JP2654923B2 - 解錠位置拘束型ラッチ装置 - Google Patents

解錠位置拘束型ラッチ装置

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JP2654923B2
JP2654923B2 JP6284358A JP28435894A JP2654923B2 JP 2654923 B2 JP2654923 B2 JP 2654923B2 JP 6284358 A JP6284358 A JP 6284358A JP 28435894 A JP28435894 A JP 28435894A JP 2654923 B2 JP2654923 B2 JP 2654923B2
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JP
Japan
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coil spring
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健一 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は筐本体に蓋等を締め付
け錠止するキャッチクリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 実公平4−39599号公報に開示さ
れた従来のキャッチクリップ装置は、前端部の両側に連
結片を設け、後端部に連結片を設け、筐本体と蓋の一方
に固定手段で固着される取り付け座と;前端部に連結片
を設け、後端部に指当て部を設け、該連結片を支軸で取
り付け座の前記連結片に回転自在に連結される操作レバ
ーと;バネ受け部を逆向きに配置して互いに重ね合わさ
れた第一アームと第二アームとで構成され、前端に掛合
軸を設け、後端を支軸で操作レバーに回動自在に連結さ
れる掛け金と;掛け金に嵌められるコイルバネと;筐本
体と蓋の他方に固定手段で固着される受け金とから成
り、第一アームと第二アームのバネが嵌められるバネ案
内部分の横幅を全長にわたって同一幅に設定している。
【0003】しかしながら、前記コイルバネの内径に対
してに対して各アームのバネ案内部分の横幅が小さけれ
ば、コイルバネがガタ付く一方、バネ案内部分の横幅が
大きければ、コイルバネとアームとの摩擦が大きくなる
ので、掛け金の摺動性が悪くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、コイルバネのガタ付きを防止すると同時に、掛
け金の摺動性も良いキャッチクリップ装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のキャッチクリップ
装置は、前端部に連結片5を設け、後端部に連結片6を
設け、筐本体16と蓋18の一方に固定手段9で固着さ
れる取り付け座1と;前端部に連結片10を設け、後端
部に指当て部12を設け、該連結片10を支軸23で取
り付け座1の前記連結片5に回転自在に連結される操作
レバー2と;バネ受け部25を逆向きに配置して互いに
重ね合わされた第一アーム20と第二アーム21とで構
成され、前端に掛合部15を有し、後端を支軸17で操
作レバー2に回動自在に連結される掛け金3と;掛け金
3に嵌められるコイルバネ19と;筐本体16と蓋18
の他方の上面に固定手段11で固着される受け金4とか
ら成る。
【0006】前記掛け金3の第一アーム20と第二アー
ム21のバネ案内部分の大部分の横幅をコイルバネ19
の内径に対して小さく設定する一方、前記バネ案内部分
の末端部にコイルバネ19の端部内面が密接する凸部
を設ける。
【0007】
【作用】 このキャッチクリップ装置では、掛け金3の
掛合部15を受け金4に引っ掛けた状態で操作レバー2
を筐本体16側に倒すと、掛け金3が引っ張られるた
め、第一アーム20と第2アーム21に嵌められている
コイルバネ19が各アーム20のバネ受け部24,25
に押されて圧縮される。そのため、掛け金3の掛合部1
5が受け金4に緊密に係合し、蓋18が筐本体16に対
して締め付け錠止される。
【0008】
【実施例】 図1から図8に示した実施例では、掛け金
3は前後二組の第一アーム20と第二アーム21で構成
され、各第二アーム21の若干屈曲した先端部には、軸
ピン型の掛合部15を取り付けるための透孔28を設け
てある。各第一アームの基端部には支軸17が通る透孔
29を設けてある。受け金4には外方へ屈曲した掛合片
22を設けてある。
【0009】取り付け座1の連結片6の透孔7と合致さ
せて操作レバー2の連結片27に透孔26を設けてあ
る。これら透孔7,26に南京錠13のフック棒14を
挿通することによって操作レバー2は締め付け施錠位置
にロックすることができる。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明のキャッチクリッ
プ装置では、掛け金3の第一アーム20と第二アーム2
1のバネ案内部分の大部分の横幅をコイルバネの内径に
対して小さく設定したので、コイルバネ19に対する掛
け金3の摺動性が良い。また、第一アーム20と第二ア
ーム21のバネ案内部分の末端部にコイルバネ19の端
部内面が密接する凸部8を設けたので、コイルバネ19
のガタ付きを的確に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るキャッチクリップ装
置の締め付け錠止状態の平面図である。
【図2】 該キャッチクリップ装置の締め付け錠止状態
の正面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 該キャッチクリップ装置の受け金と掛け金の
係合を解除した状態の正面図である。
【図5】 該キャッチクリップ装置に用いた掛け金の第
一アームの正面図である。
【図6】 該第一アームの平面図である。
【図7】 該キャッチクリップ装置に用いた掛け金の第
二アームの正面図である。
【図8】 該第二アームの平面図である。
【符号の説明】
1 取り付け座 2 操作レバー 3 掛け金 4 受け金 5 連結片 6 連結片 7 透孔 8 凸部 9 固定手段 10 連結片 11 固定手段 12 指当て部 13 南京錠 14 南京錠のフック棒 15 掛合部 16 筐本体 17 支軸 18 蓋 19 コイルバネ 20 第一アーム 21 第二アーム 22 掛合片 23 支軸 24 第一アームのバネ受け部 25 第二アームのバネ受け部 26 透孔 27 連結片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部に連結片5を設け、後端部に連結
    片6を設け、筐本体16と蓋18の一方に固定手段9で
    固着される取り付け座1と;前端部に連結片10を設
    け、後端部に指当て部12を設け、該連結片10を支軸
    23で取り付け座1の前記連結片5に回転自在に連結さ
    れる操作レバー2と;バネ受け部,2425を逆向きに
    配置して互いに重ね合わされた第一アーム20と第2ア
    ーム21で構成され、前端に掛合部15を設け、後端を
    支軸17で操作レバー2に回動自在に連結される掛け金
    3と;掛け金3に嵌められるコイルバネ19と;筐本体
    16と蓋18の他方に固定手段11で固着される受け金
    4とから成り、第一アーム20と第二アーム21のバネ
    案内部分の大部分の横幅をコイルバネ19の内径に対し
    て小さく設定する一方、前記バネ案内部分の末端部に
    イルバネ19の端部内面が密接する凸部8を設けたこと
    を特徴とするキャッチクリップ装置。
JP6284358A 1994-10-24 1994-10-24 解錠位置拘束型ラッチ装置 Expired - Fee Related JP2654923B2 (ja)

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JPH08121000A JPH08121000A (ja) 1996-05-14
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JPH038489U (ja) * 1989-06-12 1991-01-28
JPH0439599U (ja) * 1990-07-26 1992-04-03

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