JP3598136B2 - 磁石ベルト - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、磁石ベルト輸送システム(BTM:Belt type Transit System by Magnets)に使われる磁石ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、輸送需要の比較的小さな箇所に適する輸送システムとして、磁石を応用したシステム構成がシンプルな磁石ベルト輸送システム(BTM)の開発が進められている。BTMは、車上に動力を持たせ、磁石ベルトとレールの吸着力を利用して車両に推進力を与えて駆動するものである(磁石とレールが吸着した時に発生する大きな磁気摩擦力を利用する)。
ここで、従来の磁石ベルトの構成を図5に示す。
磁石ベルト3を構成する抗張体(例えばグラスファイバー、ケブラー、テトロン、スチールコードなど)を心線として中心に成形されている弾性体(例えばクロロプレンやポリウレタン)からなるベルト30の表面には、複数個の磁石ユニット100が取り付けられており、この磁石ユニット100は、ヨーク7と、ヨーク7に固着された磁石8とで構成されている。この磁石は厚さ方向に磁化されている。磁石ベルト3の裏面は、駆動部材(図示せず)と係合するように、凹凸状に形成されている。そして、この駆動部材を回転させれば、磁石ベルト3の裏面の凹凸部(30a、30b)と駆動部材とが噛み合って、磁石ベルト3が一定方向に回転する。このようにして、磁石ベルト3が回転すると、大きな磁気摩擦力が発生し、車両が推力を得てレールに沿って走行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の磁石ベルトでは、磁石ユニット100は、ベルト30の表面にボルト・ナット34により固定部材35を介して機械的に固定されていた。
また、このように磁石ユニットをボルトとナットにより固定するのではなく、図6に示すように、磁石ユニット100を例えば特開昭60−223708号公報に開示されたポリウレタン等からなるプロフィル36を介してベルト30の表面に融着により固定することも考えられる。
しかし、磁石ユニットのベルトへの固定を、ボルトとナットにより行う方法では、ヨークをベルトにボルトとナットで締め付けるための平面部がベルト裏面の両端に必要であるために磁石長さが小さくなり、延いては吸着力が小さくなる。また、磁石ベルトとレールが吸着する時に発生する衝撃と振動のためナットが緩んでしまい、十分な安全性が確保できない。プロフィルを介して上記固定を行う方法では、磁石ユニットと磁石ベルトの結合はプロフィル材質としてポリウレタンを用いる場合が多く、ポリウレタンの融着だけでは、磁石ユニットを保持するプロフィルとベルトとの結合力に関し信頼性が低い。
【0004】
そこで、本発明では、前記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、磁石ベルトの幅に対して充分な磁石長さを確保して吸着力を大きくし、かつ磁石ユニットとベルトの結合力の高い、十分に信頼性のある安全な磁石ベルトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、車両に設けられ、地上に固定されたレールに吸着しながら回転することにより車両に推力を与える磁石ベルトにおいて、一対の駆動部材の周囲に設けられ、駆動部材との係合面である裏面断面が凹凸状に形成され、かつ凸部に複数個の段付き貫通穴を配設するベルトと、前記ベルトの段付き貫通穴に対応する位置に座ぐり穴付き貫通穴を形成するヨークと、前記ベルトの段付き部に装着し、かつ貫通穴を有する取付金具と、前記ヨークの座ぐり穴付き貫通穴と前記ベルトの段付き貫通穴と前記取付金具の貫通穴に挿入して両端を打撃して鋲着するリベット部材と、前記ヨークに固着された永久磁石とを有する、という技術的手段を採用した。
さらに、本発明においては、前記リベット部材の長手方向の中間部に径寸法を大きくする拡径部を形成し、前記ヨークは前記座ぐり穴付き貫通穴にベルト接触面側で、かつ前記拡径部に嵌合する窪み部を有し、前記ヨークと前記リベット部材を固着させる、という技術的手段を採用してもよい。
【0006】
【作用】
上記のような構成にすることにより、ヨークをベルト表面に配置し、リベット部材をヨークの座ぐり穴付き貫通穴とベルトの段付き貫通穴と取付金具の貫通穴に挿入して両端を打撃して鋲着する。その結果、リベット部材の両端は潰され、特にヨーク側の一端はヨーク貫通穴の座ぐり穴形状に沿って変形し、リベット部材の頭部がヨーク底面から盛り上がることはない。これにより、長さの長い磁石をヨーク貫通穴の上のヨーク底面全体に固着することができ、吸着力を大きくすることが可能となる。また、リベット部材をベルトの端面より中心側に配置することができるため、ベルトからの抜け強度を大きくすることができ、より安全となる。
さらに、ベルト裏面の凸部に複数個の段付き貫通穴を配設し、リベット部材およびベルト裏面の凸部の段付き部の底面の幅と取付金具のベルトに密着する面の幅とほぼ等しくなるような取付金具を介して磁石ユニットをベルトに鋲着することにより、ベルト裏面の凸部段付きの底面と取付金具との密着面の有効幅をベルト凸部段付き部の幅にすることができる。このことにより、磁石ユニットの抜け強度の信頼性を向上させることができる。
この際、磁石ユニット(ヨーク)はリベット部材によりベルト表面に固定されるので、従来のようにボルトとナットを使用する場合に比べて高い固定力を付与することが可能になる。つまり、磁石ベルトのような振動体では、ボルトとナット固定に比較して、リベットの方が緩み難く、磁石ユニットとベルトの結合力は低下しない。
【0007】
【実施例】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の磁石ベルトを使用した車両の全体構成を図3に示す。
車両1は、地上に固定された鉄製のレール2に沿って走行する。この車両1には、磁石ベルト3が取り付けられている。この磁石ベルト3の両端には、駆動部材であるプーリー4がそれぞれ設けられている。このプーリー4は、図4に示すように、モーター5によって駆動される。このプーリー4がモーター5によって駆動されることにより、磁石ベルト3が回転するようになっている。
【0008】
磁石ベルト3は、レール2の側面2aに配置される。この際、磁石ベルト3をレール2の片面にのみ配置(片面吸着)してもよいし、両面に配置(両面吸着)してもよい。そして、磁石ベルト3がレール2に吸着し、磁石ベルト3がモーター5の駆動により回転すると、大きな磁気摩擦力が発生し、車両1が推力を得てレール2に沿って走行する。なお、車両1の下部には、レールの側面2aを転動する案内車輪6aとレールの上面2bを転動する支持車輪6bが設けられている。
【0009】
次に、本発明の一実施例である磁石ベルト3の構成を図1により説明する。ここで、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)のA−A矢視断面図である。
磁石ベルト3を構成するベルト30の裏面の断面は凹凸状に形成されている。そして、ベルト30の裏面の凹凸部30a、30bがプーリー4(図3および図4参照)の側面(凹凸状に形成)と係合する。この状態でプーリー4を回転させれば、磁石ベルト3の裏面の凹凸部30a、30bとプーリー4の側面とが噛み合って、磁石ベルト3が一定方向に回転する。なお、ベルト30は、中心部に抗張体(例えばグラスファイバー、ケブラー、テトロン、スチールコード)として心線を含むような弾性体(例えば、クロロクレンやポリウレタン)で形成することが好ましい。
【0010】
ベルト30の裏面の凸部30bには、段付き貫通穴30cが形成されている。なお、段付き貫通穴の個数は図示した2個に限らず複数個であればよい。そして、この凸部30bに対応するベルト30の表面位置には磁石ユニット100が配置されている。磁石ユニット100は、鉄、鋼等の磁性体からなりかつ断面略コの字型のヨーク7と、このヨーク7に固着された永久磁石8とで構成されている。
磁石8は、ヨーク7上にエポキシ系の接着剤などにより固着し、さらに磁石8とヨーク7の隙間上に非磁性体(例えばエポキシ系接着剤またはプラスチック材料)9を充填する。磁石8としては、例えば、R−Fe−B系の永久磁石(R:Nd、Pr等の希土類元素の1種以上)が使用され、必要に応じ磁石表面に金属メッキまたは樹脂コーティングが処理される。また、ヨーク7は腐食環境で使用されることを考慮して、必要に応じ防錆処理を施すことが望ましい。
【0011】
また、ヨーク7には、ベルト30の段付き貫通穴30cに対応する位置にテーパー形座ぐり穴付き貫通穴7aが形成されている。次いで、ベルト30の段付き貫通穴30cおよびヨーク7のテーパー形座ぐり穴付き貫通穴7aに取付金具10を介してリベット部材11を挿入し、リベット部材11の両端を打撃して、これらを鋲着する。その結果、従来のようにボルトとナットを使用する場合やプロフィルによる融着固定を行う場合に比べて高い固定力を付与することが可能となる。つまり、レール2と接触しながら回転するために振動が大きい磁石ベルト3においては(図3参照)、磁石ベルト3に対する磁石ユニット100の固定力が大きく信頼性の高いことが要求されるため、ボルトとナットによるネジ固定(図5参照)やプロフィルによる融着固定(図6参照)に比較して、リベットの方が緩み難く高信頼性を確保できる。上記のリベット部材11の材質は、金属材料であれば鉄鋼材料またはAl、Cuの非鉄材料のいずれでもよいが、雨風などの腐食環境に晒されることを考慮して、耐食性の良好なステンレス鋼(SUS304やSUS430等)などが好ましい。なお、本実施例ではヨークの座ぐり穴付き貫通穴はテーパー形状としたが、図1(d)に示すように座ぐり穴底面が平面形状となるような座ぐり穴にしてもよい。
また、図1に示されるように、具体的には、ヨーク底面7bから突出したリベット部材の頭部(図示せず)は鋲着によりヨーク貫通穴のテーパー形状に沿って変形し、鋲着後にはリベット部材11の頭部11aがヨーク底面7bから盛り上がることはない。これにより、ベルト幅L2に近い長さの長い寸法L1の磁石をヨーク穴部の上のヨーク底面7b全体に固着することができる。また、リベット部材のベルトへの取付け位置をベルト端面より、より内側に配置することができるため、磁石ユニットのベルトからの抜け強度を高め、ベルト強度の信頼性を向上させることができる。なお、d2(ベルト部に位置するリベット直径)をd1(ヨーク部に位置するリベット最小直径)より大きくすることにより、ヨーク7とリベット部材11の結合力を高めることも可能である。
【0012】
また、図2(a)に本発明の他の実施例に係る磁石ベルトの平面図を示し、図2(b)は正面図を示し、図2(c)は図2(b)のB−B矢視断面図を示す。なお、図1と同一部分は、同一の参照符号で示す。
リベット部材11は、長手方向の中間部に径寸法を大きくする拡径部11bを形成する。一方、ヨーク7は、テーパー形座ぐり穴付き貫通穴7aにベルト接触面側で、かつ前記拡径部に嵌合する窪み部7cを有する構成にする。なお、リベット部材の拡径部11bの径寸法は、ヨークの窪み部7cの径寸法よりも若干大きいはめあい寸法に加工され、リベット部材とヨークはカシメにより、締まりばめの状態に固着される。その後は、図1の実施例と同様に、リベット部材の一端にベルト30と取付金具10を挿入し、リベット部材11の両端を打撃して鋲着する。この結果、ヨークとベルトは強固に固定される。なお、上記の実施例では、d2(ベルト部に位置するリベット直径)をd1(リベット部材の拡径部11bの直径)より小さくしたが、d2≧d1とすることも可能である。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ヨークをベルト表面に配置し、リベット部材をヨークの座ぐり穴(テーパー形、または平面形)付き貫通穴とベルトの段付き貫通穴と取付金具の貫通穴に挿入してリベット部材の両端を打撃し、特にヨーク側の一端はヨーク貫通穴のテーパー形状に沿って変形させ、リベット部材の頭をヨーク底面よりも低くさせる。その結果、長さの長い磁石をヨーク貫通穴の上のヨーク底面全体に固着することができ、延いては、磁石ユニットの吸着力を大きくできる。
また、リベット部材のベルトへの取付け位置をベルト端面より、より内側に配置することができるため、磁石ユニットのベルトからの抜け強度を高めることができる。さらに、ベルト裏面の凸部に複数個の段付き貫通穴を配設し、リベット部材および取付金具を介してヨークをベルトに鋲着することにより、ベルト裏面の凸部段付き底面と取付金具との密着面の有効幅をベルト凸部段付き部の幅にすることができ、磁石ユニットの抜け強度の信頼性を向上させることができる。
この際、ヨークはリベット部材によりベルト表面に固定されるので、従来のようにボルトとナットを使用する場合あるいはプロフィルによる融着固定の場合に比べて高い固定力を付与することが可能になる。つまり、磁石ベルトのような振動体では、ボルトとナット固定に比較して、リベットの方が緩み難く磁石ユニットとベルトの結合力は低下しない。
さらに、ボルトとナットを使用する場合に比べ、リベット部材を使用する方法は、部品点数減および組立工程の工数が削減され、製造コスト低減を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁石ベルトの平面図(a)、同正面図(b)、および正面図(b)におけるテーパー形座ぐり穴の場合のA−A矢視断面図(c)であり、平面形座ぐり穴の場合の断面図(d)である。
【図2】本発明の他の実施例に係る磁石ベルトの平面図(a)、同正面図(b)、および正面図(b)におけるB−B矢視断面図(c)である。
【図3】本発明が適用される車両の全体構成を示す図である。
【図4】磁石ベルトの駆動方法を説明するための図である。
【図5】従来の磁石ベルトの構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の磁石ベルトと対比される磁石ベルトの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車両、2 レール、3 磁石ベルト、4 プーリー、5 モーター、6a案内車輪、6b 支持車輪、7 ヨーク、7a ヨークのテーパー形座ぐり穴付き貫通穴、7b ヨーク底面、7c ヨーク窪み部、8 磁石、9 非磁性体、10 取付金具、11 リベット部材、11a リベット部材の頭部、30aベルト裏面の凹部、30b ベルト裏面の凸部、30c ベルトの段付き貫通穴、34 ボルト・ナット、35 固定部材、36 プロフィル、100 磁石ユニット
Claims (2)
- 車両に設けられ、地上に固定されたレールに吸着しながら回転することにより車両に推力を与える磁石ベルトにおいて、一対の駆動部材の周囲に設けられ、駆動部材との係合面である裏面断面が凹凸状に形成され、かつ凸部に複数個の段付き貫通穴を配設するベルトと、前記ベルトの段付き貫通穴に対応する位置に座ぐり穴付き貫通穴を形成するヨークと、前記ベルトの段付き部に装着し、かつ貫通穴を有する取付金具と、前記ヨークの座ぐり穴付き貫通穴と前記ベルトの段付き貫通穴と前記取付金具の貫通穴に挿入して両端を打撃して鋲着するリベット部材と、前記ヨークに固着された永久磁石とを有することを特徴とする磁石ベルト。
- 前記リベット部材の長手方向の中間部に径寸法を大きくする拡径部を形成し、前記ヨークは前記座ぐり穴付き貫通穴にベルト接触面側で、かつ前記拡径部に嵌合する窪み部を有し、前記ヨークと前記リベット部材を固着させることを特徴とする請求項1記載の磁石ベルト。
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- 1994-09-28 JP JP23371594A patent/JP3598136B2/ja not_active Expired - Lifetime
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