデジタルビデオ信号として変換するパラレル/シリアル変換手段とを具備し、このとき第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々がパラレル/シリアル変換手段の出力をディスネーブルとし得るようになっている。
【0013】
また、アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含む場合、本発明による映像信号処理装置は、更に、かかる成分信号のそれぞれをデジタル成分信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このデジタル成分信号に基づいてデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を作成するデジタル演算手段と、このデジタル演算手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で出力させる出力制御手段と、この出力制御手段から所定の順序で出力されるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号をシリアルデジタルビデオ信号として変換するパラレル/シリアル変換手段とを具備してもよく、このとき第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々がパラレル/シリアル変換手段の出力をディスネーブルとし得るようになっている。
【0014】
一方、アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として輝度信号及び二種類の色差信号を含む場合には、本発明による映像信号処理装置は、更に、かかる成分信号のそれぞれをデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、このアナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で出力させる出力制御手段と、この出力制御手段から所定の順序で出力されるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号をシリアルデジタルビデオ信号として変換するパラレル/シリアル変換手段とを具備してもよく、このとき第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々がパラレル/シリアル変換手段の出力をディスネーブルとし得るようになっている。
【0015】
本発明による映像信号処理装置は、更に、アナログコンポーネントビデオ信号自体をその侭で外部に出力するための出力系統と、アナログコンポーネントビデオ信号に含まれる同期信号の入力を検出する同期信号検出手段と、この同期信号検出手段による同期信号の入力が検出されたときに、アナログコンポーネントビデオ信号の外部への出力を許容する出力許容手段とを具備してもよい。この場合には、本発明による映像信号処理装置は、更に、出力許容手段から外部へのアナログコンポーネントビデオ信号の出力を任意に阻止する手動操作可能な第4の出力阻止手段を具備し得る。
【0016】
電子内視鏡がそこからその他のビデオ信号としてコンポジットビデオ信号を出力するようになっている場合には、本発明による映像信号処理装置は、更に、コンポジットビデオ信号を外部に出力するための出力系統と、コンポジットビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第5の出力阻止手段を具備してもよい。また、電子内視鏡がそこからその他のビデオ信号として輝度信号及びAM変調色差信号を含むSビデオ信号を出力するようになっている場合には、本発明による映像信号処理装置は、更に、Sビデオ信号を外部に出力するための出力系統と、Sビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第6の出力阻止手段を具備してもよい。
【0017】
本発明による映像信号処理装置にあっては、好ましくは、電子内視鏡からのビデオ信号の入力系統が電気的に絶縁される。また、本発明による映像信号処理装置には、パラレル/シリアル変換手段から得られるシリアルデジタルビデオ信号を光シリアルデジタルビデオ信号に変換するための電気/光変換手段を設けることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による映像信号処理装置の実施形態について添付図面を参照して以下に説明する。
【0019】
図1を参照すると、本発明による映像信号処理装置を接続すべき電子内視鏡が概略的に図示され、この電子内視鏡は可撓性導管からなるスコープ10と、このスコープ10に接続されたプロセッサ12とを具備する。スコープ10の先端部には固体撮像デバイスとしてCCDイメージセンサが設けられ、このCCDイメージセンサは対物レンズ系と組み合わされ、この対物レンズ系によって捉えられた被写体像はCCDイメージセンサの受光面に結像させられる。
【0020】
また、スコープ10内には光ファイバー束からなる光ガイドが挿通させられ、その先端部はスコープ10の先端側の端面まで延び、その他方の端部はプロセッサ12内に設けられた光源に接続させられる。電子内視鏡は面順次方式によるカラー映像を再現し得るように構成され、このため光源と光ガイドの端面との間には例えば回転式RGBカラーフィルタが介在させられ、光源からの光は適当な集光レンズ系によって光ガイドの端面に集光され、これにより被写体は赤色光、緑色光及び青色光によって順次照明される。即ち、被写体は赤色光、緑色光及び青色光で所定の時間間隔で順次照明され、CCDイメージセンサの受光面にはそれぞれの色の光で被写体像が結像される。
【0021】
プロセッサ12では、CCDイメージセンサから各色の映像信号が順次読み出され、それら読出し信号は所定の画像処理例えばホワイトバランス調整処理、ガンマ補正処理等を受けた後にビデオ信号としてプロセッサ12から出力される。電子内視鏡のプロセッサ12は第1の系統のビデオ信号として、複合同期信号(SYNC)と、赤ビデオ信号(R)と、緑ビデオ信号(G)と、青ビデオ信号(B)とからなるコンポーネントビデオ信号、第2の系統のビデオ信号として、輝度信号とAM変調色差信号とからなるSビデオ信号、及び第3の系統のビデオ信号として、輝度信号とAM変調色差信号とを合成したコンポジットビデオ信号をそれぞれ出力するように構成される。
【0022】
図2には本発明による映像信号処理装置の一実施形態がブロック図として図示され、この映像信号処理装置は電子内視鏡のプロセッサ12に接続可能であり、しかも該プロセッサ12が少なくとも第1の系統のビデオ信号、即ち複合同期信号(SYNC)と、赤ビデオ信号(R)と、緑ビデオ信号(G)と、青ビデオ信号(B)とからなるコンポーネントビデオ信号を出力するように構成されることが前提とされる。図示するように、コンポーネントビデオ信号を構成する複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)はそれぞれフォトカプラ14、14、14及び14に入力され、これにより複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)は一旦光信号に変換された後に再びアナログ電気信号としてそれぞれのフォトカプラ14、14、14及び14から出力される。従って、各フォトカプラ14、14、14、14から出力されるアナログ電気信号は電子内視鏡に対して絶縁されたものとなる。要するに、フォトカプラ14、14、14及び14は絶縁回路手段として機能する。
【0023】
フォトカプラ14、14、14及び14から出力されるアナログ電気信号即ち複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)は増幅器16、16、16及び16で増幅された後にデジタル変換処理回路18に入力される。
【0024】
詳述すると、デジタル変換処理回路18には、タイミングジェネレータ20が設けられ、そこには複合同期信号(SYNC)が入力される。タイミングジェネレータ20では、複合同期信号(SYNC)に基づいて、水平同期信号、垂直同期信号、種々の周波数のクロックパルスが生成される。
【0025】
また、デジタル変換処理回路18には、色変換マトリックス回路22が設けられ、そこには赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)が入力される。色変換マトリックス回路22では、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)に基づいて、輝度信号(Y)及び二種類の色差信号(Cr=R−Y;Cb=B−Y)が生成される。これら輝度信号(Y)及び色差信号(Cr;Cb)はそれぞれアナログ/デジタル(A/D)変換器20、20及び20に入力されて10ビットのデジタルビデオ信号に変換される。
【0026】
本実施形態では、例えば、A/D変換器20からのデジタル輝度信号(Y)のサンプリングについては、タイミングジェネレータ20から出力される13.5MHz のクロックパルスに基づいて行なわれ、一方A/D変換器20及び20からのデジタル色差信号(Cr;Cb)のサンプリングについては、タイミングジェネレータ20から出力される6.75MHz のクロックパルスに基づいて行なわれる。即ち、デジタル輝度信号のサンプリング周波数はデジタル色差信号のサンプリング周波数の2倍とされる。
【0027】
デジタル変換処理回路18には更にマルチプレクサ24が設けられ、このマルチプレクサ24はA/D変換器20、20及び20から出力されるデジタル信号を所定の順序で出力させる出力制御手段として機能する。詳述すると、本実施形態では、マルチプレクサ24からは、デジタル輝度信号(Y)及びデジタル色差信号(Cr;Cb)がデジタル輝度信号(Y)、デジタル色差信号(Cr)、デジタル輝度信号(Y)及びデジタル色差信号(Cb)の順序で繰り返し出力されるようになっている。なお、マルチプレクサ24からのデジタル信号の出力はタイミングジェネレータ20から出力されるクロックパルスに基づいて行なわれ、このクロックパルスの周波数はデジタル輝度信号(Y)のサンプリング周波数(13.5MHz) の二倍である27MHz とされる。
【0028】
本実施形態では、例えば、一水平走査線の有効映像期間において、デジタル輝度信号(Y)のサンプリング数は720 とされ、各デジタル色差信号(Cr;Cb)のサンプリング数は360 とされ、総サンプリング数は1,440 とされる。図3を参照すると、そのようにして得られる一水平走査線分のデジタルビデオ信号がその元となったアナログビデオ信号と共に模式的に図示されている。このような10ビットのパラレルデジタルビデオ信号をデジタル変換処理回路18から外部に転送しようとする場合にはクロックパルスの信号線が必要となるために、合計11本の信号線を含む転送ケーブルが必要となる。しかし、本発明によれば、マルチプレクサ24から得られるパラレルデジタルビデオ信号はパラレル/シリアル変換器26によってシリアルデジタルビデオ信号に変換され、これによりシリアルデジタルビデオ信号は単一信号線からなる同軸ケーブルによってデジタル変換処理回路18から外部に転送することが可能となる。図4に示すように、パラレル/シリアル変換器26によってパラレルデジタルビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換する際、10ビットのパラレルビデオ信号のうち最低位ビット(LSB)から最高位ビット(MSB)に向かって順に出力される。
【0029】
図5に示すように、電子内視鏡の使用現場から遠く離れた場所例えば集中モニタ室に設置されたTVモニタ装置28にはアナログ変換処理回路30が設けられ、デジタル変換処理回路18から出力されて転送されて来たシリアルデジタルビデオ信号は先ずアナログ変換処理回路30に入力される。アナログ変換処理回路30は図2に示したデジタル変換処理回路18の逆構成となっているものである。即ち、アナログ変換処理回路30にはシリアル/パラレル変換器32及びビデオデコーダ回路34が設けられ、ビデオデコーダ回路34は図6に示されるようにマルチプレクサ36と、タイミングジェネレータ38と、デジタル/アナログ(D/A)変換器38、38及び38と、色変換マトリックス回路40とから構成される。
【0030】
図5から明らかなように、シリアルデジタルビデオ信号は先ずシリアル/パラレル変換器32によってパラレルデジタルビデオ信号に変換され、次いでパラレルデジタルビデオ信号はビデオデコーダ回路34のマルチプレクサ36に入力される。上述の記載から明らかなように、パラレルデジタルビデオ信号はデジタル輝度信号(Y)及デジタル色差信号(Cr;Cb)を含み、これらデジタル信号はタイミングジェネレータ38から出力される所定のクロックパルスでD/A変換器38、38及び38に振り分けられる。これらD/A変換38、38及び38から出力されるアナログ輝度信号(Y)及びアナログ色差信号(Cr;Cb)は色変換マトリックス回路40を経て赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)としてアナログ変換処理回路30からTVモニタ装置28に出力され、そこでかかるカラービデオ信号に基づいてフルカラー映像の再現が行なわれる。
【0031】
ところで、TVモニタ装置28で適正なフルカラー再現映像が得られるためには、複合同期信号の位相とシリアルデジタルビデオ信号の出力周波数の位相(即ち、パラレル/シリアル変換器の駆動周波数の位相)とを一致させることが必要であり、このためタイミングジェネレータ20はフェーズロックループ(PLL(phase−locked loop))回路42を内蔵する。
【0032】
詳述すると、図7に示されるように、PLL回路42には同期分離回路44、位相比較器46、ループフィルタ回路47、電圧制御発振器(VCO)48及び分周器50が設けられる。同期分離回路44には増幅器16で増幅された複合同期信号(SYNC)が入力され、そこで複合同期信号から水平同期信号(H−SYNC)が分離され、この水平同期信号は位相比較器46に入力される。なお、水平同期信号(H−SYNC)は所定の周波数(fh)を有する。一方、VCO48からは適当な周波数(fo)を有するクロックパルスが出力され、このクロックパルスは分周器50で1/n に分周された後に位相比較器46に入力される。位相比較器46では、fhとfo/nとが比較され、その周波数差が位相差を表す電圧信号として位相比較器46から出力される。電圧信号はループフィルタ回路47に入力され、そこで高周波ノイズが除去された後にVCO48に対して出力される。電圧信号がVCO48に入力されると、VCO48は位相比較器46での周波数差を減少させるような方向にクロックパルスの周波数(fo)を変更する。要するに、VCO48は位相比較器46から出力される電圧信号の電圧レベルを零となるように作動する。かくして、VCO48から出力されるクロックパルスは水平同期信号(H−SYNC)の位相に一致し、その周波数は水平同期信号(H−SYNC)のn 倍となる。なお、電子内視鏡にNTSC方式が採用されている場合、n は1,716 に等しく、また電子内視鏡にPAL方式が採用されている場合には、n は1,728 に等しい。
【0033】
パラレル/シリアル変換器26はVCO48から出力されるクロックパルス、即ち水平同期信号(H−SYNC)の位相と一致させられたクロックパルスに基づいて作動させられる。詳述すると、パラレル/シリアル変換器26では、10ビットのパラレルデジタルビデオ信号がシリアルデジタルビデオ信号に変換されるために、パラレル/シリアル変換器26に入力されたクロックパルスは更に1/10に分周されて、その周波数は水平同期信号(H−SYNC)の周波数の10n 倍とされ、この10倍の周波数に基づいて10ビットのパラレルデジタルビデオ信号からシリアルデジタルビデオ信号への変換が行われる。かくして、TVモニタ装置28での適正なフルカラー映像の再現が可能となる。
【0034】
図2及び図7から明らかなように、PLL回路42の位相比較器46には位相ロック検出回路52が接続され、この位相ロック検出回路52により、位相比較器46からの電圧信号の電圧レベルが実質的に零となった状態、即ちVCO48から出力されるクロックパルスの位相が水平同期信号の位相に一致させた位相ロック状態が検出される。例えば、このような位相ロック状態の検出については、位相比較器46からの電圧信号の電圧レベルが実質的に零となった際に位相比較器46から位相ロック検出回路52への出力信号を低レベルから高レベルに切り換えることにより可能である。
【0035】
位相ロック検出回路52は出力制御信号処理回路54に接続され、位相ロック検出回路52が位相ロック状態を検出したとき、位相ロック検出回路52から出力制御信号処理回路54への出力信号が低レベルから高レベルに変化する。出力制御信号処理回路54はディスネーブル/イネーブル信号をパラレル/シリアル変換器26に出力するようになっており、位相ロック検出回路52から出力制御信号処理回路54への出力信号が低レベルのとき、即ち位相ロック検出回路52が位相ロック状態を検出していないとき、出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は低レベルとされ、一方位相ロック検出回路52から出力制御信号処理回路54への出力信号が高レベルのとき、即ち位相ロック検出回路52が位相ロック状態を検出しているとき、出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は高レベルとなる。
【0036】
出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は低レベルであるとき、即ち位相ロック検出回路52が位相ロック状態を検出していないとき、パラレル/シリアル変換器26はディスネーブルな状態とされ、そこからのシリアルデジタルビデオ信号の出力は阻止される。一方、出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は高レベルであるとき、即ち位相ロック検出回路52が位相ロック状態を検出しているとき、パラレル/シリアル変換器26はイネーブルな状態とされ、そこからのシリアルデジタルビデオ信号の出力が可能となる。
【0037】
要するに、位相比較器46で位相ロック状態が得られるまでの間、パラレル/シリアル変換器26からのシリアルデジタルビデオ信号の出力は阻止され、位相比較器46で位相ロック状態が得られた後にパラレル/シリアル変換器26からのシリアルデジタルビデオ信号の出力が可能となるので、TVモニタ装置28での乱れた映像再現は阻止され得る。特に、電子内視鏡のプロセッサと映像信号処理装置との接続に際して、複合同期信号の信号線の接続が赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)の信号線の接続の後になった際にTVモニタ装置28の画面に比較的長い時間にわたって乱れた映像を再現するというような事態は確実に回避される。
【0038】
本発明にあっては、映像信号処理装置からは少なくとも二系統のビデオ信号が出力されるものとし、その一方の系統のビデオ信号としては、パラレル/シリアル変換器26から出力されるシリアルデジタルビデオ信号が必ず充てられる。その他の系統のビデオ信号としては、例えば、増幅器16、16、16及び16からの複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)、即ちアナログコンポーネントビデオ信号を充てることができる。即ち、図2から明らかなように、増幅器16、16、16及び16からの複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)は一方ではデジタル変換処理回路18に入力されるが、しかし他方ではそれぞれアナログ信号としてその侭で映像信号処理装置から出力されるようになっている。
【0039】
詳述すると、増幅器16からの複合同期信号(SYNC)は映像信号処理装置から直接出力されるが、しかし増幅器16、16及び16からの赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)はスイッチ回路56を介して映像信号処理装置から出力される。スイッチ回路56は出力制御信号処理回路54に接続され、その作動は増幅器16の出力側に接続された同期信号検出回路58によって制御される。同期信号検出回路58は増幅器16からの複合同期信号の出力を検出すると、同期信号検出回路58から出力制御信号処理回路54への出力を低レベルから高レベルに変化し、このとき出力制御信号処理回路54からスイッチ回路56への切換信号も低レベルから高レベルに変化する。出力制御信号処理回路54からスイッチ回路56への切換信号が低レベルのとき、スイッチ回路56は開状態にされ、このためスイッチ回路56から赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)は出力されないが、しかし出力制御信号処理回路54からスイッチ回路56への切換信号が高レベルのとき、スイッチ回路56は閉状態にされ、これによりスイッチ回路56からは赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)は出力されることになる。
【0040】
従って、電子内視鏡のプロセッサと映像信号処理装置との接続に際して、複合同期信号の信号線の接続が赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)の信号線の接続の後になったとしても、複合同期信号の信号線の接続が行なわれるまでは、スイッチ回路56からの赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)の出力は阻止されるので、制御不能なビデオ信号がTVモニタ装置、プリンタあるいはビデオレコーダ等の周辺機器に送られるような事態は阻止される。
【0041】
図2から明らかなように、本実施形態では、シリアルデジタルビデオ信号以外のその他の系統のビデオ信号として、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号も用意される。コンポジットビデオ信号は絶縁回路手段即ちフォトカプラ14に入力され、そこで一旦光信号に変換された後に再びアナログ電気信号として出力される。従って、フォトカプラ14から出力されるアナログ電気信号は電子内視鏡に対して絶縁されたものとなる。フォトカプラ14から出力されるアナログコンポジットビデオ信号は増幅器16で増幅された後に映像信号処理装置からその侭で外部に出力される。一方、Sビデオ信号、即ちアナログ輝度信号(Y)及びアナログAM変調色差信号(C)はそれぞれフォトカプラ14及び14に入力され、そこで一旦光信号に変換された後に再びアナログ電気信号としてそれぞれのフォトカプラ14及び14から出力さる。従って、各フォトカプラ14、14から出力されるアナログ電気信号は電子内視鏡に対して絶縁されたものとなる。フォトカプラ14及び14から出力されるアナログ電気信号即ちアナログ輝度信号(Y)及びアナログAM変調色差信号(C)は増幅器16及び16で増幅された後に映像信号処理装置からその侭で外部に出力される。
【0042】
図2に示すように、本発明による映像信号処理装置のフロントパネル60には手動操作可能なスイッチ60、62、64及び66が設けられ、これらスイッチの一方の端子は全て出力制御信号処理回路54に接続され、かつ所定の電位VCCが印加される。各スイッチ60、62、64、66の他方の端子は接地され、各スイッチが閉じられると、上述した一方の各端子の電位は接地レベルに落とされる。
【0043】
スイッチ60が閉じられ、その一方の端子、即ち出力制御信号処理回路54に接続された側の端子の電位が接地レベルに落とされると、位相ロック検出回路52がPLL回路42の位相ロック状態を検出しているにも拘らず、出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は高レベルから低レベルに強制的に変えられ、これによりパラレル/シリアル変換器26からのシリアルデジタルビデオ信号の出力が阻止される。即ち、スイッチ60の手動操作により、パラレル/シリアル変換器26からのシリアルデジタルビデオ信号の出力を任意に阻止することが可能である。
【0044】
一方、スイッチ62、64及び66はアナログコンポーネントビデオ信号、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号の出力側の信号線に設けられたスイッチ回路68を作動させるようになっている。詳述すると、スイッチ62が閉じられ、その一方の端子、即ち出力制御信号処理回路54に接続された側の端子の電位が接地レベルに落とされると、同期信号ロック検出回路58が複合同期信号を検出しているにも拘らず、スイッチ回路68はアナログコンポーネントビデオ信号の複合同期信号(SYNC)、赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)のそれぞれの信号線を断ち切るように作動させられ、これにより映像信号処理装置からのアナログコンポーネントビデオ信号の出力が強制的に阻止される。
【0045】
また、スイッチ64が閉じられ、その一方の端子、即ち出力制御信号処理回路54に接続された側の端子の電位が接地レベルに落とされると、スイッチ回路68はコンポジットビデオ信号の信号線を断ち切るように作動させられ、これにより映像信号処理装置からのコンポジットビデオ信号の出力が強制的に阻止される。更に、スイッチ66が閉じられ、その一方の端子、即ち出力制御信号処理回路54に接続された側の端子の電位が接地レベルに落とされると、スイッチ回路68はSデオ信号の信号線を断ち切るように作動させられ、これにより映像信号処理装置からのSビデオ信号の出力が強制的に阻止される。
【0046】
図2に示すように、電子内視鏡のプロセッサ12にはコンピュータ用の多数の入出力ポートが設けられ、電子内視鏡のプロセッサ12はそれら入出力ポートを介して画像処理用コンピュータと種々の制御信号の授受を行うようになっている。本発明による映像信号処理装置はかかる種々の制御信号のためのインターフェース回路70を具備し、このインターフェース回路70によって種々の制御信号の授受が行なわれることになる。本実施形態にあっては、インターフェース回路70には例えばRS−232Cインターフェースの回路構成を与えることができる。
【0047】
図8から明らかなように、インターフェース回路70には第1のドライバ/レシーバ回路72、フォトカプラ74及び第2のドライバ/レシーバ回路76が設けられる。図2から明らかなように、第1のドライバ/レシーバ回路72はバスを介して電子内視鏡のプロセッサ12の入出力ポートに接続され、このバス内には図8に示すような信号ラインFG、SD、RD、RS、CS、DR、SG、CD及びERが含まれる。第1のドライバ/レシーバ回路72はフォトカプラ74を介して第2のドライバ/レシーバ回路76に接続され、この第2のドライバ/レシーバ回路76は上述の信号ラインに対応した信号ラインを含むバスを介して適当な画像処理用コンピュータに接続される。
【0048】
このように本発明による映像信号処理装置にあっては、電子内視鏡のプロセッサ12と画像処理用コンピュータとの制御信号の授受についても絶縁回路手段として機能するフォトカプラ74が介在させられるので、電子内視鏡は映像処理コンピュータに対して電気的に絶縁された状態となる。
【0049】
上述したような画像処理用コンピュータは電子内視鏡の使用現場に設置される場合もあるし、あるいは電子内視鏡の使用現場と違った別の場所例えば集中モニタ室等に設置されてもよい。特に後者の場合にあっては、必要に応じて、パラレル/シリアル変換器からのシリアルデジタルビデオ信号の出力を阻止するような出力阻止指令信号を画像処理用コンピュータ側で作成し得るようにしてもよい。このような出力阻止指令信号が第2のドライバ/レシーバ回路76を介してデコーダ78に入力されると、デコーダ78から出力制御信号処理回路54への出力が低レベルから高レベルに変えられ、このとき出力制御信号処理回路54からパラレル/シリアル変換器26へのディスネーブル/イネーブル信号は高レベルから低レベルに強制的に変えられ、これによりパラレル/シリアル変換器26からのシリアルデジタルビデオ信号の出力が阻止される。
【0050】
以上で述べたような映像信号処理装置は電子内視鏡とTVモニタ装置、ビデオテープレコーダ、プリンタ、画像処理用コンピュータ等の周辺機器との間に介在させられ、それら周辺機器に種々のビデオ信号を送ることが可能であり、またフォトカプラ14ないし14の使用によりそれら周辺機器からの漏れ電流が電子内視鏡まで届くことはない。更に、本発明による映像信号処理装置にあっては、電子内視鏡の使用現場から遠く離れた場所に設置したTVモニタ装置28にはシリアルデジタルビデオ信号が転送されるので、アナログビデオ信号の転送時に伴う信号減衰問題は排除されるだけでなく、シリアルデジタルビデオ信号の転送が一本の同軸ケーブルで行なうことが可能である。
【0051】
上述した実施形態において、パラレル/シリアル変換器26(図2)の出力側に電気/光(E/O)変換器を接続させて、シリアルデジタルビデオ信号を光シリアルデジタルビデオ信号に変換してから外部に出力するようにしてもよい。この場合、光シリアルデジタルビデオ信号は光ファイバケーブルを介して外部に転送される。光ファイバケーブルによる光シリアルデジタルビデオ信号の転送にあっては、同軸ケーブルによる電気シリアルデジタルビデオ信号の転送に比べて、転送損失は一層小さいために、電子内視鏡の使用現場から一層遠くに離れた場所にビデオ信号を転送する場合に特に有利である。例えば、複数の建屋からなる巨大病院で電子内視鏡の使用現場とTVモニタ室とが別々の建屋にあるような場合には、シリアルデジタルビデオ信号を光信号として転送することが好ましい。また、シリアルデジタルビデオ信号を光信号として転送する場合には、その転送系統が電子内視鏡に対して一層強力に電気的に絶縁され得るという副次的な効果もある。一方、パラレル/シリアル変換器26から電気シリアルデジタルビデオ信号と光シリアルデジタルビデオ信号との二系統を出力するようにすることも可能である。
【0052】
なお、光シリアルデジタルビデオ信号を転送する場合、それを受信する側では、光シリアルデジタルビデオ信号を電気シリアルデジタルビデオ信号に戻す光/電気(O/E)変換器が必要である。例えば、図5に示すような例にあっては、かかるO/E変換器はシリアル/パラレル変換器32の入力側に接続される。
【0053】
また、図2に示すような実施形態において、デジタル変換処理回路18に入力される赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)を最初にA/D変換器20、20及び20でデジタルビデオ信号に変換し、それらデジタルビデオ信号に基づいて、デジタル輝度信号(Y)及びデジタル色差信号(Cr;Cb)を得ることも可能であり、この場合にはアナログ用色変換マトリックス回路22の代わりにデジタル用のものが用いられる。
【0054】
また、上述の実施形態において、電子内視鏡のプロセッサ12がコンポーネントビデオ信号として赤ビデオ信号(R)、緑ビデオ信号(G)及び青ビデオ信号(B)を含むコンポーネントビデオ信号を出力するものとして構成されているが、電子内視鏡のプロセッサ12は別の種類のコンポーネントビデオ信号、例えばアナログ輝度信号(Y)及びアナログ色差信号(Cr;Cb)を含むコンポーネントビデオ信号を出力するように構成されてもよく、この場合にはデジタル変換処理回路18から色変換マトリックス回路22を省き得ることになる。
【0055】
更に、上述の実施形態において、Sビデオ信号及びコンポジットビデオ信号のいずれか一方もしくは双方についても、上述したようなデジタル変換処理を施して、電気シリアルデジタルビデオ信号や光シリアルデジタルビデオ信号として外部に出力することも可能である。
【0056】
更に、上述の実施形態において、フォトカプラが絶縁回路手段として用いられているが、その他の絶縁回路手段として、絶縁トランスを用いることも可能である。この場合、絶縁トランスの一次側に電子内視鏡のプロセッサ12からの電気信号が入力され、該絶縁トランスの二次側が増幅器(16、16、16、16、16、16、16)の入力側に接続されることになる。
【0057】
【発明の効果】
以上の記載から明らかように、本発明によれば、電子内視鏡から得られる種々のビデオ信号を種々の周辺機器で安全に使用することが可能であり、また鮮明な映像を電子内視鏡の使用現場から遠く離れた場所まで送り得ると共に不快な乱れた映像を再現することが回避され得る。更に、本発明によれば、映像信号処理装置からのシリアルデジタルビデオ信号の出力を必要に応じて手動操作によりあるいはコンピュータにより阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号処理装置を接続する電子内視鏡の概略図である。
【図2】本発明による映像信号処理装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図3】本発明による映像信号処理装置で処理されたデジタルビデオ信号とその元のアナログビデオ信号とを対比して示す模式図である。
【図4】図2に示したパラレル/シリアル変換器の詳細図である。
【図5】図2のデジタル変換処理回路から転送された電気シリアルデジタルビデオ信号をアナログ処理するためのアナログ変換処理回路のブロック図である。
【図6】図5に示したビデオデコーダ回路の詳細ブロック図である。
【図7】図2に示したフェーズロックループ(PLL)回路の詳細図である。
【図8】図2に示した映像信号処理装置に組み込まれるインターフェース回路の回路構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 スコープ
12 プロセッサ
14〜14 フォトカプラ
16〜16 増幅器
18 デジタル変換処理回路
20 タイミングジェネレータ
20〜20 アナログ/デジタル(A/D)変換器
22 色変換マトリックス回路
24 マルチプレクサ
26 パラレル/シリアル変換器
28 TVモニタ装置
30 アナログ変換処理回路
32 シリアル/パラレル変換器
34 ビデオデコーダ
36 マルチプレクサ
38 タイミングジェネレータ
38〜38デジタル/アナログ(D/A)変換器
40 色変換マトリックス回路
42 フェーズロックループ(PLL)回路
44 同期分離回路
46 位相比較器
47 ループフィルタ
48 電圧制御発振器(VCO)
50 分周器
52 位相ロック検出回路
54 出力制御信号処理回路
56 スイッチ回路
58 同期信号検出回路
60・62・64・66 スイッチ
68 スイッチ回路
70 インターフェース回路
72 第1のドライバ/レシーバ回路
74 フォトカプラ
76 第2のドライバ/レシーバ回路
78 デコーダ

Claims (15)

  1. 電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置であって、前記電子内視鏡から出力され、色成分信号と複合同期信号から構成されるとともに前記色成分信号および複合同期信号が独立して入力されるアナログコンポーネントビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換して外部に出力するように構成された映像信号処理装置において、
    前記複合同期信号に従い、前記色成分信号からパラレルデジタルビデオ信号を生成するパラレルデジタルビデオ信号生成手段と、
    前記複合同期信号に従い、前記パラレルデジタルビデオ信号を前記シリアルデジタルビデオ信号に変換するパラレル/シリアル変換器と、
    前記複合同期信号に基づいて、前記シリアルデジタルビデオ信号の出力周波数の位相を前記複合同期信号に含まれる同期信号の位相と比較しながら一致させてロックするPLL回路と、
    前記位相ロック手段の位相ロックを検出する位相ロック検出手段と、
    前記位相ロック検出手段が位相ロックを検出するまで前記シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を阻止する第1の出力阻止手段と、
    前記シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第2の出力阻止手段とを具備し
    前記第1の出力阻止手段が、位相ロックが検出されるまで前記パラレル/シリアル変換器を動作させず、位相ロックが検出されると前記パラレル/シリアル変換器を動作させることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の映像信号処理装置において、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号に基づいて輝度信号及び二種類の色差信号を作成する演算手段と、
    前記演算手段から得られる輝度信号及び二種類の色差信号をそれぞれデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記アナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1及び第2の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 請求項1に記載の映像信号処理装置において、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号のそれぞれをデジタル成分信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記デジタル成分信号に基づいてデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を作成するデジタル演算手段と、
    前記デジタル演算手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1及び第2の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  4. 請求項1に記載の映像信号処理装置おいて、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として輝度信号及び二種類の色差信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号のそれぞれをデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記アナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1及び第2の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  5. 請求項1に記載の映像信号処理装置において、更に、前記シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を外部からの出力阻止指令信号に基づいて強制的に阻止する第3の出力阻止手段を具備して成る映像信号処理装置。
  6. 請求項5に記載の映像信号処理装置において、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号に基づいて輝度信号及び二種類の色差信号を作成する演算手段と、
    前記演算手段から得られる輝度信号及び二種類の色差信号をそれぞれデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記アナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  7. 請求項5に記載の映像信号処理装置において、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として赤ビデオ信号、緑ビデオ信号及び青ビデオ信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号のそれぞれをデジタル成分信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記デジタル成分信号に基づいてデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を作成するデジタル演算手段と、
    前記デジタル演算手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  8. 請求項5に記載の映像信号処理装置おいて、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号が同期信号の他の成分信号として輝度信号及び二種類の色差信号を含み、
    更に、前記パラレルデジタルビデオ信号生成手段が、
    前記成分信号のそれぞれをデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号に変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    前記アナログ/デジタル変換手段から得られるデジタル輝度信号及び二種類のデジタル色差信号を所定の順序で前記パラレルデジタルビデオ信号として出力させる出力制御手段とを具備し、
    前記第1、第2及び第3の出力阻止手段の各々が前記パラレル/シリアル変換器の出力をディスネーブルとし得ることを特徴とする映像信号処理装置。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、
    更に、前記アナログコンポーネントビデオ信号自体をその儘で外部に出力するための出力系統と、
    前記アナログコンポーネントビデオ信号に含まれる同期信号の入力を検出する同期信号検出手段と、
    前記同期信号検出手段による同期信号の入力が検出されたときに、前記アナログコンポーネントビデオ信号の外部への出力を許容する出力許容手段とを具備して成ることを特徴とする映像信号処理装置。
  10. 請求項9に記載の映像信号処理装置において、更に、前記出力許容手段から外部への前記アナログコンポーネントビデオ信号の出力を任意に阻止する手動操作可能な第4の出力阻止手段を具備して成ることを特徴とする映像信号処理装置。
  11. 請求項1から10までのいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、
    前記電子内視鏡からはその他のビデオ信号としてコンポジットビデオ信号が出力されるようになっており、
    更に、前記コンポジットビデオ信号を外部に出力するための出力系統と、
    前記コンポジットビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第5の出力阻止手段を具備して成ることを特徴とする映像信号処理装置。
  12. 請求項1から11までのいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、
    前記電子内視鏡からはその他のビデオ信号として輝度信号及びAM変調色差信号を含むSビデオ信号が出力されるようになっており、
    更に、前記Sビデオ信号を外部に出力するための出力系統と、
    前記Sビデオ信号の外部への出力を任意に阻止する手動操作可能な第6の出力阻止手段を具備して成ることを特徴とする映像信号処理装置。
  13. 請求項1から12までのいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、前記電子内視鏡からのビデオ信号の入力系統が電気的に絶縁されることを特徴とする映像信号処理装置。
  14. 請求項2から13までのいずれか1項に記載の映像信号処理装置において、更に、前記パラレル/シリアル変換手段から得られるシリアルデジタルビデオ信号を光シリアルデジタルビデオ信号に変換するための電気/光変換手段を具備して成ることを特徴とする映像信号処理装置。
  15. 電子内視鏡に接続可能な映像信号処理装置であって、前記電子内視鏡から出力され、色成分信号と複合同期信号から構成されるとともに前記色成分信号および複合同期信号が独立して入力されるアナログコンポーネントビデオ信号をシリアルデジタルビデオ信号に変換して外部に出力するように構成された映像信号処理装置において、
    前記複合同期信号に従い、前記色成分信号からパラレルデジタルビデオ信号を生成するパラレルデジタルビデオ信号生成手段と、
    前記複合同期信号に従い、前記パラレルデジタルビデオ信号を前記シリアルデジタルビデオ信号に変換するパラレル/シリアル変換器と、
    前記複合同期信号に基づいて、前記シリアルデジタルビデオ信号の出力周波数の位相を前記複合同期信号に含まれる同期信号の位相と比較しながら一致させてロックするPLL回路と、
    前記位相ロック手段の位相ロックを検出する位相ロック検出手段と、
    前記位相ロック検出手段が位相ロックを検出するまで前記シリアルデジタルビデオ信号の外部への出力を阻止する第1の出力阻止手段とを具備し、
    前記第1の出力阻止手段が、位相ロックが検出されるまで前記パラレル/シリアル変換器を動作させず、位相ロックが検出されると前記パラレル/シリアル変換器を動作させることを特徴とする映像信号処理装置。
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