JP3596898B2 - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

パーキングブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3596898B2
JP3596898B2 JP54153997A JP54153997A JP3596898B2 JP 3596898 B2 JP3596898 B2 JP 3596898B2 JP 54153997 A JP54153997 A JP 54153997A JP 54153997 A JP54153997 A JP 54153997A JP 3596898 B2 JP3596898 B2 JP 3596898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking brake
power
operating
screw spindle
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP54153997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000510789A (ja
Inventor
ハーラルト ベートリヒ
アヒム シープカー
ヨハン ニクラス
トーマス ツィーバルト
ヴォルフガング ライス
アクセル グト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayerische Motoren Werke AG
Original Assignee
Bayerische Motoren Werke AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE1996120463 external-priority patent/DE19620463A1/de
Priority claimed from DE1997120422 external-priority patent/DE19720422A1/de
Priority claimed from DE1997120423 external-priority patent/DE19720423A1/de
Application filed by Bayerische Motoren Werke AG filed Critical Bayerische Motoren Werke AG
Publication of JP2000510789A publication Critical patent/JP2000510789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3596898B2 publication Critical patent/JP3596898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/103Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic in combination with other control devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/74Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive
    • B60T13/746Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with electrical assistance or drive and mechanical transmission of the braking action
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/08Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
    • B60T7/10Disposition of hand control
    • B60T7/107Disposition of hand control with electrical power assistance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/19Gearing
    • Y10T74/19535Follow-up mechanism

Description

本発明は、請求項1,6,7の前提概念に記載のパーキングブレーキ装置に関するものである。
ドイツ特許第4129934号公報から知られているパーキングブレーキ装置では、通常の場合パーキングブレーキはモータで駆動されるアクチュエータユニットにより操作される。アクチュエータユニットはねじスピンドルを介してスピンドルナットを駆動し、スピンドルナットは双腕の連結レバーを担持している。車両のパーキングブレーキは、連結レバーの第1のレバーアームを介して操作される。第2のレバーアームには、ケーブルを介して、人力で作動する緊急操作装置が係合している。
本発明の課題は、操作態様(動力または人力)に関係なくパーキングブレーキ装置のどの位置からでも無制限に動力および人力によりパーキングブレーキの操作が可能であるように動力操作装置と緊急操作装置とが協働するパーキングブレーキ装置を提供することである。
この課題は、請求項1,6,7に記載の構成により解決される。この構成の主要な思想は、動力操作装置と緊急操作装置を歯車伝動装置を介して直接ねじスピンドルに作用させることである。歯車伝動装置を使用することにより、構成が簡潔にコンパクトになり、軽量化も達成できる。歯車伝動装置は、動力によっても人力によっても無制限の操作が可能であるように構成され、且つ互いに同調させることができる。
請求項1によれば、動力操作装置による通常操作の場 合、回転を阻止されているねじスピンドルは、アクチュ エータユニットにより駆動されるウォーム歯車を貫通す るように軸線方向に移動する。この純粋な直線運動は、 パーキングブレーキでの位置調整運動に変換される。
また、動力操作装置による通常操作の場合、緊急操作 装置の歯車伝動装置は自動ロックするように構成され る。これにより、緊急操作装置の歯車伝動装置の側での ねじスピンドルの回転が簡単に阻止される。
請求項2によれば、緊急操作装置と動力操作装置の歯 車伝動装置はウォーム伝動装置として構成される。ウォ ーム伝動装置は設置場所が少なくて済む点で優れてい る。ウォームの軸とウォーム歯車の軸が交差しているこ とにより、90゜とは異なる軸線角Sが実現できるので、 パーキングブレーキ装置の個々の構成要素を種々の態様 で配置でき有利である。
請求項3によれば、ねじスピンドルに縦溝が設けられ る。この縦溝により、ねじスピンドルはたとえばフェザ ーキーを介して緊急操作装置の歯車と相対回転不能に、 その際軸線方向に移動可能に結合される。これとは別の 変形実施形態によれば、形状拘束部はたとえばねじスピ ンドルに設けた平坦部により形成される。この縦溝また は平坦部は、ねじスピンドルのねじ部分の内側または外 側に配置することができる。前者の場合には、動力操作 装置と緊急操作装置から成るユニットの高さが低くなる が、製造技術的なコストは高くなる(縦溝または平坦部 の領域におけるねじのまくれの除去)。縦溝をねじ部分 の外側に配置する場合には、調整量だけねじスピンドル を延設する必要がある。
請求項4によれば、パーキングブレーキ装置を人力で 作動させる場合、動力操作装置のねじスピンドル側のウ ォーム歯車は回転しないよう固定される。これによりね じスピンドルは緊急操作時にこの固定歯車を貫通するよ うに移動し、このようにしてパーキングブレーキの操作 と同時にねじスピンドルは縦軸方向に移動せしめられ る。動力操作装置の歯車伝動装置内でのウォーム歯車の 位置固定は、例えばこの歯車伝動装置を自動ロックする ように構成するか、或いは摩擦を大きくすることにより 行うことができる(請求項5)。
もちろん作用を逆にして、動力操作装置の歯車を回転 不能に且つ軸線方向に移動可能にねじスピンドルと結合 させてもよい。この場合ねじスピンドルは動力操作時に 緊急操作装置の歯車を貫通するように移動し、他方緊急 操作時には純粋な直線運動を実施する。
ねじスピンドルに直接接触している動力操作装置およ び緊急操作装置の歯車を交互に固定し、両歯車の一方を 回転不能に配置することにより、動力による操作と人力 による操作とを、それ以前の操作態様に関係なく任意に 交代させることができる。以上説明したパーキングブレ ーキ装置の場合、ホームポジションまたは参照位置への 復帰は必要ない。両操作態様に対しては、ねじスピンド ルがどの位置にあっても残りの調整距離はフルに提供さ れる。
請求項6には、緊急操作装置の直歯の歯車を設けた構 成が記載されている。これによりねじスピンドルの回転 が簡単に阻止される。もちろん軸の荷重、伝動比、位置 に応じて他の歯車伝動装置(たとえばかさ歯車伝動装 置、平歯車伝動装置など)を使用してもよい。請求項6 の構成の場合、ねじスピンドルの直線運動は、ねじスピ ンドルに固定される緊急操作装置の歯車の直歯であって ねじスピンドルの縦方向に延びている直歯により実現さ れる。ここで注意すべきことは、ねじスピンドルの調整 距離に応じて歯部の幅を付加的にカバーしなければなら ないことである。
緊急操作装置の歯車伝動装置の伝動率を小さくするこ とと、自動ロックすることとの間に目的上の矛盾があ り、この矛盾のために自動ロックするような歯部の形状 を選定できない場合には、回転阻止部を固有のロック要 素を介して実現する必要がある。この種のロック要素 は、伝動装置の伝動率を利用して、弾性的に付勢される 球体または摩擦要素として実施することができる。また 自動ロックは、緊急操作装置の歯車伝動装置の軸受部の 摩擦値を大きくすることによっても実現することができ る。
請求項7によれば、緊急操作装置の歯車は中空軸と結 合される。中空軸は、中空に実施されるねじスピンドル の中で軸線方向に移動可能に且つ(たとえばフェザーキ ーにより)回転不能に案内される。
ねじスピンドルと車両の車輪ブレーキの間には、パーキングブレーキを操作するために動力伝達装置が設けられ、例えばロッド或いはボーデンケーブル装置が設けられている。緊急操作時の場合(或いは前述したように作用が逆転しているときには動力操作時の場合)にはねじスピンドルが軸線方向に移動するばかりでなく、回転も行うので、請求項によれば、例えばボーデンケーブル装置のケーブルのねじれを阻止する軸受装置が設けられる。この軸受装置によりねじスピンドルのねじ運動は純粋な直線運動に変換される。この種の軸受装置はねじスピンドルの端部部分に配置するのが有利である。しかし取り付け空間の都合によっては、軸受装置を動力伝達装置の延在範囲内の他の位置に取り付けてもよい。
ねじスピンドルを請求項にしたがって中空軸として形成し、この中空軸によりロッドまたはボーデンケーブル装置のケーブルを案内させるようにすれば、動力操作装置と緊急操作装置から成るユニットの長さを短くさせることができる。
請求項にしたがって緊急操作装置を、回転運動を介して人力が導入されるように構成すれば、動力を直線的に導入する場合に比べて一連の利点が得られる。即ち回転運動により、伝動が簡単に実現できる。人間工学的な観点から言えば、回転運動のほうが直線運動よりも実施しやすい。また回転運動を実施させるための操作要素は場所需要が少ない点で優れている。この場合の、緊急操作装置の歯車伝動装置への回転運動の伝達は、硬い操作 力伝達軸または可撓性の操作力伝達軸により行われる。これにより操作要素をねじスピンドルに比べて十分自由に配置することができる。
操作要素は通常グリップとして形成され(請求項12ないし14を参照)、ドライバーの手が届く範囲に配置される。パーキングブレーキの緊急操作は動力操作に比べて例外的なケースであるので、場合によってはグリップとして実施される固有の操作要素は設けなくてもよい。この場合、動力操作装置が故障するとねじスピンドルを差込み可能な工具、例えば車両搭載工具の中のアレンレンチにより移動させる。ねじスピンドルの配置によっては、工具を(前記軸を省略した)緊急操作装置の歯車伝動装置に直接当ててもよい。
操作要素に対して種々のグリップ形状が可能である。グリップの形状は、緊急操作装置の歯車伝動装置の伝動比及びこれから得られるトルクに適合させて人間工学的な観点から選定される。例えば操作要素をT字状のグリップ、星形グリップ、ハンドル、クランク等として形成することができ、或いは種々の要素を組み合わせて形成することができる(請求項12ないし14をも参照)。
請求項10に記載の本発明の他の有利な構成によれば、パーキングブレーキ装置の通常作動(動力作動)時の操作要素は例えば車両の内装部に埋設されている。したがって操作要素は内装部の表面と面一になるので、外部からは見えない。緊急操作時には操作要素はこの埋設位置から取り出される。これは請求項11によれば例えば入れ子式の軸により行われる。
請求項12に記載されている傾動グリップは、T字状のグリップとしてもクランクとしても使用することができる。折畳みを解除したグリップ位置においては(クランク機能)、小さなトルクでしかも短時間で多くの回転回数を得ることができる。これにより、通常の状況では車両を十分なパーキングブレーキ力で迅速に駐車することが可能である。より大きなパーキングブレーキ力が必要な場合には、例えば勾配の大きな路上に車両を駐車する場合とか、トレーラーを随伴している場合には、手の力に対して適宜大きなレバーアームを提供する折畳んだT字状のグリップによりパーキングブレーキ力を導入することができる。この場合操作者は連続的に回転運動を行う必要がなく、継続的に握っておく必要がある。両グリップ態様を一つのグリップ要素に統合することの利点は、必要に応じて装備しなおしたり、非使用時に紛失したりする緩んだ部品がないことである。
T字状のグリップに組み込まれている引出し可能な頭部(請求項13)により、高回転数で小さなトルクを調達するためのT字状のグリップ(請求項12に記載)またはクランクとして操作要素を使用することが可能になる。
請求項14には、変形実施形態として、枢着部を備えた操作力伝達軸が記載されている。この操作力伝達軸は、非使用時には引き伸ばした状態で場所節約的に収納することができる。回転運動を調達するため操作力伝達軸は折畳み解除され、これにより、対応するトルクを生じさせるレバーアームが形成される。この種の折畳み可能なクランクは、例えば日よけ或いは映写用スクリーンを調整するための軸で知られている。
すでに請求項に関連して説明したように、ねじスピンドルの回転阻止部は種々の態様で実現することができる。これに関連して、請求項15には、操作要素をその埋設位置に形状的に拘束することにより緊急操作装置の歯車伝動装置を固定する構成が記載されている。回転に対してねじスピンドルを支持する際の動力の流れは、内装部、操作要素、操作力伝達軸、緊急操作装置の歯車伝動装置を介して行われる。内装部により形状的に拘束されていない操作要素の引き出し位置においては、所定の調整距離を持ったパーキングブレーキの動力作動は不可能であり、安全上の理由から回路技術的に阻止される。
請求項16には、動力操作寺のための、構成が簡潔で確実に作用する他のねじスピンドル用回転阻止部が記載されている。この回転阻止部は巻付けばねを有している。巻付けばねは、動力が導入されるとねじスピンドルを固定し、緊急操作時にはねじスピンドルを回転させる。巻付けばねはそれ自体公知であり、例えばドイツ特許公開第19517485号公報から知られているが、本発明のようにパーキングブレーキ装置に使用することに関しては記載されていない。巻付けばねはわずかな付加コストで安価にパーキングブレーキ装置に組み込むことができる。緊急操作装置の歯車伝動装置を必ずしも自動ロックしないように構成することにより、人力作動時に低回転数が達成されるような比較的小さな伝動比を選定することができる。伝動比が比較的小さいことにより、利用者は増大する操作モーメントに基づき、パーキングブレーキにもたらされているパーキングブレーキ力に関する情報を直接に得る。ばねで付勢されている球体を備えたロック機構に比べて、緊急操作作動が回転のたびにロックモーメントにより阻害されることがない。摩擦要素を備えた回転阻止部に比べると、操作力がわずかで済む。緊急操作装置の歯車伝動装置における軸受部の摩擦値を意識的に増大させる他の変形実施形態に比べると、巻付けばねを備えた回転阻止部は機能安定性がより高い点で優れている。ばね付勢される歯部(ラチェット原理)の形態の回転阻止部とは異なり、本発明により提案される巻付けばねは騒音がなく、回転方向に関係なく作動する。
請求項17によれば、巻付けばねの端部は操作力伝達軸の二つの部分の間に形状拘束的に係合している。この場合、操作力伝達軸の伝動装置側の部分は、緊急操作装置の歯車伝動装置の一つの構成要素、たとえばウォームの端部部分により直接形成させることもできる。分割された操作力伝達軸により巻付けばねが制御され、力の導入方向に応じて巻きつけ作用が中断されたり増大されたりする。本発明によるパーキングブレーキ装置の機能を具体的に保証できるようにするため、緊急操作装置の軸を介してトルクが導入されると巻付けばねの巻付け作用が中断され、他方動力操作装置を介して駆動されると、巻付けばねを介して緊急操作装置の歯車伝動装置が固定され、したがってねじスピンドルが固定される。
請求項18によれば、巻付けばねは特に簡単にパーキン グブレーキ装置のケーシング内に直接配置することができる。
請求項19にしたがって揺動体を設けることにより、軸線方向の長さを短くして且つ構造上の無駄を少なくしてケーブルをねじスピンドルに直接結合させることが可能になる。この揺動体によりパーキングブレーキ装置の2本のケーブルを直接パーキングブレーキ装置に結合させることができ、しかもパーキングブレーキ力を分配させるための固有の装置(「ケーブル転轍機」)を設ける必要がない。揺動体は、傾動運動することができるので傾斜することができ、したがって車両両側のパーキングブレーキにたいして長さが異なるケーブルを補償することができる。このような長さの相違は、製造公差或いはパーキングブレーキ作動中の伸びが異なっているために生じるものである。
ボルトの球状の頭部(請求項20)は、ねじスピンドルが回転している緊急作動時のためのスラスト軸受を形成する。
請求項21によれば、揺動体と、動力操作装置および緊急操作装置とが統合されているケーシングとは、ケーブルがその使用とともに自動的に挿通されるように成形されている。例えばケーブルは車両の後軸領域から車体側の管を通ってセンターピラーの領域にあるパーキングブ レーキ装置まで押込むことができる。そこでケーブルは自動的に揺動体に挿通されるので、何ら手作業を必要としない。
後調整装置を直にパーキングブレーキ装置内に組み込むことにより、特にコンパクトで安価な構成が得られる(請求項22)。この後調整装置により、ずれや磨耗現象に関係なくねじスピンドルの全調整距離が保証される。
請求項23には、中空スピンドルと付設される後調整装置とを備えたパーキングブレーキ装置が記載されている。この場合、歯付き要素を備えた可動体として実施される中間部材が設けられている。この中間部材は、パーキングブレーキが解除されるとバーとねじスピンドルの間での相対運動(後調整運動)を可能にし、その結果バーを磨耗の程度またはずれの程度に応じて中空スピンドルに押込むことができる。この後調整運動を変換するための機構は、例えばWO95/27642A1に同じような形状で説明されている。
請求項24によれば、バーを中空スピンドルに押込み、次に自動的に歯付き要素にロックするようにして特に簡単な組み立てが可能である。これにより組み立ては完全に自動的に行われ、バーをねじスピンドルに固定するために組立工程を必要としない。
次に、本発明の可能な実施形態を図面を用いてより詳細に説明する。図面において、
図1は 本発明の第1実施形態を示し、動力操作装置及び緊急操作装置に対し、ウォーム伝動装置として形成される二つの歯車伝動装置が設けられている実施形態を示す図である。
図2は 本発明の第2実施形態を示し、直歯の歯車とウォームから成る対を緊急操作装置に設けた実施形態を示す図である。
図3は 本発明の第3実施形態を示すもので、ねじスピンドルが中空軸として形成されている実施形態を示す図である。
図4ないし6は それぞれ緊急操作装置の操作要素の実施形態を示す図である。
図7は 巻付けばねの領域における緊急操作装置の軸の横断面図である。
図8は 揺動体を備えたパーキングブレーキ装置の実施形態を示す図である。
図9は 図8の線A−Aによる断面図である。
図10は 図8のパーキングブレーキ装置の変形実施形態を示す図である。
図11は 中空スピンドルと後調整装置を備えたパーキン グブレーキ装置の断面図である。
図12は 可動体とねじスピンドルの結合部の拡大図である。
図13は 図12の線B−Bによる断面図である。
図1ないし図3は、本発明のいくつかの異なる実施形態を簡略に示したものである。同一の部材または同一の作用をする部材にはそれぞれ同一の符号を付した。
図1は、本発明による車両のパーキングブレーキ装置の第1の実施形態を示したもので、動力(または外力)操作装置1と、緊急操作装置2とを有している。動力操作装置1と緊急操作装置2はねじスピンドル3に作用する。動力操作装置1は、公知の態様で、電動機により形成されるアクチュエータユニット4と、歯車伝動装置5とを有している。歯車伝動装置5は、アクチュエータユニット4の駆動軸7と相対回転不能に且つ軸線方向に移動不能に結合されるウォーム6を有している。ウォーム6はウォーム歯車8と噛み合う。ウォーム歯車8は雌ねじ9を有し、雌ねじ9はねじスピンドル3に設けた移動ねじ10と協働する。アクチュエータユニット4は、車両の状態に応じて自動的に制御されるか、ドライバーにより任意に制御されるかして車両のパーキングブレーキ力を導入する電子制御装置(図示せず)により制御される。
アクチュエータユニット4が故障した場合には、緊急操作装置2を介してねじスピンドル3を人力で調整することができる。このため緊急操作装置2は、ウォーム13とウォーム歯車14とを備えた歯車伝動装置12を有している。ウォーム歯車14は、ねじスピンドル3の縦溝15およびばねを介して、ねじスピンドル3と相対回転不能に、且つその場合軸線方向16に移動可能に結合されている。
ねじスピンドル3の一方の端部部分17には軸受装置18(図2を参照)が配置されている。軸受装置18には、ブレーキ力をパーキングブレーキに伝達させるための動力伝達装置19が係合する。動力伝達装置19は、たとえばブレーキケーブルまたはブレーキバーにより形成することができる。矢印20は、パーキングブレーキの復帰ばねからねじスピンドル3に作用する動力の方向を示している。
車輪ブレーキを締めた後にパーキングブレーキを維持するための別個のロック機構等を必要としない。というのも、ブレーキケーブルまたはブレーキバーの位置は、動力操作時も緊急操作時もねじスピンドル3の移動ねじ10とウォーム歯車8の雌ねじ9との間での自動ロックで保持されるからである。
図1に図示したねじスピンドル3の位置Iは、パーキングブレーキが完全に解除されている場合の位置である。破線で示した位置IIはパーキングブレーキを最大に引いた場合の位置である。両位置IとIIの間の距離sは、最大調整距離に相当している。
動力によりパーキングブレーキを操作すると、アクチュエータユニット4を介してウォーム6が回転し、よってウォーム歯車8が回転する。動力操作装置1側からの 駆動に対し歯車伝動装置12は自動ロックするように構成されているので、自動ロックにより固定される歯車伝動装置12のウォーム歯車14縦溝15を介して相対回転不能に結合されているねじスピンドル3は回転することができない。ウォーム歯車8が回転することによりねじスピンドル3は図1に図示したホームポジションから矢印21の方向へ、即ち図の左側へ、ウォーム歯車8を貫通するように移動し、その際パーキングブレーキをばね力20に抗して緊張させる。アクチュエータユニット4の回転方向が逆転すると、パーキングブレーキは解除される。縦溝15の長さは最大調整距離sに整合している
パーキングブレーキの手動による緊急作動は、動力操作装置1のどの位置からでも行うことができる。ウオーム13の回転により、したがってウォーム歯車14の回転により、ねじスピンドル3は縦溝15を介して形状拘束的結合により回転せしめられる。動力操作装置1の歯車伝動装置5は、緊急操作装置2の側から駆動する場合自動ロックするように構成されているので、ねじスピンドル3はウォーム歯車8を貫通するように移動する。この場合ねじスピンドル3は軸線方向16に位置調整される。このようなねじスピンドル3の位置調整は、どの位置からでも残りの全調整距離sにわたって行うことができる。逆に、緊急操作装置2がどの位置にあってもアクチュエータユニット4に対しては残りの全調整距離sが提供される。
図2は本発明の第2の実施形態を示すもので、緊急操作装置2は、スクリューホイール30と直歯の歯車31とを備えた歯車伝動装置12を有している。歯車31はねじスピンドル3に固定されている。動力操作装置1は図1の実施形態と同様に構成されている。歯車31の直歯部32は軸線方向16に延びており、第1の実施形態の縦溝15の代用である。歯車31の幅bは、最大調整距離sに対応するように選定される。位置IとIIは、ねじスピンドル3および歯車31の二つの極端な位置を示している。中央位置0から出発して両方向へ調整距離の半分の距離s/2が提供されている。
動力作動の場合、自動ロックするように構成されている歯車伝動装置12は、歯車31を介して歯車30で支持されているねじスピンドル3の回転を阻止する。軸線方向16におけるねじスピンドル3の移動は、歯車31の直歯部32に沿って行われる。
逆に、緊急操作装置2を介してパーキングブレーキの位置調整を行う場合には、ねじスピンドル3はスクリューホイール30と歯車31を介して回転せしめられる。すでに第1の実施形態に関して説明したように、この場合歯車31に対するスクリューホイール30の位置は変化しない。ねじスピンドル3は矢印方向16における軸線方向の移動のほかに回転運動をも実施するので、軸受装置18が設けられている。この軸受装置18は、ブレーキケーブル33として形成された動力伝達装置19のねじれを阻止し、軸線方向16における純粋な直線運動を生じさせる。
図3はケーシング40を備えたパーキングブレーキの 3の実施形態を示すもので、ケーシング40内には動力操作装置1または緊急操作装置2の歯車伝動装置5と12が一緒に配置されている。ねじスピンドル3は中空軸41として形成されており、その内部42に、バー43として形成された動力伝達装置19を収容している。前記二つの実施形態と異なるのは、中空軸41の内部42でバー43を案内することにより動力の方向20が逆転することである。バー43は、ねじスピンドル3の回転運動から切り離しを行う軸受装置18とねじ部46とを介してねじスピンドル3に結合されている。内部摩擦の小さな軸受装置18を選定すると(例えば針軸受)、動力伝達装置19の回転阻止部を設けなくて済む。
操作要素70は、図4によれば、長手軸線77を備え、 つ操作力伝達軸73の屈曲した端部部分72に配置されているクラウン状のグリップ部材71を有している。実線はグリップ部材71の折畳み位置Eを示し、破線は折畳み解除位置Aを示している。折畳みは玉軸受74により可能である。折畳み位置Eでは、グリップ部材71の下面に設けた形状拘束的結合用の凹部75を介してトルクがT字状のブリップ部材71から直角に曲げた端部部分72へ伝達され、操作力伝達軸73とグリップ部材71の間に相対運動は生じない。折畳み解除位置Aでは操作力伝達軸73の縦軸線76に対してレバーアームdが生じ、このレバーアームdを介して操作者はクランク運動によりトルクを操作力伝達軸73に導入させることができる。この場合玉軸受74は、グリップ部材71が操作者の手の中で回転しないよう保証している。
図5は、動力伝達装置自身の操作力伝達軸83によって形成された操作要素80を示している。このため操作力伝 83は、二つの枢着部81と82により個々の部分84,85,86に分割されている。実線は操作力伝達軸83の非使用位置を示している。破線は、折畳み解除された中央部分85と、下部部分84に平行に延びている上部部分86を示している。折畳みを解除することによってレバーアームdが提供され、このレバーアームdによってクランク運動による力の導入が可能になる。上部部分86には、操作者の手の中で一緒に回転するのを可能にするつかみ(Aufsatz)を回転可能に装着してもよい。折畳み可能な操作力 伝達軸83の下部部分84を入れ子式に構成すると、軸径のぶんだけ操作力伝達軸83が開口部に埋没し、例えばボタンを押すことで、ばね付勢されているロック機構を介して操作力伝達軸83を走出させることができるので特に有利である。
図6に図示した操作要素90は、片側に切頭円錐状のボタン92を備えたグリップ部材91を有している。実線は、ボタン92がグリップ部材91の凹部93に埋没した埋没位置Eを示している。破線はボタン92の引き出し位置Aである。引き出し位置Aはねじ94により上部を制限される。ねじ94はボタン92の回転軸として用いる。動力伝達装置 の操作力伝達軸96に大きなトルクをもたらすためグリップ部材91自身を利用する。小さなトルクをもたらすため(操作力伝達軸96の縦軸線95に対するレバーアームd)、ボタン92をその重力に抗して凹部93から引き出し、操作要素90をクランクのようにボタン92を介して回転させる。この場合、ボタン92を使用後自重により自動的に復帰させるようにするのが有利である。ボタン92は人間工学的な理由からある程度大きくする必要があるので、グリップ部材91の高さは幾分高くなる。
図4ないし図6に図示した操作要素70,80,90は、その機能をわかりやすく説明するためにシンボリックに図示した。
図7は、緊急操作装置の歯車伝動装置に回転運動を導入するための操作力伝達軸53を示してしる。操作力伝達軸53は、操作者側の部分50と伝動装置側の部分51とに分割されている。操作力伝達軸53は、緊急操作装置のウォーム13への移行部に分割個所が位置するように形成してもよい。このように構成すると、伝動装置側の部分51は直接ウォーム13により形成される。操作者側の部分50と伝動装置側の部分51は、伝動装置側の部分51がその突起状の段部54によって操作者側の部分50の繰り抜き部55を充填する(破線で示した斜視図部分を参照)ようにして互いに形状拘束的に係合する。両部分50と51の間には周方向にそれぞれ中間空間58が設けられている。中間空間58は、両部分50と51の間の制限的な小さな回転角γを可能にする。
巻付けばね52(図7の断面図では巻き線が一本しか図示されていないが、実際には多数の巻き線がねじ線状に配置されている)は、下方へ屈曲しているその端部部分57により両部分50と51の間の中間空間58の中へ係合する。図示した実施形態では両部分50と51の分割が緊急操作装置の歯車伝動装置付近で行われているので、巻付けばね52はケーシング40(図3を参照)の接続パイプ状の延設部59によりプレストレス状態で収容される。
次に巻付けばね52の作用を詳細に説明する。操作者側の部分50を介して操作力伝達軸53を駆動すると、操作者側の部分50が伝動装置側の部分51に対して制限的に回転可能であるので、巻付けばね52は両回転方向(二重矢印N)に収縮する。即ち巻付けばね52はケーシングの延設部59の筒状の内面から離脱する。したがって操作力伝達軸53を両回転方向Nに駆動することができ、即ち操作力 伝達軸53を介してトルクを導入すると回転阻止状態が解消されて、操作力伝達軸53は(巻付けばね52とともに)回転する。その結果ウォーム13が駆動され、よってスピンドルが駆動される。この場合トルクは、両部分50と51の繰り抜き部55と突起54の間の形状拘束部及びその間にある巻付けばね52の端部部分57を介して伝達される。
動力駆動の場合、ウォーム13及び伝動装置側の部分51は、動力(外力)の作用で一緒に回転しようとする。しかしこの場合、伝動装置側の部分51の両回転方向(二重矢印F)で巻付けばね52は広げられる。即ちケーシングの延設部59の内面によりいっそう強く押し付けられる。これにより操作力伝達軸53の回転が確実に阻止され、よってウォーム13とねじスピンドルの回転が阻止される。
図8と図9は、ケーブル151(一方しか図示していない)をパーキングブレーキ装置に固定する揺動体150を示している。ケーブル151は車両の後車軸に設けたパーキングブレーキに直接つながっていて、揺動体側の端部にニップル152を有している。揺動体150はボルト153を介してねじスピンドル3に結合されている。ボルト153は球状の頭部154を有している。頭部154は、揺動体150のなべ状の膨出部155の対向部材である。
ケーブル151の長さが同じでない場合、揺動体150は膨出部155に設けた長穴状の開口部156に応じて傾斜することができる。揺動体150のなべ状の膨出部155は、緊急操作時にねじスピンドル3が揺動体150に対して回転できるよう保証している。揺動体150はパーキングブレーキ 装置のケーシング40に対して相対回転不能に案内されている。
ケーブル151を引き込むため、ケーブル151は車体側の管157(これにはケーシング40の管状の接続部材158が直接接続している)を介してパーキングブレーキ装置に供給される。揺動体150に設けた衝突傾斜部159によりニップル152はケーシング40の側部出口160を通って斜め外側へ案内される。ニップ152を通過した後ケーブル151は揺動体150のスリット状の繰り抜き部161を経てケーシング40内へ戻り、その際図8と図9に図示した終端位置を自動的に占める。
ボルト153とねじスピンドル3との結合は例えばねじ止め、プレス等により行う。もちろん揺動体150を図3の中空スピンドルに固定してもよい。頭部154となべ状の膨出部155の間の摩擦を少なくするため、接触領域は滑らかで耐磨耗性のコーティング部及び(または)潤滑剤を備えている。
図10の変形実施形態では、ボルト153と頭部154の間にスラスト軸受部162が設けられている。スラスト軸受部162は例えば針軸受または図3に図示したように摩擦係数の小さなプラスチック材から成る衝突ディスク163及び164として実施することができる。頭部154と衝突ディスク163はねじスピンドル3が回転すると(緊急操作時)静止し、他方ボルト153は固定ねじ165及び衝突ディスク164と一緒に回転する。
図11ないし図13は、全体を170で示した後調整装置を備えた図3に対応するパーキングブレーキ装置の図である。後調整装置170はケーシング40の拡大部171に収納されている。後調整装置170はパーキングブレーキ装置の反対側でばね装置172と協働する。ばね装置172はバー43にプレストレスを作用させる。
後調整装置170は可動部材173を有している。可動部材173はスラスト軸受174の中間接続のもとにねじスピンドル3とともに移動可能に案内されている。この場合可動部材173はケーシング部分171内での回転を阻止されている。可動部材173は、傾動可能に支持され横断面がほぼL字状の歯付き要素175を有している。歯付き要素175の下面には、バー43の対応する歯部176と協働する歯部176が設けられている。ばね177は歯付き要素175を図11に図示した位置に保持し、即ち可動部材173がケーシング40のストッパー178の付近にある位置で保持する。
ばね装置172はばね180を有している。ばね180のプレストレスはパーキングブレーキ内のばね要素の復帰力よりも小さい。ばね180は、車体側の管157の支持板181とディスク182の間に配置されている。ばね180を案内するための支持筒体183は、バー43の環状溝184に係合するディスク182に当接する。支持筒体183と管157は、後調整距離sが提供されるように互いに係合する。
動力によってパーキングブレーキを操作する場合、電動機4と歯車伝動装置5を介してねじスピンドル3は緊急操作装置2の静止している歯車伝動装置12を貫通するように移動する。ねじスピンドル3とともに可動部材173も矢印Sの方向に移動する。可動部材173の歯付き要素175は歯部176を介してバー43を連行し、したがってバー43はパーキングブレーキを緊張させる。
パーキングブレーキを解除するため、電動機4を逆方向に駆動する。これによりねじスピンドル3と可動部材173は矢印Lに対応するように走行する。パーキングブレーキが完全に解除されると、歯付き要素175がケーシング40のストッパー178に当接する。形状的な構成とばね177の作用により、歯付き要素175は矢印Kの方向へ、すなわち上方へ傾き、その結果歯部176の形状拘束的結合が歯付き要素175およびバー43により解除される。この時点でばね装置172のばね180は、たとえばずれまたは磨耗によりパーキングブレーキの動力伝達装置に遊隙が生じるので、バー43を矢印Nの方向へ変位させ、したがって全体を遊隙のない状態にさせる。パーキングブレーキを新たに緊張させると、歯付き要素175がストッパー178から離間することにより歯部176が再び係合し、その結果バー43は可動部材173と、したがってねじスピンドル3と形状拘束的に結合し、パーキングブレーキを緊張させることができる。
図12に拡大して図示したスラスト軸受174はプラスチックディスク185として形成され、緊急操作の場合に、回転しているねじスピンドル3を可動部材173から分断させる。
図13の断面図は、可動部材173とねじスピンドル3の結合部を拡大して示したものである。この場合、可動部材173に設けた2つのロックピン186は、ねじスピンドル3の溝187に係合している。ロックピン186はたとえばOリング188により不慮に離間しないよう固定されている。図6からわかるようにバー43の横断面は面取りされており、バー43はその後部部分上面に歯部176を担持している。
バー43を取り付けるため、バー43を、管157とすでに取り付けられているばね装置172とを貫通するように移動させる。支持筒体183の端部部分に設けた衝突傾斜部189は、バー43が確実に中空スピンドル3に挿通されるのを保証している。バー43が可動部材173を貫通することにより歯部176は互いに接して滑動し、遊隙のない終端位置に到達する。次にディスク182をバー43の環状溝184に挿入する。

Claims (24)

  1. パーキングブレーキに作用するねじスピンドルをアクチュエータユニットを介して駆動させる動力操作装置と、動力操作装置の故障の際に人力でパーキングブレーキを操作するための緊急操作装置とを備えた車両用パーキングブレーキ装置において、
    動力操作装置(1)と緊急操作装置(2)の両方がねじスピンドル(3)を位置調整するための歯車伝動装置(5または12)を有し、緊急操作装置(2)の歯車伝動 装置(12)が、人力で駆動可能なウォーム(13)と、ウ ォーム(13)と協働しねじスピンドル(3)を駆動させ るウォーム歯車(14)とを備えた自動ロック式歯車伝動 装置であり、該自動ロック式歯車伝動装置(12)により ねじスピンドル(3)が動力操作の場合に回転不能に支 持されていることを特徴とする車両用パーキングブレーキ装置。
  2. 動力操作装置(1)の歯車伝動装置(5)が、アクチュエータユニットにより駆動可能なウォーム(6)と、ウォーム(6)と協働し雌ねじ(9)を介してねじスピンドル(3)を駆動させるウォーム歯車(8)とを備えていることを特徴とする、請求項に記載の車両用パーキングブレーキ装置。
  3. ねじスピンドル(3)は、緊急操作装置(2)のウォーム歯車(14)が相対回転不能に且つ軸線方向に移動可能に係合する縦溝(15)または平坦部を有していることを特徴とする、請求項に記載の車両用パーキングブレーキ装置。
  4. 緊急操作装置(2)を介してねじスピンドル(3)を駆動する場合、動力操作装置(1)のウォー 歯車()が回転しないよう固定されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両用パーキングブレーキ装置。
  5. 動力操作装置(1)の歯車伝動装置(5) が自動ロック式歯車伝動装置であり、該自動ロック式歯 車伝動装置(5)によりウォーム歯車(8)の回転が阻止されることを特徴とする、請求項に記載の車両用パーキングブレーキ装置。
  6. パーキングブレーキに作用するねじスピン ドルをアクチュエータユニットを介して駆動させる動力 操作装置と、動力操作装置の故障の際に人力でパーキン グブレーキを操作するための緊急操作装置とを備えた車 両用パーキングブレーキ装置において、
    動力操作装置(1)と緊急操作装置(2)の両方がねじ スピンドル(3)を位置調整するための歯車伝動装置 (5または12)を有し、緊急操作装置(2)の歯車伝動装置(12)が、人力により駆動可能なスクリューホイール(30)と、スクリューホイール(30)と協働しねじスピンドル(3)を駆動させる直歯の歯車(31)とを備えていることを特徴とする車両用パーキングブレーキ装置。
  7. パーキングブレーキに作用するねじスピン ドルをアクチュエータユニットを介して駆動させる動力 操作装置と、動力操作装置の故障の際に人力でパーキン グブレーキを操作するための緊急操作装置とを備えた車 両用パーキングブレーキ装置において、
    動力操作装置(1)と緊急操作装置(2)の両方がねじ スピンドル(3)を位置調整するための歯車伝動装置 (5または12)を有し、ねじスピンドル(3)が中空軸(41)として形成され、その内部(42)を、ねじスピン ドルの調整運動をパーキングブレーキに伝達させる動力伝達装置(19)の少なくとも一つの要素(43)が貫通するように案内されていることを特徴とする車両用パーキングブレーキ装置。
  8. ねじスピンドルとパーキングブレーキの間に、ねじスピンドルの調整運動をパーキングブレーキに伝達させる動力伝達装置が設けられている請求項1からまでのいずれか一つに記載の車両用パーキングブレーキ装置において、ねじスピンドル(3)と動力伝達装置(19)の間に、ねじスピンドル(3)の回転運動をその軸線方向の運動から切り離す軸受装置(18)が設けられていることを特徴とする車両用パーキングブレーキ装置。
  9. 緊急操作装置(2)を操作するための操作 要素(50,70,80,90)が設けられ、該操作要素(50,70,8 0,90)は、緊急操作装置(2)の歯車伝動装置(12)と操作要素(50,70,80,90)の間に配置される操作力伝 軸(53,73,83,96)に対して回転運動を付与させることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載のパーキングブレーキ装置。
  10. 操作要素(50,70,80,90)が、その非使用位置(E)において車両の内装部の構成要素の繰り抜き部へ変位可能であることを特徴とする、請求項に記載のパーキングブレーキ装置。
  11. 操作力伝達軸(53)が折畳み可能であることを特徴とする、請求項に記載のパーキングブレーキ装置。
  12. 操作力伝達軸(73)が、レバーアーム(d)の形成のため操作要素(70)側の端部部分(72)において屈曲しており、操作要素(70)が、端部領域において操作力伝達軸(73)の屈曲した端部部分(72)に枢着されており、その結果操作要素(70)は、該操作要 素(70)が屈曲した端部部分(72)に対して形状拘束的に結合する第1の位置(E)であって操作力伝達軸(73)の長手軸線(76)に対して横方向に延びる姿勢をと る前記第1の位置(E)と、操作力伝達軸(73)の長手軸(76)に平行に延びる姿勢をとる第2の位置(A)と の間を回動可能であることを特徴とする、請求項に記載のパーキングブレーキ装置。
  13. 操作要素(90)がT字状のグリップとして
    形成され、グリップが、操作力伝達軸(96)の縦軸線 (95)に対して間隔(d)を有し且つ平行に延び回転自在に支持されるボタン(92)を有し、ボタン(92)がクランクの形成のため引出し可能であることを特徴とする、請求項に記載のパーキングブレーキ装置。
  14. 操作力伝達軸(83)が、操作者側の端部部分の領域に2つの枢着部(81,82)を有し、これら枢着部により形成される二つの部分(85,86)を該枢着部(85,86)によりZ字状に屈曲させて操作力伝達軸(83)がレバーアーム(d)を有するクランク部分を形成しうるようにしたことを特徴とする、請求項9に記載のパーキングブレーキ装置。
  15. 動力操作の場合に、緊急操作装置(2)の操作要素(50)を形状拘束的に固定することによりねじスピンドル(3)の回転運動を阻止するようにしたことを特徴とする、請求項に記載のパーキングブレーキ装置。
  16. 緊急操作装置82)に、巻付けばね(52)として実施される回転阻止部が設けられていることを特徴とする、請求項9または15に記載のパーキングブレーキ装置。
  17. 緊急操作装置の歯車伝動装置に対して車両利用者が回転運動を付与させることができるようにするための操作力伝達軸を備えた請求項16に記載のパーキングブレーキ装置において、操作力伝達軸(53)が2つの部分(50,51)に分割されており、これらの部分(50,51)は互いに係合し且つその際互いに制限的に回転可能であり、巻付けばね(52)が前記部分(50,51)の制限的な回転により制御されることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  18. 巻付けばね(52)が、パーキングブレー キ装置のケーシング(40)の接続パイプ状の延設部(5 9)に収容されていることを特徴とする、請求項16また は17に記載のパーキングブレーキ装置。
  19. ねじスピンドルとパーキングブレーキの間に、ねじスピンドルの調整運動をパーキングブレーキに伝達させる動力伝達装置が設けられている、請求項1から18までのいずれか一つに記載のパーキングブレーキ装置において、動力伝達装置が、ねじスピンドル(3)に傾動運動可能に配置され且つパーキングブレーキに結合される2本のケーブル(151)を収容する揺動体(150)を有していることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  20. 揺動体(150)が、球状の頭部(154)を備えたボルト(153)を介してねじスピンドル(3)に結合されていることを特徴とする、請求項19に記載のパーキングブレーキ装置。
  21. ケーブル(151)を揺動体(150)に容易に挿通させるための傾斜部(159)が揺動体(150)に設けられていることを特徴とする、請求項19または20に記載のパーキングブレーキ装置。
  22. 動力操作装置(1)と緊急操作装置(2)とが統合され、動力操作装置(1)と緊急操作装 置(2)とにパーキングブレーキ装置内の磨耗およびずれを補償する後調整装置(170)が付設されていることを特徴とする、請求項1から21までのいずれか一つに記載のパーキングブレーキ装置。
  23. ねじスピンドルが中空軸として形成され、その内部に、パーキング力を伝達させるためのバーが貫通するように案内されている、請求項22に記載のパーキングブレーキ装置において、
    後調整装置(170)が、ねじスピンドル(3)とともにねじスピンドル(3)の縦軸線に沿って移動可能な可動部材(173)を有し、
    可動部材(173)が、解除可能なロック部(176)を介してバー(43)と協働する歯付き要素(175)を有し、歯付き要素(175)はパーキングブレーキを解除したときにバー(43)との係合を解除され、
    車両の車体で支持される弾性要素(172)が、パーキングブレーキの復帰力に抗して作用するプレストレスをバー(43)に及ぼすことを特徴とするパーキングブレーキ装置。
  24. 中空軸として形成されたねじスピンドル (3)へのバー(43)の挿通を容易にするための傾斜部 (189)が設けられていることを特徴とする、請求項23に記載のパーキングブレーキ装置。
JP54153997A 1996-05-21 1997-05-20 パーキングブレーキ装置 Expired - Lifetime JP3596898B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1996120463 DE19620463A1 (de) 1996-05-21 1996-05-21 Feststellbremsanlage
DE19620463.1 1997-05-15
DE19720423.6 1997-05-15
DE1997120422 DE19720422A1 (de) 1996-05-21 1997-05-15 Feststellbremsanlage
DE19720422.8 1997-05-15
DE1997120423 DE19720423A1 (de) 1996-05-21 1997-05-15 Feststellbremsanlage
PCT/EP1997/002569 WO1997044221A1 (de) 1996-05-21 1997-05-20 Feststellbremsanlage

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000510789A JP2000510789A (ja) 2000-08-22
JP3596898B2 true JP3596898B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=27216254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54153997A Expired - Lifetime JP3596898B2 (ja) 1996-05-21 1997-05-20 パーキングブレーキ装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6279692B1 (ja)
EP (1) EP0898530B1 (ja)
JP (1) JP3596898B2 (ja)
DE (1) DE59705672D1 (ja)
ES (1) ES2168637T3 (ja)
WO (1) WO1997044221A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2774962B1 (fr) * 1998-02-16 2000-05-05 Dura Automotive Systems France Frein de stationnement electrique a transfert d'energie pour vehicule automobile
FR2783481B1 (fr) * 1998-09-21 2000-12-15 Renault Frein de parking motorise comprenant une possibilite d'actionnement manuel
SE512909C2 (sv) * 1998-10-01 2000-06-05 Volvo Personvagnar Ab Anordning vid manöverspak för parkeringsbromsar
FR2787077B1 (fr) * 1998-12-10 2001-03-09 Peugeot Dispositif de secours pour frein electrique de stationnement de vehicule automobile
DE19948050C1 (de) * 1999-10-06 2001-09-27 Rossendorf Forschzent Spindelmutterhalterung für ein Spindelgetriebe zum Antrieb von Hebeln
DE10001446A1 (de) * 2000-01-15 2001-08-02 Volkswagen Ag Seilzug-Vorrichtung zur Betätigung eines Stellgliedes
FR2805507B1 (fr) * 2000-02-24 2002-05-10 Dura Automotive Systems France Actionneur de frein de stationnement de vehicule automobile
DE10103295C1 (de) * 2001-01-25 2002-09-05 Siemens Ag Elektromotorische Feststellbremse, insbesondere für ein Kraftfahrzeug
DE10037575A1 (de) * 2000-08-02 2002-02-14 Bayerische Motoren Werke Ag Elektronische Einheit zum automatischen Aktivieren einer Parksperre und Verfahren zur Verhinderung der automatischen Aktivierung der Parksperre in Kraftfahrzeugen
DE10037576A1 (de) * 2000-08-02 2002-02-14 Bayerische Motoren Werke Ag Elektronische Einheit und Verfahren zum automatischen Aktivieren einer Parksperre in Kraftfahrzeugen
DE10043739A1 (de) * 2000-09-05 2002-03-21 Fico Cables Sa Handbremse
JP3894733B2 (ja) * 2001-02-15 2007-03-22 本田技研工業株式会社 電動駐車ブレーキ装置
JP2003301942A (ja) * 2002-02-08 2003-10-24 Calsonic Kansei Corp 車両用自動変速装置
US20050000755A1 (en) * 2003-03-27 2005-01-06 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Brake operating apparatus
KR101055974B1 (ko) * 2005-06-22 2011-08-11 주식회사 만도 전동식 주차 브레이크 장치
DE102007058809A1 (de) * 2007-11-29 2009-06-04 SCHÜLE, Robert Modular kombinierbare Teile, zum Bau einer Vielzahl von Antrieben mit unterschiedlichen Eigenschaften
KR101307802B1 (ko) * 2008-11-26 2013-09-12 주식회사 만도 전동식 디스크 브레이크
KR101984149B1 (ko) * 2012-10-23 2019-05-30 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 듀얼클러치 트랜스미션이 구비된 차량의 전자 제어식 유압 브레이크 제어 방법
CN107745706B (zh) * 2017-11-15 2023-05-12 力帆实业(集团)股份有限公司 刹车杆的辅助把手装置
CN108839646A (zh) * 2018-07-31 2018-11-20 浙江亚太机电股份有限公司 新型epb驻车结构

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2047936T3 (es) 1989-06-20 1994-03-01 Volkswagen Ag Dispositivo de accionamiento para un freno de estacionamiento de un vehiculo motorizado.
DE4023705A1 (de) 1990-07-26 1992-01-30 Teves Gmbh Alfred Anordnung zum halten eines fahrzeugs auf einer geneigten fahrbahn
DE4027810A1 (de) * 1990-09-01 1992-03-05 Bosch Gmbh Robert Servounterstuetzte feststellbremse
US5348123A (en) 1991-09-02 1994-09-20 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Brake actuating apparatus for a vehicle
DE4129934C2 (de) 1991-09-09 1994-12-22 Bayerische Motoren Werke Ag Feststellbremsanlage für Personenkraftwagen
JP3466216B2 (ja) 1992-02-15 2003-11-10 トヨタ自動車株式会社 パーキングブレーキ操作装置
DE4205588C2 (de) * 1992-02-24 1995-10-26 Bayerische Motoren Werke Ag Feststellbremsanlage
DE9405849U1 (de) * 1994-04-08 1995-05-18 Kober Ag Feststellbremse für Kraftfahrzeuge, Fahrzeuganhänger o.dgl.
US5769189A (en) * 1995-03-03 1998-06-23 Lucas Industries Public Limited Company Automotive parking brake and parking brake system for motor vehicles
DE19517485A1 (de) 1995-05-12 1996-11-14 Bayerische Motoren Werke Ag Schraubenfeder

Also Published As

Publication number Publication date
WO1997044221A1 (de) 1997-11-27
JP2000510789A (ja) 2000-08-22
EP0898530A1 (de) 1999-03-03
ES2168637T3 (es) 2002-06-16
US6279692B1 (en) 2001-08-28
EP0898530B1 (de) 2001-12-05
DE59705672D1 (de) 2002-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3596898B2 (ja) パーキングブレーキ装置
US5516071A (en) Seat slide device with walk-in mechanism
US6572172B1 (en) Rotating vehicle seat
US7520568B2 (en) Seat reclining apparatus
US10780810B2 (en) Actuator and method of actuating a latch
US6755284B2 (en) Electrically driven parking brake actuation assembly
KR101055971B1 (ko) 전기 주차브레이크
US7775595B2 (en) Drive mechanism
US20080134815A1 (en) Linear Actuator
JP2001513179A (ja) 車両用の駐車ブレーキ
KR100198068B1 (ko) 미러선회장치와 이를 장착한 자동차
CN106458099B (zh) 机动车辆的折叠式后视镜组件
JP2006322489A (ja) 電動パーキングロック装置
US20020045506A1 (en) Actuating device for a variable transmission, especially for preselecting the range of an automatic transmission
US6619459B2 (en) Cable device for actuating a control element
EP1955922A2 (en) Steering column assembly
JPS6239773B2 (ja)
JP3419890B2 (ja) 前後調節可能な操作ペダル装置
CA2367910C (en) A manual adjustment mechanism for a vehicle
JP2003185018A (ja) 自動変速機用ギアセレクタのアクチュエータ及びパーキング装置
JPH06328973A (ja) 駆動装置付きシート
DE19620463A1 (de) Feststellbremsanlage
KR100223445B1 (ko) 접이식 변속레버
KR0139737Y1 (ko) 자동차 시이트용 아암 레스트 높이 조절장치
CN114670723A (zh) 一种座椅及具有其的汽车

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120917

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term