JP3547318B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量センサを備えた加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来より、加熱調理器においては、加熱調理室内の食品載置皿に収容される食品の重量に応じた信号を出力する重量センサを備えている。この重量センサとしては、静電容量形やインダクタンス形等がある。静電容量形の重量センサは、可動電極及び固定電極、さらには発振回路等を備え、食品重量により可動電極がたわんで固定電極との離間距離が変化することにより、静電容量が変化し、その変化分を発振回路の出力周波数の変化で取り出す。つまり周波数信号として取り出す。この出力周波数は、例えばマイクロコンピュータからなる重量判定手段に与えられる。この重量判定手段では、食品重量がゼロ(食品載置皿に何も載せない状態)のときの周波数をゼロ点として予め記憶しておき、重量センサからの出力周波数とをゼロ点とから食品重量を判定するようになっている。
【0003】
なお、インダクタンス形の重量センサは、食品重量に応じて変位するようにコア部材を設けると共に静止部位に巻線を設け、且つ発振回路を備え、前記巻線に対するコア部材の変位距離が食品重量に応じて変化し、これにて、巻線のインダクタンスが変化することを利用したものである。この場合もインダクタンス変化分は発振回路の出力周波数の変化で取り出すものである。なお、重量判定結果は、加熱調理時間や加熱強度の制御データとして用いられるものである。
【0004】
ところが、従来より、加熱調理器においては、冬期・夏期といった環境温度が異なるし、また加熱調理器本体自体が加熱調理による温度影響(最初の調理と、連続調理とでは初期温度が異なる)を受けるものであり、重量センサもその温度影響を受け、同一重量の食品でも、出力される信号のレベルが変化することがあり、また、経年的に信号レベルが全体的に大きくなったり、逆に小さくなったりするものである。
しかるに上記構成においては、ゼロ点が加熱調理器側において固定的に設定されているため、温度状況や経年変化に伴って重量判定精度が悪くなってしまい、調理仕上がりにばらつきが発生するという問題があった。
【0005】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度状況の変化や重量センサの経年変化にかかわらず、常に精度のより重量判定結果を得ることができて、加熱調理を良好に行ない得る加熱調理器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0012】
請求項1の発明は、ゼロ点変更手段が、前記基準ゼロ点とは別に不変値として設定された固定ゼロ点を有し、加熱開始前に毎回、前記重量センサからの信号を読取り、その信号レベルが前記基準ゼロ点からみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあり、且つ、該信号レベルが前記固定ゼロ点からみて所定重量分の許容値以下であるときに、該信号レベルに基づいて前記基準ゼロ点を変更設定する構成となっているところに特徴を有する。
【0013】
読み取った信号レベルが基準ゼロ点に対して所定範囲にあるときに基準ゼロ点を更新してゆくと、更新回数が増加するにつれて、基準ゼロ点の絶対値が当初の基準ゼロ点から大きくかけ離れてゆく虞がある。このようになると、基準ゼロ点としては不適正ななものとなる。しかるに上記構成においては、基準ゼロ点とは別に不変値として設定された固定ゼロ点を有し、重量センサからの信号のレベルが基準ゼロ点からみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあり、且つ、該信号のレベルが固定ゼロ点からみて所定重量分の許容値以下であるときに、該信号レベルに基づいて前記基準ゼロ点を変更設定するようにしたから、許容値を超えると、基準ゼロ点の変更設定が実行されず、すなわち、不適正な基準ゼロ点が設定される不具合がなくなる。
【0014】
請求項2の発明は、前述した請求項1の発明において、加熱調理室を開閉する扉と、この扉の開閉を検出する扉開閉検出手段とを備え、
ゼロ点変更手段が、調理前において前記扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を行なうようになっているところに特徴を有する。
加熱調理が終了すると、加熱調理室内の食品を取り出すべく扉が開放され、その後閉塞される。また、加熱調理開始直前にも扉が開放され、そして食品収容後に閉塞される。これから理解できるように、扉開放から扉閉塞への変化というのは、食品取り出し時や食品収容時であることが多い。そして、扉が開放されたままとなっている状況は、食品が無い状況であることが多い。しかして、この扉開放時にゼロ点変更設定動作を行なうことにより、食品が収容されている状態でのゼロ点変更設定動作を極力なくし得て、誤設定がなくなるものである。
【0015】
この場合、ゼロ点変更手段を、調理前において扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を実行した後は、その後扉開放が検出されてもゼロ点変更設定動作を実行しない構成としても良い(請求項3の発明)。このようにすると、基準ゼロ点の誤設定がなくなる。
【0016】
すなわち、扉が開放されているときに、重量センサからの信号のレベルが基準ゼロ点からみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあるという条件で基準ゼロ点を変更設定する場合、その後、扉開放時に、その所定範囲の重量以下の食品が収容されたときにも、この食品重量を基準ゼロ点とすることが懸念される。しかるに上記構成においては、ゼロ点変更設定動作を実行した後は、その後扉開放が検出されてもゼロ点変更設定動作を実行しない構成としているから、基準ゼロ点設定後に、扉が開放されて食品が収容されたとしても、基準ゼロ点の誤設定がなくなる。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、加熱調理室を開閉する扉と、この扉の開閉を検出する扉開閉検出手段と、調理終了後に所定条件が満たされた時に電源をオフするオートパワーオフ手段とを備え、
ゼロ点変更手段が、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ前記扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定を行なうようになっているところに特徴を有する。
【0018】
オートパワーオフ手段により電源がオフされている状況は、次の調理の開始前(前回の調理終了後でもある)であり、この状況で扉が開放されるということは、調理開始直前であることが多い。しかもオートパワーオフ状況であるということは、調理が終了してからかなりの時間が経過しており、食品が加熱調理室内に収容されていることはほとんどない。従って、上記構成のように、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ扉が開放されているときにゼロ点変更設定を行なうことは、ゼロ点変更タイミングとして最適である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき図面を参照しながら説明する。まず図2及び図3において、加熱調理器本体1は外箱2と内箱3とから構成され、内箱3内部を加熱調理室4としている。この加熱調理室4内の底板には、駆動軸5aが挿通されており、これの下端は後述の重量センサ16によって支持されており、そしてこの駆動軸5aはターンテーブルモータ5によって回転されるようになっている。この駆動軸5aの上端には網状に形成された金属製の円板からなる回転体6が連結されている。この回転体6には食品を載せる載置皿7が着脱可能に配置されるようになっている。また加熱調理室4は扉8によって開閉されるようになっている。さらに加熱調理室4の上面には管状ヒータからなる上ヒータ9が配設され、底板外側に面状ヒータからなる下ヒータ10が配設されている。
【0020】
この加熱調理器本体1の扉8側方前面には、パネル11が設けられていて、これには、各種のスイッチ群12、表示器13等が設けられている。なお、スイッチ群9には、マグネトロン加熱調理とヒータ加熱調理とを選択する選択スイッチ、スタートスイッチ、加熱調理時間を設定する時間設定スイッチ、さらには取消スイッチ等が含まれている。上記パネル11の裏側には機械室(図示せず)が形成されていて、この内部には図1に示すマグネトロン14や冷却ファン15が配設されている。
【0021】
前記加熱調理室4の底板下方部には、重量センサ16が設けられており、これは前記駆動軸5aを支持しており、これにかかる荷重に応じた信号を出力するようになっている。すなわち、この重量センサ16は、静電容量形であり、図示しないが、可動電極及び固定電極、さらには発振回路等を備え、食品重量により可動電極がたわんで固定電極との離間距離が変化することにより、静電容量が変化し、その変化分を発振回路の出力周波数の変化で取り出す。つまり周波数信号として取り出す。この出力周波数は、図1に示す制御回路17に与えられる。
【0022】
制御回路17は、例えばマイクロコンピュータを含んで構成されており、これには、前記スイッチ群12を備えたスイッチ入力部18からの各スイッチ入力が与えられると共に、例えばリミットスイッチからなる扉開閉センサ19から信号が与えられるようになっている。上記扉開閉センサ19は扉開閉検出手段に相当するものであり、扉8が開放されると扉開検出信号Soを出力し、扉8が閉塞されると扉閉検出信号Scを出力するようになっている。制御回路17は、加熱調理制御プログラムに従い、表示器13を駆動制御すると共に、駆動回路20を開して、前記ターンテーブルモータ5、上ヒータ9、下ヒータ10、マグネトロン14及び冷却ファン15が駆動制御されるようになっていると共に、不揮発性メモリ21に対する書込み、読出しを行なうようになっている。
【0023】
さて、前記重量センサ16は、例えば図5に示すように周波数を出力するものであり、この図5において、「0g」は載置皿7が回転体6に配置され、食品は載置されていない状態をいうもので、この「0g」に対応する周波数レベルがいわゆるゼロ点である。なお、この図5においては、加熱調理室4内の温度が25℃の場合を示しており、その温度が高くなると、特性線Paは、周波数が低い方向へシフトする傾向にある(二点鎖線参照)。つまり、ゼロ点は低くなる。
【0024】
制御回路17は、重量判定手段及びゼロ点変更手段として機能するものであり、この重量判定方式は、次のようになっている。すなわち、制御回路17は前記図5の関係で示される周波数データと食品重量データとの関係を記憶しており、このゼロ点(この場合出力周波数50.00kHz)と重量センサ16からの出力周波数とに基づいて重量を判定する。
【0025】
さて、制御回路17は、ROMに重量判定に使用するデータを予め記憶しており、そのデータについて述べると、次のとおりである(図7参照)。
固定ゼロ点WF:予め製品出荷前にメーカー側で記憶されたものである。
許容値γ:固定ゼロ点WFに対する所定重量分の周波数で、その所定重量は例えば「250g」である。
所定レベルα:基準ゼロ点W0またはWa(後述する)に対する所定重量に相当する周波数レベルで、その所定重量は例えば「60g」である。
【0026】
一方、不揮発性メモリ21には、基準ゼロ点W0が記憶されるようになっており、これは、使用者の操作により設定され、記憶されるものである。すなわち、この加熱調理器に付随する取扱説明書に、基準ゼロ点W0の設定操作方法が記載されており、その設定操作方法に従って操作すれば、この基準ゼロ点W0が記憶されるようになっている。その設定操作方法は、例えば電源プラグを商用電源に接続し、載置皿7を載せ(食品は載せない)、扉8を閉塞し、取消スイッチをオン操作するというものである。この操作がなされると、制御回路17は、その時に重量センサ16から出力される周波数レベルを基準ゼロ点W0として不揮発性メモリW0に書き込むようになっている。この基準ゼロ点W0は、基準ゼロ点の変更設定の初期値として最初に使用されるものであり、基準ゼロ点の変更設定がなされると、以後、その基準ゼロ点が上記基準ゼロ点Waとして使用される。
【0027】
上記基準ゼロ点Waは、調理開始前に毎回、制御回路17の設定制御により自動的に実行されるようになっており、この基準ゼロ点Waの設定制御について図4のフローチャートも参照して説明する。
このフローチャートは、電源プラグが商用電源に接続された時にスタートする。なお、このフローチャートでは、前述の使用者の操作に基づく基準ゼロ点W0の設定制御については省略している。
【0028】
今、第1回目の基準ゼロ点変更設定動作について述べる。この場合、使用者操作による初期値用の基準ゼロ点W0が設定されており、また、載置皿7が配置されており、調理は終了してしており、且つ、食品は載せられていない(収容されていない)ものとしてフローチャートの流れを説明する。
【0029】
ステップS1においては、固定ゼロ点WF、許容値γ、及び所定レベルαを読み込む。ステップS2では、使用者操作による初期値用の基準ゼロ点W0が設定されているか否かを判断する(不揮発性メモリ21に基準ゼロ点W0が記憶されているか否かを判断する)。この場合、この基準ゼロ点W0が設定されているものとしているから、ステップS3に移行して調理前か否かを判断する。つまり、加熱調理制御プログラムにより調理動作を実行していないか否かを判断する。この場合、調理動作を実行していないものとしているから、調理前であると判断することになり、ステップS4に移行する。
【0030】
このステップS4では、扉8が閉塞状態から開放されたか否か、つまり、扉開閉センサ19が扉開検出信号Soの入力があったか否かをを判断し、扉8の開放動作があったとすると、ステップS5に移行する。
【0031】
このステップS5においては、図6(a)に示すように、RAMにおける周波数データ記憶部E1〜E5(図6参照)の記憶値をすべてクリアすると共に、ゼロ点設定動作開始・終了のパラメーターQを「1」とする(「1」は開始を意味し、「0」は終了もしくは中止を意味する)。次のステップS6では、ゼロ点設定動作中か、つまりパラメーターQが「1」であるか否かを判断し、ゼロ点設定動作中であれば、ステップS7に移行して、重量センサ16から出力される周波数を読み込み、これを周波数データWa1として、前記周波数データ記憶部E1〜E5の第1段目の記憶部E1に記憶させる(図6(b)参照)。この場合、各記憶部E1〜E4の記憶内容は上位へ移動させておく。この周波数は、1回につき0.25秒間の周波数パルスを積算し、その積算値から周波数が測定されるものである。
【0032】
そして、次のステップS8では、上記各E1〜E5の記憶データの最大値と最小値との差(図6(b)の場合、「Wa1」と「0」との差、この差は絶対値として取り扱う)を重量に換算する。そして、ステップS9では、この換算重量が「20g」以下であるか否かを判断する。この「20g」は、上記最大値と最小値との差に対応する所定値の重量換算値である。ここで、周波数データ「Wa1」と「0」との差の重量換算値は、通常、「20g」以上となり、ステップS9の「NO」に従ってステップS2に戻る。このステップS2では、すでに基準ゼロ点W0が設定されているから、再度ステップS3,S4に移行し、ここで扉8が開放されたままであると、扉開から扉閉への変化はないから「NO」に従ってステップS15に移行する。
【0033】
ステップS15では、扉開から扉閉への変化があったか否かを判断し、扉8が開のままであれば、前述のステップS6に移行し、このステップS6(基準ゼロ点設定動作中か否かの判断)、ステップS7(周波数データ読み込み・記憶)、ステップS8(最大値・最小値の差を重量換算)及びステップS9(20g以下か否かの判断)が実行され、通常の場合にはこのステップS9から再度ステップS2に移行して、上述の流れが繰り返される。
【0034】
つまり、扉8が開放されたままにあれば、重量センサ16からの周波数データが順に読み込まれることになり、そして、5回分の周波数データ(Wa1〜Wa5)が図6(d)に示すように、周波数データ記憶部E1〜E5にすべて記憶されると、周波数データ「0」がなくなるから、周波数データWa1〜Wa5の各値に異常がなければ、ステップS8での最大値・最小値の差の重量換算値が、重量換算値「20g」以下となる。なお、周波数データWa1〜Wa5に一つでも異常値が示されれば、「20g」を超えるものであり、従って、このステップS9の「YES」に移行するには、連続5回分の周波数データWa1〜Wa5が近似した値(連続して安定した値)となることが必要である。この場合、このフローチャートでは、各信号の読み込みにほぼ0.25秒の時間がかかるものであり、従って、1.25秒間において安定した周波数データが得られた時にステップS9の「YES」からステップS10に移行するものである。
【0035】
このステップS10では、上記連続5回分の周波数データWa1〜Wa5のうち、最大値と最小値を除いた3つのと周波数データを平均し、その平均周波数データを、この時点で設定されている基準ゼロ点(この場合基準ゼロ点W0)を基準として重量換算する。そして、ステップS11では、この換算重量(基準ゼロ点W0からみた換算重量)が所定重量「60g」(これは所定レベル「α」に相当する)内にあるか否かを判断する。
【0036】
ここで、連続5回分の周波数データWa1〜Wa5は、相互差が「20g」以内という安定した値であり、そのうち中間値3つの周波数データが基準ゼロ点W0からみて「60g」なる換算重量であるということは、連続5回分の周波数データWa1〜Wa5は全てのデータがほぼ「60g±10g」に近い値を示すものである。
【0037】
しかして、ステップS11において、「60g」内にあることが判断されれば、この平均周波数データを、前記固定ゼロ点WFからみた重量に換算し、ステップS13にて、この換算重量が、予め設定された許容値γに相当する重量である前記「250g」以内であるか否かを判断し、「250g」以内であれば、上記平均周波数データを新しい基準ゼロ点Waとして例えばRAMに記憶する(変更設定する)。
【0038】
ここで、前述のステップS15において扉開から扉閉への変化があったと判断されると、ステップS16に移行して、ゼロ点設定動作中か否かを判断し、ゼロ点設定動作中であれば、ステップS17で前述のパラメーターQを「0」としてステップS6に移行する。つまり、扉8が開放されたことを条件に開始されたゼロ点設定動作は、途中(適正な周波数データ読取り5回分に満たないうち)で扉8が閉塞されると、ゼロ点設定動作が中止される。従って、基準ゼロ点としては前回の基準ゼロ点が重量判定に使用されることになる。
【0039】
上記フローチャートと使用者の状況との関係について図7を参照して述べると、今、載置皿7がセットされていないものとする。調理前に扉8が開放されると(時点t1)、制御回路17の周波数データ記憶部E1〜E5がクリア(周波数「0」)とされる。そして、制御回路17は、1回につき、重量センサ16からの周波数を0.25秒間読み込み記憶する。この読み込み記憶動作は、各記憶部E1〜E5の周波数が相互に「20g」の差がないようになるまで継続される。しかして、時点1では、載置皿7がセットされていないものの、重量センサ16からは「0」よりかなり高い周波数Wxが出力されており、「20g」の差はある。
【0040】
そして、この載置皿7がセットされて(時点t2)から、食品ゼロに相当する周波数が読み込まれ記憶されるが、5回分の記憶値(Wa1〜Wa5)がこれらの最大値・最小値が「20g」以下となり、且つ基準ゼロ点W0からみた換算重量が「60g」(絶対値)以下となれば基準ゼロ点Waが設定される(時点t3)。これと同時にこのゼロ点変更設定動作が終了する。
【0041】
なお、載置皿7をセットした時点(t2)では、振動が発生することにより周波数が異常に高くあるいは低くなるが、この部分の周波数は一時記憶されるものの、上記「20g」以下といった条件がクリアされないから、この部分の周波数発生時点以後の5回分の周波数が記憶されることになる。
【0042】
この後、食品が収容され(時点t4)、扉7が閉塞され(時点t5)、時点6で調理がスタート(スタートスイッチが操作されると)、重量判定動作が実行されるものとなる。この場合、重量センサ16から0.25秒間で周波数を読み込み測定し、この周波数データをこの時点での基準ゼロ点Waからみた重量に換算するものである。
【0043】
そして、調理が終了されると、調理開始前、毎回、上述した基準ゼロ点設定動作が実行されるされることになる。このような2回目移行の基準ゼロ点変更設定動作においては、前回設定された基準ゼロ点Waを変更設定することになる(基準ゼロ点W0は最初のみに用いられる)。
【0044】
このような本実施例によれば、次の効果を得ることができる。
すなわち、加熱開始前、毎回、基準ゼロ点W0あるいはWaについての変更設定制御を行なうから、新たに設定されたこの基準ゼロ点Waが、加熱調理前の状況に応じた基準ゼロ点Waとなる。これにより、加熱調理器を冬期あるいは夏期に使用する場合には、その環境温度に応じた基準ゼロ点Waが設定され、また、最初の調理の場合でも、あるいは連続調理の場合でも、その温度状態での基準ゼロ点Waに設定され、また、重量センサ16の経年変化により出力周波数レベルが変化してもそのレベルに応じた基準ゼロ点Waが設定される。
このより、制御回路17により食品重量判定がなされる場合に、適正なこの基準ゼロ点Waにより出力周波数レベルを判定することが可能となり、重量判定精度が常に適正なものとなる。
【0045】
特に、基準ゼロ点W0あるいはWaを変更設定するについて、重量センサ16からの周波数のレベルが現時点で設定されている基準ゼロ点W0あるいはWaからみて所定重量に相当する所定レベル範囲内、この場合ほぼ「60g±10g」の換算重量範囲内にあるときには、その周波数レベルに基づいて前記基準ゼロ点W0あるいはWaを変更設定するようにしたから、今回変更設定された基準ゼロ点Waが変更前の基準ゼロ点W0あるいはWaから極端にずれた値に設定されることがなく、つまり、温度条件変化や経年変化を考慮した適正範囲内で基準ゼロ点W0あるいはWaの変更設定がなされるようになり、信頼性の高い基準ゼロ点が設定されるものである。
【0046】
また、本実施例においては、前記重量センサ16からの周波数を読取り、その周波数レベルがこの時点での基準ゼロ点W0あるいはWaからみた換算重量ほぼ「60g±10g」の範囲内にある状況が所定時間1.25秒継続したときには、その周波数レベルに基づいて前記基準ゼロ点W0あるいはWaを変更設定するから、重量センサ16からの周波数が安定的に得られるようになってから、基準ゼロ点Waが変更設定されるようになり、もって、基準ゼロ点Waの設定精度が高くなる。
【0047】
ところで、重量センサ16は構造的に振動しやすいという事情にあり、扉8が開放されたとき等に加熱調理器本体1が振動すると該重量センサ16も振動し、その振動が減衰するまでに時間がかかることがある。このような場合、周波数レベルが、基準ゼロ点W0あるいはWaから所定範囲内であったとしても、重量センサ16からの周波数レベル変化が激しくなってしまい、基準ゼロ点Waの設定精度が低下するおそれがある。
【0048】
しかるに、上記本実施例では、重量センサ16からの周波数の最大値と最小値との差が所定値(重量換算で20g)以下であるときに基準ゼロ点W0あるいはWaを変更設定するから、振動等の誤差要因がない状態で基準ゼロ点W0あるいはWaが変更設定されるようになり、もって、基準ゼロ点Waの設定精度が高くなる。
【0049】
特に、複数回この場合5回読み取った周波数のレベルを平均した値に基づいて食品重量の基準ゼロ点Waを設定するようにしたから、より適正な基準ゼロ点設定ができるものである。
【0050】
ところで、基準ゼロ点W0あるいはWaに対して読み取った周波数レベルが所定範囲にあるときに基準ゼロ点Waを更新してゆくと、更新回数が増加するにつれて、基準ゼロ点Waの絶対値が当初の基準ゼロ点W0から大きくかけ離れてゆく虞がある。このようになると、基準ゼロ点としては不適正なものとなる。
しかるに上記構成においては、基準ゼロ点W0あるいはWaとは別に不変値として設定された固定ゼロ点WFを有し、重量センサ16からの周波数のレベルを固定ゼロ点WFからみて重量「250g」に相当する許容値γ以下であるときに、該周波数レベルに基づいて基準ゼロ点W0あるいはWaを変更設定するようにしたから、許容ずれ量を超えると、基準ゼロ点W0あるいはWaの変更設定が実行されず、すなわち、不適正な基準ゼロ点の設定をなくすことができる。
【0051】
また、本実施例によれば、食品が収容されない時期を良好にとらえてゼロ点変更設定動作を行なうことができる。すなわち、加熱調理が終了すると、加熱調理室4内の食品を取り出すべく扉8が開放され、その後閉塞される。また、加熱調理開始直前にも扉8が開放され、そして食品収容後に閉塞される。これから理解できるように、扉8開放から扉8閉塞への変化というのは、食品取り出し時や食品収容時であることが多い。そして、扉8が開放されたままとなっている状況は、食品が無い状況であることが多い。しかして、この扉8開放時にゼロ点変更設定動作を行なうことにより、食品が収容されている状態でのゼロ点変更設定動作を極力なくし得て、誤設定がなくなる。
【0052】
さらにまた、初期の基準ゼロ点W0を使用者側で設定するようにしたので、初期の基準ゼロ点として適正値を得ることができるものである。すなわち、初期の基準ゼロ点として、固定ゼロ点WFを用いることが考えられるが、この固定ゼロ点FWは、製品たる加熱調理器の出荷前に設定されるものであり、出荷時や途中の輸送時等において重量センサの出力にずれが発生することも懸念される。従って、初期の基準ゼロ点としてはやや不向きであるといえる。なお、上記懸念がないような場合には、この固定ゼロ点WFを最初の基準ゼロ点に兼用しても差し支えがない。
【0053】
なお、本発明は、次の(A)〜(C)のように変更しても良い。
(A)調理前において、扉開閉センサ19により扉8の開放が検出されてゼロ点変更設定動作が実行された後は、その後に扉8の開放が検出されてもゼロ点変更設定動作を実行しないようにしても良い。このようにすると、基準ゼロ点の誤設定がなくなる。
すなわち、扉8が開放されているときに、重量センサ16からの周波数のレベルが基準ゼロ点W0あるいはWaからみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあるという条件で基準ゼロ点を変更設定する場合、その後、扉8が開放時に、その所定重量以下の食品(例えば「60g±10g」以下の軽い食品)が収容されたときにも、この食品重量を基準ゼロ点とすることが懸念される。
【0054】
しかるに上述のように、ゼロ点変更設定動作を実行した後は、その後に扉8が開放されてもゼロ点変更設定動作を実行しないようにすれば、基準ゼロ点設定後に、扉8が開放されて、上記軽い重量の食品が収容されたとしても、基準ゼロ点の誤設定がなくなる。
【0055】
(B)調理終了後に所定条件が満たされた時に電源をオフするオートパワーオフ手段とを備えたものにおいて、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定を行なう構成としても良い。
【0056】
オートパワーオフ手段により電源がオフされている状況は、次の調理の開始前(前回の調理終了後でもある)であり、この状況で扉が開放されるということは、調理開始直前であることが多い。しかもオートパワーオフ状況であるということは、調理が終了してからかなりの時間が経過しており、食品が加熱調理室内に収容されていることはほとんどない。従って、上記構成のように、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ扉が開放されているときにゼロ点変更設定を行なうことは、ゼロ点変更タイミングとして最適となる。
【0057】
(C)前記実施例では、重量センサ16からの周波数データを5回分読み込むようにしたが、これは1回でも良く、このようにしても所期の目的は達成できるものである。
なお、本発明は上記以外にも種々変更して実施できるものであり、例えば、重量センサはインダクタンス形でも良く、また扉開閉検出手段としては、光センサ等でも良い。また、重量センサからの出力信号としては、周波数・電圧変換器を用いれば電圧信号とすることも可能である。
【0058】
【発明の効果】
本発明は以上の説明から明らかなように、次の効果を得ることができる。
【0061】
請求項1の発明によれば、基準ゼロ点とは別に不変値として設定された固定ゼロ点を有し、加熱開始前に毎回、重量センサからの信号を読取り、その信号レベルが前記基準ゼロ点からみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあり、且つ、該信号レベルが前記固定ゼロ点からみて所定重量分の許容値以下であるときに、該信号レベルに基づいて前記基準ゼロ点を変更設定する構成となっているから、適正な基準ゼロ点が設定される不具合がない。
【0062】
請求項2の発明によれば、調理前において扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を行なうようにしたから、食品が収容されている状態でのゼロ点変更設定動作がなされず、誤設定がなくなる。
請求項3の発明によれば、調理前において扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を実行した後は、その後扉開放が検出されてもゼロ点変更設定動作を実行しない構成としたことにより、基準ゼロ点の誤設定がなくなる。
【0063】
請求項4の発明によれば、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定を行なうようになっているから、ゼロ点変更タイミングとして最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成のブロック図
【図2】加熱調理器の斜視図
【図3】加熱調理器の縦断側面図
【図4】ゼロ点変更設定動作のフローチャート
【図5】出力周波数と食品重量との関係を示す図
【図6】周波数データの記憶の様子を示す図
【図7】周波数データの変化の一例を示す図
【符号の説明】
4は加熱調理室、7は載置皿、8は扉、16は重量センサ、17は制御回路(重量判定手段、ゼロ点変更手段)、19は扉開閉センサ(扉開閉検出手段)を示す。
Claims (4)
- 加熱調理室内に収容された食品等の重量に応じた信号を出力する重量センサと、
この重量センサから出力された信号のレベルと現時点で設定されている基準ゼロ点とから食品の重量を判定する重量判定手段と、
前記基準ゼロ点とは別に不変値として設定された固定ゼロ点を有し、加熱開始前に毎回、前記重量センサからの信号を読取り、その信号レベルが前記基準ゼロ点からみて所定重量に相当する所定レベルの範囲内にあり、且つ、該信号レベルが前記固定ゼロ点からみて所定重量分の許容値以下であるときに、該信号レベルに基づいて前記基準ゼロ点を変更設定するゼロ点変更手段と
を備えたことを特徴とする加熱調理器。 - 加熱調理室を開閉する扉と、
この扉の開閉を検出する扉開閉検出手段とを備え、
ゼロ点変更手段は、調理前において前記扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を行なうようになっていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 - ゼロ点変更手段は、調理前において扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定動作を実行した後は、その後扉開放が検出されてもゼロ点変更設定動作を実行しないようになっていることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
- 加熱調理室を開閉する扉と、
この扉の開閉を検出する扉開閉検出手段と、
調理終了後に所定条件が満たされた時に電源をオフするオートパワーオフ手段とを備え、
ゼロ点変更手段は、オートパワーオフ手段により電源がオフされた状態で且つ前記扉開閉検出手段により扉の開放が検出されているときにゼロ点変更設定を行なうようになっていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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