JP2961495B2 - 旋回台を持つ建設機械 - Google Patents
旋回台を持つ建設機械Info
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Description
旋回台を持つ建設機械、特に建設機械の注油具の収納部
分の改良に関する。
1に示すように下部に配置したクローラ等の移動機構1
の中央部に配設した旋回軸1aを介して旋回台2を水平
方向に旋回自在に支持し、この旋回台2の前部にブーム
支持具3を竪軸3aを介して水平方向に回動自在に支持
し、このブーム支持具3の上部に設けた水平軸4によっ
てブーム5を支持し、前記ブーム支持具3とブーム5と
の間に設けたシリンダ装置6によってブーム5を仰伏す
るようにしている。そして前記ブーム支持具3と旋回台
2との間にスイングシリンダ7を設けて、これによって
ブーム5を水平方向に旋回するようにしている。
が設けられ、この運転席8の左右と前部には各種の操作
レバーや操作ペダル等の操作具が配置され、そしてこの
運転席8の後方にはエンジン9が配置されている。この
パワーショベルSにはブーム5やこれを支持する軸、更
にクローラ等多数の運動部材があり、作業の開始にあた
ってはその各運動部材に潤滑油、特にグリースを局部的
に供給する必要がある。
とも作業開始にあたってグリースを各運動部材に供給す
る必要があることから、グリースガンGが運転席8の近
傍に配備されるのが普通である。一般には運転席8の側
部や前方の足元にグリースガンGを固定し、必要に応じ
てこのガンGを取り外して使用している。しかし、グリ
ースガンGが旋回台2の上に露出していると、これに作
業者の衣服が触れて汚すことが多く、更にこのグリース
ガンGより漏れたグリースが旋回台2を汚して滑り易く
するために危険であり、拭き掃除をする必要がある。
スガンGを収納する工具箱を旋回台2の上に設けことも
考慮されているが、このような工具箱を設けることによ
って作業者の足元が煩雑で狭くなり、作業がし難いとい
う問題もある。本発明は、前記従来のグリースガンの場
所等の収納手段の有する欠点を解消することを目的とす
るものである。
の本発明は、移動機構1上に旋回軸1aを介して支持し
た旋回台2の上面の前部に作業機構と、中央部に運転席
8を設けた建設機械において、前記旋回台2の前部に作
業機構を支持するブーム支持具3を軸支し、前記旋回台
2の一側寄りにこのブーム支持具3を駆動するためのス
イングシリンダ7を前後方向に配設し、このスイングシ
リンダ7の外方側部に形成された空間部11に収容庫1
2を設けてなる旋回台を持つ建設機械である。
aを介して支持した旋回台2の前部中央にブーム5の下
端を支持するブーム支持具3を支持し、このブーム支持
具3と前記ブーム5との間に設けたシリンダ装置6によ
って前記ブーム5を仰伏させるようにすると共に前記ブ
ーム支持具3に一端を連結したスイングシリンダ7によ
って前記ブーム5を横方向に旋回するようにしたパワー
ショベルSにおいて、前記スイングシリンダ7の側方に
形成した空間部11内に注油装置を収容する収容庫12
を設け、更にこの収容庫12の前面の開口部2aを蓋体
14によって開閉自在に閉止してなるパワーショベルで
ある。
圧機器などが収容されているが、この旋回台2の前方の
内部の一側寄り前後方向に配置されたスイングシリンダ
7の外側方の空間部11内に収容庫12を形成している
ので、グリースガンGを簡単に収容あるいは取出して使
用することができる。旋回台2の上部や側部にこのグリ
ースガンGが設けられないことから、この旋回台2の上
部がグリースで汚染されることがない上に、運転席8回
りに障害物を配置することがなく、極めて操作性の良い
移動作業機を提供することができる。
説明する。図1〜図3において、箱状の旋回台2の内部
の前方には、この例では右側にコントロールバルブ等よ
りなる油圧機器10が、また、左側にスイングシリンダ
7が斜め前後方向にそれぞれ配置され、そしてこのスイ
ングシリンダ7より左側の三角部分に空間部11が形成
されている。
成される空間部11に着目したものであって、この空間
部11をグリースガンG等の収容庫12としたものであ
る。この収容庫12は図4の平面図及び図5の側面図に
示すように、旋回台2の内部の前方の角部を側壁12a
と後壁12bとでL形に仕切り、更に後壁12bに図6
の後面図に示すように隅部に開口部12cが設けて、こ
の開口部12cよりグリースガンGの吐出パイプPが突
出するようにしてある。
底板を側壁12aと後壁12bとで仕切って形成したも
のであって、収容庫12として天井板は設けておらず、
旋回台2の上面板がこれを兼用している。また、前記の
ように開口部12cより吐出パイプPを突出させること
により、グリースガンGの動きを小範囲に規制すること
ができるようになっている。
ており、旋回台2の前面の左隅部を切除して開口部2a
を形成し、この開口部2aの上部に設けた横軸13によ
って蓋体14を開閉自在に支持している。この蓋体14
は開口部2aの上部の両側に設けた金具15、16に横
軸13を貫通し、これによって蓋体14の上部を支持し
ている。そして旋回台2の下板2b上に設けた支持板1
7に固定したバネ板18を蓋体14の下部の延長部14
aに植立したピン19に弾性的に係合保持することによ
ってこの蓋体14の下側を固定して前記開口部2aを常
時閉止するようにしている。
面視で本体部15aよりV形に延長してストッパー片1
5bを設け、更に本体部15aに支持孔15cを開口し
て横軸13の一端を支持するようになっている。このス
トッパー片15bは、蓋体14を図8のように大きく開
いたときに、その上端部を接当させて支持するものであ
って、この状態になると蓋体14はそれ以上は開かない
ようになっている。
入して時は、図4及び図5に示すようにグリースガンG
の吐出パイプPが収容庫12の奥側の後壁12bに設け
た開口部12cより突出し、このグリースガンGが移動
しないようになっている。そして通常は、この吐出パイ
プPの下方に底板がなく開口状態であり、その下方にク
ローラが配置されている位置である。従って、この吐出
パイプPより吐出されたグリースはクローラの上に落下
することになる。
移動機構1上に旋回軸1aを介して支持した旋回台2の
上面の前部に作業機構と、中央部に運転席8を設けた建
設機械において、前記旋回台2の前部に作業機構を支持
するブーム支持具3を軸支し、前記旋回台2の一側寄り
にこのブーム支持具3を駆動するためのスイングシリン
ダ7を前後方向に配設し、このスイングシリンダ7の外
方側部に形成された空間部11に収容庫12を設けて構
成されており、次の効果を奏することができる。
イングシリンダ7の側方に形成された空間部11を利用
してグリースガンGの収容庫12を設けているので、運
転席8回りにこのグリースガンGを取付けたり、また、
このグリースガンGを収容する箱を別に設けることがな
いから、前記運転席8回りはすっきりと整理されてお
り、運転操作は極めたやり易い。
スガンGよりグリースが漏洩してもこのグリースは下方
に落ちることになるから、運転席8回りを汚染するよう
なことは全くない。
る。
ある。
る。
正面図である。
図である。
と正面図である。
2a 開口部 2b 下板 3 ブーム支持具 5 ブーム 6
シリンダ装置 7 スイングシリンダ 8 運転席 10 油圧機
器 11 空間部 12 収容庫 12a 側壁 12b 後壁
12c 開口部 13 横軸 14 蓋体 15 金具 15a
本体部 15b ストッパー片 15c 支持孔 16 金
具 17 支持板 18 バネ板 19 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 移動機構1上に旋回軸1aを介して支持
した旋回台2の上面の前部に作業機構と、中央部に運転
席8を設けた建設機械において、 前記旋回台2の前部に作業機構を支持するブーム支持具
3を軸支し、前記旋回台2の一側寄りにこのブーム支持
具3を駆動するためのスイングシリンダ7を前後方向に
配設し、このスイングシリンダ7の外方側部に形成され
た空間部11に収容庫12を設けてなる旋回台を持つ建
設機械。 - 【請求項2】 移動機構1上に旋回軸1aを介して支持
した旋回台2の前部中央にブーム5の下端を支持するブ
ーム支持具3を支持し、このブーム支持具3と前記ブー
ム5との間に設けたシリンダ装置6によって前記ブーム
5を仰伏させるようにすると共に前記ブーム支持具3に
一端を連結したスイングシリンダ7によって前記ブーム
5を横方向に旋回するようにしたパワーショベルSにお
いて、 前記スイングシリンダ7の側方に形成した空間部11内
に注油装置を収容する収容庫12を設け、更にこの収容
庫12の前面の開口部2aを蓋体14によって開閉自在
に閉止してなるパワーショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19564394A JP2961495B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 旋回台を持つ建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0860702A JPH0860702A (ja) | 1996-03-05 |
JP2961495B2 true JP2961495B2 (ja) | 1999-10-12 |
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ID=16344589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19564394A Expired - Fee Related JP2961495B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 旋回台を持つ建設機械 |
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Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN106062285B (zh) * | 2016-03-17 | 2021-06-04 | 株式会社小松制作所 | 作业车辆 |
JP6522566B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2019-05-29 | 株式会社日立建機ティエラ | 小型油圧ショベル |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19564394A patent/JP2961495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0860702A (ja) | 1996-03-05 |
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