JPH0662998A - 食器洗い機の水位制御装置 - Google Patents

食器洗い機の水位制御装置

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JPH0662998A
JPH0662998A JP22542792A JP22542792A JPH0662998A JP H0662998 A JPH0662998 A JP H0662998A JP 22542792 A JP22542792 A JP 22542792A JP 22542792 A JP22542792 A JP 22542792A JP H0662998 A JPH0662998 A JP H0662998A
Authority
JP
Japan
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water level
water
tank
water supply
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP22542792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Komatsu
隆 小松
Wataru Hamaguchi
渉 濱口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22542792A priority Critical patent/JPH0662998A/ja
Publication of JPH0662998A publication Critical patent/JPH0662998A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水位を正確に制御できる食器洗い機の水位制
御装置を提供する。 【構成】 制御手段1を用いて、水位の変化を周波数の
変化に変換する水位検知手段6の、給水時間と周波数変
化の関係から、給水開始時点の単位時間当たりの水位変
化の傾きと、給水終了時点の単位時間当たりの水位変化
の傾きとを求め、それぞれの傾きを延長した交点の水位
を基準水位とする構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄手段により水、ま
たは湯を循環させて食器を洗浄する食器洗い機の水位制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の食器洗い機は、所定の水位まで
給水したあと、あらかじめ決められた水温または時間に
達するまで水を循環させ、食器を洗浄している。従来、
洗浄槽内の水位はマグネットを含むフロート装置および
マイクロスイッチによって制御されていた(例えば、実
公昭58−51885号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では水位検知手段
として、上記した従来の機械式のものに代わり、信頼性
にすぐれ、応用範囲の広い電子式の、例えば圧力を電気
信号に変換するような装置が使われるようになったが、
このような装置では水位のばらつきが大きかったり、温
度の影響を受けやすいなどの問題があった。水位のばら
つきが大きいと図8に示すように、決められた温度まで
水温を上昇させる時間がまちまちになり、結果として運
転時間が長くなったり、十分な洗浄性能が得られなくな
るなどの問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、水
位を正確に制御できる食器洗い機の水位制御装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、食器収納用のタンクと、タンク内に給水す
る給水手段と、給水手段からの給水によるタンク内の水
位を検知する水位検知手段と、給水手段によって給水さ
れた水を循環させてタンク内にセットした食器を洗浄す
る洗浄手段と、タンク内の水を排水する排水手段と、タ
ンク内の水の温度を検知する水温検知手段と、あらかじ
め設定された順序に従い給水手段、洗浄手段、排水手段
を制御して洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行う
制御手段とを備え、水位検知手段の計測値から給水開始
時点の単位時間当たりの水位変化の傾きと、給水終了時
点の単位時間当たりの水位変化の傾きとを求め、それぞ
れの傾きを延長した交点の水位を基準水位とし、また、
給水開始時点から逐次単位時間当たりの水位変化量を測
定し、前回の変化量と比較して、水位変化量が前回の値
より小さくなり、再度差がなくなった時点の水位を基準
水位とした構成を有する。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、運転のつど基
準となる水位を求めるので、給水された水位を正確に知
ることができ、また、所定の水位まで給水できるように
作用する。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図1
〜図6を参照しながら説明する。図1および図2は本発
明の基本構成を示すブロック図および構造図であり、1
はマイクロコンピュータを含み、水位検知手段、水温検
知手段からの情報を入力して、定められたプログラムに
従って、給水手段、洗浄手段、排水手段を制御して、洗
浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作をする制御手段、2
は食器を入れるタンク、3は制御手段1によって駆動さ
れる給水手段、4はタンク2内の水位を圧力に変換する
ためのアエトラップ、5は圧力ホース、6は圧力ホース
5を通して伝えられたエアトラップ4内の圧力を電気信
号に変換して制御手段1に送るための水位検知手段、8
はノズル9と洗浄ポンプ10を備えて構成された洗浄手
段、11は排水ポンプを備えた排水手段、12はタンク
2内の水の温度を検知する水温検知手段である。
【0008】図3は水位検知手段6の特性図であり、本
実施例の水位検知手段6は、水位の変化を周波数の変化
に変換するもので、水位が上昇すると、発振周波数が下
がる特性を持っている。図4はタンク2の底部の拡大断
面図で、図に示すように、凹形状をしており、この凹部
に残菜等を回収するフィルタがセットされる。図中のh
0が水位0の点で、h2があらかじめ設定された目標水
位で、凹形状のの変曲点がh1である。図5は図4の形
状のタンク2に給水したときの水位を給水時間を横軸に
とって示したもので、図からわかるように水位h0から
h1までは変化が早く、h1からh2までの変化が遅く
なる特性を示す。したがって、図4の形状のタンク2に
給水したときの水位hを、図3の特性の水位検知手段6
で検知したとき、水位検知手段6の給水時間tに対する
発振周波数f特性は図6に示すようになる。発振周波数
のf0が水位のh0に、f1がh1に、f2がh2にそ
れぞれ相当する。
【0009】上記構成の本実施例において、制御手段1
の制御にしたがって給水したとき、水位検知手段6の発
振周波数は図6の特性になるが、水位検知手段6の特性
のばらつきによってf2の周波数の点が目標水位である
h2の点に対してずれることがある。そのずれを補正す
る方法として、図4のタンク2の凹部の水位h1を基準
としてh2の正確な水位を知る方法が考えられる。つま
りh1の点は水位検知手段1の特性のばらつきに関係な
く、機械的に固定されたものだからであり、h1の水位
に相当するf1の周波数を求めることができればよい。
【0010】その一つの手法は、図6の給水時間tに対
する発振周波数fのグラブにおいて、給水初期の発振周
波数の傾きΔf1と、給水終了時点の発振周波数の傾き
Δf2を求め、それぞれの傾きを延長したときの交点か
らf1の周波数を求めることである。周波数f1が求め
られると、f1とf2の差から、h2の水位の正確な値
を知ることができる。
【0011】このように本実施例によると、水位を発振
周波数に変換する水位検知手段を使用して、給水初期の
発振周波数の変化特性と、給水終了時の発振周波数の変
化特性との交点から基準水位を求め、給水終了時の正確
な水位を計測しているので、給水量に応じた最適の運転
時間が設定できる。
【0012】なお、本実施例において、水位検知手段に
水位対周波数変換素子を使用したが、これに限らず、水
位計測の機能を果すものであれば任意のデバイスが使用
できる。
【0013】(実施例2)第2の実施例は時間に対する
水位の微分値の変化を検出するものである。図7は図6
と同様の給水時間tと発振周波数fの関係を示したグラ
フであり、単位時間Δt当たりの周波数変化Δfを給水
開始時点から逐次比較していくと、始めは変化がなく、
ある時点(タンク2の凹部)でΔfが小さくなり、また
再び変化がなくなることがわかる。この再度変化がなく
なった点がh1の水位に相当することになり、この点を
基準水位としてそれ以降の給水を制御すれば、正確なh
2の水位が得られる。
【0014】このように第2の実施例によると、水位を
発振周波数に変換する水位検知手段を使用して、単位時
間当たりの周波数変化量の変化点から基準水位に達した
ことを検知しているので、それ以降の給水量を制御する
ことによって、目標水位に正しく給水できる。
【0015】なお、本実施例においても、第1の実施例
と同様に水位検知手段は水位対周波数変換素子に限定さ
れるものでない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、給水された水位を正確に知ることができ、つ
まり給水された水の量がわかるので、給水量に応じた最
適な運転時間を設定することができる。また、水位変化
を逐次比較していけば、常に目標とする水位に正確に合
わせることができる食器洗い機の水位制御装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機の水位制御
装置の基本構成を示すブロック図。
【図2】同水位制御装置の基本構造を示す断面図。
【図3】同水位制御装置における水位検知手段の特性
図。
【図4】同水位制御装置におけるタンク底部拡大断面
図。
【図5】同水位制御装置の給水時間と水位の関係図。
【図6】同水位制御装置における水位検知手段の給水時
間と発振周波数の関係図。
【図7】本発明の第2の実施例における水位検知手段の
給水時間と発振周波数の関係図。
【図8】従来の食器洗い機における運転時間と水温の関
係図。
【符号の説明】
1 制御手段 2 タンク 3 給水手段 6 水位検知手段 8 洗浄手段 11 排水手段 12 水温検知手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器収納用のタンクと、タンク内に給水す
    る給水手段と、前記給水手段からの給水による前記タン
    ク内の水位を検知する水位検知手段と、前記給水手段に
    よって給水された水を循環させて前記タンク内にセット
    した食器を洗浄する洗浄手段と、前記タンク内の水を排
    水する排水手段と、前記タンク内の水の温度を検知する
    水温検知手段と、前記水位検知手段および水温検知手段
    からの情報を入力して、あらかじめ設定された順序に従
    い前記給水手段、洗浄手段、排水手段を制御して洗浄、
    すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行う制御手段とを備
    え、前記水位検知手段の計画値から給水開始時点の単位
    時間当たりの水位変化の傾きと、給水終了時点の単位時
    間当たりの水位変化の傾きとを求め、それぞれの傾きを
    延長した交点の水位を基準水位とした食器洗い機の水位
    制御装置。
  2. 【請求項2】水位検知手段および制御手段によって給水
    開始時点からの逐次単位時間当たりの水位変化量を測定
    し、前回の変化量と比較して、水位変化量が前回の値よ
    り小さくなり、再度差がなくなった時点の水位を基準水
    位とした請求項1記載の食器洗い機の水位制御装置。
JP22542792A 1992-08-25 1992-08-25 食器洗い機の水位制御装置 Pending JPH0662998A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457430B1 (ko) * 2002-11-25 2004-11-16 엘지전자 주식회사 식기 세척기 및 그 제어방법
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US7474950B2 (en) 2001-12-21 2009-01-06 Zf Friedrichshafen Ag Method for determining the clutch application point
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