JP2532609B2 - 食器洗浄機の水位検知装置 - Google Patents

食器洗浄機の水位検知装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食器の洗浄を行う食器洗浄機の水位検知装
置に関するものである。
従来の技術 従来の食器洗浄機の構成を第7図によって説明する。
すなわち、本体1の内部に設けられた洗浄槽2に、この
洗浄槽2の上部側面に設けられた給水弁3から、洗浄水
として水または湯が供給される。この洗浄水の供給は水
位検知装置4により、洗浄槽2内の水位が適当となった
ことを検知した時停止される。水位検知装置4は、前記
洗浄槽2底部に形成された排水孔7の一側部に付設され
ている。
さて、装置駆動時において洗浄水は、排水孔7の他側
部に連通したポンプ室に取り付けられ、モータ5によっ
て駆動される洗浄ポンプ6により、前記洗浄槽2の内部
を循環する。すなわち、この循環は、洗浄水が前記排水
孔7からポンプ6に吸い込まれ、このポンプ6より前記
洗浄槽2内底部の洗浄ノズル8に供給され、ここから噴
射され、食器を洗浄して後再び排水孔7に入るという経
路で行なわれる。洗浄ノズル8と洗浄槽2の底部との間
には洗浄水加熱用のヒータ9が装備されている。また、
洗浄ノズル8の上方には、食器を整然と配置でき、洗浄
水を効果的に食器に噴射するように設計されたカゴ10
が、車輪またはローラ10aを有することにより本体1の
前面外部へ引き出し可能な状態で配置され、前記洗浄槽
2の前面部には開閉自在な扉11が取り付けられている。
水位検知装置4の詳細は、第8図に示すとおりであ
る。すなわち、水位検知装置4は、洗浄槽2底部の側面
に、連通路15を介して連結された水位検知槽としてのケ
ース12と、このケース12内において水位に追随するフロ
ート13と、このフロート13の本体に突設されてケース12
上に突出したロッド13aの先端と協同するリードスイッ
チやマイクロスイッチからなる検知器14とにより構成さ
れる。このようにして、洗浄水を前記洗浄槽2,排水孔7
およびケース12に亘って連続的に満たし、洗浄槽2内の
水位の変動と前記フロート13の上下動を対応させ、フロ
ート13の位置が所定の位置に達したときに検知器14がON
するように構成し、洗浄槽2内の水位が所定の水位に達
したことを検知するわけである。
発明が解決しようとする課題 上述のような水位検知装置においては、その槽、すな
わちケース12内に洗浄水を進入させる構造上、洗浄水に
含まる汚染物の影響を受ける。すなわち、連通路15内に
汚染物が堆積して連通路15が塞がれ、水位検知装置4に
水が供給されず水位検知ができなくなることがある。ま
た、油類または泡状の汚染物は水に浮くために、水面付
近でケース12内面やフロート13表面に付着し、排水を行
っても依然としてその場所にとどまることになる。した
がって、まず汚染物が付着したフロート13は、その浮力
が変化し、正確な水位検知ができなくなる。また、泡が
多くなると、泡が洗浄水の水面上に蓄積され、それが水
位の上昇とともにケース12内を上昇して、洗浄水の水面
より高くフロート13を押し上げ、所定の水位に達する前
に検知器14をONして給水を打切る場合がある。さらにそ
の状態よりも泡が増加し、泡の層の上端がフロート13本
体の上端面以上の高さになると、逆にフロート13を押し
上げ、的確な水位検知ができないという課題があった。
さらに一点の水位を検知するためだけに、連通路15,ケ
ース12,フロート13,リードスイッチまたはマイクロスイ
ッチからなる検知器14等が必要であり、製造コストが高
くなるという課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、汚染物の影響を
受けやすいフロートを用いることなく、安価な食器洗浄
機の水位検知装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の食器洗浄機の水
位検知装置は、洗浄槽内に形成された水位検知部と、前
記水位検知部内で樹脂に埋設されたた洗浄槽内にそれぞ
れ樹脂に埋設され設けられた一対の電極と、前記電極間
の静電容量を電気信号に変換する検知回路と、前記検知
回路の出力信号を入力して前記洗浄槽内の水位が所定の
水位に達したかどうかを判定する制御手段を備えた構成
としたものである。
作用 上記構成により、水位の変化を電極間の静電容量で検
知できるため、水位検知部内に水を導入する必要がな
く、よって汚染物の影響を受けにくく、しかも安価な食
器洗浄機の水位検知装置とすることができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示すものであり、樹脂
で成形された洗浄槽2の一部を水位検知部として一対の
電極16aと16bが埋め込んであり、8は洗浄ノズル、9は
洗浄水加熱用のヒータ、11は開閉自在な扉である。次に
第4図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、同
図において、19は洗浄時間やすすぎ回数,乾燥時間等を
設定するための入力手段、20は入力手段19で設定された
内容等を使用者に知らせるための表示手段、21はモータ
5やヒータ9等の負荷を駆動するための負荷駆動手段で
あり、22は洗浄槽2内の水位が設定水位に達すれば出力
論理レベルが反転する(例えば設定水位に達すると“0"
から“1"に反転する)検知回路であり、発振回路22aと
検波回路22bから成っている。発振回路22aは、第1図中
の一対の電極16aと16bの間の静電容量が変化すれば発振
周波数が変化する発振回路であり、例えばコルピッツ発
振回路がある。検波回路22bは、発振回路22aの出力信号
を入力し、例えば入力信号の周波数が一定の周波数
以上であれば論理レベル“0",より小さければ論理
レベル“1"を出力する回路である。23は入力手段19およ
び検知回路22の出力論理レベルを入力し、表示手段20お
よび負荷駆動手段21の動作を制御する制御手段たるマイ
クロコンピュータ(以下マイコンと称す)である。
上記構成の食器洗浄機において水位検知方法を説明す
る。一般的に空気の静電容量を1とすると、樹脂のそれ
は3〜5倍、水のそれは80倍であるので、第1図の洗浄
槽2内に給水され水が貯っていく場合、水位がhlよりも
低い期間は電極間にほとんど水が介在しないので電極間
の静電容量は小さくほとんど変化しないが、水位hl以上
になると電極間に水が介在するために水位の上昇ととも
に静電容量は増し、水位がhh以上になると静電容量はほ
とんど変化しなくなる。以上の理由により水位と電極間
の静電容量および発振回路22aの出力周波数の関係は第
5図のようになる。洗浄槽2内の水位がhmになったこと
をマイコン23が検知するようにするためには、電極16a
の中間部に水位hmを設定し、水位がhmのときの発振回路
22aの出力周波数を境にして、第6図のように
以上であれば論理レベル“0",より小さければ論理
レベル“1"を出力する検波回路としてマイコン23に入力
してやれば良い。なお、洗浄槽2と扉11のすき間より溢
水する危険性があるので、それを未然に防ぐために、水
位検知部としての一対の電極を洗浄槽2の前方に設ける
効果がある。
次に第2の実施例について第2図および第3図を参照
して説明する。第2図において、樹脂で成形された円筒
形の水位検知部17には第3図に示されるように上部およ
び下部にそれぞれ電極17aと17bが埋め込んであり、一方
洗浄槽2の底部には水位検知部17が下方から挿入できる
程度の穴があいており、水位検知部17を下方から挿入し
てネジ18で洗浄槽2に取り付ける構造となっている。ま
た一対の電極17aと17bは、両者間の静電容量が変化すれ
ば発振周波数が変化する発振回路の一部となっている。
ここで、洗浄槽2内の水位がhmになったことをマイコン
23が検知するようにするためには、電極17aの中間部に
水位hmを設定してやればよく、以下第1の実施例と同様
であるので説明を省略する。
なお、本実施例以外にも水位検知部の一対の電極の設
定方法は種々考えられるが、樹脂で成形された水位検知
部内に電極を埋め込んであれば、その取り付け方向に関
係なく同様の効果が得られる。また検波回路を設けて一
定周波数より小さければ論理レベル“1"をマイコン
に出力する構成としたが、マイコンに周波数を直接読取
れる機能があれば検波回路を省くことができる。さらに
電極間の静電容量の変化を周波数変換する方法について
説明したが、これは電圧変化に変換してマイコンにその
電圧を読取らせる方法としても同様の効果がある。
発明の効果 本発明の食器洗浄機の水位検知装置は、樹脂で成形さ
れた水位検知部に一対の電極を埋め込み、洗浄槽内の水
位変化を前記電極間の静電容量の変化として検出する構
成としたことにより、連通路,ケース,フロート,リー
ドスイッチ等の部品を用いることなく洗浄槽内の水位を
検知でき、部品点数削減によるコストダウン、さらに汚
染物の影響を受けにくい食器洗浄機の水位検知装置が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の食器洗浄機の要部拡大
断面図、第2図は本発明の第2の実施例の食器洗浄機の
要部拡大断面図、第3図は第2の実施例に用いられる水
位検知部の拡大図、第4図は本発明の食器洗浄機の要部
ブロック図、第5図および第6図は本発明の検知回路の
特性図、第7図は従来の食器洗浄機の縦断面図、第8図
は従来の食器洗浄機の水位検知装置周辺の要部断面図で
ある。 16a,16b,17a,17b……電極、17……水位検知部、22……
検知回路、23……制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内にそれぞれ樹脂に埋設され設けら
    れた一対の電極と、前記電極間の静電容量を電気信号に
    変換する検知回路と、前記検知回路の出力信号を入力し
    て前記洗浄槽内の水位が所定の水位に達したかどうかを
    判定する制御手段を備えた食器洗浄機の水位検知装置。
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