JP3587894B2 - 軟質軽金属用摺動部材 - Google Patents

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    • C09K2200/0657Polyethers

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アルミニウムやアルミニウム合金などの軟質軽金属で作られた部材に摺接し、摺接面での油のシールを行なう摺動シール部材の材料、特に自動変速機の軽量化のため使用されるアルミ合金等の軟質材を摺動相手とする摩耗が少なくシール性の良好なオイルシールリングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車のAT(自動変速機)を主体とする油圧機器の回転軸や往復動軸の材質としては、ADC−12Z材などのアルミニウム合金材が多用されている。アルミ合金材製の軸に対するシールリングは、耐摩耗性維持のため鋳鉄製(JIS
FC250相当)で、合口部両端部形状がカギ形に段の付いたカギ形段付リングが用いられているが、この型式のシールリングは、シール性の能力として油圧1MPa (≒10kgf /cm)程度では2本当り500〜1000cc/分の洩れを示し、油温変化と共に油漏れ量が大きく変化する欠点がある。
【0003】
この欠点を解決する手段として、熱膨張率の大きい樹脂製シールリングの使用が試みられている。然しながら樹脂製シールリングの使用は、シール性が大いに改善されるものの、アルミ合金材を摺動相手材とした場合、相手部材を異常に摩耗させるという基本的な難点がある。
【0004】
この難点を解決するため、例えば4フッ化エチレン樹脂(以下PTFEと記す)製リング;ポリエーテル・エーテルケトン樹脂(以下PEEKと記す)に炭素繊維およびPTFE粉末を添加したシールリング;PEEK、炭素繊維、及びPTFEに粉末状セリサイトを添加したシールリング(特開平5−262976号公報)などが提案されているが、アルミ合金材に相性のよい樹脂材は見出されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、軟質軽金属、例えばアルミ合金材製の回転軸又は往復動軸に対するシールリングの上記の実情にかんがみ、軟質軽金属材、特にアルミ合金材を異常に摩耗させることのない樹脂材料を用い軟質軽金属材及び自己に対し良好な耐摩耗性(以下このことを耐摩耗相関性と記す)を示すシールリングを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
課題を解決するため、本発明の摺動シール部材は、英国I・C・I社のVICTREX−PEEK樹脂及び/又は2,6─ジクロロベンゼンとレゾルシンから合成されたポリエーテルニトリル樹脂(出光石油化学(株)製、以下PENと記す)を基材として用い、それに固体潤滑材の1つでもあるセリサイトを好適に添加、混合し、押出し又は射出成形してなる部材よりなっている。
【0007】
本発明による摺動シール部材は、基材にPEEK及び/又はPENを用い、その熱膨張、並びに熱による軟化性を利用し、相手材シール面に適合するよう考えられているため、シール性は既存技術の鋳鉄製カギシールリングより良好であり、セリサイトを添加してあるため自己の耐摩耗性も良好で、かつ相手材、例えばADC−12Z材、の摩耗も少ない。加えて基材がPEEK及び/又はPENのため、PTFE基材に比べ摺動摩擦時の圧縮クリープ性が高く、摺動シール部材の材料として好適なものとなっている。特開平5−262976号公報によるオイルシールリングは、カーボン繊維を含んでいる。カーボン繊維は硬度がマイクロビッカースで約500程度と硬く、相手材が軟質軽合金材の場合には相手摺動面を摩耗させることが多い。またカーボン繊維の方向性によって、その摺動性能が異なることからシールリングの材料への添加は避けたい。さらに、成型時の樹脂の流動性をも阻害する。従って、本発明ではカーボン繊維の添加を避けることで樹脂の流動性が高まり製造が容易であり、かつ、PEEK及び/又はPENにセリサイトを添加するのみで、良好なオイルシールがえられている。
【0008】
本発明の材料による摺動シール部材は、良好なシール性を活かすため、基材として熱可塑性、耐熱性樹脂であるPEEK及び/又はPENを用い、摩擦特性を良くするため充填材としてセリサイトを用いている。セリサイトのPEEK材及び/又はPEN材への混合比は重量%で全重量(セリサイト+PEEK及び/又はPEN)の20〜35%が良く、特に30%が、自己摩耗、相手材アルミ合金(例えばADC−12Z材)の摩耗も少なく摩擦係数が小さいことが特徴である。
【0009】
セリサイトは325メッシュ以下、平均粒径約10μのものを用い、各々秤量後混合攪拌し、常法により押し出し機にかけてペレットとし、ペレットを射出成形して目的とするシールリングをえる。
【0010】
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明する。
PEEK基材又はPEN基材に325メッシュ以下、平均粒径約10μのセリサイトを各々秤量後添加、混合、攪拌し、押出機にかけてペレットを作成した。本発明材の摺動特性(耐摩耗性、摩擦係数)を従来材のそれと測定比較するため、射出成形機を利用して外径φ55m/m 、内径φ50m/m 、巾3m/m のリング状素材を成形し、巾寸法3m/m を研磨機を用いて削り2.5m/m に仕上げて摺動特性比較試験片とした。
【0011】
本発明材と比べた比較技術材は、PTFEを基材とし、住友化学社の銘柄スミカスーパーE101材を30%添加した材、PTFE基材に、カーボンファイバー10%及びブロンズ粉35%を添加した材及びPEEK基材又はPEN基材にカーボンファイバーとPTFE粉をそれぞれ15%添加した材であり、それより夫々前述の寸法の試験片を製作し、摩耗摺動特性を測定した。テスト条件を表1に示す。
【0012】
【表1】
Figure 0003587894
【0013】
相手摺動部材は、JISのADC−12Zとし、摺動面を約Rz6μmに旋削加工して用いた。その試験片の寸法形状は外径φ80m/m 、厚さ10m/m とし、中央にATFを摺動面に導入するため穴φ20m/m が加工されている。
【0014】
本発明材は、射出成形して試験片をえたが、その成形条件の概要は、金型温度150℃、ノズル温度400℃、射出圧1500kg/cmであった。そして本発明でえられた材料の顕微鏡組織を図1及び図2に示す(夫々100倍)。白い部分が基材のPEEK及びPENであり、灰色の部分が低摩擦を維持するためのセリサイト充填材である。
【0015】
図3に摩耗試験機の要部を示す。ステータホルダ1に直径80mm、厚さ10mmのAl合金(ADC−12Z)製の円板2が着脱可能に固設されており、裏側から注油孔3を通して円板2の中央に注油される。図示しない油圧装置によってステータホルダ1には図において右方へ向けて所定圧力で押圧力が掛るようにしてある。回転軸6に固定された試験片ホルダ4には外径55mm、内径50mm、巾2.5mmのリング状試験片5が取外し可能に固設され、試験片の一方の端面がADC−12Z製円板2に圧接し、図示しない駆動装置によって試験片ホルダ4に回転を与えることにより、試験片が設定速度で摺動回転をする。
【0016】
上述試験機を用い、比較樹脂材A、A′、B及びCの4種類の材料及び表2及び表3に示したDからO迄の12種類の材料により製作された試験片について、次の条件で試験を行った。油圧装置によりステータホルダ1に面圧12kg/cmを負荷し、円板2と試験片5とが設定接触圧で圧接しながら摺動するようにしておいて、注油孔3を通して油温80℃のATFを毎分200cc給油しながら相対速度2m/sで7.2kmの摩擦距離を摺動させた。所定距離を摺動させた後、円板2および試験片5を取外して、試験片5については摩耗による幅寸法(すなわち高さ寸法)の減少を、円板2については摩耗によって生じた環状の溝状摩耗痕の半径方向断面積を測定した。
【0017】
【表2】
Figure 0003587894
【0018】
【表3】
Figure 0003587894
【0019】
PEEKを基材として用いた場合(表2)の試験結果を図4及び図5に示す。図4はADC−12Z材を相手材とし、A、B及びCの比較樹脂材と本発明D材とを比べたものである。本発明D材に比べ、比較樹脂材はいずれもADC−12Z材の摩耗が多いことが判る。ここでA材はPEEK基材にカーボンファイバーとPTFEとを夫々15%充填、射出成形した材であり、B材はPTFE基材にカーボンファイバー10%及びブロンズ粉30%を充填した材であり、C材はPTFE基材に住友化学のスミカスーパーE101材を30%充填した材である。
【0020】
又、PENを基材として用いた場合(表3)の結果を図6及び図7に示す。図6はADC−12Z材を相手材とし、比較樹脂材A′、B及びCと本発明J材を比べたものである。本発明J材に比べ、比較樹脂材はいずれもADC−12Z材の摩耗が多いことが判る。ここで、A′材はPEN基材にカーボンファイバーとPTFEとを夫々15%混合、射出成形した材であり、B及びC材は夫々前記した材である。
【0021】
図5及び図7は、本発明材のPEEK又はPENとセリサイトとの混合材において、最良の摺動特性をえるための混合比を判定するために行われた耐摩耗テスト結果を示すグラフ図であり、使用したPEEK又はPENとセリサイトとの混合比は表2又は表3に示したものである。尚、成形材料の強度を表わすため表2及び表3に引張破断強度値も併せ記載した。
【0022】
図4乃至図7において、図の上半部に試験片の7.2km当りの摩耗量(ミクロン)を示し、下半部に各試験片による円板の7.2km当りの摩耗痕の平均摩耗深さを定性的に比較して示している。図より判るように、従来使用されているPTFE基材にカーボンブラック及びブロンズ粉を充填した材や、PTFE基材にスミカスーパーE101材を充填した材の試験片B及びCは、自己の摩耗が大きいうえ、相手のADC−12Z材を摩耗させることも大である。PEEK基材又はPEN基材にカーボンブラックとPTFEとを充填したA又はA′材は、自己摩耗は本発明材と同程度であるが、相手材ADC−12Zを大きく摩耗させることが判明した。
【0023】
セリサイトの充填量とADC−12Z材との摩耗相関性においては、セリサイト添加量が全量に対し20%を割ると摩耗相関性が悪化し、材料組成として好ましくなく、セリサイト量が35%以上になると引張り破断強度も劣化し、摺動面よりセリサイトの脱落を生じ、摩耗相関性の悪化をまねく結果を生じた。
【0024】
前記の結果より、PEEK基材及び/又はPEN基材に350メッシュ以下のセリサイトを重量比で全重量に対し約30%充填した材料が摺動特性が最良であることが判った。セリサイトは軟かく、金属材料の中でも軟質なAl合金材を損傷させず、摩擦係数も低いことが判明した。更にAT用の回転軸シールリングへの適用を考え、本発明によるD材を外径52m/m 、巾2.3m/m 、厚さ2.3m/m のシールリングに加工し、図8に示す試験機によりシール性の経時劣化とADC−12Z製軸との耐摩耗性を試験した。
【0025】
図8に試験機の要部を示す。ADC−12Z製の回転軸7の周囲に加工されたリング溝8に接した状態で、軸シールリング9、10が嵌合されており、シールリング9、10の外周面は炭素鋼(S45C)製ケーシング11に接触し、回転軸7の回転に伴い、ケーシング11の内面を摺動する。ケーシング11の側面には油圧計12を有する潤滑作動油供給管13が取付けられており、ケーシング11の底面にはシールリングから漏れた油を排出する排出管14がバルブ15を介して取付けられており、排出管14の下方には、排出管14の下端開口より落ちる油を受けられるようにメスシリンダ16が置かれ、この中に溜った油の量を測定できるようになっている。試験はAT用ミッションオイルを使用し、軸回転数2,000rpm 、油圧12kg/cmで50時間の耐久試験を行った。
【0026】
耐久試験後で実施した油温変化とオイル洩れの測定結果が図9に示されている。図9は、表2の符号Dの本発明の材料で作られたシールリングを装着して行ったオイル洩れ試験結果を、前記B材で製造したシールリング及び従来の鋳鉄製カギシールリングのそれと対比して示した図である。本発明D材によるシールリングは、B材によるシールリングに比べ、100cc/分以下と安定したシール性を示し、油温変化による影響をうけがたい性能を示している。また鋳鉄製カギシールリングは油温変化(即ち油の粘度低下)に伴いシール性が悪化している。
【0027】
油温120℃での耐久試験におけるADC−12Z製軸壁及びリングの摩耗性を比べた結果を図10に示したが、本発明D材の自己摩耗(リングの巾摩耗)並びにADC−12Z製軸壁(リング側面とのシール面)の摩耗も鋳鉄リングと同等の良い結果がえられており、摩耗試験でえられた結果を立証している。
【0028】
PEN基材に350メッシュ以下のセリサイトを全重量に対し30重量%充填した本発明によるJ材を使用し、前記と同じ耐久試験を行うとともに、オイル漏れを測定した。J材によるシールリングは、PTFE基材を使用したB材製リングに比べ、100cc/分以下と安定したシール性を示し、油温変化に影響をうけず、自己及びADC−12Z製軸壁の摩耗も鋳鉄製シールリングと同等の良い結果がえられ、その効果は、本発明によるPEEK基材にセリサイトを充填したD材によるシールリングのそれと同等であった。
【0029】
【発明の効果】
PEEK基材及び/又はPEN基材にセリサイトを添加混合して成形された本発明による摺動部材は、良好な耐摩耗性を示し、相手材である軟質軽金属製の摺動部材を摩耗すること及び自己摩耗の著しく少ない摺動部材である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPEEK基材にセリサイトを充填した場合の組織を示す顕微鏡組織写真である(×100)。
【図2】本発明のPEN基材にセリサイトを充填した場合の組織を示す顕微鏡組織写真である(×100)。
【図3】摩耗試験機の要部を示す一部断面を含む側面図である。
【図4】比較樹脂材と本発明のPEEK基材を用いたD材の摩耗相関性を示すグラフ図である。
【図5】本発明材のセリサイトの適量を絞るために実施したPEEKを基材とした場合の摩耗相関性を示すグラフ図である。
【図6】比較樹脂材と本発明のPEN基材を用いたJ材の摩耗相関性を示すグラフ図である。
【図7】本発明材のセリサイトの適量を絞るために実施したPENを基材とした場合の摩耗相関性を示すグラフ図である。
【図8】油漏れ試験機の要部を示す断面図である。
【図9】本発明D材と従来材とにより作られたシールリングの油漏れ試験結果を対比して示すグラフ図である。
【図10】図8の試験機を用いて50時間の耐久テストを実施し、本発明D材と従来技術のシールリング自己摩耗と、ADC−12Z軸溝摩耗を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 ADC−12Z材ステーターホールダー
2 ADC−12Zステーター
3 注油口
4 試験片ホルダ
5 試験片
6 回転軸
7 回転軸
8 リング溝
9、10 シールリング
11 ケーシング
12 油圧計
13 油供給管
14 漏油排出管
15 バルブ
16 メスシリンダ

Claims (1)

  1. 軟質軽金属製部材に摺接し、摺接面での油のシールを行なう摺動部シール部材であって、該部材がポリエーテル・エーテルケトン樹脂及び/又はポリエーテルニトリル樹脂とセリサイトよりなり、セリサイトを全重量の20〜35%添加したことを特徴とする摺動部材。
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