JPH07100103B2 - 機器の排水検知方法 - Google Patents

機器の排水検知方法

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JPH07100103B2
JPH07100103B2 JP63009812A JP981288A JPH07100103B2 JP H07100103 B2 JPH07100103 B2 JP H07100103B2 JP 63009812 A JP63009812 A JP 63009812A JP 981288 A JP981288 A JP 981288A JP H07100103 B2 JPH07100103 B2 JP H07100103B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気洗濯機や電気食器洗い機等の排水動作を伴
う機器において、排水終了を検知する機器の排水検知方
法に関するものである。
従来の技術 近年、機器の排水終了を検知するために水位検出手段を
用いて制御することが多くなってきた。そこで、水位検
出手段を用いた従来の排水終了検知方法について、第4
図,第8図,第9図および第10図を用いて説明する。第
4図は全自動洗濯機の要部ブロック図、第8図は全自動
洗濯機の断面図、第9図は従来の排水終了検知方法を示
すためのフローチャート、第10図は排水時の水位検出手
段の出力信号の経時変化を示す特性図である。
まずここで、一般的な水位検出手段について第5図,第
6図および第7図を用いて説明する。
第5図は水位に比例した圧力の変化をコイルのインダク
タンスの変化に変換する変位検出部の断面図であり、第
6図はコイルのインダクタンスの変化を周波数の変化に
変換する発振回路の電気回路図である。第5図におい
て、Pは水位に比例した圧力であり、15はゴム等で成形
された薄膜のダイヤフラム、16はコイル、17はダイヤフ
ラム15に固定されコイル16の中を第5図において上下方
向に移動できる磁性体、18は磁性体17の変位を抑制する
バネ、19は調整ネジ、20はダイヤフラム15の円周部分お
よびコイル16,調整ネジ19を固定しておく外枠であり、
コイル16は第6図で示される発振回路の一部位となって
いる。第6図において、21はインバータ、22は帰還抵
抗、23および24はコンデンサである。
上記構成で、ダイヤフラム15に加わる水位に比例した圧
力Pが変化すると、磁性体17はバネ18の作用を受けなが
ら上下方向に変位する。このときコイル16の中を磁性体
17が移動するので、コイル16のインダクタンスが変化す
る。発振回路の周波数は、コイル16のインダクタンスと
コンデンサ23および24の容量によって決まるので、コイ
ル16のインダクタンスが変化すると周波数が変化する。
そして水位と周波数の関係をグラフに表すと第7図のよ
うになる。
次に第4図において、1は水位や洗濯時間,すすぎ回
数,脱水時間等を設定するための入力手段、2は入力手
段1で設定された内容や洗濯機が異常状態であること、
洗濯の進行状態等を使用者に知らせるための表示手段、
3は水位検出手段、5および6は洗濯兼脱水モータ13を
駆動するための双方向性サイリスタ、7は給水弁12を駆
動するための双方向性サイリスタ、8は排水弁11を駆動
するための排水弁駆動手段である双方向性サイリスタ、
9は商用電源、10は電源スイッチ、14は進相コンデンサ
であり、4は水位検出手段3の出力周波数信号を入力し
機器全体の制御を行う制御手段である。さらに第8図に
おいて、25は外枠、26は水受け槽、27は洗濯兼脱水槽で
あり、28は洗濯時には回転翼29を、脱水時には洗濯兼脱
水槽27を回転させるように洗濯兼脱水モータ13の動力を
切換えるための動力切換機構である。30は水位に対応し
た圧力を発生させるための空気だまりであり、31は空気
だまり30内で発生した圧力を水位検出手段3へ伝えるた
めのエアーホース、32は排水ホースである。
上記構成において、排水時には水位が下がるとともに水
位検出手段3の出力周波数は大きくなり、第8図中の水
受け槽26内の水位が同図中の水位基準面以下になると、
空気だまり30内の圧力は大気圧と等しくなるので、水位
検出手段3の出力周波数は一定となる。ゆえに排水時の
水位検出手段3の出力周波数の経時変化は第10図のよう
になる。ここで従来の排水終了検知方法を第9図のフロ
ーチャートを用いて説明すると、まずステップ450で制
御手段4は双方向性サイリスタ8をONすることにより排
水弁11をONして排水を開始する。次にステップ451で水
位検出手段3の出力周波数を測定しこの値をとす
る。ステップ452でを比較し、
あれば水受け槽26内の水位が水位基準面以下となったと
判定してステップ453へいって排水弁11をOFFし、
であれば水受け槽26内の水位が水位基準面以上であ
ると判定してステップ451へもどるという制御方法とな
っていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、使用される雰囲気温度が変
化した場合や量産時にダイヤフラム15,コイル16,磁性体
17,バネ18,コンデンサ23および24等の特性がばらついた
場合、水位と周波数の関係は第7図中aの特性とcの特
性の範囲内でばらつき、周波数が以上となったこと
を検知して排水終了とすれば、その特性によっては水が
残ったまま脱水工程に入り、洗濯兼脱水モータ13の脱水
時の起動特性が悪くなるという問題があった。
そこで本発明は前記従来の問題点を解決するもので、使
用される雰囲気温度の変化や水位検出手段のばらつきに
関係なく水位基準面以下の水位で排水終了とする機器の
排水検知方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の機器の排水検知方法
は、排水弁をONしてから一定時間内の水位検出手段の出
力信号の値を無視した後に、前記水位検出手段の出力信
号の一定時間毎の変化が一定値以下となったときに、タ
ンク内の水位が一定値以下であることを検知して排水終
了と判定するものである。
作用 上記方法により、水位検出手段の出力周波数の絶対値で
はなく、排水弁をONしてから一定時間内の値を無視した
後の一定時間毎の変化と絶対値との比較で排水終了と判
定するので、使用される雰囲気温度の変化や量産時の水
位検出手段のばらつきに関係なく、排水工程中に水位が
水位基準面以下になったことを検知して排水終了と判定
することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は実際の排水動作を説明するためのフローチャー
ト、第2図は排水開始時の水位検出手段の出力周波数の
経時変化を示す特性図、第3図は排水終了前後の水位検
出手段の出力周波数の経時変化を示す特性図である。ま
た全自動洗濯機の構成は第4図および第8図で示される
とうりであり、水位検出手段の構成および特性は第5
図,第6図および第7図で示され、これは従来例の構成
と同一である。
上記の構成において第1図のフローチャートを用いて第
4図中の制御手段4が行う排水動作を説明する。まず、
ステップ400で排水弁駆動手段である双方向性サイリス
タ8をONして排水弁11をONし排水開始とする。このとき
第2図で示されているように、双方向性サイリスタ8を
ONした時間0とすると、それから少し遅れて周波数が異
常に高くなる。これは、第8図において排水弁11がONし
た瞬時に空気だまり30内に負圧がかかり、水位検出手者
3にあたかも水位が異常に減ったような圧力がかかるた
めである。次にステップ401で一定時間Tdの遅延を設け
た後、すなわち排水弁11をONしてから一定時間Td内の周
波数を無視した後ステップ402で周波数を測定するの
で、最初の周波数fOは第2図中のfOとなり、排水開始時
の異常に高い周波数を無視することができる。ここT
dは、排水開始時の異常に高い周波数となる時間幅より
も十分に長い定数である。そしてステップ403で一定時
間の遅延を設け、ステップ404で再度水位検出手段3の
出力周波数を測定しこの値をとする。ステップ405
を比較し、であれ
ば水受け槽26内の水位変化がほとんどなくなったと判定
してステップ407へ進む。ここでは定数である。ス
テップ407で、その時の周波数が以上であれば、す
なわち水受け槽26内に水位がに相当する水位よりも
低ければ排水終了であると判定し、ステップ408へいっ
て双方向性サイリスタ8をOFFすることにより排水弁11
をOFFし排水終了とする。なおステップ407で第7図中a
の特性で示される水位検出手段の水位0時の周波数であ
と比較するのは、水位検出手段のばらつきによっ
て排水が終了したときの周波数がからの間でば
らつき、そのときの最小値がだからである。またス
テップ407でであれば排水ホース32が立てら
れた状態であるか、または排水弁11に異常が生じた等の
理由により水受け槽26内にまだ水が残っていると判定
し、ステップ409で表示手段2を用いて使用者に排水異
常状態であることを知らせる等の排水異常報知を行い、
ステップ408へいって排水弁11をOFFする。ステップ405
であれば、水受け槽26内の水位が変
動中であると判定してステップ406へいきのデータ
に入れてステップ403にもどる。これを第3図の
特性図を用いて排水動作を説明すると、時間tm-1からt
m-2までは水位検出手段3の出力周波数はm-3からfm-2
へと変化しているので排水途中である。同様に、tm-2
らtm-1まで、tm-1からtmまでは周波数は変化しているの
で排水途中である。tm-1からtmの間で水受け槽26のに水
位は水位基準面以下となりそれ以後の周波数はで一
定となるので、m-1であればtmの時点
で、排水終了と判定し、m-1であればt
m+1の時点で排水終了と判定することになる。
なお本実施例で全自動洗濯機の排水時について記載した
が、電気食器洗い機等の排水動作を伴う機器においてで
も適用できる。また水位検出手段の出力信号として周波
数信号のものを用いたが、これは水位変化に応じて電圧
が変化するような水位検出手段でもよく、さらに水位検
出信号の値は、水位が増すほど小さくなるものについて
説明したが、これは逆に水位が増すほど大きくなるもの
についても同様の効果がある。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明の機器の排水検
知方法は、排水弁をONしてから一定時間内の水位検出手
段の出力信号の値を無視した後に、一定時間毎の変化が
一定値以下となったときに、タンク内の水位が一定値以
下であることを検知して排水終了と判定するため、使用
される雰囲気温度の変化や量産時の水位検出手段のばら
つきに関係なく、排水中に水位が水位基準面以下になっ
たことを検知して排水終了と判定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における排水時の制御手段の処
理方法を示すフローチャート、第2図は同排水開始時の
水位検出手段の出力周波数の経時変化を示す特性図、第
3図は同排水終了前後の水位検出手段の出力周波数の経
時変化を示す特性図、第4図は全自動洗濯機のブロック
図、第5図は水位検出手段の断面図、第6図は同発振回
路の電気回路図、第7図は同特性図、第8図は全自動洗
濯機の断面図、第9図は従来の処理方法を示すフローチ
ャート、第10図は従来の排水方法を説明するための水位
検出手段の出力周波数の経時変化を示す特性図である。 3……水位検出手段、4……制御手段、8……排水弁駆
動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内の水を排水するための排水弁のON
    ・OFFを制御する排水弁駆動手段と、タンク内の水位を
    検知して電気信号に変換する水位検出手段と、前記水位
    検出手段の出力信号を入力し、前記排水弁駆動手段を制
    御する制御手段を備え、前記制御手段は、排水時に前記
    排水弁をONしてから一定時間内の前記水位検出手段の出
    力信号の値を無視した後に、前記水位検出手段の出力信
    号の一定時間毎の変化が一定値以下となったときに、タ
    ンク内の水位が一定値以下であることを検知して排水終
    了と判定することを機器の排水検知方法。
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