JPH09107430A - 画像出力装置の操作解析装置 - Google Patents

画像出力装置の操作解析装置

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JPH09107430A
JPH09107430A JP7286563A JP28656395A JPH09107430A JP H09107430 A JPH09107430 A JP H09107430A JP 7286563 A JP7286563 A JP 7286563A JP 28656395 A JP28656395 A JP 28656395A JP H09107430 A JPH09107430 A JP H09107430A
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Ryoji Yamamoto
良二 山本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ装置の入力操作などの履歴情報
から、装置の動作不良の原因を発見したり、操作性の良
否を判断するための参考情報を得ること。 【解決手段】 ファクシミリ装置における画像出力のた
めの制御を行うメインコントローラ81に、解析部13
0と履歴情報メモリ131を設ける。履歴情報メモリ1
31は、操作部コントローラ80の入力操作と、これに
伴うファクシミリコントローラ86による応答動作と、
その応答時間差とを履歴情報として蓄積する。解析部1
30は、履歴情報から機能別入力キーごとの待ち時間を
基準値と比較して操作性の良否を判断する。また解析部
130は、履歴情報から誤入力操作の発生頻度を集計し
てメモリに蓄積する。これらの解析結果は、履歴情報と
共にファクシミリの持つ機能を利用して印刷出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像出力装置の誤
操作や応答動作の遅れなどの操作性の良否や製品の欠陥
の有無を通常の使用状態から判断するための操作解析装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置に不具合が生じ
た場合、その原因が使用者の誤操作によるものか、装置
のハード面又はソフト面の欠陥によるものかを判断する
ことが容易でない。また、使用者側からみてファクシミ
リ装置が操作し易いか否かを判断するには、使用者の意
見を聞かなければならず、主観に偏りがちで、客観的な
判断を行い難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、装
置の操作や応答動作の履歴情報から、装置の動作不良の
原因を発見したり、操作性の良否を判断し、製品の質の
向上を図る上での参考資料を得ることができる画像出力
装置用操作解析装置を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明においては、画像出力装置における各種
キー入力を受けて諸機能や状態を表示させる操作部コン
トローラと、操作部コントローラの入力操作を蓄積する
履歴情報メモリと、この履歴情報メモリの履歴情報に基
づいて操作を解析する解析部とから画像出力装置におけ
る操作解析装置を構成した。第2の発明においては、画
像出力装置における各種キー入力を受けて諸機能や状態
を表示させる操作部コントローラの入力操作を蓄積する
履歴情報メモリと、このメモリに蓄積された履歴情報に
基づいて操作を解析する解析部とから画像出力装置用操
作解析装置を構成した。第3の発明においては、履歴情
報メモリ及び解析部を画像出力装置における画像出力の
制御を行うメインコントローラに設け、蓄積された解析
結果を印刷出力するように構成した。第4の発明におい
ては、メモリ及び解析部を画像出力装置における画像情
報の送受信制御を行うファクシミリコントローラファク
シミリコントローラに設け、蓄積された解析結果をファ
クシミリ通信により遠隔的に取得できるように構成し
た。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。図1はファクシミリ兼用複写機の概略的構成
図、図2は操作パネルの平面図、図3は制御部のブロッ
ク図、図4は画像処理部のブロック図、図5はファクシ
ミリ送受信時の画像信号の流れを示すブロック図、図6
は操作解析装置のブロック図、図7は他の実施形態の操
作解析装置のブロック図、図8は蓄積した履歴情報の概
念図、図9は誤操作の頻度を示す出力紙の平面図、図1
0は解析処理のフローチャートである。図1において、
1はファクシミリ機能を兼備するデジタル複写機本体で
ある。複写機本体1は、その上部に自動原稿送り装置
(以下ADFという)2を、また前部に3ビンソーター
3を、下部に給紙ユニット(以下バンクという)4を備
えている。
【0006】複写機本体1はスキャナー5と、図示しな
い画像処理部及びプロッターとを備えている。スキャナ
ー5は、原稿を載置するコンタクトガラス6と光学走査
系7とで構成されている。光学走査系7は、露光ランプ
8、第1ミラー9、第2ミラー10、第3ミラー11、
レンズ12、フルカラーCCD13を備えている。露光
ランプ8及び第1ミラー9は、原稿の読み取り時にステ
ッピングモータにより駆動されて一定速度で移動する図
示しない第1キャリッジ上に設けられている。第2ミラ
ー10及び第3ミラー11は、原稿読み取り時にステッ
ピングモータにより駆動されて第1キャリッジの1/2
の速度で移動する図示しない第2キャリッジ上に設けら
れている。この第1,第2キャリッジにより、コンタク
トガラス10上の原稿が光学的に走査され、露光ランプ
8、第1ミラー9、第2ミラー10、第3ミラー11及
びレンズ12を介してCCD13上に画像が結ばれ、光
電変換される。CCD13で赤(R)、緑(G)、青
(B)に夫々分離された画像信号は、図示しないAD変
換器によりアナログ/デジタル変換され、図示しない画
像処理部に送られる。画像処理部は、この画像信号に種
々の画像処理(2値化、多値化、変倍、各種編集など)
を施し、デジタル信号に変換する。
【0007】書込みユニット14は、レーザー出力ユニ
ット15、fθレンズ16、ミラー17を有する。レー
ザー出力ユニット15内には、レーザー光源であるレー
ザーダイオード及びポリゴンモータを備えている。画像
処理部から出力された黒画像信号は、この画像信号に対
応した強度を有するレーザー光に変換され、コリメート
レンズ、アパーチャー、シリンダレンズにより一定形状
の光束に整形され、ポリゴンモーターに照射されて、レ
ーザー出力ユニット15から出力される。このレーザー
光は、fθレンズ16、ミラー17を介して感光体ドラ
ム19に照射される。また、fθレンズ16を通過した
レーザー光は、画像形成領域外に配置された図示しない
ビームセンサーに照射される。このビームセンサーは、
レーザー光を検知すると主走査同期検知信号PMSYN
Cを発生する。画像処理部から出力された赤画像信号
は、黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバッ
ファリングされ、LED書込みユニット18に送られて
感光体ドラム19に照射される。
【0008】ADF2は原稿を1枚ずつ複写機本体1の
コンタクトガラス6上へ給紙し、転写処理完了後に排出
する。原稿は原稿給紙台20上に積載され、サイドガイ
ドにより位置決めされて揃えられる。原稿給紙台20上
の原稿は、最下位のものから給紙ローラー21により1
枚ずつ給紙され、搬送ベルト22で、コンタクトガラス
6上に送られる。コンタクトガラス6上の原稿は画像読
み取り終了後、搬送ベルト22及び排紙ローラー23に
より排紙トレイ24に排出される。
【0009】両面原稿を読み取る場合には、原稿給紙台
20上の両面原稿は、最下位のものから給紙ローラー2
1によって1枚ずつ給紙され、搬送ベルト22でコンタ
クトガラス10上に送られ、反転爪25によって原稿反
転後コンタクトガラス10上にセットされる。原稿の裏
面読み取り終了後、搬送ベルト22により搬送され、反
転爪25によって原稿反転後コンタクトガラス10上に
再度セットされる。原稿の表面を読み取った後、搬送ベ
ルト22及び排紙ローラー23により排紙トレイ24に
排出される。
【0010】第1トレイ26、第2トレイ27、第3ト
レイ28、第4トレイ29に積載された転写紙は、第1
給紙装置30、第2給紙装置31、第3給紙装置32、
第4給紙装置33によって給紙され、バンク縦搬送ユニ
ット34及び本体縦搬送ユニット35によって搬送され
る。この転写紙の先端がレジストセンサー36で検知さ
れると、一定時間搬送後、レジストローラ37で停止す
る。この転写紙は、後記する画像有効信号(FGAT
E)に合わせて感光体ドラム19上に送られ、転写チャ
ージャーにより画像が転写され、感光体ドラム19から
転写紙を分離後、搬送装置38により搬送され、定着ロ
ーラ及び加圧ローラから成る定着装置39により定着さ
れて、排紙ローラ40で3ビンソーター3側に排出され
る。
【0011】感光体ドラム19は、先ず第1帯電装置に
よって帯電され、これにレーザー光が照射されることに
より表面に静電潜像が形成され、その後黒現像器41に
よって画像が形成される。そして、第2帯電装置により
感光体ドラム19は再度帯電され、LED書き込みユニ
ット18によって2色目の静電潜像が形成されて、第2
現像器42によって感光体ドラム19上に画像が形成さ
れる。
【0012】両面ユニット43で両面印刷を行う場合に
は、定着装置39からの転写紙が切替爪44により両面
搬送路45に導かれ、フィードローラ46、分離コロ4
7を通過して両面トレイ48に集積される。このトレイ
48に集積された転写紙は、トレイ48が上昇すること
によりフィードローラ46と接触し、フィードローラ4
6が回転することにより本体縦搬送ユニット35に送ら
れて、レジストローラ37へ再給紙された後に裏面に対
して印刷が行われる。
【0013】3ビンソーター3には、第1排紙トレイ4
9、第2排紙トレイ50、第3排紙トレイ51、反転専
用トレイ52を備えており、各トレイに転写紙を反転さ
せて出力できるように構成されている。複写機本体1か
ら排出された転写紙は、表面排紙の場合、切替爪53に
よって排紙トレイ側に導かれ、予め設定されたトレイに
排出される。第2排紙トレイ50へ排出する場合には切
替爪53に、第3排紙トレイ51へ排出する場合には切
替爪54が夫々作動する。
【0014】反転排紙する場合には、転写紙は切替爪5
5によって反転トレイ52側に導かれ、その後端が反転
検知センサー56を通過すると、搬送コロ57が逆転し
て、排紙トレイ側に導かれ、予め設定されたトレイに排
出される。また、第1排紙トレイ49は、大量の転写紙
を捌き揃えて仕分けするためにトレイを前後、上下にシ
フトする機能を有する。
【0015】図2に示すように、操作部60の中央に
は、タッチパネル付きの400×256dotの液晶表紙
部61が設けられている。この液晶表紙部61には、本
体1が有する機能(複写、ファクシミリ)の状態が表示
され、使用者はこの表示に従って操作することができ
る。例えば、ファクシミリの機能を利用するときには、
原稿セットの指示や、予め登録されている送り先を50
音別に表示する宛先表などが表示される。
【0016】操作部60の右側部には、複写、ファクシ
ミリ通信で共通に使用するテンキー62、クリア/スト
ップキー63、スタートキー64、プログラムキー6
5、ジョブリコールキー66、モードクリア/余熱キー
67、割り込みキー68と、ファクシミリで専用に用い
るポーズ/リダイアルキー69、短縮キー70、受信キ
ー71が設けられている。操作部60の左側部には、フ
ァクシミリ切替キー72、コピー切替キー73、初期設
定キー74、ガイダンスキー75、LCD濃度調整ボリ
ューム76が設けられている。これらのキーのさらに左
側には、ファクシミリ専用の表示部77が設けられてい
る。この表示部77には、通信中のメモリーフルなどの
LEDと、通信状態を表示する40文字(20文字×
2)のLCDが設けられている。
【0017】図3に示すように、複写機本体1には、液
晶表示、各種LED制御、各種キー入力制御を行う操作
コントローラ80、給紙、転写、排紙両面複写のプロセ
ス制御を行うメインコントローラ81、画像制御/スキ
ャナー読み取り制御を行う画像処理コントローラ82、
ADF制御を行うADFコントローラ83、3ビンソー
ター制御を行うソーターコントローラ84、給紙ユニッ
ト制御を行う給紙トレイコントローラ85、ファクシミ
リの送受信管理及びファイル管理を行うFAXコントロ
ーラ86、G3のプロトコル制御を行うG3コントロー
ラ87、G4のプロトコル制御を行うG4コントローラ
88を有する。
【0018】図4に示すように、画像処理コントローラ
82内のCPU90は、メインコントローラ81から読
み取り開始の指示があると、スキャナー制御回路94に
指示を与える。これに基づいてスキャナー制御回路94
は露光ランプ8を点灯させ、モータ95を動作させるこ
とにより第1,第2キャリッジを読み取り基準位置に移
動させ、位置センサ93で検出後、画像の読み取りを開
始する。このとき、副走査有効期間信号FGATE(読
み取り開始時アクティブ、終了時ネガティブ)を作りタ
イミング制御回路96に送る。タイミング制御回路96
では、画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSY
NC、主走査有効信号LGATEを生成し出力する。
【0019】画像は、コンタクトガラス6上に置かれた
原稿97が光源8により照射され、反射光でカラーCC
D13に結像され、カラーCCD13から赤(R)、緑
(G)、青(B)に分離されたアナログ画像信号が、信
号処理回路98により増幅/光量補正され、AD変換器
99によりデジタル多値信号に変換され、シェーディン
グ補正回路100によりシェーディング補正され、画像
処理部101へ送られる。画像処理部101では、MT
F補正、γ補正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処
理、多値処理などの基本的な画質処理と、変倍、編集、
マーカー検知等のデジタル特有の画像処理を行い、黒画
像データDATA0〜7、カラーデータDATACが出
力される。画像処理部101から出力された画像デー
タ、タイミング制御回路606で生成された同期信号、
書き込みの基準信号PMSYNCは画像セレクター10
2に入力される。
【0020】複写の場合には、黒画像は書き込み制御部
(黒)103からLD104に送られ、カラー画像は書
き込み制御部(カラー)105からLED106に送ら
れ、感光体ドラム19に照射されることにより像を形成
する。
【0021】ファクシミリ送信を行う場合には、セレク
ター102からメインコントローラ81の内部にあるフ
ァクシミリ用メモリに転送される。また、ファクシミリ
受信出力は回線から受信したデータを伸長してファクシ
ミリ用メモリに展開後、画像データ、同期信号と共に画
像セレクター102に入力され、書き込まれる。
【0022】図5に示すように、ファクシミリ画像蓄積
/送信時は、スキャナーから読み取られたデータが、画
像処理コントローラ82で各種画像処理を施された後、
セレクター102からメインコントローラ81内のイメ
ージメモリ110に蓄積される。その後、圧縮伸長器1
12により指定された圧縮コード(MH,MR,MM
R)に圧縮され、FAXコントローラ86内のSAFメ
モリ113に蓄積される。このとき、イメージメモリ1
10に蓄積されたデータがA4横又はB5横などの回転
させて受信した方が効率がいい画像は、イメージメモリ
110から圧縮伸長器112にデータを渡すときに回転
器111を介することによりイメージを回転させて圧縮
を行う。SAFメモリ113に蓄積されたデータは、G
3コントローラ87内のラインバッファ114に転送さ
れ、受信機のモードに合わせて圧縮伸長器117で再圧
縮後、モデム115を介してNCU116から送信され
る。G4の場合も同様に、G4コントローラ88内のラ
インバッファ118に転送され、受信機のモードに合わ
せて圧縮伸長器121で圧縮後、ISDN制御119、
トランス120を介して送信される。
【0023】FAX受信/印刷時は、回線から送られた
データは、NCU116、モデム115を介してSAF
メモリ113に蓄積される。このデータは、メインコン
トローラ81内の圧縮伸長器112により伸長され、イ
メージメモリ110上に展開される。伸長時にA4横又
はB5横などの回転して印刷した方が効率がいい画像
は、圧縮伸長器112からイメージメモリ110にデー
タを渡すときに回転器111を介することによりイメー
ジを回転させて伸長を行う。イメージメモリ110上に
展開されたデータは、画像処理コントローラ82に送ら
れ、セレクター102から書き込み制御に渡されて印刷
される。
【0024】図6に示すように、本実施形態に係る装置
の解析部130及び履歴情報メモリ131は、メインコ
ントローラ81内に設けられている。このメモリ131
は、操作部コントローラ80からFAXコントローラ8
6へ送られるキー情報と、FAXコントローラ86から
操作部コントローラ80へ送られる操作結果情報と、一
連の操作の中での前のキー入力との時間間隔とを蓄積す
るものである。また、解析部130は、メモリ131に
蓄積された情報を基に、入力キーごとに待ち時間を基準
値と比較して操作性の良否を判定すると共に、誤入力操
作の発生頻度を集計して装置の操作性を解析するもので
ある。そして、これらの結果もメモリ131に蓄積され
る。
【0025】解析処理としては、新たに得られた情報を
既に蓄積されている情報に合わせて解析を行う方法と、
情報を蓄積しておいて、解析結果を一括して出力する際
に解析を行う方法とがある。言い換えると前者は分散処
理型であり、後者は集中処理型であるが、両者は解析時
点が異なるだけで、基本的な処理方法は同じである。
【0026】解析は、画面の操作に応じていくつかのテ
ーブルT1,T2,T3・・・が設定される。例えば、図
8に示すように、FAXコントローラ86での宛先表用
解析テーブルT1では、時間間隔による基準及び二重項
目入力回数の設定が定義されている。この定義はこれま
でのユーザーインターフェースのデータベースや、認知
工学上の観点から決定される。ある宛先表の表示から特
定の送り先を入力するまでに平均8秒かかっていれば、
その操作方法は使いづらく、画面設計や操作方法に問題
があることが分かる。また、ある宛先入力に対して二重
項目入力の多い宛先表があれば、ハードウェア等の操作
性に問題があることが分かる。
【0027】誤操作履歴でも同様に、誤操作の頻度が高
い画面は、操作し辛い画面であることを示すものであ
る。例えば、図9に示すように、操作画面と誤操作回数
が集計されると、初期設定画面の誤操作の総回数が50
回あり、従って、初期設定画面操作は使用者にとって操
作し難い、あるいは分かり難い画面であることを示して
いる。
【0028】このような解析処理は、図10に示すフロ
ーチャートに従って行われる。先ず、キー入力がある
と、キー情報を取得し(S1)、履歴の一部として履歴
情報メモリ131に蓄積する(S2)。また、このと
き、一連の操作の中での前のキー入力との時間間隔を算
出し(S3)、この結果も履歴メモリに蓄積する(S
4)。次に、このキー入力に対する操作結果(誤操作で
あるか否か)の情報を取得し(S5)、誤操作であるか
どうかを判断する(S6)。正常な操作であれば、操作
画面を取得してその画面に対する解析テーブルを作成す
る(S7)。一方、誤操作であった場合、誤操作履歴表
に登録する(S8)。前記解析テーブルに対しては、現
時点の状態を分析し(S9)、この結果を操作履歴表へ
登録する(S10)。最後に蓄積されたデータが終了か
否かを判断し(S11)、終了していれば、登録が完了
して処理を終了し、次のキー入力待ちを行う。一方、終
了していなければ最初に戻って同じ処理を繰り返す。こ
の結果、解析部では、履歴データ、誤操作履歴表、操作
性履歴表の三つのデータが生成される。
【0029】なお、本実施形態では、図6に示すよう
に、解析部130及び履歴情報メモリ131を、メイン
コントローラ81内に設けたが、これに代えて、図7に
示すように、FAXコントローラ86内に設けてもよ
い。この場合には、FAXコントローラ86によりファ
クシミリ通信を利用して履歴情報や解析結果を取得でき
る。また、本発明は、画像出力装置の例としてファクシ
ミリ装置を挙げて説明したが、これに限定されるもので
はなく、入力操作の情報とこれに基づく応答動作の情報
とを得ることができる他の画像出力装置、例えば複写機
やプリンタにも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明は、装置の入力操
作の履歴情報に基づいて、装置の動作障害の原因を発見
することができるし、操作性の良否を判断するための客
観的材料を得ることができ、画像出力装置の改良等に役
立つ。また、解析結果が画像出力装置の機能を用いて簡
単に印刷出力でき、分析資料として確認できる。さら
に、画像出力装置の設置場所から離れていても遠隔操作
で解析結果を取得できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ兼用複写機の概略的構成図であ
る。
【図2】操作パネルの平面図である。
【図3】制御部のブロック図である。
【図4】画像処理部のブロック図である。
【図5】ファクシミリ送受信時の画像信号の流れを示す
ブロック図である。
【図6】操作解析装置のブロック図である。
【図7】他の実施形態の操作解析装置のブロック図であ
る。
【図8】蓄積した履歴情報の概念図である。
【図9】誤操作の頻度を示す出力紙の平面図である。
【図10】解析処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機本体 5 スキャナー 6 コンタクトガラス 7 光学走査系 14 書込みユニット 19 感光体ドラム 60 操作部 80 操作部コントローラ 81 メインコントローラ 82 画像処理コントローラ 86 FAXコントローラ 130 解析部 131 履歴情報メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像出力装置における各種キー入力を受
    けて諸機能や状態を表示させる操作部コントローラと、 この操作部コントローラへの入力操作を蓄積する履歴情
    報メモリと、 このメモリに蓄積された履歴情報に基づいて操作を解析
    する解析部とを具備することを特徴とする画像出力装置
    における操作解析装置。
  2. 【請求項2】 画像出力装置における各種キー入力を受
    けて諸機能や状態を表示させる操作部コントローラの入
    力操作を蓄積する履歴情報メモリと、このメモリに蓄積
    された履歴情報に基づいて操作を解析する解析部とを具
    備することを特徴とする画像出力装置用操作解析装置。
  3. 【請求項3】 前記履歴情報メモリ及び解析部が画像出
    力装置における画像出力のための制御を行うメインコン
    トローラに設けられ、蓄積された解析結果が印刷出力で
    きることを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置用
    操作解析装置。
  4. 【請求項4】 前記履歴情報メモリ及び解析部が画像出
    力装置における画像データの送受信制御を行うファクシ
    ミリコントローラに設けられ、蓄積された解析結果がフ
    ァクシミリ通信により遠隔的に取得できることを特徴と
    する請求項2に記載の画像出力装置用操作解析装置。
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JP2000062288A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Fujitsu Ltd 印刷装置
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