JP3567981B2 - 用紙載置トレイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成機の原稿搬送装置に備えられた原稿給紙テーブルに適用することができる用紙載置トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成機、例えば静電複写機には、一般的に原稿搬送装置が備えられている。複写機に備えられた原稿搬送装置の一つの典型例は、用紙載置トレイである原稿給紙テーブルと、原稿給紙テーブルの下方に間隔をおいて配設された原稿排出トレイと、原稿給紙テーブル上にセットされた原稿を原稿搬送路を通して搬送して原稿排出トレイ上に排出する原稿搬送手段とを含んでいる。原稿給紙テーブルに例えば複数枚からなる1セットの原稿がセットされ、複写開始キーがONされると、原稿給紙テーブル上にセットされた原稿は、原稿搬送手段によって1枚づつ順次、原稿搬送路を通して搬送され、原稿排出トレイ上に全数が排出される。原稿搬送手段によって1枚づつ搬送される原稿の画像は、原稿搬送路の途中に配設された画像読取位置を通過する過程において、複写機に配設された画像読取装置に含まれる画像読取手段によって読み取られ、記憶装置により画像情報として記憶される。記憶装置により記憶された画像情報は、原稿搬送装置の上記搬送動作に並行して行なわれる、複写機の画像形成手段の作動により、用紙に転写・定着される。画像形成手段による画像形成動作の繰り返しによって全原稿の画像の複写が行なわれる。
【0003】
適宜の合成樹脂から一体成形される上記原稿給紙テーブルの表側には、原稿を、そのサイズに応じて原稿給紙テーブルの所定の幅方向位置に位置付けるため、相互に接近及び離隔しうるよう幅方向に移動自在な一対の幅規制部材が装着されている。原稿給紙テーブルには、幅規制部材の各々に対応して、一対の長孔が幅方向に直線状に延在するよう形成されている。幅規制部材の各々には、各々の下面から下方に延び出す脚部が一体に形成されている。幅規制部材の各々の脚部は、原稿給紙テーブルの、対応する長孔を貫通して原稿給紙テーブルの裏面側に延び出すよう配置されている。原稿給紙テーブルの裏側には、幅規制部材の各々を同期して連動させるための連動機構が装着されている。この連動機構は、原稿給紙テーブルの裏側において、原稿給紙テーブルに回転自在に装着された1個のピニオンと、原稿搬送方向に間隔をおいて幅方向に平行に延在しかつ幅方向に往復移動しうるよう原稿給紙テーブルに配設された一対のラックとを備えている。ラックの各々はピニオンに噛み合わされている。幅規制部材の各々の脚部は、対応するラックに一体的に連結されている。幅規制部材の一方を幅方向の内側又は外側に移動させると、幅規制部材の他方は、上記連動機構により幅規制部材の一方に連動して幅方向の内側又は外側に移動させられる。幅規制部材の各々の脚部は、原稿給紙テーブルの、対応する長孔に沿って移動させられるので、幅規制部材の各々の幅方向の往復移動が許容される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記原稿給紙テーブルにおいては、原稿給紙テーブルの表側に位置付けられた一対の幅規制部材と、原稿給紙テーブルの裏側に配設された、対応するラックとを連結する脚部を移動自在に貫通させるための一対の長孔を、原稿給紙テーブルに形成する必要があり、しかも、長孔の各々は、少なくとも幅規制部材の各々の幅方向の可動範囲にわたって幅方向に延在するよう形成する必要がある。すなわち、上記原稿給紙テーブルには、比較的幅が広くかつ長さが長い一対の長孔が幅方向に延在するよう形成されるので、原稿給紙テーブルの外観が損なわれ、デザイン上好ましくない。また、原稿載置テーブル全体としての強度が低下させられるので、原稿載置テーブルの肉厚を厚くして剛性を高める必要が生じ、その結果、重量が増加し、コストアップとなる。また、幅規制部材の各々の連動機構が原稿載置テーブルの裏側に配設されているので、原稿載置テーブルの裏側に、連動機構を覆うためのカバーを配設しなければならず、この面においても、重量が増加し、コストアップとなる。また、幅規制部材の各々が原稿載置テーブルの表側に配置され、連動機構が原稿載置テーブルの裏側に配設されるので、組立に際しては原稿載置テーブル全体を引っくり返したり、ビス止めしたりといった煩雑な作業を要し、しかも部品点数も多いので、組立作業性が悪く、コストアップとなる。また、原稿搬送方向に延在する幅規制部材の各々と、原稿搬送方向に直交するよう延在する、対応するラックとは相互に直角をなすように連結する必要があり、そのための位置決め部を設ける必要があり、この面においても組立作業性が悪い。
【0005】
本発明の目的は、優れた外観を確保することを可能にする、新規な用紙載置トレイを提供することである。
【0006】
本発明の他の目的は、比較的軽量でありながら必要な強度を確保することを可能にする、新規な用紙載置トレイを提供することである。
【0007】
本発明の更に他の目的は、優れた組立作業性が得られる、新規な用紙載置トレイを提供することである。
【0008】
本発明の更に他の目的は、部品点数が少なく、比較的低コストで製造することを可能にする、新規な用紙載置トレイを提供することである。
【0009】
本発明の更に他の目的は、幅規制部材の各々と対応するラックとの直角度を比較的容易に確保することを可能にする、新規な用紙載置トレイを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一局面によれば、
合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ループ状の隙間を通してガイド板部材に嵌合されることにより、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が一体に配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が一体に配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が一体に配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着される、
ことを特徴とする用紙載置トレイ、が提供される。
受入凹部は実質上、矩形箱形状に形成され、支持手段は、受入凹部の底壁の長手方向両端部に配設された一対の支持壁により構成されている、ことが好ましい。
連動機構は、ガイド板部材の下面中央部に回転自在に装着された1個のピニオンと、ガイド板部材の下面における一側部を一側に沿って長手方向に延在するよう一方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた一方のラックと、ガイド板部材の下面における他側部を他側に沿って長手方向に延在するよう他方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた他方のラックとから構成されている、ことが好ましい。
本発明の他の局面によれば、
合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
受入凹部は実質上、矩形箱形状に形成され、支持手段は、受入凹部の底壁の長手方向両端部に配設された一対の支持壁により構成され、
受入凹部は、矩形状の平坦な上面を有する該底壁と、該底壁の、幅方向両側を相互に対向して平行に延在するよう配置された側壁とを備え、支持壁の各々は、相互に実質上同一の形状及び大きさを有するよう該底壁から直立して形成されると共に該底壁の両端部を両端に沿って一定の高さで延在する上端面と、受入凹部の、対応する側壁の内側に間隔をおいて位置付けられた両端面とを有し、ガイド板部材は、幅方向両側部の下面から垂下し両側に沿って延在するよう形成されたフランジを備え、幅規制ユニットがトレイ本体に装着された状態で、ガイド板部材は、その下面がトレイ本体の支持壁の各々の上端面に載置支持されかつそのフランジの各々が支持壁の各々の両端面の外側に対向して位置付けられ、かつガイド板部材の両側面と、受入凹部の、対応する側壁との間、及びガイド板部材の下面と、受入凹部の底壁との間には、幅規制部材の各々の、ガイド板部材に対するスライドを許容するための隙間が形成される、
ことを特徴とする用紙載置トレイ、が提供される。
本発明の更に他の局面によれば、
合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の 周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
幅規制部材の各々は、原稿載置上面を有しかつ原稿搬送方向に延在するスライド本体部と、スライド本体部の、該搬送方向に直交するスライド方向外側端から上方に直角に延び出す幅規制部と、スライド本体部の下面から下方に延び出しかつ該搬送方向に間隔をおいてスライド方向に平行に直線状に延在するよう形成された一対の側壁部と、側壁部の各々の、スライド方向内側端部における下端間を該搬送方向に延在して下端間を連結する橋絡部とを備え、幅規制部材の各々のラックは、対応する橋絡部からそれぞれ該スライド方向内側に向かって延び出すよう形成されている、
ことを特徴とする用紙載置トレイ、が提供される。
幅規制部材の各々の側壁部の各々は、スライド本体部の該搬送方向両側から垂下する被ガイド側壁を有し、幅規制部材の各々がガイド板部材に装着された状態で、幅規制部材の各々における、スライド本体部の下面がガイド板部材の上面にスライド自在に当接され、被ガイド側壁の各々がガイド板部材の、対応する側面に隙間をおいて位置付けられ、橋絡部及びラックがガイド板部材の下面に対し隙間をおいて位置付けられる、ことが好ましい。
本発明の更に他の局面によれば、
合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
連動機構は、ガイド板部材の下面中央部に回転自在に装着された1個のピニオンと、ガイド板部材の下面における一側部を一側に沿って長手方向に延在するよう一方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた一方のラックと、ガイド板部材の下面における他側部を他側に沿って長手方向に延在するよう他方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた他方のラックとから構成され、
ガイド板部材の下面中央部には軸が該下面から垂下するよう形成され、該下面の、該軸を、ガイド板部材の長手方向に等間隔をおいて挟んだ位置には、先端に係止部が形成された一対の係止片が該下面から垂下するよう形成され、ピニオンは、周面に歯が形成された駆動部と、駆動部の軸方向一側面に形成されかつ駆動部よりも大径に形成された円形フランジ部と、軸心部に形成された取付孔とを備え、ピニオンの取付孔を駆動部側から軸に挿入すると、円形フランジ部の周縁部が係止片の各々の係止部に当接して係止部の各々が相互に離隔するよう係止片の各々を弾性変形させて係止部を乗り越えることにより、ピニオンは軸に回転自在にかつ軸方向に抜け出さないように装着される、
ことを特徴とする用紙載置トレイ、が提供される。
本発明の更に他の局面によれば、
合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被 係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
トレイ本体における受入凹部は、該底壁及び側壁の各々の長手方向両端に対して直交するよう延在する一対の端壁を備え、受入凹部の側壁の各々は、底壁の幅方向両側縁の上面から直立する下側壁と、下側壁の各々の上端から直角に底壁の幅方向外側に相互に離隔する方向に延び出す中間壁と、中間壁の各々の幅方向外側から直立する上側壁とを備え、ガイド板部材の被係止手段は、ガイド板部材の長手方向一端から長手方向に延び出すよう形成された被係止フランジと、ガイド板部材の長手方向中央部の幅方向両側部の下面から垂下し先端に被係止部が形成された側部被係止片と、ガイド板部材の長手方向他端部の下面から垂下し先端に被係止部が形成された少なくとも1個の他端部被係止片とを備え、トレイ本体における受入凹部の係止手段は、一方の端壁に形成された一端係止孔の上縁と、側壁の各々の長手方向中央部における下側壁及び中間壁を貫通するよう形成された側部係止孔の上縁を規定する上側壁の下縁と、底壁の、他方の端壁に隣接した長手方向他端部に形成された少なくとも1個の他端部係止孔及び該他端部係止孔の幅方向両端部から他方の端壁を上方に平行に延在するよう連続して形成された一対のスリットにより他方の端壁に形成された他端部係止片とを備え、ガイド板部材の被係止フランジが受入凹部の一端係止孔に挿入されて該一端係止孔の上縁に係止され、ガイド板部材の側部被係止片の各々が、受入凹部の、対応する側部係止孔に挿入されて該側部係止孔の上縁を規定する上側壁の下縁に係止され、ガイド板部材の他端部被係止片が受入凹部の他端部係止孔に挿入されて他端部係止片に係止されることにより、ガイド板部材が受入凹部に対し上方に抜け出さないように係止されて幅規制ユニットはトレイ本体に装着される、
ことを特徴とする用紙載置トレイ、が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された用紙載置トレイの好適実施形態を添付図面を参照して説明する。図1を参照して、全体を番号100で示す用紙載置トレイは、トレイ本体2と、トレイ本体2に装着される幅規制ユニット3とにより構成されている。幅規制ユニット3は、ガイド板部材4と、ガイド板部材4に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の幅規制部材5及び6と、幅規制部材5及び6の各々を同期して連動させる連動機構とを備えている(連動機構は、ガイド板部材4の裏側に配設されているので、図1においては隠れた位置にあって図示されない)。トレイ本体2には、ガイド板部材4を受け入れるための受入凹部40(図5参照)が形成されている。幅規制ユニット3は、ガイド板部材4が後に詳述するとおりにして受入凹部40に装着されることにより、トレイ本体2に装着される。
【0013】
図2及び図3を参照して、例えば、ABS樹脂等の適宜の合成樹脂から一体成形することができるガイド板部材4は、実質上矩形状でありかつ平板形状をなすよう形成されているが、長手方向の中央部領域の幅が、該中央部領域を除く他の領域の幅よりも所定の長さだけ広く形成されている。ガイド板部材4の幅方向両側における上記幅広の部分と幅狭の部分との境界には段部4Aが形成される。ガイド板部材4の下面中央部には、軸4aが所定の長さにわたって該下面から垂下するよう形成されている。ガイド板部材4の下面中央部にはまた、先端に係止部が形成された一対の係止片4bが該下面から垂下するよう形成されている。一対の係止片4bは、該下面の、軸4aを、ガイド板部材4の長手方向に等間隔をおいて挟んだ位置に形成されている。ガイド板部材4には、一対のフランジ10が、ガイド板部材4の幅方向両側部の下面から垂下し両側に沿って延在するよう形成されている(図7をも参照)。フランジ10の各々は、ガイド板部材4の一端から他端にわたって直線状に相互に平行に一体の高さで延在するよう形成されている。ガイド板部材4の長手方向一端の幅方向中央部には、被係止フランジ12が該一端から長手方向外側に延び出すよう形成されている。被係止フランジ12は、ガイド板部材4と同じ板厚をなし、平面から見てほぼ矩形状に形成されている。被係止フランジ12の上面は、ガイド板部材4の上面と同一面上に位置付けられている。ガイド板部材4の長手方向中央部、すなわち幅広の部分における幅方向両側部には、それぞれ側部被係止片14が、両側部の下面から垂下するよう形成されている。相互に実質上同じ形状及び大きさを有する側部被係止片14の各々の、ガイド板部材4における幅方向外側先端(下端)には、ほぼフック形状をなす被係止部が形成されている。ガイド板部材4の長手方向他端部には、一対の他端部被係止片16が、幅方向に間隔をおいて他端部の下面から垂下するよう形成されている。相互に実質上同じ形状及び大きさを有する他端部被係止片16の、ガイド板部材4における長手方向外側先端(下端)には、ほぼフック形状をなす被係止部が形成されている。ガイド板部材4の4つの周縁部に配設された、上記被係止フランジ12、側部被係止片14の各々、他端部被係止片16の各々は、ガイド板部材4の被係止手段を構成する。なお、ガイド板部材4の長手方向他端部には、一対の他端部被係止片16が形成されているが、1個形成される他の実施形態もあり、したがって少なくとも1個形成されていればよい。側部被係止片14は、ガイド板部材4の両側部に1個づつ形成されているが、複数個づつ形成する他の実施形態もある。
【0014】
図2〜図4、図7及び図8を参照して、例えば、ABS樹脂等の適宜の合成樹脂から一体成形することができる幅規制部材5は、スライド本体部18と、幅規制部20とを備えている。スライド本体部18は、原稿載置上面を有しかつ所定の幅をもって原稿搬送方向(図1〜図4において矢印X−X方向)に延在するよう形成されている。なお、「原稿搬送方向」は、以下、単に「搬送方向」と略称する。幅規制部20は、スライド本体部18の、搬送方向に直交するスライド方向(図1〜図4において矢印Y−Y方向)外側端から上方に直角に延び出すよう形成されている。スライド本体部18はほぼ平板形状をなしているが、幅規制部20が立ち上がる縁部を除く周縁部は、内側から周縁に向かって徐々に板厚が薄くなるような傾斜面が少なくとも表面側に形成されている。スライド本体部18には、その下面から下方に垂直に延び出し(垂下し)かつ搬送方向に間隔をおいてスライド方向に平行に直線状に延在するよう形成された一対の被ガイド側壁22が形成されている。被ガイド側壁22の各々の間隔は、ガイド板部材4の幅よりも若干大きく形成されている。被ガイド側壁22の各々の下端には、各々の下端から相互に接近する方向に直角に延び出す被ガイド下壁24が形成されている。被ガイド下壁24の各々は、スライド本体部18の下面に対して平行に延在するよう形成され、被ガイド下壁24の各々と、スライド本体部18の下面との間の隙間は、ガイド板部材4の幅方向両側部の板厚よりも若干大きく形成されている。スライド本体部18と、被ガイド側壁22の各々と、被ガイド下壁24の各々との間には、それぞれ開放側が搬送方向内側に対向するチャンネル形の隙間が形成される。
【0015】
被ガイド側壁22の各々及び被ガイド下壁24の各々は、スライド本体部18の下面のスライド方向の外側端部から内側端部にわたって延び、更にスライド本体部18の、スライド方向の内側端からスライド方向の内側に向かって所定の長さだけ突出するように形成されている。被ガイド下壁24の各々の、上記突出部を含む、スライド方向の内側端部には、該内側端部から下方に該内側端部に対して直角に延び出す支持側壁26が形成されている。そして支持側壁26の各々には、各々の下端間を搬送方向に延在して該下端間を連結する橋絡部28が形成されている。上記被ガイド側壁22の各々、被ガイド下壁24及び支持側壁26の各々は、スライド本体部18の下面に形成された一対の側壁部を構成する。したがって、橋絡部28は、側壁部の各々の、スライド方向内側端部における下端間を搬送方向に延在して下端間を連結するよう形成されている、といえる。橋絡部28の上面の、搬送方向における一側部(実施形態においては搬送方向下流側の端部であって図8において左側端部)には、ラック30が、橋絡部28からスライド方向内側に向かって延び出すよう形成されている。ラック30の歯は、ラック30の、該搬送方向上流側の側面に形成されている。一方、幅規制部材6は、上記したように構成されている幅規制部材5に対し、相互に勝手違いであることを除いては、実質上同じ形状及び大きさを有するよう形成されている。したがって、幅規制部材6において、幅規制部材5と実質上同一部分には同一符号を付し、説明は省略する。なお、幅規制部材6のラック30は、橋絡部28の上面の、該搬送方向における他側部(実施形態においては該搬送方向上流側の端部であって図8において右側端部)に、橋絡部28からスライド方向内側に向かって延び出すよう形成されている。ラック30の歯は、ラック30の、該搬送方向下流側の側面に形成されている。
【0016】
幅規制部材5は、ガイド板部材4の長手方向一端、すなわち被係止フランジ12が形成されている一端からスライド方向内側に移動させることにより、ガイド板部材4に装着することができる。すなわち該移動操作により、幅規制部材5のスライド本体部18と、一対の側壁部と、橋絡部28との間に形成されるループ状の隙間ないし孔を通して幅規制部材5はガイド板部材4の長手方向一端部に挿入され、幅規制部材5のスライド本体部18と、被ガイド側壁22の各々と、被ガイド下壁24の各々との間に形成された一対の上記チャンネル形の隙間が、ガイド板部材4の両側部にスライド自在に嵌合されて、幅規制部材5はガイド板部材4の長手方向に往復移動自在に装着される。一方、幅規制部材6は、ガイド板部材4の長手方向他端、すなわち被係止片16の各々が形成されている他端から、幅規制部材6のスライド本体部18と、一対の側壁部と、橋絡部28との間に形成されるループ状の隙間ないし孔を通して被係止片16の各々を橋絡部28の、スライド方向外側に落とし込み、次いで幅規制部材6をスライド方向内側に移動させることにより、ガイド板部材4に装着することができる。すなわち該移動操作により、幅規制部材5のスライド本体部18と、被ガイド側壁22の各々と、被ガイド下壁24の各々との間に形成された一対の上記チャンネル形の隙間が、ガイド板部材4の両側部にスライド自在に嵌合されて、幅規制部材5はガイド板部材4の長手方向に往復移動自在に装着される。なお、幅規制部材6の橋絡部28のスライド方向外側端と、幅規制部材6のスライド本体部18のスライド方向内側端との間に、幅規制部材6を平面から見た状態で所定の隙間が形成されるよう形成することにより、被係止片16の各々の、該落とし込みは容易に遂行される。以上のようにして、幅規制部材5及び6は、ガイド板部材4に対してほぼワンタッチの操作により容易に装着することができる。
【0017】
幅規制部材5及び6がガイド板部材4に装着された状態で、幅規制部材5及び6における、スライド本体部18の下面はガイド板部材4の上面にスライド自在に当接され、被ガイド側壁22の各々はガイド板部材4の、対応する側面に隙間をおいて位置付けられ、橋絡部28及びラック30はガイド板部材4の下面に対し隙間をおいて位置付けられる。次いで、幅規制部材5及び6を相互に接近するスライド方向内側にスライド移動させる。幅規制部材5及び6の各々は、各々の被ガイド側壁22の各々が、ガイド板部材4の長手方向中央部の幅広の部分の両端、すなわち幅方向両側部に形成された段部4Aの各々に当接させられて、相互の幅規制部20が最接近させられた位置で停止させられる。なお、この幅規制部材5及び6の各々のスライド方向内側への移動の停止手段としては、ガイド板部材4の長手方向中央部の幅広の部分の下面に適宜のリブを形成することにより構成してもよい。幅規制部材5及び6のラック30の多くの領域が相互に間隔をおいて対向するよう位置付けられる。この状態で、ガイド板部材4の下面に形成された軸4aにピニオン32を回転自在に挿入する。例えば、ABS樹脂等の適宜の合成樹脂から一体成形することができるピニオン32は、周面に歯が形成された駆動部(図示せず)と、駆動部の軸方向一側面に形成されかつ駆動部よりも大径に形成された円形フランジ部32aと、軸心部に形成された取付孔32bとを備えている。そして、ピニオン32の取付孔32bを駆動部側から軸4aに挿入すると、円形フランジ部32aの周縁部がガイド板部材4の下面に形成された係止片4bの各々の係止部に当接して係止部の各々が相互に離隔するよう係止片4bの各々を弾性変形させて係止部を乗り越えることにより、ピニオン32は軸4aに回転自在にかつ軸方向に抜け出さないようにかつ離脱自在に装着される。同時に、ピニオン32の駆動部の歯はラック30の各々の歯に噛み合わされる。軸4aは、円形フランジ部32aから所定の長さだけ突出するよう、その長さが規定されている。ピニオン32と、ラック30の各々とは、幅規制部材5及び6を同期して連動させる連動機構を構成する。連動機構は、上記したとおりにして、ほぼワンタッチの操作により容易に組立てることができる。幅規制部材5又は6の一方をスライド方向の内側又は外側に移動させると、幅規制部材5又は6の他方は、上記連動機構により幅規制部材5又は6の一方に連動してスライド方向の内側又は外側に移動させられる。
【0018】
上記説明から容易に理解されるように、幅規制ユニット3は、合成樹脂製のガイド板部材4と、合成樹脂製の幅規制部材5及び6と、合成樹脂製のピニオン32を含む連動機構とから構成され、連動機構に含まれるラック30は、幅規制部材5及び6にそれぞれ一体に形成されているので、部品点数が少なく、全体として軽量であり、低コストで製造することが可能である。また組み立てもきわめて容易であり、優れた組立作業性が確保される。更にはまた、幅規制部材5及び6と対応するラック30との直角度を比較的容易に確保することを可能にする。これは、幅規制部材5及び6と対応するラック30とが合成樹脂により一体に形成されていること、幅規制部材5及び6をガイド板部材4に嵌合させることにより、幅規制部材5及び6における、スライド本体部18の下面がガイド板部材4の上面にスライド自在に当接され、被ガイド側壁22の各々がガイド板部材4の、対応する側面に隙間をおいて位置付けられ、橋絡部28の各々及びラック30の各々がガイド板部材4の下面に対し隙間をおいて位置付けられることにより、安定したスライド移動が保証されること、等に起因するものである。なお、橋絡部28の各々の、ラック30が存在しない領域とスライド本体部18の下面との隙間は、互いに他のラック30のスライド移動に対して干渉しない程度の広い隙間に形成されている(図8参照)。
【0019】
次にトレイ本体2について説明する。図5及び図6を参照して、例えば、ABS樹脂等の適宜の合成樹脂から一体成形することができるトレイ本体2には、ガイド板部材4を受け入れるための、上方が開放された矩形箱形状の受入凹部40が形成されている。受入凹部40は、矩形状の平坦な上面を有する底壁42と、底壁42の、幅方向(該搬送方向)両側を相互に対向して平行にかつ直線状に延在するよう配置された側壁44と、底壁42及び側壁44の各々の長手方向両端に対して直交するよう延在する一対の端壁46及び48とを備えている。側壁44の各々は、底壁42の幅方向両側縁の上面から直立する下側壁44aと、下側壁44aの各々の上端から直角に底壁42の幅方向外側に相互に離隔する方向に延び出す中間壁44bと、中間壁44bの各々の幅方向外側から直立する上側壁44cとを備えている。側壁44の各々は、相互に実質上同一の形状及び大きさを有している。底壁42の中央部には、円筒部42aが、底壁42の上面から上方に突出するよう形成されている。円筒部42a内の孔は貫通孔である。受入凹部40にはガイド板部材4を受け入れて支持するための支持手段が配設されている。支持手段は、図示の実施形態においては、受入凹部40の底壁42の長手方向両端部に配設された一対の支持壁43により構成されている。支持壁43の各々は、相互に実質上同一の形状及び大きさを有するよう底壁42から直立して形成されると共に、底壁42の両端部を両端に沿って一定の高さで延在する上端面43aと、受入凹部40の、対応する側壁44の内側に間隔をおいて位置付けられた両端面43bとを有している。支持壁43の各々における両端面43b間の長さ(支持壁43の各々の、搬送方向の長さ)は、上記ガイド板部材4の内面に形成されたフランジ10の各々の内側面間の間隔よりも若干小さく形成されている。
【0020】
トレイ本体2の受入凹部40における一方の端壁46には、一端係止孔52が形成されている。一端係止孔52はほぼ矩形状をなし、その上縁52aは、支持壁43の各々の上端面43aよりも所定の距離だけ高さが高く形成されると共に底壁42の長手方向に見て、上端面43aに対し所定の隙間をおいて平行に、底壁42の幅方向に延在するよう形成されている。この隙間は、上記ガイド板部材4の下面が支持壁43の各々の上端面43a上に載置支持されたとき、ガイド板部材4の被係止フランジ12が一端係止孔52内に挿入された状態に保持される程度に規定される。受入凹部40の長手方向中央部両側における下側壁44a及び中間壁44bの各々には、各々に跨がって側部係止孔54が形成されている。側部係止孔54の各々は相互に実質上同一の形状及び大きさを有するよう形成され、それぞれ底壁42の幅方向に見て、矩形状をなしている。側部係止孔54の各々の上縁54aは、上側壁44cの下縁により規定されている。底壁42の、他方の端壁48に隣接した長手方向他端部には、少なくとも1個、図示の実施形態においては2個の他端部係止孔56が、底壁42の幅方向に間隔をおいて形成されている。他端部係止孔56の各々は相互に実質上同一の形状及び大きさを有するよう形成され、それぞれ底壁42の上面から見て、矩形状をなしている。他方の端壁48の他端部係止孔56の各々に対応した下端部位置には、一対のスリット57が、他端部係止孔56の各々の幅方向両端部から他方の端壁48を上方に平行に延在するよう該他端部係止孔56に連続して形成されている。他端部係止孔56の各々及び各々に対応して形成された一対のスリット57により、他方の端壁48には一対の他端部係止片58が形成される。なお、他方の端壁48は、受入凹部40の長手方向に間隔をおいて形成された一対の壁のうち、内側の壁から構成されている。したがって、他端部係止片58の各々は、底壁42の長手方向への弾性変形は可能である。他端部係止片58の各々の厚さを内側の壁の他の部分の厚さよりも薄く形成することにより、該弾性変形は一層容易となる。一端係止孔52の上縁52a、側部係止孔54の各々の上縁54a(上側壁44cの下縁)、他端部係止片58の各々は、トレイ本体2における受入凹部40の係止手段を構成する。
【0021】
図2、図3、図5及び図6を参照して、上記幅規制ユニット3は、ガイド板部材4の下面がトレイ本体2の底壁42に形成された支持壁43の各々の上端面43aに載置支持されかつそのフランジ10の各々が支持壁43の各々の両端面43bの外側に対向して位置付けられ、そして、ガイド板部材4の周縁部に形成された上記被係止手段がトレイ本体2の受入凹部40の周縁部に形成された上記係止手段に係止されてガイド板部材4が受入凹部40に装着されることにより、トレイ本体2に、トレイ本体2から抜け出さないように離脱自在に装着される。更に具体的に説明すると、幅規制ユニット3におけるガイド板部材4の下面をトレイ本体2における受入凹部40の底壁42の上方にほぼ整合させた状態で、ガイド板部材4の被係止フランジ12を下方に向けて傾斜させ、被係止フランジ12を、トレイ本体2における受入凹部40の一端係止孔52に挿入して、一端係止孔52の上縁52aに係止させる。また、ガイド板部材4の側部被係止片14の各々を、受入凹部40の、対応する側部係止孔54に挿入して、側部係止孔54の上縁54aを規定する上側壁44cの下縁に係止させる。側部被係止片14の各々は相互に近付く方向に若干弾性変形させられるので、該係止は容易に許容され、しかも離脱が可能である。また、ガイド板部材4の他端部被係止片16の各々を、受入凹部40の対応する他端部係止孔56に挿入して、対応する他端部係止片58の下端に係止させる。他端部被係止片16の各々及び対応する他端部係止片58は相互に弾性変形させられるが、特に他端部係止片58は底壁42の長手方向外側に比較的容易に若干弾性変形させられるので、該係止は容易に許容され、しかも離脱が可能である。ガイド板部材4の下面に形成された軸4aの下端部は、トレイ本体2の受入凹部40の底壁42に形成された円筒部42aの孔に離脱自在に挿入される。受入凹部40の円筒部42aとガイド板部材4の軸4aとは、ガイド板部材4の、受入凹部40に対する位置決めを容易にかつ確実にする機能を有する。
【0022】
ガイド板部材4は、上記したように、その下面がトレイ本体2の底壁42に形成された支持壁43の各々の上端面43aに載置支持されかつそのフランジ10の各々が支持壁43の各々の両端面43bの外側に対向して位置付けられる(図7及び図8参照)。ガイド板部材4の両側面と、受入凹部40の、対応する側壁44との間、及びガイド板部材4の下面と、受入凹部40の底壁42との間には、幅規制部材4及び6の、ガイド板部材4に対するスライドを許容するための隙間が形成される(図7及び図8参照)。以上のとおりにして、ガイド板部材4がトレイ本体2の受入凹部40に受け入れられ、所定の位置に位置付けられて係止させられることにより、幅規制ユニット3がトレイ本体2に装着される(図1参照)。幅規制ユニット3がトレイ本体2に装着された状態で、ガイド板部材4の露呈された上面、幅規制部材4及び6のスライド本体部18の上面は、トレイ本体2の受入凹部40を実質上上方から覆うよう位置付けられ、かつトレイ本体2の受入凹部40を除く領域の上面と協動して、原稿載置面を規定する。
【0023】
以上述べたとおりのほぼワンタッチの簡単な操作により、ガイド板部材4がトレイ本体2の受入凹部40内に受け入れられ、所定の位置に位置付けられて上方に抜け出さないように係止させられることにより、幅規制ユニット3がトレイ本体2に装着されて幅規制ユニット3はトレイ本体2に装着されるので、短時間で容易かつ確実に組み立てることが可能になり、用紙載置トレイ100における優れた組立作業性が確保される。すなわち、幅規制ユニット3をトレイ本体2の上方から受入凹部40内に挿入するだけの著しく簡単な作業により用紙載置トレイ100が組立可能になるので、組立に際してはトレイ本体2全体を引っくり返したり、ビス止めしたりといった煩雑な作業が全く不要となり、組立作業性は著しく向上される。トレイ本体2には、従来の用紙載置トレイにおけるような一対の長孔を形成する必要がなくなるので、用紙載置トレイ100としての外観を損なうことない。しかも、トレイ本体2の受入凹部40は幅規制ユニット3によって実質上その上面が覆われるので、むしろ用紙載置トレイ100における優れた外観が確保される。またトレイ本体2に一対の長孔を形成する必要がないことに加えて、トレイ本体2の受入凹部40は上方が開放された矩形箱形状をなしているので、トレイ本体2の強度を向上させることができ、その結果、トレイ本体2の肉厚を薄くできるので、用紙載置トレイ100全体としての軽量化及びコストダウンを可能にする。また用紙載置トレイ100は、合成樹脂製のトレイ本体2及び幅規制ユニット3から構成され、幅規制ユニット3は、先に述べたように合成樹脂製のガイド板部材4と、合成樹脂製の幅規制部材5及び6と、合成樹脂製のピニオン32を含む連動機構とから構成され、連動機構に含まれるラック30は、幅規制部材5及び6にそれぞれ一体に形成されているので、用紙載置トレイ100全体として、部品点数が少なく軽量であり、低コストで製造することが可能である。またトレイ本体2の受入凹部40に幅規制ユニット3を装着した状態で、ラック30の各々及びピニオン32等の連動機構は、受入凹部40の底壁42等により自動的に覆われるので、従来の用紙載置トレイにおけるような裏カバーを用意する必要もなくなるので、この面においてもコストダウンを図ることができる。
【0024】
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の種々の変形あるいは修正が可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明による用紙載置トレイによれば、優れた外観を確保することを可能にする。また、比較的軽量でありながら必要な強度を確保することを可能にする。更にはまた、優れた組立作業性が得られる。更にはまた、部品点数が少なく、比較的低コストで製造することを可能にする。更にはまた、幅規制部材の各々と対応するラックとの直角度を比較的容易に確保することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による用紙載置トレイの実施形態を示す斜視図。
【図2】図1に示す用紙載置トレイの一部を構成する幅規制ユニットの斜視図。
【図3】図2に示す幅規制ユニットを裏面から見た斜視図。
【図4】図2に示す幅規制ユニットの一部を構成する幅規制部材の斜視図。
【図5】図1に示す用紙載置トレイの一部を構成するトレイ本体の斜視図。
【図6】図5に示すトレイ本体の、図5において右端部を矢印A方向に見た斜視図であって、一部を断面にして示す斜視図。
【図7】図1のB−B矢視断面図であって、トレイ本体、ガイド板部材及び一方の幅規制部材のみを示す断面図。
【図8】図1のC−C矢視断面図であって、トレイ本体、ガイド板部材及び一方の幅規制部材のみを示す断面図。
【符号の説明】
2 トレイ本体
3 幅規制ユニット
4 ガイド板部材
5、6 幅規制部材
30 ラック
32 ピニオン
40 受入凹部
43 支持壁
100 用紙載置トレイ

Claims (8)

  1. 合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ループ状の隙間を通してガイド板部材に嵌合されることにより、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が一体に配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が一体に配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が一体に配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着される、
    ことを特徴とする用紙載置トレイ。
  2. 受入凹部は実質上、矩形箱形状に形成され、支持手段は、受入凹部の底壁の長手方向両端部に配設された一対の支持壁により構成されている、請求項1記載の用紙載置トレイ。
  3. 連動機構は、ガイド板部材の下面中央部に回転自在に装着された1個のピニオンと、ガイド板部材の下面における一側部を一側に沿って長手方向に延在するよう一方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた一方のラックと、ガイド板部材の下面における他側部を他側に沿って長手方向に延在するよう他方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた他方のラックとから構成されている、請求項1又は請求項2記載の用紙載置トレイ。
  4. 合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
    受入凹部は実質上、矩形箱形状に形成され、支持手段は、受入凹部の底壁の長手方向両端部に配設された一対の支持壁により構成され、
    受入凹部は、矩形状の平坦な上面を有する該底壁と、該底壁の、幅方向両側を相互に対向して平行に延在するよう配置された側壁とを備え、支持壁の各々は、相互に実質上同一の形状及び大きさを有するよう該底壁から直立して形成されると共に該底壁の両端部を両端に沿って一定の高さで延在する上端面と、受入凹部の、対応する側壁の内側に間隔をおいて位置付けられた両端面とを有し、ガイド板部材は、幅方向両側部の下面から垂下し両側に沿って延在するよう形成されたフランジを備え、幅規制ユニットがトレイ本体に装着された状態で、ガイド板部材は、その下面がトレイ本体の支持壁の各々の上端面に載置支持されかつそのフランジの各々が支持壁の各々の両端面の外側に対向して位置付けられ、かつガイド板部材の両側面と、受入凹部の、対応する側壁との間、及びガイド板部材の下面と、受入凹部の底壁との間には、幅規制部材の各々の、ガイド板部材に対するスライドを許容するための隙間が形成される、
    ことを特徴とする用紙載置トレイ。
  5. 合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その 長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
    幅規制部材の各々は、原稿載置上面を有しかつ原稿搬送方向に延在するスライド本体部と、スライド本体部の、該搬送方向に直交するスライド方向外側端から上方に直角に延び出す幅規制部と、スライド本体部の下面から下方に延び出しかつ該搬送方向に間隔をおいてスライド方向に平行に直線状に延在するよう形成された一対の側壁部と、側壁部の各々の、スライド方向内側端部における下端間を該搬送方向に延在して下端間を連結する橋絡部とを備え、幅規制部材の各々のラックは、対応する橋絡部からそれぞれ該スライド方向内側に向かって延び出すよう形成されている、
    ことを特徴とする用紙載置トレイ。
  6. 幅規制部材の各々の側壁部の各々は、スライド本体部の該搬送方向両側から垂下する被ガイド側壁を有し、幅規制部材の各々がガイド板部材に装着された状態で、幅規制部材の各々における、スライド本体部の下面がガイド板部材の上面にスライド自在に当接され、被ガイド側壁の各々がガイド板部材の、対応する側面に隙間をおいて位置付けられ、橋絡部及びラックがガイド板部材の下面に対し隙間をおいて位置付けられる、請求項5記載の用紙載置トレイ。
  7. 合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
    連動機構は、ガイド板部材の下面中央部に回転自在に装着された1個のピニオンと、ガイド板部材の下面における一側部を一側に沿って長手方向に延在するよう一方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた一方のラックと、ガイド板部材の下面における他側部を他側に沿って長手方向に延在するよう他方の幅規制部材に一体に形成されかつピニオンに噛み合わされた他方のラックとから構成され、
    ガイド板部材の下面中央部には軸が該下面から垂下するよう形成され、該下面の、該軸を、ガイド板部材の長手方向に等間隔をおいて挟んだ位置には、先端に係止部が形成された一対の係止片が該下面から垂下するよう形成され、ピニオンは、周面に歯が形成された駆動部と、駆動部の軸方向一側面に形成されかつ駆動部よりも大径に形成された円形フランジ部と、軸心部に形成された取付孔とを備え、ピニオンの取付孔を駆動部側から軸に挿入すると、円形フランジ部の周縁部が係止片の各々の係止部に当接して係止部の各々が相互に離隔するよう係止片の各々を弾性変形させて係止部を乗り越えることにより、ピニオンは軸に回転自在にかつ軸方向に抜け出さないように装着される、
    ことを特徴とする用紙載置トレイ。
  8. 合成樹脂製トレイ本体と、トレイ本体に装着される幅規制ユニットとにより構成され、幅規制ユニットは、実質上矩形状をなす合成樹脂製ガイド板部材と、ガイド板部材に、その長手方向に相互に接近及び離隔する方向にスライド自在に装着された一対の合成樹脂製幅 規制部材と、幅規制部材の各々を同期して連動させる連動機構とを備え、ガイド板部材の周縁部には被係止手段が配設され、トレイ本体には上方が開放された受入凹部が形成され、受入凹部にはガイド板部材を受け入れて支持するための支持手段が配設され、受入凹部の周縁部には係止手段が配設され、ガイド板部材の下面が支持手段に載置支持されかつ被係止手段がトレイ本体の係止手段に係止されてガイド板部材が受入凹部に装着されることにより、幅規制ユニットはトレイ本体に装着され、
    トレイ本体における受入凹部は、該底壁及び側壁の各々の長手方向両端に対して直交するよう延在する一対の端壁を備え、受入凹部の側壁の各々は、底壁の幅方向両側縁の上面から直立する下側壁と、下側壁の各々の上端から直角に底壁の幅方向外側に相互に離隔する方向に延び出す中間壁と、中間壁の各々の幅方向外側から直立する上側壁とを備え、ガイド板部材の被係止手段は、ガイド板部材の長手方向一端から長手方向に延び出すよう形成された被係止フランジと、ガイド板部材の長手方向中央部の幅方向両側部の下面から垂下し先端に被係止部が形成された側部被係止片と、ガイド板部材の長手方向他端部の下面から垂下し先端に被係止部が形成された少なくとも1個の他端部被係止片とを備え、トレイ本体における受入凹部の係止手段は、一方の端壁に形成された一端係止孔の上縁と、側壁の各々の長手方向中央部における下側壁及び中間壁を貫通するよう形成された側部係止孔の上縁を規定する上側壁の下縁と、底壁の、他方の端壁に隣接した長手方向他端部に形成された少なくとも1個の他端部係止孔及び該他端部係止孔の幅方向両端部から他方の端壁を上方に平行に延在するよう連続して形成された一対のスリットにより他方の端壁に形成された他端部係止片とを備え、ガイド板部材の被係止フランジが受入凹部の一端係止孔に挿入されて該一端係止孔の上縁に係止され、ガイド板部材の側部被係止片の各々が、受入凹部の、対応する側部係止孔に挿入されて該側部係止孔の上縁を規定する上側壁の下縁に係止され、ガイド板部材の他端部被係止片が受入凹部の他端部係止孔に挿入されて他端部係止片に係止されることにより、ガイド板部材が受入凹部に対し上方に抜け出さないように係止されて幅規制ユニットはトレイ本体に装着される、
    ことを特徴とする用紙載置トレイ。
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