JP3567645B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザアレイを備えた画像記録装置に関し、特に、高画質および高密度の画像記録を高速で実現することができ、且つ、各半導体レーザ素子の光量のバラツキや変動による画質劣化を防いだ画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真方式による光プリンタやディジタル複写機等の画像記録装置では、画質の向上が要求され、記録画像の高精度化、すなわち高密度化等を達成するための技術開発が進んでいる。
【0003】
従来の画像記録装置として、ポリゴンミラーを有したレーザビーム走査装置を用いたものが知られている。この画像記録装置は、レーザ光源から画像信号に応じて変調されたレーザビームを出射し、このレーザビームをポリゴンミラーで主走査方向に走査して副走査方向に回転する感光体ドラムを露光し、感光体ドラム上に静電潜像を形成し、この静電潜像に基づいて画像記録を実現している。
【0004】
しかし、レーザビーム走査装置を用いた画像記録装置によると、ポリゴンミラーの回転速度の高速化の制約により、記録速度の高速化に限界がある。また、ポリゴンミラーを回転させるモータの騒音や信頼性の点で問題を生じている。
【0005】
そこで、記録速度の高速化を図るため、ポリゴンミラーを使用しないで記録画像のパターンに応じて駆動されることにより複数の光ビームを出射するアレイ状光源を使用した画像記録装置が検討されている。
【0006】
このポリゴンミラーを使用しない従来の画像記録装置として、LEDアレイや蛍光表示管、液晶シャッターアレイ等のイメージバーを用いたものが提案されているが、これらは光量の少ない点から高速化に限界があり、更に、高解像度のための微小スポットの形成やスポットの集積化が困難である。
【0007】
そこで、そのような問題に対処してなされた従来の画像記録装置として、例えば、特開昭64−42667号公報に示されるものがある。この画像記録装置は、半導体レーザ素子をアレイ状に配列して成るレーザアレイを感光体ドラムに近接配置して感光体ドラムを直接露光する構成を有している。この画像記録装置によると、レーザアレイを高速で駆動し、感光体ドラムをレーザアレイの駆動速度に応じた回転速度で駆動することによって高速の画像記録が行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の画像記録装置によると、レーザアレイを感光体ドラムに直接対面させて配置しているので、レーザアレイから出射されるレーザビームの結像度が十分でないことから、例えば、昨今要求されている1200dpiといった高密度の画像記録を高画質で行うことができない。一方、レーザアレイと感光体ドラムの間にセルフォックレンズアレイを配置して結像度を上げようとしても、各レンズ素子が画素密度の高密度化に伴ってレンズ口径が小さくなるので、MTF(Modulation Transfer Function)が低下して記録密度が低下する。
【0009】
また、レーザアレイの各半導体レーザ素子間に光量のバラツキがあるため、画質を劣化させるという問題を生ずる。また、レーザアレイの使用条件の違いやレーザアレイの各半導体レーザ素子の雰囲気温度が変化したり、各半導体レーザ素子の経時的な特性が変化すると、光量が変動して画質を劣化させるという問題を生ずる。
【0010】
従って、本発明の目的は、高画質及び高密度の画像記録を高速で実現することができる画像記録装置を提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、光量のバラツキや変動による画質劣化を防ぐことができる画像記録装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点に鑑み、上記の目的を達成するため、複数の半導体レーザ素子を少なくとも主走査方向にアレイ状に配列したレーザアレイと、前記複数の半導体レーザ素子から出射される各レーザビームによって複数の光スポットが露光され、前記レーザアレイと相対的に副走査方向に移動することによって画像信号に応じた静電潜像が形成される感光体とを備えた画像記録装置において、前記レーザアレイの前記主走査方向の両端に位置する半導体レーザ素子を含む前記複数の半導体レーザ素子から出射される前記各レーザビームを、口径内に含むとともに共通の集光点に集光する集光手段と、前記集光点、或いはその近傍に配置され、この配置位置において前記複数のレーザビームを含むのに十分大きい口径を有して前記各レーザビームを前記感光体上に結像させる結像手段と、前記各レーザビームの光量を個別に検出する光検出手段と、前記光検出手段が検出した前記各レーザビームの光量に基づいて前記複数の半導体レーザ素子の駆動条件を制御する制御手段とを備えことを特徴とする画像記録装置を提供する。
上記構成によれば、レーザアレイを用いることで、ビーム光量が多くなるので、画像記録の高速化が可能となり、高密度化のためのスポットの集積化が可能となる。また、画素密度に応じて配置された半導体レーザ素子から出射された各レーザビームを集光点に集光させ、集光点あるいはその近傍に配置した結像レンズ系によって感光体上に結像するようにしたので、レーザビームのビーム径に対して十分大きな口径を有した結像レンズ径を使用することが可能になり、MTFおよび焦点深度を画素密度に応じた値にすることができる。その結果、高画質および画素密度の高い画像を高速で記録することが可能となる。また、所定のタイミングで、各レーザビームの光量を個別に検出し、この検出結果に基づいて各半導体レーザ素子の駆動条件を制御することで、各レーザビームの光量のバラツキや変動を少なくして画質劣化を防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図である。なお、同図において、Xは光軸方向、Yは主走査方向、Zは副走査方向をそれぞれ示す。
この画像記録装置1Aは、n×m個の面発光半導体レーザ素子(以下「レーザ素子」と略す。)2aをアレイ状に配置し、各レーザ素子2aからレーザビーム3を同時に独立して出射可能な半導体レーザアレイ2と、各レーザ素子2aから出射された複数のレーザビーム3を結像レンズ系5の主点である集光点4aを集光させるフィールドレンズ等の集光レンズ系4と、個々のレーザビーム3を発散光から収束光に変換して感光体ドラム7上に集光させ、かつレーザ素子2aの発光パターンを所望の倍率にて投影させる結像レンズ系5と、主走査方向Yおよび副走査方向Zの投影倍率を変えるアフォーカルレンズ6と、レーザビーム3によって露光されることにより静電潜像を形成する感光体ドラム7と、各レーザビーム3の光量を個別に検出する光量検出ユニット10Aとを備えている。
【0014】
また、この画像記録装置1Aは、感光体ドラム7の周囲に、帯電器、現像器、転写器等を設け、転写器の前段には給紙部、転写部の後段には定着器、排紙部等を設けている。これらの各ユニットは、説明上図示を省略する。
【0015】
結像レンズ系5は、例えば、オルソメタレンズ群、クセノタール系レンズ、あるいはダブルガウス系レンズが適用される。なお、結像レンズ系5は、集光点4a近傍に配置されてもよい。
【0016】
感光体ドラム7は、例えば、300mmの長さを有し、図示しない支持ローラによって回転可能に支持され、レーザビーム3の結像点5aが感光体面7aと一致するように位置決めされている。
【0017】
光量検出ユニット10Aは、主走査方向Yに平行に配置されたガイドレール100と、ガイドレール100に沿って主走査方向Yに移動する支持台101と、支持台101に支持され、各レーザビーム3の光量を個別に検出する光検出器102と、主走査方向Yに互いに離間して配置された一対のプーリ103A、103Bと、プーリ103Aを回動させるパルスモータ、DCサーボモータ等のモータ104と、一対のプーリ103A、103B間に張架されたベルト105と、支持台101とベルト105とを連結する連結部材106とを備えている。
【0018】
光検出器102は、集光レンズ系4、結像レンズ系5およびアフォーカルレンズ6を通過し、感光体ドラム7に照射される直前の各レーザビーム3の光量を検出できるよう配置される。
【0019】
図2はレーザアレイ2の要部正面図である。
レーザアレイ2は、主走査方向Yに沿って所定の間隔で設けられたn本のY方向基線Nと、Y方向基線Nに対して角度θを有した所定の間隔で設けられたm本のθ方向基線Mとの各交点にn×m個の開口径Dのレーザ素子2aを形成している。例えば、長さ300mmの感光体ドラムに600dpiの解像度で画像記録を行う場合、レーザアレイ2のスポット数は7200個となり、3インチウェハを用いた場合、nを6以上、mを1200以下、θ方向基線Mの間隔を40μmとすると、主走査方向Yの全長は50mm以下となる。また、スポット間隔を更に狭くすることが可能である場合は、nを6以下にしても良い。また、更に高解像度の1200dpiで画像記録を行う場合も、主走査方向Yの全長が50mm以下となるようにレーザ素子2aを主走査方向Yと副走査方向Zに配列させるのが良い。また、4インチウェハを用いる場合には、主走査方向の全長が70mm以下となるようにレーザ素子2aを配列させることが望ましい。
【0020】
図3は光検出器102の受光面を示す図である。
光検出器102は、副走査方向Zの全てのレーザビーム3が入射するように構成された矩形状(円形状)の単一の光検出素子102aを備えている。レーザアレイ2は、主走査方向Yおよび副走査方向Zに2次元状に配列されているが、副走査方向Zの長さが主走査方向Yに比べて十分短いため、このように構成しても支障なくレーザビーム3の光量を個別に検出することができる。
【0021】
図4はこの装置1Aの制御系の主要部を示すブロック図である。
この装置1Aは、装置1A全体の制御を行うCPU20を有し、CPU20のバス20aに、CPU20のプログラム(テストモード用のプログラム、画像記録モード用のプログラム等)を記憶するROM21と、各種の情報を記憶するRAM22と、A/D変換器23を介して光検出器102から出力される検出値をラッチするラッチ回路24と、モータ104を駆動するモータ駆動回路25と、基本クロックを出力するクロック発生回路26と、D/A変換器27を介して接続され、レーザアレイ2を駆動する駆動信号を出力するレーザ駆動回路28と、補正データメモリ29と、画像信号を記憶した画像メモリ20と、画像メモリ20から画像信号を読み出し、その画像信号を処理して記録パターンに応じた記録信号を出力する信号処理回路31とを接続している。
【0022】
RAM22には、各レーザ素子2a毎に所定の光量の基準値が予め記憶されている。この基準値は、各レーザ素子2aについて同一のものであってもよく、装置1A各部の特性等に応じて異なるものであってもよい。
【0023】
補正データメモリ29には、各レーザ素子2aの駆動電流値の情報が補正データとして予め記憶されている。
【0024】
CPU20は、オペレータによって本装置1Aの電源が投入された際、テストモードを実行し、オペレータの記録操作によって画像記録モードを実行するようになっている。
【0025】
次に、本装置1Aの動作を図5を参照して説明する。
図5は光検出器102のホームポジションを示す概略図である。
(1) テストモード
オペレータが、本装置1Aの電源を投入すると、CPU20に装置起動信号が入力される。CPU20は、その装置起動信号に基づき、ROM21に記憶されているテストモード用のプログラムに従い、以下に説明する如くテストモードを実行する。
光検出器102は、図5に示すように、レーザビーム3a、3b、3cの外側に位置するホームポジションで待機している。
CPU20は、補正データメモリ29に予め記憶されている補正データをD/A変換器27に出力する。D/A変換器27は、補正データメモリ29からの補正データをデジタルからアナログに変換してレーザ駆動回路28に出力する。レーザ駆動回路28は、D/A変換器27の出力に基づき、クロック発生回路26から出力される基本クロックに同期してレーザアレイ2の各レーザ素子2aを順次駆動し、各レーザ素子2aは順次発光してレーザビーム3を順次出射する。
【0026】
一方、CPU20は、各レーザ素子2aの順次発光に同期するよう光検出器102を主走査方向Yへ移動させる。すなわち、CPU20は、モータ駆動回路25を制御してモータ104を駆動させる。モータ104の駆動によりプーリ103Aが回転すると、ベルト105が走行し、連結部材106が支持台101をガイドレール100に沿って移動させる。光検出器102は、図4に示すホームポジションから主走査方向Yに沿って矢印の方向に移動し、各レーザ素子2aからのレーザビーム3の光量を個別に検出する。A/D変換器23は、光検出器102からの光量の検出値をアナログからデジタルに変換し、ラッチ回路24に出力する。ラッチ回路24は、クロック発生回路26から出力される基本クロックに同期して光検出器102からの検出値を順次ラッチしてCPU20に出力する。CPU20は、光検出器102の位置に対応してラッチ回路24の出力値(検出値)をRAM22に記憶する。なお、主走査方向Yの同一の位置でレーザ素子2aが副走査方向Zに複数存在する場合は、主走査方向Yの同一の位置における各レーザ素子2aを順次駆動して各レーザビーム3の光量を検出してもよい。
【0027】
CPU20は、各レーザ素子2a毎にRAM22が記憶する光量の検出値と基準値とを比較し、検出値が基準値となるような駆動電流値を演算して求め、その値を補正データとして補正データメモリ29に記憶する。CPU20は、全てのレーザ素子2aについて光量検出が終了すると、モータ駆動回路25を制御して光検出器102を図4に示すホームポジションに戻し、次回の検出動作に備える。このようにして、テストモードが終了する。
【0028】
(2) 画像記録モード
上記テストモードが終了し、オペレータが、記録操作を行うと、CPU20は、ROM21に記憶されている画像記録モード用のプログラムに従い、以下に説明する如く画像記録モードを実行する。
この画像記録モードでは、光検出器102は図5に示すホームポジションに待機している。
信号処理回路31は、画像メモリ30から画像信号を読み出し、その画像信号を処理して記録パターンに応じた記録信号をD/A変換器27に出力する。これと同時に、CPU20は、補正データメモリ29に記憶されているテストモード後の補正データをD/A変換器27に出力する。D/A変換器27は、信号処理回路31からの記録信号および補正データメモリ29からの補正データをデジタルからアナログに変換してレーザ駆動回路28に出力する。レーザ駆動回路28は、CPU20の制御の下に、D/A変換器27を介して入力した記録信号および補正データに基づいてレーザアレイ2の各レーザ素子2aを、例えば同時に駆動する。レーザアレイ2の各レーザ素子2aからはレーザビーム3が出射される。各レーザ素子2aから出射されたレーザビーム3は、集光レンズ系4によって集光点4aに集光され、結像レンズ系5によってアフォーカルレンズ6を介して感光体面7a上に上記テストモードで設定された基準値の所定の光量で結像される。感光体ドラム7は、レーザビーム3によって露光されることにより静電潜像を形成する。その後、静電潜像は、現像器によってトナー現像され、そのトナー像が転写器によって給紙部から給紙された記録用紙に転写され、更に定着器によって定着された後、記録用紙は排紙部への送られる。
【0029】
次に、本装置1Aの効果を説明する。
(1) レーザアレイ2を用いることで、ビーム光量が多くなるので、画像記録の高速化が可能となり、高密度化のためのスポットの集積化が可能となる。また、画素密度に応じて配置された半導体レーザ素子2aから出射された各レーザビーム3を集光点4aに集光させ、集光点4aあるいはその近傍に配置した結像レンズ系5によんて感光体ドラム7上に結像するようにしたので、レーザビーム3のビーム径に対して十分大きな口径を有した結像レンズ系5を使用することが可能になり、MTFおよび焦点深度を画素密度に応じた値にすることが可能となる。
(2) 本装置1Aの起動時に、半導体レーザ素子2aから出射された各レーザビーム3の光量を個別に検出し、この検出結果に基づいて各半導体レーザ素子2aの駆動条件を制御することで、光量変動の主要因が長時間の経時変化によるものである場合に、各レーザビーム3の光量のバラツキや変動を少なくして画質劣化を抑制することが可能となる。
(3) 光学素子(集光レンズ系4、結像レンズ系5、アフォーカルレンズ6)の後段で光量の検出を行っているので、光学素子4、5、6の熱膨張による光量変動を補正することができる。
(4) 感光体ドラム7上とほぼ等価な位置で光量を検出するため、各レーザ素子2aから出射されたレーザビーム3の光路の違いによって生じる光学素子4、5、6のけられも含めた全体の光量を検出できるため、感光体ドラム7上に実際の画像を形成するレーザの光量の補正が可能となり、精度の高い光量補正を行うことができる。
(5) 1つの光検出素子102aを使用することにより、複数の光検出素子を使用するのに比べ、光量検出のための光検出素子の感度のバラツキによる光量検出値の狂いが生じることがなく、全ての半導体レーザ素子2aの光量は同一の光検出素子102aからの出力で制御されるため、極めて安定した制御を行うことができる。
(6) 光検出器102は、レーザビーム3の光量を検出しているので、強度を検出するのと異なり、単一の受光素子で済むことから、構成を簡素化することができる。
(7) 光検出素子102aは、副走査方向Zの全てのレーザビーム3が入射するように構成されているので、光検出器102を副走査方向Zに移動させることなく、主走査方向Yにのみ移動させる構成を採用することができ、移動機構の簡素化を図ることができる。
【0030】
図6は本発明の第2の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図である。
この画像記録装置1Bは、第1の実施の形態に係る画像記録装置1Aとは、光量検出ユニット10Bが異なるものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、この図において第1の実施の形態と同一の部分には同一の引用数字、符号を付したので重複する説明は省略する。
【0031】
この光量検出ユニット10Bは、例えば、集光点4aを通る軸線を中心とする軸110と、軸110に対して回動可能に支持された軸受111と、軸受111に接合されたアーム112と、アーム112の先端に立設された支持台113と、支持台113に配置された光検出器102と、アーム112を回動させる図示しないモータとを備えている。
【0032】
光学素子4、5、6から出射されるレーザビーム3の角度が各レーザ素子2a毎に異なるため、直線的に光検出器102を移動させた場合、光検出器102の受光面での反射率が変わり、実際の光量と検出される光量が異なる。特に入射角度が大きい場合は、検出誤差の要因となるが、この第2の実施の形態によれば、レーザビーム3が光検出器102に直角に入射するため、精度の高い光量検出を行うことができる。
【0033】
図7は本発明の第3の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図である。
この画像記録装置1Cは、第1の実施の形態に係る画像記録装置1Aと同一の光量検出ユニット10Aをレーザアレイ2と集光レンズ系4との間に配置したものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、この図において第1の実施の形態と同一の部分には同一の引用数字、符号を付したので重複する説明は省略する。
【0034】
本装置のように拡大投影型の場合、光学素子4、5、6の後方の感光体ドラム7の近傍では、レーザビーム3の像は広がっており、ここで光量を検出すると、光検出器102を広い範囲で移動させなければならず、装置が大型化する。従って、この第3の実施の形態のように、レーザアレイ2側で光量を検出すれば、光検出器102の移動範囲は狭くて済むため、装置を小型化にすることができる。
【0035】
図8は本発明の第4の実施の形態を示す図である。
この第4の実施の形態では、光検出器102は、主走査方向Yに並べて配置された2つの光検出素子102a、102bを備え、その2つの光検出素子102a、102bの間隔を光検出器102が横切るレーザビーム3の光路の幅の半分としたものである。これにより、2つのレーザ素子2aの光量を同時に検出することができ、光量補正の高速化が図れる。
【0036】
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。
この第5の実施の形態では、CPU20は、テストモードを画像記録期間外に定期的に実行するようにしたものである。
この第5の実施の形態によれば、レーザアレイ2近傍の温度等のように光量変動の主要因が短い周期によるものの場合、画像作製期間外に定期的に光量補正を行うことにより、常に一定の光量が保たれ、画像の劣化を防止することが可能となる。
【0037】
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。
この第6の実施の形態では、レーザアレイ2に基準のレーザ素子2a、あるいはレーザアレイ2の近傍に基準の光源を設け、光量補正を行う際、この基準のレーザ素子2a、あるいは基準の光源の光量と同じになるように補正するものである。これにより、レーザビーム3の光量のバラツキをより抑えることができる。
【0038】
図9の(a),(b) は、本発明の第7の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図であり、(a) は画像記録モード時の状態を、(b) はテストモード時の状態をそれぞれ示す。
【0039】
この画像記録装置1Dは、第1の実施の形態に係る画像記録装置1Aとは、光量検出ユニット10Cと、アフォーカル系が異なるものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、この図において第1の実施の形態と同一の部分には同一の引用数字、符号を付したので重複する説明は省略する。
【0040】
光量検出ユニット10Cは、副走査方向Zに平行に配置されたガイドレール120と、ガイドレール120に沿って副走査方向Zに移動する支持部材121と、支持部材121に支持され、各レーザビーム3の光量を個別に検出する光検出器102と、副走査方向Zに互いに離間して配置された一対のプーリ122A、122Bと、プーリ122Aを回動させるモータ123と、一対のプーリ122A、122B間に張架されたベルト124と、支持部材121とベルト124を連結する連結部材125を備えている。
【0041】
光検出器102は、副走査方向Zに移動するように構成され、画像記録モードの時、各レーザビーム3の光路から外れた位置に配置され、テストモードの時、受光面に全てのレーザビーム3が照射される位置に配置される。
【0042】
アフォーカル系は、レーザビーム3を副走査方向に拡散させるアナモフィックレンズ8と、レーザビーム3を副走査方向に収束させる感光体面7a上に結像させるシリンドリカルミラー9から構成されている。
【0043】
図10は光検出器102の受光面を示す図である。
光検出器102は、テストモードの配置位置における全てのレーザビーム3の照射領域より大なる受光領域の単一の光検出素子102Aを備えており、レーザアレイ2から順次出射されるレーザビーム3の光量を同一位置で個別に検出できるようになっている。
【0044】
この第7の実施の形態によれば、光検出器102が同一位置でレーザアレイ2の各レーザ素子2aの光量を個別に検出するようになっているため、光検出器102を各レーザ素子2aの出射タイミングに合わせて主走査方向に移動させる必要がなく、光検出器102の移動機構の構成を簡素化することができる。
【0045】
次に、本発明の第8の実施の形態を説明する。
この第8の実施の形態では、レーザアレイ2と集光レンズ系4の間に第7の実施の形態と同一の光量検出ユニット10Cを配置したものである。
この第8の実施の形態によると、光検出器102の形状や位置が光学系に依存しないため、光学系が変わった場合でも大きな設計変更なしに対応ができるという利点がある。
【0046】
次に、本発明の第9の実施の形態を説明する。
この第9の実施の形態では、集光レンズ系4と結像レンズ5の間に第7の実施の形態と同一の光量検出ユニット10Cを配置したものである。
この第9の実施の形態によると、光検出器102の形状や位置が殆ど光学系に依存しないため、結像レンズ系5やアフォーカル系が変わった場合でも大きな設計変更なしに対応ができるという利点がある。
【0047】
次に、本発明の第10の実施の形態を説明する。
この第10の実施の形態では、シリンドリカルミラー9と感光体ドラム7の間に第7の実施の形態と同一の光量検出ユニット10Cを配置したものである。
この第10の実施の形態によると、全ての光学系の影響を含んだ状態で感光体面7aとほぼ等価な光量検出が可能で、最も精度の高い光量補正を行うことができる。
【0048】
図11は本発明の第11の実施の形態の画像記録装置に係る結像レンズ系5を示す側面図である。
この実施の形態では、第7の実施の形態の画像記録装置1Dにおいて、結像レンズ系5を第1から第4のレンズ5A〜5Dより成るクセノタール型レンズと、第2のレンズ5Bと第3のレンズ5Cの間に配置された絞り32より構成し、図示を省略しているが、絞り32と第3のレンズ5Cの間に第7の実施の形態と同一の光量検出ユニット10Cを配置したものである。
【0049】
この第11の実施の形態では、レーザビーム3が集光される位置に光検出器102が配置されるため、光検出器102を小型化できるという利点がある。また、光検出素子102aの同じ位置に全てのレーザビーム3が照射されるため、光検出素子102aの面内によって異なる感度のバラツキの影響をなくすことができる。
【0050】
なお、第7の実施の形態から第11の実施の形態において、光検出器102の配置位置によっては単一の光検出素子102aで全てのレーザビーム3の照射領域をカバーできない場合がある。このような場合には、図12の(a) に示すような2つの光検出素子102Aを有する光検出器102で検出したり、図12の(b) に示すような3つ以上の光検出素子102Aを有する光検出器102で検出しても良い。
【0051】
図13の(a),(b) は本発明の第12の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図であり、(a) は画像記録モードを、(b) はテストモードをそれぞれ示す。
この画像記録装置1Eは、第7の実施の形態に係る画像記録装置1Dとは、光量検出ユニット10Dが異なるものであり、他は第1の実施の形態と同様に構成されている。尚、この図において、第7の実施の形態と同一の部分には、同一の引用数字、符号を付したので重複する説明は省略する。
【0052】
光量検出ユニット10Dは、各レーザビーム3の光路から外れた位置に配置された光検出器102と、結像レンズ系5とアナモフィックレンズ8の間に配置され、画像記録モードのとき各レーザビーム3の光路の外側に位置し、テストモードのとき各レーザビーム3の光路に位置して、各レーザビーム3を光検出器102に導く反射ミラー130と、画像記録モード時と試験モード時に反射ミラー130を変位させる可動機構部(後述)より構成されている。
【0053】
図14は、可動機構部を示す図である。
可動機構部は、反射ミラー130に設けられた主走査方向Yに平行なシャフト131と、シャフト131を回転自在に軸支した軸受132と、反射ミラー130のレーザアレイ2と反対側の端部に形成された突起133と、駆動信号に基づいて図示しないプランジャーを突出させて、突起133を押圧することにより、反射ミラー130をシャフト131を中心に矢印方向に回転させるソレノイド134と、シャフト131の外周部に巻回されると共に一端が反射ミラー130に、他端が軸受132に固定され、反射ミラー130を矢印と反対方向に付勢するスプリング135より構成されている。
【0054】
この実施の形態では、テストモードでは、ソレノイド134がオンして、プランジャーを突出することにより反射ミラー130の突起133を押圧し、反射ミラー130をシャフト131を中心に矢印方向に回転させ、結像レンズ系5を通過した全てのレーザビーム3が光検出器12に入射するようにする。一方、画像記録モードでは、ソレノイド134がオフになり、プランジャーによる反射ミラー130の突起133の押圧が解かれる。このため、スプリング135の弾性力によって反射ミラー130がシャフト32を中心に矢印と反対方向に回転し、反射ミラー130が各レーザビーム3の光路の外側に位置する。テストモードと画像記録モードの他の動作は、第7の実施の形態と同一なので説明を省略する。この実施の形態でも、第7の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0055】
なお、反射ミラー130を集光レンズ系4と結像レンズ系5の間に配置した場合、レーザビーム3は集光レンズ系4の焦点距離の位置で全レーザビームが集光される。従って、集光レンズ系4の焦点距離の位置に光検出器102を配置することにより、光検出器102を小型化にすることができ、且つ、光検出器102の光検出素子102aの面内によって異なる感度のバラツキの影響もなくすことができる。
【0056】
また、第12の形態においても、反射ミラー130をレーザアレイ2と集光レンズ系4の間、アナモフィックレンズ8とシリンドリカルミラー9の間、シリンドリカルミラー9と感光体ドラム7の間に配置しても良い。この場合、各レーザビーム3を特定の位置に集光するような曲率を有する反射ミラーを用いることにより、レーザビーム3を集光させ、光検出器102の小型化や、感度のバラツキの低減を図るようにしても良い。
【0057】
図15の(a),(b) は、本発明の第13の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図であり、(a) は画像記録モードを、(b) はテストモードをそれぞれ示す。
この画像記録装置1Fは、第12の実施の形態の画像記録装置1Eにおいて反射ミラー130と光検出器102の間に集光レンズ136を配置したものであり、他は第12の実施の形態と同様に構成されている。尚、この図において、第12の実施の形態と同一の部分には、同一の引用数字、符号を付したので重複する説明は省略する。
【0058】
この実施の形態では、反射ミラー130で反射した各レーザビーム3を集光レンズ136によって光検出器102上に集光させるようになっているため、光検出器102を小型化することができる。また、光検出器102の光検出素子102a上の同一位置に全てのレーザビーム3が照射されるため、光検出素子102aの面内によって異なる感度のバラツキの影響をなくすことができる。
【0059】
尚、第12、及び第13の実施の形態では、光量検出時に反射ミラー130を変位させたが、反射ミラーとして入射した光の一部を反射し、残りを透過させる平行平面板のミラーを用いた場合には、それを光路内に固定しても良い。
【0060】
また、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々な実施の形態が可能である。
例えば、感光体はベルト状であってもよい。
また、レーザアレイと感光体とが相対的に副走査方向Zに移動する構成なら、レーザアレイのみを移動してもよく、レーザアレイおよび感光体が移動してもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像記録装置によると、画素密度に応じて配置された半導体レーザ素子から出射された各レーザビームを集光点に集光させ、集光点、或いはその近傍に配置した結像レンズ系によって感光体上に結像するようにしたので、レーザビームのビーム径に対して十分な大きな口径を有した結像レンズ径を使用することが可能になり、MTF及び焦点深度を画素密度に応じて値にすることができる。その結果、高画質及び高密度の画像記録を高速で実現することができる。
【0062】
また、所定のタイミングで各レーザビームの光量を個別に検出し、この検出結果に基づいて複数の半導体レーザ素子の駆動条件を制御することで、各レーザビームの光量のバラツキや変動を少なくして画質劣化を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図2】第1の実施の形態に係るレーザアレイの要部正面図。
【図3】第1の実施の形態に係る光検出器の受光面を示す説明図。
【図4】第1の実施の形態に係る制御系の主要部を示すブロック図。
【図5】第1の実施の形態に係る光検出器のホームポジションを示す概略図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図9】本発明の第7の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図10】第7の実施の形態に係る光検出器の受光面を示す説明図。
【図11】本発明の第11の実施の形態の画像記録装置に係る結像レンズ系5を示す側面図。
【図12】本発明に係る光検出器の応用例を示す説明図。
【図13】本発明の第12の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【図14】第12の実施の形態に係る可動機構部を示す説明図。
【図15】本発明の第13の実施の形態に係る画像記録装置の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
1A〜1F 画像記録装置
2 半導体レーザアレイ
2a 半導体レーザ素子
3、3a〜3c レーザビーム
4 集光レンズ系
4a 集光点
5 結像レンズ系
5A 第1のレンズ
5B 第2のレンズ
5C 第3のレンズ
5D 第4のレンズ
6 アフォーカルレンズ
7 感光体ドラム
7a 感光体面
8 アナモフィックレンズ
9 シリンドリカルミラー
10A〜10E 光量検出ユニット
20 CPU
20a バス
21 ROM
22 RAM
23 A/D変換器
24 ラッチ回路
25 モータ駆動回路
26 クロック発生回路
27 D/A変換器
28 レーザ駆動回路
29 補正データメモリ
30 画像メモリ
31 信号処理回路
32 絞り
100 ガイドレール
101 支持台
102 光検出器
102a 光検出素子
103A、103B プーリ
104 モータ
105 ベルト
106 連結部材
110 軸
111 軸受
112 アーム
113 支持台
120 ガイドレール
121 支持台
122A、122B プーリ
123 モータ
124 ベルト
125 連結部材
130 反射ミラー
131 シャフト
132 軸受
133 突起
134 ソレノイド
135 スプリング
D 開口径
M θ方向基線
N Y方向基線
W レーザアレイの幅
X 光軸方向
Y 主走査方向
Z 副走査方向
θ 角度

Claims (20)

  1. 複数の半導体レーザ素子を少なくとも主走査方向にアレイ状に配列したレーザアレイと、前記複数の半導体レーザ素子から出射される各レーザビームによって複数の光スポットが露光され、前記レーザアレイと相対的に副走査方向に移動することによって画像信号に応じた静電潜像が形成される感光体とを備えた画像記録装置において、
    前記レーザアレイの前記主走査方向の両端に位置する半導体レーザ素子を含む前記複数の半導体レーザ素子から出射される前記各レーザビームを、口径内に含むとともに共通の集光点に集光する集光手段と、
    前記集光点、或いはその近傍に配置され、この配置位置において前記複数のレーザビームを含むのに十分大きい口径を有して前記各レーザビームを前記感光体上に結像させる結像手段と、
    前記各レーザビームの光量を個別に検出する光検出手段と、
    前記光検出手段が検出した前記各レーザビームの光量に基づいて前記複数の半導体レーザ素子の駆動条件を制御する制御手段とを備えことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射される少なくとも1つのレーザビームの照射領域より大なる受光領域を有する光検出素子を備え、前記光検出素子を前記主走査方向に移動させることで前記各レーザビームの光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射される少なくとも1つのレーザビームの照射領域より大なる受光領域を有する光検出素子を備え、前記光検出素子を前記各レーザビームに直交するように前記集光点を通る軸線を中心として円弧で移動させることで前記各レーザビームの光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  4. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射される複数のレーザビームの照射領域より大なる受光領域を有する光検出素子を備え、前記複数の半導体レーザ素子から前記各レーザビームを個別に出射させることで前記各レーザビームの光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  5. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射される複数のレーザビームの照射領域より大なる反射領域を有する反射ミラーと、前記反射ミラーによって反射させられた前記複数のレーザビームの照射領域より大なる受光領域を有する光検出素子を備え、前記複数の半導体レーザ素子から前記各レーザビームを個別に出射させることで前記各レーザビームの光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  6. 前記光検出素子は、前記反射ミラーによって反射させられた前記レーザビームを集光レンズを介して所定の受光位置で受光する構成の請求項5記載の画像記録装置。
  7. 前記反射ミラーは、所定の曲率の反射面を有し、前記光検出素子は、前記反射ミラーによって反射させられた前記複数のレーザビームを所定の受光位置で受光する構成の請求項5記載の画像記録装置。
  8. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射される複数のレーザビームの照射領域より大なる透過反射領域を有し、前記照射領域が前記透過反射領域に入るように配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーによって反射させられた前記複数のレーザビームの照射領域より大なる受光領域を有する光検出素子を備え、前記複数の半導体レーザ素子から前記各レーザビームを個別に出射させることで前記各レーザビームの光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  9. 前記制御手段は、装置起動信号の入力に基づいて、前記駆動条件の制御を行う構成の請求項1記載の画像記録装置。
  10. 前記制御手段は、画像記録期間外に定期的に、前記駆動条件の制御を行う構成の請求項1記載の画像記録装置。
  11. 前記レーザアレイは、基準の半導体レーザ素子を備え、前記光検出素子は、前記基準の半導体レーザ素子から出射されるレーザビームの光量を検出し、前記制御手段は、前記光検出手段による光量検出に基づいて他の前記半導体レーザ素子の前記駆動条件を制御する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  12. 前記制御手段は、各半導体レーザ素子毎に光量の基準値を記憶するメモリを備え、前記光検出手段が検出した前記光量と前記メモリが記憶する基準値とを比較し、この比較結果に基づいて前記駆動条件を制御する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  13. 前記光検出手段は、単一の光検出素子により前記光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  14. 前記光検出手段は、主走査方向の検出移動距離に応じた間隔を有して主走査方向に配列された複数の光検出素子により前記光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  15. 前記光検出素子は、前記結像手段を通過し、前記感光体に照射される直前で前記各レーザビームの前記光量を検出する構成の請求項2、3、或いは4記載の画像記録装置。
  16. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射され、前記集光手段に入射する前で前記各レーザビームの前記光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  17. 前記光検出手段は、前記複数の半導体レーザ素子から出射され、前記集光手段で集光される集光点で前記各レーザビームの前記光量を検出する構成の請求項1記載の画像記録装置。
  18. 前記集光手段は、フィールドレンズである構成の請求項1記載の画像記録装置。
  19. 前記結像手段は、オルソメタレンズ群、クセノタール系レンズ、あるいはダブルガウス系レンズである構成の請求項1記載の画像記録装置。
  20. 前記レーザアレイは、複数の半導体レーザ素子が主走査方向に平行な複数ラインに配列された構成の請求項1記載の画像記録装置。
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