JPH0684977B2 - 洗浄装置の排水終了検知方法 - Google Patents

洗浄装置の排水終了検知方法

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JPH0684977B2
JPH0684977B2 JP62195959A JP19595987A JPH0684977B2 JP H0684977 B2 JPH0684977 B2 JP H0684977B2 JP 62195959 A JP62195959 A JP 62195959A JP 19595987 A JP19595987 A JP 19595987A JP H0684977 B2 JPH0684977 B2 JP H0684977B2
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気洗濯機や食器洗い機などの洗浄装置にお
いて排水終了を検知し、排水異常を検知するために用い
られる排水終了検知方法に関するものである。
従来の技術 近年、機器の排水終了を検知するために水位検出手段を
用いて制御することが多くなってきた。
まずここで、一般的な水位検出手段について第3図,第
4図および第5図を用いて説明する。第3図は水位に比
例した圧力の変化をコイルのインダクタンスの変化に変
換する変位検出部の断面図であり、第4図はコイルのイ
ンダクタンスの変化を周波数の変化に変換する発振回路
の電気回路図である。第3図において、Pは水位に比例
した圧力であり、15はゴム等で成形された薄膜のダイヤ
フラム、16はコイル、17はダイヤフラム15に固定されコ
イル16の中を第2図において上下方向に移動できる磁性
体、18は磁性体17の変位を抑制するバネ、19は調整ネ
ジ、20はダイヤフラム15の円周部分およびコイル16、調
整ネジ19を固定しておく外枠である。コイル16は第4図
で示される発振回路の一部位となっている。第4図にお
いて、21はインバータ、22は帰還抵抗、23と24はコンデ
ンサである。
上記構成において、ダイヤフラム15に加わる水位に比例
した圧力Pが変化すると、磁性体17はバネ18の作用を受
けて上下方向に変位する。このときコイル16の中を磁性
体17が変位するので、コイル16のインダクタンスが変化
する。発振回路の周波数は、コイル16のインダクタンス
とコンデンサ23および24の容量によって決まるので、コ
イル16のインダクタンスが変化すると周波数が変化す
る。そして水位と周波数の関係を表すと第5図のように
なる。
次に全自動洗濯機の回路構成を第6図により説明する。
第1図において、1は水位や洗濯時間,すすぎ回数,脱
水時間等を設定するための入手手段、2は入力手段1で
設定された内容や洗濯機が異常状態であること、洗濯の
進行状態等を使用者に知らせるための表示手段、3は上
記構成の水位検出手段である。5および6は洗濯兼脱水
モータ13を駆動するための双方向性サイリスタ、7は給
水弁12を駆動するための双方向性サイリスタ、8は排水
マグネット11を駆動するための排水弁駆動手段である双
方向性サイリスタ、9は商用電源、10は電源スイッチ、
14は進相コンデンサ、4は水位検出装置3の一定時間毎
の変化を検知し、また機器全体の制御を行う制御手段で
ある。
さらに第7図において、25は外枠、26は水受け槽、27は
洗濯兼脱水槽であり、28は洗濯時には回転翼29を、脱水
時には洗濯兼脱水槽27を回転させるように洗濯兼脱水モ
ータ13の動力を切換えるための動力切換機構である。30
は水位に対応した圧力を発生させるための空気だまりで
あり、31は空気だまり30内で発生した圧力を水位検知手
段3へ伝えるためのエアーホース、32は排水ホースであ
る。
上記構成において、排水時には水位が下がるとともに水
位検出手段3の出力周波数は大きくなり、第7図中の水
受け槽26内の水位が同図中の水位基準面以下になると、
空気だまり30内の圧力は大気圧と等しくなるので、水位
検出手段3の出力周波数は一定となる。ゆえに排水時に
おける水位検出手段3の出力周波数の経時変化を表わす
と第8図のようになる。同図においては水位が0の
ときの水位検出手段3の出力周波数である。このよう
に、排水時では一定時間毎に水位検出手段3の出力周波
数を測定し、以上となれば排水終了としていた。
これを第9図のフローチャートを用いて説明すると、ス
テップ410で制御手段4は双方向性サイリスタ8をONす
ることにより排水マグネット11をONする。次にステップ
411で一定時間の遅延を設け、ステップ412で水位検出手
段3の出力周波数を測定し、この値をとする。ステ
ップ413でを比較し、であれば水
受け槽26内の水位が水位基準面以下となったと判定し
て、ステップ414へいって排水マグネット11をOFFし、
であれば水受け槽26内の水位が水位基準面以上
であると判定してステップ411へもどるという排水制御
を行っていた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の排水制御では、使用される周囲温度が
変化した場合、さらに量産時においてダイヤフラム15、
コイル16、磁性体17、バネ18、コンデンサ23および24等
の特性がばらついた場合、水位と周波数の関係は第5図
のようになる。同図において、cはばらつきの上限を表
し、aはばらつきの下限を表し、bはその中心線であ
る。また、はそれぞれサンプルa,サン
プルb,サンプルcの水位が0のときの周波数である。こ
こで水位hが0≦h≦hhにおいてh=hhのときばらつき
が最小となるのは、常温にて水位h=hhのとき周波数
が=となるように調整ネジ19で調整するためであ
る。このように水位と周波数の関係がばらついた場合、
周波数が以上になったことを検知して排水終了とす
れば、bの特性をもつサンプルではhbだけ水が残り、ま
たcの特性もつサンプルではhcだけ水が残り、水が残っ
たまま脱水工程に入り、負荷が重くなるので洗濯兼脱水
モータ13の起動特性が悪くなるという問題があった。
そこで本発明は前記従来の問題点を解決するもので、水
位検出手段の特性がばらついた場合でも水位基準面以下
の水位で排水終了と判断する洗浄装置の排水終了検知方
法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の洗浄装置の排水終了
検知方法は、水位検出手段よりの出力から排水駆動手段
を制御する制御手段を備え、この制御手段は、排水時に
単位時間あたりの水位変化を演算し、その演算結果の値
が第1の基準値以下となった後、再び前記水位検知手段
で水位を検知し、その値が第2の基準値以下になった時
点を排水終了と判定するものである。
作用 上記方法によれば、水位検出手段の出力周波数の絶対値
ではなく一定時間毎の変化と絶対値との両方で排水終了
と判定するので、周囲温度の変化および量産時の水位検
出手段個体のばらつきに関係なく、排水工程中に水位が
水位基準面以下になったことを検知して排水終了と判定
することができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、第1図および第2図を
参照しながら説明する。
第1図は本実施例の排水動作を説明するためのフロチャ
ート、第2図は同排水時の水位検出手段3の出力周波数
の変化を示す特性図である。また全自動洗濯機の構成は
第6図および第7図で示されるとおりであり、水位検出
手段3の構成および特性は第3図,第4図および第5図
で示され、これは従来例の構成と同一である。
本実施例の排水終了検知方法を第6図を用いて説明す
る。まずステップ400で制御手段4は双方向性サイリス
タ8をONすることにより排水マグネット11をONする。次
にステップ401で水位検出手段3の出力周波数を測定
し、この値をとする。そしてステップ402で7秒間
の遅延を設け、ステップ403で再度水位検出手段3の出
力周波数を測定し、この値をとする。ステップ404
を比較し、(第1
の基準値とする)であれば水受け槽26内の水位変化がほ
とんどなくなったと判定してステップ405へ進む。ステ
ップ405で水位検出手段3の出力周波数を測定し、水受
け槽25内の水位が周波数(第2の基準値とする)に
対応した水位以下であれば、すなわちであれ
ば排水終了であると判定し、ステップ406へいって排水
マグネット11をOFFする。またであれば排水
ホース32が立てられた状態であるかまたは排水マグネッ
ト11に異常が生じた等の理由により水受け槽26内にまだ
水が残っていると判定し、ステップ407で表示手段2を
用いて使用者に排水異常状態であることを知らせる等の
排水異常報知を行い、ステップ406へいって排水マグネ
ット11をOFFする。ステップ404でであ
れば、水受け槽26内の水位が水位基準面以上であると判
定して、ステップ408へいきのデータをに入れ
てステップ402にもどる。
これを第2図の特性図を用いて排水動作を説明すると、
時間tm-3からtm-2までは水位検出手段3の出力周波数は
m−3からm−2へと変化しているので排水途中で
ある。同様に、tm-2からtm-1まで、tm-1からtmまでは周
波数は変化いているので排水途中である。時間tm-1とtm
の間で水受け槽26内の水位は水位基準面以下となりそれ
以後の周波数はで一定となるので、m−1
であれば時間tmの時点で排水終了と判定し、
m−1であれば時間tm+1の時点で排水終了と
判定することになる。ここでは水位検出手段3がば
らついた場合の水位が0の時の周波数の下限値であるの
であり、または理論的には0である
が、制御手段4での周波数の読取り精度は通常0.01KHz
であるので、読取り誤差やノイズの影響を考慮して
=0.04KHzとしている。前記の値および第1図中の
ステップ402の遅延時間の値は実験で求めた最適値であ
り、の値は0.03〜0.05KHz、遅延時間は5〜10秒が
適当である。
なお本実施例では全自動洗濯機の排水時について記載し
たが、電気食器洗い機等の排水動作を伴う洗浄装置にお
いてでも適用できる。さらに水位検出手段の変位検出部
は、水位に比例した圧力の変化をコイルのインダクタン
スの変化に変換する可変インダクタンス方式としたが、
これは水位に比例した圧力の変化をコンデンサの容積の
変化に変換する可変容量方式として、その出力信号を発
振回路に接続した水位検出手段としても同様の効果があ
る。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明は、排水終了
を確実に判定できることにより、効率よく脱水行程に移
行することができ、洗濯機の場合、モータの起動をスム
ースに行うことができ、モータの耐久性が低下すること
なく高い脱水効率を維持することができる。さらに、脱
水効率の低下により発生する、汚れを含有する洗浄水を
含んだまますすぎ行程を行うということがなくなり、洗
濯機の機能の本質である高い洗浄効率を実現することが
可能になる。また、食器洗い機の場合は、洗浄行程が終
了したとき及びすすぎ行程が終了した時、完全に排水が
行われるため、食器の洗浄効率が向上し、かつ、乾燥行
程において悪臭が発生することもなくなる。
さらに、排水異常を確実に検知する事ができるため、洗
濯機の場合に起こる、排水ホースが立てられた状態であ
ったり、排水ホースが詰まったりなどして、また、食器
洗い機の場合に起こる(一般に排水ホースは台所の流し
に設置することが多いので)、排水ホースの近傍に食器
や残さい等があり排水を妨害していたり、排水ホース自
体が残さい等で詰まったりして起こる排水異常を確実に
検知し使用者に報知することができる等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である排水終了検知方法を示
すフローチャート、第2図は水位検出手段の出力周波数
の経時変化を示す特性図、第3図は水位検出手段の変位
検出部の断面図、第4図は水位検出手段の発振回路の電
気回路図、第5図は水位検出手段の特性図、第6図は全
自動洗濯機の回路構成図、第7図は同断面図、第8図は
従来の排水方法を説明するための水位検出手段の出力周
波数の経時変化を示す特性図、第9図は従来の排水方法
を示すフローチャートである。 3……水位検出手段、4……制御手段、8……排水弁駆
動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水受け槽内の排水を制御する排水弁駆動手
    段と、前記水受け槽内の水位を検知して電気信号に変換
    する水位検出手段と、この水位検出手段よりの出力から
    前記排水駆動手段を制御する制御手段とを備え、この制
    御手段は、排水時に単位時間あたりの水位変化を演算し
    その演算結果の値が第1の基準値以下となった後、再び
    前記水位検知手段で水位を検知しその値が第2の基準値
    以下になった時点を排水終了と判定する洗浄装置の排水
    終了検知方法。
JP62195959A 1987-08-05 1987-08-05 洗浄装置の排水終了検知方法 Expired - Lifetime JPH0684977B2 (ja)

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JPS6439558A JPS6439558A (en) 1989-02-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777968A (en) * 1980-11-04 1982-05-15 Victor Co Of Japan Ltd Detecting circuit for stoppage rotation of motor
JPS6024422A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水位検出装置付浴槽
JPS6082075A (ja) * 1983-10-11 1985-05-10 Hitachi Ltd 録画装置用キヤプスタンモ−タ−の制動装置

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