JP3559555B2 - 金属屑塊成形装置 - Google Patents

金属屑塊成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3559555B2
JP3559555B2 JP2002375681A JP2002375681A JP3559555B2 JP 3559555 B2 JP3559555 B2 JP 3559555B2 JP 2002375681 A JP2002375681 A JP 2002375681A JP 2002375681 A JP2002375681 A JP 2002375681A JP 3559555 B2 JP3559555 B2 JP 3559555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
pair
metal
unit
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002375681A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004202548A (ja
Inventor
昭義 野間
博幸 石川
Original Assignee
産機設計有限会社
財団法人周南地域地場産業振興センター
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 産機設計有限会社, 財団法人周南地域地場産業振興センター filed Critical 産機設計有限会社
Priority to JP2002375681A priority Critical patent/JP3559555B2/ja
Publication of JP2004202548A publication Critical patent/JP2004202548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3559555B2 publication Critical patent/JP3559555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/327Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for briquetting scrap metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/005Control arrangements
    • B30B11/006Control arrangements for roller presses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/16Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using pocketed rollers, e.g. two co-operating pocketed rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
    • B30B15/302Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses
    • B30B15/308Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses in a continuous manner, e.g. for roller presses, screw extrusion presses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属屑塊成形装置に係わり、特に金属屑をより効率的に再資源化するための金属屑塊を成形する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、金属を利用した製品の製造工程では金属を切削する際に生じる切粉等の金属屑が大量に発生する。近年では、これらの金属屑は回収され再資源としてリサイクルすることが進められており、より効率的な再資源化手段及び方法が考えられている。例えば、特願2001−284105号公報では、本出願人により、リボン状等の形状を有する固形化が困難な金属屑を一旦細かく破砕してリサイクル効率が高いボール状にプレス成形することができる金属屑破砕装置及びそれを用いた金属屑プレス装置に関する発明が出願されている。
【0003】

また、金属屑の中でも再資源化材料として需要の高いアルミニウムに関する技術として、特許文献1には、「アルミニウム切削屑のリサイクル設備」として「所定量のアルミニウム切削屑を予備成形する予備成形装置と、該予備成形装置で成形された予備成形体を非酸化性雰囲気中で480℃以上融点未満の温度範囲に加熱する加熱装置と、該加熱装置に隣接して配設され前記予備成形体を前記温度範囲内の所定温度に維持しながら加圧焼結するホットプレス装置とからなるアルミニウム切削屑のリサイクル設備」が開示されている。
この特許文献1に開示された発明では、切削油が付着したアルミニウム切削屑を予備成形し、非酸化性雰囲気中で加熱して切削油を除去し、そして、ホットプレスを行うことによって、アルミニウム合金に匹敵する物性を有する焼結体を得ることができる。また、装置をコンパクトにし、各工程を連続で処理することによって省スペース、省労力及び省エネルギーを図っている。
【0004】
さらに、特許文献2には、「アルミニウム切削屑塊の製造方法」として、「アルミニウム切削屑を脱油機に入れて付着油分を2〜10%に調整する油分調整工程と、付着油分が調整されたアルミニウム切削屑をプレス装置に入れプレスしてアルミニウム切削屑塊を造形するプレス工程と、アルミニウム切削屑塊を加熱炉に入れ加熱して油分を乾燥させる乾燥工程と、からなることを特徴とするアルミニウム切削屑塊の製造方法」が開示されている。
この特許文献2に開示された発明では、プレス工程前にアルミニウム切削屑の付着油分を2〜10%に調整することによって、プレス時の成形型とアルミニウム切削屑との固着を防止してアルミニウム切削屑塊を造形することができる。また、プレスによりアルミニウム切削屑をブリケットに造形するので、減圧雰囲気を必要とせず、高価な設備を用いずに既存の設備を用いることができる。
【0005】
一方、モータの制御に関する技術として、特許文献3には、「厨芥処理機」として、「厨芥を乾燥させる乾燥室と、前記乾燥室内の厨芥を攪拌する回転刃と、前記回転刃を駆動するモータと、前記乾燥室に熱風を供給する加熱乾燥手段と、前記モータに流れる電流を検知するモータ電流検出装置と、前記電流検出装置からの検出電流値が予め設定された設定値以上の場合に、前記モータの回転方向を反転させる回転方向切替装置を備えた厨芥処理機」が開示されている。この特許文献3に記載された発明では、厨芥を加熱乾燥する際に攪拌させるために回転させて用いる回転刃には、予め設定された設定値以上のトルクがかかった場合、回転刃の回転方向を反転させるという制御を備えているので、小さなトルクで粉砕を徐々に進行させることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−176227号公報
【特許文献2】
特開平7−90397号公報
【特許文献3】
特開2001−179120号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の技術においては、まず、特許文献1に記載された従来の技術では、一般的な溶解炉で溶融させるアルミニウムの再資源化方法に比べると製造される焼結体ではアルミニウムを完全に溶融しないために焼結体中に不純物等が残存し満足する物性を得られないという課題があった。
また、特許文献2に記載された従来の技術では、溶解炉におけるアルミニウムの酸化を防止し効果的にアルミニウム屑を再資源化するためにアルミニウム屑をブリケット化することが考えられているが、アルミニウム屑に付着した切削油を利用しているために、切削油が付着していないものついては適用できないという課題があった。
一方、特許文献3に記載された従来の技術では、予め設定されたトルクの値に対しては回転刃の回転方向を反転させるという制御を可能にしているが、例えば、連続して変動するトルクの値に連動して回転刃等の回転物の動作を制御できないという課題があった。
【0008】
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、金属を利用した製造工程において生じる金属屑を再資源化するための中間材料である良質な金属屑塊を効率よく製造する金属屑塊成形装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明である金属屑塊成形装置は、供給部と、成形部とを有する金属屑塊成形装置であって、供給部は材料を投入する供給口を有するホッパーと、このホッパーの内側に設置されるかみ合い型の2本のスクリューと、この2本のスクリューを作動させる第1の動力部とを有し、成形部は供給部の下方に設置され、互いに異方向に回転する一対の回転ロールと、この一対の回転ロールを作動させる第2の動力部とを有し、一対の回転ロールの各々のロール周面には連続して複数の凹部が一対の回転ロールで対向するように形成され、第1の動力部は、モータと、モータトルク検出部と、モータトルク検出部によって検出されるモータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて高い場合にはモータの回転数を下げると同時に第2の動力部の回転数を上げ、モータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて低い場合にはモータの回転数を上げると同時に第2の動力部の回転数を下げる制御部とを有するものである。
上記構成の金属屑塊成形装置においては、供給口から投入される材料はホッパーに添って回転する2本のスクリューによって圧縮されながら下方へ移動し、そして、回転する一対の回転ロールのロール周面の連続した凹部に順次押し込まれて複数の金属屑塊が形成されるという作用を有する。2本のスクリューは、1のスクリューの羽根によって形成される山部と他のスクリューの回転軸によって形成される谷部がかみ合うように構成され、スクリューの周囲への金属屑の膠着を防止する作用を有する。
【0010】
また、請求項2に記載の発明である金属屑塊成形装置は、供給部と、成形部とを有する金属屑塊成形装置であって、供給部は材料を投入する供給口を有するホッパーと、このホッパーの底部に横設される送りスクリューと、この送りスクリューを作動させる第3の動力部と、ホッパーに連結される圧縮室と、この圧縮室に設置されるかみ合い型の2本のスクリューと、この2本のスクリューを作動させる第1の動力部とを有し、成形部は供給部の下方に設置され、互いに異方向に回転する一対の回転ロールと、この一対の回転ロールを作動させる第2の動力部とを有し、一対の回転ロールの各々のロール周面には連続して複数の凹部が一対の回転ロールで対向するように形成され、第1の動力部は、モータと、モータトルク検出部と、モータトルク検出部によって検出されるモータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて高い場合にはモータの回転数を下げると同時に第2の動力部の回転数を上げ、モータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて低い場合にはモータの回転数を上げると同時に第2の動力部の回転数を下げる制御部とを有するものである。
上記構成の金属屑塊成形装置においては、供給口から投入される材料はホッパーの底部に横設される送りスクリューによって確実に圧縮室へ送り出され、そして、圧縮室では回転する2本のスクリューによって圧縮されながら下方へ移動し、続いて、回転する一対の回転ロールのロール周面の連続した凹部に順次押し込まれて複数の金属屑塊が形成されるという作用を有する。また、スクリューが2本設けられていることの作用は、請求項1と同様である。
【0011】
請求項3記載の発明である金属屑塊成形装置は、請求項1又は請求項2に記載の金属屑塊成形装置において、かみ合い型の2本のスクリューとこの2本のスクリューを作動させる第1の動力部に代えて、1本のスクリューと、このスクリューを作動させる第1の動力部を備えるものである。
【0013】
さらに、請求項に記載の発明である金属屑塊成形装置は、請求項1乃至請求項に記載の金属屑塊成形装置において、成形部は、一対の回転ロールの回転軸に対して垂直に跨設され一対の回転ロールを固定するケーシングを有するものである。
上記構成の金属屑塊成形装置においては、請求項1乃至請求項に記載の発明の作用に加えて、ケーシングは一対の回転ロールが動かないように固定するという作用を有する。
【0014】
最後に、請求項に記載の発明である金属屑塊成形装置は、請求項1乃至請求項に記載の金属屑塊成形装置において、凹部は、隣接する凹部との凸状の境界において、切り欠いた溝部を有するものである。
上記構成の金属屑塊成形装置においては、請求項1乃至請求項に記載の発明の作用に加えて、投入される材料は凹部だけでなく溝部にも送り込まれるので、連続した金属屑塊を形成するという作用を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る金属屑塊成形装置の第1の実施の形態を図1乃至図7に基づき説明する。(請求項1、請求項3乃至請求項に対応)
図1は第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の正面を示す一部断面図であり、図2は、同じく、本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の側面を示す一部断面図である。図1及び図2において、本実施の形態における金属屑塊成形装置1は、アルミニウム屑2を投入する供給口3を有する漏斗型のホッパー4と、このホッパー4の内部に2本のスクリュー5,5と、この2本のスクリュー5,5を作動させる第1のモータ6を有し、さらに、ホッパー4の下方に一対の回転軸8,8に設置された一対の回転ロール7,7が、回転ロール7,7を作動させる第2のモータ9に連結されて基台10に設置されている。
再資源化されるアルミニウム屑2は、漏斗型のホッパー4の供給口3から投入されスクリュー5,5の羽根の隙間に巻き込まれるように回転ロール7,7へ送出される。
【0016】
2本のスクリュー5,5はかみ合い型で異方向に回転する。したがって、細かいアルミニウム屑2がスクリュー5,5の羽根の隙間に滞留、膠着するのを防止することができる。また、スクリューを2本設置することによってアルミニウム屑2を十分に搾油し圧縮して下方の一対の回転ロール7,7へ送り出すことができる。なお、スクリューはかみ合い型でなくてもよく、また、その場合は同方向に回転させてもよい。
【0017】
一対の回転ロール7,7は2本のスクリュー5,5の中心線の延長が圧着面になるように設置されている。また、この一対の回転ロール7,7は、一つの回転ロール7が第2のモータ9に直接接続され、他方が、図示していないが、ギアを介して第2のモータ9に接続されて駆動している。
さらに、詳しく図示していないが、一対の回転ロール7,7は回転軸8,8に対して垂直に跨設されたケーシング11によって固定されている。このケーシング11は圧着時の反力による回転ロール7,7の圧着方向と逆方向へのぶれを抑制することができるので、回転ロール7,7の圧着面において十分に圧力をかけることができる。
【0018】
なお、本実施の形態においては、図1と図2を参照しながら、スクリューが2本ある場合を説明したが、スクリューが1本のみ備えられているような実施の形態でもよい。スクリュー5が1本の場合であれば、かみ合い型の2本のスクリューで得られる滞留あるいは膠着防止の作用は期待できないため、新たに、図1に示されるようなエアシリンダー12aを設置する。このエアシリンダー12aは、スクリュー5の回転軸に垂直な方向にシリンダー駆動部12bで可動に設けられている。このエアシリンダー12aによれば、スクリュー5の羽根の隙間を埋めるアルミニウム屑2が棒状となって回転ロール7へ送出されない場合に、膠着したアルミニウム屑2をスクリュー5の回転軸と垂直方向に押して回転軸から剥がすことができるので、巻き込みのための流路を再生し回転ロール7への円滑な送出が可能となる。
エアシリンダー12aの設置場所は、ホッパー4と回転ロール7の中間位置であればよいが、スクリュー5が回転している最中にエアシリンダー12aを駆動する場合には、スクリュー5の羽根と干渉しないように同期させるとよい。
なお、1本のスクリュー5の場合には、それを駆動させる第1のモータ6の回転軸も1本となるのは言うまでもない。
【0019】
次に、第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置におけるスクリューと回転ロールの回転数制御について図3乃至図5を参照しながら説明する。
図3は第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の制御系の構成図である。
図3において、スクリュー5には第1のモータ6が連結され、この第1のモータ6にはエンコーダ13が設置されている。そして、サーボアンプ14は第1のモータ6、エンコーダ13及びコントローラ15と電気的に接続されている。
【0020】
エンコーダ13は第1のモータ6の回転角等からモータトルクを検出して、これをフィードバック信号16としてサーボアンプ14へ送信する。そして、サーボアンプ14では、このフィードバック信号16と、コントローラ15からのスクリュー5の回転数や電圧に関する指令信号17aとを考慮して電力の供給度合いを決定し、電力信号18aを第1のモータ6に送信し、第1のモータ6を作動させ、スクリュー5を回転させることができる。
また、同様に回転ロール7には第2のモータ9が連結され、この第2のモータ9はサーボアンプ14に接続され、サーボアンプ14はエンコーダ13からのフィードバック信号16とコントローラ15からの指令信号17bによって電力信号18bを決定して第2のモータ9を作動させる。すなわち、第2のモータ9は第1のモータ6の回転トルクとリンクして制御される。
【0021】
したがって、スクリュー5を作動させる第1のモータ6側では、エンコーダ13によって過大なモータトルクを検出した場合には、電力を降下させるようにフィードバックするフィードバック信号16を通じて、サーボアンプ14で電力供給を下げる電力信号18aを発生させ、これによってスクリュー5の回転数を下げることができる。逆に、過小なモータトルクを検出した場合は、スクリュー5の回転数を上げることができる。
そして、それと同時に回転ロール7を作動させる第2のモータ9側では、エンコーダ13aによって第1のモータ6に過大なモータトルクが検出された場合には、回転ロール7の回転数を上げるように電力信号18bを発生させて第2のモータ9が制御される。逆に第1のモータ6において過小なモータトルクを検出した場合には、回転ロール7の回転数を下げるように制御される。
なお、サーボアンプ14では、コントローラ15からの電圧の指令に従って、電圧を変化させて電力を供給するものである。
【0022】
図4は、本実施の形態に係る金属屑塊成形装置の制御フローの概念図である。図4において、図3を参照しながら説明したとおり、金属屑塊成形装置の運転開始より、ステップS1では運転中であるか否かのフラグの確認を行う。起動スイッチをいれた直後では、まだこの運転フラグは立てられず、OFFの方、すなわちステップS7へ進む。
ステップS7では、スクリューモータすなわち第1のモータ6が回転を開始し、ステップS8でスクリュートルクをエンコーダ13で確認して、トルクがまだ十分に上がらない状態では、ステップS7に戻りトルクが十分に上がると、次のステップS9に進む。
【0023】
ステップS9では、ロールモータすなわち第2のモータ9が回転を開始する。その後、ステップS10で運転中というフラグが立てられ、ステップS1に戻る。
なお、ステップS8においてトルクが十分に上がらないかあるいは適度なトルクが出ているという判断の基準は、第1のモータ6の特性によって予め設定しておくとよい。
運転中のフラグが立てられると、ステップS2では、スクリュートルクが所定のトルクの範囲内にあるか否かをエンコーダ13を用いて検出し、所定の範囲内に収まっている場合には、ステップS2に戻るが、トルクが低下してしまった場合には、ステップS5に進み第1のモータ6の回転数を上げる制御がなされ、同時にステップS6で第2のモータ9は回転数を下げる制御がなされる。
【0024】
このような場合には、スクリュー5に巻き込まれて送出されるアルミニウム屑などの量が減少していると考えられるため、スクリュー5を早く回転させて一定量のアルミニウム屑を供給するように制御する一方、第2のモータ9は、減少しているアルミニウム屑に対応すべく回転数を下げる制御を実行する。なお、ステップS2におけるスクリュートルクの高低あるいは適の設定値は、処理される金属の特性や第1のモータ6の特性などから判断される。
【0025】
一方、トルクが高くなってしまった場合には、ステップS3に進み第1のモータ6の回転数を下げる制御がなされ、同時にステップS4で第2のモータ9の回転数を上げる制御がなされる。
このような場合には、前述の場合とは逆にスクリュー5に巻き込まれて送出されるアルミニウム屑などの量が増加していると考えられるため、スクリュー5をゆっくり回転させて一定量のアルミニウム屑を供給可能に制御し、逆に第2のモータ9では増えているアルミニウム屑の量に対応できるように回転数を上げる制御がなされる。
【0026】
図5は第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によって検出されるモータトルクと制御されるスクリュー回転数を示す概念図である。
図5において、モータトルク19は時間の経過とともに変動している。このとき、前述のエンコーダ13、サーボアンプ14及びコントローラ15の作用によってスクリュー回転数20をモータトルク19の変動に応じて連続的に変化させることができる。すなわち、図4を用いて説明したようにモータトルク19が上昇したときにはスクリュー回転数20を減少させ、逆に、モータトルク19が減少したときにはスクリュー回転数20は増加させるので、常にホッパー4内のアルミニウム屑2に加わる圧力を一定に保持することができる。したがって、アルミニウム屑2は回転ロールへ均一に押し出されることが可能となる。
なお、図5においては、スクリュー5の回転数のみを表示しているが、図4を参照して説明したとおり回転ロール7の回転数はスクリュー5のそれと逆の変動を示すように、すなわちモータトルク19と同じように制御されることになる。
【0027】
続いて、本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の回転ロールについて図6乃至図8を参照しながら説明する。
図6(a)は本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の回転ロールの正面を示す概略図であり、(b)は同じく回転ロールの側面を示す概略図であり、(c)は同じく回転ロールのロール面の凹部を示す概略図である。
図6(a)において、回転ロール7のロール周面には回転方向に連続して複数のピロー型の凹部21が凹設されている。この凹部21には、スクリュー5によって圧縮されたアルミニウム屑2が送り込まれる。なお、凹部21の形状はピロー型以外にも円形状やアーモンド状等の形状を凹設することができる。
【0028】
図6(b)及び図6(c)において、凹部21には、隣接する凹部21との凸状の境界で凹部21の略中心位置に、切り欠いた形状の溝部22が設けられている。この溝部22には、凹部21と同様にスクリュー5によって圧縮されたアルミニウム屑2が送り込まれる。
なお、本第1の実施の形態においては、溝部22は凹部21の略中心位置に1つ設けられているが、凹部21の両端位置に2つ設けることもでき、切欠位置及び個数は自由に設定することができる。
【0029】
さらに、図6(c)において、凹部21と隣接する凹部21との凸状の境界は細く設計されている。この境界が細くなっていることで、後述するアルミニウム屑塊の成形工程において、回転ロール7において隣接して成形されるアルミニウム屑塊との切れが良くなり、形状が優れたアルミニウム屑塊を成形することができる。
【0030】
ここで、図7及び図8を用いて回転ロール7を用いた場合のアルミニウム屑塊の成形工程について説明する。
図7は第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によって成形されるアルミニウム屑塊の外形図である。
図7において、アルミニウム屑塊23はピロー型であり、回転ロール7の凹部21に設けられた溝部22によって生じる線状の繋ぎ目23eを有している。なお、アルミニウム屑塊23の形状は、回転ロール7の凹部22の型を変えることによって如何様な形状にも成形することができる。
【0031】
また、図8は本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によるアルミニウム屑塊の成形の状態を示す概念図である。
図8において、アルミニウム屑2は一対の回転ロール7,7の凹部21に送り込まれ、そして、一対の回転ロール7,7の圧着によって強固に圧縮されてアルミニウム屑塊23aとなる。
続いて、回転ロール7,7の回転によってアルミニウム屑塊23bは下方へ送り出される。このとき、回転ロール7の凹部21に設けられた溝部22にもアルミニウム屑2が送り込まれるので、アルミニウム屑塊23bはアルミニウム屑塊23aと繋がった形状となる。
さらに下方へ送り出されているアルミニウム屑塊23cについてみると、一方は同様にアルミニウム屑塊23bと繋がっているが、他方は切断されている。これは、溝部22によって形成された線状の繋ぎ目23eが落下中のアルミニウム屑塊23dの自重に絶えられなくなり切断するからである。
そして、アルミニウム屑塊23dは切り離され、個々のアルミニウム屑塊23として成形されるのである。
【0032】
一般に、金属を成形等の加工を施すと加工熱の発生により金属製の金型から成形物が剥離しにくくなるので、油や剥離剤等を使用して剥離を促している。しかし、このように回転ロール7に溝部22を有した凹部21を設けると、順次成形されるアルミニウム屑塊23は繋がった形状となり、落下する際に次のアルミニウム屑塊23をその自重によって引っ張ることによって凹部22との剥離を容易にしているのである。したがって、剥離剤等を使用する必要がなく、低コストになる上に、不純物の混入を防止することができる。
【0033】
このように構成された本第1の実施の形態においては、投入されるアルミニウム屑2は、2本のスクリューによって圧縮が十分になされ、第1のモータ6によって一定の圧力で回転ロール7へ送り込まれ、ケーシングで固定された一対の回転ロール7,7によって強固に圧着されるので、均一で密度の高いアルミニウム屑塊23を成形することができる。したがって、このアルミニウム屑塊23を溶解炉等の溶湯に投入しても浮遊することがないので、表面の酸化を防止し、効果的にアルミニウム屑2のリサイクルを行うことができる。
また、1本のスクリューにおいてもエアシリンダー12aを用いてアルミニウム屑2の滞留や膠着を解消するので、同様に第1のモータ6によって一定圧力で回転ロール7にアルミニウム屑2を送り込むことができる。
また、回転ロール7では、溝部22の作用によってアルミニウム屑塊23は凹部21から剥離しやすいので、アルミニウム屑塊23の凹部21への密着によるトラブルが減少し稼働率が上がる。
【0034】
次に、本発明に係る金属屑塊成形装置の第2の実施の形態について図9を参照しながら説明する。(請求項2に対応)
図9は、第2の実施の形態に係る横型供給式金属屑塊成形装置の正面を示す一部断面図である。
図9において、図1乃至図8に示された部分と同一部分については同一符号を付し、その構成についての説明は省略する。本第2の実施の形態の横型供給式金属屑塊成形装置24は、送りスクリュー27を設けたホッパー26を第1の実施の形態においてはホッパー4に相当する圧縮室29に横設したものである。
ホッパー26に送りスクリュー27を設けることによって、投入するアルミニウム屑2は壁面等にこびりつくことなく、確実に圧縮室29へ運搬される。したがって、ホッパー26内でのアルミニウム屑2の詰まりを防ぎ、清掃等の必要がなくメンテナンスが容易になる。そして、アルミニウム屑2の詰まりによって生じる装置の故障をなくし、稼働率を上げることができる。
【0035】
このように構成された第2の実施の形態においては、投入するアルミニウム屑2は送りスクリュー27によって壁面等に滞留することなく確実に圧縮室29へ運搬され、スクリュー5によって十分搾油、圧縮されて、回転ロール7へ送り出され、均一で密度の高いアルミニウム屑塊23を製造することができる。
なお、本実施の形態においてもスクリュー5を1本の構成とすることが可能であり、その際には図9では図示されないが、図1に示されるようなエアシリンダー12aとシリンダー駆動部12bを設置することによってアルミニウム屑2の詰まりをより効果的に防止することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の金属屑塊成形装置においては、投入される材料は2本のスクリューによって十分に圧縮されて密度の高い金属屑塊を成形することができる。また、モータの回転数が制御されることによって、回転ロールへ送り込まれる材料にかかる圧力を常に一定にすることができるので均一な金属屑塊を成形することができる。さらに、第2の動力部の回転数を同時に制御することで材料の量の変化に対応が可能となる。
【0037】
また、本発明の請求項2に記載の金属屑塊成形装置においては、投入される材料は壁面等に滞留することなく確実に圧縮室へ運搬されるので、装置のメンテナンスが簡便となる。そして、圧縮室へ運搬された材料は2本のスクリューによって十分に圧縮されて密度の高い金属屑塊を成形することができる。さらに、モータと第2の動力部の回転数の制御による効果は請求項1と同様である。
【0038】
さらに、本発明の請求項3に記載の金属屑塊成形装置においては、かみ合い型の2本のスクリューを1本のスクリューに減らすことができる。
【0040】
そして、本発明の請求項に記載の金属屑塊成形装置においては、回転ロールがケーシングによって固定されているので、回転ロールの圧着時の圧力が分散することがなく材料を十分に圧着し、良質で形状の優れた金属屑塊を成形することができる。
【0041】
最後に、本発明の請求項に記載の金属屑塊成形装置においては、溝部の作用によって金属屑塊は凹部から剥離しやすいので、不純物の混入の原因となる剥離剤等を使用する必要がなく、また、金属屑塊の凹部への密着によるトラブルを減少させ装置の稼働率が上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の正面を示す一部断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の側面を示す一部断面図である。
【図3】第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の制御系の構成図である。
【図4】第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の制御フローの概念図である。
【図5】第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によって検出されるモータトルクと制御されるスクリュー回転数を示す概念図である。
【図6】(a)は本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置の回転ロールの正面を示す概略図であり、(b)は同じく回転ロールの側面を示す概略図であり、(c)は同じく回転ロールのロール面の凹部を示す概略図である。
【図7】本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によって成形されるアルミニウム塊の外形図である。
【図8】本第1の実施の形態に係る金属屑塊成形装置によるアルミニウム塊の成形の状態を示す概念図である。
【図9】本第2の実施の形態に係る横型供給式金属屑塊成形装置の正面を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1…金属屑塊成形装置 2…アルミニウム屑 3…供給口 4…ホッパー 5…スクリュー 6…第1のモータ 7…回転ロール 8…回転軸 9…第2のモータ 10…基台 11…ケーシング 12a…エアシリンダー 12b…シリンダー駆動部 13…エンコーダ 14…サーボアンプ 15…コントローラ 16…フィードバック信号 17…指令信号 18…電力信号 19…モータトルク 20…スクリュー回転数 21…凹部 22…溝部 23,23a,23b,23c,23d…アルミニウム屑塊 23e…繋ぎ目 24…横型供給式金属屑塊成形装置 25…供給口 26…ホッパー 27…送りスクリュー 28…第3のモータ 29…圧縮室 30…エアシリンダー 31…シリンダー駆動部

Claims (5)

  1. 供給部と、成形部とを有する金属屑塊成形装置であって、前記供給部は材料を投入する供給口を有するホッパーと、このホッパーの内側に設置されるかみ合い型の2本のスクリューと、この2本のスクリューを作動させる第1の動力部とを有し、前記成形部は前記供給部の下方に設置され、互いに異方向に回転する一対の回転ロールと、この一対の回転ロールを作動させる第2の動力部とを有し、前記一対の回転ロールの各々のロール周面には連続して複数の凹部が一対の回転ロールで対向するように形成され
    前記第1の動力部は、モータと、モータトルク検出部と、前記モータトルク検出部によって検出されるモータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて高い場合には前記モータの回転数を下げると同時に前記第2の動力部の回転数を上げ、前記モータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて低い場合には前記モータの回転数を上げると同時に前記第2の動力部の回転数を下げる制御部とを有することを特徴とする金属屑塊成形装置。
  2. 供給部と、成形部とを有する金属屑塊成形装置であって、前記供給部は材料を投入する供給口を有するホッパーと、このホッパーの底部に横設される送りスクリューと、この送りスクリューを作動させる第3の動力部と、前記ホッパーに連結される圧縮室と、この圧縮室に設置されるかみ合い型の2本のスクリューと、この2本のスクリューを作動させる第1の動力部とを有し、前記成形部は前記供給部の下方に設置され、互いに異方向に回転する一対の回転ロールと、この一対の回転ロールを作動させる第2の動力部とを有し、前記一対の回転ロールの各々のロール周面には連続して複数の凹部が一対の回転ロールで対向するように形成され
    前記第1の動力部は、モータと、モータトルク検出部と、前記モータトルク検出部によって検出されるモータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて高い場合には前記モータの回転数を下げると同時に前記第2の動力部の回転数を上げ、前記モータトルクが予め定められた所定の範囲を超えて低い場合には前記モータの回転数を上げると同時に前記第2の動力部の回転数を下げる制御部とを有することを特徴とする金属屑塊成形装置。
  3. 前記かみ合い型の2本のスクリューとこの2本のスクリューを作動させる第1の動力部に代えて、1本のスクリューと、このスクリューを作動させる第1の動力部とを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属屑塊成形装置。
  4. 前記成形部は、前記一対の回転ロールの回転軸に対して垂直に跨設され前記一対の回転ロールを固定するケーシングを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の金属屑塊成形装置。
  5. 前記凹部は、隣接する前記凹部との凸状の境界において、切り欠いた溝部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の金属屑塊成形装置。
JP2002375681A 2002-12-25 2002-12-25 金属屑塊成形装置 Expired - Fee Related JP3559555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002375681A JP3559555B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 金属屑塊成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002375681A JP3559555B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 金属屑塊成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004202548A JP2004202548A (ja) 2004-07-22
JP3559555B2 true JP3559555B2 (ja) 2004-09-02

Family

ID=32813331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002375681A Expired - Fee Related JP3559555B2 (ja) 2002-12-25 2002-12-25 金属屑塊成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3559555B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101460593B1 (ko) * 2007-09-12 2014-11-13 신토고교 가부시키가이샤 연결된 브리켓 시트를 개별 브리켓으로 분리하는 방법 및 그 장치
CN104981673A (zh) * 2012-12-07 2015-10-14 株式会社Posco 板状热压铁块颗粒分离装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009035138A1 (en) * 2007-09-12 2009-03-19 Sintokogio, Ltd. A method for separating a sheet of connected briquettes into individual briquettes and an apparatus therefor
IT1402880B1 (it) * 2010-11-19 2013-09-27 Selema Srl Sistema di fresatura per placche di alluminio da laminare.
JP5811440B2 (ja) * 2011-05-31 2015-11-11 新東工業株式会社 ブリケットシート分断用カッターロール
JP6005973B2 (ja) * 2012-04-09 2016-10-12 三井造船株式会社 ロール式造形装置
KR101494662B1 (ko) * 2012-11-23 2015-02-17 (주)강성산업 절삭분 압축 장치
JP6452245B2 (ja) * 2015-06-10 2019-01-16 フロイント・ターボ株式会社 乾式造粒機
CN107351443A (zh) * 2017-08-25 2017-11-17 孟庆武 一种金属屑处理机
CN113231162B (zh) * 2021-06-17 2022-12-23 山西迈格瑞轻金属新材料有限公司 一种铝屑粉碎设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101460593B1 (ko) * 2007-09-12 2014-11-13 신토고교 가부시키가이샤 연결된 브리켓 시트를 개별 브리켓으로 분리하는 방법 및 그 장치
CN104981673A (zh) * 2012-12-07 2015-10-14 株式会社Posco 板状热压铁块颗粒分离装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004202548A (ja) 2004-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3559555B2 (ja) 金属屑塊成形装置
US4189291A (en) Apparatus and process for recovering scraps of thermoplastic material, even of heterogeneous shapes, by gradual melting and compression through one or more orifices
JP2001038728A (ja) 再生ペレット製造装置
CN103191947B (zh) 一种紫杂铜颗粒连续挤压方法
CN216139453U (zh) 一种高效率tpu薄膜生产加工装置
JP2002361492A (ja) 廃棄物の固形化押出し装置
CN211968086U (zh) 一种具有再回收功能的树脂破碎装置
KR20090061773A (ko) 금속칩 압축 성형장치 및 압축 성형방법
CN209682683U (zh) 塑料造粒设备
CN209775254U (zh) 气冷式边料回收造粒机
JPH08216149A (ja) 樹脂ペレットの製造方法及びその装置
CN211164845U (zh) 一种工程塑料生产用熔融装置
CN210679699U (zh) 一种带废料切断回收装置的工业吹膜机
CN221022253U (zh) 一种一体化成型挤出机
JP3897585B2 (ja) 押出し成形機における成形物の切断方法
CN216458652U (zh) 一种具有自动调节环模和压轴间隙的制粒机
JP5686683B2 (ja) 混練押出装置の起動方法
CN210552394U (zh) 一种橡塑撕碎机
CN205007940U (zh) 一种用于制粒机的刮刀固定结构
CN218366372U (zh) 一种塑料abs再生料全自动挤出机
CN215695265U (zh) 一种空调滤芯生产加工用环保型涂胶装置
CN212554973U (zh) 一种用于粉末涂料的带有防架桥挤出机的生产系统
CN210553019U (zh) 一种颗粒挤出机
CN218366357U (zh) 一种pet塑料片材挤出生产装置
CN210755483U (zh) 一种多工位管端成型机

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees