JPH0642167B2 - 水位変換装置 - Google Patents

水位変換装置

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JPH0642167B2
JPH0642167B2 JP18255787A JP18255787A JPH0642167B2 JP H0642167 B2 JPH0642167 B2 JP H0642167B2 JP 18255787 A JP18255787 A JP 18255787A JP 18255787 A JP18255787 A JP 18255787A JP H0642167 B2 JPH0642167 B2 JP H0642167B2
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water
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JP18255787A
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正一 松井
貞之 玉江
光幸 木内
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気洗濯機や電気食器洗い機等の機器におい
て、水位を制御するために用いられる水位変換装置に関
するものである。
従来の技術 一般的な水位検出の原理を第2図および第3図を用いて
説明する。第2図は水位に比例した圧力の変化をコイル
のインダクタンスの変化に変換する変位検出部の断面図
であり、第3図はコイルのインダクタンスの変化を周波
数の変化に変換する発振回路の電気回路図である。第2
図において、Pはタンク内の水位に比例した圧力であ
り、15はゴム等で成形された薄膜のダイヤフラム、1
6はコイル、17はダイヤフラム15に固定され、コイ
ル16の中を第2図において上下方向に移動できる磁性
体、18は磁性体17の変位を抑制するバネ、19は調
整ネジ、20はダイヤフラム15の円周部分およびコイ
ル16、調整ネジ19を固定しておく外枠である。ま
た、コイル16は第3図で示される発振回路の一部位と
なっている。すなわち、21はインバータ、22は帰還
抵抗、23と24はコンデンサである。
上記構成において、ダイヤフラム15に加わる水位に比
例した圧力Pが変化すると、磁性体17はバネ18の作
用を受けて上下方向に変位する。この時、コイル16の
中を磁性体17が変位するのでコイル16のインダクタ
ンスが変化する。第3図に示す発振回路の周波数は、コ
イル16のインダクタンスとコンデンサ23および24
の容量によって決まるので、コイル16のインダクタン
スが変化すると周波数が変化することになる。そして水
位と周波数の関係をグラフに示すと第8図のようにな
る。すなわち、水位と周波数の関係は1対1であるの
で、ある水位を検出しようとすれば、そのときの周波数
を検出すればよかった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、使用される周囲温度が変化した場合、さ
らに量産時においてダイヤフラム15、コイル16、磁
性体17、バネ18、コンデンサ23および24等の特
性がばらついた場合、水位と周波数の関係は第9図のよ
うになる。すなわち、gはばらつきの上限を表し、hは
ばらつきの下限を示し、破線で示されているiはその中
心線である。ここで水位hがO≦H≦Hにおいて、h
=hのときばらつきが最小になるのは、常温にて水位
h=hのときに周波数f=となるように調整ネジ
19で調整するためである。このように水位と周波数の
関係がばらついた場合、例えば水位をhに設定しよう
として周波数がになったことを検知したとすると、
実際の水位はha1からha2までばらつき、特に低水位に
おけるばらつきが大きいという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点を解決するもので、低水位に
おいても高精度の水位検出が実現可能な水位変換装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の水位変換装置は、タ
ンク内に給水を開始してから一定期間内の水位検出手段
の出力信号の変化を読取り、その変化が一定値以下であ
ればタンク内の水位をOと判定し、水位がOのときの水
位検出手段の出力信号により所望の水位に対応した値を
算出する構成としたものである。
作 用 上記構成により、タンク内の水位Oか否かを判定し、水
位をOと判定したとき、所望の水位に対応した値を算出
して水位制御を行うことができるので、誤まってタンク
内に水を溜めた状態で運転開始したとしても、その水の
ある状態の水位信号をもとに補正を行うことがないの
で、常に高精度の水位検出が行え、また補正を行うこと
により周囲温度の変化および量産時の水位検出装置個体
のばらつきに関係なく、低水位についても高精度の水位
検出を実現することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の水位変換装置を全自動洗濯機に適用し
た場合の回路ブロック図、第4図は水位検出手段に水位
に比例した圧力を供給するエアートラップを示す断面
図、第5図は水位変換装置の制御を示すフロチャート、
第6図は予め給水されていなかった場合に給水されたと
きの水位検出手段の出力信号の変化を示す特性図、第7
図は所望の水位に対応した周波数を算出する方法の説明
図である。第1図において、1は水位や洗溜時間、すす
ぎ回数、脱水時間等を設定するための入力手段、2は入
力手段1で設定された内容や洗濯の進行状態等を使用者
に知らせるための表示手段、3は水位を検出してそれを
周波数データに変換する水位検出手段、5および6は洗
濯兼脱水モータ13を駆動するための双方向性サイリス
タ、7は給水弁12を駆動するための給水弁駆動手段で
ある双方向性サイリスタ、8は排水マグネット11を駆
動するための双方向性サイリスタ、9は商用電源、10
は電源スイッチ、14は進相コンデンサ、4はタンク内
に給水開始時に予め給水されていないことを検知し、記
憶している所定の周波数と水位検出手段3の出力する周
波数データとから所望の水位に対応した判定周波数を算
出し、また機器の体の制御を行う制御手段である。また
水位検出手段の構成は第2図および第3図で示される通
りである。
第4図にHの水位まで給水されている状態を示してい
る。同図において、25は受け筒であり、26はタン
ク、27は回転翼、28はエアートラップ、29はエア
ートラップ28の中の空気圧を水位検出手段3へ伝える
圧力ホースである。
上記の構成における実際の給水動作を第5図〜第7図に
より説明する。まず第5図中のステップ400で、水位
検出手段3により初期周波数を測定する。次にステ
ップ401で双方向性サイリスタ7をONして給水弁1
2をONし、ステップ402で一定時間の遅延(時間T
より短い時間とする)を設けた後、ステップ403で
水位検出手段3により再度周波数を測定する。この
とき予めタンク26に給水されていなければ、第6図に
示されるような周波数変化となる。これは第4図におい
て、時間Tまで給水されても水位はHまで達せず空
気だまり28内の空気圧は大気圧と等しいので、水位検
出手段3の出力周波数はFで一定となり、時間T
後は給水量に応じて水位は増し、空気だまり28内の空
気圧は増加して水位検出手段3の出力周波数は小さくな
るためである。ゆえに、ステップ404で
比較し予めタンク26に給水されていなければ
となるので、ステップ405へいって初期水位O検知
をし、使用される周囲温度や量産時の水位検出手段3の
ばらつきの影響を小さくするために、所望の水位に対応
した判定周波数の補正を行う。以下その補正方法につい
て述べる。第7図において、aの破線で示される特性
は、水位検出手段がばらついた場合や周囲温度の影響を
受けた場合の平均的なサンプルの特性、bはその上限の
サンプルの特性、cはその下限のサンプルの特性であ
り、xはあるサンプルの特性を示すものである。
例えば水位検出手段としてxの特性をもつサンプルが用
いられており、hの水位まで給水することを考える
と、ステップ407で記憶している周波数ocと初期周
波数を比較し、ocであればステップ408
にて、ocであればステップ409にて判定周波
数を算出する。ここでocは平均的なサンプルの水位が
Oのときの周波数である。第7図において所望の水位h
とし、ばらつきが上限のサンプルの水位がOのときの
周波数をohとし、ばらつきが下限のサンプルの水位が
Oのときの周波数をoeとし、(ohoc)または
ocoe)を1とすると、比例計算により(eh
ec)または(ecee)は(h−h)/h
(=Aとする)となる。ここでceeheeはそ
れぞれ水位がhのときの平均的なサンプル、ばらつき
が上限のサンプル、ばらつきが下限のサンプルの周波数
がある。ステップ408またはステップ409にて上記
のような比例計算を行い、ocのとき判定周波数
′=ec+(oc)×A、ocのとき
′=ec−(oc)×Aとする。続いてステ
ップ410で′を判定周波数Fとする。またステッ
プ404でであればステップ406で初期水
あり検知をし、判定周波数の補正はしないのでステップ
411でecを判定周波数Fとする。ステップ412で
一定時間の遅延の後、ステップ413で水位検出手段3
により周波数を測定する。ステップ414では測定
した周波数と判定周波数Fと比較し、>Fであ
ればステップ412にもどり≦Fであれば所望の水
位に達したものとみなし、ステップ415へいって給水
弁12をOFFして給水動作を終了する。
なお本実施例では全自動洗濯機の給水時について記載し
たが、電気食器洗い機等の給水動作を伴う機器において
でも適用できる。さらに水位検出手段の変位検出部は、
水位に比例した圧力の変化をコイルのインダクタンスの
変化に変換する可変インダクタンス方式としたが、これ
は水位に比例した圧力の変化をコンデンサの容量の変化
に変換する可変容量方式として、その出力信号を発振回
路に接続した水位検出手段としても同様の効果がある。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、給水
動作開始時に予めタンク内に給水されていないことを検
知し、確実にタンク内の水位がOのときのみの水位検出
手段の信号にもとづいて所望の水位に対応した周波数を
算出し、水位を制御するため、いかなる運転の仕方によ
っても確実に水位補正を行わすことができ、周囲の温度
変化および量産時の水位検出装置のばらつきに関係なく
常に精度の良い水位を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全自動洗濯機の回路ブロッ
ク図、第2図は水位検出手段の変位検出部の断面図、第
3図は発振回路の電気回路図、第4図はエアートラップ
を示す断面図、第5図は制御手段での処理方法を示すフ
ローチャート、第6図は予めタンク内に給水されていな
かった場合に給水されたときの水位検出手段の出力信号
の経時変化を示す特性図、第7図は補正方法を説明する
ための説明図、第8図は一般的な水位検出手段の特性
図、第9図は従来の水位検出方法を示す特性図である。 3……水位検出手段、4……制御手段、7……給水弁駆
動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水弁を駆動する給水弁駆動手段と、前記
    給水弁からの給水によるタンク内の水位を検知して電気
    信号に変換する水位検出手段と、前記水位検出手段の出
    力信号を入力する制御手段を備え、前記制御手段は前記
    給水弁駆動手段を駆動して一定期間内の前記水位検出手
    段の出力信号の変化を読取り、前記期間内に出力信号が
    変化が所定値以下ならばタンク内の水位をOと判定し、
    前記水位検知手段の出力信号に応じて所望の水位に対応
    する値を補正する水位変換装置。
JP18255787A 1987-07-22 1987-07-22 水位変換装置 Expired - Lifetime JPH0642167B2 (ja)

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JP18255787A JPH0642167B2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 水位変換装置

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JP18255787A JPH0642167B2 (ja) 1987-07-22 1987-07-22 水位変換装置

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Publication Number Publication Date
JPS6426213A JPS6426213A (en) 1989-01-27
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JPH01180016A (ja) * 1988-01-08 1989-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水位変換装置
CN102759930B (zh) * 2012-08-06 2015-02-18 孙效 液面控制仪

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JPS6426213A (en) 1989-01-27

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