JP3563606B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、たとえば複写機、プリンタ、あるいはファクシミリ装置といった印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印刷装置は、複写機、プリンタ、あるいはファクシミリ装置として一般に広く利用されており、各メーカは、ユーザの要望、他社との差別化などのために、各種さまざまな機能を開発して装置に付加している。
【0003】
一方、そのような機能拡張に伴い、装置を使用するユーザにとっては、操作が複雑化する傾向にあり、ときには、印刷結果がユーザの意図したものとは異なってしまう場合もある。たとえば、複写機において、2枚の原稿用紙から1枚の記録用紙に複写するといった2アップ複写を行う場合、片面から両面への複写を行う場合、もしくはトリミングやとじ幅といった指定された領域に複写を行う場合、またはそれらを組み合わせて複写を行う場合などに際し、ユーザは、各場合に応じた条件を複写し始める前に設定入力する必要がある。そのような複雑な条件を設定入力したユーザは、どのような印刷結果になるか予想できないことから、仮に設定入力した条件に基づいて実際に複写を行うことにより、試行錯誤した上で最終的に適当な条件を確定して設定入力するといった作業手順を踏んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の機能拡張された印刷装置では、先述したように、その操作の複雑化とともに設定入力すべき条件も複雑となり、印刷結果がユーザにとって予想し難いことなどから、条件によってはユーザの目的としない印刷結果を多量に出してしまったり、あるいは試し打ちのために必要以上の記録用紙やトナーなどを使用してしまうといった事態を招いていた。
【0005】
また、印刷装置は、一般的に複数人を対象として利用されるが、その利用に際してあるユーザが特定の条件について誤った設定入力であると認識していても、別のユーザにとっては、その特定の条件が誤った設定入力であるかどうかは未知である。そのため、装置に対して以前に誤った特定の条件が設定入力されたにもかかわらず、再び以前と同じ誤った条件が設定入力されてしまうという不都合があった。
【0006】
本願発明は、上記の点に鑑みて提案されたものであって、印刷結果として予定される印刷イメージをプレビュー表示させ、現時点で設定入力した条件の適否を判別可能とすることにより、記録用紙の無駄な使用を軽減することができ、しかも、不適当な条件が再度繰り返して設定入力されないために、以前に設定入力された条件についてデータベース化を図ることができる印刷装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明の開示】
上記目的を達成するために、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
すなわち、本願発明により提供される印刷装置は、記録用紙に画像を印刷するのに先立って、各種の印刷条件を設定入力することができる印刷装置であって、印刷処理に先立って設定入力された上記印刷条件に基づいて、予定される印刷イメージをプレビュー表示させるプレビュー表示制御手段と、上記プレビュー表示制御手段によるプレビュー表示に続き、印刷開始または印刷取消のコマンドを選択させるコマンド選択手段と、上記コマンド選択手段に応じて選択された上記コマンドの種別とともに、その時点における印刷条件をレコードデータとしてデータベースを構築するデータベース構築手段とを有することを特徴としている。
【0009】
上記技術的手段が講じられた本願発明により提供される印刷装置によれば、設定入力された印刷条件に基づいて出力される予定の印刷イメージがプレビュー表示され、そのプレビュー表示に応じて印刷開始または印刷取消のいずれかのコマンドがユーザによって選択される。そうして選択されたコマンドの種別とともに、コマンド選択の原因となった印刷条件がレコードデータとしてデータベース化される。したがって、印刷結果として予定される印刷イメージがプレビュー表示され、ユーザは、現時点におけるプレビュー表示を見て設定入力した印刷条件の適否を判別することができ、試し打ちなどにより試行錯誤する必要もなく、記録用紙の無駄な使用を軽減することができる。また、以前に設定入力された印刷条件と、そのときに選択したコマンドの種別がデータベース化されるので、現時点で設定入力した印刷条件をデータベース上で照会し、以前に印刷処理が開始されたか、または印刷処理が取り消されたかをコマンドの種別によって確認できることから、印刷取消に相当する不適当な条件が再度繰り返して設定入力されるのを防ぐことができる。
【0010】
好ましい実施の形態としては、現時点で設定入力された印刷条件に合致するレコードデータを、上記データベース構築手段により構築されたデータベースから検索するデータベース検索手段と、上記データベース検索手段により検索して得られたレコードデータから、上記コマンドの種別を判定するコマンド種別判定手段と、上記コマンド種別判定手段により判定されたコマンドの種別が印刷取消に該当する場合、現時点で設定入力された印刷条件について警告を発する印刷条件警告手段とを有する構成とすることができる。
【0011】
このような構成によれば、現時点の印刷条件に合致するレコードデータがデータベースに存在する場合、そのレコードデータからコマンドの種別が判別される。そうして判別されたコマンドの種別が印刷取消に該当する場合、つまり、以前に設定入力された同一条件に対して印刷処理が取り消されていた場合、現時点での印刷条件が不適当であるとして警告が発せられる。したがって、現時点で設定入力された印刷条件と同一条件については、以前に印刷処理が開始されることなく取り消されていた場合、現時点における印刷条件の設定入力に関して警告が発せられるので、ユーザは、その警告に応じて現時点での印刷条件が不適当であるとの認識を得ることができ、不適当な条件に基づいて印刷処理が開始されるのを確実に防ぐことができる。
【0012】
他の好ましい実施の形態としては、印刷条件が設定入力されるのに先立って、上記データベース構築手段により構築されたデータベースから、印刷処理の開始に伴って以前に多用された印刷条件を選び出す多用条件選出手段と、上記多用条件選出手段により選び出された印刷条件を、最適な条件として設定入力の際に提示する最適条件提示手段とを有する構成とすることができる。
【0013】
このような構成によれば、印刷条件が設定入力される際、データベースから以前に多用された印刷条件が選び出され、そうして選び出された印刷条件が最適な条件として提示されるので、ユーザは、印刷条件を設定入力するのに先立って、以前に多用された印刷条件を最適条件として採択することができ、そうして採択した印刷条件に基づいて印刷開始のコマンドを選択することで、以前と同様の誤りのない印刷結果を確実に得ることができる。
【0014】
また、他の好ましい実施の形態としては、上記プレビュー表示制御手段は、印刷処理に先立って用意された画像データに上記印刷条件を適用して画像処理を施すことにより、上記記録用紙上に表現される予定の印刷イメージを生成している構成とすることができる。
【0015】
このような構成によれば、現時点で設定入力された印刷条件を画像データに適用して画像処理を施すことで、記録用紙上に表現される予定の印刷イメージが生成されるので、現時点での印刷条件に基づいて実際に印刷処理が行われた場合と同様の印刷結果が表示され、そうして表示された印刷イメージを基にして、ユーザは、印刷開始または印刷取消のいずれかのコマンドを的確に選択判断することができる。
【0016】
さらに、他の好ましい実施の形態としては、上記コマンド選択手段に応じて印刷開始のコマンドが選択された場合、その時点における印刷条件に応じて印刷処理が開始される一方、印刷取消のコマンドが選択された場合、その時点における印刷条件を破棄して新たな印刷条件の設定入力を待つ構成とすることができる。
【0017】
このような構成によれば、印刷開始のコマンドが選択された場合、現時点での印刷条件に基づく印刷処理が開始され、印刷取消のコマンドが選択された場合、新たな別の印刷条件を設定入力することができるので、ユーザは、印刷開始または印刷取消のいずれかのコマンドを選択することによって印刷処理を開始させたり、印刷取消とともに新たな印刷条件を設定入力することができる。
【0018】
さらにまた、他の好ましい実施の形態としては、上記多用条件選出手段は、上記コマンドの種別が印刷開始に該当し、かつ、一定レコード数以上をもって上記データベースに登録されている印刷条件を、以前に多用された条件として選出している構成とすることができる。
【0019】
このような構成によれば、印刷開始のコマンドが選択された場合に該当し、一定レコード数以上をもってデータベースに登録されている印刷条件が以前に多用された条件として選出されるので、一定回数以上使用されたことのある印刷条件、つまり、以前から頻繁に使用されていることで経験的に確からしい印刷条件を最適な条件としてユーザに提示することができる。
【0020】
さらにまた、他の好ましい実施の形態としては、上記最適条件提示手段は、印刷条件を設定入力するためのキースイッチ群からなる操作パネルを制御し、その操作パネルにおいて所定のキースイッチを点滅させることで最適な印刷条件を提示している構成とすることができる。
【0021】
このような構成によれば、印刷条件を設定入力するための操作パネル上において、点滅するキースイッチを押下することで最適な印刷条件が設定入力されるので、ユーザは、点滅するキースイッチに従って操作を行うだけで、最適な印刷条件に基づく誤りのない印刷結果を確実に得ることができる。
【0022】
さらにまた、他の好ましい実施の形態としては、上記プレビュー表示制御手段は、外部機器から設定入力された印刷条件に基づいて、その外部機器にて印刷イメージをプレビュー表示させ、上記コマンド選択手段は、上記外部機器において印刷開始または印刷取消のコマンドを選択させている構成とすることができる。
【0023】
このような構成によれば、たとえばコンピュータなどの外部機器から送信された画像データに基づいて印刷を行う場合、その外部機器にて印刷イメージが表示されるとともに、印刷開始または印刷取消のコマンドを選択することができるので、ネットワーク接続あるいはスタンドアローンといったコンピュータの運用形態において、コンピュータ上でのマンマシンインターフェースの向上を図ることができる。
【0024】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0026】
図1は、本願発明にかかる印刷装置の一実施形態を概念的に示したブロック図であって、この図に示す印刷装置は、単独で使用する場合、原稿用紙から読み取った画像を記録用紙に印刷することで複写機としての機能を発揮するが、パーソナルコンピュータなどの外部機器Aに接続して使用する場合、プリンタとしての機能を発揮する。なお、外部機器Aに対して接続する場合、印刷装置は、LANなどのネットワーク1を介して接続可能である一方、もちろん直接外部機器Aに対して接続することも可能である。
【0027】
図1に示すように、印刷装置は、装置全体の動作を制御する制御部10、画像入力部20、操作パネル21、データベース22、印刷部23、および外部機器接続用のインターフェース24を具備して構成されている。制御部10の実体は、CPU、ROM、RAM、ならびにゲートアレイなどからなるマイクロコンピュータであり、この制御部10は、画像処理部11、プレビュー表示制御手段12、コマンド選択手段13、データベース構築手段14、データベース検索手段15、コマンド種別判定手段16、印刷条件警告手段17、多用条件選出手段18、最適条件提示手段19、およびプリンタバッファ10aといった各機能ブロックに分かれて構成されている。画像入力部20、操作パネル21、データベース22、印刷部23、およびインターフェース24は、この図に示されないゲートアレイを介して制御部10との間でデジタルデータやアナログ信号を交換する。
【0028】
画像入力部20は、イメージセンサや光源を備え、原稿用紙上の画像を光学的に読み取って画像信号を得るものである。また、画像入力部20には、読み取り位置にセットされた原稿用紙のサイズを検出する用紙サイズセンサが備えられており、この用紙サイズセンサから原稿用紙のサイズを示す信号が出力される。操作パネル21は、各種のコマンドを指定するためのキースイッチ群21aやLCDなどのディスプレイ21bを備えており、ユーザに対する入出力インターフェースとして機能するものである。ここで、キースイッチ群21aの主な用途は、動作の開始や取消などといった基本的な操作以外に、2枚の原稿用紙から1枚の記録用紙に複写するといった2アップ複写条件、片面から両面への複写条件、もしくはトリミングやとじ幅といった指定された領域に複写を行う場合の条件、またはそれらを組み合わせて複写を行う場合などの条件を指定するためにある。このようなキースイッチ群21aにより指定される条件を印刷条件という。また、キースイッチ群21aにおける所定のキースイッチには、ユーザの指定に応じて点灯するLEDなどが組み込まれている。データベース22は、ハードディスクなどの補助記憶装置に格納されたデータ構造であって、その内容となるレコードデータには、後述する印刷条件やコマンド種別などが含まれる。印刷部23は、電子写真方式にて印刷処理を行う印刷機構を備え、後述する制御部10のプリンタバッファ10aから送信される画像データに基づいて記録用紙上に画像を印刷する。インターフェース24は、LANなどのネットワーク1や外部機器Aに対して接続ポートを提供する。
【0029】
制御部10は、先述したように、CPU、ROM、RAM、ならびにゲートアレイを備え、そのなかのCPUが画像処理部11、プレビュー表示制御手段12、コマンド選択手段13、データベース構築手段14、データベース検索手段15、コマンド種別判定手段16、印刷条件警告手段17、多用条件選出手段18、および最適条件提示手段19を実現している。ROMは、マイクロプログラム制御方式に基づいてCPUにより実行される制御プログラムを記憶している。RAMは、プリンタバッファ10aを実現している。また、RAMは、CPUのワークエリアを提供するとともに、各種のデータなどを記憶する。ゲートアレイは、上記画像入力部20や操作パネル21などの外部デバイスとCPUとの間における入出力接点として機能する。
【0030】
制御部10のCPUについてさらに詳しく説明すると、このCPUは、画像処理部11として機能する場合、画像入力部20や外部機器Aから取り込んだ画像データを印刷用データに変換してプリントバッファに出力する一方、そうして取り込んだ画像データをビットマップイメージに展開する。展開されたビットマップイメージは、印刷結果として予定される印刷イメージとして一旦RAMに格納される。
【0031】
プレビュー表示制御手段12として機能する場合、CPUは、印刷処理に先立って操作パネル21を介して設定入力された各種の印刷条件を取り込む。そうして取り込んだ印刷条件に基づいて、予定される印刷イメージを操作パネル21のディスプレイ21bにプレビュー表示させる。この際、プレビュー表示制御手段12として機能するCPUは、印刷処理に先立って用意された画像データに印刷条件を適用して画像処理を施すことにより、記録用紙上に表現される予定の印刷イメージを生成している。また、CPUは、外部機器Aから印刷条件が設定入力された場合、その印刷条件に基づく印刷イメージを外部機器Aにてプレビュー表示させる。
【0032】
コマンド選択手段13として機能する場合、CPUは、上記プレビュー表示制御手段12によるプレビュー表示に続き、操作パネル21のキースイッチ群21aから印刷開始または印刷取消のコマンドに対応したキースイッチをユーザに対して選択させる。つまり、CPUは、印刷イメージのプレビュー表示に応じてユーザが指定したコマンドの種別を取得する。そうして取得されたコマンドの種別は、印刷開始あるいは印刷取消といった内容に対応したものとなる。また、コマンド選択手段13として機能するCPUは、ユーザにより印刷開始のコマンドが選択された場合、画像処理部11を制御することにより、その時点における印刷条件に応じて印刷処理を開始させる。その一方、CPUは、ユーザにより印刷取消のコマンドが選択された場合、その時点における印刷条件を破棄して新たな印刷条件の設定入力を待つ。さらに、コマンド選択手段13としてのCPUは、外部機器Aにおいて印刷開始または印刷取消のコマンドを選択させる機能も有している。
【0033】
データベース構築手段14として機能する場合、CPUは、上記コマンド選択手段13に応じてユーザにより選択されたコマンドの種別とともに、その時点における印刷条件をレコードデータとしてデータベース22を構築する。この際、レコードデータには、印刷条件およびコマンド種別の他に日時情報なども書き込まれる。
【0034】
データベース検索手段15として機能する場合、CPUは、現時点で設定入力された印刷条件に合致するレコードデータを、上記データベース構築手段14により構築されたデータベース22から検索する。
【0035】
コマンド種別判定手段16として機能する場合、CPUは、上記データベース検索手段15により検索して得られたレコードデータから、コマンドの種別を判定する。つまり、コマンド種別判定手段16として機能するCPUは、データベース22を検索して得られた結果のレコードデータから印刷開始あるいは印刷取消に応じたコマンドの種別を判定する。
【0036】
印刷条件警告手段17として機能する場合、CPUは、上記コマンド種別判定手段16により判定されたコマンドの種別が印刷取消に該当する場合、現時点で設定入力された印刷条件について警告を発する。つまり、印刷条件警告手段17として機能するCPUは、現時点での印刷条件が以前に設定入力された印刷条件と同一であり、しかも以前の印刷条件では印刷取消とされていた場合、操作パネル21上のディスプレイ21bにて現時点での印刷条件が不適当である旨をメッセージで表示したり、あるいはLEDの点滅などによって示す。
【0037】
多用条件選出手段18として機能する場合、CPUは、印刷条件が設定入力されるのに先立って、上記データベース構築手段14により構築されたデータベース22から、印刷処理の開始に伴って以前に多用された印刷条件を選び出す。具体的には、多用条件選出手段18として機能するCPUは、コマンドの種別が印刷開始に該当し、かつ、一定レコード数以上をもってデータベース22に登録されている印刷条件を、以前に多用された条件として選出している。
【0038】
最適条件提示手段19として機能する場合、CPUは、上記多用条件選出手段18により選び出された印刷条件を、最適な条件として設定入力の際に操作パネル21にて提示する。具体的には、最適条件提示手段19として機能するCPUは、操作パネル21を制御することにより、その操作パネル21のキースイッチ群における所定のキースイッチを点滅させることで最適な印刷条件を提示している。
【0039】
次に、上記構成を有する印刷装置の動作について図面を参照して説明する。
【0040】
図2は、複写機として機能する場合の印刷処理手順を示したフローチャートであって、まず、画像処理部11は、画像入力部20に原稿用紙がセットされたか否かを検知している(S1)。
【0041】
画像入力部20に原稿用紙がセットされた場合(S1:YES)、画像処理部11は、画像入力部20における用紙サイズセンサからの信号に基づいて、縦置きあるいは横置きといった原稿用紙の置き方とともに原稿用紙のサイズを検出する(S2)。
【0042】
原稿用紙のサイズ検出後、コマンド選択手段13は、印刷開始前にプレビュー表示可能な確認印刷モードであるか否かを判断する(S3)。このような運用モードの種類には、その他に後述する入力支援モードがあり、確認印刷あるいは入力支援といった運用モードの選択は、操作パネル21においてユーザが対応するモードスイッチを指定することで行われる。
【0043】
確認印刷モードが選択されている場合(S3:YES)、コマンド選択手段13は、操作パネル21においてユーザが印刷条件を設定入力したか否かを判断している(S4)。ここでいう印刷条件とは、先述したように、2枚の原稿用紙から1枚の記録用紙に複写するといった2アップ複写、片面から両面への複写、もしくはトリミングやとじ幅といった指定された領域への複写、またはそれらを組み合わせて複写を行う場合などの条件である。
【0044】
印刷条件が設定入力された場合(S4:YES)、プレビュー表示制御手段12は、プレビュー表示処理を行う(S5)。このプレビュー表示処理では、画像入力部20のイメージセンサにより原稿用紙の画像が仮に読み取られるとともに、そうして得られた画像データに上記印刷条件が適用され、その結果、記録用紙上に表現される予定の印刷イメージが操作パネル21のディスプレイ21b上に表示される。
【0045】
続いてデータベース検索手段15は、設定入力された印刷条件を検索対象としてデータベース22を検索する(S6)。このデータベースについては後述する。
【0046】
データベース22を検索した結果、該当する印刷条件が存在する場合(S7:YES)、コマンド種別判定手段16は、その印刷条件とともにデータベース22においてレコードデータ化されたコマンドの種別を判定する(S8)。このコマンドの種別とは、以前に設定入力した印刷条件に基づいて、ユーザが印刷開始としたかあるいは印刷取消としたかを区別して示したものである。
【0047】
コマンドの種別を判定した結果、その種別が「印刷開始」のコマンドであった場合(S9:YES)、コマンド選択手段13は、その時点における印刷開始または印刷取消のスイッチ押下に応じて、印刷スタートとするか否かを判断する(S10)。この際、ユーザは、S5においてプレビュー表示された印刷イメージを確認した上で、印刷開始または印刷取消のスイッチを選択することができる。
【0048】
印刷スタートとされた場合(S10:YES)、つまり、印刷開始のスイッチがユーザによって押下された場合、データベース構築手段15は、「印刷開始」を示すコマンド種別とともにその時点で設定入力されていた各種の印刷条件をレコードデータとしてデータベース22に登録させる(S11)。このようなレコードデータには、印刷条件や「印刷開始」としたコマンド種別の他に日時情報も書き込まれる。
【0049】
データベース登録後、画像処理部11は、印刷部23において記録用紙が補給されているか、用紙詰まりがないかなどのチェックを行う(S12)。
【0050】
印刷部23のチェックにより印刷が可能である場合(S13:YES)、画像処理部11は、印刷部23において記録用紙に画像を印刷させる処理を行い(S14)、その印刷完了後、この印刷処理にかかるプログラムの実行を終了する。この印刷処理においては、S4にて設定入力された印刷条件に基づいて記録用紙に画像が印刷されることとなり、最終的に得られる印刷結果は、S5にてプレビュー表示された印刷イメージに一致したものとなる。なお、印刷処理を行う際に用意される画像データは、S5において仮に原稿用紙を読み取って得られた画像データであっても、印刷処理に併行した読み取り処理により得られる画像データであっても良い。
【0051】
S13において、印刷部23をチェックした結果、印刷できない状態の場合(S13:NO)、画像処理部11は、印刷部23を確認すべき旨のメッセージなどを操作パネル21のディスプレイ21b上に表示させ(S15)、この印刷処理にかかるプログラムの実行を終了する。
【0052】
S10において、印刷開始のスイッチがユーザによって押下されることなく、印刷スタートとされない場合(S10:NO)、コマンド選択手段13は、プレビュー表示された印刷イメージを確認したユーザが印刷取消のスイッチを押下することで、印刷取消とされたか否かを判断する(S16)。
【0053】
印刷取消とされた場合(S16:YES)、データベース構築手段14は、「印刷取消」を示すコマンド種別とともにその時点で設定入力されていた各種の印刷条件をレコードデータとしてデータベース22に登録させ(S17)、その後S1に戻る。このようなレコードデータには、印刷条件や「印刷取消」としたコマンド種別の他に日時情報も書き込まれる。
【0054】
印刷取消とされることなく、この印刷処理全体がキャンセルされた場合(S16:NO)、画像処理部11は、印刷処理にかかるプログラムの実行を終了して待機状態となる。
【0055】
S9において、コマンドの種別が「印刷取消」のコマンドであった場合(S9:NO)、印刷条件警告手段17は、現時点で設定入力された印刷条件について警告する処理を行い(S18)、その後S10に移行する。この警告処理とは、現時点で設定入力された印刷条件と同一条件に基づいて、以前に印刷取消とされていた場合に起動する処理動作であって、たとえば誤った設定入力である旨のメッセージが操作パネル21のディスプレイ21b上に表示されたり、警告用に設けられたLEDランプなどが点灯される。
【0056】
S7において、データベース22を検索した結果、該当する印刷条件が存在しない場合(S7:NO)、画像処理部11は、現時点での印刷条件が以前には設定入力されたことが無い旨の確認メッセージなどを操作パネル21のディスプレイ21b上に表示させ(S19)、その後S10に移行する。これにより、ユーザは、現時点で設定入力した印刷条件に基づく印刷イメージをプレビュー表示により確認した上で、さらにデータベース22から以前にも設定入力されたことのない新規の印刷条件であることを認識することができる。
【0057】
S4において、印刷条件が設定入力されない場合(S4:NO)、コマンド選択手段13は、S3に戻って印刷条件の設定入力を待つ。
【0058】
S3において、確認印刷モードが選択されていない場合(S3:NO)、つまり、入力支援モードが選択されている場合、多用条件選出手段18および最適条件提示手段19は、最適条件提示処理を行う(S20)。この最適条件提示処理では、S2にて検出された原稿用紙のサイズなどに応じて、以前に印刷開始として多用されたことのある印刷条件がデータベース22から選出され、そうして選出された印刷条件に対応する所定のキースイッチがLEDの点滅によって指し示される。これにより、ユーザは、点滅するキースイッチを単に選択するだけで、以前から頻繁に多用されている印刷条件を設定入力することができる。なお、以前に多用された印刷条件をデータベース22から選出する手法としては、上記したように使用回数を基準として多用されたものを最適条件を提示する手法が考えられるが、印刷条件以外にたとえば原稿用紙のサイズや日時情報などを含めた知識ベースを基にして最適条件を推論する手法も考えられる。このような推論手法の代表的なものには、ニューラルネットワークを用いた学習アルゴリズムや、メンバーシップ関数に基づくファジーアルゴリズムなどが挙げられる。
【0059】
最適条件提示処理において、全ての印刷条件が確定入力された場合(S21:YES)、画像処理部11は、S12に飛んで印刷部23をチェックした後、上記印刷条件に基づいて印刷処理を行う。
【0060】
最適条件提示処理において、全ての印刷条件が確定入力されない場合(S21:NO)、最適条件提示手段19は、S20に戻って印刷条件が確定されるまで最適条件提示処理を繰り返す。
【0061】
S1において、画像入力部20に原稿用紙がセットされない場合(S1:NO)、画像処理部11は、S1の判断処理を繰り返し実行して原稿用紙がセットされるまで待機状態となる。
【0062】
以上説明したS11,S17のデータベース登録処理によって、以前に設定入力された印刷条件に基づいて印刷開始されたか、または印刷取消とされたかを内容とするデータベース22が構築され、ユーザは、そのデータベース22を利用して現時点で設定入力した印刷条件の適否を決定することができる。
【0063】
さらに、図3は、外部機器Aからの画像データに対する印刷処理手順を示したフローチャートであって、この図に示すS31〜S51のステップは、先の図2に示したフローチャートにおけるS1〜S21のステップとほぼ同様である。そこで、図3に示すフローチャートについては、図2に示すフローチャートと異なる動作のステップについてのみ説明し、同様の処理動作についてはその説明を省略する。
【0064】
図3に示すように、まず、画像処理部11は、外部機器Aから画像データを印刷すべき要求があるか否かを検知している(S31)。
【0065】
画像データに基づく印刷要求がある場合(S31:YES)、画像処理部11は、外部機器Aから指定された印刷方向などとともに画像サイズを検出する(S32)。
【0066】
画像サイズを検出した後、コマンド選択手段13は、図2に示すS3と同様にして判断処理を行う(S33)。なお、外部機器Aから画像データを印刷する際、確認印刷モードまたは入力支援モードの選択は、その外部機器Aにおけるキーボードなどを操作することで行われる。
【0067】
確認印刷モードが選択された場合(S33:YES)、コマンド選択手段13は、外部機器Aを介してユーザが印刷条件を設定入力したか否かを判断している(S34)。
【0068】
印刷条件が設定入力された場合(S34:YES)、プレビュー表示制御手段12は、外部機器Aのモニタ画面上に印刷イメージを表示させるプレビュー表示処理を行う(S35)。
【0069】
続いてデータベース検索手段15は、外部機器Aから設定入力された印刷条件を検索対象としてデータベース22を検索する(S36)。
【0070】
データベース22を検索した結果、該当する印刷条件が存在する場合(S37:YES)、コマンド種別判定手段16は、図2に示すS8と同様にして判定処理を行う(S38)。
【0071】
コマンドの種別を判定した結果、その種別が「印刷開始」のコマンドであった場合(S39:YES)、画像処理部11は、その時点における印刷開始または印刷取消に対応した外部機器Aからの操作信号に応じて、印刷スタートとするか否かを判断する(S40)。
【0072】
印刷スタートとされた場合(S40:YES)、つまり、印刷開始を示す操作信号が外部機器Aから送信された場合、データベース構築手段14は、図2に示すS11と同様にしてデータベース登録処理を行う(S41)。
【0073】
データベース登録後、画像処理部11は、図2に示すS12〜S15と同様にしてS42〜S45の処理を行う。
【0074】
S40において、外部機器Aから印刷開始を示す操作信号が送信されることなく、印刷スタートとされない場合(S40:NO)、コマンド選択手段13は、外部機器Aのモニタ画面上におけるプレビュー表示に応じて、その外部機器Aを使用するユーザが印刷取消としたか否かを判断する(S46)。
【0075】
印刷取消とされた場合(S46:YES)、データベース構築手段14は、図2に示すS17と同様にしてデータベース登録処理を行う(S47)。
【0076】
印刷取消とされることなく、この印刷処理全体がキャンセルされた場合(S46:NO)、画像処理部11は、印刷処理にかかるプログラムの実行を終了して待機状態となる。
【0077】
S39において、コマンドの種別が「印刷取消」のコマンドであった場合(S39:NO)、印刷条件警告手段17は、現時点で設定入力された印刷条件について警告する処理を行い(S48)、その後S40に移行する。このS48における警告処理とは、図2に示すS18の警告処理とは若干異なり、たとえば誤った設定入力である旨のメッセージが外部機器Aのモニタ画面上に表示されたり、ビープ音などによる警告音が外部機器Aから発生される。
【0078】
S37において、データベース22を検索した結果、該当する印刷条件が存在しない場合(S37:NO)、画像処理部11は、現時点での印刷条件が以前には設定入力されたことが無い旨の確認メッセージなどを外部機器Aのモニタ画面上に表示させ(S49)、その後S40に移行する。
【0079】
S34において、印刷条件が設定入力されない場合(S34:NO)、コマンド選択手段13は、S33に戻って印刷条件の設定入力を待つ。
【0080】
S33において、確認印刷モードが選択されない場合(S33:NO)、つまり、入力支援モードが選択された場合、多用条件選出手段18および最適条件提示手段19は、最適条件提示処理を行う(S50)。このS50における最適条件提示処理とは、図2に示すS20の最適条件提示処理とは若干異なり、S2にて検出された画像サイズなどに応じて、以前に印刷開始として多用されたことのある印刷条件がウィザード形式で外部機器Aのモニタ面上に表示される。
【0081】
最適条件提示処理において、全ての印刷条件が確定入力された場合(S51:YES)、画像処理部11は、S42に飛んで印刷部23をチェックした後、上記印刷条件に基づいて印刷処理を行う。
【0082】
最適条件提示処理において、全ての印刷条件が確定入力されない場合(S51:NO)、最適条件提示手段19は、S50に戻って印刷条件が確定されるまで最適条件提示処理を繰り返す。
【0083】
S31において、外部機器Aから画像データの印刷要求がない場合(S31:NO)、画像処理部11は、S31の判断処理を繰り返し実行して外部機器Aから印刷要求があるまで待機状態となる。
【0084】
以上説明した図3に示すフローチャートの印刷処理によれば、たとえばコンピュータなどの外部機器Aから送信された画像データに基づいて印刷を行う場合、その外部機器Aにて印刷イメージが表示されるとともに、印刷開始または印刷取消のコマンドを選択することができるので、ネットワーク接続あるいはスタンドアローンといったコンピュータの運用形態において、コンピュータ上でのマンマシンインターフェースの向上を図ることができる。
【0085】
したがって、上記構成、動作を有する印刷装置によれば、印刷結果として予定される印刷イメージがプレビュー表示され、ユーザは、現時点におけるプレビュー表示を見て設定入力した印刷条件の適否を判別することができ、試し打ちなどにより試行錯誤する必要もなく、記録用紙の無駄な使用を軽減することができる。
【0086】
また、以前に設定入力された印刷条件と、そのときに選択したコマンドの種別がデータベース化されるので、現時点で設定入力した印刷条件をデータベース上で照会し、以前に印刷処理が開始されたか、または印刷処理が取り消されたかをコマンドの種別によって確認できることから、印刷取消に相当する不適当な条件が再度繰り返して設定入力されるのを防ぐことができる。
【0087】
さらに、現時点で設定入力された印刷条件と同一条件については、以前に印刷処理が開始されることなく取り消されていた場合、現時点における印刷条件の設定入力に関して警告が発せられるので、ユーザは、その警告に応じて現時点での印刷条件が不適当であるとの認識を得ることができ、不適当な条件に基づいて印刷処理が開始されるのを確実に防ぐことができる。
【0088】
なお、本実施形態においては、印刷装置を複写機として利用する場合、コンピュータに接続してプリンタとして利用する場合について説明したが、その他にファクシミリ装置として利用する場合にも適用できる。
【0089】
また、データベース22は、印刷装置内のハードディスクとは別に、外部機器Aに内蔵されたハードディスクに構築しても良い。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、設定入力された印刷条件に基づいて出力される予定の印刷イメージがプレビュー表示され、そのプレビュー表示に応じて印刷開始または印刷取消のいずれかのコマンドがユーザによって選択される。そうして選択されたコマンドの種別とともに、コマンド選択の原因となった印刷条件がレコードデータとしてデータベース化される。したがって、印刷結果として予定される印刷イメージがプレビュー表示され、ユーザは、現時点におけるプレビュー表示を見て設定入力した印刷条件の適否を判別することができ、試し打ちなどにより試行錯誤する必要もなく、記録用紙の無駄な使用を軽減することができる。また、以前に設定入力された印刷条件と、そのときに選択したコマンドの種別がデータベース化されるので、現時点で設定入力した印刷条件をデータベース上で照会し、以前に印刷処理が開始されたか、または印刷処理が取り消されたかをコマンドの種別によって確認できることから、印刷取消に相当する不適当な条件が再度繰り返して設定入力されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる印刷装置の一実施形態を示したブロック図である。
【図2】複写機として機能する場合の印刷処理手順を示したフローチャートである。
【図3】外部機器からの画像データに対する印刷処理手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
A 外部機器
10 制御部
10a プリンタバッファ
11 画像処理部
12 プレビュー表示制御手段
13 コマンド選択手段
14 データベース構築手段
15 データベース検索手段
16 コマンド種別判定手段
17 印刷条件警告手段
18 多用条件選出手段
19 最適条件提示手段
20 画像入力部
21 操作パネル
22 データベース
23 印刷部
24 インターフェース

Claims (8)

  1. 記録用紙に画像を印刷するのに先立って、各種の印刷条件を設定入力することができる印刷装置であって、
    印刷処理に先立って設定入力された上記印刷条件に基づいて、予定される印刷イメージをプレビュー表示させるプレビュー表示制御手段と、
    上記プレビュー表示制御手段によるプレビュー表示に続き、印刷開始または印刷取消のコマンドを選択させるコマンド選択手段と、
    上記コマンド選択手段に応じて選択された上記コマンドの種別とともに、その時点における印刷条件をレコードデータとしてデータベースを構築するデータベース構築手段と、
    を有することを特徴とする、印刷装置。
  2. 現時点で設定入力された印刷条件に合致するレコードデータを、上記データベース構築手段により構築されたデータベースから検索するデータベース検索手段と、
    上記データベース検索手段により検索して得られたレコードデータから、上記コマンドの種別を判定するコマンド種別判定手段と、
    上記コマンド種別判定手段により判定されたコマンドの種別が印刷取消に該当する場合、現時点で設定入力された印刷条件について警告を発する印刷条件警告手段と、
    を有している、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 印刷条件が設定入力されるのに先立って、上記データベース構築手段により構築されたデータベースから、印刷処理の開始に伴って以前に多用された印刷条件を選び出す多用条件選出手段と、
    上記多用条件選出手段により選び出された印刷条件を、最適な条件として設定入力の際に提示する最適条件提示手段と、
    を有している、請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
  4. 上記プレビュー表示制御手段は、印刷処理に先立って用意された画像データに上記印刷条件を適用して画像処理を施すことにより、上記記録用紙上に表現される予定の印刷イメージを生成している、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 上記コマンド選択手段に応じて印刷開始のコマンドが選択された場合、その時点における印刷条件に応じて印刷処理が開始される一方、印刷取消のコマンドが選択された場合、その時点における印刷条件を破棄して新たな印刷条件の設定入力を待つ、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 上記多用条件選出手段は、上記コマンドの種別が印刷開始に該当し、かつ、一定レコード数以上をもって上記データベースに登録されている印刷条件を、以前に多用された条件として選出している、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 上記最適条件提示手段は、印刷条件を設定入力するためのキースイッチ群からなる操作パネルを制御し、その操作パネルにおいて所定のキースイッチを点滅させることで最適な印刷条件を提示している、請求項3ないし請求項6のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 上記プレビュー表示制御手段は、外部機器から設定入力された印刷条件に基づいて、その外部機器にて印刷イメージをプレビュー表示させ、上記コマンド選択手段は、上記外部機器において印刷開始または印刷取消のコマンドを選択させている、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の印刷装置。
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