JP3558775B2 - ファンコイルユニットの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井内に取り付けられる隠蔽型天井吊りファンコイルユニットの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のようなファンコイルユニットの取付構造は種々様々のものが知られており、例えば、実公平7−34252号公報には、送風機および熱交換用コイルを収納するケーシングが天井内に隠蔽して取り付けられて、吹出口および吸込口を一体的に構成して天井面に取り付けられるパネルが、このケーシングに直結されたファンコイルユニットの取付構造(第1従来技術)が開示されている。
【0003】
この第1従来技術では、パネルがケーシングに直結されており、しかもケーシング内の送風機の直ぐ下に吸込口が配置されるため、送風機の運転音が吸込口から室内に漏れやすく、運転騒音の点に関してさらに静粛性が望まれるものであった。
【0004】
また、実公平6−20021号公報には、送風機および熱交換用コイルを収納したケーシングが天井内に隠蔽して取り付けられ、天井面には吹出口器具および吸込口器具がそれぞれ別々に取り付けられ、ケーシングと吹出口器具との間、およびケーシングと吸込口器具との間がそれぞれ別々にダクトによって連結された構造(第2従来技術)が開示されている。また、この吸込口器具は、中央にパネル材を有してその周囲に開口されており、そのパネル材は、送風機や熱交換用コイル並びにフィルタやコントローラの配線等の保守管理のための点検口用パネルとして用いられるものである。また、ケーシングと吸込口器具とを連結する吸込ダクトは蛇腹状の軟性材で構成されている。
【0005】
この第2従来技術では、吸込ダクトが蛇腹状の軟性材で構成されているため、吸込空気に煽られて「はためき音」を発し、送風機の運転音と共に吸込口から室内に漏れるので、第1従来技術の場合と同様に運転騒音の問題がある。
【0006】
一般に、天井内にファンコイルユニットを設置する場合には、運転騒音の問題の他に、保守点検のための点検口を天井面に設けることが必要になるという問題がある。点検口を天井面に取り付ける場合には、その取付フレームを新たに天井下地材に組みつけ、この取付フレームに対して点検口が取り付けられることになる。しかしながらこの取付フレームは、天井下地の状態によって取り付けられる箇所と取り付けられない箇所とがあり、どの配置でも取り付けられるという訳にはいかない。また、天井面の意匠を考える場合、吹出口器具や吸込口器具との配置関係、あるいは照明器具との配置関係を考慮する必要があり、点検口の配置にはさらに制約が加わる。上述の第2従来技術では、そのような点検口を新たに設ける問題を解消するように吸込口が点検口を兼ねるようになっている。ところが、この吸込口は吸込ダクトでケーシングに連結されているため、実際の保守点検作業では点検口を開けてそこから手を差し入れて作業を行える距離の位置に送風機や熱交換用コイルが位置している。他の隠蔽型天井吊りファンコイルユニットでも、吸込口および吹出口を備えた表面パネル自身が開閉可能な点検口となっている場合が多いが、いずれの場合も点検口を開けると直ぐの位置に送風機やコイルが設けられていて、室内側から保守点検作業が行えるものである。このことは逆に、送風機が表面パネルの直ぐ裏側の近傍に設けられて、その運転騒音が室内側へ漏れてしまいやすい構造を生み出す原因ともなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のごとき従来の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。したがって本発明の目的は、天井内に設けられるファンコイルユニットの吸込口から漏れる送風機の運転騒音を低く抑えることができ、しかも点検口を吸込口と兼用できるファンコイルユニットの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るファンコイルユニットの取付構造は、上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目的を達成するために以下のような構成を備えている。即ち、ケーシング内に収納された熱交換用コイルと、送風機とを備えてなる本体が天井内に隠蔽して設置され、吹出口および吸込口が一体の器具に形成されると共に、該器具は上記本体とは分離されて天井面に取り付けられ、上記本体の送風吐出側と上記器具の吹出口への連通口との間が給気ダクトによって連結され、上記器具の吸込口は、点検作業者が天井内空間に出入りするための開閉自在な扉手段を備え、上記天井内空間は、上記送風機に対する吸込チャンバを構成する。なお、上記器具は、上記本体から吊支されるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施形態】
図1に、本発明に係るファンコイルユニットの取付構造の実施形態を示す。送風機1および熱交換用コイル2をケーシング3内に収納した本体4が上階の床スラブ5から吊りボルト14で天井内に吊支されている。
【0010】
一方、天井面6には、吸込口7と吹出口8とを備えた器具9が取り付けられており、本体4から延ばされた給気ダクト10で連結されている。この器具9は、図2および図3にも示すように、四角形の四辺の方向にダクトが回らされており、そのうちの対向二辺から室内への吹出口8が下方へ向かってルーバ状に形成されている。風向は、図1に示すように両方の吹出口8とも反対方向外側へ向けられている。また、四辺のうちの一辺の部分が上方へ立ち上げられて、給気ダクト10への連結口11に形成されている。
【0011】
上記四辺に回らされたダクトに囲まれた中央部分は、吸込空気の流路を形成すべく開口されており、その開口部分にフィルタ12が嵌め付けられている。図2ではフィルタ12がその背面を現している。また、器具9の下面側には、この開口部分内に化粧パネル13が嵌め込まれており、その対向両側縁がスリット状に開口されて吸込口7を形成している。この吸込口7は、天井内全体の空間を送風機1の吸込チャンバとして天井下の被空調室空間の空気を吸い込む開口である。器具9の化粧パネル13を取り外すと、あるいは扉状に開くとフィルタ12が現れ、このフィルタ12を取り除くと作業者が天井内へ自由に入り込める点検口となる。このように、吹出口8、吸込口7および点検口が一つの器具9で賄われ、天井に対してそれぞれの取付位置を個別に設定する必要がなく、天井面への取付位置を比較的簡単に、且つ所望の位置に決定できる。また、本体4と器具9との間は給気ダクト10でどのようにも連結できるので、本体4は、天井内の取り付け易い箇所で、且つ保守点検に都合の良い位置、そして適度に器具9からの距離を隔てて送風機1の運転騒音が器具9から室内へ漏れないような位置を選んで設置することができる。
【0012】
また、器具9の取付位置に関する自由度が高くなることによって、被空調室内の気流分布も室内空間の形状に合わせて適正な状態となるような器具配置をとることが可能になる。このように、送風機の運転騒音および天井面意匠ならびに室内気流分布に関して最も適正な器具天井配置が可能になる。
【0013】
なお、図4に、本体4と器具9との間の距離が図1に示した例よりも遠くなるように両者を給気ダクト10で連結した例を示している。このようにすることで、器具9から室内へ漏れる送風機1の運転騒音をさらに小さくできることが期待される。また、上述の各例では、送風機1の運転騒音をできるだけ遮蔽するために、送風機1はケーシング3内に収容されているが必ずしもその必要はなく、送風機1はケーシング3の外に取り付けられていてもよい。
【0014】
さらに図5に、器具9が本体4の略真下に配置され、この器具9が本体4から吊りボルト15で吊支された例を示している。このようにすれば、天井下地材に対して器具用の取付フレームを新たに組付けなくとも器具9を支持できる。したがって、天井下地材が取付フレームを組付けられる状態であるか否かに関係なく器具9の位置を決定することができる。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るファンコイルユニットの取付構造では、運転騒音、保守管理、天井面意匠、室内気流分布を考慮して最適な条件をもたらす器具の配置、および本体の設置位置を決めることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファンコイルユニットの取付構造の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1における天井付け器具を上側から見てダクト形状を示す斜視図である。
【図3】図2の天井付け器具を下側から見て化粧面側を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るファンコイルユニットの取付構造の他の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】本発明に係るファンコイルユニットの取付構造のさらに別の実施形態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 送風機
2 コイル
3 ケーシング
4 本体
5 床スラブ
6 天井面
7 吸込口
8 吹出口
9 器具
10 給気ダクト
11 連結口
12 フィルタ
13 化粧パネル
14 吊ボルト
15 吊ボルト

Claims (2)

  1. ケーシング(3)内に収納された熱交換用コイル(2)と、送風機(1)とを備えてなる本体(4)が天井内に隠蔽して設置され、
    吹出口(8)および吸込口(7)が一体の器具(9)に形成されると共に、該器具は上記本体とは分離されて天井面に取り付けられ、
    上記本体の送風吐出側と上記器具の吹出口への連通口との間が給気ダクト(10)によって連結され、
    上記器具の吸込口は、点検作業者が天井内空間に出入りするための開閉自在な扉手段(13)を備え、
    上記天井内空間は、上記送風機に対する吸込チャンバを構成することを特徴とするファンコイルユニットの取付構造。
  2. 上記器具(9)は、上記本体(4)から吊支される請求項1記載のファンコイルユニットの取付構造。
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