JP3589575B2 - 建設機械の上部旋回体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベルなど建設機械,作業車両の車体を構成する上部旋回体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、実開平4−130549号公報に記載されている格納式の一実施例昇降ステップ7を示す斜視図である。図10に示す昇降ステップ7では、運転室ドア6の下部位置に断面略L字状の昇降ステップ7をヒンジ機構8により回動可能に取着したうえ、該昇降ステップ7を前記運転室ドア6の閉止時は上方に回動して格納すると共に、全開時には、前記運転室ドア6の開放動作に連動し、転倒して側方に張出すようにしている。なお図10において、1は上部旋回体フレーム、2は運転室、S1は連動機構である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来より油圧ショベルなど建設機械,作業車両では、その上部旋回体の運転室に対する乗降用のステップとして、格納式と定置式のステップが種々勘案され、また一部が実施されている。しかし例えば図10に示すような格納式のステップでは、そのステップを使用状態と格納状態に設定する作動機構を有しているが、構造が複雑になり耐久性,操作性などに問題があるし、また製作費がコスト高になるので具合が悪かった。また前記格納式のステップを使用するときには、上部旋回体のサイドデッキの外側面より必然的にわざわざ突出させなければならないので、例えば狭益な作業現場では使用するのが困難になったり、或いは使用を控えるようになり、非常に不便な場合がある。また図示していない大型ショベル(或いはクレーン)などでは従来より定置式のステップの装備が実施されているものがあるが、そのステップが上部旋回体のサイドステッキから側方へかなり大きく突出してしまい、障害物に接触させる可能性があるので、具合が悪い。本発明は、下部走行体の車幅から側方に突出しないステップを得るとともに、このステップを利用して機器類,工具類等の載置スペースを得ることができるようにした建設機械の上部旋回体の構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、下部走行体に旋回可能に下部走行体の車幅に略収まる幅の上部旋回体を連結した建設機械において、前記上部旋回体を構成するサイドデッキと、前記サイドデッキの上方に搭載されるキャブとを有し、前記サイドデッキ上面の前記サイドデッキの側端部と前記キャブの側端部との間にステップ部を形成した。
【0005】
これによれば、上部旋回体の主要強度構成部分であるサイドデッキの上面側をステップ部とするように形成したので、前記ステップ部の十分な強度を確保することができるとともに、車幅内に納められた上部旋回体側部から突出しない状態にステップ部が設けられるので、外部の障害物にステップ部を接触させて破損させ難く、また運転室へ乗降を容易にすることができる。
【0006】
更にまた、前記ステップ部は前記キャブの前面付近の側部からキャブの後面付近の側部まで連続的に形成した。これにより前記ステップ部の踏面が十分に確保でき、前記キャブに対する乗降がより容易になるとともに、前記ステップ部を設けている側のキャブ外側面やキャブ後方の上部旋回体上の搭載物に対してメンテナンス作業などを容易に行うことができる。
【0007】
更にまた、前記ステップ部はキャブ前面に向けて幅狭状に形成されるようにした。これによれば、幅狭部により旋回時のステップ部(或いはサイドデッキ)が旋回時に下部走行体の車幅から出る量を小さくすることができるので、ステップ部の障害物との接触を防止しながら作業効率を向上できる。また前記上部旋回体の後端を略下部走行体の車幅内で旋回可能とし、前記幅狭部は前記上部旋回体の後端の旋回円に略沿った側部形状を有するようにした場合には、旋回作業時に上部旋回体の後端の障害物との接触を気にする必要が無く、更に後端が旋回可能な範囲であれば、前記ステップ部を他の障害物に引掛けるトラブルを防止できるので、より作業効率を向上できる。
【0008】
更にまた、前記サイドデッキに、前記ステップ部上面とサイドデッキ下面との中間高さに位置する階段部を形成した。これによれば、サイドデッキの厚さが大である場合にも運転室への乗降をより容易にすることができる。またサイドデッキの厚さを大として、前記サイドデッキ内のスペースを大きくとることができるので、例えばサイドデッキ内に機器類を配置することも容易である。
【0009】
更にまた、前記ステップ部の下方のサイドデッキ内に油圧切換弁、バッテリ等を配置したものでは、前記ステップ部の上方には前記キャブやその他機器類が存在しないため、容易に前記ステップ部を開放して前記油圧切換弁やバッテリへのメンテナンスを行うことができる。また前記ステップ部の少なくとも一部を開閉可能な蓋体としたものでは、よりメンテナンス性を向上できる。また、ステップ部の下方のサイドデッキ内を工具載置部とした場合には、工具類の出し入れが容易となる。
【0010】
更にまた、前記ステップ部の上面の少なくとも一部を前記サイドデッキの側端部に向かう下り勾配の傾斜面と場合には、前記ステップ部の上面に溜まる雨水や泥砂などを、前記下り勾配の若干の傾斜面にそって容易に落とすことができ、建設機械の美観を維持することができ、また清掃に要する手間も減少できる。
【0011】
更にまた、前記キャブの後方に燃料タンクの給油口を配置したものでは、前記ステップ部を利用して楽な作業姿勢で給油を行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の建設機械(後術する油圧ショベル)における一実施形態の上部旋回体11を示す要部平面図であるが、ステップ部13の設けられている部分を明確に判別できるようにハッチングを施している。図において、18は上部旋回体11の前部の一側方(図示では左側方)に搭載されている運転室用のキャブ、17はキャブ18の後方に配置した給油口(燃料用の給油口)、20は上部旋回体11のフロント部に装着されている作業アタッチメント、半径Rは上部旋回体11旋回中心0−0(側面視旋回中心0−0は後術にて図示する)から上部旋回体11の後端(符号ハで示す部分)までの後端旋回半径である。図2は、図1におけるステップ部13の変形例ステップ部13’(ハッチングを施して示す)をそなえた上部旋回体11’を示す要部平面図である。図において、図1に示す構成要素と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号を付す。
【0013】
図3は図1における上部旋回体11をそなえている油圧ショベル9の平面図である。図において、10は油圧ショベル9の下部走行体、12は上部旋回体11の側方の強度構成要素であってステップ部13が形成されているサイドデッキ、寸法Wは下部走行体10の車幅寸法、仮想線イで示す円は上部旋回体11の後端ハが旋回中心0−0を中心として後端旋回半径Rにて画かれる旋回時軌跡を想定した旋回円である。なお本実施形態では旋回円イの直径寸法2Rを、2R≦Wに設定している。図4は図3におけるステップ部13付近の拡大図であるが、図3におけるステップ部13の部分を明確にするハッチングを除いている。図において、14はサイドデッキ12の内側でステップ部13の下方に配置した電源用のバッテリ、15は油圧回路の一構成要素である例えばコントロールバルブなどの油圧切換弁、21はステップ部13の一部として形成されバッテリ14の上方側に蝶着(ヒンジ部材21hによる)された蓋体、22はステップ部13の一部として形成され油圧切換弁15の上方側に蝶着(ヒンジ部材22hによる)された蓋体である。
【0014】
図5は、図3における油圧ショベル9の側面図である。図において、19はキャブ18に開閉可能に設けられている運転者乗降用のドア、16は燃料タンク、垂線0−0は上部旋回体11の側面視旋回中心である。図6は、図5のA部拡大図である。図7は、図6のB−Bより見た要部断面図である。
【0015】
次に、本発明の一実施形態の油圧ショベル9の上部旋回体11(図2に示す上部旋回体11’も含む)の構成及び作用を図1〜図7について述べる。本実施形態では図1,図3,図4に示すように、上部旋回体11の側方の一フレーム構成要素であるサイドデッキ12と、前記サイドデッキ12の上方に搭載されるキャブ18とを有し、サイドデッキ12上面の前記サイドデッキ12の側端部(符号ニで示す側面側の周縁部)と、キャブ18の側端部(符号ホで示す側面側の周縁部)との間にステップ部13を形成するとともに、前記ステップ部13がキャブ18の前面付近の側部からキャブ18の後面付近の側部まで連続的に形成されるようにした。したがってステップ部13の十分な強度を確保することができるとともに、ステップ部13を踏面として行う前記キャブ18に対する乗降が容易であるし、また前記ステップ部13を設けている側のキャブ18外側面や上部旋回体11上の搭載物に対するメンテナンス作業などを容易に行うことができる。
【0016】
また図2に示す上部旋回体11’では、その上部旋回体11’の主要強度構成部材であるサイドデッキ12’上面側のステップ部13’がキャブ18前面に向けて幅狭状に形成されるようにするとともに、上部旋回体11’の後端(符号ハの部分)を略下部走行体(図2には図示していない)の車幅内で旋回可能とし、前記幅狭部は上部旋回体11’の後端の旋回円(図2において符号イを伏した仮想線の円)に略沿った側部形状を有するようにした。すなわち前方側が幅狭状に形成された前記ステップ部13’は前記下部走行体の車幅内に当然収まっているサイドデッキ12’に形成されているために、前記車幅より側方に突出しない。したがって前記上部旋回体11’の旋回時には前記ステップ部13’を他の障害物に引掛けるトラブルを防止することができる。またキャブ18前面側の側端角度を前記旋回円イに近付けることができるので、キャブ18の配置などを有利に選定することができる。
【0017】
また本実施形態では図4〜図7に示すように、前記ステップ部13の下方のサイドデッキ12内に油圧切換弁15,バッテリ14などを配置し、また前記ステップ部13の部分のうち、前記油圧切換弁15の部分,バッテリ14の上方の部分を、それぞれ開閉可能な蓋体21,22として蝶着した。したがって前記ステップ部13の下方に油圧切換弁15を配置したものでは、前記ステップ部13の上方には前記キャブ18やその他機器類が存在しないため、容易に前記ステップ部13の蓋体22を開放して前記油圧切換弁15のメンテナンスを行うことができる。また前記ステップ部13の下方にバッテリ14を配置したものでも、前記油圧切換弁15を配置した場合と同様に、前記ステップ部13の蓋体21を開放可能にしてメンテナンス性を確保することができる。また、前記キャブ18の後方に燃料タンク16の給油口17を配置した。すなわち前記キャブ18の後方に燃料の給油口17を配置したものでは、前記ステップ部13を利用して楽な作業姿勢で給油を行うことが可能となる。また前記ステップ部13の上面の少なくとも一部を前記サイドデッキ12の側端部に向かう下り勾配の傾斜面(図7に示す矢印ヘの方向の傾斜面)とした。したがって前記ステップ部13の上面に溜まる雨水や泥砂などを、前記下り勾配の若干の傾斜面にそって容易に落すことができる。
【0018】
図8は本発明の他の実施形態の油圧ショベルを示す図である。図において図1〜図7に示す構成要素と同一の構成要素を使用しているものに対しては同符号を付す。図において、9’は油圧ショベル、11’は上部旋回体、12”はサイドデッキ、13’はステップ部、18’はキャブ、24はサイドデッキ12”の内部に配置された工具載置部、25は工具載置部の上方を開閉自在に覆う蓋体、26はステップ部13’の一部に形成された階段部、27はキャブ18’の上面を落下物等から保護するヘッドガード、28は燃料タンクである。
【0019】
図8の実施形態においては、2R>Wとなっているが、これは実際の作業上上部旋回体11”の後端ハが外部の障害物等に接触する可能性が少ない範囲である(2R≒W)。作業者(運転者)はステップ部13上から楽な姿勢で燃料タンク28上面に設けられた給油口17より燃料の給油を行うことができ、またヘッドガード27の開閉作業、キャブ上面窓(図示しないが、ヘッドガード27の下のキャブ上面に位置する)やヘッドガード27の清掃、またキャブ18’のその他の窓や外装の清掃やメンテナンス、ステップ部13’から手の届く範囲の機器類、外装類のメンテナンス等を安定した作業姿勢で行うことができる。工具載置部24は図示しない車載工具類を収納するスペースであり、蓋体25により上方が開閉自在となっている。作業者は必要に応じて蓋体25を開放し、必要な工具類を取り出して作業やメンテナンスを行うのであるが、この工具載置部24は上方に向けて開放されるので、工具類を安定して載置することができるとともに、ステップ部13’上はキャブ18’やその他の機器類が配置されていないので、その取り出しも容易である。
【0020】
ステップ部13’(これを構成するサイドデッキ12”の側部)はキャブ18’の前面に向けて幅狭状に形成されているが、これにより上部旋回体11”の旋回時にステップ部13’が旋回円(仮想線イ)より出る量を抑えるることができ、作業性を向上できる。なおキャブ18’とステップ部13’(サイドデッキ12”)が旋回円(仮想線イ)より出ているが、この本実施形態の油圧ショベル9’は運転者が後方に払う注意を最小限として作業性を向上させることを目的としたものであるから、運転者の注意の行き届きやすい前方側については若干の旋回円(仮想線イ)からの突出は作業上問題ない。
【0021】
サイドデッキ12”には、サイドデッキ12”内に入り込む状態に階段部26が形成されている。図9は図8のB方向からみた要部拡大側面図であり、階段部26のサイドデッキ12”上面のステップ部13’との位置関係を示すものである。階段部26により、運転者はキャブへの乗降のための足場として、下部走行体10上面、階段部26、ステップ部13’を利用できる。特に油圧ショベルが大型であれば、サイドデッキ12”は厚さ(高さ方向)が大となるため、キャブへの乗降が困難になりがちであるが、本実施形態によれば、階段部により乗降を容易とすることができる。また逆に階段部を形成することを前提とすれば、乗降性をさほど考慮しなくてもサイドデッキ12”の厚さが設定できるため、サイドデッキ12”内に各種機器類を配置する場合に十分なスペースを得ることができ、また工具載置部24のスペースも十分に得ることが可能となる。階段部26を平面に形成した場合では、上面に滑り止め部材(図示しない)を貼付するようにすれば、より乗降が安全である。また、階段部26においてサイドデッキ12”を上下方向に貫通するようにし、この貫通された開口部に格子状或いは梯子状の踏み面部材を設けるようにすれば、運転者の靴底についた泥等が確実にサイドデッキ12”或いは階段部26上から落とされ、キャブ内に泥を持ち込むことがなくなるとともに、雨天時等でも確実な滑り止め効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、上部旋回体の主要強度構成部分であるサイドデッキの上面側をステップ部とするように形成したので、前記ステップ部の十分な強度を確保することができるとともに、車幅内に納められた上部旋回体側部から突出しない状態にステップ部が設けられるので、外部の障害物にステップ部を接触させて破損させ難く、また運転室へ乗降を容易にすることができる。
【0023】
更に請求項2記載の発明によれば、前記ステップ部の踏面が十分に確保でき、前記キャブに対する乗降がより容易になるとともに、前記ステップ部を設けている側のキャブ外側面やキャブ後方の上部旋回体上の搭載物に対してメンテナンス作業などを容易に行うことができる。
【0024】
更に請求項3記載の発明によれば、幅狭部により旋回時のステップ部(或いはサイドデッキ)が旋回時に下部走行体の車幅から出る量を小さくすることができるので、ステップ部の障害物との接触を防止しながら作業効率を向上できる。
【0025】
また請求項4記載の発明によれば、旋回作業時に上部旋回体の後端の障害物との接触を気にする必要が無く、更に後端が旋回可能な範囲であれば、前記ステップ部を他の障害物に引掛けるトラブルを防止できるので、より作業効率を向上できる。
【0026】
更に請求項5記載の発明によれば、サイドデッキの厚さが大である場合にも運転室への乗降をより容易にすることができるので、サイドデッキの厚さを大として、前記サイドデッキ内のスペースを大きくとることができ、例えばサイドデッキ内に機器類を余裕をもって配置することも可能である。
【0027】
更に請求項6〜8記載の発明によれば、前記ステップ部の上方には前記キャブやその他機器類が存在しないため、容易に前記ステップ部を開放して前記油圧切換弁やバッテリのメンテナンス、工具類の出し入れを行うことができる。
【0028】
更に請求項9記載の発明によれば、蓋体を開閉することにより容易に開放状態とでき、メンテナンス性或いは工具類の取り出し易さを向上できる。
【0029】
更に請求項10記載の発明によれば、前記ステップ部の上面に溜まる雨水や泥砂などを、前記下り勾配の若干の傾斜面にそって容易に落とすことができ、建設機械の美観を維持することができ、また清掃に要する手間も減少できる。
【0030】
更に請求項11記載の発明によれば、前記ステップ部を利用して楽な作業姿勢で給油を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械における一実施形態の上部旋回体を示す要部平面図である。
【図2】本発明における変形例ステップ部をそなえた上部旋回体を示す要部平面図である。
【図3】図1における上部旋回体をそなえている油圧ショベルの平面図である。
【図4】図3におけるステップ部付近の拡大図である。
【図5】図3における油圧ショベルの側面図である。
【図6】図5のA部拡大図である。
【図7】図6のB−Bより見た要部断面図である。
【図8】他の実施形態を示す油圧ショベルの平面図である。
【図9】図8のC方向からみた要部拡大側面図である。
【図10】従来技術の格納式の一実施例昇降ステップを示す斜視図である。
【符号の説明】
7 ステップ
6,19 (運転室用の)ドア
9,9’ 油圧ショベル
10 下部走行体
11,11’,11” 上部旋回体
12,12’,12” サイドデッキ
13,13’ ステップ部
14 バッテリ
15 油圧切換弁
16 燃料タンク
17 給油口
18,18’ キャブ
21,22,25 蓋体
24 工具載置部
26 階段部

Claims (6)

  1. 下部走行体に旋回可能に、前記下部走行体の車幅に略収まる幅の上部旋回体を連結した建設機械において、
    前記上部旋回体を構成するサイドデッキと、前記サイドデッキの上方に搭載されるキャブとを有し、
    前記サイドデッキ上面の前記サイドデッキの側端部と前記キャブの側端部との間にステップ部を形成し、
    前記ステップ部の一部を開閉可能な蓋体として、単一平面のステップ部を構成し、
    前記サイドデッキ内の前記蓋体の下方に、バッテリ、油圧切換弁、工具配置部の少なくとも何れか一つを配置するようにすることにより、これらの配置部分の上方を開放可能としたことを特徴とする建設機械の上部旋回体。
  2. 前記ステップ部は前記キャブの前面付近の側部からキャブの後面付近の側部まで連続的に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の建設機械の上部旋回体。
  3. 前記ステップ部はキャブ前面に向けて幅狭状に形成されたことを特徴とする請求項1或いは2記載の建設機械の上部旋回体。
  4. 下部走行体に旋回可能に、前記下部走行体の車幅に略収まる幅の上部旋回体を連結した建設機械において、
    前記上部旋回体を構成するサイドデッキと、前記サイドデッキの上方に搭載されるキャブとを有し、
    前記サイドデッキ上面の前記サイドデッキの側端部と前記キャブの側端部との間にステップ部を形成し、
    前記サイドデッキに、前記ステップ部とサイドデッキ下面との中間高さに位置するとともに、サイドデッキ側端側と上方側に開放される階段部を形成し、
    前記ステップ部が前記階段部と前記キャブの側端部の間に存在するようにしたことを特徴とする建設機械の上部旋回体。
  5. 前記ステップ部の上面の少なくとも一部を前記サイドデッキの側端部に向かう下り勾配の傾斜面としたことを特徴とする請求項1から4何れか一項記載の建設機械の上部旋回体。
  6. 前記キャブの後方に燃料タンクの給油口を配置したことを特徴とする請求項1から5何れか一項記載の建設機械の上部旋回体。
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