JP2007252200A - プレハブカマレス工法用連結金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 圧縮型引留クランプに好適なプレハブカマレス工法用連結金具を提供する。
【解決手段】 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなる。
【選択図】 図1
Description
本発明はプレハブカマレス工法用連結金具に係り、特に、工場内で圧縮型引留クランプを圧縮して取付けられた送電線を電線ドラムに巻回しておき、この電線ドラムを送電線鉄塔近くの延線場所へ搬入し、圧縮型引留クランプにプロテクタを取付けることなく延線することのできるプレハブカマレス工法用連結金具に関する。
従来、この種のプレハブカマレス工法においては、電線ドラムに巻回されている送電線を延線車及び送電線鉄塔に設けられた延線用金車に掛け渡して各送電線鉄塔の径間に延線して行われるが、その際の送電線の端部には、圧縮型引留クランプ(以下、「圧縮クランプ」という。)が圧縮して取付けられているとともに、その圧縮クランプの送電線側と反対側の端部には、カムアロングレス金具(以下、「カマレス金具」という。)が設けられている。
カマレス金具は、全体的外形形状がほぼ円柱状を呈している多数の直角リンク群から形成されていて、それら直角リンク群のうちの圧縮クランプ側のリンク又はクレビスで形成される取付部は、圧縮クランプの取付部と回動自在に連結され、また、延線用ワイヤのワイヤコネクタ側のその直角リンクのアイ部は、そのワイヤコネクタのクレビス部と回動自在に連結されるように構成されている。そして、プロテクタで保護された圧縮クランプを有する送電線は、上述のカマレス金具及び延線用ワイヤの接続されたワイヤコネクタと一緒に延線現場に設置されている延線車を通過した後、送電線鉄塔に取付けられた延線用金車に掛け渡されて延線される。
特になし。
しかしながら、上記従来のプレハブカマレス工法用連結金具は、多数の直角リンク群からなるので、部品点数が多くて取扱いに不便で、また、これら直角リンクは、高強度材料から作られているため、高価であり、コスト高になるという欠点があった。
そこで、本発明は、上記欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数が少なく、低コストに実施することのできるプレハブカマレス工法用連結金具を提供することにある。
本発明に係るプレハブカマレス工法用連結金具は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結される、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴としている。
本発明の請求項7に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、直角リンクの凹部に当る部分にパッドを挿入して全体的な形状を円柱状にしたことを特徴としている。
本発明の請求項2に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項5に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、からなることを特徴としている。
本発明の請求項6に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴としている。
本発明の請求項7に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、直角リンクの凹部に当る部分にパッドを挿入して全体的な形状を円柱状にしたことを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項2に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項3に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項4に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項5に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項6に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項7に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、直角リンクの凹部に当る部分にパッドを挿入して全体的な形状を円柱状にしたので、延線用金車の通過をより円滑に行うことができる。
本発明の請求項2に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項3に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項4に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項5に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクとからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項6に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、一端側が圧縮クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなるので、部品点数が少なく、低コストに実施することができる。
本発明の請求項7に記載のプレハブカマレス工法用連結金具は、直角リンクの凹部に当る部分にパッドを挿入して全体的な形状を円柱状にしたので、延線用金車の通過をより円滑に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るプレハブカマレス工法用連結金具を用いて、送電線Lをプレハブカマレス工法で延線しているときの延線用金車Kの部分の正面図である。なお、この延線用金車Kは、図示しない送電線鉄塔に設けられていて、この延線用金車Kに送電線Lが掛け渡されるように構成されている。
送電線Lの延線方向始端側に圧縮して取付けられている圧縮クランプCは、予め、工場内において、送電線Lに圧縮されて取付けられたものであり、また、この圧縮クランプCには、後述する第1の直角リンク1a及び第2の直角リンク10aも接続された状態で電線ドラム(図示せず)に巻回されていて、可能な限り現場作業が軽減できるように工夫されている。
電線ドラムは、送電線鉄塔近くの延線現場に搬送され、その電線ドラムに巻回されている送電線Lは延線される。図1の状態は、電線ドラムに巻回されている送電線Lに、後述するワイヤコネクタJを介して延線用ワイヤWを接続し、その延線用ワイヤWを図示しない延線車に所定回数巻回させて通過させた後、圧縮クランプCの部分が延線用金車Kに達した状態である。
図2(a)は、上述の圧縮クランプCからワイヤコネクタJまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
第1の直角リンク1aは、一端側が圧縮クランプCのアイ型のリンクに連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側はアイ部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部が図2(c),(d)に示されるようにクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1aの一端側はI型のリンク部に形成される。したがって、本発明で「直角リンク」というときは、圧縮クランプCがリンクのときの直角クレビスリンクや、圧縮クランプCがクレビスのときの直角リンクのように、直角クレビスリンク及び直角リンクの両方を含んでいる。
第2の直角リンク10aは、ほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。この第2の直角リンク10aの一端側は、第1の直角リンク1aのアイ部に連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側は、アイ部に形成されている。そして、そのアイ部には、ワイヤコネクタJのクレビス部に連結されるように構成されている。図2(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、第1の直角リンク1a、第2の直角リンク10a及びワイヤコネクタJのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCや各リンク1a,10aに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、第2の直角リンク10aが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図3(a)は、本発明の他の実施の形態に係るプレハブカマレス工法用連結金具の圧縮クランプCからワイヤコネクタJまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
第1の直角リンク1bは、一端側が圧縮クランプCのリンクに連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側はクレビス部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部がクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1bの一端側はリンク部に形成される(図2(c),(d)参照)。
第2の直角リンク10bは、ほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。この第2の直角リンク10bの一端側は、第1の直角リンク1bのクレビス部に連結されるアイ部に形成されているとともに、その他端側は、アイ部に形成されている。そして、そのアイ部には、ワイヤコネクタJのクレビス部に連結されるように構成されている。図3(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、第1の直角リンク1b、第2の直角リンク10b及びワイヤコネクタJのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCや各クレビスリンク1b,10bに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、第2の直角リンク10bが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図4(a)は、本発明の他の実施の形態に係るプレハブカマレス工法用連結金具の圧縮クランプCからワイヤコネクタJまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
直角リンク1cは、一端側が圧縮クランプCのリンクに連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側はアイ部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部がクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1cの一端側はリンク部に形成される(図2(c),(d)参照)。
この直角リンク1cは、ほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。そして、この直角リンク1cの他端側は、アイ部に形成されていて、そのアイ部には、ワイヤコネクタJのクレビス部に連結されるように構成されている。図4(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、直角リンク1c及びワイヤコネクタJのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCやクレビスリンク1cに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、直角リンク1cが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図5(a)は、本発明の他の実施の形態に係るプレハブカマレス工法用連結金具の圧縮クランプCからワイヤコネクタJまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
第1の直角リンク1dは、一端側が圧縮クランプCのリンクに連結されるクレビスに形成されているとともに、その他端側はアイ部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部がクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1dの一端側はリンク部に形成される(図2(c),(d)参照)。
第2の直角リンク10dは、ほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。この第2の直角リンク10dの一端側は、第1の直角リンク1dのアイ部に連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側は、クレビス部に形成されている。そして、そのクレビス部には、延線用ワイヤWが連結されるように構成されている。図5(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、第1の直角リンク1d、第2の直角リンク10d及び延線用ワイヤWのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCや各リンク1d,10dに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、第2の直角リンク10dが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図6(a)は、本発明の他の実施の形態に係るプレハブカマレス工法用連結金具の圧縮クランプCから延線用ワイヤWまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
第1の直角リンク1eは、一端側が圧縮クランプCのリンクに連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側はクレビス部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部がクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1eの一端側はリンク部に形成される(図2(c),(d)参照)。
第2の直角リンク10eは、ほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。この第2の直角リンク10eの一端側は、第1の直角リンク1eのクレビス部に連結されるアイ部に形成されているとともに、その他端側は、クレビス部に形成されている。そして、そのクレビス部には、延線用ワイヤWが連結されるように構成されている。図6(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、第1の直角リンク1e、第2の直角リンク10e及び延線用ワイヤWのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCや各リンク1e,10eに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、第2の直角リンク10eが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図7(a)は、本発明の他の実施の形態に係るプレハブカマレス工法用連結金具の圧縮クランプCから延線用ワイヤWまでの連結状態を示した平面図、同図(b)はその側面図である。
直角リンク1fは、一端側が圧縮クランプCのリンクに連結されるクレビス部に形成されているとともに、その他端側はクレビス部に形成されている。なお、圧縮クランプCの端部がクレビスに形成されているときは、第1の直角リンク1fの一端側はリンク部に形成される(図2(c),(d)参照)。
この直角リンク1fのほぼ中間部に、送電線Lを緊線する際に油圧式の弛度調整工具やセミ金車等の緊線用工具を取付けるための互いに直交する方向に設けられた2個の取付孔2a,2bを有している。そして、この直角リンク1fの他端側のクレビス部には、延線用ワイヤWが連結されるように構成されている。図7(a),(b)中、B,B…は、各アイ部と各クレビス部、又はクレビス部と延線用ワイヤWとを回動自在に連結するコッタボルトである。
上述のように、圧縮クランプCとワイヤコネクタJとの間に、直角リンク1f及び延線用ワイヤWのコッタボルトB,B…を中心に屈曲箇所が得られる。したがって、これらの屈曲箇所が一種のユニバーサルジョイントを形成し、圧縮クランプCが延線車及び延線用金車Kを通過する際、圧縮クランプCやリンク1fに曲げやこじれを生じさせようとする力を効果的に吸収することができる。
なお、圧縮クランプCは、送電線Lが延線された後、緊線作業によって、直角リンク1fが送電線鉄塔に張架されているがいし装置にバーニヤ金具等を介して取付けられる。
図8は、直角リンク1fにパッドP1 ,P2 を装着した状態を示している。なお、図示では、パッドP1 ,P2 の上半分は断面で示されている。
これらパッドP1 ,P2 は、合成ゴム等の合成樹脂製で、パッドP1 は、直角リンク1fの凹部を埋める形で設けられ、これにより、直角リンク1fの全体形状はほぼ円柱状を呈する。また、パッドP2 は、直角リンク1fに対する延線用ワイヤWの付根に設けられていて、その延線用ワイヤWと直角リンク1fとの間の段差を解消するように設けられている。これらパッドP1 ,P2 を設けると、直角リンク1fの延線用金車Kの通過がより円滑化する特長がある。
なお、ここでは、パッドの取付は、直角リンク1fに装着した例を示したが、上記図2〜図7に示される各直角リンク1a〜1e及び延線用ワイヤWに取り付けるようにしてもよい。また、工具取付孔2a,2bは、直交するように2個設けたがいずれか一方とすることもできる。
1a,1b,1d,1e 第1の直角リンク
10a,10b,10d,10e 第2の直角リンク
fc,1f 直角リンク
2a,2b 工具取付孔
B コッタボルト
L 送電線
C 圧縮型引留クランプ(圧縮クランプ)
J ワイヤコネクタ
W 延線用ワイヤ
K 延線用金車
P1 ,P2 パッド
10a,10b,10d,10e 第2の直角リンク
fc,1f 直角リンク
2a,2b 工具取付孔
B コッタボルト
L 送電線
C 圧縮型引留クランプ(圧縮クランプ)
J ワイヤコネクタ
W 延線用ワイヤ
K 延線用金車
P1 ,P2 パッド
Claims (7)
- 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、
一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、
からなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。 - 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、
一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、
からなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。 - 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がワイヤコネクタのクレビス部に連結されるアイ部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。
- 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がアイ部に形成された第1の直角リンクと、
一端側が前記第1の直角リンクのアイ部に連結されるクレビス部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、
からなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。 - 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側がクレビス部に形成された第1の直角リンクと、
一端側が前記第1の直角リンクのクレビス部に連結されるアイ部に形成されるとともに、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する第2の直角リンクと、
からなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。 - 一端側が圧縮型引留クランプのリンク又はクレビスで形成された取付部に連結され、他端側が延線用ワイヤに連結されるクレビス部に形成され、かつ、中間に送電線を緊線する際の弛度調整工具等の工具取付孔を有する直角リンクからなることを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。
- 請求項1ないし6のいずれかに記載のプレハブカマレス工法用連結金具において、直角リンクの凹部に当る部分にパッドを挿入して全体的な形状を円柱状にしたことを特徴とするプレハブカマレス工法用連結金具。
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JP2002023872A Division JP2003230209A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | プレハブカマレス工法用連結金具 |
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