JP6522566B2 - 小型油圧ショベル - Google Patents

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Description

本発明は、キャブ仕様の小型油圧ショベルに係わり、特に、キャノピ仕様とキャブ仕様で共通に用いられる旋回フレームと、キャブタイプの運転室ユニットの左前コーナ部を保護するために、旋回フレームの左前外周部に取付けられたコーナガード装置とを備えた小型油圧ショベルに関する。
ミニショベル等の小型油圧ショベルは、下部走行体と、下部走行体の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体の前側に連結された多間接型の作業装置とを備えている。上部旋回体は、基礎構造体をなす旋回フレームと、この旋回フレームの前方左側に設けられた運転室ユニットとを備えている。運転ユニットには、運転席の上方を覆うキャノピを備えたキャノピタイプと、運転席の周囲を覆うキャブボックスを備えたキャブタイプがある。
小型油圧ショベルは、下部走行体の車幅程度の狭隘路地での作業に用いられることが多く、このような作業に適したものであって、後方小旋回型又は超小旋回型と呼ばれるものが知られている。後方小旋回型又は超小旋回型の小型油圧ショベルは、上部旋回体の後端(詳細には、カウンタウエイトの後面)により規定される旋回半径の仮想円が下部走行体の車幅に収まるように構成されている。これにより、上部旋回体の旋回時に、上部旋回体の後端が周囲の建屋や植木などと干渉するのを防止するようになっている。超小旋回型の小型油圧ショベルは、さらに、作業装置が最小旋回半径となる姿勢であるときに、作業装置により規定される旋回半径の仮想円が下部走行体の車幅に収まるように構成されている。これにより、上部旋回体の旋回時に、上部旋回体の後端だけでなく、上部旋回体の前側の作業装置が周囲の建屋や植木などと干渉するのを防止するようになっている。
キャノピタイプの運転室ユニットは、上部旋回体の後端により規定される旋回半径の仮想円内に収まるものの、キャブタイプの運転室ユニットは、前述した仮想円内に収まることが難しく、その左前コーナ部がはみ出してしまう。そのため、一般的には、キャノピ仕様とキャブ仕様で旋回フレームを別々に用意する。
これに対し、製造コストの低減などの観点から、キャノピ仕様とキャブ仕様で旋回フレームを共通化することが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のキャノピ仕様の小型油圧ショベルでは、キャノピ仕様とキャブ仕様で共通の旋回フレーム(共通フレーム)を用いる。一方、キャブ仕様の小型油圧ショベルでは、共通の旋回フレームを用いるとともに、運転室ユニットの左前コーナ部を保護するために、運転室ユニットの左前コーナ部よりも旋回半径の径方向外側に突出するように旋回フレームの左前外周部にコーナガード装置を取付ける。コーナガード装置は、旋回フレームの左前外周部に取付けられたコーナガードフレーム(ガード部材)と、このコーナガードフレームの外周部上側と旋回フレームの外周部の一部に沿って延在するコーナガードカバーとを備えている。
特開2006−200312号公報
ところで、油圧ショベルにおいては、工具や小物類等の物品を収納する物品収納スペースを確保することが好ましい。しかしながら、上述した後方小旋回型又は超小旋回型の小型油圧ショベルでは、上部旋回体内のスペースが制限されていることから、物品収納スペースを確保することが困難である。そこで、本願発明者らは、キャブ仕様の小型油圧ショベルにおいて、上述したコーナガード装置の内部にデッドスペースが生じていることに着目した。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スペースが制限されている上部旋回体にあっても、コーナガード装置内のデッドスペースを有効活用して物品収納スペースを確保することができる小型油圧ショベルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、下部走行体と、前記下部走行体の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に連結された作業装置とを備え、前記上部旋回体は、旋回フレームと、前記旋回フレームの前方左側に配置され、床板部、台座部、及び前記台座部の上面板に載置された運転席を有するキャブタイプの運転室ユニットとを備え、前記上部旋回体は、前記運転室ユニットの左前コーナ部を保護するために、前記運転室ユニットの左前コーナ部よりも旋回半径の径方向外側に突出するように前記旋回フレームの左前外周部に取付けられたコーナガード装置を更に備えた小型油圧ショベルにおいて、前記コーナガード装置は、前記運転室ユニットの左前コーナ部よりも前記旋回半径の径方向外側に突出するL字状の外枠と、前記L字状の外枠の内側に設けられ、前記旋回フレームの前記左前外周部に沿うように形成された底板とを有し、取付金具を用いて前記旋回フレームの前記左前外周部に取付けられたコーナガードフレームと、前記コーナガードフレームの前記L字状の外枠上に位置するよう取付けられたコーナガードカバーと、前記旋回フレームの前記左前外周部と前記コーナガードフレームの前記底板と前記コーナガードカバーの間に形成された物品収納スペース部と、前記コーナガードカバーに形成され、前記物品収納スペース部から物品を出し入れするための開口部と、前記開口部を開閉する開閉扉とを備える。
本発明によれば、スペースが制限されている上部旋回体にあっても、コーナガード装置内のデッドスペースを有効活用して物品収納スペースを確保することができる。
本発明の第1の実施形態におけるキャブ仕様の小型油圧ショベルの構造を表す側面図である。 本発明の第1の実施形態におけるキャブ仕様の小型油圧ショベルの構造を表す上面図である。 本発明の第1の実施形態における旋回フレーム及びコーナガードフレームの構造を表すとともに機器レイアウトを表す上面図である。 本発明の第1の実施形態における運転室ユニットの要部構造を表す斜視図である。 参考例におけるキャノピ仕様の小型油圧ショベルの構造を表す側面図である。 参考例におけるキャノピ仕様の小型油圧ショベルの構造を表す上面図である。 本発明の第1の実施形態におけるコーナガードフレーム及び上側取付金具の構造を表すとともに物品収納スペース部を表す斜視図である。 本発明の第1の実施形態におけるコーナガードフレーム及び下側取付金具の構造を表す下面図である。 本発明の第1の実施形態におけるコーナガードフレーム、上側取付金具、及び下側取付金具の構造を表す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態におけるコーナガード装置の内部構造を表す斜視図である。 本発明の第1の実施形態におけるコーナガードカバーの構造を表す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における上部旋回体の左前コーナ部の構造を表す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における上部旋回体の左前コーナ部の構造を表す分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態におけるコーナガード装置の内部構造を表す、内側から見た斜視図である。 本発明の第2の実施形態におけるコーナガード装置の内部構造を表す、外側から見た斜視図である。
本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態におけるキャブ仕様の小型油圧ショベルの構造を表す左側面図であり、図2は、上面図(但し、便宜上、作業装置を図示せず)である。図3は、本実施形態における旋回フレーム及びコーナガードフレームの構造を表すとともに機器レイアウトを表す上面図である。図4は、本実施形態における運転室ユニットの要部構造を表す斜視図である。なお、小型油圧ショベルが図1に示す状態にて、運転席に着座した運転者の前側(図1中左側)、後側(図1中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側)、右側(図1中紙面に向かって奥側)を、単に前側、後側、左側、右側と称する。
本実施形態の小型油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体2とを備えており、下部走行体1及び上部旋回体2が車体を構成している。そして、走行モータ(図示せず)の回転駆動により、下部走行体1が走行するようになっている。また、旋回モータ(図示せず)の回転駆動により、上部旋回体2が旋回するようになっている。
上部旋回体2の前側には、スイングポスト3を介し作業装置4が連結されている。スイングポスト3は、上部旋回体2の前側に左右方向に回動可能に連結されている。そして、スイングシリンダ(図示せず)の伸縮駆動により、スイングポスト3が左右方向に回動し、ひいては作業装置4が左右方向に回動するようになっている。
作業装置4は、スイングポスト3に上下方向に回動可能に連結されたブーム5と、ブーム5に上下方向に回動可能に連結されたアーム6と、アーム6に上下方向に回動可能に連結されたバケット7(作業具)とを備えている。そして、ブームシリンダ8、アームシリンダ9、及びバケットシリンダ10(作業具シリンダ)の伸縮駆動により、ブーム5、アーム6、及びバケット7が上下方向にそれぞれ回動するようになっている。
上部旋回体2は、基礎構造体をなす旋回フレーム11と、旋回フレーム11の後端部に配置され、円弧状の後面を有するカウンタウエイト12と、旋回フレーム11の前方左側に配置されたキャブタイプの運転室ユニット13と、運転室ユニット13以外の部分を覆う外装カバー(詳細には、後述するコーナガードカバーを含む複数のカバー)とを備えている。
運転室ユニット13は、フロア部材14(図4参照)と、このフロア部材14の後部に設けられて運転者が着座する運転席15(図1参照)と、運転席15の周囲を覆うキャブボックス16(図1及び図4参照)とを備えている。また、ブームシリンダ8の駆動及びバケットシリンダ10の駆動を指示する十字操作式の作業用操作装置と、アームシリンダ9の駆動及び旋回モータの駆動を指示する十字操作式の作業用操作装置と、スイングシリンダの駆動を指示するスイング用操作装置と、走行モータの駆動を指示する走行用操作装置なども備えている。
フロア部材14は、運転者の足場となる床板部17と、床板部17の後側に立ち上げられた台座部18とを有している。台座部18は、床板部17の後部から立ち上げられた前面板18aと、前面板18aの上部から後方に延在する上面板18bと、上面板18bの後部から立ち上げられた背面板18cとを有している。運転席15は、台座部18の上面板18bに載置されている。
旋回フレーム11の後側(詳細には、カウンタウエイト12の前側であって、台座部18の上面板18bの下側)にはエンジンルーム19が形成され(図1参照)、エンジンルーム19にはエンジン20が横置き状態で搭載されている。エンジンルーム19におけるエンジン20の左側には、油圧ポンプ(図示せず)が設けられている。
エンジン20の右側には、ラジエータやオイルクーラ等の熱交換器21が設けられている。旋回フレーム11の前方右側(言い換えれば、前述した熱交換器の前側)には、エンジン20の燃料を貯留する燃料タンク22と、作動油を貯留する作動油タンク23が設けられている。
本実施形態の小型油圧ショベルは、後方小旋回型と呼ばれるものである。すなわち、上部旋回体2は、上部旋回体2の旋回中心Oからカウンタウエイト12の後面までの旋回半径をRとすると、旋回半径Rの仮想円Cが下部走行体1の車幅内に収まるように構成されている。また、上部旋回体2の大部分が、旋回半径Rの仮想円C内に収まるように構成されている。しかし、キャブタイプの運転室ユニット13の左前コーナ部Aが、旋回半径Rの仮想円Cからはみ出している。なお、図5及び図6で示す参考例のように、キャノピ仕様の油圧ショベルでは、キャノピタイプの運転室ユニット100の全体が、旋回半径Rの仮想円C内に収まる。
旋回フレーム11は、キャブ仕様とキャノピ仕様で共通して用いることが可能になっている。すなわち、旋回フレーム11の大部分(詳細には、スイングポスト3を回動可能に支持するブラケット24以外の部分)が旋回半径Rの仮想円C内に収まるように構成されている。そして、キャブタイプの運転室ユニット13の左前コーナ部Aを保護するために、旋回フレーム11の左前外周部にはコーナガード装置25が取付けられている。
コーナガード装置25は、後述する下側取付金具26及び上側取付金具27を用いて、旋回フレーム11の左前外周部に取付けられたコーナガードフレーム28と、旋回フレーム11に取付けられ、コーナガードフレーム28の外周部上側と旋回フレーム11の外周部の一部に沿って延在するコーナガードカバー29とを備えている。コーナガードフレーム28は、運転室ユニット13の左前コーナ部Aよりも旋回半径の径方向外側に突出している。そして、運転室ユニット13の左前コーナ部Aに先立ってコーナガードフレーム28が障害物に衝突することにより、運転室ユニット13を障害物から保護するようになっている。
次に、本実施形態のコーナガード装置25の詳細について説明する。
図7は、本実施形態におけるコーナガードフレーム28及び上側取付金具27の構造とともに物品収納スペース部を表す斜視図である。図8は、本実施形態におけるコーナガードフレーム28及び下側取付金具26の構造を表す下面図である。図9は、本実施形態におけるコーナガードフレーム28、上側取付金具27、及び下側取付金具26の構造を表す分解斜視図である。図10は、本実施形態におけるコーナガード装置25の内部構造を表す斜視図である。図11は、本実施形態におけるコーナガードカバー29の構造を表す斜視図である。なお、図7及び図9においては、便宜上、箱体を図示していない。また、図7及び図10においては、便宜上、コーナガードカバー29を二点鎖線で示すとともに、開閉扉を図示していない。
コーナガードフレーム28は、L字状の外枠30と、この外枠30の内側に設けられ、旋回フレーム11の左前外周部に沿うように形成された底板31とで構成されている。コーナガードフレーム28の外枠30は、旋回フレーム11の外枠と同様、例えば断面D字状の筒体で形成されている。コーナガードフレーム28の底板31には、貫通穴32aを形成した2つのボス32が設けられている。また、コーナガードフレーム28の底板31には、図示のように切欠き32bが形成されている。コーナガードカバー29は、コーナガードフレーム28の外枠30上に位置するよう旋回フレーム11に取付けられている。
そして、旋回フレーム11の左前外周部とコーナガードフレーム28の底板31とコーナガードカバー29の間に、物品収納スペース部33が形成されている。物品収納スペース部33(詳細には、底板31)には、工具や小物類等の物品を収納する箱体34が配置されている。箱体34の底面部には、コーナガードフレーム28の2つの貫通穴32aにそれぞれ対応する2つの貫通穴が形成されている。
下側取付金具26は、横板35,36と、これら横板35,36を上下方向に段差が生じるように(別の言い方をすれば、旋回フレーム11の外枠を回避するように)接続する接続板37とで構成されている。横板35には、コーナガードフレーム28の2つの貫通穴32aにそれぞれ対応する2つの貫通穴38が形成されている。横板36には2つの貫通穴39が形成されている。
上側取付金具27は、横板40と縦板41で構成されている。横板40には、コーナガードフレーム28の2つの貫通穴32aにそれぞれ対応する2つの貫通穴42が形成されている。縦板41には、1つの貫通穴(図示せず)が形成されるとともに、この貫通穴と同じ位置に1つのナット43が溶接されている。
そして、下側取付金具26の貫通穴38、コーナガードフレーム28の貫通穴32a、上側取付金具27の貫通穴42、及び箱体34の貫通穴にその順序でボルト44が挿通され、そのボルト44の先端側にナット45が螺合されている。これにより、コーナガードフレーム28、箱体34、下側取付金具26、及び上側取付金具27が一体化されている。
そして、下側取付金具26の貫通穴39にボルト46が挿通され、そのボルト46の先端側が旋回フレーム11の底板のネジ穴に螺合されている。また、旋回フレーム11の縦板の貫通穴及び上側取付金具27の縦板41の貫通穴にボルト47が挿通され、そのボルト47の先端側がナット43に螺合されている。これにより、コーナガードフレーム28及び箱体34が旋回フレーム11に取付けられている。
コーナガードカバー29には、物品収納スペース部33内の箱体34から物品を出し入れするための開口部48が形成されており、この開口部48を開閉する開閉扉49が設けられている。開閉扉49は、開口部48の下側縁部に設けられたヒンジ50により、上下方向に回動可能に設けられている。開閉扉49の上端部にはロック装置51が設けられている。ロック装置51は、その回転操作位置によって開口部48の上側縁部に係合可能とし、これによって開閉扉49の閉じ状態をロック可能としている。
以上のように構成された本実施形態においては、コーナガード装置25内のデッドスペースを有効活用して物品収納スペースを確保することができる。
本発明の第2の実施形態を説明する。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図12は、本実施形態における上部旋回体の左前コーナ部の構造を表す斜視図であり、図13は、分解斜視図である。図14は、本実施形態におけるコーナガード装置の内部構造を表す、内側から見た斜視図であり、図15は、外側から見た斜視図である。なお、図15においては、コーナガードカバーの底面部を実線で示すものの、便宜上、コーナガードカバーの側面部を二点鎖線で示すとともに、開閉扉を図示していない。
本実施形態では、旋回フレーム11には、旋回フレーム11の左前外周部に沿って延在する旋回フレームカバー52が取付けられている。
コーナガード装置25Aは、下側取付金具26及び上側取付金具27Aを用いて、旋回フレーム11の左前外周部に取付けられたコーナガードフレーム28と、コーナガードフレーム28上に配置されたコーナガードカバー29Aとを備えている。コーナガードカバー29Aは、コーナガードフレーム28の外枠30上に位置するよう配置された側面部53と、コーナガードフレーム28の底板31の上方に位置する底面部54とを有している。なお、上側取付金具27Aの縦板41Aは、旋回フレームカバー52との干渉を避けるために、第1の実施形態の上側取付金具27の縦板41より小さくなっている。
コーナガードカバー29Aの底面部54には、コーナガードフレーム28の2つの貫通穴32aにそれぞれ対応する2つの貫通穴が形成されている。そして、下側取付金具26の貫通穴38、コーナガードフレーム28の貫通穴32a、コーナガードカバー29Aの底面部54の貫通穴、及び上側取付金具27Aの貫通穴42にその順序でボルト44が挿通され、そのボルト44の先端側にナット45が螺合されている。これにより、コーナガードフレーム28、コーナガードカバー29A、下側取付金具26、及び上側取付金具27Aが一体化されている。
そして、第1の実施形態と同様、下側取付金具26の貫通穴39にボルト46が挿通され、そのボルト46の先端側が旋回フレーム11の底板のネジ穴に螺合されている。また、旋回フレーム11の縦板の貫通穴及び上側取付金具27Aの縦板41Aの貫通穴にボルト47が挿通され、そのボルト47の先端側がナット43に螺合されている。これにより、コーナガードフレーム28及びコーナガードカバー29Aの底面部54が旋回フレーム11に対し固定されている。
コーナガードカバー29Aの側面部53には、4つの貫通穴55が形成されている。旋回フレームカバー52には、コーナガードカバー29Aの4つの貫通穴55にそれぞれ対応する4つのねじ座56が設けられている。そして、コーナガードカバー29Aの貫通穴55にボルト57が挿通され、そのボルト57の先端側がねじ座56に螺合されている。これにより、コーナガードカバー29Aの側面部53が旋回フレームカバー52に対し固定されている。
本実施形態の物品収納スペース部33Aは、旋回フレームカバー52とコーナガードカバー29Aの底面部54及び側面部53とによって形成されている。すなわち、旋回フレームカバー52とコーナガードカバー29Aの間に物品を収納するようになっている。そして、第1の実施形態と同様、コーナガードカバー29Aの側面部53には、物品収納スペース部33Aから物品を出し入れするための開口部48が形成されており、この開口部48を開閉する開閉扉49が設けられている。
以上のように構成された本実施形態においても、第1の実施形態と同様、コーナガード装置25A内のデッドスペースを有効活用して物品収納スペースを確保することができる。
なお、第2の実施形態においては、コーナガードフレーム28の底板31に切欠き32bが形成されていることから、コーナガードカバー29Aがコーナガードフレーム28の底板31を覆うための底面部54を有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変形が可能である。具体的に説明すると、コーナガードフレーム28の底板31に切欠き32bが形成されていなければ、コーナガードカバーが底面部54を有しなくともよい。すなわち、物品収納スペース部は、旋回フレームカバー52とコーナガードフレーム28の底板31とコーナガードカバーの側面部53とによって形成されてもよい。このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、本発明の適用対象として、後方小旋回型の小型油圧ショベルを例にとって説明したが、これに限られず、超小旋回型の小型油圧ショベルに適用してもよい。
1 下部走行体
2 上部旋回体
4 作業装置
11 旋回フレーム
12 カウンタウエイト
13 キャブタイプの運転室ユニット
15 運転席
17 床板部
18 台座部
18b 上面板
19 エンジンルーム
20 エンジン
22 燃料タンク
23 作動油タンク
25,25A コーナガード装置
26 下側取付金具
27,27A 上側取付金具
28 コーナガードフレーム
29,29A コーナガードカバー
30 外枠
31 底板
33,33A 物品収納スペース部
34 箱体
48 開口部
49 開閉扉
52 旋回フレームカバー
53 側面部
54 底面部

Claims (3)

  1. 下部走行体と、前記下部走行体の上側に旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に連結された作業装置とを備え、
    前記上部旋回体は、旋回フレームと、前記旋回フレームの前方左側に配置され、床板部、台座部、及び前記台座部の上面板に載置された運転席を有するキャブタイプの運転室ユニットとを備え
    記上部旋回体は、前記運転室ユニットの左前コーナ部を保護するために、前記運転室ユニットの左前コーナ部よりも旋回半径の径方向外側に突出するように前記旋回フレームの左前外周部に取付けられたコーナガード装置を更に備えた小型油圧ショベルにおいて、
    前記コーナガード装置は、
    前記運転室ユニットの左前コーナ部よりも前記旋回半径の径方向外側に突出するL字状の外枠と、前記L字状の外枠の内側に設けられ、前記旋回フレームの前記左前外周部に沿うように形成された底板とを有し、取付金具を用いて前記旋回フレームの前記左前外周部に取付けられたコーナガードフレームと、
    前記コーナガードフレームの前記L字状の外枠上に位置するよう取付けられたコーナガードカバーと、
    前記旋回フレームの前記左前外周部と前記コーナガードフレームの前記底板と前記コーナガードカバーの間に形成された物品収納スペース部と、
    前記コーナガードカバーに形成され、前記物品収納スペース部から物品を出し入れするための開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉扉とを備えたことを特徴とする小型油圧ショベル。
  2. 請求項1に記載の小型油圧ショベルにおいて、
    前記物品収納スペース部は、
    前記底板に配置され、物品を収納する箱体を備えたことを特徴とする小型油圧ショベル。
  3. 請求項1に記載の小型油圧ショベルにおいて、
    前記旋回フレームの前記左前外周部に沿って延在する旋回フレームカバーを更に備え、
    前記コーナガードカバーは、前記コーナガードフレームの前記L字状の外枠上に位置するように配置されたL字状の側面部と、前記コーナガードフレームの前記底板の上方に位置する底面部とを有し、
    前記物品収納スペース部は、前記旋回フレームカバーと前記コーナガードカバーの前記底面部及び前記側面部とによって形成されたことを特徴とする小型油圧ショベル。
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