JP3593779B2 - 光ファイバー接続端子用成形品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ファイバー接続端子用成形品に関し、特に成形時のバリの発生が少なく、寸法精度に優れ、ウェルド強度が高い光ファイバー接続端子用成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光伝送路となる光ファイバーは、ガラス、樹脂等の光屈折率の差を利用して製造され、光通信、屈曲ライト等の分野で広く利用されている。
この光ファイバーを他の光ファイバーあるいは各種装置の端子に接続する際には光ファイバー接続端子が用いられる。
【0003】
光ファイバー接続端子はファイバー挿入プラグにファイバーを固定し、ファイバーの端面と他のファイバーの端面とを正確に密着させるものであるが、光ファイバーの直径は1mm以下のものが多く、そのファイバーを固定する接続端子は極めて高い精度が要求される。
従来、この接続端子は金属又はセラミックスを素材としていたが、精密加工のための労力がかかるため、これを樹脂で成形することが試みられ、たとえば特開昭61−285282号公報には溶融時異方性を示す樹脂と帯電防止剤および必要に応じてフィラーを配合した樹脂組成物で成形することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開昭61−285282号公報に開示されている溶融時異方性を示す樹脂と帯電防止剤からなる樹脂組成物は、他の一般エンジニアプラスチックスに比べると溶融時の粘度が低いため、流動性が良く、かなりの精度で成形品が得られるものの、光ファイバー端子用成形品のように、1mm以下、即ちミクロンオーダーの薄肉部を有する成形においては溶融流動性が不足し、射出時に溶融樹脂が細部まで行き届かない可能性があった。これを無理に流し込もうとして高圧をかけると型間に樹脂がはみ出し、いわゆるバリが形成されることになる。また、通常の溶融時異方性を示す樹脂は型内で溶融樹脂が出合うウェルド部の強度が極端に悪くなり勝ちであり、特に薄肉部を有する成形品の場合には、それが助長される傾向にあり、光ファイバー接続端子用成形品としては十分ではなかった。
【0005】
本発明はかかる状況を鑑み、バリの発生が少なく、ウェルド部の強度低下が少なく、寸法精度よく光ファイバー接続端子用成形品を射出成形できる樹脂について検討した結果、得られたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は(A)液晶性樹脂100重量部に対して、(B)充填剤5〜200重量部を配合してなる液晶性樹脂組成物であって、かつ該組成物の溶融粘度が下記範囲である組成物射出成形で得られた1mm以下の薄肉部を有するものであることを特徴とするものである。
(溶融粘度測定条件)
温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノルズの長さ10mm
(溶融粘度)
ずり速度1200(1/秒)の溶融粘度が2000ポイズ以下、かつ
ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3000〜25000ポイズである。
【0007】
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記構成において、液晶性樹脂組成物の溶融粘度が下記条件範囲である組成物を射出成形で成形することを特徴とするものである。
(溶融粘度測定条件)
温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノズルの長さ10mm
(溶融粘度)
ずり速度1200(1/秒)の溶融粘度が900ポイズ以下、かつ
ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3500〜13000ポイズである。
【0008】
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記冒頭の構成において、液晶性樹脂(A)を全芳香族の液晶性ポリエステル、全芳香族の液晶性ポリエステルアミド、およびエチレンジオキシ単位を有する液晶性ポリエステルまたはポリエステルアミドから選ばれた1種以上の樹脂とするものである。
さらに本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記冒頭の構成において、液晶性樹脂(A)を下記(I),(II) および(IV) 、または、(I),(III) および(IV) 、または、(I),(II), (III)および(IV) のいずれかの構造単位の組合せからなる液晶性ポリエステルとするものである。
【0009】
【化5】
Figure 0003593779
(ただし式中のRは、
【0010】
【化6】
Figure 0003593779
から選ばれた一種以上の基を示し、Rは、
【0011】
【化7】
Figure 0003593779
から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+ (III) ]と構造単位(IV) は実質的に等モルである。)
さらに本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記いずれかの構成において、液晶性樹脂(A)100重量部に対して、さらにポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンからなる共重合体、プロピレンと炭素数が4以上のα−オレフィンからなる共重合体、エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる共重合体およびプロピレンと炭素数が4以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる共重合体から選ばれた1種以上のオレフィン系重合体0.01〜10重量部を配合してなるものである。
【0012】
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記いずれかの構成において、液晶性樹脂(A)100重量部に対して、さらに有機臭素化物0.5〜60重量部を配合してなるものである。
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上記構成において、有機臭素化物を臭素化スチレンモノマから製造した下記構造単位(X)の1種以上を主要構成成分とする重量平均分子量が1×10〜120×10のポリ臭素化スチレンとするものである。
【0013】
【化8】
Figure 0003593779
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、液晶性樹脂(A)100重量部に対して、カーボンブラックを0.01〜10重量部配合してなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の光ファイバー接続端子用成形品の代表的なものの図を、図1,2に示す。
図1は接続端子用成形品の断面概略図であり、図2は図1のA矢視図である。本発明における液晶性樹脂(A)としては溶融時異方性溶融相を形成し得るポリエステル、ポリエステルアミドなどが挙げられ、例えば全芳香族、好ましくはナフタレン環を有する液晶性ポリエステル、全芳香族、好ましくはナフタレン環を有する液晶性ポリエステルアミド、エチレンジオキシ単位を有する液晶性ポリエステル、エチレンジオキシ単位を有する液晶性ポリエステルアミドであってもよい。
【0015】
液晶性ポリエステルの好ましい例としては上記の(I), (III)および(IV) の構造単位からなる液晶性ポリエステル、(I), (II) および (IV) の構造単位からなる液晶性ポリエステルおよび(I), (II), (III)および(IV) の構造単位からなる液晶性ポリエステルを挙げることができる。
上記構造単位(I)はp−ヒドロキシ安息香酸から生成したポリエステルの構造単位であり、(II) は4, 4′−ジヒドロキシビフェニル、3,3′, 5,5′−テトラメチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、フェニルハイドロキノン、2,6−ジヒドロキシナフタレン、2,7−ジヒドロキシナフタレン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれた芳香族ジヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、構造単位(III)はエチレングリコールから生成した構造単位を、構造単位(IV) はテレフタル酸、イソフタル酸、4,4′−ジフェニルジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸、1,2−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボン酸および4,4′−ジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた芳香族ジカルボン酸から生成した構造単位を示す。
【0016】
これらのうちR
【化9】
Figure 0003593779
であり、R
【0017】
【化10】
Figure 0003593779
であるものが特に好ましい。
本発明に好ましく使用できる液晶性ポリエステルは上記構造単位 (I), (II) および (IV) 、または(I), (II), (III)および(IV) からなる共重合体であり、上記構造単位(I), (II), (III)および(IV) の共重合量は任意である。しかし、流動性の点から次の共重合量であることが好ましい。
【0018】
すなわち、上記構造単位(III)を含む場合は、耐熱性、難燃性および機械的特性の点から上記構造単位[(I) +(II) ]は[(I)+(II)+(III)]の60〜95モル%が好ましく、75〜93モル%がより好ましい。また、構造単位(III)は[(I)+(II)+(III) ]の40〜5モル%が好ましく、25〜7モル%がより好ましい。また、構造単位(I)/(II)のモル比は耐熱性と流動性のバランスの点から好ましくは75/25〜95/5であり、より好ましくは78/22〜93/7である。また、構造単位(IV)は構造単位[(II)+(III)]と実質的に等モルである。
【0019】
一方、上記構造単位(III)を含まない場合は流動性の点から上記構造単位(I)は[(I)+(II)]の40〜90モル%であることが好ましく、60〜88モル%であることが特に好ましく、構造単位(IV)は構造単位(II)と実質的に等モルである。
また、液晶性ポリエステルアミドとしては上記構造単位(I)〜(IV)以外にp−アミノフェノールから生成したp−イミノフェノキシ単位を含有した異方性溶融相を形成するポリエステルアミドが好ましい。
【0020】
なお、本発明で好ましく使用できる上記液晶ポリエステルまたは液晶ポリエステルアミドを重縮合する際には上記構造単位(I)〜(IV)を構成する成分以外に3,3′−ジフェニルジカルボン酸、2,2′−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイドロキノン、メチルハイドロキノン、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、 4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4′−ジヒドロキシベンゾフェノン等の芳香族ジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジオールおよびm−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およびp−アミノフェノール、p−アミノ安息香酸などを本発明の目的を損なわない程度の小割合の範囲でさらに共重合せしめることができる。
【0021】
本発明で用いる液晶性樹脂は公知の方法により製造することができる。
例えば、上記の好ましく用いられる液晶性ポリエステルの製造において、上記構造単位(III)を含まない場合は下記(1)および(2)、構造単位(III)を含む場合は(3)の製造方法が好ましく挙げられる。
(1)p−アセトキシ安息香酸および4,4′−ジアセトキシビフェニル、4,4′−ジアセトキシベンゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル化物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
【0022】
(2)p−ヒドロキシ安息香酸および4,4′−ヒドロキシビフェニルハイドロキノンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸に無水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
(3)ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルのポリマ、オリゴマまたはビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレートなどの芳香族ジカルボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下で(1)または(2)の方法により製造する方法。
【0023】
これらの重縮合反応は無触媒でも進行するが、酢酸第一錫、テトラブチルチタンネート、酢酸カリウムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましいときもある。
本発明における(A)液晶性樹脂は、ペンタフルオロフェノール中で対数粘度を測定することが可能なものもあり、その際には0.1g/dlの濃度で60℃で測定した値で0.5dl/g以上が好ましく、特に上記構造単位(III)を含む場合は1.0〜3.0dl/gが好ましく、上記構造単位(III)を含まない場合は2.0〜10.0dl/gが好ましい。
【0024】
本発明において、必要に応じて用いる充填剤(B)は繊維状、粉末状、粒状等の無機または有機充填剤である。
繊維は以下のものが使用可能である。
金属繊維としては、軟鋼、ステンレス、銅及びその合金、黄銅、アルミ及びその合金、鉛等の繊維であり、炭素繊維としては、ポリアクリロニトリルを原料とするPAN系、ピッチを原料とするピッチ系繊維が用いられる。
【0025】
ガラス繊維としては、通常のガラス繊維の他にニッケル、銅等金属コートしたガラスファイバー、シランファイバー、アルミノケイ酸塩ガラスファイバー、中空ガラスファイバー、ノンホローファイバー等が使用可能であり、無機系繊維としては、ロックウール、ジルコニア、アルミナシリカ、チタン酸カリウム、チタン酸バリウム、炭化ケイ素、アルミナ、シリカ、高炉スラグ等の各種ファイバーが含まれ、ウィスカーとしては、窒化けい素ウィスカー、酸窒化けい素ウィスカー、塩基性硫酸マグネシウムウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィスカー、チタン酸バリウムウィスカー、炭化けい素ウィスカー、ボロンウィスカー等が用いられる。
【0026】
合成繊維としては、完全芳香族ポリアミドであるアラミド繊維、フェノール樹脂繊維であるカイノール等が用いられる。
鉱石系繊維としては、アスベスト、ウォラストナイト等が使用され、天然繊維としてはセルロースファイバー、麻糸等が用いられる。
無機粉末としては以下のものが挙げられる。カオリン、焼成クレー、タルク、カナダマイカ、マイカ、パーミキュライト、けい酸カルシウム、長石粉、酸性白土、ロウ石クレー、セリサイト、シリマナイト、ベントナイト、ガラスフレーク、ガラス粉、ガラスビーズ、スレート粉、シラン等のけい酸塩、炭酸カルシウム、胡粉、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸塩、パライト粉、ブランフィックス、沈降性硫酸カルシウム、焼き石膏等の硫酸塩、水和アルミナ等の水酸化物、アルミナ、酸化アンチモン、マグネシア、酸化チタン、亜鉛華、無定形シリカ、フリント石英、シリカサンド、ホワイトカーボン、珪藻土等の酸化物、二硫化モリブデン、グラファイト等の硫化物等が含まれる。
【0027】
これらの充填剤(B)の配合量は液晶樹脂(A)100重量部に対して5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部である。
本発明においては、さらにカーボンブラックを配合することができ、用い得るカーボンブラックとしては特に限定されるものではないが、得られる組成物の機械的性質の点からpHが3〜10が好ましく、pHが5〜9のものが特に好ましく使用できる。
【0028】
本発明で用いるオレフィン系重合体としてはポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンからなる共重合体、プロピレンおよび炭素数が4以上のα−オレフィンからなる共重合体、エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる共重合体から選ばれた一種以上のものである。
【0029】
炭素数が3以上のα−オレフィンとしては、好ましくはプロピレン、ブテン−1、ペンテン−1、3−メチルペンテン−1、オクタセン−1などであり、プロピレンおよびブテン−1がさらに好ましく、これらは二種以上併用して使用できる。
炭素数が4以上のα−オレフィンとしては上記炭素数が3以上のα−オレフィンのうちプロピレンを除いたものが挙げられ、これらは二種以上併用して使用できる。
【0030】
非共役ジエンとしては、好ましくは5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエン等が使用できる。
エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンからなる共重合体におけるエチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンの共重合比は通常、40/60〜99/1(モル比)、好ましくは70/30〜95/5(モル比)である。
【0031】
エチレンと炭素数が3以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる共重合体におけるエチレンの共重合量は、通常、5〜96.9モル%、好ましくは30〜84.5モル%であり、炭素数が3以上のα−オレフィンの共重合量は、通常、3〜80モル%、好ましくは15〜60モル%であり、非共役ジエンの共重合量は、通常、0.1〜15モル%、好ましくは0.5〜10モル%である。また、プロピレンと炭素数が4以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる共重合体におけるプロピレンの共重合量は、通常5〜96.0モル%、好ましくは、30〜84.5モル%であり、炭素数が3以上のα−オレフィンの共重合量は、通常、3〜80モル%、好ましくは15〜60モル%であり、非共役ジエンの共重合量は、通常、0.1〜15モル%、好ましくは0.5〜10モル%である。
【0032】
これらの共重合体の具体例としてはエチレン/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン−1共重合体、エチレン/ペンテン−1共重合体、エチレン/プロピレン/ブテン−1共重合体、プロピレン/ペンテン−1共重合体、プロピレン/ブテン−1共重合体、エチレン/プロピレン/5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体、エチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン共重合体、プロピレン/ブテン、1/1,4−ヘキサジエン共重合体、エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジエン共重合体などであり、なかでもエチレン/プロピレン共重合体およびエチレン/ブテン−1共重合体が耐熱性に優れより好ましい。
【0033】
上記オレフィン系重合体は2種以上併用することもできる。
上記オレフィン系重合体の重量平均分子量は10000〜600000、好ましくは30000〜500000、さらに好ましくは100000〜450000の範囲にあることが望ましい。
上記オレフィン系重合体の添加量は0.01〜10重量部が好ましく、0.1〜2重量部がとくに好ましい。
【0034】
本発明においては、さらに有機臭素化合物を配合することができ、用い得る有機臭素化合物としては、通常難燃剤として使用されている公知の有機臭素化合物を含み、特に臭素含有量20重量%以上のものが好ましい。
具体的にはヘキサブロモベンゼン、ペンタブロモトルエン、ヘキサブロモビフェニル、デカブロモビフェニル、ヘキサブロモシクロデカン、デカブロモジフェニルエーテル、オクタブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモジフェニルエーテル、ビス(ペンタブロモフェノキシ)エタン、エチレンビス(テトラブロモフタルイミド)、テトラブロモビスフェノールAを原料として製造されたポリカーボネートオリゴマーあるいはそのビスフェノールとの共重合物、臭素化エポキシ化合物(例えば臭素化ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応によって得られるモノエポキシ化合物)、ポリ(臭素化ベンジルアクリレート)、臭素化ポリフェニレンエーテル、臭素化ビスフェノールAシアヌルおよび臭素化フェノールの縮合物、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリα−メチルスチレンなどのハロゲン化されたポリマーやオリゴマーあるいは、これらの混合物が挙げられ、なかでもエチレンビス(テトラブロモフタルイミド)、臭素化エポキシオリゴマーまたはポリマー、臭素化ポリスチレン、架橋臭素化ポリスチレン、臭素化ポリフェニレンエーテルおよび臭素化ポリカーボネートが好ましく、臭素化ポリスチレンが最も好ましく使用できる。
【0035】
臭素化ポリスチレンとしてはラジカル重合またはアニオン重合によって得られたポリスチレンを臭素化することによって製造された臭素化ポリスチレンおよび架橋臭素化ポリスチレン、あるいは臭素化スチレンモノマをラジカル重合またはアニオン重合、好ましくはラジカル重合によって製造された(i)および/又は(ii) 式で表される臭素化スチレン単位を有するポリ臭素化スチレンなどが挙げられるが、とりわけ臭素化スチレンモノマから製造した下記(i)および/又は(ii) 式で示される構造単位を主要構成成分とする重量平均分子量が1×10〜120×10のポリ臭素化スチレンが好ましい。
【0036】
【化11】
Figure 0003593779
ここでいう臭素化スチレンモノマとはスチレンモノマ1個あたり、その芳香環に2〜3個の臭素原子が置換反応により導入されたものが好ましく、二臭素化スチレンおよび/又は三臭素化スチレンの他に一臭素化スチレンなどを含んでいてもよい。
【0037】
上記ポリ臭素化スチレンは二臭素化スチレンおよび/又は三臭素化スチレン単位を60重量%以上含有しているものが好ましく、70重量%以上含有しているものがより好ましい。二臭素化スチレンおよび/又は三臭素化スチレン以外に一臭素化スチレンを40重量%以下、好ましくは30重量%以下共重合したポリ臭素化スチレンであってもよい。このポリ臭素化スチレンの重量平均分子量は1×10〜15×10がより好ましい。なお、この重量平均分子量はゲル浸透クロマトグラフを用いて測定した値であり、ポリスチレン分子量基準の相対値である。
【0038】
架橋臭素化ポリスチレンとしては、ジビニルベンゼンで架橋された多孔質ポリスチレンを臭素化したポリスチレンが好ましい。
これらの有機臭素化物の配合量は、液晶性樹脂100重量部当り、0.5〜60重量部、特に1〜30重量部が好適である。
また、本発明の光ファイバー接続端子用成形品において有機臭素化物は成形前の樹脂組成物中に平均径25μm以下で分散していることが好ましく、2.0μm以下で分散していることがより好ましい。
【0039】
本発明の液晶製樹脂成形品には、酸化防止剤および熱安定剤(例えばヒンダードフェノール、ヒドロキノン、ホスファイト類およびこれらの置換体など)、紫外線吸収剤(例えばレゾルシノール、サリシレート、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノンなど)、滑剤および離型剤(モンタン酸およびその塩、そのエステル、そのハーフエステル、ステアリルアルコール、ステアラミドおよびポリエチレンワックスなど)、染料(例えばニグロシンなど)および顔料(例えば硫化カドミウム、フタロシアニンなど)を含む着色剤、可塑剤、難燃助剤、帯電防止剤などの通常の添加剤や他の熱可塑性樹脂(フッ素樹脂など)が含有されていてもよい。
【0040】
本発明における液晶樹脂組成の溶融粘度または樹脂以外になにも配合しない場合は液晶性樹脂そのもの(後者を含めて本発明では樹脂組成物と称することもある)の溶融粘度は下記範囲である。
溶融粘度測定条件として、測定温度が液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃、ノズルサイズはノズルの直径1.0mmφ、ノズルの長さ10mmで測定した溶融粘度がずり速度1200(1/秒)において2000ポイズ以下、かつずり速度12(1/秒)において3000〜25000ポイズ、好ましくはずり速度1200(1/秒)において900ポイズ以下、かつ、ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3500〜13000ポイズ、特に好ましくはずり速度1200(1/秒)において700ポイズ以下、かつずり速度12(1/秒)の溶融粘度が4500〜9000ポイズであることが望ましい。ずり速度が1200(1/秒)において2000ポイズを越えるか、また、ずり速度が12(1/秒)において3000〜25000ポイズを外れると、光ファイバー接続端子用成形品のような薄肉部を有する成形品を、バリを発生させず、ウェルド強度を低下させずに寸法精度よく射出成形することができない。
【0041】
本発明の光ファイバー接続端子用成形品の製造方法は特に限定されるものではないが、溶融混練により液晶性樹脂組成物を製造し、次いで溶融成形により望みの成形品とすることができる。
液晶性樹脂組成物を溶融混練して製造する方法も特に限定されるものではないが、例えば、バンバリーミキサー、ゴムロール機、ニーダー、単軸もしくは二軸押出機などを用い、200〜400℃の温度で溶融混練して組成物とすることができる。中でも、二軸押出機を使用し、原料である(A)液晶性樹脂、(B)オレフィン系重合体、(C)充填剤および他の添加物などを一括にブレンドした後、該押出機に供給する方法、また、原料を逐次かつ連続的に該押出機に供給する方法などにより溶融混練する方法などを適用することが推奨される。
【0042】
本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、上述の液晶性樹脂組成物を射出成形で成形することが好ましい。特に、限定されるものではないが、好ましい射出成形法としては、例えば、前記液晶性樹脂の融点−30℃から融点+50℃の範囲に設定されたインライン型射出成形機に前記液晶性樹脂組成物を供給し、金型温度を約70℃から150℃の温度条件に設定した成形品の金型に射出成形して光ファイバー接続端子用成形品を得るなどの方法が推奨される。
【0043】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに詳述する。
参考例1
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4′−ジヒドロキシビフェニル126重量部、テレフタル酸112重量部、固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテレフタレート216重量部及び無水酢酸960重量部を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重縮合を行い、重縮合を完結させ樹脂(A)を得た。この樹脂の融点(Tm)は314℃であった。
【0044】
参考例2
p−ヒドロキシ安息香酸994重量部、4,4′−ジヒドロキシビフェニル222重量部、2,6−ジアセトキシナフタレン147重量部、無水酢酸1078重量部およびテレフタル酸299重量部を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重縮合を行い、重縮合を完結させ樹脂(B)を得た。この樹脂の融点(Tm)は336℃であった。
【0045】
参考例3
p−アセトキシ安息香酸1296重量部と固有粘度が約0.6dl/gのポリエチレンテレフタレート346重量部を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重縮合を行い、樹脂(C)を得た。この樹脂の融点(Tm)は283℃であった。
【0046】
参考例4
4−ピロキシ安息香酸654重量部、4,4’−ヒドロキシビフェニル266重量部、6−ヒドロキシ 2 ナフトエ酸61重量部,テレフタル酸237重量部および無水酢酸890重量部を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重縮合を行って、樹脂(D)を得た。
この樹脂の融点(Tm)は347℃であった。
【0047】
参考例5
p−アセトキシ安息香酸921重量部と6−アセトキシ−ナフトエ酸435重量部を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、重合開始時間を変えて重縮合を行い、樹脂(E)を得た。この樹脂の融点(Tm)はいずれも283℃であった。
【0048】
実施例1〜4,比較例1,2
原料供給口と中間添加口とを有する35mmφの2軸押出機を用い、参考例1〜5で得た液晶性樹脂(A)〜(E)及びPBT樹脂をシリンダ温度を各々の樹脂の融点に設定した35mmφの2軸押出機の原料供給口に供給し、次いで、中間添加口からガラス繊維を35重量%になるように供給し、溶融混練して液晶性樹脂組成物のペレットとした。次に得られたペレットの溶融粘度を下記条件で測定した。
(溶融粘度測定条件)
温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノズルの長さ10mm
ずり速度1200(1/秒)、ずり速度24(1/秒)およびずり速度12(1/秒)
【0049】
また、得られたペレットを住友ネスタール射出成形機プロマット(住友重機械工業(株)製)に供し、シリンダー温度を融点+10℃、金型温度130℃の条件で図1に示した光ファイバー接続端子用成形品の4個取りを金型で射出成形した。金型キャビティに樹脂が充填され成形品が射出成形できる最低の圧力(成形可能最低圧力)、該成形品の部位Bに発生したバリの大きさを測定した。
結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
Figure 0003593779
【0051】
【発明の効果】
上述したように、本発明の光ファイバー接続端子用成形品は、薄肉部を有するにもかかわらず成形バリが少なく、ウェルド強度も低下せず、寸法精度に優れたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバー接続端子用成形品の断面概略図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【符号の説明】
1 成形品本体
B バリ測定部位

Claims (6)

  1. (A)液晶性樹脂100重量部に対して、(B)充填剤5〜200重量部を配合してなる液晶性樹脂組成物であって、かつ該組成物の溶融粘度が下記範囲である組成物射出成形で得られた1mm以下の薄肉部を有する光ファイバー接続端子用成形品。
    (溶融粘度測定条件)
    温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
    ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノルズの長さ10mm
    (溶融粘度)
    ずり速度1200(1/秒)の溶融粘度が2000ポイズ以下、かつ
    ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3000〜25000ポイズである。
  2. 液晶性樹脂組成物の溶融粘度が下記条件範囲である組成物を射出成形で成形することを特徴とする請求項1記載の光ファイバー接続端子用成形品。
    (溶融粘度測定条件)
    温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
    ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノズルの長さ10mm
    (溶融粘度)
    ずり速度1200(1/秒)の溶融粘度が900ポイズ以下、かつ
    ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3500〜13000ポイズである。
  3. 液晶性樹脂(A)が全芳香族の液晶性ポリエステル、全芳香族の液晶性ポリエステルアミド、およびエチレンジオキシ単位を有する液晶性ポリエステルまたはポリエステルアミドから選ばれた1種以上の樹脂である請求項1または2記載の光ファイバー接続端子用成形品。
  4. 液晶性樹脂(A)が下記(I),(II) および(IV) 、または、(I),(III) および(IV) 、または、(I),(II), (III)および(IV) のいずれかの構造単位の組合せからなる液晶性ポリエステルである請求項1または2記載の光ファイバー接続端子用成形品。
    Figure 0003593779
    (ただし式中のRは、
    Figure 0003593779
    から選ばれた一種以上の基を示し、Rは、
    Figure 0003593779
    から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+ (III) ]と構造単位(IV) は実質的に等モルである。)
  5. 液晶性樹脂(A)100重量部に対して、カーボンブラック0.01〜10重量部を配合してなる請求項1〜いずれか記載の光ファイバー接続端子用成形品。
  6. (A)液晶性樹脂100重量部に対して、(B)充填剤5〜200重量部を配合してなる液晶性樹脂組成物であって、かつ該組成物の溶融粘度が下記範囲である1mm以下の薄肉部を有する光ファイバー接続端子用成形品用樹脂組成物。
    (溶融粘度測定条件)
    温度:液晶性樹脂の融点(Tm)+10℃
    ノズルサイズ:ノズルの直径1.0mmφ、ノルズの長さ10mm
    (溶融粘度)
    ずり速度1200(1/秒)の溶融粘度が2000ポイズ以下、かつ
    ずり速度12(1/秒)の溶融粘度が3000〜25000ポイズである。
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