JP3556974B2 - 部品供給装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、かしめピンやボルト等の部品を1個づつ供給する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、省力化や自動化を図るために、ボウルに投入された多数個の部品を、向きを揃えた整列状態で、1個づつ供給できるようにした部品供給装置が種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の部品供給装置の多くは、部品を整列させて1個づつ供給するために、ボウル全体を連続的に回転させたり、連続的に振動させたりする必要があったから、騒音や振動が発生するという問題があった。
また、向きの揃わない不整列部品を整列シュートから排除したり、ボウル内で部品を均等に均すために、それぞれ別の駆動体(シリンダーやモータ)が必要であったから、設備コストが高くなるという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、騒音や振動の発生が少なく、設備コストが安い部品供給装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、多数個の部品が投入されるボウルと、該ボウルの外側方を、横行駆動体により往動位置と復動位置とに往復動される横行スライダーと、該横行スライダーに取り付けた上下駆動体で支持され、横行スライダーの復動位置で、下動時にボウル内の部品を吸着し、上動時に、吸着した部品をボウルの上方に取り上げるマグネットと、上記横行スライダーの往動途中で、上記マグネットで取り上げた部品を切り離す切離バーと、該切離バーで切り離されて落下する部品を受け止めて、整列状態でボウル外に取り出す整列シュートとを備える一方、上記整列シュートのボウル内の部位に、不整列部品のボウル外への取り出しをストップさせるストッパーを設けると共に、上記横行スライダーの復動に連動して、上記ストップされた不整列部品を整列シュートから除去する不整列部品除去機構を設けたことを特徴とする部品供給装置を提供するものである。
【0007】
また、上記ボウル内に、投入された部品を撹拌する撹拌羽根を設けると共に、上記横行スライダーの往復動に連動して、上記撹拌羽根を一方向回りに間欠回転させる撹拌機構を設けることができる。
【0008】
【作用】
本発明によれば、横行スライダーの復動位置において、上下駆動体でマグネットを上下動させ、ボウル内の部品を吸着して取り上げた後、横行駆動体で横行スライダーを往動させる途中で、切離バーによりマグネットから部品が自動的に切り離される。切り離されて落下する部品は、整列シュートで受け止められて、ボウル外に整列状態で取り出される。
上記ボウル内の部品は、マグネットによる吸着で1個づつ確実に整列シュートに供給される。また、ボウル全体を回転させたり、振動させたりする必要がないから、騒音や振動の発生が少なくて静かである。
【0009】
一方、不整列部品のストッパーを設けて、不整列部品除去機構により、不整列部品を整列シュートから除去することにより、整列シュートに不整列部品が混入しなくなる。
また、撹拌羽根を設けて、撹拌機構により、ボウル内の部品を撹拌することにより、部品が均等に均されてマグネットによる吸着が常に確実となる。
上記不整列部品除去機構と撹拌機構を、横行スライダーの往復動に連動させることにより、それぞれ別の駆動体が不要になり、設備コストが安くなる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、部品供給装置は、ベース台1の上面にコ字状のブラケット2をボルト3で固定し、該ブラケット2の上部に、部品投入用ボウル4を固定する。該ボウル4内には、上開口4aから多数個の部品(本例では、磁性体である鉄製のかしめピン)Pを投入する。
【0011】
上記ボウル4の外側方のベース台1の上面にL字状のブラケット5をボルト6で固定し、該ブラケット5の前部に、スライドバー7,7を支持したブロック8,8をボルト9で固定する。該スライドバー7,7には、横行スライダー10が往動位置Fと復動位置Bとに横行自在に支持され、該横行スライダー10は、横行シリンダー11により往復動される。この往動位置Fと復動位置Bは、上記ボウル4の中心位置Nに対して等間隔に設定されている。なお、横行シリンダー11は、上記スライドバー7,7の軸穴からエアーを供給して、横行スライダー10内に組み込んだシリンダー体とピストンとで横行スライダー10を往復動させる構造であってもよい。
【0012】
上記横行スライダー10には、逆L字状に折曲させたベースブラケット12の垂直部12aをボルト13で固定し、該ベースブラケット12の垂直部12aと水平部12bとのコーナー部分を三角補強板14で補強する。
【0013】
上記ベースブラケット12の水平部12bには上下シリンダー15を垂直状態で取り付け、該上下シリンダー15のピストンロッド15aには、ダンパー16を介してマグネット17を支持している。
そして、上記横行スライダー10の復動位置Bで、上下シリンダー15でマグネット17を下動させると、図1に二点鎖線aで示すように、マグネット17にボウル4内の1個の部品Pが吸着する。その後、上下シリンダー15でマグネット17を上動させると、図1に実線で示すように、マグネット17で吸着した1個の部品Pをボウル4の上方に取り上げることができる。
【0014】
上記ダンパー16は、上下シリンダー15でマグネット17を下動させたとき、マグネット17が部品Pに当接した後の上下シリンダー15の下動力を吸収して、上下シリンダー15やボウル4の損傷を防止する。
【0015】
一方、U字状断面の整列シュート20を設け、該整列シュート20は、上記ベース台1の上面にボルト21で固定したL字状のブラケット22の上端部に傾斜状態で固定する。
該整列シュート20の上部20aは、上記ボウル4の側面開口4bを通して、上記往動位置Fの近傍までボウル4内に突出させる。
該整列シュート20の凹部20cは、図4(B)に詳細に示すように、上記部品Pの軸部Paが上方から嵌入可能な内幅Wに設定され、該部品Pの頭部Pbの下面が上端縁20b,20bに当接することにより、頭部Pbを上にして向きを揃えた整列状態で、自重で滑走しながら、側面開口4bを通ってボウル4外に自動的に取り出される。上記整列シュート20の近傍には、整列シュート20に部品Pが満杯であることを検出する近接スイッチ40を設ける。
【0016】
上記整列シュート20の上部20aには、図4(A)及び図5に示すようなV字状の部品受け止めシュート23を取り付け、該部品受け止めシュート23の上端縁には、上記マグネット17の上動時に、横行スライダー10が往動位置Fに往動する途中で、マグネット17で吸着した部品Pが当接して、該部品Pを吸着力に抗して自動的に切り離す切離バー24を固定する。
【0017】
該切離バー24でマグネット17から切り離されて落下する(図5の矢印e参照)部品Pは、上記部品受け止めシュート23で受け止められ、該部品受け止めシュート23を自重で滑走して(図5の矢印f参照)整列シュート20の上部20aに至ると、軸部Paが下向きであると、軸部Paから整列シュート20の凹部20cに嵌入して、整列状態で自重で滑走して(図5の矢印g参照)、側面開口4bを通ってボウル4外に取り出される。
【0018】
上記ボウル4の側面開口4bは、図6に示すように、部品Pの頭部Pbが通れる高さHに設定している。したがって、部品受け止めシュート23から整列シュート20の上部20aに滑走した部品Pの軸部Paが上向きであると、この不整列部品P1の軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入しなくなり、頭部Pbの上面が上端縁20b,20bに当接して自重で滑走するようになる。
これにより、不整列部品P1は、ボウル4の側面開口4bの内面4c(ストッパー)に当て止められて、ボウル4内からの取り出しがストップされる。
【0019】
図6に示したように、上記整列シュート20の上部20aの底面には切込み20dを形成し、該切込み20dには、ピン26で上下揺動自在に枢着した不整列部品除去レバー27を取り付ける。
該除去レバー27は、その重心Sをピン26から離れた部位に設定することにより、フリーの状態では、図6に実線で示した下揺動位置に自重で揺動している。この下揺動位置では、整列シュート20の部品Pの滑走に支障が全くない。
【0020】
上記除去レバー27には、上記ボウル4の上開口4aから上方に突出する操作アーム28を固定する。
図1及び図2に示すように、上記ベースブラケット12の垂直部12aの上側には、上記操作アーム28を連動する第1連動アーム29をボルト30で固定する。該第1連動アーム29は、上記横行スライダー10の往動方向に伸長して、上記操作アーム28を復動方向にのみ押せるように折曲させている。
そして、横行スライダー10の復動位置Bでは、操作アーム28が第1連動アーム29で復動方向に押されて、除去レバー27が重心Sに抗して図6に二点鎖線で示した上揺動位置に揺動される。
この上揺動により、上記ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められた不整列部品P1が上方に跳ね上げられ、ボウル4内に落下して整列シュート20から自動的に除去される。
【0021】
上記操作アーム28と第1連動アーム29との連動関係は、横行スライダー10の復動位置Bでは、除去レバー27の上揺動で不整列部品P1が上方に跳ね上げられると共に、横行スライダー10の往動途中で、上記切離バー24によりマグネット17から部品Pが切り離される前に、第1連動アーム29が操作アーム28から離れて、除去レバー27が下揺動位置に自重で下揺動しているように設定する。
【0022】
一方、図2及び図3に示すように、上記ボウル4内の底部には、円弧状の撹拌羽根32を配置し、該撹拌羽根32の回転軸33は、上記ボウル4の底穴から下方へ突出させて、上記ブラケット2の軸受34で回転自在に支持する。
上記回転軸33にはラチェットレバー35を嵌合して、ナット36で取り付ける。
【0023】
そして、ラチェットレバー35の一方向回りDの回動で、ラチェット爪とラチェット歯との噛み合いにより、回転軸33を介して撹拌羽根32が15〜20度の角度θで一方向回りDに間欠回転する。また、ラチェットレバー35の他方向回りEの回動では、ラチェット爪とラチェット歯の噛み合いが滑って、ラチェットレバー35のみが他方向回りEに空回動する。上記ラチェットレバー35は、ボルト・ナット締め付け用の市販品を利用することができる。
【0024】
上記ベースブラケット12の垂直部12aの下側には、ラチェットレバー35を連動する第2連動アーム37をボルト38で固定する。該第2連動アーム37の先端は、上記ラチェットレバー34の両側部を挟み込むフォーク状に形成している。
そして、横行スライダー10の往動時に、ラチェットレバー35を一方向回りDに回動させて、撹拌羽根32を間欠回転させると共に、横行スライダー10の復動時に、ラチェットレバー35を他方向回りEに空回動させる。
【0025】
上記のように部品供給装置を構成すれば、スタート前は、横行スライダー10は復動位置Bにあり、上下シリンダー15のマグネット17は上動位置にある。また、除去レバー27は上揺動位置にあり、ラチェットレバー27は他方向回りEに空回動した位置にある。
【0026】
そして、図7に示すように、ステップS1で電源をオンすると、ステップS2で上下シリンダー15によりマグネット17が下動して、ボウル4内の1個の部品Pがマグネット17に吸着する。その後、ステップS3で、上下シリンダー15のマグネット17が上動して、マグネット17で吸着した1個の部品Pをボウル4の上方に取り上げる。
【0027】
ついで、ステップS4で、横行シリンダー11により横行スライダー10が復動位置Bから往動位置Fに往動される。
この横行スライダー10の往動の途中で、第1連動アーム29が操作アーム28から離れるので、除去レバー27が自重で下揺動位置に下揺動する。
その後、マグネット17に吸着した部品Pが切離バー24に当接して、マグネット17から切り離されて落下し、部品受け止めシュート23で受け止められ、該シュート23を自重で滑走して整列シュート20の上部20aに至る。
【0028】
このとき、部品Pの軸部Paが下向きで、該軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入すると、部品Pは、整列シュート20を整列状態で自重で滑走して、ボウル4の側面開口4bを通ってボウル4外に取り出される。
逆に、部品Pの軸部Paが上向きで、軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入しない不整列部品P1であると、該不整列部品P1は、整列シュート20を自重で滑走する途中で、ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められてストップされる。
【0029】
上記横行スライダー10の往動の途中で、第2連動アーム27がラチェットレバー35を一方向回りDに回動させるので、撹拌羽根32が間欠回転される。該撹拌羽根32は、横行スライダー10の往動ごとに一方向回りDに間欠回転され続け、ボウル4内ので部品Pを自動的に撹拌するので、部品Pが均等に均されてマグネット17による吸着が常に確実となる。
【0030】
一方、ステップS5で、横行シリンダー11により横行スライダー10が往動位置Fから復動位置Bに復動される。
この横行スライダー10の復動の途中で、第1連動アーム29が操作アーム28を押すので、除去レバー27が上揺動位置に上揺動する。この上揺動により、上記ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められた不整列部品P1が上方に跳ね上げられ、ボウル4内に落下して、整列シュート20から自動的に除去される。なお、除去レバー27は、不整列部品P1が無いときも上揺動位置に上揺動するが、この場合は、空揺動となる。
上記横行スライダー10の復動の途中で、第2連動アーム37がラチェットレバー35を他方向回りEに空回動させる。
【0031】
つぎに、ステップS6で、上記整列シュート20の部品Pが満杯になったかどうかを近接スイッチ40で検出し、NOであれば、ステップS2に戻り、ステップS2〜S6が繰り返されることにより、ボウル4内の部品Pが整列シュート20から整列状態で連続的にボウル4外に取り出されて行く。
ステップS6で、整列シュート20の部品Pが満杯になったことを、近接スイッチ40が検出してオンし、このオン状態(YES)が1秒以上続くと、ステップS7で、ステップS2〜S6の工程を一時停止させて、ステップS6に戻る。そして、整列シュート20の部品Pが減って、近接スイッチ40がオフした後、数秒間の停止時間を置いて、再びステップS2〜S6の工程をスタートさせる。
【0032】
上記のように、上下シリンダー15によるマグネット17の上下動でボウル4内の部品Pを1個づつ吸着して取り上げた後、横行シリンダー11による横行スライダー10の往動途中で、切離バー24によりマグネット17から部品Pを自動的に切り離して落下させ、部品受け止めシュート23で受け止めて、自重で滑走させながら整列シュート20で整列させてボウル4外に整列状態で取り出せるようになる。また、不整列部品P1は、除去レバー27で自動的に整列シュート20から除去でき、ボウル4外の整列シュート20に不整列部品P1が混入しなくなる。
【0033】
上記ボウル4内の部品Pは、マグネット17による吸着で1個づつ確実に整列シュート20に供給することができる。
また、ボウル4全体を回転させたり、振動させたりしないから、騒音や振動の発生が少なくて、部品供給装置が静かになる。
さらに、除去レバー27とラチェットレバー35は、連動レバー29,37により、横行スライダー10の往復動に連動させているので、別の駆動体(シリンダーやモータ)、その制御回路等が不要であり、設備コストが安くなる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の部品供給装置は、上下駆動体でマグネットを上下動させ、ボウル内の部品を吸着して取り上げた後、横行駆動体で横行スライダーを往動させる途中で、切離バーによりマグネットから部品を自動的に切り離し、落下する部品を整列シュートで受け止めて、ボウル外に整列状態で取り出すようにしたものである。
したがって、ボウル内の部品は、マグネットによる吸着で1個づつ確実に整列シュートに供給されると共に、従来のように、ボウル全体を回転させたり、振動させたりする必要がないから、騒音や振動の発生が少なくて静かになる。
【0035】
また、不整列部品除去機構により、不整列部品を整列シュートから除去するようにすると、整列シュートに不整列部品が混入しなくなる。
さらに、撹拌機構により、ボウル内の部品を撹拌するようにすると、部品が均等に均されて、マグネットによる吸着が常に確実となる。
さらにまた、不整列部品除去機構と撹拌機構を、横行スライダーの往復動に連動させるようにすると、それぞれ別の駆動体が不要になり、設備コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の要部断面側面図
【図2】図1の装置の要部断面正面図
【図3】(A)は撹拌機構の分解斜視図、(B)は撹拌羽根の回転状態の平面図
【図4】(A)は部品受け止めシュートの斜視図、(B)は整列シュートの斜視図
【図5】部品の切り離し要領の側面図
【図6】不整列部品の除去要領の側面図
【図7】部品供給装置の作動フローチャート
【符号の説明】
4…ボウル、4a…上開口、4c…内面(ストッパー)、10…横行スライダー、11…横行シリンダー、12…ベースブラケット、15…上下シリンダー、16…ダンパー、17…マグネット、20…整列シュート、23…部品受け止めシュート、24…切離バー、27…除去レバー、28…操作アーム、29…第1連動アーム、32…撹拌羽根、33…回転軸、35…ラチェットレバー、37…第2連動アーム、P…部品、F…往動位置、B…復動位置、D…一方向回り、E…他方向回り。
【産業上の利用分野】
本発明は、かしめピンやボルト等の部品を1個づつ供給する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、省力化や自動化を図るために、ボウルに投入された多数個の部品を、向きを揃えた整列状態で、1個づつ供給できるようにした部品供給装置が種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の部品供給装置の多くは、部品を整列させて1個づつ供給するために、ボウル全体を連続的に回転させたり、連続的に振動させたりする必要があったから、騒音や振動が発生するという問題があった。
また、向きの揃わない不整列部品を整列シュートから排除したり、ボウル内で部品を均等に均すために、それぞれ別の駆動体(シリンダーやモータ)が必要であったから、設備コストが高くなるという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、騒音や振動の発生が少なく、設備コストが安い部品供給装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、多数個の部品が投入されるボウルと、該ボウルの外側方を、横行駆動体により往動位置と復動位置とに往復動される横行スライダーと、該横行スライダーに取り付けた上下駆動体で支持され、横行スライダーの復動位置で、下動時にボウル内の部品を吸着し、上動時に、吸着した部品をボウルの上方に取り上げるマグネットと、上記横行スライダーの往動途中で、上記マグネットで取り上げた部品を切り離す切離バーと、該切離バーで切り離されて落下する部品を受け止めて、整列状態でボウル外に取り出す整列シュートとを備える一方、上記整列シュートのボウル内の部位に、不整列部品のボウル外への取り出しをストップさせるストッパーを設けると共に、上記横行スライダーの復動に連動して、上記ストップされた不整列部品を整列シュートから除去する不整列部品除去機構を設けたことを特徴とする部品供給装置を提供するものである。
【0007】
また、上記ボウル内に、投入された部品を撹拌する撹拌羽根を設けると共に、上記横行スライダーの往復動に連動して、上記撹拌羽根を一方向回りに間欠回転させる撹拌機構を設けることができる。
【0008】
【作用】
本発明によれば、横行スライダーの復動位置において、上下駆動体でマグネットを上下動させ、ボウル内の部品を吸着して取り上げた後、横行駆動体で横行スライダーを往動させる途中で、切離バーによりマグネットから部品が自動的に切り離される。切り離されて落下する部品は、整列シュートで受け止められて、ボウル外に整列状態で取り出される。
上記ボウル内の部品は、マグネットによる吸着で1個づつ確実に整列シュートに供給される。また、ボウル全体を回転させたり、振動させたりする必要がないから、騒音や振動の発生が少なくて静かである。
【0009】
一方、不整列部品のストッパーを設けて、不整列部品除去機構により、不整列部品を整列シュートから除去することにより、整列シュートに不整列部品が混入しなくなる。
また、撹拌羽根を設けて、撹拌機構により、ボウル内の部品を撹拌することにより、部品が均等に均されてマグネットによる吸着が常に確実となる。
上記不整列部品除去機構と撹拌機構を、横行スライダーの往復動に連動させることにより、それぞれ別の駆動体が不要になり、設備コストが安くなる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、部品供給装置は、ベース台1の上面にコ字状のブラケット2をボルト3で固定し、該ブラケット2の上部に、部品投入用ボウル4を固定する。該ボウル4内には、上開口4aから多数個の部品(本例では、磁性体である鉄製のかしめピン)Pを投入する。
【0011】
上記ボウル4の外側方のベース台1の上面にL字状のブラケット5をボルト6で固定し、該ブラケット5の前部に、スライドバー7,7を支持したブロック8,8をボルト9で固定する。該スライドバー7,7には、横行スライダー10が往動位置Fと復動位置Bとに横行自在に支持され、該横行スライダー10は、横行シリンダー11により往復動される。この往動位置Fと復動位置Bは、上記ボウル4の中心位置Nに対して等間隔に設定されている。なお、横行シリンダー11は、上記スライドバー7,7の軸穴からエアーを供給して、横行スライダー10内に組み込んだシリンダー体とピストンとで横行スライダー10を往復動させる構造であってもよい。
【0012】
上記横行スライダー10には、逆L字状に折曲させたベースブラケット12の垂直部12aをボルト13で固定し、該ベースブラケット12の垂直部12aと水平部12bとのコーナー部分を三角補強板14で補強する。
【0013】
上記ベースブラケット12の水平部12bには上下シリンダー15を垂直状態で取り付け、該上下シリンダー15のピストンロッド15aには、ダンパー16を介してマグネット17を支持している。
そして、上記横行スライダー10の復動位置Bで、上下シリンダー15でマグネット17を下動させると、図1に二点鎖線aで示すように、マグネット17にボウル4内の1個の部品Pが吸着する。その後、上下シリンダー15でマグネット17を上動させると、図1に実線で示すように、マグネット17で吸着した1個の部品Pをボウル4の上方に取り上げることができる。
【0014】
上記ダンパー16は、上下シリンダー15でマグネット17を下動させたとき、マグネット17が部品Pに当接した後の上下シリンダー15の下動力を吸収して、上下シリンダー15やボウル4の損傷を防止する。
【0015】
一方、U字状断面の整列シュート20を設け、該整列シュート20は、上記ベース台1の上面にボルト21で固定したL字状のブラケット22の上端部に傾斜状態で固定する。
該整列シュート20の上部20aは、上記ボウル4の側面開口4bを通して、上記往動位置Fの近傍までボウル4内に突出させる。
該整列シュート20の凹部20cは、図4(B)に詳細に示すように、上記部品Pの軸部Paが上方から嵌入可能な内幅Wに設定され、該部品Pの頭部Pbの下面が上端縁20b,20bに当接することにより、頭部Pbを上にして向きを揃えた整列状態で、自重で滑走しながら、側面開口4bを通ってボウル4外に自動的に取り出される。上記整列シュート20の近傍には、整列シュート20に部品Pが満杯であることを検出する近接スイッチ40を設ける。
【0016】
上記整列シュート20の上部20aには、図4(A)及び図5に示すようなV字状の部品受け止めシュート23を取り付け、該部品受け止めシュート23の上端縁には、上記マグネット17の上動時に、横行スライダー10が往動位置Fに往動する途中で、マグネット17で吸着した部品Pが当接して、該部品Pを吸着力に抗して自動的に切り離す切離バー24を固定する。
【0017】
該切離バー24でマグネット17から切り離されて落下する(図5の矢印e参照)部品Pは、上記部品受け止めシュート23で受け止められ、該部品受け止めシュート23を自重で滑走して(図5の矢印f参照)整列シュート20の上部20aに至ると、軸部Paが下向きであると、軸部Paから整列シュート20の凹部20cに嵌入して、整列状態で自重で滑走して(図5の矢印g参照)、側面開口4bを通ってボウル4外に取り出される。
【0018】
上記ボウル4の側面開口4bは、図6に示すように、部品Pの頭部Pbが通れる高さHに設定している。したがって、部品受け止めシュート23から整列シュート20の上部20aに滑走した部品Pの軸部Paが上向きであると、この不整列部品P1の軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入しなくなり、頭部Pbの上面が上端縁20b,20bに当接して自重で滑走するようになる。
これにより、不整列部品P1は、ボウル4の側面開口4bの内面4c(ストッパー)に当て止められて、ボウル4内からの取り出しがストップされる。
【0019】
図6に示したように、上記整列シュート20の上部20aの底面には切込み20dを形成し、該切込み20dには、ピン26で上下揺動自在に枢着した不整列部品除去レバー27を取り付ける。
該除去レバー27は、その重心Sをピン26から離れた部位に設定することにより、フリーの状態では、図6に実線で示した下揺動位置に自重で揺動している。この下揺動位置では、整列シュート20の部品Pの滑走に支障が全くない。
【0020】
上記除去レバー27には、上記ボウル4の上開口4aから上方に突出する操作アーム28を固定する。
図1及び図2に示すように、上記ベースブラケット12の垂直部12aの上側には、上記操作アーム28を連動する第1連動アーム29をボルト30で固定する。該第1連動アーム29は、上記横行スライダー10の往動方向に伸長して、上記操作アーム28を復動方向にのみ押せるように折曲させている。
そして、横行スライダー10の復動位置Bでは、操作アーム28が第1連動アーム29で復動方向に押されて、除去レバー27が重心Sに抗して図6に二点鎖線で示した上揺動位置に揺動される。
この上揺動により、上記ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められた不整列部品P1が上方に跳ね上げられ、ボウル4内に落下して整列シュート20から自動的に除去される。
【0021】
上記操作アーム28と第1連動アーム29との連動関係は、横行スライダー10の復動位置Bでは、除去レバー27の上揺動で不整列部品P1が上方に跳ね上げられると共に、横行スライダー10の往動途中で、上記切離バー24によりマグネット17から部品Pが切り離される前に、第1連動アーム29が操作アーム28から離れて、除去レバー27が下揺動位置に自重で下揺動しているように設定する。
【0022】
一方、図2及び図3に示すように、上記ボウル4内の底部には、円弧状の撹拌羽根32を配置し、該撹拌羽根32の回転軸33は、上記ボウル4の底穴から下方へ突出させて、上記ブラケット2の軸受34で回転自在に支持する。
上記回転軸33にはラチェットレバー35を嵌合して、ナット36で取り付ける。
【0023】
そして、ラチェットレバー35の一方向回りDの回動で、ラチェット爪とラチェット歯との噛み合いにより、回転軸33を介して撹拌羽根32が15〜20度の角度θで一方向回りDに間欠回転する。また、ラチェットレバー35の他方向回りEの回動では、ラチェット爪とラチェット歯の噛み合いが滑って、ラチェットレバー35のみが他方向回りEに空回動する。上記ラチェットレバー35は、ボルト・ナット締め付け用の市販品を利用することができる。
【0024】
上記ベースブラケット12の垂直部12aの下側には、ラチェットレバー35を連動する第2連動アーム37をボルト38で固定する。該第2連動アーム37の先端は、上記ラチェットレバー34の両側部を挟み込むフォーク状に形成している。
そして、横行スライダー10の往動時に、ラチェットレバー35を一方向回りDに回動させて、撹拌羽根32を間欠回転させると共に、横行スライダー10の復動時に、ラチェットレバー35を他方向回りEに空回動させる。
【0025】
上記のように部品供給装置を構成すれば、スタート前は、横行スライダー10は復動位置Bにあり、上下シリンダー15のマグネット17は上動位置にある。また、除去レバー27は上揺動位置にあり、ラチェットレバー27は他方向回りEに空回動した位置にある。
【0026】
そして、図7に示すように、ステップS1で電源をオンすると、ステップS2で上下シリンダー15によりマグネット17が下動して、ボウル4内の1個の部品Pがマグネット17に吸着する。その後、ステップS3で、上下シリンダー15のマグネット17が上動して、マグネット17で吸着した1個の部品Pをボウル4の上方に取り上げる。
【0027】
ついで、ステップS4で、横行シリンダー11により横行スライダー10が復動位置Bから往動位置Fに往動される。
この横行スライダー10の往動の途中で、第1連動アーム29が操作アーム28から離れるので、除去レバー27が自重で下揺動位置に下揺動する。
その後、マグネット17に吸着した部品Pが切離バー24に当接して、マグネット17から切り離されて落下し、部品受け止めシュート23で受け止められ、該シュート23を自重で滑走して整列シュート20の上部20aに至る。
【0028】
このとき、部品Pの軸部Paが下向きで、該軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入すると、部品Pは、整列シュート20を整列状態で自重で滑走して、ボウル4の側面開口4bを通ってボウル4外に取り出される。
逆に、部品Pの軸部Paが上向きで、軸部Paが整列シュート20の凹部20cに嵌入しない不整列部品P1であると、該不整列部品P1は、整列シュート20を自重で滑走する途中で、ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められてストップされる。
【0029】
上記横行スライダー10の往動の途中で、第2連動アーム27がラチェットレバー35を一方向回りDに回動させるので、撹拌羽根32が間欠回転される。該撹拌羽根32は、横行スライダー10の往動ごとに一方向回りDに間欠回転され続け、ボウル4内ので部品Pを自動的に撹拌するので、部品Pが均等に均されてマグネット17による吸着が常に確実となる。
【0030】
一方、ステップS5で、横行シリンダー11により横行スライダー10が往動位置Fから復動位置Bに復動される。
この横行スライダー10の復動の途中で、第1連動アーム29が操作アーム28を押すので、除去レバー27が上揺動位置に上揺動する。この上揺動により、上記ボウル4の側面開口4bの内面(ストッパー)4cに当て止められた不整列部品P1が上方に跳ね上げられ、ボウル4内に落下して、整列シュート20から自動的に除去される。なお、除去レバー27は、不整列部品P1が無いときも上揺動位置に上揺動するが、この場合は、空揺動となる。
上記横行スライダー10の復動の途中で、第2連動アーム37がラチェットレバー35を他方向回りEに空回動させる。
【0031】
つぎに、ステップS6で、上記整列シュート20の部品Pが満杯になったかどうかを近接スイッチ40で検出し、NOであれば、ステップS2に戻り、ステップS2〜S6が繰り返されることにより、ボウル4内の部品Pが整列シュート20から整列状態で連続的にボウル4外に取り出されて行く。
ステップS6で、整列シュート20の部品Pが満杯になったことを、近接スイッチ40が検出してオンし、このオン状態(YES)が1秒以上続くと、ステップS7で、ステップS2〜S6の工程を一時停止させて、ステップS6に戻る。そして、整列シュート20の部品Pが減って、近接スイッチ40がオフした後、数秒間の停止時間を置いて、再びステップS2〜S6の工程をスタートさせる。
【0032】
上記のように、上下シリンダー15によるマグネット17の上下動でボウル4内の部品Pを1個づつ吸着して取り上げた後、横行シリンダー11による横行スライダー10の往動途中で、切離バー24によりマグネット17から部品Pを自動的に切り離して落下させ、部品受け止めシュート23で受け止めて、自重で滑走させながら整列シュート20で整列させてボウル4外に整列状態で取り出せるようになる。また、不整列部品P1は、除去レバー27で自動的に整列シュート20から除去でき、ボウル4外の整列シュート20に不整列部品P1が混入しなくなる。
【0033】
上記ボウル4内の部品Pは、マグネット17による吸着で1個づつ確実に整列シュート20に供給することができる。
また、ボウル4全体を回転させたり、振動させたりしないから、騒音や振動の発生が少なくて、部品供給装置が静かになる。
さらに、除去レバー27とラチェットレバー35は、連動レバー29,37により、横行スライダー10の往復動に連動させているので、別の駆動体(シリンダーやモータ)、その制御回路等が不要であり、設備コストが安くなる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の部品供給装置は、上下駆動体でマグネットを上下動させ、ボウル内の部品を吸着して取り上げた後、横行駆動体で横行スライダーを往動させる途中で、切離バーによりマグネットから部品を自動的に切り離し、落下する部品を整列シュートで受け止めて、ボウル外に整列状態で取り出すようにしたものである。
したがって、ボウル内の部品は、マグネットによる吸着で1個づつ確実に整列シュートに供給されると共に、従来のように、ボウル全体を回転させたり、振動させたりする必要がないから、騒音や振動の発生が少なくて静かになる。
【0035】
また、不整列部品除去機構により、不整列部品を整列シュートから除去するようにすると、整列シュートに不整列部品が混入しなくなる。
さらに、撹拌機構により、ボウル内の部品を撹拌するようにすると、部品が均等に均されて、マグネットによる吸着が常に確実となる。
さらにまた、不整列部品除去機構と撹拌機構を、横行スライダーの往復動に連動させるようにすると、それぞれ別の駆動体が不要になり、設備コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の要部断面側面図
【図2】図1の装置の要部断面正面図
【図3】(A)は撹拌機構の分解斜視図、(B)は撹拌羽根の回転状態の平面図
【図4】(A)は部品受け止めシュートの斜視図、(B)は整列シュートの斜視図
【図5】部品の切り離し要領の側面図
【図6】不整列部品の除去要領の側面図
【図7】部品供給装置の作動フローチャート
【符号の説明】
4…ボウル、4a…上開口、4c…内面(ストッパー)、10…横行スライダー、11…横行シリンダー、12…ベースブラケット、15…上下シリンダー、16…ダンパー、17…マグネット、20…整列シュート、23…部品受け止めシュート、24…切離バー、27…除去レバー、28…操作アーム、29…第1連動アーム、32…撹拌羽根、33…回転軸、35…ラチェットレバー、37…第2連動アーム、P…部品、F…往動位置、B…復動位置、D…一方向回り、E…他方向回り。
Claims (2)
- 多数個の部品が投入されるボウルと、該ボウルの外側方を、横行駆動体により往動位置と復動位置とに往復動される横行スライダーと、該横行スライダーに取り付けた上下駆動体で支持され、横行スライダーの復動位置で、下動時にボウル内の部品を吸着し、上動時に、吸着した部品をボウルの上方に取り上げるマグネットと、上記横行スライダーの往動途中で、上記マグネットで取り上げた部品を切り離す切離バーと、該切離バーで切り離されて落下する部品を受け止めて、整列状態でボウル外に取り出す整列シュートとを備える一方、上記整列シュートのボウル内の部位に、不整列部品のボウル外への取り出しをストップさせるストッパーを設けると共に、上記横行スライダーの復動に連動して、上記ストップされた不整列部品を整列シュートから除去する不整列部品除去機構を設けたことを特徴とする部品供給装置。
- 上記ボウル内に、投入された部品を撹拌する撹拌羽根を設けると共に、上記横行スライダーの往復動に連動して、上記撹拌羽根を一方向回りに間欠回転させる撹拌機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
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