JP3580229B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パーソナルコンピュータやゲーム機などの各種電子機器の表示制御に好適な表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CRT(Cathode−Ray Tube)などの表示装置の表示制御は、一般的に以下に述べるように行われている。
まず、説明を簡単にするため、図9において、表示装置200の表示画面201には、水平方向(X方向)に8個、垂直方向(Y方向)に5個の計40個の画素位置が設けられているものとする。そして、フレームバッファ202には、表示画面201上の各画素位置と対応させて計40個の各画素の画素データ(1画面分)が記憶されているものとする。
【0003】
ここで、フレームバッファ202において各画素データが記憶されるエリアは、各画素データ毎に固定されている。さらに詳述すると、各画素データは、各々の表示が行われる表示画面201上での画素位置[X,Y]に対応したエリアに記憶されるようになっている。
【0004】
このような構成において、表示装置200が表示画面201における最初の水平走査線上の画素の表示を行うときには、それに先立って、当該水平走査線上の各画素位置[X,0](X=0〜7)に対応した各画素データがフレームバッファ202から読み出され、これらが表示装置200に供給される。次に、2番目の水平走査線上の画素の表示に先立って、画素位置[X,1](X=0〜7)に対応した各画素データがフレームバッファ202から読み出され、これらが表示装置200に供給される。以降の各水平走査線上の画素表示も同様であり、各水平走査線上の各画素位置に対応した画素データが事前にフレームバッファ202から読み出され、表示装置200に供給される。このようにして1垂直走査期間内に1画面分の各画素位置[X,Y](X=0〜7,Y=0〜4)に対応した各画素データがフレームバッファ202から読み出されて表示装置200に与えられ、画像表示が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ある原画像を構成する各画素データがフレームバッファ202に格納された場合において、例えば、この原画像の左右反転表示や回転表示などを行う場合がある。従来、このような場合には、フレームバッファ202に格納された各画素データを一旦読み出して原画像の左右反転表示や回転表示に対応した各画素データを生成し、フレームバッファ202に格納し直すという複雑な制御を行わなければならず、表示処理に時間を要するという課題があった。
【0006】
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、画素表示を行うための画素データを表示画面上の画素位置毎に表示メモリの任意のエリアから読み出せるようにした表示制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、表示画面の走査に対応したアドレス構成を有し、各アドレスに従って前記表示画面を構成する各画素の画素データが記憶される表示メモリと、
前記表示画面の走査に対応したアドレス構成を有する第1乃至第N(Nは2以上の整数)のアドレス変換テーブルを有し、
第K(K=1乃至N−1)のアドレス変換テーブルには、各アドレスに従って第K+1のアドレス変換テーブルのアドレス情報が記憶され、第Nのアドレス変換テーブルには、各アドレスに従って前記表示メモリのアドレスを指定するアドレス情報が記憶され、
前記表示画面の走査に対応して前記第1乃至第Nのアドレス変換テーブルのアドレスを順に参照し、これによって前記第Nのアドレス変換テーブルから読み出されるアドレス情報に従って前記表示メモリから画素データを読み出して表示装置に供給する表示制御手段と、
を具備することを特徴とする表示制御装置を要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能である。
【0010】
ここで、発明を理解する上で混同を避けるため、表示装置の表示画面上における画素位置を表示画素位置と定義し、また、フレームバッファ上において原画面(1画面分の画像)を構成する各画素の当該原画面における画素位置を画像画素位置と定義して以下の説明を行う。
【0011】
A.実施形態の構成
(1)PC(Personal Computer)の全体構成
図1は、この発明の一実施形態であるVDP(Video Display Processor)105を用いたPC10の構成を示すブロック図である。
【0012】
図1において、PC10は、表示装置100およびPC本体101を有している。ここで、表示装置100はCRTやLCD(Liquid Crystal Display)などであり、その表示画面100aには、水平方向(X方向)640個×垂直方向(Y方向)480個の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0〜479)が設けられている。
【0013】
この表示装置100は、PC本体101のVDP105から供給されるアナログ画像信号RGBや、水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync、水平帰線消去信号Blankなどに基づいて表示画面100aに画像を表示する。また、表示装置100は順次走査方式の表示装置であり、図1に示すように、表示画面100aにおいて最初の水平走査を行う場合には、最初の水平走査線上の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0)の画素表示がX方向に順次行われ、次に2番目の水平走査を行う場合には、2番目の水平走査線上の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=1)の画素表示が順次行われる。以降の各水平走査による各表示画素位置[x,y]の画素表示も同様に行われる。
【0014】
一方、PC本体101は、メモリ102およびVDP105を有する。また、メモリ102は、フレームバッファ103およびアドレス変換テーブル104を有する。
フレームバッファ103は、表示すべき原画面に対応した情報を記憶するメモリである。ここで、原画面は、640×480の画素マトリックスによって構成されている。フレームバッファ103には、この画素マトリックスを構成する個々の画素の画素データが記憶される。
【0015】
なお、以下では説明の便宜のため、この画素マトリックスにおける各画素の位置を図1に示すような2次元座標系での座標値[x’,y’]により特定する。各画素の画素データは、フレームバッファ103内の固定された各エリアに格納され、この各画素データが格納されるエリアのアドレスは、その画素の画素マトリックス内での位置[x’,y’](画像画素位置)から一義的に求めることができる。
【0016】
すなわち、フレームバッファ103は、表示画面100aにおいて走査される各表示画素位置[x,y]に対応するアドレス構成を有しており、各アドレスに従って原画面を構成する各画素データが記憶される。
【0017】
アドレス変換テーブル104は、図2に示すように、表示画面100aにおける各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0〜479)毎に、当該表示画素位置に表示すべき原画面における画像画素位置[x’,y’]を定めたテーブルである。
【0018】
つまり、アドレス変換テーブル104は、表示画面100aにおいて走査される各表示画素位置[x,y]に対応するアドレス構成を有しており、各アドレスに従って原画面における各画像画素位置[x’,y’](すなわち、フレームバッファ103の読み出しアドレスを指定するアドレス情報)が記憶される。
【0019】
このアドレス変換テーブル104において、各表示画素位置[x,y]に対する画像画素位置[x’,y’]を変更することによって、種々の表示制御を行うことができる。図2に示したアドレス変換テーブル104はその一例であって、フレームバッファ103内の原画面の上下を反転させて表示画面100aに表示させるためのものである。
なお、アドレス変換テーブル104に記憶される座標値x’およびy’は、各々16ビットのデータを有する。
【0020】
(2)VDP105の構成
次に、再度、図1を参照し、本実施形態に係るVDP105の構成について詳述する。
VDP105は、表示画面100aの各表示画素位置[x,y]に表示すべき画素データをアドレス変換テーブル104を参照してフレームバッファ103から順次選択的に読み出して表示画面100aに表示させる回路である。この表示に際してVDP105は、アドレス変換テーブル104を参照して各表示画素位置[x,y]に表示すべき画素データの読み出しアドレスを決定し、当該決定した読み出しアドレスに従ってフレームバッファ103から画素データを順次読み出す。
【0021】
VDP105は、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路であり、ビデオタイミングジェネレータ106、テーブルメモリ107、アドレスジェネレータ108、メモリコントローラ109、アウトプットバッファ110およびDAC(Digital to Analog Converter)111を有している。
【0022】
ビデオタイミングジェネレータ106は、所定周波数のクロックを分周して前述した水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync、水平帰線消去信号Blankを生成する回路である。生成された水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync、水平帰線消去信号Blankは、メモリコントローラ109および表示装置100に供給される。
【0023】
メモリコントローラ109は、フレームバッファ103からの画素データの読み出しを制御するものである。このメモリコントローラ109は、ビデオタイミングジェネレータ106から供給される水平同期信号Hsyncに応じて、当該水平同期信号Hsyncによって水平走査される表示画面100a上の各表示画素位置(表示ライン)に対応するアドレス変換テーブル104の1ライン分のテーブルデータをメモリ102から読み出してテーブルメモリ107に転送する。
【0024】
前述したように表示装置100は順次走査方式であるので、例えば、図2に示したアドレス変換テーブル104からテーブルデータを読み出す場合、メモリコントローラ109は、水平同期信号Hsyncの入力に応じてアドレス変換テーブル104の最上段から順次1ラインずつテーブルデータを読み出す。
【0025】
テーブルメモリ107には、各水平走査期間毎に、メモリコントローラ109によってアドレス変換テーブル104から読み出された1ライン分のテーブルデータが格納される。この1ライン分のテーブルデータは、例えば、図2に示したアドレス変換テーブル104においてX方向に1ライン分のデータ列であって、640個のx’y’座標値から構成されている。
【0026】
このようにテーブルメモリ107をVDP105の内部に設け、VDP105の外部に設けられたメモリ102から水平走査期間毎にアドレス変換テーブル104の1ライン分のテーブルデータを読み出してテーブルメモリ107に格納する構成としたのは、アドレス変換テーブル104をVDP105の外部に設けることで、VDP105の回路規模をより小さな規模で済ますためである。このような構成とすることは、VDP105をLSIなどの集積回路で構成する場合に特に有効である。
【0027】
アドレスジェネレータ108は、各水平走査期間毎に、テーブルメモリ107に格納された1ライン分のテーブルデータに基づいて、画素データの読み出しアドレスを生成してメモリコントローラ109に供給する回路である。
【0028】
このアドレスジェネレータ108は、表示画面100aにおける水平走査方向に従ってテーブルメモリ107からx’y’座標値を順次読み出す。例えば、図2に示したアドレス変換テーブル104において、y’座標値が「479」の1ライン分のテーブルデータがテーブルメモリ107に格納されている場合、アドレスジェネレータ108は、[0’,479’]、[1’,479’]……[639’,479’]の順序で計640個のx’y’座標値(すなわち、フレームバッファ103の読み出しアドレス)を順次読み出す。
【0029】
メモリコントローラ109は、アドレスジェネレータ108から供給される読み出しアドレスに基づいて、各水平走査期間毎に、フレームバッファ103から640個の画素データを順次読み出してアウトプットバッファ110に供給する。
【0030】
アウトプットバッファ110は、メモリコントローラ109から順次供給される画素データを表示ドットクロックに同期してデジタルビデオデータとしてDAC111に出力する。DAC111は、アウトプットバッファ110から供給されるデジタルビデオデータをアナログ画像信号RGBに変換して表示装置100に供給する。
以上が本実施形態に係るPC10の構成である。
【0031】
B.実施形態の動作
次に本実施形態の動作を説明する。
まず、以下の動作説明の前提として、PC本体101は、表示制御の対象となる原画面(1画面分の画像)を画素データ単位でフレームバッファ103に格納する処理を行うとともに、図2に示した上下反転用のアドレス変換テーブル104をメモリ102に格納する処理を行う。このような状態においてPC本体101は、VDP105に対して表示制御の実行を指示する。
【0032】
図3は、本実施形態に係るVDP105の動作タイミングを例示する図である。
同図において、水平同期信号Hsyncの信号レベルがHiからLowに変化する立下り時点から次の立下り時点までの期間が1水平走査期間であり、水平帰線消去信号Blankの信号レベルがLowの状態を保持する期間が水平帰線消去期間である。また、図中、画素データ出力期間Pixel Dataは、VDP105から1表示ライン分の画素データが出力される期間を示し、また、メモリアクセス期間Mem.Accは、メモリ102またはフレームバッファ103からメモリコントローラ109によってデータが読み出される期間を示す。
【0033】
以下にVDP105の動作を詳細に説明する。
メモリコントローラ109は、図3に示すように、ビデオタイミングジェネレータ106から供給される水平同期信号Hsyncの立下りに応じて、表示ラインに対応するアドレス変換テーブル104の1ライン分のテーブルデータをメモリ102から読み出してテーブルメモリ107に格納する。
【0034】
例えば、表示画面100aにおいてy=0の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0)を水平走査する場合には、図2に示した上下反転用のアドレス変換テーブル104においてy’=479のデータ列[0’,479’]、[1’,479’]……[639’,479’]がメモリ102から読み出されてテーブルメモリ107に格納される。
【0035】
図3に示すメモリアクセス期間Mem.Acc のRead Line N Tableの期間は、メモリ102からアドレス変換テーブル104の1ライン分のテーブルデータが読み出される期間を示している。
【0036】
次いで、アドレスジェネレータ108は、テーブルメモリ107に格納された1ライン分のテーブルデータからx’y’座標値を順次読み出す。この際、アドレスジェネレータ108は、例えば、図2に示したアドレス変換テーブル104においてy’=479のデータ列[0’,479’]、[1’,479’]……[639’,479’]がテーブルメモリ107に格納されている場合、[0’,479’]、[1’,479’]……[639’,479’]の順序で計640個のx’y’座標値を順次読み出す。
【0037】
そして、アドレスジェネレータ108は、順次読み出されるx’y’座標値に従って画素データの読み出しアドレスを生成してメモリコントローラ109に供給する。例えば、アドレスジェネレータ108は、読み出したx’y’座標値のデータを用いて、x’座標値のデータ(16bit)を上位bit、y’座標値のデータ(16bit)を下位bitとする32bitの読み出しアドレスを生成する。なお、アドレスジェネレータ108は、計640個の読み出しアドレスの生成処理を水平帰線消去期間内に完了させる。
【0038】
次いで、メモリコントローラ109では、アドレスジェネレータ108から供給される640個の読み出しアドレスに従って、計640個の画素データをフレームバッファ103から任意のデータ読み出しサイズで読み出す。
【0039】
本実施形態では、1回の画素データ読み出しサイズを画素データ256個分とする。表示画面100aにおいて表示ライン上の表示画素位置の数は640個であるので、表示ラインの左端の表示画素位置を0番としたとき、1回目の読み出しでは、0番〜255番目までの各表示画素位置を表示させるための計256個の画素データがフレームバッファ103から順次読み出される。また、2回目の読み出しでは、256番〜511番目までの各表示画素位置を表示させるための計256個の画素データが、3回目の読み出しでは、512番〜639番目までの各表示画素位置を表示させるための計128個の画素データが、それぞれフレームバッファ103から順次読み出される。
【0040】
図3に示すメモリアクセス期間Mem.Acc のRead Pixel 0−255、Read Pixel 256−511、Read Pixel 512−639の各期間は、フレームバッファ103から画素データが読み出される計3回の期間を示している。
【0041】
なお、画素データのデータ読出しサイズは任意であって、例えば、1回の画素データ読み出しサイズを画素データ640個分(すなわち、1表示ライン分)あるいは画素データ1個分とすることも可能である。この場合、フレームバッファ103からの画素データの読み出しは、1表示ライン単位あるいは1画素データ単位で行われることとなる。
【0042】
メモリコントローラ109では、このようにしてフレームバッファ103から1表示ライン分の画素データを順次読み出してアウトプットバッファ110に供給する。アウトプットバッファ110では、メモリコントローラ109から供給される各画素データを、図3に示すように、水平帰線消去信号Blankの信号レベルがLowからHiに変化して水平帰線消去期間が終了した後、表示ドットクロックに同期してデジタルビデオデータとして順次、DAC111に出力する。このデジタルビデオデータは、DAC111によりアナログ画像信号RGBに変換されて表示装置100に供給され、表示装置100は、供給されたアナログ画像信号RGBに基づいて表示ラインの各表示画素位置に画素を表示する。
【0043】
図3に示す画素データ出力期間Pixel DataのPixel 0−255、Pixel 256−511、Pixel 512−639の各期間は、VDP105から各画素データが出力される期間を示している。
【0044】
したがって、表示画面100aにおいて最初の水平走査を行う場合には、図2に示した上下反転用のアドレス変換テーブル104においてy’=479の1ライン分のテーブルデータに従ってフレームバッファ103から画素データが読み出されて画素表示が行われるので、表示画面100aにおいてy=0の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0)には、フレームバッファ103内の原画面において画像画素位置[x’,y’](x’=0〜639,y’=479)の画素データに基づく画素表示が行なわれる。
【0045】
VDP105では、以上説明した処理を各水平走査期間毎に繰り返して実行する。これにより1垂直走査期間内に1画面分の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0〜479)を表示させるための画素データは、アドレス変換テーブル104に従ってフレームバッファ103から順次に読み出されることとなる。
【0046】
つまり、図2に示した上下反転用のアドレス変換テーブル104を使用した場合、表示画面100aにおいてy=0の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=0)には、フレームバッファ103内の原画面において画像画素位置[x’,y’](x’=0〜639,y’=479)の画素データに基づく画素表示が行われ、y=1の各表示画素位置[x,y](x=0〜639,y=1)には、原画面の画像画素位置[x’,y’](x’=0〜639,y’=478)の画素データに基づく画素表示が行われる。以降のy=2、3、4……の各表示画素位置[x,y]の画素表示も、原画面におけるX’方向の画素列を上下反転させるようにして順次行なわれる。
【0047】
その結果、図2に示したアドレス変換テーブル104を使用した場合、フレームバッファ103内の原画面を上下反転させて表示画面100aに表示させることができる。
【0048】
なお、本実施形態では、VDP105をLSIで構成する場合を例示して説明したが、VDP105が有する機能をLSIとして集積させずとも、パーソナルコンピュータなどにおいて本発明が実現可能であることは言うまでもない。また、このような場合、テーブルメモリ107を介さずに直接、アドレス変換テーブル104を参照しながら表示制御を行うことが処理の効率を図る上で有効である。
【0049】
C.その他の具体例
以下に、図4〜図6を参照してその他のアドレス変換テーブルのデータ構成例とその表示制御例について説明する。
なお、図4〜図6においては説明の便宜のため、表示装置150の表示画面151は、水平方向(X方向)8個×垂直方向(Y方向)5個の各表示画素位置が設けられているものとする。
【0050】
(1)画像の縮小表示を行う場合
図4は、縮小表示用のアドレス変換テーブル141のデータ構成例と、このアドレス変換テーブル141を使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
フレームバッファ103には、図4(b)に示す原画面が画素データ単位で格納されているものとする。この原画面に対して図4(a)に示すアドレス変換テーブル141を使用した場合の表示制御は以下に述べる通りである。
【0051】
すなわち、図4(a)に示すアドレス変換テーブル141のテーブル領域114内では、x’座標値が「1」、「3」、「5」、y’座標値が「0」、「2」、「4」と、それぞれ1ずつ座標値をとばして設定されている。したがって、このアドレス変換テーブル141に従って画素表示を行うと、原画面において三角図形を構成する各画素は、X’方向およびY’方向とも画素が間引きされて表示画面151に表示されることになる。
その結果、図4(b)に示すように、フレームバッファ103内の原画面(三角図形)に対して縮小した画像を表示画面151に表示させることができる。
【0052】
(2)画像の左右反転や回転、縮小を複合して行う場合
図5は、左右反転や回転、縮小を複合して行うアドレス変換テーブル142のデータ構成例と、このアドレス変換テーブル142を使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
【0053】
フレームバッファ103には、図5(b)に示す原画面が画素データ単位で格納されているものとする。この原画面に対して図5(a)に示すアドレス変換テーブル142を使用して表示制御を実行すると、このアドレス変換テーブル142に従って表示画面151の各表示画素位置に表示させる原画面の画素が決定されて画素表示が行われる。
【0054】
したがって、図5(b)に示すように、フレームバッファ103内の原画面(三角図形)に対して左右反転や回転、縮小を複合して行った画像を表示画面151に表示させることができる。
【0055】
(3)2つの画像の重ね合わせ表示を行う場合
図6は、重ね合わせ表示用のアドレス変換テーブル143のデータ構成例と、このアドレス変換テーブル143を使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
【0056】
図6(b)に示すフレームバッファ103において、図中点線で囲まれた矩形領域(x’=0〜7,y’=0〜4)が、表示画面151上の各表示画素位置に対応した表示領域115となる。この表示領域115以外の矩形領域(x’=8〜11,y’=0〜4)は、作業領域として形成されたものであり、本来、この作業領域内の各画素は表示画面151に表示されない。
【0057】
また、図6(a)に示すアドレス変換テーブル143のテーブル領域117では、フレームバッファ103の作業領域内における領域116、すなわち楕円図形を構成する各画素の画像画素位置[x’,y’](x’=9〜11,y’=0〜2)を指定している。また、アドレス変換テーブル143においてテーブル領域117以外の領域では、フレームバッファ103の表示領域115内における三角図形を構成する各画素を含む画像画素位置を指定している。
【0058】
したがって、このアドレス変換テーブル143に従って画像表示を行うと、図6(b)に示すように、三角図形と本来非表示であるはずの楕円図形とを重ね合わせて表示画面151に表示させることができる。
【0059】
なお、上述した図4〜図6に示したアドレス変換テーブル141、142、143及びその表示制御例は一例にすぎず、アドレス変換テーブル104のデータ構成を変更すれば、この他にも左右反転表示や拡大表示、変形表示などを行うことが可能である。このようにアドレス変換テーブル104のデータ構成を変更するのみで、様々な表示処理に対処することが可能である。
【0060】
本実施形態によれば、PC本体101では、アドレス変換テーブル104に従って表示画面100aの各表示画素位置の画素表示を行う。したがって、画素表示を行うための画素データを表示画素位置毎にフレームバッファ103の任意のエリアから読み出すことができるようになる。その結果、フレームバッファ103内の原画面に対して左右反転表示や回転表示、縮小表示などの表示処理を簡単な制御で実現できるとともに、その処理時間を短縮できる。また、回路構成や制御プログラムに変更を加えずとも、アドレス変換テーブル104のデータ構成を変更するだけで様々な表示処理に柔軟に対処できる。
【0061】
また本実施形態によれば、VDP105は、水平走査期間毎に、表示ラインに対応するアドレス変換テーブル104の1ライン分のテーブルデータをメモリ102から読み出してテーブルメモリ107に格納し、このテーブルメモリ107に格納された1ライン分のテーブルデータに従って画素表示を順次行う構成としている。このようなVDP105においても、上述したPC本体101と同様の効果を奏する。また、アドレス変換テーブル104をVDP105の外部に設けることで、VDP105の回路規模が大きくならずに済む。これは、VDP105をLSIなどの集積回路で構成する場合に特に有効である。
【0062】
D.変形例
以上、本発明の一実施形態について説明したが、この実施形態はあくまでも例示であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0063】
<変形例1>
例えば、図7に示すように、PC本体101においてさらにハードディスク180を備え、このハードディスク180に左右反転表示や回転表示、拡大表示などの各種表示処理用の複数のアドレス変換テーブル144、145、146……を格納する構成であってもよい。
【0064】
この場合、PC本体101では、フレームバッファ103内の原画面に対して実行する表示処理の種類がPC本体101に備わる図示しないマウスやキーボードなどの操作入力に応じて指定されると、指定された種類に対応するアドレス変換テーブルをハードディスク180から読み出してメモリ102に格納し、このアドレス変換テーブルを使用して表示制御を実行する。このような構成とすれば、様々な表示処理に柔軟に対処可能である。
【0065】
<変形例2>
また、上記<変形例1>に示したようにハードディスク180に複数のアドレス変換テーブルを格納する構成とした場合、以下に述べる表示制御を行うことも可能である。
【0066】
例えば、ユーザからマウスやキーボードなどを介して「上下・左右反転」が指示された場合に、図8に示すように、上下反転用のアドレス変換テーブル147と左右反転用のアドレス変換テーブル148とを用いて上下・左右反転に関する表示制御を行う手法である。なお、図8は、表示画面100aにおいて表示画素位置[0,0]が走査される場合を例示している。
【0067】
この場合、同図に示すように、まず、上下反転用のアドレス変換テーブル147が参照される。このアドレス変換テーブル147は上下反転用であることから、表示画素位置[0,0]に対応してフレームバッファ103内の画像画素位置[0’,479’]が指定されている。次いで、この座標[0’,479’]を表示画素位置[0,479]として参照し、フレームバッファ103ではなく左右反転用のアドレス変換テーブル148を参照する。
【0068】
そして、左右反転用のアドレス変換テーブル148において表示画素位置[0,479]に対応して指定されたフレームバッファ103内の画像画素位置[639’,479’]に従って、フレームバッファ103から画素データが読み出され、表示画面100aの表示画素位置[0,0]が表示される。同様にして表示画面100aの各画素の表示制御を行えば、フレムバッファ103内の原画面に対して上下・左右反転させた画像を表示画面100aに表示させることができる。
【0069】
上述した記載例は、2つのアドレス変換テーブル147,148を用いて複合した表示制御を行う場合であるが、さらに3つ以上のアドレス変換テーブルを用いて複合した表示制御を行うことも勿論可能である。
【0070】
このように表示画面100aの各画素の走査に応じて、第1〜第N(Nは2以上の整数)のアドレス変換テーブルを順に参照し、第Nのアドレス変換テーブルから読み出される画像画素位置[x’,y’]に従って、フレームバッファ103から画素データを読み出し、表示画面100aの走査対象となる表示画素位置[x,y]を表示させることができる。
【0071】
<変形例3>
また、上記変形例1においてハードディスク180に格納されたアドレス変換テーブル144、145、146……は表示処理の種類のみでなく、例えば、表示装置の解像度に応じて、かつ、この解像度毎に表示処理の種類に応じた複数のアドレス変換テーブル144、145、146……を有する構成であってもよい。例えば、水平方向640×垂直方向480の解像度用や水平方向320×垂直方向240の解像度用に、それぞれ表示処理の種類に応じた複数のアドレス変換テーブル144、145、146……がハードディスク180に格納されている構成である。この場合、PC本体101は、接続された表示装置の解像度と操作入力に応じて指定された表示処理の種類とに応じたアドレス変換テーブルをハードディスク180から読み出して表示制御を実行する。
【0072】
<変形例4>
また、PC本体101は、マウスやキーボードなどの操作入力に応じてアドレス変換テーブル104のデータ構成をユーザが任意に調整、変更することや、新たなアドレス変換テーブル104を作成することを可能とする構成であってもよい。
【0073】
<変形例5>
上記実施形態では、本発明をパーソナルコンピュータに適用した場合について述べたが、例えば、撮像素子としてCCD(Charge Coupled Device)を用い、かつ、撮像画像の表示機能を有する撮像装置に対して本発明を適用することが有効である。このような撮像装置で撮像した無補正の撮像画像は、画像の四方端部が外側に膨らんでしまう現象を伴う。このため、撮像装置に備わる表示部に撮像した画像を表示する際には、撮像画像の四方端部の歪みを補正する必要がある。
【0074】
したがって、このような撮像装置に本発明を適用すれば、撮像画像に対する歪み補正処理およびその処理結果の表示を簡単な構成で実現できるとともに、その処理時間を短縮できる。その結果、撮像に応じてリアルタイムで補正済みの撮像画像を表示部に表示することができるようになる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、アドレス変換テーブルにより、画素表示を行うための画素データを表示画面上の画素位置毎に表示メモリの任意のエリアから読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるVDPを用いたPCの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態に係るメモリに格納されるアドレス変換テーブルのデータ構成を例示する図である。
【図3】同実施形態に係るVDPの動作タイミングを例示する図である。
【図4】同実施形態に係る、縮小表示用のアドレス変換テーブルのデータ構成例と、このアドレス変換テーブルを使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
【図5】同実施形態に係る、左右反転や回転、縮小を複合して行うアドレス変換テーブルのデータ構成例と、このアドレス変換テーブルを使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
【図6】同実施形態に係る、重ね合わせ表示用のアドレス変換テーブルのデータ構成例と、このアドレス変換テーブルを使用した場合の表示制御の概要を示す図である。
【図7】同実施形態の変形例に係るPC本体の構成を示すブロック図である。
【図8】変形例2に係る表示制御の概要を示す図である。
【図9】表示装置に対する一般的な表示制御方法の概要を示す図である。
【符号の説明】
10……PC、100,150……表示装置、100a,151……表示画面、101……PC本体、102……メモリ、103……フレームバッファ、104,141〜148……アドレス変換テーブル、105……VDP、106……ビデオタイミングジェネレータ、107……テーブルメモリ、108……アドレスジェネレータ、109……メモリコントローラ、110……アウトプットバッファ、111……DAC、180……ハードディスク。

Claims (1)

  1. 表示画面の走査に対応したアドレス構成を有し、各アドレスに従って前記表示画面を構成する各画素の画素データが記憶される表示メモリと、
    前記表示画面の走査に対応したアドレス構成を有する第1乃至第N(Nは2以上の整数)のアドレス変換テーブルを有し、
    第K(K=1乃至N−1)のアドレス変換テーブルには、各アドレスに従って第K+1のアドレス変換テーブルのアドレス情報が記憶され、第Nのアドレス変換テーブルには、各アドレスに従って前記表示メモリのアドレスを指定するアドレス情報が記憶され、
    前記表示画面の走査に対応して前記第1乃至第Nのアドレス変換テーブルのアドレスを順に参照し、これによって前記第Nのアドレス変換テーブルから読み出されるアドレス情報に従って前記表示メモリから画素データを読み出して表示装置に供給する表示制御手段と、
    を具備することを特徴とする表示制御装置。
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