JP2008218720A - 光量制御装置、光書き込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

光量制御装置、光書き込み装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】発光点の多寡に拘わらず光源の光量一定制御を確実に行う。
【解決手段】光書き込みを行うLD6の出力光量を制御する光量制御装置において、LD点灯信号11に基づいて前記LD6へ駆動電流を供給するスイッチング素子5と、スイッチング素子5からLD6に供給される駆動電流量を定めるDAC2、V/I変換器3及び電流増幅器4と、LD6からの射出光を受光し、受光した光量に応じた電圧を出力するPD7及びI/V変換器8と、PD7及びI/V変換器8によって検出された検出値に基づいて前記駆動電流量を設定するCPU1と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光書き込みに用いられる光源の光量制御装置、この光量制御装置を備えた光書き込み装置、及びこの光書き込み装置を備えた画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機などの印刷装置の書き込み光源として一般的にレーザダイオードが使用される。この光書き込み光源に用いられるレーザダイオードは生成する画像の濃度を一定とするため、発光光量を一定の値に保つ必要がある。そこで、例えば特許文献1には、レーザダイオード(LD)の光量を一定に保つため、LDと同一パッケージに収容された受光素子(PD)でLDからの光を受光し、受光した受光素子で発生したモニタ電流を使用して光量が一定になるように制御している。すなわち、受光により受光素子で発生したモニタ電流は、光量設定用可変抵抗を流れてモニタ電圧に変換され、コンパレータに入力されて基準電圧と比較され、ホールドコンデンサの電圧を制御する。具体的には、コンパレータ出力はコントロール回路に接続され、コントロール回路に入力されるサンプルホールド信号がサンプル状態のときには、モニタ電圧と基準電圧を比較し、「モニタ電圧>基準電圧」のときには、ホールドコンデンサに、放電用定電流源から電流が流れてホールドコンデンサの電圧が下降し、「モニタ電圧<基準電圧」のときには、ホールドコンデンサに、充電用定電流源から電流が流れてホールドコンデンサの電圧が上昇し、コントロール回路に入力されるサンプルホールド信号がホールド状態のときには、ホールドコンデンサへの定電流源の接続を開放する、という動作が行われる。これにより、ホールドコンデンサの端子電圧は誤差増幅器に入力され、基準電圧との差異により、LDへ供給する電流を増減することになる。この一連の制御ループにより、LDの発光光量が一定に保持される。
一方、近年、1つのパッケージ内に多数の発光点を備えた発光素子が開発され、印刷装置の書き込み光源として用いられている。例えば特許文献2には、32個の発光点を備えた面発光素子(VCSEL)を用いた画像形成装置が開示されている。
特開2001−138566号公報 特開2003−266774号公報
しかし、特許文献1記載の発明のように、サンプル期間中にホールドコンデンサへの充放電を行い、サンプル期間以外はホールドして光量を一定にする制御方式では、ホールドコンデンサの漏れ電流による端子電圧の低下による光量低下が問題となる場合がある。また、サンプル期間は、画像書き込み期間以外に置く必要があるので、特許文献2記載の発明のように発光点数が多い光源を使用したものでは、1スキャン周期内で全ての発光点の光量制御を実施することができず、ホールドコンデンサの端子電圧低下による光量低下がさらに問題となる。
そこで、本発明が解決すべき課題は、光量一定制御を確実に行えるようにすることにあり、特に発光点の多い光源においても光量一定制御が確実に実施できるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、光書き込みを行う光源の出力光量を制御する光量制御装置において、前記光源へ駆動電流を供給する駆動手段と、前記駆動手段から光源に供給される駆動電流量を定める駆動電流設定手段と、前記光源からの射出光を受光し、受光した光量に応じた電圧を出力する光量検出手段と、前記光量検出手段によって検出された検出値に基づいて前記駆動電流量を設定する演算処理手段と、を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、A/D変換手段をさらに備え、当該A/D変換手段が前記光量検出手段によって電圧として検出された光量の検出値をA/D変換し、前記演算処理手段は前記A/D変換手段でA/D変換された電圧値に基づいて前記駆動電流量を設定することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記駆動手段及び前記駆動電流設定手段がそれぞれ複数設けられていることを特徴とする。
第4の手段は、第2の手段において、前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、前記演算処理手段が、前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記駆動電流量を設定することを特徴とする。
第5の手段は、第2の手段において、前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、前記演算処理手段が、前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値近傍になった時点での前記A/D変換手段における変換値と前記目標の値近傍の物理量とから以後の目標値を算出し、前記駆動電流量を設定することを特徴とする。
第6の手段は、第3の手段において、前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、前記演算処理手段が、各光源について前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記各光源の駆動電流量を設定することを特徴とする。
第7の手段は、第3の手段において、前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、前記演算処理手段が、1つ目の光源については前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記光源の駆動電流量を設定するとともに、前記設定された駆動電流量を保持し、2つ目以降の光源については当該光源に供給する駆動電流量を前記保持した駆動電流量の値に所定の係数を掛けた値から漸次増加し、駆動電流量を設定するという動作を繰り返すことを特徴とする。
第8の手段は、第3の手段において、前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、前記演算処理手段が、各光源について前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値近傍になった時点での前記A/D変換手段における変換値と前記目標値近傍の物理量とから前記各光源について以後の目標値を算出し、前記各光源の駆動電流量を設定することを特徴とする。
第9の手段は、第5又は第8の手段において、前記光量の物理量が目標の値付近となった時点における光量の検出値のA/D変換値と、LD光量の物理量とから以後の目標値を算出する算出式が、
目標とする光量の検出値のA/D変換値
=(目標光量物理量/測定光量物理量)×(現在の光量の検出値のA/D変換値)
であることを特徴とする。
第10の手段は、第4、5、7及び8のいずれかの手段において、前記演算処理手段が前記目標値を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前項光源がレーザダイオードであることを特徴とする。
第12の手段は、第1ないし第11のいずれかの手段に係る光量制御装置を光書き込み装置が備えていることを特徴とする。
第13の手段は、第12の手段に係る光量制御装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では光源はLD6,6_1・・・Nに、駆動手段はLD点灯信号11,11_・・・N及びスイッチング素子5,5_1・・・Nに、駆動電流設定手段は電流増幅器4、4_1・・・Nに、光量検出手段はPD7に、演算処理手段はCPU1に、A/D変換手段はADC9に、光量測定手段は光パワーメータ13に、それぞれ対応する。
本発明によれば、発光点の多寡に拘わらず光源の光量一定制御を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例1に係る光量制御装置の回路構成を示すブロック図である。同図において、光量制御装置は、CPU1、DAC(デジタル/アナログ変換器)2、V/I(電圧/電流)変換器3、電流増幅器4、スイッチング素子5、LD(レーザダイオード)6、PD(フォトダイオード)7、I/V(電流/電圧)変換器8、及びADC(アナログ/デジタル変換器)9から基本的に構成されている。
このような構成要素を備えた光量制御装置では、CPU1は、入力される図示しないサンプルホールド回路からのサンプルホールド信号10に基づいてDAC2に対してLD駆動電流に対応するDACコードを設定する。DAC2は設定されたDACコードに応じた電圧を出力する。DAC2から出力された電圧はV/I変換部3で電流に変換され、電流増幅器4に入力される。電流増幅器4からの出力電流は、LD点灯信号11がオンのとき、スイッチング素子5がオンとなってLD6に供給され、LD6は電流に応じた光量で点灯する。
LD6から出射した光は、ハーフミラー14によって2つのビームに分割され、一部は光検出部のPD7に入射する。一部は画像形成装置本体の記録媒体12へ導かれる。PD7に入射した光は電流に変換され、I/V変換部8で電圧に変換され、ADC9に入力される。ADC9のデジタル変換出力は、CPU1に入力される。CPU1はADC9からの入力されるデジタル変換値と予め設定した目標デジタル値とを比較し、デジタル変換入力と目標デジタル値とが一致するように、新たなDACコードを演算する。その後、CPU1はDAC2に対して新たなDACコードを設定する。
この一連の制御ループを実行することにより、LD6の出力光量を目標の一定値に保つ。
図2は画像出力しながら光量制御を行うタイミングを示すタイミングチャートである。このタイミングチャートは、同期検知信号、画像出力期間、LD点灯信号、サンプルホールド(S/H)信号、ADCサンプリング信号、設定値演算信号、DAC設定信号の出力タイミングを示すものである。同期検知信号は光書き込みを行う際に書き込み開始タイミングを設定し、それ以降のタイミングの同期を取るためのもので、走査された光を同期検知センサによって検知することによって得られる。この同期検知信号がオンになって所定時間後、画像出力期間となり、LD6が点灯する。また、サンプルホールド信号10の入力によりADCサンプリング信号が出力され、この出力に応じてDAC2の設定値が演算され、DACコードが設定される。
図3は目標デジタル値を求めるための回路構成を示すブロック図である。この制御では、LD6の光量を目標の値に保つために予め目標デジタル値を求める必要がある。そこで、図3に示すようにLD6の光量を目標の値とする目標デジタル値を求めるためにLD光量の物理量を測定する光パワーメータ13を記録媒体12への光路中に挿入し、光パワーメータ13の出力をCPU1へ入力する。ここで物理量を測定するとは、光量の絶対的な値を取得することを意味している。
図4は図3の回路構成で目標デジタル値を求める制御手順を示すフローチャートである。この制御手順では、CPU1はLD6が発光しない値のDACコードを設定し(ステップS101)、LD点灯信号をオンとする(ステップS102)。次いで、PD7からLD6の発光光量に基づいてデジタル値を取り込み(ステップS103)、パワーメータ13から光量Pを取り込む(ステップS104)。そして、Pが目標値になるまでDACコードを1ずつ増分しながら(ステップS105、S106)、ステップS103からS105の手順を繰り返し、光量Pが目標値となった時点で、そのときのDACコードに基づくデジタル値を目標デジタル値とする(ステップS107)。この制御手順はプログラム化され、CPU1で実行される。
このようにしてステップS107で求められた目標デジタル値をCPU1は保持し、以降はこの目標デジタル値を用いてLD6の光量を一定値に保つ。
このように制御すると、LD駆動電流の設定値をDAC2に設定するのでホールドコンデンサが不要となる。
図5は図3の回路構成で目標デジタル値を求める他の制御手順を示すフローチャートである。この制御手順では、ステップS105の光量Pが目標値であるか否かの判断を目標値より大きいか否かの判断とし、ステップS106のDACコードの増分を1とする処理をmとする処理にしたものである。また、この変更に伴って、ステップS107の目標デジタル値の演算処理を、
目標デジタル値=(目標光量/測定光量)×取得デジタル値 ・・・(1)
とする処理(ステップS107a)に変更した。
すなわち、図5の制御手順では、光量が目標に達していないとき(ステップS105a−No)、DACコードを、DACの最小分解能より大きなステップmで増加する(ステップS106a)。そして、光量が目標以上となった時点で、PD7からのデジタル値と、光量と、目標光量とから、式(1)で示すようにして目標デジタル値を算出する(ステップS107a)。これにより、光量が目標と一致していなくとも、正確に目標デジタル値を求めることができる。また、DACコードの増加を、DACの最小分解能より大きなステップで行うので、制御に要する時間を短縮することが可能となる。その他の各ステップは図3と同様に処理される。
なお、この制御手順もプログラム化され、CPU1で実行される。
図6は本発明の実施例2に係る光量制御装置の回路構成を示すブロック図である。この実施例2は実施例1の対象が、発光点(発光源)が単数のものであるのに対して、発光点が複数、ここでは、発光点がN個(Nは2以上の正の整数)ある場合を対象とするものである。
そこで、本実施例では、実施例1における光量制御装置に対してDAC2をN個、V/I変換器3をN個、電流増幅器4をN個、スイッチング素子5をN個、LD6をN個設けたものである。図では、これら1〜N個の各要素に対して_1,_2・・・_Nを付して示す。
このように構成された光量制御装置では、CPU1は、DAC_1(2_1)に対してLD駆動電流に対応するDACコード1を設定する。DAC_1(2_1)は、設定されたDACコード1に応じた電圧を出力する。DAC_1(2_1)から出力された電圧はV/I変換部_1(3_1)で電流に変換され、電流増幅器_1(4_1)に入力される。電流増幅器_1(4_1)からの出力電流は、LD点灯信号_1(11_1)がオンのときLD_1(6_1)に供給され、LD_1(6_1)が電流に応じた光量で点灯する。
LD_1(6_1)から出射した光は、ハーフミラー14によって2つのビームに分割され、一部はPD(光検出部)7に入射し、他部は記録媒体12へ導かれる。PD7に入射した光は電流に変換され、I/V変換部8で電圧に変換され、ADC9に入力される。ADC9のデジタル変換出力はCPU1に入力される。
CPU1はADC9からのデジタル変換入力を、予め定めた目標デジタル値_1と比較し、デジタル変換入力と目標デジタル値_1とが一致するように、新たなDACコード_1を演算する。その後、CPU1はDAC2に対して新たなDACコード_1を設定する。
以上の制御を、LD_2...Nに対しても順次行い、これを繰り返すことにより、各LD6の出力光量を、目標の一定値に保つ。
図7は画像出力しながら光量制御を行うタイミングを示すタイミングチャートである。この例ではN=4の場合について、1スキャン周期内に2つのLDの光量制御を行っている。
このタイミングチャートは、同期検知信号、画像出力期間、サンプルホールド(S/H)信号、LD点灯信号1〜4、ADCサンプリング信号、設定値演算信号1〜4、DAC設定信号1〜4のタイミングを示すものである。同期検知信号は光書き込みを行う際に書き込み開始タイミングを設定し、それ以降のタイミングの同期を取るためのもので、走査された光を同期検知センサによって検知することによって得られる。この同期検知信号がオンになって所定時間後、画像出力期間となり、LD_1〜4(6_1〜4)が点灯する。また、サンプルホールド信号10の入力によりADCサンプリング信号が出力され、この出力に応じてDAC_1〜4(2_1〜4)の設定値が演算され、それぞれのDAC_1〜4(2_1〜4)のDACコードが設定される。
この制御でも、各LD_1〜4(6_1〜4)の光量を目標の値に保つために、予め個々に目標デジタル値を求める必要がある。そこで、本実施例2においても実施例1と同様に各LDの光量を目標の値とする目標デジタル値を求めるために、LD光量の物理量を測定する光パワーメータ13を記録媒体への光路中に挿入し、光パワーメータ13の出力をCPU1へ入力する。図8は実施例2における目標デジタル値を求めるための回路構成を示すブロック図である。図8は図7に対して光パワーメータ13を設けただけの構成であるので、同一の構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図9は図8の回路構成で目標デジタル値を求める制御手順を示すフローチャートである。この制御手順では、まず制御対象をチャンネル1に設定し(ステップS201)_1の系統の回路から制御を開始する。そこで、CPU1はLD_1(6_1)が発光しない値のDACコードを設定し(ステップS202)、対象チャンネルのLD点灯信号をオンとする(ステップS203)。次いで、PD_1(7_1)からLD_1(6_1)の発光光量に基づいてデジタル値を取り込み(ステップS204)、パワーメータ13から光量Pを取り込む(ステップS205)。そして、Pが目標値になるまでDACコードを増分しながら(ステップS206、S207)、ステップS202からS206の手順を繰り返し、光量Pが目標値となった時点で、そのときのDACコードに基づくデジタル値を目標デジタル値とする(ステップS208)。次いで、対象チャンネルのLD点灯信号をオフし(ステップS209)、対象チャンネルがNになるまで(ステップS210、S211)、ステップS202からステップS211の処理を繰り返し、1〜Nチャンネルの目標デジタル値を求める。全てのチャンネルの目標デジタル値が求められた時点でこの処理は終了する。このフローチャートはプログラム化され、CPU1で実行される。
図9の制御手順により求められた複数の目標デジタル値はCPUに保持され、以降はこの複数の目標デジタル値を用いて各LDの光量を一定値に保つ。
このように制御すると、LD駆動電流の設定値をDAC_1〜N(2_1〜N)に設定するのでホールドコンデンサが不要となる。
この実施例では、CPU1が図8の手順で処理し、目標デジタル値を求めているが、この制御手順を調整工程にて実施し、求めた目標デジタル値をCPU1に内蔵した図示しない不揮発記憶手段に記憶するように構成することもできる。印刷装置として動作する場合には、前記不揮発記憶手段に記憶した目標デジタル値を使用して、LD光量を一定の値に保つようにする。この場合、目標デジタル値を求める制御手順は、印刷装置で実行する必要がなくなる。
図10は図8の回路構成で目標デジタル値を求める他の制御手順を示すフローチャートである。この制御手順では、2つ目以降のLD_2・・・N(6_2・・・N)の目標デジタル値を求める際、DACコードの初期値として、1つ目のLD_1(6_1)の光量が目標値に達したときのDACコード(ステップS208a,S208b)に、1未満の係数(図10では係数=0.8)を掛け(ステップS212)、その値を基準にステップS203以降の処理を1ないしNチャンネルまで実行する。これにより、LD_1・・・N(6_1・・・N)が必要以上に発光することはなく、また、目標光量にt近い光量からフローを開始するので、制御に要する時間を短縮することが可能となる。その他の各ステップは図9と同様に処理される。
なお、この制御手順もプログラム化され、CPU1で実行される。
以上のように本実施形態によれば、
1)PD(光量検知部)7からのデジタル変換入力と、予め定めた目標デジタル値が一致するように新たなDACコードを定めて設定することにより、LDの光量を目標の値に保つことができる。
2)複数のLD_1・・・Nの光量をそれぞれ目標の値に保つことができる。
3)調整工程で取得した目標デジタル値をCPU1の不揮発記憶部に記憶し、印刷装置に搭載された状態では、記憶された目標デジタル値を用いるので、印刷装置では、目標デジタル値を取得する必要がなくなる。
4)LD光量が目標値となったときのPD7からの電圧をデジタル変換した値を目標デジタル値とするので、正確な目標値を得ることができ、後の光量制御動作で、LD光量を目標の値に保つことができる。
5)目標デジタル値を求めるとき、LD光量が目標値付近となったときのLD光量と、光量検出部からの電圧をデジタル変換した値とから、目標デジタル値を算出するので、LDへ供給する駆動電流を漸次増加するステップを増やすことが可能となり、目標デジタル値を求める制御に要する時間を短縮することができる。
6)複数のLD_1・・・Nの目標デジタル値を求めるとき、2つ目以降のLD_2に関しては、LDへ供給する駆動電流量を1つ目のLD_1が目標光量に達したときの駆動電流値に所定の係数を掛けた値から目標デジタル値を求める制御手順を開始するので、目標デジタル値を求める制御全体に要する時間を短縮することができる。
7)LD6の目標デジタル値を求める際、LD光量の物理量が目標の値付近となった時点での光量A/D変換値と、LD光量の物理量とから、目標デジタル値を算出するので、LD光量が目標値と一致していなくとも、正確に目標デジタル値を求めることができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施例1に係る光量制御装置の回路構成を示すブロック図である。 実施例1における画像出力しながら光量制御を行うタイミングを示すタイミングチャートである。 実施例1における目標デジタル値を求めるための回路構成を示すブロック図である。 図3の回路構成で目標デジタル値を求める制御手順を示すフローチャートである。 図3の回路構成で目標デジタル値を求める他の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る光量制御装置の回路構成を示すブロック図である。 実施例2における画像出力しながら光量制御を行うタイミングを示すタイミングチャートである。 実施例2における目標デジタル値を求めるための回路構成を示すブロック図である。 図8の回路構成で目標デジタル値を求める制御手順を示すフローチャートである。 図8の回路構成で目標デジタル値を求める他の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2,2_1,2_2,・・・,2_N DAC
3,3_1,3_2,・・・,3_N V/I変換器
4,4_1,4_2,・・・,4_N 電流増幅器
5,5_1,5_2,・・・,5_N スイッチング素子
6,6_1,6_2,・・・,6_N LD
7 PD
8 I/V変換器
9 ADC
10 S/H信号
11,11_1,11_2,・・・,11_N LD点灯信号
13 光パワーメータ
14 ハーフミラー

Claims (13)

  1. 光書き込みを行う光源の出力光量を制御する光量制御装置において、
    前記光源へ駆動電流を供給する駆動手段と、
    前記駆動手段から光源に供給される駆動電流量を定める駆動電流設定手段と、
    前記光源からの射出光を受光し、受光した光量に応じた電圧を出力する光量検出手段と、
    前記光量検出手段によって検出された検出値に基づいて前記駆動電流量を設定する演算処理手段と、
    を備えていることを特徴とする光量制御装置。
  2. 請求項1記載の光量制御装置において、
    A/D変換手段をさらに備え、当該A/D変換手段は前記光量検出手段によって電圧として検出された光量の検出値をA/D変換し、
    前記演算処理手段は前記A/D変換手段でA/D変換された電圧値に基づいて前記駆動電流量を設定することを特徴とする光量制御装置。
  3. 請求項2記載の光量制御装置において、
    前記駆動手段及び前記駆動電流設定手段がそれぞれ複数設けられていることを特徴とする光量制御装置。
  4. 請求項2記載の光量制御装置において、
    前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、
    前記演算処理手段は、前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記駆動電流量を設定することを特徴とする光量制御装置。
  5. 請求項2記載の光量制御装置において、
    前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、
    前記演算処理手段は、前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値近傍になった時点での前記A/D変換手段における変換値と前記目標の値近傍の物理量とから以後の目標値を算出し、前記駆動電流量を設定することを特徴とする光量制御装置。
  6. 請求項3記載の光量制御装置において、
    前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、
    前記演算処理手段は、各光源について前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記各光源の駆動電流量を設定することを特徴とする光量制御装置。
  7. 請求項3記載の光量制御装置において、
    前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、
    前記演算処理手段は、1つ目の光源については前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値になったときの前記A/D変換手段における変換値を以後の目標値として前記光源の駆動電流量を設定するとともに、前記設定された駆動電流量を保持し、2つ目以降の光源については当該光源に供給する駆動電流量を前記保持した駆動電流量の値に所定の係数を掛けた値から漸次増加し、駆動電流量を設定するという動作を繰り返すことを特徴とする光量制御装置。
  8. 請求項3記載の光量制御装置において、
    前記光源から射出される光量の物理量を測定する光量測定手段をさらに備え、
    前記演算処理手段は、各光源について前記駆動電流量を前記光源が発光しない値から漸次増加していき、前記光量測定手段によって測定される前記物理量が目標の値近傍になった時点での前記A/D変換手段における変換値と前記目標値近傍の物理量とから前記各光源について以後の目標値を算出し、前記各光源の駆動電流量を設定することを特徴とする光量制御装置。
  9. 請求項5又は8記載の光量制御装置において、
    前記光量の物理量が目標の値付近となった時点における光量の検出値のA/D変換値と、LD光量の物理量とから以後の目標値を算出する算出式は、
    目標とする光量の検出値のA/D変換値
    =(目標光量物理量/測定光量物理量)×(現在の光量の検出値のA/D変換値)
    であることを特徴とする光量制御装置。
  10. 請求項4、5、7及び8のいずれか1項に記載の光量制御装置において、
    前記演算処理手段が前記目標値を記憶する記憶手段を備えていることを特徴とする光量制御装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の光量制御装置において、
    前項光源がレーザダイオードであることを特徴とする光量制御装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の光量制御装置を備えていることを特徴とする光書き込み装置。
  13. 請求項12記載の光量制御装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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