JPH05161776A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH05161776A
JPH05161776A JP3336712A JP33671291A JPH05161776A JP H05161776 A JPH05161776 A JP H05161776A JP 3336712 A JP3336712 A JP 3336712A JP 33671291 A JP33671291 A JP 33671291A JP H05161776 A JPH05161776 A JP H05161776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
splash
washing
tub
water splash
Prior art date
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Pending
Application number
JP3336712A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiko Nakamura
公彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3336712A priority Critical patent/JPH05161776A/ja
Publication of JPH05161776A publication Critical patent/JPH05161776A/ja
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯槽内から洗濯槽外に達する水跳ねが生じ
たときに、その水跳ねを抑制して、外箱内面やあるいは
洗濯機設置床面が濡れることを極力防止できるようにす
る。 【構成】 内槽(洗濯槽)内から内槽外への水跳ねを例
えば超音波による水跳ね検出装置により検出して、それ
に基づき、制御装置により所定値以上の水跳ねが生じた
と判断されたときに、洗濯水流を弱めることにより、水
跳ねを抑制するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯時の水跳ねを検出す
る洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、洗濯機においては、洗濯槽内
に水流を生じさせて洗濯をするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにして行な
う洗濯時には、洗濯槽内から洗濯槽外に達する水跳ねを
生じることがあり、それによって洗濯槽外の外箱内面や
更には洗濯機が設置された床面を濡らすということがあ
った。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、洗濯槽内から洗濯槽外に達
する水跳ねを生じたときに、外箱内面やあるいは洗濯機
設置床面を濡らすことを極力防止できる洗濯機を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗濯機においては、洗濯槽内に水流を生じ
させて洗濯をする水流生成手段を具えると共に、その洗
濯時に洗濯槽内から洗濯槽外への水跳ねを検出する水跳
ね検出手段、並びにこの水跳ね検出手段による検出結果
で所定値以上の水跳ねが生じたと判断されたときに上記
水流生成手段により生成する水流を弱める制御をする制
御手段を具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】洗濯槽内に水流を生じさせて洗濯をするとき、
洗濯槽内から洗濯槽外に達するほどの水跳ねを生じるの
は、洗濯槽内の洗濯物に対して水流が強すぎるときであ
る。そこで、その水跳ねを検出し、洗濯槽内から洗濯槽
外への所定値以上の水跳ねが生じたと判断されたとき
に、洗濯水流を弱めるようにすることにより、水跳ねを
抑えることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図4を参照して説明する。
【0008】まず図2には洗濯機全体の外箱1を示して
おり、これの内部に外槽2を周知の弾性吊持機構(図示
せず)により支持して配設している。外槽2内には、周
側部に脱水孔3を多数有する脱水槽兼用の洗濯槽である
内槽4を配設しており、この内槽4内の底部に水流生成
手段である撹拌体5を配設している。
【0009】又、外槽2の主として外下方部には、モー
タ6を主体とする駆動機構7を配設しており、この駆動
機構7によって、洗濯時に内槽4を制止して撹拌体5を
正逆回転させ、脱水時に内槽4を撹拌体5とともに高速
回転させるようにしている。そして、そのほか、外槽2
の外下方部には、外槽2内及び内槽4内から排水するた
めの排水弁8及び排水ホース9をも配設している。
【0010】一方、外槽2外の上方部には水跳ね検出手
段である検出装置10を設けている。この水跳ね検出装
置10は、詳細には図3に示すように、外箱1の左側壁
内面に装着した超音波発信部10aと、これに対向して
外箱1の右側壁面に装着した超音波受信部10bとから
成っており、それらによって、洗濯時の内槽4内から内
槽4外への水跳ねを後述のごとく検出するようになって
いる。
【0011】そして、外箱1上にはトップカバー11を
装着しており、これの後部内方に内槽4内に給水する給
水弁12を配設し、前部内方に制御手段として機能する
制御装置13を配設している。
【0012】上記制御装置13はマイクロコンピュータ
から成っており、図4に示すように、蓋スイッチ14、
槽異常揺動検出装置15、入力スイッチ部16、及び水
位センサ17からそれぞれ信号が入力されると共に、前
記水跳ね検出装置10から水跳ねについての検出信号が
入力されるようになっている。又、それらの入力並びに
あらかじめ記憶された制御プログラムに基づいて、制御
装置13は、前記モータ6、給水弁12、及び排水弁8
を駆動する駆動回路18に駆動制御信号を与えると共
に、表示装置19及び報知器20にそれぞれ作動信号を
与えるようになっている。
【0013】そこで、以下には、上記制御装置13によ
る制御内容について、図1をも参照しながら述べる。
【0014】すなわち、制御装置13は、洗濯時には、
内槽4内へ所定水位までの給水を行なって後、駆動機構
7により内槽4を制止させて撹拌体5を正逆回転させ
る。この撹拌体5の正逆回転は、1秒駆動,0.8秒休
止の繰返しを標準として行なうもので、それにより内槽
4内に標準水流を生じさせ、洗濯をする(ステップS
1)。
【0015】そして、この洗濯時に、水跳ね検出装置1
0からの入力により、所定値以上の水跳ねがあるか否か
の判断をする(ステップS2)。
【0016】この場合、水跳ね検出装置10は、内槽4
内から内槽4外への水跳ねがなければ、超音波発信部1
0aから図3に矢印で示すように発した超音波が何ら遮
られることなく超音波受信部10bに連続的に受けられ
るので、それ相応の入力を制御装置13に対して行な
い、水跳ねがあれば、超音波発信部10aから発した超
音波がその跳ねた水に遮られて超音波受信部10bに断
続的に受けられるので、それ相応の上述とは違った入力
を制御装置13に対して行なう。
【0017】これに対して、制御装置13は、水跳ねが
あったことの入力が一定時間内に一定回数以上あったと
きに、所定値以上の水跳ねがあったと判断するもので、
例えば、水跳ねは正転水流と反転(逆転)水流とが衝突
するときに起きるので、上記1秒駆動,0.8秒休止の
繰返しによる標準水流の場合、1分間では{60/(1
+0.8)}で約33回の水跳ねが起きる可能性があ
る。この約33回のうち、例えば5回以上水跳ねが検出
されたときに、所定値以上の水跳ねがあったと判断し、
それ以外は所定値以上の水跳ねはなかったと判断する。
【0018】上記ステップS2で、所定値以上の水跳ね
がなかったと判断されれば、次に洗濯行程が終了時間に
達したか否かの判断をし(ステップS3)、達したと判
断されたところで、洗濯を終了させ(ステップS4)、
次行程へ進む。
【0019】これに対し、ステップS2で、所定値以上
の水跳ねがあったと判断されれば、この場合、撹拌体5
を例えば1秒駆動,1秒休止の繰返しで正逆回転させる
ように変えて水流を弱めることを行ない(ステップS
5)、その後、ステップS2に戻って、弱めた水流で洗
濯を行ないつつ、水跳ね検出装置10からの入力による
水跳ねの判断を行なうようにする。
【0020】このように本構成のものでは、内槽4内か
ら内槽4外への所定値以上の水跳ねが生じたと判断され
たときに、洗濯水流を弱めるようにしているもので、激
しい水跳ねを生じるのは洗濯槽内の洗濯物に対して水流
が強すぎるときであるから、水流を弱めることにより、
水跳ねを抑えることができる。よって又、内槽4外の外
箱1内面や更には洗濯機が設置された床面等を濡らすこ
とも極力防止することができる。
【0021】なお、図5は本発明の第2実施例を示した
もので、水跳ね検出装置10の超音波発信部10aと超
音波受信部10bとを外槽2外上方部の周囲四方に設け
たものを示しており、このようにすることによって、水
跳ねの検出精度を上げることができる。
【0022】又、図6ないし図8は本発明の第3実施例
を示したもので、水跳ね検出装置10の超音波発信部1
0aと超音波受信部10bとを外箱1の左側壁内面に並
べて装着したものを示している。このものの場合、超音
波発信部10aから発した超音波は、内槽4内から内槽
4外への水跳ねがないときには、図7に示すように、全
部が外箱1の右側壁内面に反射されるので、その超音波
発信部10aから外箱1の右側壁内面までの距離Lの2
倍(2×L)に相当する時間をかけて超音波受信部10
bに受けられる。これに対して、水跳ねがあるときに
は、図8に示すように、超音波発信部10aから発した
超音波の一部が水滴21に反射されるので、上記2×L
に相当する時間未満の時間で超音波受信部10bに受け
られるものであり、かくして水跳ねを検出することがで
きる。
【0023】図9ないし図11は本発明の第4実施例を
示したもので、上述のいわゆる超音波センサから成る水
跳ね検出装置10に代え、発光部22aと受光部22b
とで構成されるいわゆる光センサから成る水跳ね検出装
置22を用いたものを示している。しかして、このもの
の場合、発光部22aを外箱1の左側壁内面に装着し、
受光部22bをそれに対向させて外箱1の右側壁面に装
着しており、かかる構成で、発光部22aから発した光
が、内槽4内から内槽4外への水跳ねがないときには、
受光部22bに受けられるのに対し、水跳ねがあるとき
には、図10に示すように水滴21に遮られて受光部2
2bに受けられないので、受光部22bの電圧が図11
に示すように下がるものであり、かくして水跳ねを検出
することができる。
【0024】更に、図12ないし図14は本発明の第4
実施例を示したもので、2枚の対向電極23a,23b
から成る水跳ね検出装置23を外槽2外の上方部に設け
たものを示しており、このものの場合、水跳ねによる水
滴21が電極23a,23b間を図13に示すように通
過するか、又は電極23a,23bに付着したとき、電
極23a,23b間の比誘電率が変化し、静電容量が図
14に示すように変化する。又、電極23a,23bに
水滴21が付着した場合、乾燥するまで静電容量は元に
戻らないが、戻る過程で更に水滴21の通過,付着があ
れば変化するので、その変化量をみることによって、水
跳ねを検出することができる。
【0025】図15は本発明の第6実施例を示したもの
で、2枚の対向電極24a,24bを網状として水滴2
1の通過方向に対向させた水跳ね検出装置24を示して
おり、このものでも上述同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0026】このほか、本発明は上記し且つ図面に示し
た実施例にのみ限定されるものではなく、特に所定値以
上の水跳ねが生じたと判断されたときに水流を弱めるこ
とで洗濯効果が低下する可能性があるときには、洗濯時
間を延長してそれを補うようにしても良いなど、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0027】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
洗濯機は、洗濯槽内に水流を生じさせて洗濯をする水流
生成手段を具えると共に、その洗濯時に洗濯槽内から洗
濯槽外への水跳ねを検出する水跳ね検出手段、並びにこ
の水跳ね検出手段による検出結果で所定値以上の水跳ね
が生じたと判断されたときに上記水流生成手段により生
成する水流を弱める制御をする制御手段を具えたことを
特徴とするもので、それにより、洗濯槽内から洗濯槽外
に達する水跳ねを生じたときに、洗濯水流を弱めて水跳
ねを抑制できることから、外箱内面やあるいは洗濯機設
置床面を濡らすことも極力防止できるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す作用説明用のフロー
チャート
【図2】全体の縦断側面図
【図3】水跳ね検出装置部分の横断面図
【図4】概略電気構成図
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図7】水跳ね検出装置の拡大平面図
【図8】同装置の水跳ね検出時の拡大平面図
【図9】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図10】図8相当図
【図11】水跳ね検出装置の検出信号の変化を示した図
【図12】本発明の第5実施例を示す洗濯機全体の一部
を破断した正面図
【図13】水跳ね検出装置の拡大斜視図
【図14】図11相当図
【図15】本発明の第6実施例を示す図13相当図
【符号の説明】
4は内槽(洗濯槽)、5は撹拌体(水流生成手段)、7
は駆動機構、10は水跳ね検出装置(水跳ね検出手
段)、13は制御装置(制御手段)、22,23,24
は水跳ね検出装置(水跳ね検出手段)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽内に水流を生じさせて洗濯をする
    水流生成手段を具えると共に、その洗濯時に洗濯槽内か
    ら洗濯槽外への水跳ねを検出する水跳ね検出手段、並び
    にこの水跳ね検出手段による検出結果で所定値以上の水
    跳ねが生じたと判断されたときに前記水流生成手段によ
    り生成する水流を弱める制御をする制御手段を具えたこ
    とを特徴とする洗濯機。
JP3336712A 1991-12-19 1991-12-19 洗濯機 Pending JPH05161776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3336712A JPH05161776A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 洗濯機

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JP3336712A JPH05161776A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 洗濯機

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ID=18302015

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JP3336712A Pending JPH05161776A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 洗濯機

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JP (1) JPH05161776A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7363780B2 (en) 2003-01-20 2008-04-29 Lg Electronics Inc. Washing machine having floating laundry detecting means and method for controlling the same
JP2016036481A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 乾燥機
CN109023837A (zh) * 2018-09-06 2018-12-18 佛山市顺德海尔电器有限公司 一种洗衣机控制方法

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US7363780B2 (en) 2003-01-20 2008-04-29 Lg Electronics Inc. Washing machine having floating laundry detecting means and method for controlling the same
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