JP3564689B2 - プレハブカマレス工法用連結金具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、プレハブカマレス工法用連結金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プレハブカマレス工法とは、図22に示すように、送電線61を、送電線鉄塔(図示省略)に設けられた延線金車62に掛け渡して送電線鉄塔の間に延線を行い、その後、緊線工程を行うものである。すなわち、送電線61の端部に圧縮型引留クランプ等のクランプ63が装着され、このクランプ63にプレハブカマレス工法用連結金具64の一端部が枢結され、この連結金具64の他端部に延線ワイヤ65のコネクタ66が枢結される。そして、送電線61と延線ワイヤ65とをこの連結金具64を介して連結された状態にて、延線ワイヤ65を引張って送電線61を延線するものである。また、連結金具64の中央には工具取付用孔部67が設けられ、この工具取付用孔部67を介して緊線用工具82(図21参照)が取付けられる。そして、この緊線用工具82に碍子連用張上げ装置等が取付けられて緊線作業が行われる。
【0003】
しかしながら、送電線61が延線ワイヤ65にて牽引される際、金車62を連結金具64が通過すれば、曲げ応力等が作用する。そのため、従来では、連結金具64を、例えば、ニッケルクロム鋼等の高強度材質のものから構成する場合があった。ところが、このニッケルクロム鋼等を使用すれば、高価なものとなって、実用的ではなかった。そこで、図19と図20に示すような連結金具が提案された。
【0004】
図19と図20に示す連結金具は、直角クレビスリンク71、72と、この直角クレビス71、72間に配設される中間連結体73とを備え、この中間連結体73に工具取付用孔部74が設けられている。すなわち、中間連結体73は直角クレビスリングからなり、そのクレビス部75に直角クレビスリンク71のアイ部76が挿入され、枢結軸77aを介して、中間連結体73と直角クレビスリンク71とが枢結される。また、中間連結体73のアイ部78が直角クレビスリンク72のクレビス79に挿入され、枢結軸77bを介して、中間連結体73と直角クレビスリンク72とが枢結される。
【0005】
そして、直角クレビスリンク71のクレビス部80に、上記送電線61のクランプ63のアイ部68(図22参照)が挿入されて枢結されると共に、上記延線ワイヤ65のコネクタ66のクレビス部69(図22参照)に直角クレビスリンク72のアイ部81が挿入されて枢結される。この状態にて延線作業が行われる。延線作業後は、図21に示すように、中間連結体73に緊線用工具82が取付けられる。この場合、緊線用工具82の一端部と、中間連結体73の工具取付用孔部74とに連結軸83が挿通されて、この中間連結体73と緊線用工具82とが連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このため、上記図19と図20に示す従来の連結金具は、2本の枢結軸77a、77bを有し、しかも、この枢結軸77a、77bは中間連結体73の軸心線L1方向からみて相互に直交することになる。従って、中間連結体73に対して、直角クレビスリンク71が図19の矢印のように、枢結軸77aを中心に揺動し、直角クレビスリンク72が図20の矢印のように、枢結軸77bを中心に揺動する。これによって、連結金具をいわゆる自在継手として機能させて、上記金車を通過する際に発生する曲げ応力を吸収するものである。
【0007】
ところで、上記延線作業中には、図20に示すように、中間連結体73の軸心線L1方向に対して傾斜した方向に引張力F1が作用する場合がある。このような場合には、引張力F1の作用点(枢結軸77bの枢結点)からクレビス部75の端面、又はアイ部76の基部までの距離K1が比較的長いので、このアイ部76には大きな荷重が負荷されることになる。このため、直角クレビスリンク71のアイ部76が、使用材料の許容応力を超過して変形したりするおそれがあり、安定した延線作業を行うことができなかった。
【0008】
また、上記延線作業終了後に、緊線用工具72の他端部に図示省略の碍子連用張上げ装置等が取付けられて緊線作業が行われるが、この場合、図21に示すように、この連結金具と緊線用工具72には、矢印のように引張力F2が作用する。このため、緊線作業においても延線作業と同様に、直角クレビスリンク71のアイ部76に荷重が負荷され、変形するおそれがあった。
【0009】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、延線作業や緊線作業の際に付与される引張力による変形を防止して、安定したプレハブカマレス工法を行うことができるプレハブカマレス工法連結金具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具は、複数の揺動ブロック体1・・と、この揺動ブロック体1・・を枢結する複数本の枢結軸2・・とを備え、その一端部が送電線4側に枢結されると共に、その他端部が延線ワイヤ5側に枢結されるプレハブカマレス工法用連結金具であって、中間の揺動ブロック体1が、緊線用工具21が取付けられる工具取付部7、25、30と、この工具取付部7、25、30の端部に連設されるアイ部8、26、31とを有すると共に、上記送電線4側に枢結される揺動ブロック体1が、上記中間の揺動ブロック体1のアイ部8、26、31に枢結されるクレビス部10、28を有することを特徴としている。
【0011】
上記請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具では、中間の揺動ブロック体1・・がアイ部8、26、31を有すると共に、送電線4側に枢結される揺動ブロック体1がクレビス部10、28を有するので、中間の揺動ブロック体1のアイ部8、26、31が、送電線4側に枢結される揺動ブロック体1のクレビス部10、28に挿入されて枢結されることになる。そのため、延線作業中等において、中間の揺動ブロック体1に引張力が作用した場合、この引張力の作用点(延線ワイヤ5側の枢結点)から上記クレビス部10、28、又はアイ部8、26、31までの距離Kが比較的に短くなる。これにより、この請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具は、延線作業中等における変形を抑えることができる。ここで、上記枢結とは、一軸(枢結軸)を介して2つの部材が連結され、その2つの部材がこの一軸廻りに回動することができる連結をいう。
【0012】
請求項2のプレハブカマレス工法用連結金具は、上記中間の揺動ブロック体1が直角リンクからなることを特徴としている。
【0013】
上記プレハブカマレス工法用連結金具では、上記中間の揺動ブロック体1が直角リンクからなるので、この中間の揺動ブロック体1を複雑な構造とする必要がなく、この中間の揺動ブロック体1を簡単に形成することができる。
【0014】
請求項3のプレハブカマレス工法用連結金具は、上記中間の揺動ブロック体1が角度リンクからなることを特徴としている。
【0015】
上記請求項3のプレハブカマレス工法用連結金具では、上記中間の揺動ブロック体1が直角リンクからなるので、この中間の揺動ブロック体1を複雑な構造とする必要がなく、この中間の揺動ブロック体1を簡単に形成することができる。
【0016】
請求項4のプレハブカマレス工法用連結金具は、上記複数の揺動ブロック体1・・が直線状に配置された状態でその軸心線L方向からみて、上記枢結軸2・・、送電線4側及び延線ワイヤ5側に枢結するための枢結軸2・・のうち、少なくとも一対の枢結軸2、2を相互に直交させると共に、他の一対の枢結軸2、2を、直交する上記枢結軸2、2に対して所定鋭角で傾斜させ、かつ、送電線4側及び延線ワイヤ5側の揺動ブロック体1、1を除いた中間の揺動ブロック体1のうち送電線4側の中間の揺動ブロック体1に、工具取付用孔部6を設けたことを特徴としている。
【0017】
請求項4のプレハブカマレス工法用連結金具では、複数の揺動ブロック体1・・が直線状に配置された状態でその軸心線L方向からみて、枢結軸2(揺動ブロック体を枢結するために枢結軸)、送電線4側及び延線ワイヤ5側に枢結するために枢結軸2・・のうち、少なくとも一対の枢結軸2、2を相互に直交させると共に、他の一対の枢結軸2、2を、直交する上記枢結軸2、2に対して所定鋭角で傾斜させているので、連結金具として揺動許容方向が多く、フレキシブル性に優れることになる。また、送電線4側及び延線ワイヤ5側の揺動ブロック体1、1を除いた中央の揺動ブロック体1に、工具取付用孔部6を設けたので、緊線用工具等を簡単に取付けることができ、安定した工法を行うことができる。
【0018】
請求項5のプレハブカマレス工法用連結金具は、所定鋭角で傾斜する一対の上記枢結軸2、2を、軸心線L方向からみて、相互に直交させると共に、その傾斜角度を約45°としたことを特徴としている。
【0019】
上記請求項5のプレハブカマレス工法用連結金具では、軸心線L方向からみて、枢結軸2・・が45°ピッチで配設され、より優れたフレキシブル性を発揮することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、この発明のプレハブカマレス工法用連結金具の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はプレハブカマレス工法用連結金具の平面図を示し、図2はその正面図を示している。このプレハブカマレス工法用連結金具(以下、単に連結金具と呼ぶ場合がある)は、複数の揺動ブロック体1・・と、この揺動ブロック体1・・を枢結する複数本の枢結軸2・・とを備え、その一端部が送電線4側に枢結されると共に、その他端部が延線ワイヤ5側に枢結される。なお、枢結とは、一軸(枢結軸)を介して2つの部材が連結され、その2つの部材がこの一軸廻りに回動することができる連結をいう。
【0021】
この図例では、連結金具は3個の揺動ブロック体1・・を有し、この3個の揺動ブロック体1・・と、各揺動ブロック体1・・を枢結する枢結軸2・・とで連結金具本体3を形成している。この揺動ブロック体1・・は、直角クレビス、直角クレビスリンク、角度クレビス、角度クレビスリンク、直角リンク、及び角度リンク等から選択することができる。具体的には、aの揺動ブロック体1は直角クレビスからなり、bの揺動ブロック体1は直角リンクからなり、cの揺動ブロック体1は直角クレビスリンクからなる。
【0022】
この場合、中間の揺動ブロック体1(bの直角リンク)に、後述する緊線用工具21等を取付けるための工具取付用孔部6が設けられている。すなわち、中間の揺動ブロック体1(bの直角リンク)は、工具取付用孔部6を有する工具取付部7と、aの揺動ブロック体1側のアイ部8と、cの揺動ブロック体1側のアイ部9とからなる。
【0023】
このため、bの揺動ブロック体1のアイ部8がaの揺動ブロック体1の一方のクレビス部10に挿入され、その挿入された状態で、クレビス部10の貫通孔10a及びアイ部8の貫通孔8aに枢結軸2(2a)が挿入され、これによって、aの揺動ブロック体1とbの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。また、bの揺動ブロック体1のアイ部9がcの揺動ブロック体1のクレビス部11に挿入され、その挿入された状態で、クレビス部11の貫通孔11a及びアイ部9aの貫通孔に枢結軸2(2b)が挿入され、これによって、bの揺動ブロック体1とcの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。
【0024】
また、aの揺動ブロック体1の他方のクレビス部12には、送電線4の端部に装着されたクランプ13が枢結される。この場合のクランプ13は、圧縮型引留クランプであり、送電線4の端部に圧縮して取付けられている。そして、このクランプ13はその端部にアイ部14を有し、このアイ部14がaの揺動ブロック体1のクレビス部12に挿入され、このクレビス部12の貫通孔12a及びアイ部14の貫通孔14aに枢結軸2(2c)が挿入され、この揺動ブロック体1とクランプ13とを連結(枢結)される。
【0025】
さらに、cの揺動ブロック体1のアイ部15には、延線ワイヤ5の端部に接続されるコネクタ16が枢結されている。このコネクタ16は、クレビス部17と、延線ワイヤ接続部18とを備える。そして、クレビス部17に、揺動ブロック体1のアイ部15が挿入され、このクレビス部17の貫通孔17a及びアイ部15の貫通孔15aに枢結軸2(2d)が挿入されて、cの揺動ブロック体1とコネクタ16とが連結(枢結)される。また、延線ワイヤ接続部18は、一対の突出部19、19と、この突出部19、19を連結する連結軸20とからなり、この連結軸20に延線ワイヤ5の端部を連結(例えば、結束)する。
【0026】
従って、各揺動ブロック体1・・を直線状に配置した際に、その軸心線L方向(例えば、延線ワイヤ5側から)からみて、枢結軸2aと枢結軸2dとが平行に配置されると共に、枢結軸2bと枢結軸2cとが平行に配置され、さらに、枢結軸2a、2dと、枢結軸2b、2cとが相互に直交するように配置されることになり、この連結金具はいわゆる自在継手のように機能する。すなわち、cの揺動ブロック体1に図1の矢印A方向の力が作用すれば、中間の揺動ブロック体1が枢結軸2aを中心にこの矢印A方向に揺動し、また、cの揺動ブロック体1に図2の矢印B方向の力が作用すれば、cの揺動ブロック体1が枢結軸2bを中心にこの矢印B方向に揺動すると共に、aの揺動ブロック体1が枢結軸2cを中心に揺動する。
【0027】
次に、上記のように構成された連結金具を使用したプレハブカマレス工法を説明する。上記のように、この連結金具を介して、送電線4のクランプ13と延線ワイヤ5のコネクタ16とを接続し、この状態で、延線ワイヤ5を引張って、この送電線4を、送電線鉄塔に設けられた延線金車に掛け渡す。そして、この延線作業後は、bの揺動ブロック体1の工具取付用孔部6を使用して、図3に示す緊線用工具21を取付けると共に、この緊線用工具21に図示省略の碍子連用張上げ装置等を取付けて緊線作業を行う。緊線用工具21は一端部側にクレビス部22を有し、このクレビス部22を中間の揺動ブロック体1の工具取付部7に嵌合状として、ボルト部材等の連結具24にて、この緊線用工具21と連結金具とを連結する。また、緊線用工具21の他端部側には、上記碍子連用張上げ装置等を取付けるための孔部23が設けられている。
【0028】
この場合、この連結金具は、上記したように、図1の矢印A方向及び図2の矢印B方向に揺動することができるので、この連結金具が自在継手のように機能して、この延線作業等に簡単に行うことができる。
【0029】
ところが、延線作業等において、図2の矢印F1方向(上記軸心線Lに対して傾斜する方向)の引張力が作用する場合がある。この場合、aの揺動ブロック体1が固定状とされて揺動することができない場合、中間の揺動ブロック体1のアイ部8に曲げ応力が作用することになる。このような場合、図19と図20に示す従来の連結金具では、引張力F1の作用点(枢結軸77bの枢支点)から中間連結体73のクレビス部75の端面、又はアイ部76の基部までの距離K1が比較的長いので、大きな荷重が作用することになって、アイ部76やクレビス部75が、使用材料の許容応力を超過して変形したりするおそれがある。これに対して、この図1と図2に示す連結金具では、引張力の作用点(延線ワイヤ5側の枢結点)からクレビス部10までの距離Kが比較的短くなって、あまり大きな荷重が作用しない。このため、このような引張力が作用したとしても、このアイ部8やクレビス部10における変形等の発生を有効に防止することができる。
【0030】
また、図3に示すように、緊線作業において、この連結金具と緊線用工具21には、矢印のように引張力F2が作用するが、この場合であっても、アイ部8やクレビス部10にあまり大きな荷重が作用せず、このアイ部8やクレビス部10における変形等の発生を有効に防止することができる。
【0031】
次に、図4と図5に示す連結金具では、送電線4側のdの揺動ブロック体1と、中間のeの揺動ブロック体1と、延線ワイヤ5側のfの揺動ブロック体1とを備える。dの揺動ブロック体1は角度クレビスからなり、eの揺動ブロック体1は角度リンクからなり、fの揺動ブロック体1は角度クレビスリンクからなる。すなわち、この中間のeの揺動ブロック体1は、工具取付用孔部6を有する工具取付部25と、dの揺動ブロック体1側のアイ部26と、fの揺動ブロック体1側のアイ部27とからなり、アイ部26、27は工具取付部25に対して反対方向に傾斜している。
【0032】
そして、eの揺動ブロック体1のアイ部26が、dの揺動ブロック体1のクレビス部28に挿入され、図6に示すように、このクレビス部28の貫通孔28a及びアイ部26の貫通孔26aに枢結軸2eが挿入されて、eの揺動ブロック体1とdの揺動ブロック体1とが枢結される。また、eの揺動ブロック体1のアイ部27が、fの揺動ブロック体1のクレビス部29に挿入され、図7に示すように、このクレビス部29の貫通孔29a及びアイ部27の貫通孔27aに枢結軸2fが挿入されて、eの揺動ブロック体1とfの揺動ブロック体1とが枢結される。なお、dの揺動ブロック体1には、上記クランプ13が枢結される上記クレビス部12が設けられ、このクレビス部12に枢結軸2cを介してクランプ13が枢結される。また、fの揺動ブロック体1には、上記コネクタ16が枢結されるアイ部15が設けられ、このコネクタ16のクレビス部17に枢結軸2dを介してアイ部15が枢結される。
【0033】
この場合、各揺動ブロック体1・・を直線状に配置した際に、その軸心線L方向(例えば、延線ワイヤ5側)からみて、図6に示すように、X−Y座標上のY軸上に枢結軸2cを配置した場合、アイ部26はこのX軸に対して時計廻り方向に約45°ずれ、図7に示すように、アイ部27はこのX軸に対して反時計廻り方向に約45°ずれている。
【0034】
このため、dの揺動ブロック体1とeの揺動ブロック体1とを枢結するための枢結軸2eと、dの揺動ブロック体1とfの揺動ブロック体1とを枢結するための枢結軸2fとは、相互に直交すると共に、枢結軸2e、2fが上記X−Y座標上において、X、Y軸に対して約45°に傾斜している。すなわち、枢結軸2eは、y=xのグラフ(α軸)上に配置され、上記枢結軸2fは、y=−xのグラフ(β軸)上に配置される。この場合、各枢結軸2・・の中心点SはこのX−Y座標の原点O、つまり、軸心線L(図1と図2参照)上に配置される。
【0035】
従って、この図4と図5に示す連結金具において、このfの揺動ブロック体1にα軸方向の引張力が作用した場合、fの揺動ブロック体1が枢結軸2f廻りにこのα軸方向に揺動し、このfの揺動ブロック体1にβ軸方向の引張力が作用した場合、eの揺動ブロック体1が枢結軸2e廻りにこのβ軸方向に揺動する。このため、この連結金具であっても、この延線作業等においては、この連結金具が自在継手のように機能して、安定した作業を行うことができる。しかも、中間のeの揺動ブロック体1にアイ部26を有すると共に、dの揺動ブロック体1に、このアイ部26が挿入されるクレビス部28を有するので、fの揺動ブロック体1に、図2に示すような引張力が作用しても、図1と図2の連結金具と同様、このアイ部26やクレビス部28における変形等の発生を防止することができる。
【0036】
次に、図8と図9の連結金具では、4個の揺動ブロック体1・・を有する。すなわち、直角クレビスからなるaの揺動ブロック体1と、角度リングからなるhの揺動ブロック体1と、角度クレビスリンクからなるiの揺動ブロック体1と、角度クレビスリンクからなるjの揺動ブロック体1とを備える。
【0037】
この場合、hの揺動ブロック体1は、工具取付用孔部6を有する工具取付部30と、aの揺動ブロック体1側のアイ部31と、iの揺動ブロック体1側のアイ部32とからなる。また、その軸心線L方向からみて、アイ部31と工具取付部30とが直交するように配置され、アイ部32が工具取付部30に対して約45°で傾斜するように配置している。
【0038】
このため、hの揺動ブロック体1のアイ部31がaの揺動ブロック体1のクレビス部10に挿入され、その挿入された状態で、クレビス部10の貫通孔10a及びアイ部31の貫通孔31aに枢結軸2(2a)が挿入され、これによって、aの揺動ブロック体1とhの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。また、hの揺動ブロック体1のアイ部32がiの揺動ブロック体1のクレビス部34に挿入され、図10に示すように、その挿入された状態で、クレビス部34の貫通孔34a及びアイ部32aの貫通孔に枢結軸2(2h)が挿入され、これによって、hの揺動ブロック体1とiの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。
【0039】
また、iの揺動ブロック体1のアイ部35がjの揺動ブロック体1のクレビス部36に挿入され、図11に示すように、その挿入された状態で、クレビス部36の貫通孔36a及びアイ部35の貫通孔35aに枢結軸2(2i)が挿入され、これによって、iの揺動ブロック体1とjの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。なお、aの揺動ブロック体1には、上記クランプ13が枢結されるクレビス部12が設けられ、このクレビス部12に枢結軸2cを介してクランプ13が枢結され、jの揺動ブロック体1には、コネクタ16が枢結されるアイ部38が設けられ、このコネクタ16のクレビス部17に枢結軸2dを介してアイ部38が枢結される。
【0040】
従って、各揺動ブロック体1・・を直線状に配置した際に、その軸心線L方向(例えば、延線ワイヤ5側から)からみて、上記枢結軸2cを図10のY軸上に配置した場合、上記枢結軸2hは、y=xのグラフ(α軸)上に配置され、上記枢結軸2iは、y=−xのグラフ(β軸)上に配置され、上記枢結軸2aはX軸上に配置され、上記枢結軸2dはY軸上に配置される。
【0041】
すなわち、複数本の枢結軸2・・のうち、一対の枢結軸2、2を相互に直交させると共に、他の一対の枢結軸2、2を、直交する上記枢結軸に対して所定鋭角で傾斜させることになる。具体的には、枢結軸2aと枢結軸2c、2dとを相互に直交させ、枢結軸2hと枢結軸2iとをこの直交する枢結軸2、2に対して45°の角度で傾斜させている。すなわち、図12に示すように、枢結軸2c(2d)、と枢結軸2hと、枢結軸2aと、枢結軸2iとが周方向に沿って45°ピッチで配設されることになる。
【0042】
この場合、この図8と図9に示す連結金具においても、jの揺動ブロック体1に図8の矢印A方向の外力が作用した場合、hの揺動ブロック体1がaの揺動ブロック体1に対して、この矢印A方向に揺動することができ、また、jの揺動ブロック体1に図9の矢印B方向の外力が作用した場合、aの揺動ブロック体1が送電線4のクランプ13に対して、この矢印B方向に揺動することができるので、この連結金具はこのような方向の外力に対して追従することができる。
【0043】
また、この連結金具に対して、jの揺動ブロック体1にα軸方向の外力が作用した場合、jの揺動ブロック体1が、このα軸と直交するβ軸上に配置された枢結軸2i廻りにα軸方向に揺動し、さらに、jの揺動ブロック体1にβ軸方向の外力が作用した場合、iの揺動ブロック体1が、このβ軸と直交するα軸上に配置された枢結軸2h廻りにβ軸方向に揺動する。このため、α軸方向及びβ軸方向の外力が作用しても、この連結金具はこれらの方向の外力に対して追従することができる。
【0044】
このように、この連結金具に、延線ワイヤ5側からX軸、Y軸、α軸、β軸に沿う外力が作用しても、これらの外力を吸収することができる。すなわち、この連結金具は優れたフレキシブル性を発揮し、延線金車通過時にクランプやこの連結金具等に生じる曲げ応力を緩和することができ、安定した延線作業等を行うことができる。
【0045】
次に、図13と図14に示す連結金具は、上記図8と図9に示す連結金具と相違して、工具取付用孔部6を有する揺動ブロック体1がbの直角リンクから構成されると共に、このbの揺動ブロック体1と、iの揺動ブロック体1との間に角度クレビスリンクからなるmの揺動ブロック体1が介設されている。すなわち、bの揺動ブロック体1のアイ部9がmの揺動ブロック体1のクレビス部43に挿入され、クレビス部43の貫通孔43a及びアイ部9の貫通孔9aに枢結軸2bが挿入されて、bの揺動ブロック体1とmの揺動ブロック体1とが連結(枢結)される。このため、この図13と図14に示す連結金具では、図8と図9に示す連結金具と比べて、bの揺動ブロック体1とmの揺動ブロック体1とを枢結する枢結軸2bが増加していることになっている。
【0046】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、直交する枢結軸2に対して傾斜する枢結軸2の傾斜角度として、約45°に限るものではないが、フレキシブル性の向上を考慮して、30〜60°の範囲に設定するのが好ましい。また、揺動ブロック体1の数としても、3個以上備えていればよい。さらに、枢結軸2としては、ボルトやコック等の種々の連結具にて構成することができる。
【0047】
【実施例】
図15(a)(b)(c)に示すように、直角クレビスリンク100と、この直角クレビスリンク100のクレビス部101に嵌合(挿入)されるアイ部102を有する直角クレビスリンク103とを使用し、所定部位の歪量を測定した。この場合、直角クレビスリンク100を受ける治具104を使用した。この治具104は直角クレビスリンク100のアイ部105を受ける受け部106を有し、直角クレビスリンク100のクレビス部101が外部へ突出するように、直角クレビスリンク100、103の中心線を、治具104の長手方向に対して直交させた。そして、治具104を固定すると共に、直角クレビスリンク100をこの治具104に固定して、直角クレビスリンク103の端部を直角クレビスリンク100、103の中心線に対して約45°をなす方向に矢印の如く引張って、図15(a)(b)(c)のP−1からP−4の部位の歪量を測定した。
【0048】
そして、3000kgfまでの引張荷重を付加すると共に、引張荷重3000kgfを20回付加した。その結果を次の表1〜表3、及びこの図16のグラフに示す。これらからわかるように、発生する最大の歪量は、部位P−1の3回目の2637μsであった。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
これに対して、図17(a)(b)(c)に示すように、直角クレビスリンク110と、この直角クレビスリンク110のクレビス部111に嵌合(挿入)されるアイ部112を有する直角クレビスリンク113とを使用し、所定部位の歪量を測定した。この場合、直角クレビスリンク113のクレビス部114を治具104の受け部106にて受けた。そして、直角クレビスリンク113のアイ部112が外部へ突出するように、直角クレビスリンク110、113の中心線を、治具104の長手方向に対して直交させた。そして、治具104を固定すると共に、直角クレビスリンク113をこの治具104に固定して、直角クレビスリンク110の端部を直角クレビスリンク110、113の中心線に対して45°をなす方向に矢印の如く引張って、図17(a)(b)(c)のP−5からP−8の部位の歪量を測定した。そして、3000kgfまでの引張荷重を付加すると共に、引張荷重3000kgfを20回付加した。その結果を次の表4〜表5、及び図18に示す。これらからわかるように、発生する最大の歪量は、部位P−7の17回目の3060μsであった。このように、図15の最大の歪量が発生する部位P−1よりも図17の最大の歪量が発生する部位P−7が大きい値を示している。
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】
【表6】
【0056】
ところで、図15の直角クレビスリンク100、103の組み合わせは、図1と図2等の連結金具に対応し、図17の直角クレビスリンク110、113の組み合わせは、図19と図20に示す従来の連結金具に対応する。このため、図19と図20に示すような連結金具を使用すれば、延線作業中に変形等が生じるおそれがあり、安定した延線作業を行うことができないことが明らかである。これに対して、図1と図2等の連結金具のように、送電線4のクランプ13に連結(枢結)される揺動ブロック体1がクレビス部10を有すると共に、工具取付部を有する中間の揺動ブロック体1がアイ部8を有し、この中間の揺動ブロック体1のアイ部8が送電線4の揺動ブロック体1のクレビス部10に枢結されるものであれば、延線作業中等において変形等が生じるのを有効に防止することができるといえる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具によれば、延線作業中等において変形等の発生を抑えることができる。これにより、安定した作業を行うことができ、作業の信頼性が向上する。
【0058】
請求項2又は請求項3のプレハブカマレス工法用連結金具によれば、この中間の揺動ブロック体を複雑な構造とする必要がなく、この中間の揺動ブロック体を簡単に形成することができる。これにより、低コストにてこのプレハブカマレス工法用連結金具を製造することができる。
【0059】
請求項4のプレハブカマレス工法用連結金具によれば、連結金具全体として揺動許容方向が多く、フレキシブル性に優れることになる。これにより、延線作業中等において、金車通過時にこの連結金具等に生じる曲げ応力を緩和することができ、耐久性に優れた連結金具となる。また、緊線用工具等を簡単に取付けることができるので、延線作業及び延線作業の信頼性が向上し、安定した作業を行うことができる。
【0060】
請求項5のプレハブカマレス工法用連結金具によれば、より優れたフレキシブル性を発揮することができる。これにより、金車を滑らかに通過させることができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプレハブカマレス工法用連結金具の第1の実施形態を示す平面図である。
【図2】上記プレハブカマレス工法用連結金具の第1の実施形態の正面図である。
【図3】上記プレハブカマレス工法用連結金具に緊線用工具を取付けた状態の正面図である。
【図4】この発明のプレハブカマレス工法用連結金具の第2の実施形態を示す平面図である。
【図5】上記プレハブカマレス工法用連結金具の第2の実施形態の正面図である。
【図6】図5のI―I線断面図である。
【図7】図5のII―II線断面図である。
【図8】この発明のプレハブカマレス工法用連結金具の第3の実施形態を示す平面図である。
【図9】上記プレハブカマレス工法用連結金具の第3の実施形態の正面図である。
【図10】図9のIII―III線断面図である。
【図11】図9のIV―IV線断面図である。
【図12】上記プレハブカマレス工法用連結金具の各枢結軸の関係を示す説明図である。
【図13】この発明のプレハブカマレス工法用連結金具の第4の実施形態を示す平面図である。
【図14】上記プレハブカマレス工法用連結金具の第4の実施形態の正面図である。
【図15】歪量を測定するための連結金具を示し、(a)は治具に取付け状態の正面図であり、(b)は一方の直角クレビスリンクを示す側面図であり、(c)は他方の直角クレビスリンクを示す側面図である。
【図16】図15に示した連結金具において発生した歪量を示すグラフ図である。
【図17】歪量を測定するための他の連結金具を示し、(a)は治具に取付け状態の正面図であり、(b)は一方の直角クレビスリンクを示す側面図であり、(c)は他方の直角クレビスリンクを示す側面図である。
【図18】図17に示した連結金具において発生した歪量を示すグラフ図である。
【図19】従来のプレハブカマレス工法用連結金具を示す平面図である。
【図20】従来のプレハブカマレス工法用連結金具の正面図である。
【図21】従来のプレハブカマレス工法用連結金具に緊線用工具を取付けた状態の正面図である。
【図22】他の従来のプレハブカマレス工法用連結金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 揺動ブロック体
2 枢結軸
4 送電線
5 延線ワイヤ
6 工具取付用孔部
7 工具取付部
8 アイ部
10 クレビス
21 緊線用工具
25 工具取付部
26 アイ部
28 クレビス部
30 工具取付部
31 アイ部
L 軸心線
Claims (5)
- 複数の揺動ブロック体(1・・)と、この揺動ブロック体(1・・)を枢結する複数本の枢結軸(2・・)とを備え、その一端部が送電線(4)側に枢結されると共に、その他端部が延線ワイヤ(5)側に枢結されるプレハブカマレス工法用連結金具であって、中間の揺動ブロック体(1)が、緊線用工具(21)が取付けられる工具取付部(7、25、30)と、この工具取付部(7、25、30)の端部に連設されるアイ部(8、26、31)とを有すると共に、上記送電線(4)側に枢結される揺動ブロック体(1)が、上記中間の揺動ブロック体(1)のアイ部(8、26、31)に枢結されるクレビス部(10、28)を有することを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。
- 上記中間の揺動ブロック体(1)が直角リンクからなることを特徴とする請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具。
- 上記中間の揺動ブロック体(1)が角度リンクからなることを特徴とする請求項1のプレハブカマレス工法用連結金具。
- 上記複数の揺動ブロック体(1・・)が直線状に配置された状態でその軸心線(L)方向からみて、上記枢結軸(2・・)、送電線(4)側及び延線ワイヤ(5)側に枢結するための枢結軸(2・・)のうち、少なくとも一対の枢結軸(2、2)を相互に直交させると共に、他の一対の枢結軸(2、2)を、直交する上記枢結軸(2、2)に対して所定鋭角で傾斜させ、かつ、送電線(4)側及び延線ワイヤ(5)側の揺動ブロック体(1、1)を除いた中間の揺動ブロック体(1)のうち送電線(4)側の中間の揺動ブロック体(1)に、工具取付用孔部(6)を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかのプレハブカマレス工法用連結金具。
- 所定鋭角で傾斜する一対の上記枢結軸(2、2)を、上記軸心線(L)方向からみて、相互に直交させると共に、その傾斜角度を約45°としたことを特徴とする請求項4のプレハブカマレス工法用連結金具。
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