JP2013257266A - バーンイン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の半導体レーザをバーンイン試験およびエージング試験するバーンイン装置であって、半固定抵抗器を用いることなく、検査データを取得する各検出部の回路構成部品の校正を正確に行うことができるバーンイン装置を提供する。
【解決手段】 バーンイン装置1は、校正用半導体レーザLDがそれぞれ装着可能な複数のレーザ検査部4と、複数のレーザ検査部4を制御するMPU20とを有し、各レーザ検査部4は、基準電圧信号の入力を受けて校正用半導体レーザLDに駆動電流Idrを供給するLD駆動回路11と、駆動電流Idrによって駆動された校正用半導体レーザLDの動作特性を検出する検出部と、LD駆動回路11に基準電圧信号Vrefを出力するDAC16とを有し、MPU20は、各レーザ検査部4に装着された校正用半導体レーザLDが、レーザ検査部4ごとに個別に駆動するように、各DAC16に基準電圧信号Vrefを出力させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体レーザなどの被試験体のバーンイン試験およびエージング試験に用いられるバーンイン装置に関する。
半導体レーザなどの電子部品の製造工程には、高温の温度環境下で電子部品を作動させながら特性の計測などを行うバーンイン試験およびエージング試験が含まれている。このバーンイン試験およびエージング試験では、常温よりも高温の温度環境下で電子部品を作動させながら品質特性項目についての計測が行われており、かかる試験には、専用のバーンイン装置が用いられている。
半導体レーザのバーンイン試験およびエージング試験を行うためのバーンイン装置では、通常、数百個程度の被検査半導体レーザが同時に検査され、駆動電流、駆動電圧および光出力が、検査データとして測定される。そのため、バーンイン装置には、被検査半導体レーザが装着されるレーザ検査部が複数個設けられるとともに、各レーザ検査部には、被検査半導体レーザを駆動するための駆動回路、および被検査半導体レーザの駆動電流、駆動電圧および光出力をそれぞれ検出する検出部が備えられている。
このように複数の検出部を備えるバーンイン装置では、たとえば光出力を測定するために、レーザ検査部ごとに受光素子が設けられているが、これらの受光素子には、受光感度のばらつきが発生してしまっている。同様に、駆動電流や駆動電圧を測定するための回路構成部品についても、レーザ検査部ごとに特性のばらつきが発生してしまっている。このため、複数の被検査半導体レーザを各レーザ検査部に装着し、APC(Automatic Power Control)駆動あるいはACC(Automatic Current Control)駆動して試験を行った場合、レーザ検査部ごとに試験条件にばらつきが発生してしまうという問題がある。
このような問題を解決するための1つの方法として、各レーザ検査部に設けられる回路構成部品を、半固定抵抗器を用いて校正する方法が考えられる。具体的には、半固定抵抗器を用いて、被検査半導体レーザの駆動電流を電流電圧変換するアンプ、被検査半導体レーザの駆動電圧を検知するアンプ、ならび光出力を電流電圧変換するアンプのゲインを、レーザ検査部ごとに調整することで、部品特性や受光感度のばらつきを校正するという方法が考えられる。しかしながら、このような方法を採用した場合、検出部の調整に多大な時間およびコストを要することとなってしまう。
また、特許文献1には、半導体レーザのバーンイン装置において、半導体レーザの光出力を検出する検出部の受光感度のばらつきを校正する方法が開示されている。特許文献1に開示される従来技術に係るバーンイン装置は、各レーザ検査部が、駆動信号の入力を受けて被検査半導体レーザに駆動電流を供給する駆動回路と、被検査半導体レーザの光出力を検出する検出部と、検出部で検出した光出力信号と基準信号とを比較し、比較結果に応じて駆動回路に駆動信号を出力する比較回路とを備え、比較回路に与えられる基準信号が、全てのレーザ検査部に共通の12ビットの第1DA(Digital to Analog)コンバータと、レーザ検査部ごとに設けられる8ビットの第2DAコンバータとを用いて出力されるように構成されている。
特許文献1では、このように構成されたバーンイン装置を用い、電流−光出力特性が既知の複数の半導体レーザを標準サンプルとして準備し、これらの標準サンプルを各レーザ検査部に装着して、各標準サンプルをACC駆動およびAPC駆動することによって、各受光素子の受光感度のばらつきを校正するための校正係数を算出している。
特開2008−53321号公報
特許文献1に記載のバーンイン装置は、各レーザ検査部に装着された標準サンプルとしての半導体レーザ(以下、「校正用半導体レーザ」と称する)のうち、1つの校正用半導体レーザだけを駆動させることができない構成となっている。ここで、校正用半導体レーザが装着されたレーザ検査部を「チャンネル」と称すると、特許文献1のバーンイン装置は、1チャンネルのみを駆動することができない構成となっている。
このため、特許文献1に記載の校正方法では、第1DAコンバータから出力される共通電圧によって、全てのチャンネルの校正用半導体レーザをAPC駆動によって一斉に発光させつつ、第2DAコンバータから出力される校正電圧で微調整を行うことによって、チャンネルごとに校正係数を算出している。したがって、最初に校正が行われるチャンネルの校正の開始タイミングと、最後に校正が行われるチャンネルの校正の開始タイミングとの間には、大きな時間的な隔たりが存在することになる。
図7は、バーンイン装置を用いて複数の半導体レーザをAPC駆動したときの半導体レーザに供給される駆動電流の時間変化を示すグラフG1を示す図である。図7において、縦軸は、半導体レーザに供給される駆動電流の電流値を示し、横軸は、時間の経過を示している。
レーザ検査部に装着された半導体レーザは、時刻Tにおいて駆動電流の供給が開始されると発光し、駆動電流の供給を開始してから所定の時間が経過した時刻Tでは、駆動電流の電流値がIとなる。しかしながら、バーンイン装置を用いて複数の半導体レーザを一斉にAPC駆動すると、各半導体レーザは、自己が発生する熱だけでなく周囲の半導体レーザが発生する熱の影響も受けることとなる。このため、図7に示すように、時刻T以降は、所定の光出力を得るための駆動電流の電流値が、時刻Tにおける電流値Iから徐々に大きくなってしまう。
図示しないが、バーンイン装置を用いて複数の半導体レーザを一斉にACC駆動した場合においても同様に、各半導体レーザは、自己が発生する熱だけでなく周囲の半導体レーザが発生する熱の影響を受けることによって、所定の駆動電流の電流値で駆動したときの半導体レーザの光出力は、時間の経過に伴って徐々に減少してしまう。このように、半導体レーザは、駆動時の温度条件が変化すると、それに伴って電流−光出力特性も変化してしまい、特に、半導体レーザが高出力であるほどその変化の度合も大きくなってしまう。
図8は、特許文献1に記載の従来の校正方法における問題点を説明するための図である。図8(a)は、最初に校正が行われるチャンネルCHの校正用半導体レーザに供給される駆動電流の電流値の時間変化を示すグラフG2を示し、図8(b)は、2番目に校正が行われるチャンネルCHの校正用半導体レーザに供給される駆動電流の電流値の時間変化を示すグラフG3を示し、図8(c)は、最後に校正が行われるチャンネルCHの校正用半導体レーザに供給される駆動電流の電流値の時間変化を示すグラフG4を示している。
図8において、縦軸は、各校正用半導体レーザに供給される駆動電流の電流値を示し、横軸は、時間の経過を示している。なお、図8では、各チャンネルCH〜CHの校正用半導体レーザをAPC駆動したときの駆動電流の電流値の時間変化を示している。
特許文献1に記載の校正方法によれば、時刻T01において各チャンネルCH〜CHの校正用半導体レーザに一斉に駆動電流の供給が開始され、駆動電流の供給を開始してから所定の時間が経過した時刻T02では、各チャンネルCH〜CHに供給される駆動電流の電流値はそれぞれI01〜I0nとなる。そして、この時刻T02において、先ず、チャンネルCHの校正が開始される。
校正が開始されると、チャンネルCHに対応した第2DAコンバータから出力される校正電圧を変動させて微調整が行われ、時刻T03において、チャンネルCHに供給される駆動電流が目標とする電流値I11まで上昇すると、その時刻T03における光出力に基づいて、チャンネルCHの校正係数が算出される。そして、時刻T03から所定時間が経過した時刻T04において、チャンネルCHの校正が開始される。
校正が開始されると、前記と同様に、チャンネルCHに対応した第2DAコンバータから出力される校正電圧を変動させて微調整が行われ、時刻T05において、チャンネルCHに供給される駆動電流が目標とする電流値I12まで上昇すると、その時刻T05における光出力に基づいて、チャンネルCHの校正係数が算出される。同様の手順で、順次、各チャンネルCH〜CHn−1について校正が行われ、チャンネルCHn−1に対する校正が終了すると、時刻T06において、最後のチャンネルCHの校正が開始される。
校正が開始されると、前記と同様に、チャンネルCHに対応した第2DAコンバータから出力される校正電圧を変動させて微調整が行われ、時刻T07において、チャンネルCHに供給される駆動電流が目標とする電流値I1nまで上昇すると、その時刻T07における光出力に基づいて、チャンネルCHの校正係数が算出される。このようにして、全てのチャンネルCH〜CHに対する校正が終了すると、時刻T08において、各チャンネルCH〜CHの校正用半導体レーザへの駆動電流の供給が停止される。
このように、特許文献1に記載の校正方法では、チャンネルCHの校正は、各校正用半導体レーザへの駆動電流の供給開始時刻T01から時間t経過後に開始され、チャンネルCHの校正は、供給開始時刻T01から時間t(t>t)経過後に開始され、最後のチャンネルCHの校正は、供給開始時刻T01から時間t(t≫t)経過後に開始されることとなる。
このため、標準測定機を用いて各校正用半導体レーザの電流−光出力特性を測定したときの温度条件下で各校正用半導体レーザへの駆動電流の供給が開始されたとしても、チャンネルCHの校正開始時には、自己が発生する熱だけでなく周囲の半導体レーザが発生する熱の影響を受けることによって、電流−光出力特性が測定されたときの温度よりも高い温度条件下で発光していることとなり、また、チャンネルCHの校正開始時には、電流−光出力特性が測定されたときの温度よりもさらに高い温度条件下で発光していることとなってしまう。このように、特許文献1に記載の校正方法では、チャンネルCH〜CHの校正は、電流−光出力特性が測定されたときの温度よりも高い温度条件下で行われることとなるので、正確な校正係数を算出することができないという問題がある。
また、特許文献1には、各検出部に設けられる受光素子の受光感度のばらつきを、校正用半導体レーザを用いて校正する点については記載されているが、各レーザ検査部の検出部には、受光感度のばらつき以外にも、駆動電流読取部の回路誤差(駆動電流の電流電圧変換回路およびAD変換回路における回路誤差)、ACC駆動時の基準となる電圧と実際の駆動電流値との誤差(DA変換回路の回路誤差)、駆動電圧検知部の回路誤差(駆動電圧検知回路およびAD変換回路の回路誤差)、およびレーザ発光量読取部の回路誤差(受光素子電流の電流電圧変換回路およびAD変換回路の回路誤差)も存在するのに対して、これらの誤差を校正することについては全く考慮されていない。したがって、特許文献1に記載の校正方法を実行する前に、これらの誤差要因を半固定抵抗器を用いて補正しておかなければならない。しかしながら、半固定抵抗器を用いた調整には、多大な時間とコストを要するという問題がある。
本発明の目的は、複数の半導体レーザをバーンイン試験およびエージング試験するバーンイン装置であって、半固定抵抗器を用いることなく、検査データを取得する各検出部の回路構成部品の校正を正確に行うことができるバーンイン装置を提供することである。
本発明は、被試験体の動作特性を検査するバーンイン装置であって、
被試験体を装着可能な複数の検査部であって、各検査部が、
基準信号を出力する基準信号出力部と、
前記基準信号出力部によって出力された基準信号の入力を受けて被試験体に駆動電流を供給する駆動回路と、
前記駆動電流によって駆動された被試験体の動作特性を検出する検出部とを有する複数の検査部と、
各検査部に装着された被試験体が、検査部ごとに個別に駆動されるように、各基準信号出力部に基準信号を出力させる制御部とを備えることを特徴とするバーンイン装置である。
また本発明は、前記制御部は、一の検査部に装着された前記被試験体が駆動され、該一の検査部における検出部によって動作特性が検出されると、該被試験体の駆動を停止させ、該一の検査部とは異なる検査部における基準信号出力部に基準信号を出力させることを特徴とする。
また本発明は、前記被試験体の動作特性は、被試験体に供給される駆動電流の電流値を含み、
各検出部によって検出された前記電流値を補正するための電流補正データを、検出部ごとに格納する電流補正データ記憶部をさらに有し、
前記制御部は、各検出部によって検出された電流値を、当該検出部に対応する電流補正データを用いて補正することを特徴とする。
また本発明は、前記被試験体の動作特性は、被試験体に印加される駆動電圧の電圧値を含み、
各検出部によって検出された前記電圧値を補正するための電圧補正データを、検出部ごとに格納する電圧補正データ記憶部をさらに有し、
前記制御部は、各検出部によって検出された電圧値を、当該検出部に対応する電圧補正データを用いて補正することを特徴とする。
また本発明は、前記被試験体の動作特性は、被試験体から放出される光出力を含み、
各検出部によって検出された前記光出力を補正するための光出力補正データを、検出部ごとに格納する光出力補正データ記憶部をさらに有し、
前記制御部は、各検出部によって検出された光出力を、当該検出部に対応する光出力補正データを用いて補正することを特徴とする。
本発明によれば、検査部ごとに基準信号出力部が設けられて構成されているので、制御部は、各検査部に装着された被試験体を個別に駆動させることができる。したがって、各検査部の検出部によって検出される動作特性のばらつきを校正するための試験を実施する際に、被試験体を個別に駆動させることで、各被試験体の駆動開始から検出部による動作特性の検出開始までの時間を、全ての検出部において統一することができる。したがって、熱による影響を各検出部で均一化することができる。
本発明の一実施形態に係るバーンイン装置1の回路構成の一例を示す図である。 図1に示す回路構成において、1つのレーザ検査部4だけを採り上げて示したバーンイン装置1の回路構成を示す図である。 第1の試験を実施するときの回路構成を示す図である。 第2の試験を実施するときの回路構成を示す図である。 第3の試験を実施するときの回路構成を示す図である。 本実施形態に係るバーンイン装置1を用いた各レーザ検査部4の受光量の減衰率の校正手順を説明するためのタイミングチャートである。 バーンイン装置を用いて複数の半導体レーザをAPC駆動したときの半導体レーザに供給される駆動電流の時間変化を示すグラフG1を示す図である。 特許文献1に記載の従来の校正方法における問題点を説明するための図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るバーンイン装置1の回路構成の一例を示す図である。バーンイン装置1には、被試験体となる半導体レーザLDを装着可能なレーザ検査部4が複数個設けられ、各レーザ検査部4にそれぞれ装着された複数の半導体レーザLDを同時にバーンイン試験およびエージング試験を行うことができるように構成されている。以下、本実施形態に係るバーンイン装置1には、レーザ検査部4が40個設けられているものとして説明する。
各レーザ検査部4は、装着された半導体レーザLDに駆動電流Idrを供給して発光させるとともに、該半導体レーザLDからの光出力、該半導体レーザLDに供給される駆動電流Idr、および該半導体レーザLDに印加される駆動電圧をそれぞれ検出可能に構成されている。
具体的には、各レーザ検査部4には、基準電圧信号Vrefに基づいて、装着された半導体レーザLDに駆動電流Idrを供給するLD駆動回路11と、駆動電流Idrが供給された半導体レーザLDから放射された光出力を検出する、たとえばPINフォトダイオードなどによって実現される受光素子12と、受光素子12で検出される光の量を減少させるための減光フィルタ13と、受光素子12から出力される光電流Iopを検出するPD電流検出回路14と、後述するMPU(Micro Processing Unit)20から出力される切換制御信号によって切換制御可能であり、装着された半導体レーザLDの駆動方式をAPC駆動およびACC駆動のいずれかに切り換えるための切換スイッチ15と、後述するMPU20から入力されるデータ信号Dに含まれる指定値に応じて、基準電圧信号VrefをLD駆動回路11に出力するDAC(Digital to Analog Converter)16とが設けられている。DAC16は、本発明の「基準信号出力部」に相当する。
すなわち、本実施形態に係るバーンイン装置1には、LD駆動回路11、受光素子12、減光フィルタ13、PD電流検出回路14、切換スイッチ15およびDAC16が、それぞれ40個ずつ設けられている。
各レーザ検査部4を構成するこれらの要素11〜16のうち、LD駆動回路11、PD電流検出回路14、切換スイッチ15およびDAC16は、バーンイン装置1の装置本体に着脱可能に設置されるバーンインボード3に搭載され、受光素子12および減光フィルタ13は、バーンイン装置1の装置本体に取り付けられている。なお、バーンイン装置1の装置本体には、図示しないが、装着された半導体レーザLDを保持するための機構部がレーザ検査部4ごとに設けられるとともに、電源および装置本体内の温度を調節するための温度コントローラが設けられている。
バーンインボード3には、各レーザ検査部4を構成する各要素11,14〜16以外に、受光素子12から出力される光電流Iopに応じた電圧信号(以下、「光出力信号」と称する)Vaが各PD電流検出回路14から入力され、MPU20から出力される選択制御信号に基づいて選択された1つの光出力信号Vaを、後段の第1のADC(Analog to Digital Converter)18aに出力する第1のセレクタ17aと、第1のセレクタ17aから入力された光出力信号Vaを、AD変換してMPU20へ出力する第1のADC18aと、半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrに応じた電圧信号(以下、「駆動電流信号」と称する)Vbが各LD駆動回路11から入力され、MPU20から出力される選択制御信号に基づいて選択された1つの駆動電流信号Vbを、後段の第2のADC18bに出力する第2のセレクタ17bと、第2のセレクタ17bから入力された駆動電流信号Vbを、AD変換してMPU20へ出力する第2のADC18bと、半導体レーザLDに印加される駆動電圧を示す電圧信号(以下、「駆動電圧信号」と称する)Vcが各LD駆動回路11から入力され、MPU20から出力される選択制御信号に基づいて選択された1つの駆動電圧信号Vcを、後段の第3のADC18cに出力する第3のセレクタ17cと、第3のセレクタ17cから入力された駆動電圧信号を、AD変換してMPU20へ出力する第3のADC18cとが搭載されている。
さらに、バーンインボード3には、各種のプログラムおよびデータが格納されるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)19と、EEPROM19に格納されるプログラムに従って、バーンイン装置1における各部の動作を制御するMPU20と、図示しないインタフェースを介して、バーンイン装置1に接続された外部のPC(Personal Computer)2との間での通信を制御するイーサネット(登録商標)コントローラ(Ethernet Controller)21とが搭載されている。EEPROM19は、本発明の「電流補正データ記憶部」、「電圧補正データ記憶部」および「光出力補正データ記憶部」に相当する。
本実施形態に係るバーンイン装置1は、図1に示すように、レーザ検査部4ごとにDAC16を設けることで、各レーザ検査部4に装着された半導体レーザLDを、個別に発光させることができるように構成されている。
図2は、図1に示す回路構成において、1つのレーザ検査部4だけを採り上げて示したバーンイン装置1の回路構成を示す図である。図2に示すように、LD駆動回路11は、差動増幅器22を備える駆動電流調節回路11aと、駆動電流I−V変換回路11bと、駆動電圧検出回路11cとを備えて構成され、PD電流検出回路14は、光出力I−V変換回路14aを備えて構成されている。
駆動電流調節回路11aにおける差動増幅器22は、一方の入力端子に、DAC16から出力される基準電圧信号Vrefが入力され、他方の入力端子に、切換スイッチ15の出力端子から出力される信号が入力されるように設けられている。
駆動電流I−V変換回路11bは、駆動電流調節回路11aから駆動電流Idrが入力されると、入力された駆動電流Idrを電流電圧変換することによって駆動電流信号Vbを生成し、生成した駆動電流信号Vbを、第2のADC18bに出力するとともに、切換スイッチ15における他方の入力端子15bに出力する。駆動電圧検出回路11cは、半導体レーザLDに印加される駆動電圧を検出し、駆動電圧信号Vcを、第3のADC18cに出力する。
光出力I−V変換回路14aは、入力された光電流Iopを電流電圧変換することによって光出力信号Vaを生成し、生成した光出力信号Vaを、第1のADC18aに出力するとともに、切換スイッチ15における一方の入力端子15aに出力する。
ここで、バーンイン装置1を用いて、被検査半導体レーザLDのエージング試験およびバーンイン試験を行うときのバーンイン装置1における各部の動作について説明する。なお、各レーザ検査部4は同様に動作するので、1つのレーザ検査部4についてのみ説明する。
先ず、被検査半導体レーザLDをAPC駆動して試験を行う場合について説明する。MPU20は、被検査半導体レーザLDをAPC駆動させるために、一方の入力端子15aと出力端子15cとが電気的に接続されるように、切換スイッチ15に切換制御信号を出力する。さらに、MPU20は、DAC16に、被検査半導体レーザLDを所定の大きさの光出力で発光させるための指定値を含んだデータ信号Dを出力する。
DAC16は、データ信号Dが入力されると、そのデータ信号Dに含まれる指定値に応じた基準電圧信号Vrefを、差動増幅器22の一方の入力端子に出力する。これにより、駆動電流調節回路11aから駆動電流Idrが出力され、この駆動電流Idrが被検査半導体レーザLDに供給されることによって、被検査半導体レーザLDは発光する。
被検査半導体レーザLDから放射された光出力は、減光フィルタ13を介して受光素子12によって検出され、これにより、光出力に応じた光電流Iopが、受光素子12から光出力I−V変換回路14aに入力される。
そして、光電流Iopに応答して光出力I−V変換回路14aから出力される光出力信号Vaが、切換スイッチ15を介して、差動増幅器22の他方の入力端子に入力されると、差動増幅器22が光出力信号Vaを基準電圧信号Vrefと比較増幅し、光出力信号Vaが所定値になるように、駆動電流調節回路11aから出力される駆動電流Idrが調節される。
また、光電流Iopに応答して光出力I−V変換回路14aから出力される光出力信号Vaは、第1のADC18aに入力され、第1のADC18aは、光出力I−V変換回路14aから入力された光出力信号VaをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、被検査半導体レーザLDの光出力が測定される。
同様に、駆動電流I−V変換回路11bから出力される駆動電流信号Vbは、第2のADC18bに入力され、第2のADC18bは、駆動電流I−V変換回路11bから入力された駆動電流信号VbをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、被検査半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrが測定される。
同様に、駆動電圧検出回路11cから出力される駆動電圧信号Vcは、第3のADC18cに入力され、第3のADC18cは、駆動電圧検出回路11cから入力された駆動電圧信号VcをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、各被検査半導体レーザLDに印加される駆動電圧が測定される。
次に、被検査半導体レーザLDをACC駆動して試験を行う場合について説明する。MPU20は、被検査半導体レーザLDをACC駆動させるために、他方の入力端子15bと出力端子15cとが電気的に接続されるように、切換スイッチ15に切換制御信号を出力する。さらに、MPU20は、DAC16に、被検査半導体レーザLDを所定の電流値の駆動電流Idrで発光させるための指定値を含んだデータ信号Dを出力する。
DAC16は、データ信号Dが入力されると、そのデータ信号Dに含まれる指定値に応じた基準電圧信号Vrefを、差動増幅器22の一方の入力端子に出力する。これにより、駆動電流調節回路11aから駆動電流Idrが出力され、この駆動電流Idrが被検査半導体レーザLDに供給されることによって、被検査半導体レーザLDは発光する。
そして、駆動電流I−V変換回路11bから出力される駆動電流信号Vbが、切換スイッチ15を介して、差動増幅器22の他方の入力端子に入力されると、差動増幅器22が駆動電流信号Vbを基準電圧信号Vrefと比較増幅し、駆動電流Idrの電流値が所定値になるように、駆動電流調節回路11aから出力される駆動電流Idrが調節される。
光電流Iopに応答して光出力I−V変換回路14aから出力される光出力信号Vaは、第1のADC18aに入力され、第1のADC18aは、光出力I−V変換回路14aから入力された光出力信号VaをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、被検査半導体レーザLDの光出力が測定される。
同様に、駆動電流I−V変換回路11bから出力される駆動電流信号Vbは、第2のADC18bに入力され、第2のADC18bは、駆動電流I−V変換回路11bから入力された駆動電流信号VbをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、被検査半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrが測定される。
同様に、駆動電圧検出回路11cから出力される駆動電圧信号Vcは、第3のADC18cに入力され、第3のADC18cは、駆動電圧検出回路11cから入力された駆動電圧信号VcをAD変換して、MPU20に出力する。これにより、MPU20によって、被検査半導体レーザLDに印加される駆動電圧が測定される。
本実施形態に係るバーンイン装置1は、上記のようなエージング試験およびバーンイン試験が行われる前に、各受光素子12の受光感度のばらつきや各減光フィルタ13の減衰特性のばらつきによって生じる各レーザ検査部4の受光量の減衰率のばらつきを校正するための試験が実施されるとともに、バーンインボード3に設けられる各回路構成部品の部品特性のばらつきを校正するための試験が実施される。
各回路構成部品の部品特性のばらつきを校正するための試験は、バーンインボード3をバーンイン装置1の装置本体に設置する前に行われ、受光量の減衰率のばらつきを校正するための試験は、部品特性のばらつきを校正するための試験が行われたバーンインボード3を、バーンイン装置1の装置本体に設置することによって行われる。
先ず、各回路構成部品の部品特性のばらつきを校正するための試験について以下に説明する。この試験には、各レーザ検査部4に設けられる光出力I−V変換回路14aおよび第1のADC18aの部品特性のばらつきを校正するための第1の試験、各レーザ検査部4に設けられる駆動電流I−V変換回路11b、第2のADC18bおよびDAC16の部品特性のばらつきを校正するための第2の試験、各レーザ検査部4に設けられる駆動電圧検出回路11cおよび第3のADC18cの部品特性のばらつきを校正するための第3の試験、以上の3つの試験が含まれる。
図3は、第1の試験を実施するときの回路構成を示す図である。なお、図3では、今回の校正試験に関係しない各回路構成部品については、仮想線で示している。
図3に示すように、第1の試験を実施するにあたっては、図示しないインタフェースを介して、バーンインボード3にPC2が電気的に接続されている。さらに、校正対象のチャンネルCH(ただし、iは1以上40以下の整数)における、受光素子12を接続するための一対の端子23に、定電流シンク動作可能な直流源31が、高精度電子負荷として電気的に接続される。この直流源31は、PC2によって制御可能に、PC2と電気的に接続されている。
第1の試験では、先ず、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際に受光素子12から出力される光電流Iopの電流値の取り得る範囲内から選択された複数のポイント(電流値)で電流シンク動作が行われ、各ポイントについて、光出力I−V変換回路14aおよび第1のADC18aを介してMPU20によって測定される実測のAD変換値ADと、外部接続された電流計31aによって測定される真の電流値Iとが取得される。
このようにして、チャンネルCHに関して、複数のポイントで、AD変換値ADと真の電流値Iとが取得されると、次は、PC2の制御部によって、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際にMPU20によって測定される実測のAD変換値ADを補正するための補正ゲインαおよび補正オフセットβが、以下の算出方法によって算出される。
先ず、取得されたAD変換値ADおよび真の電流値Iをポイントごとにプロットしたときの近似直線(式(1))を求め、傾きaと切片bとを導出する。
AD=a×I+b ・・・(1)
そして、光電流Iopの電流値Iに対する理想的なAD変換値AD01を与える下記の直線式(2)における傾きa01と切片b01とに基づいて、下記の式(3),(4)によって、補正ゲインαおよび補正オフセットβを算出する。
AD01=a01×I+b01 ・・・(2)
α=a01/a ・・・(3)
β=b01−α×b ・・・(4)
このようにして、チャンネルCHに関する補正ゲインαおよび補正オフセットβが算出されると、PC2の制御部は、これらの補正用データ(α,β)を、バーンインボード3のEEPROM19に書き込む。同様にして、このような第1の試験が全てのチャンネルCH〜CH40について行われる。
図4は、第2の試験を実施するときの回路構成を示す図である。なお、図4では、今回の校正試験に関係しない各回路構成部品については、仮想線で示している。
図4に示すように、第2の試験を実施するにあたっては、前記同様、図示しないインタフェースを介して、バーンインボード3にPC2が電気的に接続されている。また、校正対象のチャンネルCHにおける、半導体レーザLDを接続するための一対の端子24に電流計32が接続される。この電流計32で測定された電流値は、PC2によって取得される。さらに、MPU20は、他方の入力端子15bと出力端子15cとが電気的に接続されるように、切換スイッチ15に切換制御信号を出力する。
第2の試験では、先ず、DAC16から出力される基準電圧信号Vsを調整することによって、ACC駆動によってエージング試験およびバーンイン試験を実施する際に被検査半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrの電流値の取り得る範囲内において選択された複数のポイント(電流値)でACC駆動させる。そして、各ポイントについて、駆動電流I−V変換回路11bおよび第2のADC18bを介してMPU20によって測定される実測のAD変換値ADと、外部接続された電流計32によって測定される真の電流値Iとが取得される。
このようにして、チャンネルCHに関して、複数のポイントで、AD変換値ADと真の電流値Iとが取得されると、次は、PC2の制御部によって、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際にMPU20によって測定される実測のAD変換値ADを補正するための補正ゲインαおよび補正オフセットβが、以下の算出方法によって算出される。
先ず、取得されたAD変換値ADおよび真の電流値Iをポイントごとにプロットしたときの近似直線(式(5))を求め、傾きaと切片bとを導出する。
AD=a×I+b ・・・(5)
そして、電流計32で計測した電流値Iに対する理想的なAD変換値AD02を与える下記の直線式(6)における傾きa02と切片b02とに基づいて、下記の式(7),(8)によって、補正ゲインαおよび補正オフセットβを算出する。
AD02=a02×I+b02 ・・・(6)
α=a02/a ・・・(7)
β=b02−α×b ・・・(8)
このようにして、チャンネルCHに関する補正ゲインαおよび補正オフセットβが算出されると、PC2の制御部は、これらの補正用データ(α,β)を、バーンインボード3のEEPROM19に書き込む。同様にして、このような第2の試験が全てのチャンネルCH〜CH40について行われる。
この第2の試験では、さらに、各ポイントにおいてMPU20からDAC16に出力されたデータ信号Dに含まれる基準電圧指定値DAおよび外部接続された電流計32によって測定される真の電流値Iを、ポイントごとにプロットしたときの近似直線(式(9))を求め、傾きaと切片bとを導出する。
DA=a×I+b ・・・(9)
このようにして、チャンネルCHに関する傾きaおよび切片bが算出されると、PC2の制御部は、これらの補正用データ(a,b)を、バーンインボード3のEEPROM19に書き込む。同様にして、全てのチャンネルCH〜CH40について補正用データ(a,b)が書き込まれる。
図5は、第3の試験を実施するときの回路構成を示す図である。なお、図5では、今回の校正試験に関係しない各回路構成部品については、仮想線で示している。
図5に示すように、第3の試験を実施するにあたっては、前記同様、図示しないインタフェースを介して、バーンインボード3にPC2が電気的に接続される。また、校正対象のチャンネルCHにおける、半導体レーザLDを接続するための一対の端子24に、プログラマブル電圧電流源33が定電圧負荷として接続される。このプログラマブル電圧電流源33は、PC2によって制御可能に、PC2と電気的に接続されている。さらに、MPU20は、他方の入力端子15bと出力端子15cとが電気的に接続されるように、切換スイッチ15に切換制御信号を出力する。
第3の試験では、先ず、DAC16から出力される基準電圧信号Vsを調整することによって、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際に被検査半導体レーザLDに印加される駆動電圧の取り得る範囲内において選択された複数のポイント(電圧値)でACC駆動させる。そして、各ポイントについて、駆動電圧検出回路11cおよび第3のADC18cを介してMPU20によって測定される実測のAD変換値ADと、外部接続された電圧計33aによって測定される真の電圧値Vとが取得される。
このようにして、チャンネルCHに関して、複数のポイントで、AD変換値ADと真の電流値Vとが取得されると、次は、PC2の制御部によって、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際にMPU20によって測定される実測のAD変換値ADを補正するための補正ゲインαおよび補正オフセットβが、以下の算出方法によって算出される。
先ず、取得されたAD変換値ADおよび真の電圧値Vをポイントごとにプロットしたときの近似直線(式(10))を求め、傾きaと切片bとを導出する。
AD=a×V+b ・・・(10)
そして、電圧計33aで計測した電圧値Vに対する理想的なAD変換値AD03を与える下記の直線式(11)における傾きa03と切片b03とに基づいて、下記の式(12),(13)によって、補正ゲインαおよび補正オフセットβを算出する。
AD03=a03×V+b03 ・・・(11)
α=a03/a ・・・(12)
β=b03−α×b ・・・(13)
このようにして、チャンネルCHに関する補正ゲインαおよび補正オフセットβが算出されると、PC2の制御部は、これらの補正用データ(α,β)を、バーンインボード3のEEPROM19に書き込む。同様にして、このような第3の試験が全てのチャンネルCH〜CH40について行われる。
以上のようにして、バーンイン装置1の装置本体に設置されるバーンインボード3は、装置本体に設置される前に、前記第1から第3の試験が行われ、各チャンネルCHごとに、補正用データ(α,β),(α,β),(α,β),(a,b)が、EEPROM19に書き込まれる。
次に、上記各補正データがEEPROM19に書き込まれたバーンインボード3が設置されたバーンイン装置1において、受光素子12の受光感度のばらつきや減光フィルタ13の減衰特性のばらつきによって生じる各レーザ検査部4の受光量の減衰率を自動的に校正するための試験について以下に説明する。
先ず、電流−光出力特性、すなわち、駆動電流値と光出力値との関係が既知の半導体レーザである標準サンプル(以下、「校正用半導体レーザ」と称する)LDを40個用意し、各レーザ検査部4に装着する。以下では、校正用半導体レーザLDが装着されたレーザ検査部4を「チャンネルCH」と称し、40個の各チャンネルCHを、校正のための試験が行われる順に従って、1〜40の数字を付して示すこととする。また、各チャンネルCHに装着される校正用半導体レーザLDにも、対応する数字を付して示すこととする。
なお、これら40個の校正用半導体レーザLD〜LD40は、実動条件と等しい光出力値Psa(たとえば、120mW)で駆動したときの基準駆動電流値Isa−1,Isa−2,Isa−3,・・・,Isa−40と、実動条件に近い第1の光出力値Psb(たとえば、100mW)で駆動したときの基準駆動電流値Isb−1,Isb−2,Isb−3,・・・,Isb−40と、実動条件に近い第2の光出力値Psc(たとえば、80mW)で駆動したときの基準駆動電流値Isc−1,Isc−2,Isc−3,・・・,Isc−40と、実動条件に近い第3の光出力値Psd(たとえば、60mW)で駆動したときの基準駆動電流値Isd−1,Isd−2,Isd−3,・・・,Isd−40とが、予め別の測定装置によって測定され、測定された各データ値は、バーンイン装置1に接続されているPC2に予め記憶されているものとする。
図6は、本実施形態に係るバーンイン装置1を用いた各レーザ検査部4の受光量の減衰率の校正手順を説明するためのタイミングチャートである。図6(a)は、最初に測定が行われるチャンネルCHの校正用半導体レーザLDに供給される駆動電流の時間変化を示すグラフG11を示し、図6(b)は、2番目に測定が行われるチャンネルCHの校正用半導体レーザLDに供給される駆動電流の時間変化を示すグラフG12を示し、図6(c)は、最後に校正が行われるチャンネルCH40の校正用半導体レーザLD40に供給される駆動電流の時間変化を示すグラフG13を示している。
図6において、縦軸は、各校正用半導体レーザLD〜LD40に供給される駆動電流の電流値を示し、横軸は、時間の経過を示している。なお、図6では、チャンネルCH〜CH39についての駆動電流の時間変化を示すグラフは省略して示している。
40個の校正用半導体レーザLD〜LD40が各レーザ検査部4に装着されると、MPU20は、一方の入力端子15aと出力端子15cとが電気的に接続されるように、各チャンネルCH〜CH40における切換スイッチ15に切換制御信号を出力する。さらに、MPU20は、第1〜第3のセレクタ17a〜17cから、チャンネルCHにおける光出力信号Va、駆動電流信号Vbおよび駆動電圧信号Vcがそれぞれ出力されるように、第1〜第3のセレクタ17a〜17cに選択制御信号を出力する。そして、時刻T10において、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。
具体的には、MPU20は、実動条件と等しい光出力値Psaとなるべき理論上の基準電圧指定値Dsa10を含むデータ信号DをチャンネルCHのDAC16に出力して、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。これにより、校正用半導体レーザLDは、発光を開始する。
そして、MPU20は、校正用半導体レーザLDの駆動開始から、予め定める時間t(たとえば、10ミリ秒)経過後の時刻T11において、駆動電流調節回路11aから校正用半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrの電流値を測定して記録し、時刻T11後の時刻T12において、校正用半導体レーザLDの駆動を停止させる。これにより、時刻T12後の時刻T13で、校正用半導体レーザLDは発光を停止する。
このように、校正用半導体レーザLDの1回の発光に対して、1度だけ駆動電流Idrの測定が行われる。なお、校正用半導体レーザLDの発光開始から発光停止までの期間(T10〜T13)では、他の校正用半導体レーザLD〜LD40は駆動されていない。
MPU20は、このようにして測定された駆動電流Idrの電流値(以下、「測定電流値」と称する)と、PC2に記憶されている基準駆動電流値Isa−1とを比較する。そして、比較の結果、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−1に対して予め定める許容範囲(たとえば、0.05mA)以内に入っている場合には、そのときの基準電圧指定値Dsa10をPC2に通知して、チャンネルCHに対する校正を終了する。
一方、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−1に対して予め定める許容範囲以内に入っていない場合には、時間をあけて2回目の校正が実施される。図6(a)に示す例では、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−1に対して予め定める許容範囲以内に入っていないため、後述するように、最後のチャンネルCH40に対する1回目の校正後に、チャンネルCHに対する2回目の校正が実施される。
チャンネルCHに対する1回目の校正後の時刻T13において、MPU20は、第1〜第3のセレクタ17a〜17cから、チャンネルCHにおける光出力信号Va、駆動電流信号Vbおよび駆動電圧信号Vcがそれぞれ出力されるように、第1〜第3のセレクタ17a〜17cに選択制御信号を出力して、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。
具体的には、MPU20は、実動条件と等しい光出力値Psaとなるべき理論上の基準電圧指定値Dsa20を含むデータ信号DをチャンネルCHのDAC16に出力して、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。これにより、校正用半導体レーザLDは、発光を開始する。
そして、MPU20は、校正用半導体レーザLDの駆動開始から、予め定める時間t経過後の時刻T14において、駆動電流調節回路11aから校正用半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrの電流値を測定して記録し、時刻T14後の時刻T15において、校正用半導体レーザLDの駆動を停止させる。これにより、時刻T15後の時刻T16で、校正用半導体レーザLDは発光を停止する。
MPU20は、前記と同様に、測定電流値と、PC2に記憶されている基準駆動電流値Isa−2とを比較し、比較の結果、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−2に対して前記予め定める許容範囲以内に入っている場合には、そのときの基準電圧指定値Dsa20をPC2に通知して、チャンネルCHに対する校正を終了する。
一方、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−2に対して予め定める許容範囲以内に入っていない場合には、時間をあけて2回目の校正が実施される。図6(b)に示す例では、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−2に対して予め定める許容範囲以内に入っているため、チャンネルCHに対する校正は1回で終了される。
同様にして、チャンネルCH〜CH39に対する1回目の校正が終了すると、時刻T17において、MPU20は、第1〜第3のセレクタ17a〜17cから、チャンネルCH40における光出力信号Va、駆動電流信号Vbおよび駆動電圧信号Vcがそれぞれ出力されるように、第1〜第3のセレクタ17a〜17cに選択制御信号を出力して、チャンネルCH40の校正用半導体レーザLD40をAPC駆動させる。
具体的には、MPU20は、実動条件と等しい光出力値Psaとなるべき理論上の基準電圧指定値Dsa400を含むデータ信号DをチャンネルCH40のDAC16に出力して、チャンネルCH40の校正用半導体レーザLD40をAPC駆動させる。これにより、校正用半導体レーザLD40は、発光を開始する。
そして、MPU20は、校正用半導体レーザLD40の駆動開始から、予め定める時間t経過後の時刻T18において、駆動電流調節回路11aから校正用半導体レーザLD40に供給される駆動電流Idrの電流値を測定して記録し、時刻T18後の時刻T19において、校正用半導体レーザLD40の駆動を停止させる。これにより、時刻T19後の時刻T20で、校正用半導体レーザLD40は発光を停止する。MPU20は、前記と同様に、測定電流値と、PC2に記憶されている基準駆動電流値Isa−40とを比較し、比較結果に応じた処理を実行する。
このようにして、チャンネルCH〜CH40に対する1回目の校正が終了すると、チャンネルCHに戻って、2回目の校正が実施される。すなわち、チャンネルCH40に対する1回目の校正が終了後の時刻T20において、MPU20は、第1〜第3のセレクタ17a〜17cから、チャンネルCHにおける光出力信号Va、駆動電流信号Vbおよび駆動電圧信号Vcがそれぞれ出力されるように、第1〜第3のセレクタ17a〜17cに選択制御信号を出力して、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。
具体的には、MPU20は、1回目の校正における駆動電流値が基準駆動電流値Isa−1よりも低かったことから、1回目の校正時に用いられた基準電圧指定値Dsa10よりも大きな基準電圧指定値Dsa11を含むデータ信号DをチャンネルCHのDAC16に出力して、チャンネルCHの校正用半導体レーザLDをAPC駆動させる。これにより、校正用半導体レーザLDは、再度発光を開始する。
そして、MPU20は、校正用半導体レーザLDの駆動開始から、予め定める時間t経過後の時刻T21において、駆動電流調節回路11aから校正用半導体レーザLDに供給される駆動電流Idrの電流値を測定して記録し、時刻T21後の時刻T22において、校正用半導体レーザLDの駆動を停止させる。これにより、時刻T22後の時刻T23で、校正用半導体レーザLDは発光を停止する。
MPU20は、前記と同様に、測定電流値と、PC2に記憶されている基準駆動電流値Isa−1とを比較し、比較結果に応じた処理を実行する。図6(a)に示す例では、測定電流値が、基準駆動電流値Isa−1に対して予め定める許容範囲以内に入っているため、チャンネルCHに対する校正は2回目で終了される。
チャンネルCHに対する2回目の校正が終了すると、チャンネルCHに対する校正は既に終了しているので、チャンネルCHを飛ばして、未だ校正が終了していないチャンネルCHに対する2回目の校正が実施される。このようにして、実動条件と等しい光出力値Psaに関して、全てのチャンネルCH〜CH40に対する校正が終了すると、第1〜第3の光出力値Psb〜Psdに関しても、同様に、全てのチャンネルCH〜CH40に対する校正を行う。
以上のようにして、各光出力値Psa〜Psdに関して、全てのチャンネルCH〜CH40に対する校正が終了すると、次は、PC2の制御部によって、各チャンネルCHごとに、補正ゲインG(ただし、iは、1以上40以下の整数)および補正オフセットOが、以下の算出方法によって算出される。
具体的には、校正用半導体レーザLDが装着されているチャンネルCHiに関して、基準駆動電流値Isa−i,Isb−i,Isc−i,Isd−i、およびこれらの基準駆動電流値の駆動電流Idrを校正用半導体レーザLDに供給するためにDAC16に与えられた基準電圧指定値Dsai,Dsbi,Dsci,Dsdiをそれぞれプロットしたときの近似直線(式(14))を求め、傾きaと切片bとを導出する。
=a×I+b ・・・(14)
そして、基準駆動電流値Isa−i,Isb−i,Isc−i,Isd−iに対する理想的な基準電圧指定値Dsai0,Dsbi0,Dsci0,Dsdi0を与える下記の直線式(15)における傾きa04と切片b04とに基づいて、下記の式(16),(17)によって、補正ゲインαおよび補正オフセットβを算出する。
si0=a04×I+b04 ・・・(15)
α=a04/a ・・・(16)
β=b04−α×b ・・・(17)
このようにして、チャンネルCHに関する補正ゲインαおよび補正オフセットβが算出されると、PC2の制御部は、これらの補正用データ(α,β)を、バーンインボード3のEEPROM19に書き込む。同様にして、全てのチャンネルCH〜CH40について、補正用データ(α,β)がEEPROM19に書き込まれる。
以上のようにして、バーンインボード3のEEPROM19には、補正用データ(α,β),(α,β),(α,β),(α,β),(a,b)が、チャンネルCHごとに書き込まれる。
このようにしてEEPROM19に書き込まれたチャンネルCHの補正用データ(α,β)は、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際に、MPU20によって測定されるチャンネルCHについての実測のAD変換値ADを、下記の補正式(18)で補正するために用いられる。なお、補正式(18)において、ADr1は、補正後のAD変換値を示している。
ADr1=α×AD+β ・・・(18)
また、EEPROM19に書き込まれたチャンネルCHの補正用データ(α,β)は、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際に、MPU20によって測定されるチャンネルCHについての実測のAD変換値ADを、下記の補正式(19)で補正するために用いられる。なお、補正式(19)において、ADr2は、補正後のAD変換値を示している。
ADr2=α×AD+β ・・・(19)
また、EEPROM19に書き込まれたチャンネルCHの補正用データ(α,β)は、エージング試験およびバーンイン試験を実施する際に、MPU20によって測定されるチャンネルCHについての実測のAD変換値ADを、下記の補正式(20)で補正するために用いられる。なお、補正式(20)において、ADr3は、補正後のAD変換値を示している。
ADr3=α×AD+β ・・・(20)
また、EEPROM19に書き込まれたチャンネルCHの補正用データ(α,β)は、APC駆動によってエージング試験およびバーンイン試験を実施する際に、チャンネルCHの被検査半導体レーザLDを所定の光出力で駆動させるためにMPU20からチャンネルCHのDAC16に与えられる基準電圧指定値(指定光出力DA分解能換算値)DAx1を、下記の補正式(21)で補正するために用いられる。なお、補正式(21)において、DAr1は、補正後の基準電圧指定値を示している。
DAr1=α×DAx1+β ・・・(21)
また、EEPROM19に書き込まれたチャンネルCHの補正用データ(a,b)は、ACC駆動によってエージング試験およびバーンイン試験を実施する際に、チャンネルCHの被検査半導体レーザLDに所定の電流値の駆動電流Idrを供給するためにMPU20からチャンネルCHのDAC16に与えられる基準電圧指定値(指定電流DA分解能換算値)DAx2を、下記の補正式(22)で補正するために用いられる。なお、補正式(22)において、DAr2は、補正後の基準電圧指定値を示している。
DAr2=a×DAx2+b ・・・(22)
以上のように、本実施形態に係るバーンイン装置1は、チャンネルCH〜CH40ごとにDAC16が設けられて構成されているので、MPU20は、各チャンネルCH〜CH40の校正用半導体レーザLD〜LD40を個別に発光させることができる。したがって、各レーザ検査部4の受光量の減衰率のばらつきを校正するための試験を実施する際に、校正用半導体レーザLD〜LD40を個別に発光させることで、各校正用半導体レーザLD〜LD40の駆動開始から駆動電流Idrの電流値の測定を開始するまでの時間tを、全てのチャンネルCH〜CH40において統一することができる。したがって、熱による影響を各チャンネルCH〜CH40で均一化することができる。
また、受光量の減衰率のばらつきを校正するための試験では、校正用半導体レーザLDが駆動されるチャンネルCHが順次切り換えられ、各チャンネルCH〜CH40において校正用半導体レーザLDを駆動する場合、1回の発光に対して1度だけ駆動電流Idrの電流値の測定を行い、測定を終了すると直ぐに、校正用半導体レーザLDの駆動が停止される。したがって、熱による影響を各チャンネルCH〜CH40で高精度に均一化することができる。
また本実施形態に係るバーンイン装置1は、バーンインボード3上に補正用データが格納されるメモリであるEEPROM19が搭載されているので、上位のPCで補正用データを保存管理する必要をなくすことができる。また、装置本体に設置されるバーンインボード3の入れ換えが必要な場合であっても、上位のPCではデータの入れ換えが不要となる。
また、補正用データが格納されるEEPROM19は、バーンインボード3上に搭載されたイーサネットコントローラ21を介して、外部から書き換えることができる。これにより、バーンインボード3を装置本体に組付ける前に、校正用の機器を使用して補正用データをEEPROM19に格納することができ、また、バーンインボード3を装置本体に組付けた後でのみ校正可能な項目に関しては、MPU20が校正用プログラムを実行することによって算出された補正用データを、同じEEPROM19に格納することができる。これにより、バーンインボード3上に半固定抵抗器を設ける必要がなくなり、校正処理を自動化することによって、部品コストおよび作業コストを低減することができる。
1 バーンイン装置
2 PC
3 バーンインボード
4 レーザ検査部
11 LD駆動回路
11a 駆動電流調節回路
11b 駆動電流I−V変換回路
11c 駆動電圧検出回路
12 受光素子
13 減光フィルタ
14 PD電流検出回路
14a 光出力I−V変換回路
15 切換スイッチ
16 DAC
17a,17b,17c セレクタ
18a,18b,18c ADC
19 EEPROM
20 MPU
LD 半導体レーザ

Claims (5)

  1. 被試験体の動作特性を検査するバーンイン装置であって、
    被試験体を装着可能な複数の検査部であって、各検査部が、
    基準信号を出力する基準信号出力部と、
    前記基準信号出力部によって出力された基準信号の入力を受けて被試験体に駆動電流を供給する駆動回路と、
    前記駆動電流によって駆動された被試験体の動作特性を検出する検出部とを有する複数の検査部と、
    各検査部に装着された被試験体が、検査部ごとに個別に駆動されるように、各基準信号出力部に基準信号を出力させる制御部とを備えることを特徴とするバーンイン装置。
  2. 前記制御部は、一の検査部に装着された前記被試験体が駆動され、該一の検査部における検出部によって動作特性が検出されると、該被試験体の駆動を停止させ、該一の検査部とは異なる検査部における基準信号出力部に基準信号を出力させることを特徴とする請求項1記載のバーンイン装置。
  3. 前記被試験体の動作特性は、被試験体に供給される駆動電流の電流値を含み、
    各検出部によって検出された前記電流値を補正するための電流補正データを、検出部ごとに格納する電流補正データ記憶部をさらに有し、
    前記制御部は、各検出部によって検出された電流値を、当該検出部に対応する電流補正データを用いて補正することを特徴とする請求項1または2記載のバーンイン装置。
  4. 前記被試験体の動作特性は、被試験体に印加される駆動電圧の電圧値を含み、
    各検出部によって検出された前記電圧値を補正するための電圧補正データを、検出部ごとに格納する電圧補正データ記憶部をさらに有し、
    前記制御部は、各検出部によって検出された電圧値を、当該検出部に対応する電圧補正データを用いて補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
  5. 前記被試験体の動作特性は、被試験体から放出される光出力を含み、
    各検出部によって検出された前記光出力を補正するための光出力補正データを、検出部ごとに格納する光出力補正データ記憶部をさらに有し、
    前記制御部は、各検出部によって検出された光出力を、当該検出部に対応する光出力補正データを用いて補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のバーンイン装置。
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