JP3597819B2 - チャイルドシート用締結装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1に記載の特徴を有する車両用シートに搭載するためのチャイルドシート用締結装置、並びに請求項11に記載の性能を有する車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
DE19738802C1は締結要素が動作位置ではバネの力で保持される本形式の締結装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は文頭において指摘された形式の締結装置を改善することを目的として完成されたものである。本発明によれば、本目的は請求項1に記載の技術的事項を有する締結装置と請求項11に記載の技術的事項を有する車両用シートとによって達成される。さらに有利な改善が従属項の主題とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
噛み合わせ要素が独立して構成され締結要素を動作位置で固定する場合に考慮されるべきことは、動作位置では公知の締結装置の場合よりも大きな力が掛かる可能性があるということである。このことはチャイルドシートを取り付ける際に片方の手だけしか使えない場合やチャイルドシートを若干傾斜した位置に置く場合に特に有益である。締結要素は、チャイルドシートを締結するのに二つの部材が通常使用されるのであるが、座席構造または車両構造に旋回可能な形で取り付けられていることが望ましい。噛み合わせ要素は移動可能な構造、例えば旋回可能であることが望ましく、締結要素を横材に対して固定するものである。噛み合わせ要素の動作方向は締結要素の旋回方向であっても、またそれに垂直な面方向であってもよい。
【0005】
望ましい締結装置においては、比較的大きな力を吸収することが出来るように、噛み合わせ装置は填め合いで固定が行われている。固定位置への移動を助けるためと、この位置に留まっていることを確実にするための手段として、噛み合わせ装置はその方向へバネで付勢される場合がある。噛み合わせ要素を解除するために、解放レバーまたは操作ハンドルが設けられていることが望ましい。
【0006】
好ましい実施形態においては、噛み合わせ要素は横材並びに締結要素に対して着脱可能であって、これらの部材が相互に固定されている。さらに好ましい実施形態においては、噛み合わせ要素は締結要素上に配置されている、すなわち、例えば、共通の回転軸上に配置されて結合ベアリングを形成するかその他の適当な手段で結合され、噛み合わせ要素はその固定という目的を達成するために横材と相互に作用し合っている。噛み合わせ要素は、例えば、留めバネまたは重ね板バネ形状とすることも可能である。ここに例示された好ましい実施形態においては、締結要素は、停止位置へ旋回(および後退位置)する際には噛み合わせ要素に沿って移動する。本発明の噛み合わせ要素は、締結要素と一体化された組み立て品とすることも可能であって、それによって製作が簡略化され、より安価なものとすることが出来る。しかしながら、噛み合わせ要素は、例えば、一対として、横材に取り付けることも可能である。
【0007】
噛み合わせ要素が固定要素または横材にある切り欠きと相互に作用し合う突起を有しており、固定に際して当該切り欠きに固く掴み込まれるようにすると、それは固定な確実になる。かかる突起と切り欠きはその他の要素の場合にも形成することが可能である。
【0008】
噛み合わせ要素が締結要素上に配置されている場合には、締結要素の取り付けと取り外しを簡単化することが可能であって且つ望ましい。横材が、例えば簡単に製作できる切り欠きを噛み合わせ要素に対して有している場合には、始めは締結要素なしに取り付けることも可能であるが、それと同時にもし必要があれば締結要素の付属品として整えることも可能である。本発明では、単一の且つ同一の噛み合わせ要素が動作位置と停止位置の双方に対して有効であるということである。
【0009】
本発明の車両用シート、特に自動車用シートの場合に例えば後部座席は、背もたれと座席のクッションとの間に本発明の締結装置を備えていて、この締結装置は座席構造または車両構造に固く取り付けられている。本発明は、航空機の乗客用座席にも適用可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示された代表的な実施形態5例を用いて詳細に説明する。
【0011】
第1番目の代表的実施形態では、自動車の座席3用の締結装置1の場合には、ほぼ水平に横たわる横材5が、自動車の座席3の両側面の間の座席のクッションと背もたれの間、例えば上張りの間に固定されている。それぞれの第一ベアリング・ジャーナル7は、横材5上の自動車の座席3の側面から若干離れた位置に取り付けられている。ほぼ水平面内に旋回可能な締結要素9は、2つの第一ベアリング・ジャーナルの各々に回転可能な状態で取り付けられている。
【0012】
2つの締結要素9は、鏡像対称の形態となっている。各締結要素9は、チャイルドシート(図示されていない)のコネクターと協働してチャイルドシートを座席3に取り付けるための輪状の部品9’と、第一ベアリング・ジャーナル7を取り巻いているタブ状の部品9”とで構成されている。2つの締結要素9の動作位置において、輪状の部品9は進行方向に突き出ているが、停止位置では締結要素9は横材5に平行に旋回するので、その結果、輪状の部品9’はお互いの方向を向くようになる。
【0013】
横材5には各第一ベアリング・ジャーナル7と平行に対応する第二ベアリング・ジャーナル11が取り付けられているが、このジャーナルには締結要素9と同一の平面で旋回が可能な噛み合わせ要素13が回転できる状態で取り付けられている。各噛み合わせ要素13は、これと結合する締結要素9の方向にバネ(図示されていない)によって予め荷重がかけられている。各噛み合わせ要素13には締結要素9の方向を向いた鉤15が付いている。締結要素9の各タブ状の部品9”には、締結要素9が動作位置にある場合、噛み合わせ要素13の方向を向いている切り欠き17が付いていて、鉤15が噛み合わせ要素と填め合い結合をするようになっている。その結果、締結要素9は動作位置で固定されていることとなる。部品の寸法は、動作位置で締結装置1が100Nの力に耐え得るように選定されていることが望ましい。これにより、動作位置に向かって旋回している間に噛み合わせ要素13に掛けられている張力が鉤15が切り欠き17と結合するのを確実にしている。
【0014】
締結要素9の結合を解除するために、解除レバー19が当該締結要素のタブ状の部品9”に取り付けられていて、この解除レバーは締結要素9の旋回面と平行に旋回可能になっている。例えば手で力を掛けて旋回させると、第二のベアリング・ジャーナル11に平行に噛み合わせ要素13から上方に突出しているジャーナル21が解除レバーによって押し付けられる。さらに旋回動作を続けると、解除レバー19はジャーナル21とそれの基板になっている噛み合わせ要素13をバネの力に打ち勝って押し動かす。その結果、鉤15が切り欠き17から外れて締結要素9が解除され停止位置の方向への旋回が可能となる。タブ状の部品9”には、更に鉤15に対応する切り欠きが付いていて、停止位置が確保されるようになっている。
【0015】
第2番目の代用的実施形態では、締結装置101の場合、2つのベアリング・ジャーナル107が横材105に同様に取り付けられている。輪状の部品109’とタブ状の部品109”とで構成されていて、第1番目の代表的実施形態の締結要素と同様の機能を有している殆ど同じ構造をした締結要素109が、この2つのベアリング・ジャーナルの各々に旋回可能な形で取り付けられている。
【0016】
ベアリング・ジャーナル107の各々には、この部分で締結要素109と繋がった噛み合わせ要素113が取り付けられている。噛み合わせ要素113は板バネ113’を有していて、この板バネは締結要素109の中心部をベアリング・ジャーナル109から、輪状の部品109’の取り付け部の中間にあるタブ状部品109”の端縁部の方向へと延びている。この板バネの端にはプラスチックで出来た直方体形をしたラッチング・ブロック115が板バネ113’に取り付けられていて、このブロックの板バネ113との反対側は操作用ハンドル115’と一体成型されている。ラッチング・ブロック115の下側には突起115”が作られている。
【0017】
噛み合わせ要素113はタブ形をした部品109”の矩形の凹みによってラッチング・ブロック115を固定している。動作位置では噛み合わせ要素113はその下側にある矩形の切り欠き117との填め合いによって横材115に固定される。締結要素109はこのような形で固定されている。動作位置にある間は板バネ113’の力が特に外力を加えなくともラッチング・ブロック115を切り欠き117の位置に固定する。この填め合いには動作位置で締結要素109に100Nの力が掛かっていることが望ましい。
【0018】
結合を解除するには操作ハンドル115’を持ち上げることによって切り欠き117より上方へ持ち上げる。それによって締結要素109は停止位置へ旋回させることが可能となる。横材105には凹み123が設けてあって、停止位置になるとラッチング・ブロック115の下側にある突起115”がこの凹みに捕捉される。その結果、締結要素109も停止位置に固定される。
【0019】
第3番目の代表的実施形態においては、締結装置201では2つのベアリング・ジャーナル207が横材205に回転可能な状態で取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル207には輪状の部品209’とタブ状の部品209”とを有する第1番目の代表的実施形態の場合と同様の形状で同様の機能を持った締結要素209が取り付けられている。
【0020】
各ベアリング・ジャーナル207の頂部は断面が小さくなった端面となっている。締結要素209の上に乗っている平坦な噛み合わせ要素213は長穴213’でベアリング・ジャーナルの端部を取り巻いている。長穴213’は横材205に対して垂直に配置されていてベアリング・ジャーナル207の端部よりも長くなっている。その結果、噛み合わせ要素213は横材205に対して垂直方向に移動することが出来る。
【0021】
噛み合わせ要素213の下側にはラッチング・ブロック215があって、締結要素209の動作位置では当該締結要素のタブ状の部品209’に刻まれた切り欠き217と填め合いになって固定される。噛み合わせ要素213の反対側の端には突起222があって、締結要素209の動作位置では横材205の折り曲げられた縁に設けられた切り込みまたは凹み223と填め合いになって固定される。噛み合わせ要素213とベアリング・ジャーナル207との間には張力バネ225が設けられていて突起222を凹み223に押し付けている。この固定機構には100Nの力が掛かっていることが望ましい。
【0022】
結合を解除するには、噛み合わせ要素の輪状部品209’の間に突き出ている部分を握って前方へ引っ張る。突起222は張力バネの力に逆らって凹み223から離れる。切り欠き217はこのような操作を行ってもラッチング・ブロック215が切り欠き217から外れない長さに設定されている。従って、締結要素209は締結要素213と一緒に停止位置の側へ旋回することが可能である。
【0023】
本実施形態の応用例ではベアリング・ジャーナル207は横材205に固定されている。締結要素209と噛み合わせ要素213はベアリング・ジャーナル207に回転可能な状態で取り付けられている。バネ225はその一端がベアリング・ジャーナルの端部の周りに緩く取り付けられていて、その結果、この端部はベアリング・ジャーナル207に対して回転することが可能である。
【0024】
第4番目の代用的実施形態においては、締結装置301には2つのベアリング・ジャーナル307が横材305に同様に取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル307の各々に旋回可能な形で取り付けられている締結要素309は、輪状の部品309’とタブ状の部品309”とで同様に構成されていて、第一番目の代表的実施形態と同様の機能と構造を持っている。
【0025】
ラッチング用突起313を有するラッチング・バネ312が横材305に取り付けられていて、その折り曲げられている端縁部で保持されているが、このバネは中央部が前方に少し突き出ていて噛み合わせ要素としての働きをしている。タブ状の部品309”には輪状の部品309’の反対側の端面に切り欠き317が設けられている。締結要素309が動作位置にある場合には、切り欠き317は後方を向いている。ラッチング用の突起313が切り欠き317に食い込んだ形となって、その結果、締結要素309は固定される。
【0026】
固定状態を解除するには締結要素309を側方へ強く押す。その結果、ラッチング用突起313は切り欠き317から押し出されてラッチング・バネ312は締結要素309の固定状態を解除する。締結要素309には切り欠き317から90°ずれた位置に今一つの切り欠きがあるが図面ではベアリング・ジャーナルの陰になって隠れている。この切り欠きがラッチング用突起313と噛み合うことによって締め付け要素309は停止位置に固定される。
【0027】
第5番目の代表的実施形態においては、締結装置401では2つのベアリング・ジャーナル407が横材405に同様に取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル407に旋回可能な形で取り付けられている締結要素409は輪状の部品409’とタブ状の部品409”とで同様に構成されていて第1番目の代表的実施形態の場合と同様の機能を有している。
【0028】
噛み合わせ要素413は輪状の部品409’の内側の横の腕部を取り巻く形で取り付けられている。噛み合わせ要素413は射出成形されたプラスチック部品で作られていて、上方へ所定角度旋回可能になっていて、輪状の部品409’の腕部が締結要素409の長手方向を向いた旋回軸を形成している。噛み合わせ要素413のタブ状の部品409”の方を向いた端部では、当該噛み合わせ要素がラッチング・ブロック415を有していて、締結要素409から横方向に突き出ている。締結要素が動作位置にあると、ラッチング・ブロック415は横材405の前縁にある切り欠き417に填め合いになって、その結果、締結要素409は望ましくは100Nに達する力で固定される。
【0029】
ラッチング・ブロック415と反対側を向いた端部には、噛み合い要素413が上向きに突き出ていて、ラッチング・ブロック415反対側の側面には曲線を描いた操作ハンドル415’が輪状の部品409’の反対側の腕部の方へ曲がっている。操作ハンドル415’はバネ(図示されていない)または噛み合わせ要素413と輪状の部品409’との間の摩擦によって上向きに保持されている。結合を解除するには、操作ハンドル415’を下向きに押さえると、噛み合わせ要素413が輪状の部品409’の腕部に沿って旋回する。その結果、ラッチング・ブロック415が切り欠き417を外れて上向きに旋回し、締結要素409が停止位置の方向へ旋回して結合が解除される。
【0030】
第6番目の代表的実施形態は第2番目の代表的実施形態の変形であるので、対応する部品には部品番号に添え字“a”が付けられている。第6番目の代表的実施形態では、各部品については詳細な説明は行わないがその機能は第2番目の代表的実施形態の場合と同じである。横材105aにはベアリング・ジャーナル用の穴107’aの前方に進行方向を向いた切り欠き117aが刻まれているが、この切り欠きは横材105aの前縁にU字型の切り込みとして形成されている。107’aから90°回った位置に、横材105aには少し長めの凹み123aが刻まれているが、この凹みも横材105aを貫通する長穴である。輪状の部品とタブ状の部品で構成された締結要素109aは、タブ状の部品の動作位置で切り欠き117aの上に来る位置に長穴状の凹み109”’aが設けられている。板バネの付いた噛み合わせ要素113aには、操作ハンドル115’aの付いている自由端の下側に、端部を球状に丸めた突起115”aが設けられている。
【0031】
締結要素109aを横材105aに固定するにはラッチング・ピン115aを凹み109”’aを貫通して切り欠き117aに填め込む。停止位置に移すためにはラッチング・ピン115aを切り欠き117aから持ち上げるが、凹み109”’aからは外れないようになっていて、その端部がラッチング・ピン115aの持ち上げを限定するストッパーとして利用される。停止位置になるとラッチング・ピン115aはその先端115”aが横材の凹み123aに填り込むが、先端115”aは直径が凹み123aよりも大きくて、そのために中心が保たれていることが望ましい。
【0032】
第7番目の代表的実施形態は部分的には第1番目および第2番目の代表的実施形態に部分的に類似した締結装置501に関するものであるので、対応する構成要素には500または400を加えた数字が打ってある。両端部にある第一ベアリング・ジャーナル507によって横材505に旋回可能な形で取り付けられている締結要素509は輪状の部品509’とタブ状の部品509”を有している。止め金512は第二ベアリング・ジャーナル511によって旋回可能な形で横材505に取り付けられている。第2番目の代表的実施形態の場合と同様の板バネ513’を有している噛み合わせ要素513は、第一ベアリング・ジャーナル507によってタブ状の部品509”に、すなわち509”と共周りする形で取り付けられている。板バネ513’の自由端は、始めはタブ状の部品509”にあるU字型の凹み509”’によって固定されているが、締結要素が動作位置になると横材505の切り欠き517に填って固定される。切り欠き517はほぼ矩形の形状をした開口であって水平に填め合いになるように横材505に穿たれている。
【0033】
締結要素509には、滑動部527がそれ自身の長手方向、すなわち第一ベアリング・ジャーナルの方向とその反対方向に移動可能な形で取り付けられている。滑動部527は少なくとも部分的には輪状をした部品509’の長手方向を向いている部分の周りを取り囲むことによって案内されていることが望ましい。この滑動部527には凹み509”’に填り込むようになった楔529が取り付けられている。使用者に押されることによって滑動部527が動作位置から第一ベアリング・ジャーナルの方向へ移動すると、楔529はバネ留め金515に押し付けられる。バネ留め金515は楔529の楔面によって斜め上方へ押し上げられるので、バネ留め金515は切り欠き517から外れて締結要素509は結合が解除される。タブ状の部品509”と滑動部527との間にある押さえバネ531が、外部からの力がなければ楔529がバネ留め金515を押すことがないようにしている。
【0034】
第一ベアリング・ジャーナル507に巻き付けられている張力バネ533が締結要素509に力を掛けているので、締結要素509は停止位置から動作位置に方へ旋回する。張力バネ533は第二ベアリング・ジャーナル511にも巻き付けられていて留め金512を締結要素509の方へ固定している。停止位置では、第1番目の代表的実施形態で説明したように、留め金512は締結要素の対応する切り欠きに填っている。固定解除バー537によって横材505の両端にある2つの留め金512が旋回して対応する締結要素509を解除する。各締結要素は張力バネ533の力によって動作位置の方へ旋回するが、噛み合わせ要素513のバネ留め金515がバネの力によって横材505の切り欠き517に填り込んで締結要素を固定する。
【0035】
第8番目の代表的実施形態は第7番目の実施形態に概ね類似した締結装置に関するものであって対応する部品には100番大きい番号が付されている。横材605の各端にランド605’が形成されている。各ランド605には輪状の部品609’とタブ状の部品609”とを有する締結要素609の旋回可能な取り付けに用いられている第一ベアリング・ジャーナル用の穴607’が設けられている。ランド605’には横材605に留め金612を旋回可能な形で取り付けるのに用いられる第二ベアリング・ジャーナル用の穴611’も設けられている。動作位置ではランド605’の段形になった切り欠きと結合する突出部がある噛み合わせ要素613が滑動部627には形成されている。滑動部627は締結要素609上を長手方向、すなわち第一ベアリング・ジャーナル607の方向とその反対方向への移動が可能なように締結要素609上に配置されている。滑動部627は腕木状の形状をした部品609’の腕部の周囲を少なくとも部分的には取り巻いているような形になっていることが望ましい。
【0036】
タブ状の部品609”と滑動部627との間にある圧着バネ631が滑動部627をランド605’へ押し付けている。圧着バネ631は滑動部627の箱状の取り付け部631’によって保持されている。動作位置では留め金612に対抗するタブ状の部品609”の填め合いベアリングが外側への旋回を防止しているが、一方では横材605のランド605’にある切り欠き617の段の付いた側面に対抗する噛み合わせ要素の填め合いベアリングが停止方向への旋回を防止している。結合を解除するには、圧着バネ631の力に逆らって噛み合わせ要素613が切り欠き617から外れるところまで滑動部627を前方へ引っ張ると、使用者は締結要素609を内方へ旋回させることが可能となる。
【0037】
第一ベアリング・ジャーナル607の周囲に巻かれた張力バネ633は、締結要素609に張力を掛けているので締結要素609は停止位置から動作位置の方へ旋回しようとする。張力バネ633は、更に第二ベアリング・ジャーナル611の周囲にも巻かれていて留め金612を締結要素609の方へ押し付けている。結合解除バー637によって横材605の両端にある2つの留め金612が旋回すると締結要素609が解除される。その結果各締結要素609が張力バネ633の力によって動作位置へ旋回し、噛み合わせ要素613は張力バネ631の力によって横材605の切り欠き617と噛み合って締結要素609が固定される。
【0038】
上記で特別に記述していない限りは、代表的実施形態はその性能と特性のみに関して記載したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は右側の締結要素の部分の第1番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の締結装置を有する車両用シートの模式的な側面図であって、クッション部は外見のみを図示している。
【図3】図3は右側の締結要素の部分の第2番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線での断面図である。
【図5】図5は図3の噛み合わせ要素の下部の部分的斜視図である。
【図6】図6は右側の締結要素の部分の第3番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図7】図7は図6の締結要素の斜視図である。
【図8】図8は図6の噛み合わせ要素の下側の斜視図である。
【図9】図9は右側の締結要素の部分の第4番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図10】図10は図9のラッチ用バネの拡大図である。
【図11】図11は左側の締結要素の部分の第5番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図12】図12は図11のXII−XII線の断面図である。
【図13】図13は第6番目の代表的実施形態の噛み合わせ要素の下側の部分的斜視図である。
【図14】図14は第6番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図15】図15は第6番目の代表的実施形態の横材の部分的斜視図である。
【図16】図16は右側の締結要素の部分の第7番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図17】図17は図16のXVII−XVII線の断面図である。
【図18】図18は図16に示した部分を下から見た図である。
【図19】図19は右側の締結要素の部分の第8番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図20】図20は右側の締結要素の部分の第8番目の代表的実施形態のスライドと横材の平面図である。
【符号の説明】
5,105,105a,205,305,405 横材
9,109,109a,209,309,409 締結要素
13,113,113a,213,313,413 噛み合わせ要素
15,215,315 固定用突起
17,217,317 切り欠き
19 開放レバー
117,117a,417 切り欠き
113’,312 掛け金スプリング
115’,115’a,415’ ハンドル
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1に記載の特徴を有する車両用シートに搭載するためのチャイルドシート用締結装置、並びに請求項11に記載の性能を有する車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
DE19738802C1は締結要素が動作位置ではバネの力で保持される本形式の締結装置を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は文頭において指摘された形式の締結装置を改善することを目的として完成されたものである。本発明によれば、本目的は請求項1に記載の技術的事項を有する締結装置と請求項11に記載の技術的事項を有する車両用シートとによって達成される。さらに有利な改善が従属項の主題とされている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
噛み合わせ要素が独立して構成され締結要素を動作位置で固定する場合に考慮されるべきことは、動作位置では公知の締結装置の場合よりも大きな力が掛かる可能性があるということである。このことはチャイルドシートを取り付ける際に片方の手だけしか使えない場合やチャイルドシートを若干傾斜した位置に置く場合に特に有益である。締結要素は、チャイルドシートを締結するのに二つの部材が通常使用されるのであるが、座席構造または車両構造に旋回可能な形で取り付けられていることが望ましい。噛み合わせ要素は移動可能な構造、例えば旋回可能であることが望ましく、締結要素を横材に対して固定するものである。噛み合わせ要素の動作方向は締結要素の旋回方向であっても、またそれに垂直な面方向であってもよい。
【0005】
望ましい締結装置においては、比較的大きな力を吸収することが出来るように、噛み合わせ装置は填め合いで固定が行われている。固定位置への移動を助けるためと、この位置に留まっていることを確実にするための手段として、噛み合わせ装置はその方向へバネで付勢される場合がある。噛み合わせ要素を解除するために、解放レバーまたは操作ハンドルが設けられていることが望ましい。
【0006】
好ましい実施形態においては、噛み合わせ要素は横材並びに締結要素に対して着脱可能であって、これらの部材が相互に固定されている。さらに好ましい実施形態においては、噛み合わせ要素は締結要素上に配置されている、すなわち、例えば、共通の回転軸上に配置されて結合ベアリングを形成するかその他の適当な手段で結合され、噛み合わせ要素はその固定という目的を達成するために横材と相互に作用し合っている。噛み合わせ要素は、例えば、留めバネまたは重ね板バネ形状とすることも可能である。ここに例示された好ましい実施形態においては、締結要素は、停止位置へ旋回(および後退位置)する際には噛み合わせ要素に沿って移動する。本発明の噛み合わせ要素は、締結要素と一体化された組み立て品とすることも可能であって、それによって製作が簡略化され、より安価なものとすることが出来る。しかしながら、噛み合わせ要素は、例えば、一対として、横材に取り付けることも可能である。
【0007】
噛み合わせ要素が固定要素または横材にある切り欠きと相互に作用し合う突起を有しており、固定に際して当該切り欠きに固く掴み込まれるようにすると、それは固定な確実になる。かかる突起と切り欠きはその他の要素の場合にも形成することが可能である。
【0008】
噛み合わせ要素が締結要素上に配置されている場合には、締結要素の取り付けと取り外しを簡単化することが可能であって且つ望ましい。横材が、例えば簡単に製作できる切り欠きを噛み合わせ要素に対して有している場合には、始めは締結要素なしに取り付けることも可能であるが、それと同時にもし必要があれば締結要素の付属品として整えることも可能である。本発明では、単一の且つ同一の噛み合わせ要素が動作位置と停止位置の双方に対して有効であるということである。
【0009】
本発明の車両用シート、特に自動車用シートの場合に例えば後部座席は、背もたれと座席のクッションとの間に本発明の締結装置を備えていて、この締結装置は座席構造または車両構造に固く取り付けられている。本発明は、航空機の乗客用座席にも適用可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示された代表的な実施形態5例を用いて詳細に説明する。
【0011】
第1番目の代表的実施形態では、自動車の座席3用の締結装置1の場合には、ほぼ水平に横たわる横材5が、自動車の座席3の両側面の間の座席のクッションと背もたれの間、例えば上張りの間に固定されている。それぞれの第一ベアリング・ジャーナル7は、横材5上の自動車の座席3の側面から若干離れた位置に取り付けられている。ほぼ水平面内に旋回可能な締結要素9は、2つの第一ベアリング・ジャーナルの各々に回転可能な状態で取り付けられている。
【0012】
2つの締結要素9は、鏡像対称の形態となっている。各締結要素9は、チャイルドシート(図示されていない)のコネクターと協働してチャイルドシートを座席3に取り付けるための輪状の部品9’と、第一ベアリング・ジャーナル7を取り巻いているタブ状の部品9”とで構成されている。2つの締結要素9の動作位置において、輪状の部品9は進行方向に突き出ているが、停止位置では締結要素9は横材5に平行に旋回するので、その結果、輪状の部品9’はお互いの方向を向くようになる。
【0013】
横材5には各第一ベアリング・ジャーナル7と平行に対応する第二ベアリング・ジャーナル11が取り付けられているが、このジャーナルには締結要素9と同一の平面で旋回が可能な噛み合わせ要素13が回転できる状態で取り付けられている。各噛み合わせ要素13は、これと結合する締結要素9の方向にバネ(図示されていない)によって予め荷重がかけられている。各噛み合わせ要素13には締結要素9の方向を向いた鉤15が付いている。締結要素9の各タブ状の部品9”には、締結要素9が動作位置にある場合、噛み合わせ要素13の方向を向いている切り欠き17が付いていて、鉤15が噛み合わせ要素と填め合い結合をするようになっている。その結果、締結要素9は動作位置で固定されていることとなる。部品の寸法は、動作位置で締結装置1が100Nの力に耐え得るように選定されていることが望ましい。これにより、動作位置に向かって旋回している間に噛み合わせ要素13に掛けられている張力が鉤15が切り欠き17と結合するのを確実にしている。
【0014】
締結要素9の結合を解除するために、解除レバー19が当該締結要素のタブ状の部品9”に取り付けられていて、この解除レバーは締結要素9の旋回面と平行に旋回可能になっている。例えば手で力を掛けて旋回させると、第二のベアリング・ジャーナル11に平行に噛み合わせ要素13から上方に突出しているジャーナル21が解除レバーによって押し付けられる。さらに旋回動作を続けると、解除レバー19はジャーナル21とそれの基板になっている噛み合わせ要素13をバネの力に打ち勝って押し動かす。その結果、鉤15が切り欠き17から外れて締結要素9が解除され停止位置の方向への旋回が可能となる。タブ状の部品9”には、更に鉤15に対応する切り欠きが付いていて、停止位置が確保されるようになっている。
【0015】
第2番目の代用的実施形態では、締結装置101の場合、2つのベアリング・ジャーナル107が横材105に同様に取り付けられている。輪状の部品109’とタブ状の部品109”とで構成されていて、第1番目の代表的実施形態の締結要素と同様の機能を有している殆ど同じ構造をした締結要素109が、この2つのベアリング・ジャーナルの各々に旋回可能な形で取り付けられている。
【0016】
ベアリング・ジャーナル107の各々には、この部分で締結要素109と繋がった噛み合わせ要素113が取り付けられている。噛み合わせ要素113は板バネ113’を有していて、この板バネは締結要素109の中心部をベアリング・ジャーナル109から、輪状の部品109’の取り付け部の中間にあるタブ状部品109”の端縁部の方向へと延びている。この板バネの端にはプラスチックで出来た直方体形をしたラッチング・ブロック115が板バネ113’に取り付けられていて、このブロックの板バネ113との反対側は操作用ハンドル115’と一体成型されている。ラッチング・ブロック115の下側には突起115”が作られている。
【0017】
噛み合わせ要素113はタブ形をした部品109”の矩形の凹みによってラッチング・ブロック115を固定している。動作位置では噛み合わせ要素113はその下側にある矩形の切り欠き117との填め合いによって横材115に固定される。締結要素109はこのような形で固定されている。動作位置にある間は板バネ113’の力が特に外力を加えなくともラッチング・ブロック115を切り欠き117の位置に固定する。この填め合いには動作位置で締結要素109に100Nの力が掛かっていることが望ましい。
【0018】
結合を解除するには操作ハンドル115’を持ち上げることによって切り欠き117より上方へ持ち上げる。それによって締結要素109は停止位置へ旋回させることが可能となる。横材105には凹み123が設けてあって、停止位置になるとラッチング・ブロック115の下側にある突起115”がこの凹みに捕捉される。その結果、締結要素109も停止位置に固定される。
【0019】
第3番目の代表的実施形態においては、締結装置201では2つのベアリング・ジャーナル207が横材205に回転可能な状態で取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル207には輪状の部品209’とタブ状の部品209”とを有する第1番目の代表的実施形態の場合と同様の形状で同様の機能を持った締結要素209が取り付けられている。
【0020】
各ベアリング・ジャーナル207の頂部は断面が小さくなった端面となっている。締結要素209の上に乗っている平坦な噛み合わせ要素213は長穴213’でベアリング・ジャーナルの端部を取り巻いている。長穴213’は横材205に対して垂直に配置されていてベアリング・ジャーナル207の端部よりも長くなっている。その結果、噛み合わせ要素213は横材205に対して垂直方向に移動することが出来る。
【0021】
噛み合わせ要素213の下側にはラッチング・ブロック215があって、締結要素209の動作位置では当該締結要素のタブ状の部品209’に刻まれた切り欠き217と填め合いになって固定される。噛み合わせ要素213の反対側の端には突起222があって、締結要素209の動作位置では横材205の折り曲げられた縁に設けられた切り込みまたは凹み223と填め合いになって固定される。噛み合わせ要素213とベアリング・ジャーナル207との間には張力バネ225が設けられていて突起222を凹み223に押し付けている。この固定機構には100Nの力が掛かっていることが望ましい。
【0022】
結合を解除するには、噛み合わせ要素の輪状部品209’の間に突き出ている部分を握って前方へ引っ張る。突起222は張力バネの力に逆らって凹み223から離れる。切り欠き217はこのような操作を行ってもラッチング・ブロック215が切り欠き217から外れない長さに設定されている。従って、締結要素209は締結要素213と一緒に停止位置の側へ旋回することが可能である。
【0023】
本実施形態の応用例ではベアリング・ジャーナル207は横材205に固定されている。締結要素209と噛み合わせ要素213はベアリング・ジャーナル207に回転可能な状態で取り付けられている。バネ225はその一端がベアリング・ジャーナルの端部の周りに緩く取り付けられていて、その結果、この端部はベアリング・ジャーナル207に対して回転することが可能である。
【0024】
第4番目の代用的実施形態においては、締結装置301には2つのベアリング・ジャーナル307が横材305に同様に取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル307の各々に旋回可能な形で取り付けられている締結要素309は、輪状の部品309’とタブ状の部品309”とで同様に構成されていて、第一番目の代表的実施形態と同様の機能と構造を持っている。
【0025】
ラッチング用突起313を有するラッチング・バネ312が横材305に取り付けられていて、その折り曲げられている端縁部で保持されているが、このバネは中央部が前方に少し突き出ていて噛み合わせ要素としての働きをしている。タブ状の部品309”には輪状の部品309’の反対側の端面に切り欠き317が設けられている。締結要素309が動作位置にある場合には、切り欠き317は後方を向いている。ラッチング用の突起313が切り欠き317に食い込んだ形となって、その結果、締結要素309は固定される。
【0026】
固定状態を解除するには締結要素309を側方へ強く押す。その結果、ラッチング用突起313は切り欠き317から押し出されてラッチング・バネ312は締結要素309の固定状態を解除する。締結要素309には切り欠き317から90°ずれた位置に今一つの切り欠きがあるが図面ではベアリング・ジャーナルの陰になって隠れている。この切り欠きがラッチング用突起313と噛み合うことによって締め付け要素309は停止位置に固定される。
【0027】
第5番目の代表的実施形態においては、締結装置401では2つのベアリング・ジャーナル407が横材405に同様に取り付けられている。2つのベアリング・ジャーナル407に旋回可能な形で取り付けられている締結要素409は輪状の部品409’とタブ状の部品409”とで同様に構成されていて第1番目の代表的実施形態の場合と同様の機能を有している。
【0028】
噛み合わせ要素413は輪状の部品409’の内側の横の腕部を取り巻く形で取り付けられている。噛み合わせ要素413は射出成形されたプラスチック部品で作られていて、上方へ所定角度旋回可能になっていて、輪状の部品409’の腕部が締結要素409の長手方向を向いた旋回軸を形成している。噛み合わせ要素413のタブ状の部品409”の方を向いた端部では、当該噛み合わせ要素がラッチング・ブロック415を有していて、締結要素409から横方向に突き出ている。締結要素が動作位置にあると、ラッチング・ブロック415は横材405の前縁にある切り欠き417に填め合いになって、その結果、締結要素409は望ましくは100Nに達する力で固定される。
【0029】
ラッチング・ブロック415と反対側を向いた端部には、噛み合い要素413が上向きに突き出ていて、ラッチング・ブロック415反対側の側面には曲線を描いた操作ハンドル415’が輪状の部品409’の反対側の腕部の方へ曲がっている。操作ハンドル415’はバネ(図示されていない)または噛み合わせ要素413と輪状の部品409’との間の摩擦によって上向きに保持されている。結合を解除するには、操作ハンドル415’を下向きに押さえると、噛み合わせ要素413が輪状の部品409’の腕部に沿って旋回する。その結果、ラッチング・ブロック415が切り欠き417を外れて上向きに旋回し、締結要素409が停止位置の方向へ旋回して結合が解除される。
【0030】
第6番目の代表的実施形態は第2番目の代表的実施形態の変形であるので、対応する部品には部品番号に添え字“a”が付けられている。第6番目の代表的実施形態では、各部品については詳細な説明は行わないがその機能は第2番目の代表的実施形態の場合と同じである。横材105aにはベアリング・ジャーナル用の穴107’aの前方に進行方向を向いた切り欠き117aが刻まれているが、この切り欠きは横材105aの前縁にU字型の切り込みとして形成されている。107’aから90°回った位置に、横材105aには少し長めの凹み123aが刻まれているが、この凹みも横材105aを貫通する長穴である。輪状の部品とタブ状の部品で構成された締結要素109aは、タブ状の部品の動作位置で切り欠き117aの上に来る位置に長穴状の凹み109”’aが設けられている。板バネの付いた噛み合わせ要素113aには、操作ハンドル115’aの付いている自由端の下側に、端部を球状に丸めた突起115”aが設けられている。
【0031】
締結要素109aを横材105aに固定するにはラッチング・ピン115aを凹み109”’aを貫通して切り欠き117aに填め込む。停止位置に移すためにはラッチング・ピン115aを切り欠き117aから持ち上げるが、凹み109”’aからは外れないようになっていて、その端部がラッチング・ピン115aの持ち上げを限定するストッパーとして利用される。停止位置になるとラッチング・ピン115aはその先端115”aが横材の凹み123aに填り込むが、先端115”aは直径が凹み123aよりも大きくて、そのために中心が保たれていることが望ましい。
【0032】
第7番目の代表的実施形態は部分的には第1番目および第2番目の代表的実施形態に部分的に類似した締結装置501に関するものであるので、対応する構成要素には500または400を加えた数字が打ってある。両端部にある第一ベアリング・ジャーナル507によって横材505に旋回可能な形で取り付けられている締結要素509は輪状の部品509’とタブ状の部品509”を有している。止め金512は第二ベアリング・ジャーナル511によって旋回可能な形で横材505に取り付けられている。第2番目の代表的実施形態の場合と同様の板バネ513’を有している噛み合わせ要素513は、第一ベアリング・ジャーナル507によってタブ状の部品509”に、すなわち509”と共周りする形で取り付けられている。板バネ513’の自由端は、始めはタブ状の部品509”にあるU字型の凹み509”’によって固定されているが、締結要素が動作位置になると横材505の切り欠き517に填って固定される。切り欠き517はほぼ矩形の形状をした開口であって水平に填め合いになるように横材505に穿たれている。
【0033】
締結要素509には、滑動部527がそれ自身の長手方向、すなわち第一ベアリング・ジャーナルの方向とその反対方向に移動可能な形で取り付けられている。滑動部527は少なくとも部分的には輪状をした部品509’の長手方向を向いている部分の周りを取り囲むことによって案内されていることが望ましい。この滑動部527には凹み509”’に填り込むようになった楔529が取り付けられている。使用者に押されることによって滑動部527が動作位置から第一ベアリング・ジャーナルの方向へ移動すると、楔529はバネ留め金515に押し付けられる。バネ留め金515は楔529の楔面によって斜め上方へ押し上げられるので、バネ留め金515は切り欠き517から外れて締結要素509は結合が解除される。タブ状の部品509”と滑動部527との間にある押さえバネ531が、外部からの力がなければ楔529がバネ留め金515を押すことがないようにしている。
【0034】
第一ベアリング・ジャーナル507に巻き付けられている張力バネ533が締結要素509に力を掛けているので、締結要素509は停止位置から動作位置に方へ旋回する。張力バネ533は第二ベアリング・ジャーナル511にも巻き付けられていて留め金512を締結要素509の方へ固定している。停止位置では、第1番目の代表的実施形態で説明したように、留め金512は締結要素の対応する切り欠きに填っている。固定解除バー537によって横材505の両端にある2つの留め金512が旋回して対応する締結要素509を解除する。各締結要素は張力バネ533の力によって動作位置の方へ旋回するが、噛み合わせ要素513のバネ留め金515がバネの力によって横材505の切り欠き517に填り込んで締結要素を固定する。
【0035】
第8番目の代表的実施形態は第7番目の実施形態に概ね類似した締結装置に関するものであって対応する部品には100番大きい番号が付されている。横材605の各端にランド605’が形成されている。各ランド605には輪状の部品609’とタブ状の部品609”とを有する締結要素609の旋回可能な取り付けに用いられている第一ベアリング・ジャーナル用の穴607’が設けられている。ランド605’には横材605に留め金612を旋回可能な形で取り付けるのに用いられる第二ベアリング・ジャーナル用の穴611’も設けられている。動作位置ではランド605’の段形になった切り欠きと結合する突出部がある噛み合わせ要素613が滑動部627には形成されている。滑動部627は締結要素609上を長手方向、すなわち第一ベアリング・ジャーナル607の方向とその反対方向への移動が可能なように締結要素609上に配置されている。滑動部627は腕木状の形状をした部品609’の腕部の周囲を少なくとも部分的には取り巻いているような形になっていることが望ましい。
【0036】
タブ状の部品609”と滑動部627との間にある圧着バネ631が滑動部627をランド605’へ押し付けている。圧着バネ631は滑動部627の箱状の取り付け部631’によって保持されている。動作位置では留め金612に対抗するタブ状の部品609”の填め合いベアリングが外側への旋回を防止しているが、一方では横材605のランド605’にある切り欠き617の段の付いた側面に対抗する噛み合わせ要素の填め合いベアリングが停止方向への旋回を防止している。結合を解除するには、圧着バネ631の力に逆らって噛み合わせ要素613が切り欠き617から外れるところまで滑動部627を前方へ引っ張ると、使用者は締結要素609を内方へ旋回させることが可能となる。
【0037】
第一ベアリング・ジャーナル607の周囲に巻かれた張力バネ633は、締結要素609に張力を掛けているので締結要素609は停止位置から動作位置の方へ旋回しようとする。張力バネ633は、更に第二ベアリング・ジャーナル611の周囲にも巻かれていて留め金612を締結要素609の方へ押し付けている。結合解除バー637によって横材605の両端にある2つの留め金612が旋回すると締結要素609が解除される。その結果各締結要素609が張力バネ633の力によって動作位置へ旋回し、噛み合わせ要素613は張力バネ631の力によって横材605の切り欠き617と噛み合って締結要素609が固定される。
【0038】
上記で特別に記述していない限りは、代表的実施形態はその性能と特性のみに関して記載したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は右側の締結要素の部分の第1番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の締結装置を有する車両用シートの模式的な側面図であって、クッション部は外見のみを図示している。
【図3】図3は右側の締結要素の部分の第2番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図4】図4は図3のIV−IV線での断面図である。
【図5】図5は図3の噛み合わせ要素の下部の部分的斜視図である。
【図6】図6は右側の締結要素の部分の第3番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図7】図7は図6の締結要素の斜視図である。
【図8】図8は図6の噛み合わせ要素の下側の斜視図である。
【図9】図9は右側の締結要素の部分の第4番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図10】図10は図9のラッチ用バネの拡大図である。
【図11】図11は左側の締結要素の部分の第5番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図12】図12は図11のXII−XII線の断面図である。
【図13】図13は第6番目の代表的実施形態の噛み合わせ要素の下側の部分的斜視図である。
【図14】図14は第6番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図15】図15は第6番目の代表的実施形態の横材の部分的斜視図である。
【図16】図16は右側の締結要素の部分の第7番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図17】図17は図16のXVII−XVII線の断面図である。
【図18】図18は図16に示した部分を下から見た図である。
【図19】図19は右側の締結要素の部分の第8番目の代表的実施形態の斜視図である。
【図20】図20は右側の締結要素の部分の第8番目の代表的実施形態のスライドと横材の平面図である。
【符号の説明】
5,105,105a,205,305,405 横材
9,109,109a,209,309,409 締結要素
13,113,113a,213,313,413 噛み合わせ要素
15,215,315 固定用突起
17,217,317 切り欠き
19 開放レバー
117,117a,417 切り欠き
113’,312 掛け金スプリング
115’,115’a,415’ ハンドル
Claims (11)
- 動作位置と停止位置との間で移動が可能で、動作位置では噛み合わせ要素(13;113;113a;213;313;413)が締結要素(9;109;109a;209;309;409)を動作位置にロックする機能を有する保安機能を備えている締結要素(9;109;109a;209;309;409)を少なくとも一つ有している車両用チャイルドシートの締結装置であって、
前記締結要素(9;109;109a;209;309;409)が、座席の構造体もしくは車両の構造体にほぼ水平に横たわるように固定された横材(5;105;105a;205;305;405)にほぼ水平面内に旋回可能であるように取り付けられ、前記噛み合わせ要素(13;113;113a;213;313;413)が前記締結要素(9;109;109a;209;309;409)を横材(5;105;105a;205;305;405)に対して固定され、前記噛み合わせ要素(13;113;113a;213;313;413)が移動可能な構造となっていること
を特徴とする車両用チャイルドシートの締結装置。 - 噛み合わせ要素(13;113;113a;213;313;413)が、スプリング荷重形態であること
を特徴とする請求項1記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(313)が、圧入によって固定されること を特徴とする請求項1又は2に記載の締結装置。
- 噛み合わせ要素(13;113;113a;213;413)が、填め合いによって固定されること
を特徴とする請求項1から3の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(13;113;113a;413)が、解放レバー(19)を操作するかハンドル(115’;115’a;415’)を操作することによって解放されること
を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(213)が、横材(205)と締結要素(209)に対してずれることが可能であって、横材(205)と締結要素(209)を固定していること
を特徴とする請求項2から5の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(113;113a;115;313)が、掛け金スプリング(113’;312)上に配置されていること
を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(113;113a;213;413)が、締結要素(109;109a;209;409)に結合していること
を特徴とする請求項1から7の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(13;213;313)が、締結要素(9;209;309)の切り欠き(17;217;317)に捕捉されるための固定用突起(15;215;313)を有していること
を特徴とする請求項1から7の何れかに記載の締結装置。 - 噛み合わせ要素(113;113a;413)が、横材(105;105a;405)の切り欠き(117;117a;417)に捕捉されるための固定用突起(115;115a;415)を有していること
を特徴とする請求項2から8の何れかに記載の締結装置。 - 請求項1から10の何れかに記載の締結装置を有する車両用シート。
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