JP3063533U - かばん錠 - Google Patents

かばん錠

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JP3063533U
JP3063533U JP1999002940U JP294099U JP3063533U JP 3063533 U JP3063533 U JP 3063533U JP 1999002940 U JP1999002940 U JP 1999002940U JP 294099 U JP294099 U JP 294099U JP 3063533 U JP3063533 U JP 3063533U
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JP
Japan
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lock
operation plate
piece
temporary
bag
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Expired - Lifetime
Application number
JP1999002940U
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English (en)
Inventor
昭俊 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hinomoto Jomae Ltd
Original Assignee
Hinomoto Jomae Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立操作が極めて簡単に行われ、
作業能率を著しく向上し得るかばん錠を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂で形成した細長い錠基体
と操作板と殻構成され、前記操作板に施錠金具と、操作
板を錠基体に着脱自在に装着する枢着片と、操作板と枢
着片とを連結する仲介片及び操作板を施錠、解錠させる
仮錠と、該仮錠を施錠状態でロックする本錠等の全ての
部材を操作板に組込んだこと。それに解錠及び施錠状態
を一目瞭然に知らせるようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、書類ケース等に取付けるかばん錠の改 良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種かばん錠は、かばん本体に固定される錠基板に 各部材が組込まれるため、構造が複雑で、その組立操作が面倒で手数が掛かる等 の欠点があつた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、組立操作が極めて簡単に 行われ、作業能率を著しく向上し得るかばん錠を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の手段は、次のとおりである。 かばん本体に取付けられる、合成樹脂で形成した細長い錠基体と操作板とから 構成され、該操作板の一端に施錠金具を枢着すると共に施錠金具を錠基体内に摺 動自在に収納し、その凹入部と錠基体の内側面間にコイルばねを縮設して施錠方 向に作用させ、更に前記操作板と施錠金具との間に介在させた枢着片を前記錠基 体に着脱可能に固定し、該枢着片の一端に枢着した仲介片の他端を操作板に枢着 し、かつ操作板を施錠、解錠させる仮錠と、仮錠を施錠状態でロックする本錠を 設けたかばん錠である。又本錠と共に回動する押込突部に押されて移動し、仮錠 をロックするロック片の上面に「OPEN」及び「ROCK」等の表示文字を僅 小の間隔を存して表示し、その一方が露出する表示孔を操作板の平面に開設して 解錠、施錠状態を知らせるようにしたことも本考案の要旨とするものである。
【0005】
【考案の実施の形態】本考案に係る、かばん錠の構造を図面について詳細に 説明する。図において符号1は錠基体、2は錠基体1に開閉可能に枢着した操作 板である。本考案においては、従来のように錠基体に種々の部材を装着させる構 造を改め、かばん本体に取付ける細長い錠基体1を合成樹脂により一体に形成す る。又操作板2も合成樹脂で形成し、その一端に、施錠金具3に設けた突片4を ピン5により枢着すると共に、施錠金具3を錠基体1内に収納し、その凹入部6 と錠基体1の内側面7間にコイルばね8を縮設する。
【0006】 また錠基体1の中央部位に止ねじ9の挿入突部10を形成し、挿入突部10の 小孔11に下面から挿通した止ねじ9で操作板2と施錠金具3間に介在させた枢 着片12を螺着し、枢着片12の段部13を錠基体1の内側面に係止させて安定 させる。また枢着片12に突設した突片14に仲介片15の一端をピン16で 枢着し、仲介片15の他端はピン17により操作板2に枢着して接続する。 即ち操作板2はピン5を支点に錠基体1に対して図3に示すように傾斜状に開 く。
【0007】 また操作板2には本錠18と仮錠19が設置してあり、その構造及びOPEN 並びにLOCKの表示機構について説明する。 本錠18は、操作板2に設けた窓孔20に貫挿して固定し、鍵(図では省略し ている)を鍵孔21に挿込んで90度回わすことにより施錠、解錠される。 本錠18の周面に突出した押込突部22(図5参照)は、本錠18を図4に示 すように施錠した際、その回動に伴ない仮錠19とロック片23間に縮設したコ イルばね24に抗してロック片23を押圧移動させ、図5に示すようにロック片 23の先端23aにより仮錠19を施錠状態でロックする。
【0008】 また前記ロック片23の上面には、図6に示すようにOPEN及びLOCKの 表示文字25,26を僅小の間隔を存して表示し、本錠18が解錠状態では図1 に示すようにOPENの表示文字25が操作板2に設けた表示孔27より表示さ れ、本錠18が施錠状態では図4に示すようにLOCKの表示文字26が表示孔 27に表示される。 尚前記仮錠19はその鈎部28が錠基体1の係合孔29に係止し、又左右に設 けた係止脚30、31が操作板2の内面に設けた係止爪部(図は省略)にコイル ばね24に抗して係止し、仮錠状態で安定するようになつている。また図中の符 号32はカバン等の蓋体側に取付ける係止片を示す。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、合成樹脂で形成した細長い錠基体と、操作 板とから構成され、錠基体に嵌込まれる各必要部材は全て操作板に装着されるの で組立操作は非常に簡単かつ容易となり、取扱い上極めて有利なかばん錠が得ら れる。それに解錠及び施錠時に「OPEN」「ROCK」等の表示文字が表示さ れるため開錠、施錠状態が一目瞭然となり使用感は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平面図
【図2】 縦断面図
【図3】 解錠時の縦断面図
【図4】 本錠の施錠状態を示す平面図
【図5】 本錠の施錠状態を示す縦断面図
【図6】 仮錠及びロック片の斜視図
【符号の説明】
1 錠基体 2 操作板 3 施錠金具 6 凹入部 7 内側面 8 コイルばね 12 枢着片 15 仲介片 18 本錠 19 仮錠 22 押圧突部 23 ロック片 25 表示文字 26 表示文字 27 表示孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】かばん本体に取付けられる、合成樹脂で形
    成した細長い錠基体と操作板とから構成され、該操作板
    の一端に施錠金具を枢着すると共に施錠金具を錠基体内
    に摺動自在に収納し、その凹入部と錠基体の内側面間に
    コイルばねを縮設して施錠方向に作用させ、更に前記操
    作板と施錠金具との間に介在させた枢着片を前記錠基体
    に着脱可能に固定し、該枢着片の一端に枢着した仲介片
    の他端を操作板に枢着し、かつ操作板を施錠、解錠させ
    る仮錠と、仮錠を施錠状態でロックする本錠を設けたこ
    とを特徴とするかばん錠。
  2. 【請求項2】本錠と共に回動する押込突部に押されて移
    動し、仮錠をロックするロック片の上面に「OPEN」
    及び「ROCK」等の表示文字を僅小の間隔を存して表
    示し、その一方が露出する表示孔を操作板の平面に開設
    して解錠、施錠状態を知らせるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のかばん錠。
JP1999002940U 1999-04-30 1999-04-30 かばん錠 Expired - Lifetime JP3063533U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3387899B2 (ja) 2000-09-14 2003-03-17 株式会社協和 スーツケース錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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