JPH074465B2 - 洗濯機等の排水異常報知装置 - Google Patents

洗濯機等の排水異常報知装置

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JPH074465B2
JPH074465B2 JP62195958A JP19595887A JPH074465B2 JP H074465 B2 JPH074465 B2 JP H074465B2 JP 62195958 A JP62195958 A JP 62195958A JP 19595887 A JP19595887 A JP 19595887A JP H074465 B2 JPH074465 B2 JP H074465B2
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正一 松井
貞之 玉江
光幸 木内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気洗濯機や電気食器洗い機等の排水動作を伴
う機器において、排水異常状態となったことを使用者に
知らせるために用いられる機器の排水異常報知装置に関
するものである。
従来の技術 近年、機器の排水異常を検知するために水位検出手段を
用いることが多くなってきた。
まずここで、一般的な水位検出手段について、第3図,
第4図および第5図を用いて説明する。第3図は水位に
比例した圧力の変化をコイルのインダクタンスの変化に
変換する変位検出部の断面図であり、第4図はコイルの
インダクタンスの変化を周波数の変化に変換する発振回
路の電気回路図である。第3図において、Pは水位に比
例した圧力であり、16はゴム等で成形された薄膜のダイ
ヤフラム、17はコイル、18はダイヤフラム16に固定され
コイル17の中を第3図において上下方向に移動できる磁
性体、19は磁性体18の変位を抑制するバネ、20は調整ネ
ジ、21はダイヤフラム16の円周部分およびコイル17、調
整ネジ20を固定しておく外枠である。
コイル17は第4図に示される発振回路の一部位となって
いる。第4図において、22はインバータ、23は帰還抵
抗、24、25はコンデンサである。
上記構成において、ダイヤフラム16に加わる水位に比例
した圧力Pが変化すると、磁性体18はバネ19の作用を受
けて上下方向に変位する。このときコイル17の中を磁性
体18が変位するので、コイル17のインダクタンスが変化
する。発振回路の周波数は、コイル17のインダクタンス
とコンデンサ24および25の容量によって決まるので、コ
イル17のインダクタンスが変化すると周波数が変化す
る。そして水位と周波数の関係を表すと第5図のように
なる。そして水位と周波数の関係を表すと第5図のよう
になる。
次に全自動洗濯機の回路構成を第6図により説明する。
第6図において、1は水位や洗濯時間,すすぎ回数,脱
水時間等を設定するための入力手段、2は入力手段1で
設定された内容や洗濯の進行状態等を使用者に知らせる
ための表示手段、3は排水異常状態であることを使用者
に知らせるための排水異常報知手段、4は上記構成の水
位検出手段である。6および7は洗濯兼脱水モータ14を
駆動するための双方向性サイリスタ、8は給水弁13を駆
動するための双方向性サイリスタ、9は排水マグネット
12を駆動するための排水弁駆動手段である双方向性サイ
リスタ、10は商用電源、11は電源スイッチ、15は進相コ
ンデンサ、5は水位検出手段4の一定時間毎の変化を検
知し、また機器全体の制御を行う制御手段である。
さらに第7図において、26は外枠、27は水受け槽、28は
洗濯兼脱水槽であり、29は洗濯時には回転翼30を、脱水
時には洗濯兼脱水槽28を回転させるように洗濯兼脱水モ
ータ14の動力を切換えるための動力切換機構である。31
は水位に対応した圧力を発生させるための空気だまりで
あり、32は空気だまり31内で発生した圧力を水位検出手
段4へ伝えるためのエアーホース、33は排水ホースであ
る。
上記構成において、例えば第7図中の排水ホース33が図
のように立てられたままであった場合、排水マグネット
12がONしても水受け槽27内の水位はほとんど下がらない
ので、制御手段5は排水異常と検知するわけであるが、
これを第8図のフロチャートを用いて説明することにす
る。まずステップ510で制御手段5は双方向性サイリス
タ9をONすることにより排水マグネット12をONする。次
にステップ511でタイマーをクリアした後にステップ512
でタイマーをスタートさせる。ステップ513でタイマー
は4分以上かどうかを判定し、4分以上であればステッ
プ517へいき、4分未満であればステップ514へいく。ス
テップ514で7秒間の遅延を設け、ステップ515で水位検
出手段4の出力周波数を測定しこの値をxとする。ス
テップ516でxgを比較し、xgであれば排水
終了と判定し、ステップ519へいって排水マグネット12
をOFFする。またxgであれば水受け槽27内にまだ
水が残っていると判定しステップ513へもどる。普通の
排水状態では4分以内に水受け槽27内の水位は0となる
ので、ステップ513からステップ517へいくことはない
が、第5図のように排水ホース33が立てられたままであ
るとか、排水マグネット12が故障した場合には、排水開
始後4分経過しても水受け槽27内の水位は0とならない
ので、ステップ513からステップ517へいって排水マグネ
ット12をOFFし、ステップ518で排水異常報知手段3によ
り第9図で示されるように“E1”の表示をしたり、ブザ
ーを鳴らしたりなどして排水異常報知を行う構成として
いた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、排水異常を検知して排水異
常報知を行うまで排水開始から4分という長時間を要す
るので、もし、排水マグネットが故障して排水できない
ときや、排水ホースが立てられたままで使用された場
合、排水開始から4分間は洗濯機は何もしないで止まっ
てしまう。このように洗濯機等の洗浄槽内に洗浄したま
ま放置されると、被洗浄物に汚れが再付着していまうと
いう問題があった。
そこで本発明は前記従来の問題点を解決するもので、排
水異常時に排水開始から排水異常報知を行うまでの時間
を短縮することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の洗濯機等の排水異常
報知装置は、被洗浄物を洗浄する洗浄槽内の洗浄水を排
水する排水弁と、この排水弁を駆動する排水弁駆動手段
と、洗浄槽内の水位を無段階に検知して電気信号に変換
する水位検出手段と、排水異常状態を使用者に知らせる
ための排水異常報知手段と、前記水位検出手段の出力信
号を入力し、前記排水弁駆動手段と前記排水異常報知手
段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、
排水時に前記水位検出手段の出力からその変化を演算
し、その変化が一定値より小さく、かつ、水位検出手段
の検出水位の絶対値が一定値以上であるときに排水異常
と判定し、前記排水異常報知手段によって排水異常状態
であることを使用者に知らせる構成としたものである。
作用 上記構成により、排水時に排水マグネットが故障して排
水できない状態や、排水ホースが立てられたままで使用
された場合に、排水開始から短時間で排水異常を検知し
て排水異常報知を行うことができる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は排水異常時に排水異常報知を行うまで
の制御手段5で処理される内容を示すフロチャート、第
2図は排水異常時の水位検出手段4の出力周波数の変化
を示す特性図である。また全自動洗濯機の構成は第6
図,第7図および第9図で示されるとうりであり、水位
検出手段4の構成および特性は第3図,第4図、および
第5図で示され、これは従来例の構成と同一である。
上記構成の排水異常報知までの動作を第1図のフロチャ
ートを用いて説明する。まずステップ500で制御手段5
は双方向性サイリスタ9をONすることにより排水マグネ
ット12をONする。次にステップ501で水位検出手段4の
出力周波数を測定し、この値をOとする。そしてステ
ップ502で7秒間の遅延を設け、ステップ503で再度水位
検出手段4の出力周波数を測定しこの値をNとする。
そしてステップ504でNOPを比較し、NO
Pであれば正常に排水中であると判定してステップ5
05へいきNのデータをOに入れてステップ502にもど
る。逆にNOPであれば水受け槽27内の水位変
化がほとんどなくなったと判定してステップ506へ進ん
で排水マグネット12をOFFし、次にステップ507で水受け
槽27内の水位が周波数aに対応した水位以上であれ
ば、すなわちNaであれば排水ホース33が立てられ
た状態であるかまたは排水マグネット12に異常が生じた
等の理由により水受け槽27内にまだ水が残っていると判
定し、ステップ508で排水異常報知手段3により、第9
図で示されるように“E1”の表示をしたり、ブザーを鳴
らすなどの排水異常報知を行う。ステップ507でN
aであれば排水が正常に行なわれたと判定してステップ5
09で排水終了検知を行う。
第2図は時間t=tOにおいて排水異常となって水位検出
手段4の出力周波数がb一定となった場合の特性図で
あり、時間tO以後において周波数は変化しないので、第
1図中のステップ504ではNOPが成立してステ
ップ506,ステップ507へいき、Naであるのでステ
ップ508で排水異常報知を行うことになる。ここで、排
水開始時から排水ホース33が立てられていた場合にはtO
=0となるので、排水開始7秒後には排水異常報知を行
うことができる。
以上実施例の中のaは、水位検出手段4の特性がばら
ついたときの水位が0のときの周波数のばらつきの下限
値である。またPは理論的には0であるが、制御手段
5での周波数の読取り精度は通常0.01KHzであるので、
読取り誤差やノイズの影響を考慮してP=0.04KHzとし
ている。前記Pの値および第1図中のステップ502の遅
延時間の値は実験で求めた最適値であり、Pの値は0.0
3〜0.05KHz、遅延時間は5〜10秒が適当である。
なお本実施例では全自動洗濯機の排水時について記載し
たが、電気食器洗い機等の排水動作を伴う機器において
でも適用できる。さらに水位検出手段の変位検出部は、
水位に比例した圧力の変化をコイルのインダクタンスの
変化に変換する可変インダクタンス方式としたが、これ
は水位に比例した圧力の変化をコンデンサの容量の変化
に変換する可変容量方式として、その出力信号を発振回
路に接続した水位検出手段としても同様の効果がある。
発明の効果 以上、実施例から明らかなように本発明は、排水時に水
位検出手段の出力の一定時間毎の変化が一定値以下とな
り、さらにその時の水位の絶対値が一定値以上であると
きに排水異常であると判定する構成としたことにより、
排水異常を検知するまでの時間を短縮でき、短時間で排
水異常を使用者に知らせることができる。よって、洗濯
機等の洗浄槽内に被洗濯物を放置しておくこともなく、
被洗浄物に汚れが再付着することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である排水異常検知を示すフ
ローチャート、第2図は排水異常時における水位検出手
段の特性図、第3図は水位検出手段の変位検出部の断面
図、第4図は水位検出手段の発振回路の電気回路図、第
5図は水位検出手段の特性図、第6図は全自動洗濯機の
回路構成図、第7図は同断面図、第8図は従来の排水異
常検知を示すフローチャート、第9図は排水異常時にお
ける排水異常報知手段の平面図である。 3……排水異常報知手段、4……水位検出手段、5……
制御手段、9……排水弁駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗浄物を洗浄する洗浄槽内の洗浄水を排
    水する排水弁と、この排水弁を駆動する排水弁駆動手段
    と、洗浄槽内の水位を無段階に検知して電気信号に変換
    する水位検出手段と、排水異常状態を使用者に知らせる
    ための排水異常報知手段と、前記水位検出手段の出力信
    号を入力し、前記排水弁駆動手段と前記排水異常報知手
    段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、
    排水時に前記水位検出手段の出力からその変化を演算
    し、その変化が一定値より小さく、かつ、水位検出手段
    の検出水位の絶対値が一定値以上であるときに排水異常
    と判定し、前記排水異常報知手段によって排水異常状態
    であることを使用者に知らせる構成とした洗濯機等の排
    水異常報知装置。
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IT1311717B1 (it) * 1999-10-28 2002-03-19 Electrolux Zanussi Elettrodome Metodo per controllare il dosaggio di detersivo in una lavatriceautomatica, o simile

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